JPH11332139A - 電動機の固定子 - Google Patents

電動機の固定子

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JPH11332139A
JPH11332139A JP12566698A JP12566698A JPH11332139A JP H11332139 A JPH11332139 A JP H11332139A JP 12566698 A JP12566698 A JP 12566698A JP 12566698 A JP12566698 A JP 12566698A JP H11332139 A JPH11332139 A JP H11332139A
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winding
insulator
pole teeth
stator
machine needle
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JP12566698A
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昌亨 ▲高▼田
Masayuki Takada
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 極歯部端部と巻線部との絶縁距離を確保で
き、巻線端末の接続処理加工の増加を防止でき、部品点
数の増加を防止でき、固定子内周の真円度を確保でき、
鉄損の増加を防止でき、更に導体占有率を向上する。 【解決手段】 スロット開口部3aには、極歯部2の端
部と巻線4との絶縁距離を確保し、インシュレータ5の
内周側壁5bが巻線4の巻装による内周側への倒れを防
止するために、外周側へ突出する突出部5aを備え、突
出部5aに巻線機ニードル6の先端部6aを格納できる
格納空間部7を設けることにより、巻線機ニードル6の
先端部6aは格納空間部7に収まるまで揺動されること
となるため、極歯部2の内周側部に整列巻きされる領域
が増加し、巻線が交差して巻装されることが無くなり、
導体占有率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にルームエアコ
ン、給湯機、レンジフードや天井埋め込み型等の換気扇
などの送風ファン駆動源として用いられるブラシレスモ
ータなどの電動機の固定子の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネルギー化の観点から駆動源
である電動機の小型・高性能化のために、巻線の高密度
化および駆動電圧の高圧化の必要性が高まってきてい
る。また、静穏化の観点からコギングトルクなどを低減
するためにスロット開口部を狭くする必要性が高まって
きている。
【0003】従来のこの種の電動機の固定子は、図12
〜図23に示すような構成であった。図12〜図15の
場合、環状の固定子に内径側から直接巻線を巻装する構
造である。図12は固定子の平面図(巻線部は断面を図
示)、図13は要部詳細図(巻線部および巻線機ニード
ルは断面を図示)、図14は巻線巻装前の固定子の平面
図、図15は固定子鉄心の平面図である。図において、
51は外周が環状につながり内周方向へ突出する複数の
極歯部52を有する積層された固定子鉄心で、隣り合う
極歯部52の間にスロット53を形成し、固定子鉄心5
1の内周側には巻線54aを直接巻装する巻線機ニード
ル55が通過するためのスロット開口部53aを設け、
54はインシュレータ56を介して略直交する巻線部
で、インシュレータ56のスロット開口部53aには極
歯部52の端部と巻線部54の絶縁距離を確保するため
に、外周方向に突出部57を備え、スロット開口部53
aはコギングトルクなどを低減するために巻線機ニード
ル55の胴体部55bのみが通過することができる幅ま
で狭く構成されている。
【0004】上記構成において、固定子鉄心51はイン
シュレータ56にて一体的にモールド成形、あるいは軸
方向から挟み込まれ、巻線機ニードル55がスロット開
口部53aを軸方向に通過するとともに、径方向に外周
側揺動端部から内周側揺動端部まで揺動しながら、巻線
54aを極歯部52に直接巻装して固定子が完成され
る。
【0005】また、図16〜図19の場合は、極歯62
単位毎に鉄心61を分割し、分割された鉄心61に巻線
を巻装する構造である。図16は固定子鉄心構造を示す
平面図、図17は極歯毎にばらばらに分割された固定子
片を示す平面図、図18は固定子片に巻線した状態を示
す平面断面図、図19は巻線後の固定子片を組み合わせ
固定子を構成した状態を示す平面断面図である。図にお
いて、分割された固定子片66は、板厚が薄い電磁鋼板
を積層して作られている。この固定子片66に巻線64
を巻装する場合は、個々に分割された固定子片66に絶
縁物63を装着した後、巻線64を巻装し、個々に分割
