JPH11332658A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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Publication number
JPH11332658A
JPH11332658A JP14639698A JP14639698A JPH11332658A JP H11332658 A JPH11332658 A JP H11332658A JP 14639698 A JP14639698 A JP 14639698A JP 14639698 A JP14639698 A JP 14639698A JP H11332658 A JPH11332658 A JP H11332658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic guided
guided vehicle
control unit
food
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP14639698A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Kitajima
淳二 喜多島
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食物の配膳をするための移動における操作性
を向上し、かつ配膳終了までの時間内に十分な食物の保
温・保冷が行われる無人搬送車を提供する。 【解決手段】 無人搬送車1は、台車2と搭載する食物を
設定された一定温度の状態に保つ保温・保冷室3とで構成
されている。扉4、5は、保温・保冷室3における食物の出し
入れを行う場合に開閉される。ハント゛ル6、7は、運搬者が自身
の力で無人搬送車1の向きを変えたりするために用いら
れる。駆動輪8a、8bはであり、図に示さないモータ等で駆動
され、無人搬送車1を走行させる。遊輪9は駆動輪8a、8bの
動きに対応して回転する。ハ゛ンハ゜10は、無人搬送車1が障害
物へ衝突したときに互いの衝撃を緩めるとともに、障害
物に衝突したことを検知して制御部Cへ、例えば検出信号
「1」を出力する衝撃センサを有している。また、制御部Cは、ハ゛
ンハ゜10の衝撃センサから検知信号「1」が入力されることによ
り、無人搬送車1の運行を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院内などにおい
て、給食を保温または保冷状態で搬送する無人搬送車に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の病院内などにおける食物搬送用の
搬送車は、患者などに給食を搬送する間に冷たい食物が
暖かくなったり、暖かい食物が冷えたりする問題があっ
た。そのため、給食搬送用の搬送車は、患者などにおい
しい食事を取ってもらうため、図5に側面図を示す保温
・保冷式の搬送車に移行されている。図6は、この搬送
車101の保温および保冷の制御を行う制御部の構成を
示したブロック図である。
【0003】運搬者Mは、保温・保冷室104に扉10
4aまたは扉105bを開けて給食を積み込むときに、
地上のコンセント105にプラグ106を差し込む。こ
れにより、保温・保冷室104は、適切な温度に保たれ
る。この適切な温度は、運搬車Mが操作盤107を操作
する事により設定される。
【0004】これにより、操作盤107から制御信号が
保温・保冷制御装置108へ出力され、保温・保冷制御
装置108は、保温・保冷室104内部を運搬者Mが設
定した温度に調整する。次に、搬送車101を移動させ
る場合、運搬車Mは、コンセント105からプラグ10
6を外す。
【0005】そして、運搬者Mは、ハンドル100を持
ち、搬送車101を押したり、または引いたりすること
により、キャスタ輪102および固定輪103を回転さ
せ、給食の配膳を行う所定の場所へ移動する。保温・保
冷室104は、搬送車101の移動中において余熱によ
り保温及び保冷を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た保温・保冷室104を有する搬送車101は、非常な
重量があるにもかかわらず、運搬者Mの力のみにより移
動されるため、エレベータ等の段差や傾斜床面における
移動における操作性が悪い欠点がある。
【0007】また、移動中において、保温・保冷室10
4は、余熱で保温および保冷が行われているため、配膳
処理の最後の方で、従来のように冷たい食物が暖かくな
