JPH11332514A - バランス栄養食品 - Google Patents

バランス栄養食品

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JPH11332514A
JPH11332514A JP10140867A JP14086798A JPH11332514A JP H11332514 A JPH11332514 A JP H11332514A JP 10140867 A JP10140867 A JP 10140867A JP 14086798 A JP14086798 A JP 14086798A JP H11332514 A JPH11332514 A JP H11332514A
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JP
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weight
component
carbohydrate
nutritional food
balanced nutritional
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JP10140867A
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Minoru Kajima
稔 鹿島
Atsuro Nishina
淳良 仁科
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NOF Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低血糖状態をすみやかに回復させ、しかも血
中グルコース濃度を長時間保持するための低血糖症予防
用のバランス栄養食品を提供する。 【解決手段】 A成分としてアミノ酸、オリゴペプチド
または蛋白質を0.5〜50重量%、B成分として炭水
化物を5〜90重量%含有するバランス栄養食品であっ
て、B成分の中で速く吸収される成分としてグリセリン
1〜10重量%およびグルコース、スクロース、フルク
トース、マルトース、アラビノース、キシロース、ガラ
クトースから選ばれる炭水化物1〜85重量%を含有す
ることを特徴とするバランス栄養食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食事管理のための
バランス栄養食品に関する。更に詳しくは、消化の間に
炭水化物の吸収が制御され、持続された吸収をもたらす
低血糖症患者向けに適する低血糖症予防用のバランス栄
養食品に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、糖尿病患者数は、現在600万人
で、その内60万人がインスリン治療を要すると言われ
ている、そして、概略インスリン治療を要する6万人が
入院、残り54万人が自宅治療をしている。また、糖尿
病患者には、インスリン依存型あるいはインスリン非依
存型があることが知られている。低血糖症においては、
ショック症状の発症、あるいは頭部へのエネルギー補給
能力の低下による危篤状態の発生などが知られている。
インスリン依存型の糖尿病患者でも入院患者は、専門医
の治療を受けているのでたとえインスリン注射後等に血
中グルコース濃度が極端に低くなる低血糖症になった場
合にも速やかに医師の治療が受けられる。しかし一方、
自宅治療患者は、低血糖症になった時、緊急の対応が必
要となる。通常は前記の疾病患者は、砂糖を食べて一時
的に血糖値を上げるような対応を行うが、砂糖は短時間
しか効果が持続しないために、このような低血糖症患者
の低血糖状態をすみやかに回復させ、しかも血中グルコ
ース濃度を長時間一定に保つ食品の開発が望まれてき
た。従来、特開平9−168374号公報には、3段階
に吸収性の制御された炭水化物を用いる組み合わせによ
って、グルコース濃度を調節できる栄養組成物が開示さ
れている。しかしながら、低血糖症からの速やかな血中
グルコース濃度の回復およびグルコース濃度の長時間の
維持は必ずしも十分ではない問題がある。また、国際公
