JPH1133272A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

洗濯機の制御装置

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Publication number
JPH1133272A
JPH1133272A JP9193547A JP19354797A JPH1133272A JP H1133272 A JPH1133272 A JP H1133272A JP 9193547 A JP9193547 A JP 9193547A JP 19354797 A JP19354797 A JP 19354797A JP H1133272 A JPH1133272 A JP H1133272A
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JP
Japan
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water
rinsing
suction pump
pump
washing
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Application number
JP9193547A
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English (en)
Inventor
Wataru Uchiyama
亘 内山
Akihito Otani
昭仁 大谷
Shizuka Nakajima
静華 中島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する
洗濯機の制御装置において、使用者が、スイッチ入力手
段にて、洗濯行程またはすすぎ行程の給水時に吸水ポン
プによる給水を設定した場合、すすぎ行程の間欠脱水時
においても、脱水動作にあわせて吸水ポンプにより給水
できるようにする。 【解決手段】 外枠内に吊り下げた水受け槽内に回転自
在に配設した洗濯兼脱水槽をモータ21により回転さ
せ、洗濯兼脱水槽内に風呂水などを吸水ポンプ1により
給水する。制御手段33は、洗い、すすぎ、脱水の各行
程を逐次制御するとともに、すすぎ行程時の給水に吸水
ポンプ1を動作するよう設定された場合、すすぎ行程時
の間欠脱水においてモータ21を動作させながら吸水ポ
ンプ1を動作するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗い、すすぎ、脱
水の各行程を逐次制御する洗濯機の制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、呼び水により自吸水可能な吸水ポ
ンプを備えた洗濯機が提案されている。
【0003】従来、この種の洗濯機は図8および図9に
示すように構成していた。以下、その構成について説明
する。
【0004】図8に示すように、吸水ポンプ1は、洗濯
機外枠2に取り付け、先端に吸水フィルター3を設けた
吸水ホース4を吸水口5に連結し、吸水フィルター3を
風呂の浴槽6内に入れている。給水弁7は、水道水を給
水するもので、注水口8を通して水受槽9内に配設した
洗濯兼脱水槽10に給水するとともに、風呂水使用の場
合は、所定時間(例えば、20秒間)動作して洗濯兼脱
水槽10内に注水すると同時に注水口8に設けた呼び水
吐出口11から、呼び水口12に連結した呼び水パイプ
13を通り、吸水ポンプ1のポンプケース内へ満水の状
態に供給するようにしている。
【0005】吸水ポンプ1により吸水された水は吐出口
14より吐出し、吐出パイプ15を通して注水ガイド1
6に連結し、注水ガイド16に沿って洗濯兼脱水槽10
内に注水するように構成している。水位検知手段17
は、洗濯兼脱水槽10内の水位を検知するもので、エア
ーホース18により水受槽9のエアートラップ19と連
結され、水位の圧力が伝達されるようになっている(エ
アーホースの途中のつなぎは省略している)。
【0006】洗濯兼脱水槽10の底面に回転翼20を回
転自在に配設し、回転翼20と洗濯兼脱水槽10をモー
タ21の回転により、ベルト22を介して減速機23に
より駆動し、洗濯、脱水を行うように構成している。排
水弁24は、洗濯兼脱水槽10内の洗浄水を排水するも
のである。
【0007】制御装置25は、吸水ポンプ1、給水弁
7、モータ21、排水弁24などを制御して洗い、すす
ぎ、脱水の各行程を逐次制御するもので、図9に示すよ
うに構成している。
【0008】制御手段26は、マイクロコンピュータで
構成し、スイッチ入力手段27により設定された入力に
応じてパワースイッチング手段28を介して、吸水ポン
プ1、給水弁7、モータ21、排水弁24などの負荷
と、表示手段29を予め定められたシーケンスに沿って
制御する。なお、表示手段29は発光ダイオードで構成
している。なお、30は電源スイッチ、31は交流電
源、32はモ−タ21の進相用コンデンサである。
【0009】ここで、制御手段26は、吸水ポンプ1の
動作前に給水弁7により所定時間(たとえば、20秒)
呼び水を供給した後、吸水ポンプ1を動作させるように
している。
【0010】上記構成において動作を説明すると、電源