された固定子片66毎に巻線の巻始め端末および巻終わ
り端末を接続処理し、図18に示す巻線完了した個々の
固定子片66を、図19に示すように組み合わせ、各固
定子片66の接触部分を、装着、溶接等により一体化し
て環状の固定子65を構成するものである。
【0006】また、図20〜図23の場合は、薄肉連結
部77を設けることによって、固定子鉄心71を展開し
て巻線74を巻装する構造である。図20は帯状に展開
された固定子鉄心を示す平面図、図21は図20に示す
固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す平面断面図、図
22は図21に示す巻線後の固定子鉄心を薄肉連結部に
て折り曲げ、組立治具に巻いて環状体とする途中の固定
子を示す平面断面図、図23は環状に構成された固定子
を示す平面断面図である。図において、隣り合う極歯7
2を薄肉連結部77にて連結し、帯状に展開された固定
子鉄心71は、板厚が薄い電磁鋼板を積層して作られて
いる。この固定子鉄心71に巻線74を巻装する場合
は、絶縁物73を装着した後、極歯72単位毎に巻線7
4を順次巻装する。このとき、渡り線は切断することな
く繋げた状態で巻装している。そして、組立治具75に
巻くように帯状の固定子鉄心71を薄肉連結部77にて
折り曲げて環状体の固定子76の形状をなすものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電動
機の固定子によれば、図12〜図15のような構成の場
合、巻線機ニードル55の先端部55aは巻線の被膜を
傷つけないために大きめの曲率が必要となるので、胴体
部55bよりも太く構成されるため、極歯部52の内周
側揺動端部よりも内周側に位置する内周側部58は突出
部57に巻線機ニードル55の先端部55aが巻装途中
に接触しないように巻線機ニードル55を揺動している
ので、揺動により直接整列状に巻き込むことができない
ため、巻装された巻線54aがある程度巻装された後に
巻崩れて巻装しているので、巻線機ニードル55が揺動
されている部分でも巻線が交差して巻装されることとな
り、導体占有率が低下するという課題があり、極歯部端
部と巻線部の絶縁距離を確保するとともに導体占有率を
向上することが要求されている。
【0008】また、図16〜図19のような構成の場
合、導体占有率を高くするために、極歯62単位毎に鉄
心61を分割しているために、巻線64の巻始め端末
(図示せず)、および巻終わり端末(図示せず)は、鉄
心61の倍数が未接続の状態となる。すなわち、回転電
機の電気回路を構成するためには、巻線端末の接続処理
加工が倍増するという課題があった。また、分割された
鉄心61を組み立てる場合においても、部品点数が多く
なることによって、組立性が悪くなり加工費に無駄が生
じるという課題があった。また、分割しているために鉄
損が増加するという課題があり、導体占有率を高め、巻
線端末の接続処理の増加を防止するとともに、部品点数
の増加を防ぎ、鉄損の増加を防止することが要求されて
いる。
【0009】また、図20〜図23のような構成の場
合、導体占有率を高め、巻線端末の接続処理を増加させ
ないために、薄肉連結部77を設けて、鉄心71を帯状
に展開した極歯72片に巻線74を巻装後、薄肉連結部
77を折り曲げて加工するので、薄肉連結部77には歪
みが生じるために鉄損が増加するという課題があった。
また、折り曲げ加工を行うため、固定子内周の真円度の
確保が困難であるという課題があり、導体占有率を高
め、巻線端末の接続処理を増加させることなく、鉄損の
増加を防止でき、固定子内周の真円度を確保することが
要求されている。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、極歯部端部と巻線部の絶縁距離を確保で
き、また巻線端末の接続処理加工の増加を防止でき、ま
た部品点数の増加を防止でき、また固定子内周の真円度
を確保でき、また鉄損の増加を防止でき、また導体占有
率を向上することのできる電動機の固定子を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のブラシレスモー
タの駆動装置は上記目的を達成するために第1の手段
は、外周が環状につながり内周方向へ突出する複数の極
歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯部の間に
形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周側には巻
線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通過するた
めのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線を絶縁す
るためのインシュレータと、このインシュレータの前記
スロット開口部に外周側に突出する突出部を備え、この