開特許WO97/38593号明細書においては、A成
分として蛋白質1〜25重量%、B成分として脂質2〜
40重量%、炭水化物の単糖類10〜60重量%、およ
び多糖類1〜60重量%を含む糖尿病患者用棒状固形物
が開示されている。しかしながら、糖尿病患者が夜間低
血糖を抑制するものとしているが、低血糖症からの速や
かな血中グルコース濃度の回復およびグルコース濃度の
長時間の維持は必ずしも十分ではない問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低血
糖症患者の低血糖状態をすみやかに回復させ、しかも血
中グルコース濃度を長時間保持するための、アミノ酸、
オリゴペプチドまたは蛋白質、および特定の炭水化物を
含んでなる低血糖症予防用のバランス栄養食品を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の問
題点に鑑み鋭意検討した結果、炭水化物として特定の糖
類とグリセリンとを特定量配合すると、前記の問題点を
改善することを見い出し、本発明を完成した。本発明の
第一の発明は、A成分としてアミノ酸、オリゴペプチド
または蛋白質を0.5〜50重量%、B成分として炭水
化物を5〜90重量%を含有する食事管理のためのバラ
ンス栄養食品であって、B成分の中で速く吸収される成
分としてグリセリン1〜10重量%およびグルコース、
スクロース、フルクトース、マルトース、アラビノー
ス、キシロース、ガラクトースから選ばれる炭水化物1
〜85重量%を含有するバランス栄養食品である。第二
の発明は、A成分としてアミノ酸、オリゴペプチドまた
は蛋白質を0.5〜50重量%、B成分として炭水化物
を5〜90重量%を含有する食事管理のためのバランス
栄養食品であって、B成分の中で速く吸収される成分と
してグリセリン1〜10重量%およびグルコース、スク
ロース、フルクトース、マルトース、アラビノース、キ
シロース、ガラクトースから選ばれる炭水化物1〜85
重量%、中程度の速度で吸収される成分がマンノース、
マルトデキストリン、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリ
ゴ糖、乳果オリゴ糖、大豆オリゴ糖、乳糖、果糖から選
ばれる炭水化物1〜85重量%、遅く吸収される成分と
して生コーンスターチ、高アミロースコーンスターチ、
修飾デンプン、穀物粉から選ばれる炭水化物1〜85重
量%を含有するバランス栄養食品である。第三の発明
は、第一及び第二の発明において、さらに脂質を45重
量%未満含有するバランス栄養食品である。第四の発明
は、第一から第三の発明において、さらに食物繊維を含
有するバランス栄養食品である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のバランス栄養食品は、消
化後の過度の血中グルコース・ピークが回避されるよう
に消化吸収速度が異なった炭水化物を利用するものであ
って、さらにその炭水化物の内訳が、グリセリンとグル
コース、スクロース、フルクトース、マルトース、アラ
ビノース、キシロース、ガラクトースから選ばれる成分
とを配合することによって、消化管が一定時間にわたり
実質的に一定量のグルコースを吸収するようにバランス
し、しかも血糖値を正常値に近づけるように工夫された
食品である。また、A成分のアミノ酸、オリゴペプチ
ド、蛋白質の成分として消化吸収速度を調整した材料を
選択することにより長期にわたり安定な実質的に一定量
のグルコースを吸収するようにバランスし、しかも血糖
値を正常値に近づけるように工夫された食品である。
【0006】本発明に用いるA成分のアミノ酸として
は、例えば、イソロイシン、フェニルアラニン、ロイシ
ン、リシン、メチオニン、トレオニン、トリプトファ
ン、アルギニン、グルタミン、タウリン、バリン等が挙
げられる。これらの成分は比較的速く吸収されるが、そ
の配合量は0.5〜20重量%、好ましくは0.5〜1
0重量%である。または蛋白質としては、例えば、大豆
タンパク、卵タンパク、魚肉タンパク、獣肉タンパク、
乳タンパク、スキムミルク(脱脂乾燥乳)、ホエータン
パク、カゼイン、ゼラチン等が挙げられる。これらの成