ったり、暖かい食物が冷えたりする問題がある。
【0008】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、食物の配膳をするための移動における操作性を向
上し、かつ配膳終了までの時間内において十分に食物の
保温および保冷が行われる無人搬送車を提供する事にあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ガイドラインに沿って食物を搭載して走行する無人搬送
車において、前記食物の保温もしくは保冷を行う保温保
冷室と、車輪を駆動させる駆動部と、前記保温保冷室の
温度制御および前記駆動部の駆動に必要な電気エネルギ
を供給するバッテリと、前記ガイドラインを検知し、検
知結果として検知信号を出力する検知部と、前記検知信
号に基づき前記駆動部を制御する制御部とを具備するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の無
人搬送車において、前記ガイドラインに沿って所定位置
に設けられた停止マークを検出し、検出結果として前記
制御部に停止信号を出力する停止マーク検出手段を具備
することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の無人搬送車において、障害物に接触したこ
とを検知し、検知結果として前記制御部に停止信号を出
力する障害物検出手段を具備することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の無人搬送車において、前記保
温保冷室の扉が開放されている場合、制御部が開放状態
を検知し、この保温保冷室の温度制御を停止することを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
による無人搬送車の側面図である。この図において、1
は無人搬送車であり、台車2とこの台車2に搭載された
保温・保冷室3とで構成されている。保温・保冷室3
は、搭載する食物を設定された一定温度の状態に保つ容
器であり、図示しない温度制御部を有している。
【0014】4および5は扉であり、保温・保冷室3に
おける食物の出し入れを行う場合に開閉される。ここ
で、たとえば扉4および扉5が給食の積み込みおよび積
み出しにより開いた状態の場合には、保冷・保温室3の
温度調整が停止される。また、扉4および扉5がしめら
れる無人搬送車1が運行状態の場合には、保冷・保温室
3の温度調整が行われる。
【0015】6および7はハンドルであり、運搬者が自
身の力で無人搬送車1の向きを変えたりするために用い
られる。8aおよび8bは駆動輪であり、図に示さない
モータ等で駆動され、無人搬送車1を走行させる。9は
遊輪であり、駆動輪8aおよび駆動輪8bの動きに対応
して回転する。
【0016】10はバンパであり、無人搬送車1が障害
物へ衝突したときに互いの衝撃を緩めるとともに、障害
物に衝突したことを検知して制御部Cへ、例えば検出信
号「1」を出力する衝撃センサを有している。また、制
御部Cは、バンパ10の衝撃センサから検知信号「1」
が入力されることにより、無人搬送車1の運行を停止す
る。
【0017】この停止方法は、後に説明する他の無人搬
送車1の停止方法と同様である。さらに、制御部Cは、
扉4および扉5が給食の積み込みおよび積み出しにより
開いた状態の場合、扉4および扉5に設けられているセ
ンサもしくは近接スイッチなどからの開放情報により、
保冷・保温室3の温度調整を停止する。
【0018】次に、図2は一実施形態の無人搬送車1の
正面を示す図である。図1において説明された構成は説
明を省略する。この図において、11は書類ケースであ
り、必要な書類が挿入されている。12は非常停止ボタ
ンであり、無人搬送車1が障害物に衝突する危険がある
場合、または何らかの原因により走行路から外れて走行
を行っている場合などに、無人搬送車1を緊急に停止さ
せる。
【0019】13は接近検出センサであり、カーブの壁
または障害物等に接近したことを放射したビーム(赤外
線、超音波等)の反射により検出し、検出結果として検
出信号を出力する。14は走行警告ランプであり、無人
搬送車1の走行を点滅することなどにより周囲に警告す
る。15は操作コンソールであり、運搬者の操作により
制御部Cに指令を送り、無人搬送車1の走行を制御す
る。ここで、制御部Cは、CPU(中央処理装置)およ
びメモリ等で構成され、無人搬送車1の各部の制御を行
う。
【0020】次に、図3は一実施形態の無人搬送車1の
裏面を示す図である。この図において、16aは駆動部
