JPH11331432A - 電話ダイヤル信号発信機 - Google Patents
電話ダイヤル信号発信機Info
- Publication number
- JPH11331432A JPH11331432A JP17204998A JP17204998A JPH11331432A JP H11331432 A JPH11331432 A JP H11331432A JP 17204998 A JP17204998 A JP 17204998A JP 17204998 A JP17204998 A JP 17204998A JP H11331432 A JPH11331432 A JP H11331432A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- telephone
- dial signal
- antenna
- signal transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、もし対人的に身の危険を感じる
ような雰囲気で自分からは電話を掛けたりもできないと
き、電話ダイヤル信号の専用発信機で密かに自分の携帯
電話やＰＨＳなどに自ら呼出信号を送り、如何にも外部
から電話が掛かったかのように架空の通話のなかで、居
場所や同席者名を外部の人に話したかのように振る舞い
防犯に役立てることを目的とする。 【解決手段】 電源（１）に電源スイッチ（２）、ＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）と無線の発
振器（４）、アンテナ（５）を配線し、ケース（６）に
内蔵する。
ような雰囲気で自分からは電話を掛けたりもできないと
き、電話ダイヤル信号の専用発信機で密かに自分の携帯
電話やＰＨＳなどに自ら呼出信号を送り、如何にも外部
から電話が掛かったかのように架空の通話のなかで、居
場所や同席者名を外部の人に話したかのように振る舞い
防犯に役立てることを目的とする。 【解決手段】 電源（１）に電源スイッチ（２）、ＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）と無線の発
振器（４）、アンテナ（５）を配線し、ケース（６）に
内蔵する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、特定の電話機に
自由に呼出信号を送り、テレホンベル及び着信音色を鳴
らしたり、着信バイブレーターなどを作動させることが
できる電話のダイヤル信号発信専用機で、屋内、屋外に
おいて、もし対人的に危険な雰囲気を察知したときに、
自らの電話機に自ら呼出信号を送り、いかにも外部から
電話が掛かったかのように受話器をとり、架空の通話の
なかで居場所や同席者名を外部の人に話したかのように
振る舞い、防犯に役立てることを目的とした電話ダイヤ
ル信号発信機に関するものである。
自由に呼出信号を送り、テレホンベル及び着信音色を鳴
らしたり、着信バイブレーターなどを作動させることが
できる電話のダイヤル信号発信専用機で、屋内、屋外に
おいて、もし対人的に危険な雰囲気を察知したときに、
自らの電話機に自ら呼出信号を送り、いかにも外部から
電話が掛かったかのように受話器をとり、架空の通話の
なかで居場所や同席者名を外部の人に話したかのように
振る舞い、防犯に役立てることを目的とした電話ダイヤ
ル信号発信機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりテレホンベルと同じ鳴り方をす
る疑似テレホンベルを専用ケースや電話機の内部に設
け、タイマースイッチや遠隔スイッチで必要に応じ自ら
自由に鳴らし、いかにも外部から電話が掛かったかのよ
うに振る舞い押し売りや招かざる客に帰って頂く口実を
作るものはあった。また、電話機のタイムコール機能を
利用して自らの電話機に着信音を鳴らす方法もあった。
また、もう一つ別の電話機から上記と同じような目的で
特定の電話機にダイヤル信号発信する方法もあった。
る疑似テレホンベルを専用ケースや電話機の内部に設
け、タイマースイッチや遠隔スイッチで必要に応じ自ら
自由に鳴らし、いかにも外部から電話が掛かったかのよ
うに振る舞い押し売りや招かざる客に帰って頂く口実を
作るものはあった。また、電話機のタイムコール機能を
利用して自らの電話機に着信音を鳴らす方法もあった。
また、もう一つ別の電話機から上記と同じような目的で
特定の電話機にダイヤル信号発信する方法もあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ、疑似テレホンベルを専用ケースに設けたものは、電
源スイッチを切ると同時にタイミングよく電話の受話器
を取らなければいけなかった。 ロ、疑似テレホンベルを電話機の内部に設けたものは、
電話通信回路に電圧が出ないように別の回路を設けなけ
ればならず電話機を小型化しにくく、又、疑似テレホン
ベルを鳴らす遠隔スイッチがコードを介して設けてある
ので、携帯電話やＰＨＳには利用できなかった。 ハ、電話機のタイムコール機能を利用して自らの電話機
に着信音を鳴らす方法は、あらかじめ予約設定しておく
必要があり、突発的な場合に、必要に応じて素早く着信
音を鳴らすことはできなかった。 ニ、もう一つ別の電話機より特定の電話機にダイヤル信
号発信する方法は、たとえワンタッチダイヤル機能にし
てあったとしても、電話を掛けようとする行為が切っ掛
けで同席者が暴挙にでて、電話をさせまいと拘束された
り危機を招いたりすることもある。また、二つの電話機
が必要で経済的ではなかった。 本発明は、以上の欠点を解決し，電話機を犯罪を未然に