スイッチ30にて電源投入後、スイッチ入力手段28に
て、水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、および洗
濯行程またはすすぎ行程の給水時に吸水ポンプ1により
風呂水の吸水を行うか否かを設定し、プログラムシーケ
ンスを開始する。風呂水を吸水するように設定されてい
る場合には、洗い行程またはすすぎ行程の給水時に、吸
水ポンプ1を動作させ風呂水からの給水を行う。
【0011】まず、制御手段26は、給水弁7より所定
時間給水して、洗濯兼脱水槽10内に注水すると同時
に、注水口8に設けた呼び水吐出口11から呼び水パイ
プ13を通り、吸水ポンプ1内へ注水することによっ
て、呼び水を満水の状態にする。所定時間給水後、吸水
ポンプ1が回転駆動される。吸水ポンプ1の回転駆動に
よって、吸水ホース4内の空気が順次排出され、吸水ホ
ース4内の空気がなくなると、風呂水が吸水ホース4を
通して吸入されて、吐出口14より吐出され、注水ガイ
ド16に沿って洗濯兼脱水槽10内に給水する。
【0012】また、すすぎ行程の間欠脱水時において、
脱水動作を行いながら給水弁12を動作させ水道水を洗
濯兼脱水槽1に所定時間だけ給水し、短時間にすすぎ性
能を確保する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、使用者が風呂の残り湯水などの有効利用
を図ろうとして、スイッチ入力手段28にて、洗濯行程
またはすすぎ行程の給水時に吸水ポンプ1による給水を
設定しても、すすぎ行程の間欠脱水時においては、脱水
動作を行いながら一義的に給水弁7を動作させて水道水
を給水し、吸水ポンプ1による吸水ができないという問
題を有していた。
【0014】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、使用者が、スイッチ入力手段にて、洗濯行程または
すすぎ行程の給水時に吸水ポンプによる給水を設定した
場合、すすぎ行程の間欠脱水時においても、脱水動作に
あわせて吸水ポンプにより給水できるようにすることを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外枠内に吊り下げた水受け槽内に回転自在
に配設した洗濯兼脱水槽を駆動手段により回転させ、洗
濯兼脱水槽内に風呂水などを吸水ポンプにより給水す
る。制御手段は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制
御するとともに、すすぎ行程時の給水に吸水ポンプを動
作するよう設定された場合、すすぎ行程時の間欠脱水に
おいて駆動手段を動作させながら吸水ポンプを動作する
ように構成したものである。
【0016】これにより、使用者が、スイッチ入力手段
にて洗濯行程またはすすぎ行程の給水時に吸水ポンプに
よる給水を設定した場合、すすぎ行程の間欠脱水時にお
いても、脱水動作にあわせて吸水ポンプにより給水する
ことができ、風呂の残り湯水などを有効に利用すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外枠内に吊り下げた水受け槽内に回転自在に配設し
た洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記洗濯兼脱
水槽内に風呂水などを給水する吸水ポンプと、洗い、す
すぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、すすぎ行程時の給水に前記吸水ポンプ
を動作するよう設定された場合、すすぎ行程時の間欠脱
水において前記駆動手段を動作させながら前記吸水ポン
プを動作するように構成したものであり、すすぎ行程の
給水時に吸水ポンプによる給水を設定した場合、すすぎ
行程の間欠脱水時においても、脱水動作にあわせて行う
給水に吸水ポンプを使用することができ、風呂の残り湯
水などを有効に利用することができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、すすぎ行程時の給水
に吸水ポンプを動作するよう設定された場合、すすぎ行
程時の間欠脱水において、前記吸水ポンプの動作を設定
しない場合の間欠脱水の時間に所定の時間を加減算した
間欠脱水時間だけ駆動手段を動作させながら前記吸水ポ
ンプを動作するように構成したものであり、給水弁との
吸水ポンプの給水能力に応じた時間の間欠脱水を行うた
め、充分なすすぎ性能を確保することができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、吸水ポンプの単位時間当たりの吸
水量を算出する演算手段を備え、制御手段は、すすぎ行
程時の給水に吸水ポンプを動作するよう設定された場
合、すすぎ行程時の間欠脱水において、前記演算手段に
より求めた吸水量に基づき求めた所定の間欠脱水時間だ
け、駆動手段を動作させながら前記吸水ポンプを動作す
るように構成したものであり、吸水ポンプの吸水能力の
ばらつきに応じた時間の間欠脱水を行うため、充分なす
すぎ性能を確保することができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、洗濯行程またはすす
ぎ行程の給水にて吸水ポンプを動作させて給水し、か