であり、コンソール15の制御により駆動輪8aを駆動
し、回転させる。16bは駆動部であり、コンソール1
5の制御により駆動輪8bを駆動し、回転させる。17
はバッテリであり、制御部Cの制御信号による保温・保
冷室3の図示しない温度制御部が保温・保冷室3内部の
温度の制御を行う電気エネルギと、駆動部16aおよび
駆動部16bを動作させる電気エネルギを供給する。
【0021】18aおよび18bはガイドセンサであ
り、走行路を示すガイドラインの検出を行う。すなわ
ち、ガイドセンサ18aおよびガイドセンサ18bは、
走行路を示すガイドラインを検出してかじ取りを行うた
めのセンサである。かつ、ガイドセンサ18aおよびガ
イドセンサ18bは、安全上のオンルートセンサであ
る。例えば、ガイドセンサ18aおよびガイドセンサ1
8bは、検知している間、検知信号「1」を、検知しな
いとき検知信号「0」を制御部Cへ出力し、無人搬送車
1の運行を停止する。
【0022】19ar、19al、19brおよび19
blはマークセンサであり、無人搬送車1が作業を行う
停止位置に示される停止マークもしくはガイドラインを
検出する。たとえば、マークセンサ19arおよびマー
クセンサ19alは、停止マークもしくはガイドライン
を検出した場合、制御部Cへおのおの検出信号「1」を
出力する。また、マークセンサ19brおよびマークセ
ンサ19blは、停止マークもしくはガイドラインを検
出した場合、制御部Cへおのおの検出信号「1」を出力
する。
【0023】また、制御部Cは、マークセンサ19a
r、マークセンサ19al、マークセンサ19brおよ
びマークセンサ19blからの検出信号と、ガイドセン
サ18aおよびガイドセンサ18bからの検知信号とに
基づき駆動部16aおよび駆動部16bの動作を制御す
る。
【0024】例えば、マークセンサ19ar、マークセ
ンサ19alから検出信号「1」が入力され、ガイドセ
ンサ18aから検知信号「1」が入力された場合、制御
部Cは、駆動部16aおよび駆動部16bへ停止信号を
出力する。さらに、駆動部16aおよび駆動部16b
は、この停止信号が入力されると駆動を停止し、無人搬
送車1を停止マークにおいて停止させる。
【0025】次に、図1、図2、図3および図4を参照
して、上記一実施形態の無人搬送車の動作を説明する。
図4は、無人搬送車1の走行動作を説明する概念図であ
る。ROOM50〜ROOM53は、廊下24の外側に
設けられている。ガイドライン15は、廊下24の例え
ば中央部付近に施設されており、無人搬送車1の走行路
を示している。
【0026】20〜23は、無人搬送車1の停止マーク
であり、無人搬送車1がROOM50〜ROOM53の
それぞれのドア60〜ドア63の近傍に設けられてい
る。すなわち、ROOM50〜ROOM53が病室であ
るとすると、停車マーク20〜停車マーク23は、患者
が積まれている給食を取りやすい位置で無人搬送車1を
停止させる位置に設けられている。
【0027】ここで、無人搬送車1は、ガイドライン2
5に沿ってX方向へ進んでいるとする。このとき、ガイ
ドセンサ18aは、ガイドライン25を検知しながら運
行している。すなわち、制御部Cは、ガイドセンサ18
aからの検知信号「1」に基づき、駆動部16aおよび
駆動部16bの双方に対してX方向に前進する制御信号
を出力している。
【0028】そして、無人搬送車1がROOM53のド
ア63の近傍に進んでくると、マークセンサ19arお
よびマークセンサ19alは、停止マーク23を検出
し、制御部Cへおのおの検出信号「1」を出力する。こ
れにより、制御部Cは、マークセンサ19arおよびマ
ークセンサ19alからの検出信号「1」に基づき、駆
動部16aおよび駆動部16bの双方に対して駆動輪8
aおよび駆動輪8Bの駆動を停止させる制御信号を出力
する。
【0029】この結果、無人搬送車1は、ROOM53
のドア63の前で停止する。そして、ROOM53にい
る患者は、無人搬送車1に積まれている自分の給食を下
ろす。次に、一定時間経過後または運搬者がコンソール
15から運行する指令を入力することにより、制御部C
は、駆動部16aおよび駆動部16bの双方に対して駆
動輪8aおよび駆動輪8Bの駆動を開始させる制御信号
を出力する。
【0030】これにより、無人搬送車1は、再びX方向
への運行を開始する。そして、無人搬送車1は、廊下2
4におけるカーブ30にさしかかる。このとき、接近検
出ビームセンサ13は、壁31からの反射ビームにより
カーブが近いことを検出し、反射信号「1」を制御部C
へ出力する。
【0031】そして、制御部Cは、反射信号「1」の入