分は中程度の速度で吸収されるが、その配合量は0.5
〜45重量%、好ましくは1〜30重量%である。さら
にオリゴペプチドとしては、上記の蛋白質を加水分解し
て得たものである。その配合量は0.5〜40重量%、
好ましくは1〜20重量%である。好ましい蛋白質源
は、アミノ酸を補給されたホエータンパク、ナトリウム
カゼイネート、カルシウムカゼイネート等が挙げられ、
さらにオリゴペプチドを添加したものである。A成分の
合計量は0.5〜50重量%、好ましくは5〜30重量
%である。この範囲で本発明の好ましいバランス栄養食
品が得られる。
【0007】本発明に用いるB成分である炭水化物の中
で速く吸収される成分としてグリセリンと、グルコー
ス、スクロース、フルクトース、マルトース、アラビノ
ース、キシロース、ガラクトース等の単糖類あるいは二
糖類である炭水化物が挙げられる。上記の糖類は単独ま
たは任意の比率で混合してグリセリンと併用して用い
る。これらの成分は速く吸収され、低血糖時に血中グル
コース濃度を早急に高める作用がある。特にグリセリン
は、食物中の糖類と異なり、腸管より腸壁に吸収され、
直接門脈を経て肝臓に運ばれるため、生体内でより速く
利用される。また、グリセリンは3炭糖であるため、6
炭糖のグルコースなどよりも代謝されるのが速く、エネ
ルギー産生もより速やかである。本発明のバランス栄養
食品はグリセリンを含有しているので、上記のグリセリ
ンの代謝機能により低血糖症患者の低血糖状態を速やか
に回復させる効果を有する。グリセリンの配合量は全成
分の1〜10重量%、好ましくは1〜7重量%である。
グリセリンが1重量%未満では患者が本発明の食品を摂
取した際に、血中のグルコース濃度が高まるまでに長時
間を要し、また10重量%を越えてもその効果がそれほ
ど増加せず、他の成分とのバランスが悪くなる。
【0008】上記の速く吸収される炭水化物の配合量は
全成分の1〜85重量%、好ましくは10〜50量%で
ある。この量が1重量%未満では患者が本発明の食品を
摂取した際に、血中のグルコース濃度が高まるまでに長
時間を要し、また85重量%を越えると中程度の速度ま
たは遅く吸収される成分の量が不足する。
【0009】また、中程度の速度で吸収される成分とし
て、例えばマンノース、マルトデキストリン、フラクト
オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、大豆オリ
ゴ糖、乳糖、果糖等の炭水化物が好ましく挙げられる。
これらものは、単独で用いてもよいし混合して使用して
もよい。上記の中程度の速度で吸収される炭水化物の配
合量は全成分の1〜85重量%、好ましくは10〜50
量%である。配合量がこの範囲をはずれると、速くまた
は遅く吸収される成分が多くなりすぎて、グルコースの
血中濃度を一定に保つことができない。さらに、遅く吸
収される成分として、例えば生コーンスターチ、高アミ
ロースコーンスターチ、修飾デンプン、穀物粉等の炭化
水素が挙げられ、これらは単独で用いてもよいし任意の
比率で混合して使用してもよい。その配合量は全成分の
1〜85重量%、好ましくは10〜60量%である。配
合量がこの範囲をはずれると、速くまたは中程度の速度
で吸収される成分とのバランス悪くなり、グルコースの
血中濃度を一定に保つことが難しくなる。B成分の炭水
化物の合計量は、5〜90重量%、好ましくは、10〜
70重量%である。この範囲で本発明の好ましいバラン
ス栄養食品が得られる。また、前記のアミノ酸、オリゴ
ペプチド、蛋白質、グリセリン、糖類等の炭水化物は、
市販品として入手したものでよいし、これらを加工して
用いてもよい。
【0010】本発明に用いる脂質としては、脂肪すなわ
ち、乳脂肪、サフラワー油、カノーラ(canola)
油、卵黄油、オリーブ油、コーン油、綿実油、ココナッ
ツ油、パーム油、パーム核(kemel)油、大豆油、
ヒマワリ油、魚油及びそれらから得られた油の画分、例
えば、パーム・オレイン、中鎖トリグリセリド(MC
T)、並びに脂肪酸のエステル等が挙げられる。これら
の油脂類は、単独で用いてもよいし併用して用いてもよ
い。より好ましくは、吸収速度が速いMCT油が挙げら
れる。また、分画あるいは精製した脂肪酸とグリセリン