突出部には前記巻線機ニードルの先端を格納できる格納
空間部を設けたことを特徴とする電動機の固定子の構成
としたものである。
【0012】これにより、極歯部端部と巻線部の絶縁距
離を確保でき、また巻線端末の接続処理の増加を防止で
き、また部品点数の増加を防止でき、また固定子内周の
真円度を確保でき、また鉄損の増加を防止でき、また導
体占有率を向上することのできる電動機の固定子が得ら
れる。
【0013】また、上記目的を達成するために、第2の
手段は、外周が環状につながり内周方向へ突出する複数
の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯部の
間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周側に
は巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通過す
るためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線を絶
縁するためのインシュレータと、このインシュレータの
前記スロット開口部に溝部を備え、前記極歯部に巻線を
巻装した後、前記溝部に絶縁体を挿入したことを特徴と
する電動機の固定子の構成としたものである。
【0014】これにより、極歯部端部と巻線部の絶縁距
離を確保でき、また巻線端末の接続処理の増加を防止で
き、また固定子内周の真円度を確保でき、また鉄損の増
加を防止でき、また導体占有率を向上することのできる
電動機の固定子が得られる。
【0015】また、上記目的を達成するために、第3の
手段は、外周が環状につながり内周方向へ突出する複数
の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯部の
間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周側に
は巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通過す
るためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線を絶
縁するためのインシュレータと、このインシュレータと
前記極歯部のスロット開口部には径方向に隙間部を設
け、前記極歯部に巻線を巻装した後、前記隙間部に絶縁
体を挿入したことを特徴とする電動機の固定子の構成と
したものである。
【0016】これにより、極歯部端部と巻線部の絶縁距
離を確保でき、また巻線端末の接続処理の増加を防止で
き、また固定子内周の真円度を確保でき、また鉄損の増
加を防止でき、また導体占有率を向上することのできる
電動機の固定子が得られる。
【0017】また、上記目的を達成するために、第4の
手段は、外周が環状につながり内周方向へ突出する複数
の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯部の
間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周側に
は巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通過す
るためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線を絶
縁するためのインシュレータと、このインシュレータの
前記スロット開口部に溝部を備えるとともに、前記巻線
機ニードルの先端を格納できる格納空間部を設け、前記
極歯部に巻線を巻装した後、前記溝部に絶縁体を挿入し
たことを特徴とする電動機の固定子の構成としたもので
ある。
【0018】これにより、極歯部端部と巻線部の絶縁距
離を確保でき、また巻線端末の接続処理の増加を防止で
き、また固定子内周の真円度を確保でき、また鉄損の増
加を防止でき、また導体占有率をさらに向上することの
できる電動機の固定子が得られる。
【0019】また、上記目的を達成するために、第5の
手段は、外周が環状につながり内周方向へ突出する複数
の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯部の
間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周側に
は巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通過す
るためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線を絶
縁するためのインシュレータと、このインシュレータと
前記極歯部のスロット開口部には径方向に隙間部を備え
るとともに、前記巻線機ニードルの先端を格納できる格
納空間部を設け、前記極歯部に巻線を巻装した後、前記
隙間部に絶縁体を挿入したことを特徴とする電動機の固
定子の構成としたものである。