つ、所定時間以内に前記吸水ポンプが給水を完了しない
場合、すすぎ行程時の間欠脱水において一義的に前記吸
水ポンプを動作させないように構成したものであり、吸
水ポンプの動作不良、または風呂水がなくなった場合
に、吸水ポンプを動作させないようにすることができ
る。
【0021】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗濯兼脱水槽内に水道水を給水す
る給水弁を備え、制御手段は、洗濯行程またはすすぎ行
程の給水にて吸水ポンプを動作させて給水し、かつ、所
定時間以内に前記吸水ポンプが給水を完了しない場合、
すすぎ行程時の間欠脱水において、駆動手段を動作させ
ながら前記給水弁を動作するように構成したものであ
り、吸水ポンプの動作不良、または、風呂水がなくなっ
た場合に、間欠脱水時に給水弁を動作させて水道水を使
用するため、充分なすすぎ性能を確保することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、上記従来例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。また、洗濯機の構
成は従来例と同じである。
【0023】(実施例1)図1に示すように、制御手段
33は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御すると
ともに、すすぎ行程時の給水に吸水ポンプ1を動作する
よう設定された場合、すすぎ行程時の間欠脱水におい
て、モータ(駆動手段)21を動作させながら吸水ポン
プ1を動作するように構成している。他の構成は従来例
と同じである。
【0024】上記構成において図2を参照しながら動作
を説明すると、すすぎ行程にて間欠脱水を開始すると、
ステップ30にてすすぎ行程にて吸水ポンプ1を使用す
るよう設定されている場合には、ステップ31にて吸水
ポンプ1を動作させ吸水を開始し、ステップ33にて所
定の時間が経過するまで、間欠脱水を行いながら吸水ポ
ンプ1を動作させて給水する。また、間欠脱水に吸水ポ
ンプ1を使用しないよう設定されている場合には、ステ
ップ32にて間欠脱水を行いながら給水弁7を動作させ
水道水を給水する。
【0025】これにより、使用者が、すすぎ行程の給水
時に吸水ポンプ1による給水を設定した場合は、すすぎ
行程の間欠脱水時においても、脱水動作にあわせて吸水
ポンプ1により給水することができ、風呂の残り湯水な
どを有効に利用しながら、短時間にすすぎ性能を確保す
ることができる。
【0026】なお、以上の説明では、間欠脱水に吸水ポ
ンプ1を使用しないよう設定されている場合に、一義的
に給水弁7を動作させる例を示したが、これは特に間欠
脱水時に吸水ポンプ1を使用する本手段を限定するもの
ではない。
【0027】(実施例2)図1における制御手段33
は、すすぎ行程時の給水に吸水ポンプ1を動作するよう
設定された場合、すすぎ行程時の間欠脱水において、吸
水ポンプ1の動作を設定しない場合の間欠脱水の時間に
所定の時間を加減算した間欠脱水時間だけ、モータ21
を動作させながら吸水ポンプ1を動作するように構成し
ている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0028】上記構成において図3を参照しながら動作
を説明すると、すすぎ行程にて間欠脱水を開始すると、
ステップ30にてすすぎ行程にて吸水ポンプ1を使用す
るよう設定されている場合には、ステップ31にて吸水
ポンプ1を動作させて給水を開始し、ステップ34にて
吸水ポンプ1の吸水能力に応じた所定の時間が経過する
まで、間欠脱水を行いながら吸水ポンプ1を動作させて
給水する。
【0029】また、ステップ30にて間欠脱水に吸水ポ
ンプ1を使用しないよう設定されている場合には、ステ
ップ32にて間欠脱水を行いながら給水弁7を動作させ
水道水を給水し、ステップ33にて給水弁7の給水能力
に応じた所定の時間が経過するまで、間欠脱水を行いな
がら水道水を給水する。図3に示した例では、吸水ポン
プ1による吸水能力が、水道水による給水能力に比較し
て低いため、吸水ポンプ1により給水する時間を、水道
水吸水のそれに比較して40秒ほど延長している。
【0030】これにより、給水弁7との吸水ポンプ1の
給水能力に応じた時間の間欠脱水を行うため、充分なす
すぎ性能を確保することができる。
【0031】(実施例3)図4に示すように、演算手段
34は、給水行程にて吸水ポンプ1による吸水を行う場
合、所定水位までの給水に要した時間などから、吸水ポ
ンプ1の単位時間当たりの吸水量を算出するものであ
る。制御手段35は、すすぎ行程時の給水に吸水ポンプ
1を動作するよう設定された場合、すすぎ行程時の間欠
脱水において、演算手段34により求めた吸水量に基づ
き求めた所定の間欠脱水時間だけ、モータ21を動作さ
せながら吸水ポンプ1を動作するように構成している。
他の構成は上記実施例1と同じである。
【0032】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明すると、すすぎ行程にて間欠脱水を開始すると、
ステップ30にてすすぎ行程にて吸水ポンプ1を使用す
るよう設定されている場合には、ステップ31にて吸水