力により、カーブ30を曲がりやすい様に、駆動部16
aおよび駆動部16bの双方に対して駆動輪8aおよび
駆動輪8Bの回転を遅くさせる制御信号を出力する。す
なわち、制御部Cは、無人搬送車1の走行速度を遅くす
る。
【0032】次に、無人搬送車1がカーブ領域30を抜
けることにより、マークセンサ19arから検出信号
「0」が入力され、マークセンサ19alから検出信号
「0」が入力され、ガイドセンサ18aから検知信号
「1」が入力される。これにより、制御部Cは、駆動輪
8aを駆動させる駆動部16bに制御信号を出力し、駆
動輪8aおよび駆動輪8bの双方を駆動状態とする。
【0033】すなわち、制御部Cは、無人搬送車1をY
方向へ直進させる。また、壁31からの反射ビームが無
くなった時点で、制御部Cは、駆動部16aおよび駆動
部16bの速度を元の速度に戻す。
【0034】次に、無人搬送車1は、廊下24における
カーブ32にさしかかる。このとき、接近検出ビームセ
ンサ13は、壁33からの反射ビームによりカーブが近
いことを検出し、反射信号「1」を制御部Cへ出力す
る。
【0035】そして、制御部Cは、反射信号「1」の入
力により、カーブ32を曲がりやすい様に、駆動部16
aおよび駆動部16bの双方に対して駆動輪8aおよび
駆動輪8Bの回転を遅くさせる制御信号を出力する。す
なわち、制御部Cは、無人搬送車1の走行速度を遅くす
る。
【0036】次に、無人搬送車1がカーブ32を抜ける
ことにより、マークセンサ19arから検出信号「0」
が入力され、マークセンサ19alから検出信号「0」
が入力され、ガイドセンサ18aから検知信号「1」が
入力される。これにより、制御部Cは、駆動輪8aを駆
動させる駆動部16aに制御信号を出力し、駆動輪8a
および駆動輪8bの双方を駆動状態とする。すなわち、
制御部Cは、無人搬送車1をX方向へ直進させる。
【0037】すなわち、制御部Cは、無人搬送車1をX
方向へ直進させる。また、壁33からの反射ビームが無
くなった時点で、制御部Cは、駆動部16aおよび駆動
部16bの速度を元の速度に戻す。
【0038】そして、無人搬送車1がROOM51のド
ア61の近傍に進んでくると、マークセンサ19arお
よびマークセンサ19alは、停止マーク21を検出
し、制御部Cへおのおの検出信号「1」を出力する。こ
れにより、制御部Cは、マークセンサ19arおよびマ
ークセンサ19alからの検出信号「1」に基づき、駆
動部16aおよび駆動部16bの双方に対して駆動輪8
aおよび駆動輪8Bの駆動を停止させる制御信号を出力
する。
【0039】この結果、無人搬送車1は、ROOM51
のドア61の前で停止する。そして、ROOM51にい
る患者は、無人搬送車1に積まれている自分の給食を下
ろす。次に、一定時間経過後または運搬者がコンソール
15から運行する指令を入力することにより、制御部C
は、駆動部16aおよび駆動部16bの双方に対して駆
動輪8aおよび駆動輪8Bの駆動を開始させる制御信号
を出力する。
【0040】これにより、無人搬送車1は、再びX方向
への運行を開始する。また、上述した方向と反対方向へ
進行する場合には、ガイドセンサ18b、マークセンサ
19brおよびマークセンサ19blがガイドライン2
5および停止マーク21〜停止マーク24の検出動作を
行う。
【0041】さらに、ガイドライン25がない場所にお
いて、上述した無人搬送車1は、運搬者のコンソール1
5からの操作により動作する台車として用いることも可
能である。
【0042】また、保温・保冷室3の適温制御の電源を
バッテリ17としていたが、電源供給のステーションを
走行路に沿って配置し、地上電源を自動カプラで無人搬
送車1側へ接続供給する事も可能である。
【0043】上述したように、本発明の一実施形態によ
る無人搬送車1は、ガイドライン25に沿って給食を運
搬し、給食を配膳する位置を停止マークにより検出する
ことにより、重い給食を搭載して配膳を行うことができ
る。また、駆動部16aおよび駆動部16bを動作させ
るとともに、保冷・保温室3の温度制御を行うためのバ
ッテリ17を搭載しているため、食物の積み込みから積
み降ろし終了までの長時間に渡り適温の給食を配膳する
ことが可能である。
【0044】また、接近検出ビームセンサ13、ガイド
ラインセンサ18a、ガイドラインセンサ18b、マー
クセンサ19ar、マークセンサ19al、マークセン
サ19brおよびマークセンサ19blのセンサー類が
設けられているため、カーブの走行がスムーズに制御さ
れる効果がある。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ガイドラ