【0020】これにより、極歯部端部と巻線部の絶縁距
離を確保でき、また巻線端末の接続処理の増加を防止で
き、また固定子内周の真円度を確保でき、また鉄損の増
加を防止でき、また導体占有率をさらに向上することの
できる電動機の固定子が得られる。
【0021】また、上記目的を達成するために、第6の
手段は、インシュレータの前記巻線機ニードル内周側揺
動端部より内周側には、前記巻線の線径に応じた複数の
条溝を設けたことを特徴とする電動機の固定子の構成と
したものである。
【0022】これにより、さらに導体占有率を向上する
ことのできる電動機の固定子が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、インシュレータのスロット開口部に外周側に突出す
る突出部を備え、この突出部には巻線機ニードルの先端
を格納できる格納空間部を設けたことを特徴とする電動
機の固定子としたものであり、巻線機ニードルの揺動範
囲が増加することにより、整列巻装できる範囲が増加す
るという作用を有する。
【0024】また、請求項2に記載の発明は、インシュ
レータのスロット開口部に溝部を備え、極歯部に巻線を
巻装した後、溝部に絶縁体を挿入したことを特徴とする
電動機の固定子としたものであり、極歯部端部と巻線部
の絶縁距離を確保するとともに、巻線機ニードルの揺動
範囲が増加することにより、整列巻装できる範囲が増加
するという作用を有する。
【0025】また、請求項3に記載の発明は、インシュ
レータと極歯部のスロット開口部には径方向に隙間部を
設け、前記極歯部に巻線を巻装した後、前記隙間部に絶
縁体を挿入したことを特徴とする電動機の固定子とした
ものであり、極歯部端部と巻線部の絶縁距離を確保する
とともに、巻線機ニードルの揺動範囲が増加することに
より、整列巻装できる範囲が増加するという作用を有す
る。
【0026】また、請求項4に記載の発明は、インシュ
レータのスロット開口部に溝部を備えるとともに、巻線
機ニードルの先端を格納できる格納空間部を設け、前記
極歯部に巻線を巻装した後、前記溝部に絶縁体を挿入し
たことを特徴とする電動機の固定子としたものであり、
極歯部端部と巻線部の絶縁距離を確保するとともに、巻
線機ニードルの揺動範囲が増加することにより、整列巻
装できる範囲がさらに増加するという作用を有する。
【0027】また、請求項5に記載の発明は、インシュ
レータと極歯部のスロット開口部には径方向に隙間部を
備えるとともに、巻線機ニードルの先端を格納できる格
納空間部を設け、前記極歯部に巻線を巻装した後、前記
隙間部に絶縁体を挿入したことを特徴とする電動機の固
定子としたものであり、極歯部端部と巻線部の絶縁距離
を確保するとともに、巻線機ニードルの揺動範囲が増加
することにより、整列巻装できる範囲がさらに増加する
という作用を有する。
【0028】また、請求項6に記載の発明は、インシュ
レータの前記巻線機ニードル内周側揺動端部より内周側
には、前記巻線の線径に応じた複数の条溝を設けたこと
を特徴とする電動機の固定子の構成としたものであり、
巻線機ニードルが揺動しない領域においても整列巻装で
きるという作用を有する。
【0029】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0030】
【実施例】(実施例1)図1〜図4に示すように、1は
外周が環状につながり内周方向へ突出する複数の極歯部
2を有する積層された固定子鉄心で、隣り合う極歯部2
の間にスロット3を形成し、固定子鉄心1の内周側には
巻線4を極歯部2に直接巻装する巻線機ニードル6が通
過するためのスロット開口部3aを設け、固定子鉄心1
には巻線4と絶縁するためのインシュレータ5が一体的
にインサート成形され、このインシュレータ5の極歯部
2と環状部1aの境界には巻線4が外周側に倒れないよ
うに外周側壁5cを備えるとともに、スロット開口部3
aには極歯部2の端部と巻線4の絶縁距離を確保し、イ
ンシュレータ5の内周側壁5bが巻線4の巻装による内
周側への倒れを防止するために、外周側へ突出する突出
部5aを備え、この突出部5aには巻線機ニードル6の
先端部6aを格納できる格納空間部7を設けた構成であ
る。
【0031】上記構成において、巻線4の巻装は巻線機
ニードル6がスロット開口部3aを軸方向に通過すると
ともに、径方向に外周側揺動端部から内周側揺動端部ま
で揺動しながら、巻線4を極歯部2にインシュレータ5
を介して直接巻装される。このとき、巻線4は外周側壁
5cによって外周側に巻崩れるのが防止される。また、
巻線機ニードル6の先端部6aは格納空間部7に収まる
まで揺動されることとなるため、極歯部2の内周側部に
整列巻きされる領域は増加するので、巻線が交差して巻
装されることが無くなり、極歯部2端部と巻線4部の絶
縁距離を確保するとともに、導体占有率を向上できるこ
ととなる。
【0032】なお、実施例1ではインシュレータ5は固
定子鉄心1に一体的にインサート成形したが、軸方向か