ポンプ1を動作させて給水を開始し、ステップ35にて
演算手段により吸水ポンプ1の吸水能力が毎分6リット
ル以上である場合、ステップ33にて1分50秒間の給
水を行い、吸水能力が毎分6リットルに満たない場合、
ステップ34にて2分30秒間の給水を行う。
【0033】これにより、吸水ポンプ1の吸水能力のば
らつきに応じた時間の間欠脱水を行うため充分なすすぎ
性能を確保することができる。
【0034】なお、以上の説明では、間欠脱水の時間を
具体的に示したが、これは特に間欠脱水時に吸水ポンプ
1を使用する本手段を限定するものではない。
【0035】(実施例4)図1における制御手段33
は、洗濯行程またはすすぎ行程の給水にて吸水ポンプ1
を動作させて給水し、かつ、所定時間以内に吸水ポンプ
1が給水を完了しない場合、すすぎ行程時の間欠脱水に
おいて一義的に吸水ポンプ1を動作させないように構成
している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0036】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明すると、すすぎ行程にて間欠脱水を開始すると、
ステップ30にてすすぎ行程にて吸水ポンプ1を使用す
るよう設定されている場合には、ステップ36にて(図
示はしないが)シーケンス開始後に行った給水行程にて
所定時間以内に吸水ポンプ1が給水を完了しなかった場
合、つまり、吸水ポンプ1が故障した、あるいは、吸水
すべき風呂の残り湯水がなくなった場合、吸水ポンプ1
の動作を一義的に行わないようにする。
【0037】これにより、吸水ポンプ1の動作不良、ま
たは、風呂水がなくなった場合においても、吸水ポンプ
1を無駄に動作(空回り)させないようにすることがで
きる。
【0038】(実施例5)図1における制御手段33
は、洗濯行程またはすすぎ行程の給水にて吸水ポンプ1
を動作させて給水し、かつ、所定時間以内に吸水ポンプ
1が給水を完了しない場合、すすぎ行程時の間欠脱水に
おいて、モータ21を動作させながら給水弁7を動作す
るように構成している。他の構成は上記実施例1と同じ
である。
【0039】上記構成において図7を参照しながら動作
を説明すると、すすぎ行程にて間欠脱水を開始すると、
ステップ30にてすすぎ行程にて吸水ポンプ1を使用す
るよう設定されている場合には、ステップ36にて(図
示はしないが)シーケンス開始後に行った給水行程にて
所定時間以内に吸水ポンプ1が給水を完了しなかった場
合、つまり、吸水ポンプ1が故障した、あるいは、吸水
すべき風呂の残り湯水がなくなった場合、ステップ32
にて、吸水ポンプ1の動作を行わず、給水弁7を動作さ
せ水道水を給水する。
【0040】これにより、吸水ポンプ1の動作不良、ま
たは、風呂水がなくなった場合においても、間欠脱水時
に給水弁7を動作させて水道水を使用するため、充分な
すすぎ性能を確保することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、外枠内に吊り下げた水受け槽内に回転自
在に配設した洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前
記洗濯兼脱水槽内に風呂水などを給水する吸水ポンプ
と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、すすぎ行程時の給水に前
記吸水ポンプを動作するよう設定された場合、すすぎ行
程時の間欠脱水において前記駆動手段を動作させながら
前記吸水ポンプを動作するように構成したから、すすぎ
行程の給水時に吸水ポンプによる給水を設定した場合、
すすぎ行程の間欠脱水時においても、脱水動作にあわせ
て行う給水に吸水ポンプを使用することができ、風呂の
残り湯水などを有効に利用することができる。
【0042】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、すすぎ行程時の給水に吸水ポンプを動作する
よう設定された場合、すすぎ行程時の間欠脱水におい
て、前記吸水ポンプの動作を設定しない場合の間欠脱水
の時間に所定の時間を加減算した間欠脱水時間だけ駆動
手段を動作させながら前記吸水ポンプを動作するように
構成したから、給水弁との吸水ポンプの給水能力に応じ
た時間の間欠脱水を行うため、充分なすすぎ性能を確保
することができる。
【0043】また、請求項3に記載の発明によれば、吸
水ポンプの単位時間当たりの吸水量を算出する演算手段
を備え、制御手段は、すすぎ行程時の給水に吸水ポンプ
を動作するよう設定された場合、すすぎ行程時の間欠脱
水において、前記演算手段により求めた吸水量に基づき
求めた所定の間欠脱水時間だけ、駆動手段を動作させな
がら前記吸水ポンプを動作するように構成したから、吸
水ポンプの吸水能力のばらつきに応じた時間の間欠脱水
を行うため、充分なすすぎ性能を確保することができ
る。
【0044】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御手段は、洗濯行程またはすすぎ行程の給水にて吸水ポ
ンプを動作させて給水し、かつ、所定時間以内に前記吸
水ポンプが給水を完了しない場合、すすぎ行程時の間欠
脱水において一義的に前記吸水ポンプを動作させないよ