インに沿って食物を搭載して走行する無人搬送車におい
て、前記食物の保温もしくは保冷を行う保温保冷室と、
車輪を駆動させる駆動部と、前記保温保冷室の温度制御
および前記駆動部の駆動に必要な電気エネルギを供給す
るバッテリと、前記ガイドラインを検知し、検知結果と
して検知信号を出力する検知部と、前記検知信号に基づ
き前記駆動部を制御する制御部とを具備するため、バッ
テリ駆動により駆動部を駆動させるので、人力で搬送車
を移動させることが無く、重量のある搬送車を勾配のき
つい走行路でも食物の運搬が効率的に行え、また、保温
保冷室の温度制御が前記バッテリの電気エネルギで行え
るので、食物の積み込みから積み降ろし終了までの長時
間に渡り安定した温度で食物の運搬が可能となる効果が
ある。
【0046】請求項2記載の発明によれば、前記ガイド
ラインに沿って所定位置に設けられた停止マークを検出
し、検出結果として前記制御部に停止信号を出力する停
止マーク検出手段を具備するため、搭載している食物の
積み込みや積み降ろしを行う位置において、人間が操作
を行わずに制御部が無人搬送車を停止させるので、人間
が停止させる場合などの様に慣性で停止位置がずれるこ
とが防止できる効果がある。
【0047】請求項3記載の発明によれば、障害物に接
触したことを検出し、検知結果として前記制御部に停止
信号を出力する障害物検出手段を具備するため、障害物
に接触して前記制御部が即座に無人搬送車を停止させる
ので、無人搬送車に障害物を押し続ける無駄な動作を行
わせることを防止する効果がある。
【0048】請求項4記載の発明は、前記保温保冷室の
扉が開放されている場合、制御部が開放状態を検知し、
この保温保冷室の温度制御を停止するため、長時間に渡
り扉が開けられている状態のとき無駄な電気エネルギが
使用されないので、搭載されているバッテリの蓄える電
気エネルギの無駄な消費を押さえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態による無人搬送車の
構成を示す側面図である。
【図2】 本発明の第一の実施形態による無人搬送車の
構成を示す正面図である。
【図3】 本発明の第一の実施形態による無人搬送車の
構成を示す裏面図である。
【図4】 図1から図3に示す無人搬送車の運行動作を
説明する概念図である。
【図5】 従来例における無人搬送車の側面図である。
【図6】 従来例における無人搬送車の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 台車 3 保温・保冷室 4、5 扉 6、7 ハンドル 8a、8b 駆動輪 9 遊輪 10 バンパ 11 書類ケース 12 非常停止ボタン 13 接近検出ビームセンサ 14 走行警告ランプ 15 操作コンソール 16a、16b 駆動部 17 バッテリ 18a、18b ガイドラインセンサ 19ar、19al、19br、19bl マークセン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドラインに沿って食物を搭載して走
    行する無人搬送車において、 前記食物の保温もしくは保冷を行う保温保冷室と、 車輪を駆動させる駆動部と、 前記保温保冷室の温度制御および前記駆動部の駆動に必
    要な電気エネルギを供給するバッテリと、 前記ガイドラインを検知し、検知結果として検知信号を
    出力する検知部と、 前記検知信号に基づき前記駆動部を制御する制御部とを
    具備することを特徴とする無人搬送車。
  2. 【請求項2】 前記ガイドラインに沿って所定位置に設
    けられた停止マークを検出し、検出結果として前記制御
    部に停止信号を出力する停止マーク検出手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の無人搬送車。
  3. 【請求項3】 障害物に接触したことを検知し、検知結
    果として前記制御部に停止信号を出力する障害物検出手
    段を具備することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の無人搬送車。
  4. 【請求項4】 前記保温保冷室の扉が開放されている場
    合、制御部が開放状態を検知し、この保温保冷室の温度
    制御を停止することを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の無人搬送車。
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