ら挟み込む構成でもよく、その作用効果に差異を生じな
い。
【0033】(実施例2)なお実施例1と同一部分には
同一記号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0034】図5および図6に示すように、インシュレ
ータ8の前記スロット開口部3aに溝部8aを備えた構
成であり、その他の構成は実施例1と同じである。
【0035】上記構成において、巻線4の巻装は巻線機
ニードル6がスロット開口部3aを軸方向に通過すると
ともに、径方向に外周側揺動端部から内周側揺動端部ま
で揺動しながら、巻線4を極歯部2にインシュレータ8
を介して直接巻装される。このとき、巻線4は外周側壁
8bによって外周側に巻崩れるのが防止される。また、
巻線機ニードル6の先端部6aは固定子鉄心1の内周付
近まで揺動されることとなるため、極歯部2の内周側部
に整列巻きされる領域は増加するので、巻線が交差して
巻装されることが無くなる。そして巻線巻装後、溝部8
aに絶縁体である絶縁フィルム9を挿入するため、極歯
部2端部と巻線4部の絶縁距離を確保するとともに、導
体占有率を向上できることとなる。
【0036】なお、実施例2ではインシュレータ8は固
定子鉄心1に一体的にインサート成形したが、軸方向か
ら挟み込む構成でもよく、その作用効果に差異を生じな
い。また、絶縁体として絶縁フィルム9を挿入したが、
絶縁性能を有するものであればよく、その作用効果に差
異を生じない。
【0037】(実施例3)なお実施例1と同一部分には
同一記号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0038】図7および図8に示すように、極歯部2と
インシュレータ10のスロット開口部3aには径方向に
絶縁体を挿入するための隙間部11を備えた構成であ
り、その他の構成は実施例1と同じである。
【0039】上記構成において、巻線4の巻装は巻線機
ニードル6がスロット開口部3aを軸方向に通過すると
ともに、径方向に外周側揺動端部から内周側揺動端部ま
で揺動しながら、巻線4を極歯部2にインシュレータ1
0を介して直接巻装される。このとき、巻線4は外周側
壁10aによって外周側に巻崩れるのが防止される。ま
た、巻線機ニードル6の先端部6aは固定子鉄心1の内
周付近まで揺動されることとなるため、極歯部2の内周
側部に整列巻きされる領域は増加するので、巻線が交差
して巻装されることが無くなる。そして巻線巻装後、隙
間部11に絶縁体である絶縁フィルム9を挿入するた
め、極歯部2端部と巻線4部の絶縁距離を確保するとと
もに、導体占有率を向上できることとなる。
【0040】なお、実施例3ではインシュレータ10は
固定子鉄心1に一体的にインサート成形したが、軸方向
から挟み込む構成でもよく、その作用効果に差異を生じ
ない。また、絶縁体として絶縁フィルム9を挿入した
が、絶縁性能を有するものであればよく、その作用効果
に差異を生じない。
【0041】(実施例4)なお実施例1と同一部分には
同一記号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0042】図9に示すように、インシュレータ12の
前記スロット開口部3aに溝部12aと、格納空間部1
3を備えた構成であり、その他の構成は実施例1と同じ
である。
【0043】上記構成において、巻線4の巻装は巻線機
ニードル6がスロット開口部3aを軸方向に通過すると
ともに、径方向に外周側揺動端部から内周側揺動端部ま
で揺動しながら、巻線4を極歯部2にインシュレータ1
2を介して直接巻装される。このとき、巻線4は外周側
壁12bによって外周側に巻崩れるのが防止される。ま
た、巻線機ニードル6の先端部6aは格納空間部13に
収まるまで揺動されることとなるため、巻線機ニードル
6の先端部6aは固定子鉄心1の内周近傍まで揺動さ
れ、極歯部2の内周側部に整列巻きされる領域は増加す
るので、巻線が交差して巻装されることが無くなる。そ
して巻線巻装後、溝部12aに絶縁体である絶縁フィル
ム9(図示せず)を挿入するため、極歯部2端部と巻線
4部の絶縁距離を確保するとともに、導体占有率を向上
できることとなる。
【0044】なお、実施例4ではインシュレータ12は
固定子鉄心1に一体的にインサート成形したが、軸方向
から挟み込む構成でもよく、その作用効果に差異を生じ
ない。また、絶縁体として絶縁フィルム9を挿入した
が、絶縁性能を有するものであればよく、その作用効果
に差異を生じない。
【0045】(実施例5)なお実施例1と同一部分には
同一記号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0046】図10に示すように、極歯部2とインシュ
レータ14のスロット開口部3aには径方向に絶縁体を
挿入するための隙間部15を備え、インシュレータ14
の前記スロット開口部3aに格納空間部16を備えた構
成であり、その他の構成は実施例1と同じである。