から合成した生成油を用いてもよい。脂質は高カロリー
食品であり、カロリー源として有用である。脂質の配合
量は、45重量%未満であり、好ましくは、3〜35重
量%である。なお、食品形態が水分を多量に含むドリン
ク剤やゼリー飲料については、外観や作業性の面で脂質
を含まないほうが好ましい場合がある。
【0011】本発明は、前記のA成分、B成分、脂質の
他に、さらに食物繊維を1〜30重量%配合することが
できる。本発明に用いる食物繊維としては、可溶性、不
溶性、発酵性、非発酵性の繊維、例えば、大豆繊維、ペ
クチン、特定の耐性デンプン、オリゴフルクトース、イ
ヌリン、オート(oat)繊維、ユンドウマメ(pe
a)繊維、グアー・ガム、アラビアガム、修飾セルロー
ス等を挙げることができる。これらの食物繊維は、単独
で用いてもよいし併用してもよい。
【0012】本発明のバランス栄養食品には、さらにビ
タミン類及びミネラル類を添加するのが好ましい。これ
らのビタミン類及びミネラル類を用いるときは、添加量
が少ないので、予め必要な成分や量のものを配合したプ
レミックスとして用いるのが好ましい。ここで、前記の
ビタミン類とは、具体的には、例えばビタミンA1、A
2、A3、ビタミンB1(チアミン)、B2(リボフラビ
ン)、B6(ピリドキシン)、ビタミンB12、ビタミン
C、ビタミンD1、D2、ビタミンE、ビタミンF、ビタ
ミンH(ビオチン)、ビタミンK、ビタミンP及びL−
カルニチン(ビタミンBT)、ビタミンU、ナイアシン
(ニコチン酸)等、あるいは、ベーターカロチン等のビ
タミン類の前駆体も挙げられる。また、他に、イノシト
ール、葉酸、パントテン酸、コリン等が挙げられる。前
記のミネラル類とは、例えば、カルシウム、リン、ヨウ
素、鉄、マグネシウム、銅、亜鉛、マンガン、塩化物、
カリウム、ナトリウム、セレン、クロムおよびモリブデ
ン等が挙げられる。またさらに、核酸関連物質やヌクレ
オチド、あるいはその他の栄養成分等を含んでもよい。
【0013】本発明のバランス栄養食品には、乳化剤、
安定剤、ゲル化剤として、例えば、レシチン(例えば、
卵又は大豆)、修飾レシチン(例えば、酵素又はアセチ
ル化されたもの)、カラギーナン、キサンタン・ガム、
モノ−及びジグリセリド、グアー・ガム、力ルボキシメ
チル・セルロース、ステアロイル・ラクチレートコハク
酸モノグリセリド、ショ糖脂肪酸エステル、モノグリセ
リドのジアシル酒石酸エステル、脂肪酸のポリグリセロ
ール・エステル等を用いることができる。
【0014】本発明のバランス栄養食品は、場合によ
り、嗜好性を高めるために他の食品や天然又は人工香料
等を1種以上添加することができる。嗜好性を向上させ
るものとしては、例えば、レーズン、チョコレート、コ
コナッツ、ピーナッツ等、またストロベリー、チェリ
ー、オレンジ、バニラ、ナツメグ、シナモン等の香辛
料、その他を添加することができる。本発明に係るバラ
ンス栄養食品は、美的外観を高めるために、天然又は人
工の着色料を添加することができる。
【0015】本発明のバランス栄養食品は、種々の形態
にして患者に提供することが可能である。例えば、大人
又は子供用の飲料、半固体形態、例えば、プディング、
あるいは固体形態、例えば、栄養バー又はクッキーの形
態で提供できる。
【0016】
【発明の効果】本発明のバランス栄養食品は、アミノ
酸、オリゴペプチドまたは蛋白質、グリセリンおよび炭
水化物、必要により脂質や食物繊維をバランス良く含ん
でいるので、低血糖症患者の低血糖状態をすみやかに回
復させ、しかも適度の血中グルコース濃度を長時間保持
することができる。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例1 表1に示す配合組成のグラノーラ(Granola)バーを下
記の手順で調製した。 <加工手順 >レーズンとピーナッツを小片に切断し、
ロールオーツ、レーズン、ピーナッツ及びココナッツを
混合した。水を43℃まで加熱し、フルクトース、グリ
セリン、コーンスターチ、デンプン、脱脂乾燥乳、大豆
油、食塩、ビタミン・プレミックス、及びピネガー、シ
ナモンを溶解した。全成分を一緒にゆっくりとブレンド
し十分に混合した。約1.5cm厚にロールし、190