うに構成したから、吸水ポンプの動作不良、または風呂
水がなくなった場合に、吸水ポンプを無駄に動作(空回
り)させないようにすることができる。
【0045】また、請求項5に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽内に水道水を給水する給水弁を備え、制御手
段は、洗濯行程またはすすぎ行程の給水にて吸水ポンプ
を動作させて給水し、かつ、所定時間以内に前記吸水ポ
ンプが給水を完了しない場合、すすぎ行程時の間欠脱水
において、駆動手段を動作させながら前記給水弁を動作
するように構成したから、吸水ポンプの動作不良、また
は、風呂水がなくなった場合に、間欠脱水時に給水弁を
動作させて水道水を使用するため、充分なすすぎ性能を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の制御装置のブ
ロック回路図
【図2】同洗濯機の制御装置の要部動作フロ−チャ−ト
【図3】本発明の第2の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フロ−チャ−ト
【図4】本発明の第3の実施例の洗濯機の制御装置のブ
ロック回路図
【図5】同洗濯機の制御装置の要部動作フロ−チャ−ト
【図6】本発明の第4の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フロ−チャ−ト
【図7】本発明の第5の実施例の洗濯機の制御装置の要
部動作フロ−チャ−ト
【図8】従来の制御装置を備えた洗濯機の断面図
【図9】同洗濯機の制御装置のブロック回路図
【符号の説明】
1 吸水ポンプ 21 モータ(駆動手段) 33 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠内に吊り下げた水受け槽内に回転自
    在に配設した洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前
    記洗濯兼脱水槽内に風呂水などを給水する吸水ポンプ
    と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手
    段とを備え、前記制御手段は、すすぎ行程時の給水に前
    記吸水ポンプを動作するよう設定された場合、すすぎ行
    程時の間欠脱水において前記駆動手段を動作させながら
    前記吸水ポンプを動作するように構成した洗濯機の制御
    装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、すすぎ行程時の給水に吸水
    ポンプを動作するよう設定された場合、すすぎ行程時の
    間欠脱水において、前記吸水ポンプの動作を設定しない
    場合の間欠脱水の時間に所定の時間を加減算した間欠脱
    水時間だけ駆動手段を動作させながら前記吸水ポンプを
    動作するように構成した請求項1記載の洗濯機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 吸水ポンプの単位時間当たりの吸水量を
    算出する演算手段を備え、制御手段は、すすぎ行程時の
    給水に吸水ポンプを動作するよう設定された場合、すす
    ぎ行程時の間欠脱水において、前記演算手段により求め
    た吸水量に基づき求めた所定の間欠脱水時間だけ、駆動
    手段を動作させながら前記吸水ポンプを動作するように
    構成した請求項1記載の洗濯機の制御装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、洗濯行程またはすすぎ行程
    の給水にて吸水ポンプを動作させて給水し、かつ、所定
    時間以内に前記吸水ポンプが給水を完了しない場合、す
    すぎ行程時の間欠脱水において一義的に前記吸水ポンプ
    を動作させないように構成した請求項1記載の洗濯機の
    制御装置。
  5. 【請求項5】 洗濯兼脱水槽内に水道水を給水する給水
    弁を備え、制御手段は、洗濯行程またはすすぎ行程の給
    水にて吸水ポンプを動作させて給水し、かつ、所定時間
    以内に前記吸水ポンプが給水を完了しない場合、すすぎ
    行程時の間欠脱水において、駆動手段を動作させながら
    前記給水弁を動作するように構成した請求項1記載の洗
    濯機の制御装置。
JP9193547A 1997-07-18 1997-07-18 洗濯機の制御装置 Pending JPH1133272A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101812790A (zh) * 2009-08-11 2010-08-25 南京乐金熊猫电器有限公司 洗衣装置的控制方法
CN101812789A (zh) * 2009-08-27 2010-08-25 南京乐金熊猫电器有限公司 洗衣装置的控制方法
JP2013150652A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Panasonic Corp 洗濯機

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