【0047】上記構成において、巻線4の巻装は巻線機
ニードル6がスロット開口部3aを軸方向に通過すると
ともに、径方向に外周側揺動端部から内周側揺動端部ま
で揺動しながら、巻線4を極歯部2にインシュレータ1
4を介して直接巻装される。このとき、巻線4は外周側
壁14aによって外周側に巻崩れるのが防止される。ま
た、巻線機ニードル6の先端部6aは格納空間部16に
収まるまで揺動されることとなるため、巻線機ニードル
6の先端部6aは固定子鉄心1の内周近傍まで揺動さ
れ、極歯部2の内周側部に整列巻きされる領域は増加す
るので、巻線が交差して巻装されることが無くなる。そ
して巻線巻装後、隙間部15に絶縁体である絶縁フィル
ム9(図示せず)を挿入するため、極歯部2端部と巻線
4部の絶縁距離を確保するとともに、導体占有率を向上
できることとなる。
【0048】なお、実施例5ではインシュレータ14は
固定子鉄心1に一体的にインサート成形したが、軸方向
から挟み込む構成でもよく、その作用効果に差異を生じ
ない。また、絶縁体として絶縁フィルム9を挿入した
が、絶縁性能を有するものであればよく、その作用効果
に差異を生じない。
【0049】(実施例6)なお実施例1と同一部分には
同一記号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0050】図11に示すように、インシュレータ17
には巻線機ニードル6の内周側揺動端部よりも内周側に
巻線4の線径に応じた略V字状の条溝18を備えた構成
であり、その他の構成は実施例1と同じである。
【0051】上記構成において、巻線4の巻装は巻線機
ニードル6がスロット開口部3aを軸方向に通過すると
ともに、径方向に外周側揺動端部から内周側揺動端部ま
で揺動しながら、巻線4を極歯部2にインシュレータ1
7を介して直接巻装される。このとき、巻線4は外周側
壁17aによって外周側に巻崩れるのが防止される。ま
た、巻線機ニードル6の先端部6aは格納空間部7に収
まるまで揺動されることとなる。さらに巻線機ニードル
6が揺動しない領域においても、巻崩れた巻線4が条溝
18に沿って1層目が整列巻きとなるので、極歯部2の
内周側部に整列巻きされる領域は増加するため、巻線が
交差して巻装されることが無くなり、極歯部2端部と巻
線4部の絶縁距離を確保するとともに、導体占有率をさ
らに向上できることとなる。
【0052】なお、実施例6では条溝18を略V字状と
したが、巻線4を保持できる形状であれば良く、その作
用効果に差異を生じない。また、条溝18は極歯部2を
覆うインシュレータ17の角4箇所のみに設けても良
く、その作用効果に差異を生じない。
【0053】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、極歯部端部と巻線部の絶縁距離を確保で
き、また巻線端末の接続処理加工の増加を防止でき、ま
た部品点数の増加を防止でき、また固定子内周の真円度
を確保でき、また鉄損の増加を防止でき、また導体占有
率を向上することができるという効果のある電動機の固
定子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電動機の固定子の平面図
【図2】同要部詳細図
【図3】同巻線巻装前の固定子の平面図
【図4】同固定子鉄心の平面図
【図5】本発明の実施例2の電動機の固定子の平面図
【図6】同要部詳細図
【図7】本発明の実施例3の電動機の固定子の平面図
【図8】同要部詳細図
【図9】本発明の実施例4の電動機の固定子の要部詳細
【図10】本発明の実施例5の電動機の固定子の要部詳
細図
【図11】本発明の実施例6の電動機の固定子の要部詳
細図
【図12】従来の電動機の固定子の平面図
【図13】同要部詳細図
【図14】同巻線巻装前の固定子の平面図
【図15】同固定子鉄心の平面図
【図16】他の従来の電動機の固定子鉄心構造を示す平
面図
【図17】同極歯毎にばらばらに分割された固定子片を
示す平面図
【図18】同固定子片に巻線した状態を示す平面断面図
【図19】同巻線後の固定子片を組み合わせ固定子を構
成した状態を示す平面断面図
【図20】他の従来の電動機の固定子鉄心構造を示す平
面図
【図21】同固定子に巻線を巻装した状態を示す平面断
面図
【図22】同巻線後の固定子を薄肉連結部にて折り曲げ
て環状とする途中を示す平面断面図
【図23】同環状に構成された固定子を示す平面断面図
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 極歯部 3 スロット 3a スロット開口部 4 巻線 5 インシュレータ 5a 突出部 5b 内周側壁 5c 外周側壁 6 巻線機ニードル 6a 先端部 7 格納空間部 8 インシュレータ 8a 溝部 8b 外周側壁 9 絶縁フィルム 10 インシュレータ 10a 外周側壁 11 隙間部 12 インシュレータ 12a 溝部 12b 外周側壁 13 格納空間部 14 インシュレータ 14a 外周側壁 15 隙間部 16 格納空間部 17 インシュレータ 17a 外周側壁 18 条溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周が環状につながり内周方向へ突出する