℃で10分間べークした。冷却した後、適当なサイズに
切断した。
【0018】
【表1】 *ビタミンA、B、C、D、E類を含む混合物
【0019】実施例2 表2に示す配合組成の栄養スナックバーを下記の手順で
調製した。 <加工手順>全成分をブレンドし、十分に混合した。エ
クストルーダーを用いて調理(120℃で12分間)及
び成形した。
【0020】
【表2】 *ビタミンA、B、C、D、E類を含む混合物
【0021】実施例3 表3に示す配合組成の栄養ドリンク剤を下記の手順で調
製した。 <加工手順>必要量の1/3の水を43℃に加熱し、乳
タンパク質濃縮物を完全に溶解した。60℃において必
要量の1/4の水にミネラル・プレミックスを溶解し、
上記乳タンパク質水溶液と混合した。次に油を50℃に
加熱し、これに乳化剤を添加したものを、上記の乳タン
パク質水溶液と混合し、さらに残りの成分をその混合物
に添加して均一に混合した。これをガラスビン(100
ml)に詰めて120℃において45秒間滅菌した。
【0022】
【表3】 *ビタミンA、B、C、D、E類を含む混合物 **クエン酸カリウム、リン酸マグネシウム、塩化ナト
リウム、塩化マグネシウム、クエン酸ナトリウム、硫酸
鉄を含む混合物
【0023】実施例4 表4示す配合組成のゼリー飲料を下記の手順で調製し
た。 <加工手順>水にカラギーナン、クエン酸ナトリウム、
果糖・ぶどう糖液糖、グラニュー糖、グリセリン、乳タ
ンパク質濃縮物を添加してブレンドした後、85℃に加
熱した。次いでバレンシアオレンジ果汁とクエン酸及び
オレンジフレーバーを加えて混合しpH3.8に調製し
た。これを所定の容器(100ml)に詰めて80℃に
おいて30分間殺菌した後、冷却した。
【0024】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23L 2/52 A61K 31/195 ADP A61K 31/195 ADP 31/70 31/70 A23L 2/00 F 38/00 ADD A61K 37/02 ADD

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A成分としてアミノ酸、オリゴペプチドま
    たは蛋白質を0.5〜50重量%、B成分として炭水化
    物を5〜90重量%を含有するバランス栄養食品であっ
    て、B成分の中で速く吸収される成分としてグリセリン
    1〜10重量%およびグルコース、スクロース、フルク
    トース、マルトース、アラビノース、キシロース、ガラ
    クトースから選ばれる炭水化物1〜85重量%を含有す
    ることを特徴とするバランス栄養食品。
  2. 【請求項2】A成分としてアミノ酸、オリゴペプチドま
    たは蛋白質を0.5〜50重量%、B成分として炭水化
    物を5〜90重量%を含有するバランス栄養食品であっ
    て、B成分の中で速く吸収される成分としてグリセリン
    1〜10重量%およびグルコース、スクロース、フルク
    トース、マルトース、アラビノース、キシロース、ガラ
    クトースから選ばれる炭水化物1〜85重量%、中程度
    の速度で吸収される成分がマンノース、マルトデキスト
    リン、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、乳果オリ
    ゴ糖、大豆オリゴ糖、乳糖、果糖から選ばれる炭水化物
    1〜85重量%、遅く吸収される成分として生コーンス
    ターチ、高アミロースコーンスターチ、修飾デンプン、
    穀物粉から選ばれる炭水化物1〜85重量%を含有する
    ことを特徴とするバランス栄養食品。
  3. 【請求項3】さらに脂質を45重量%未満含有する請求
    項1又は請求項2に記載のバランス栄養食品。
  4. 【請求項4】さらに食物繊維を含有する請求項1〜3の
    いずれかに記載のバランス栄養食品。
JP10140867A 1998-05-22 1998-05-22 バランス栄養食品 Pending JPH11332514A (ja)

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