防ぐことに利用することを目的として発明されたもので
ある。
があった。 イ、疑似テレホンベルを専用ケースに設けたものは、電
源スイッチを切ると同時にタイミングよく電話の受話器
を取らなければいけなかった。 ロ、疑似テレホンベルを電話機の内部に設けたものは、
電話通信回路に電圧が出ないように別の回路を設けなけ
ればならず電話機を小型化しにくく、又、疑似テレホン
ベルを鳴らす遠隔スイッチがコードを介して設けてある
ので、携帯電話やＰＨＳには利用できなかった。 ハ、電話機のタイムコール機能を利用して自らの電話機
に着信音を鳴らす方法は、あらかじめ予約設定しておく
必要があり、突発的な場合に、必要に応じて素早く着信
音を鳴らすことはできなかった。 ニ、もう一つ別の電話機より特定の電話機にダイヤル信
号発信する方法は、たとえワンタッチダイヤル機能にし
てあったとしても、電話を掛けようとする行為が切っ掛
けで同席者が暴挙にでて、電話をさせまいと拘束された
り危機を招いたりすることもある。また、二つの電話機
が必要で経済的ではなかった。 本発明は、以上の欠点を解決し，電話機を犯罪を未然に
防ぐことに利用することを目的として発明されたもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】（イ）電源（１）に接続
して、電源スイッチ（２）、ＩＣ内蔵されたダイヤル信
号発信スイッチ（３）と無線の発振器（４）、アンテナ
（５）を配線し、これらを、電源スイッチ（２）、ＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）のスイッチ
部及びアンテナ（５）が露出する穴を有するケース
（６）に内蔵する。 （ロ）ＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）
にはあらかじめ特定の電話機にダイヤル信号が送られる
ワンタッチダイヤル機能を有し、又、発信している時間
は、１５〜２０秒間で自動的に切れる機能を設ける。 （ハ）本発明により電話ダイヤル信号発信されると無線
基地局、移動通信制御局、交換機で特定の電話機に呼出
信号を送り電話の着信音を鳴らす。そして、受信されて
応答信号が交換機に流れると交換機、全国集約型コンピ
ューターなどであらかじめ設定しておいた、応答メッセ
ージが自動的に送信される。 本発明は、以上の構成からなる電話ダイヤル信号発信機
である。
して、電源スイッチ（２）、ＩＣ内蔵されたダイヤル信
号発信スイッチ（３）と無線の発振器（４）、アンテナ
（５）を配線し、これらを、電源スイッチ（２）、ＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）のスイッチ
部及びアンテナ（５）が露出する穴を有するケース
（６）に内蔵する。 （ロ）ＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）
にはあらかじめ特定の電話機にダイヤル信号が送られる
ワンタッチダイヤル機能を有し、又、発信している時間
は、１５〜２０秒間で自動的に切れる機能を設ける。 （ハ）本発明により電話ダイヤル信号発信されると無線
基地局、移動通信制御局、交換機で特定の電話機に呼出
信号を送り電話の着信音を鳴らす。そして、受信されて
応答信号が交換機に流れると交換機、全国集約型コンピ
ューターなどであらかじめ設定しておいた、応答メッセ
ージが自動的に送信される。 本発明は、以上の構成からなる電話ダイヤル信号発信機
である。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
において説明する。 （イ）電源電池などの電源（１）に接続して、プッシュ
式の電源スイッチ（２）、ＩＣ内蔵されたダイヤル信号
発信スイッチ（３）と無線の発振器（４）、アンテナ
（５）を配線し、これらを、電源スイッチ（２）、ＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）のスイッチ
部、及びアンテナ（５）が露出する穴を有する液晶ゲー
ム型の透明のプラスチックのケース（６）に内蔵する。 （ロ）ＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）
にはあらかじめ特定の電話機にダイヤル信号が送られる
ワンタッチダイヤル機能を有し、又、発信している時間
は、１５〜２０秒間で自動的に切れる機能を設ける。 （ハ）本発明により電話ダイヤル信号発信されると無線
基地局、移動通信制御局、交換機で特定の電話機に呼出
信号を送り電話の着信音を鳴らす。そして、受信されて
応答信号が交換機に流れると交換機、全国集約型コンピ
ューターなどであらかじめ設定しておいた、「もしも
し、いま誰と何処にいるの。」などの対話形式の応答メ
ッセージが自動的に送信される。 （ニ）電話料金は、フリーダイヤルのように交換機、全
国集約型コンピューターなどで着信課金になるように設
定する。 本発明は以上の構成よりなっている。本発明を使用する
ときは、ＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ
（３）によりダイヤル信号が送られる特定の電話機と本
考案の電話ダイヤル信号発信機を身辺に置き、電話機の
電源スイッチと共に電源スイッチ（２）をいれておく。
そして、屋内または屋外において、同席者からもし危険
な雰囲気を察知したときにはなにげなくＩＣ内蔵された
ダイヤル信号発信スイッチ（３）を押す。ワンタッチダ
イヤル機能により自らの電話機に呼出信号が届き着信音
が鳴るので、いかにも外部から電話が掛かったかのよう