    複数の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯
    部の間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周
    側には巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通
    過するためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線
    を絶縁するためのインシュレータと、このインシュレー
    タの前記スロット開口部に外周側に突出する突出部を備
    え、この突出部には前記巻線機ニードルの先端を格納で
    きる格納空間部を設けたことを特徴とする電動機の固定
    子。
  2. 【請求項2】外周が環状につながり内周方向へ突出する
    複数の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯
    部の間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周
    側には巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通
    過するためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線
    を絶縁するためのインシュレータと、このインシュレー
    タの前記スロット開口部に溝部を備え、前記極歯部に巻
    線を巻装した後、前記溝部に絶縁体を挿入したことを特
    徴とする電動機の固定子。
  3. 【請求項3】外周が環状につながり内周方向へ突出する
    複数の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯
    部の間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周
    側には巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通
    過するためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線
    を絶縁するためのインシュレータと、このインシュレー
    タと前記極歯部のスロット開口部には径方向に隙間部を
    設け、前記極歯部に巻線を巻装した後、前記隙間部に絶
    縁体を挿入したことを特徴とする電動機の固定子。
  4. 【請求項4】外周が環状につながり内周方向へ突出する
    複数の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯
    部の間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周
    側には巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通
    過するためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線
    を絶縁するためのインシュレータと、このインシュレー
    タの前記スロット開口部に溝部を備えるとともに、前記
    巻線機ニードルの先端を格納できる格納空間部を設け、
    前記極歯部に巻線を巻装した後、前記溝部に絶縁体を挿
    入したことを特徴とする電動機の固定子。
  5. 【請求項5】外周が環状につながり内周方向へ突出する
    複数の極歯部を有する固定子鉄心と、隣り合う前記極歯
    部の間に形成されるスロットと、前記固定子鉄心の内周
    側には巻線を前記極歯部に巻装する巻線機ニードルが通
    過するためのスロット開口部と、前記極歯部と前記巻線
    を絶縁するためのインシュレータと、このインシュレー
    タと前記極歯部のスロット開口部には径方向に隙間部を
    備えるとともに、前記巻線機ニードルの先端を格納でき
    る格納空間部を設け、前記極歯部に巻線を巻装した後、
    前記隙間部に絶縁体を挿入したことを特徴とする電動機
    の固定子。
  6. 【請求項6】前記インシュレータの前記巻線機ニードル
    内周側揺動端部より内周側には、前記巻線の線径に応じ
    た複数の条溝を設けたことを特徴とする請求項1〜請求
    項3記載の電動機の固定子。
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