に電話をとり、交換機からの応答メッセージにあわせ
「はい。」「今ね、誰それさんと何処どこにきているの
よ。」と、会話しているように振る舞い、外部の誰か
に、同席していることを連絡されたかのように感じさせ
る。本発明の実施例は以上のものに限られるわけではな
く、たとえば第２実施の形態を表す図２に示すようにＩ
Ｃ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３’）をＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）に並列配線
で設ける。このＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッ
チ（３’）は、スイッチを押してもすぐには信号発信せ
ずに、数秒後に電話ダイヤル信号が発信する機能を有す
る。また、本発明により電話ダイヤル信号が送られたと
き、交換機、全国集約型コンピューターなどにより、す
ぐには呼出信号を送らずに、数秒後に呼出信号を送るよ
うに設定することも可能である。上記のごとく、ＩＣ内
蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３’）を押しても
すぐには電話の着信音が鳴らない本発明の第２実施の形
態のものを使用した場合は、スイッチを押した後、本発
明の電話ダイヤル信号発信機を手から離し他の動作をし
ているときに電話の着信音が鳴るので、いかにも突然外
部から電話が掛かってきたかのように振る舞うことがで
きる。第３実施の形態を表す図３に示すように、液晶ゲ
ーム型のケース（６）に代えて、腕時計型のケース
（７）を用いてもよい。ケース（６）の形は、その外に
もカード型のものやキーホルダー型、化粧コンパクト型
のものなどいろんな形も可能である。
において説明する。 （イ）電源電池などの電源（１）に接続して、プッシュ
式の電源スイッチ（２）、ＩＣ内蔵されたダイヤル信号
発信スイッチ（３）と無線の発振器（４）、アンテナ
（５）を配線し、これらを、電源スイッチ（２）、ＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）のスイッチ
部、及びアンテナ（５）が露出する穴を有する液晶ゲー
ム型の透明のプラスチックのケース（６）に内蔵する。 （ロ）ＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）
にはあらかじめ特定の電話機にダイヤル信号が送られる
ワンタッチダイヤル機能を有し、又、発信している時間
は、１５〜２０秒間で自動的に切れる機能を設ける。 （ハ）本発明により電話ダイヤル信号発信されると無線
基地局、移動通信制御局、交換機で特定の電話機に呼出
信号を送り電話の着信音を鳴らす。そして、受信されて
応答信号が交換機に流れると交換機、全国集約型コンピ
ューターなどであらかじめ設定しておいた、「もしも
し、いま誰と何処にいるの。」などの対話形式の応答メ
ッセージが自動的に送信される。 （ニ）電話料金は、フリーダイヤルのように交換機、全
国集約型コンピューターなどで着信課金になるように設
定する。 本発明は以上の構成よりなっている。本発明を使用する
ときは、ＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ
（３）によりダイヤル信号が送られる特定の電話機と本
考案の電話ダイヤル信号発信機を身辺に置き、電話機の
電源スイッチと共に電源スイッチ（２）をいれておく。
そして、屋内または屋外において、同席者からもし危険
な雰囲気を察知したときにはなにげなくＩＣ内蔵された
ダイヤル信号発信スイッチ（３）を押す。ワンタッチダ
イヤル機能により自らの電話機に呼出信号が届き着信音
が鳴るので、いかにも外部から電話が掛かったかのよう
に電話をとり、交換機からの応答メッセージにあわせ
「はい。」「今ね、誰それさんと何処どこにきているの
よ。」と、会話しているように振る舞い、外部の誰か
に、同席していることを連絡されたかのように感じさせ
る。本発明の実施例は以上のものに限られるわけではな
く、たとえば第２実施の形態を表す図２に示すようにＩ
Ｃ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３’）をＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）に並列配線
で設ける。このＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッ
チ（３’）は、スイッチを押してもすぐには信号発信せ
ずに、数秒後に電話ダイヤル信号が発信する機能を有す
る。また、本発明により電話ダイヤル信号が送られたと
き、交換機、全国集約型コンピューターなどにより、す
ぐには呼出信号を送らずに、数秒後に呼出信号を送るよ
うに設定することも可能である。上記のごとく、ＩＣ内
蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３’）を押しても
すぐには電話の着信音が鳴らない本発明の第２実施の形
態のものを使用した場合は、スイッチを押した後、本発
明の電話ダイヤル信号発信機を手から離し他の動作をし
ているときに電話の着信音が鳴るので、いかにも突然外
部から電話が掛かってきたかのように振る舞うことがで
きる。第３実施の形態を表す図３に示すように、液晶ゲ
ーム型のケース（６）に代えて、腕時計型のケース
（７）を用いてもよい。ケース（６）の形は、その外に
もカード型のものやキーホルダー型、化粧コンパクト型
のものなどいろんな形も可能である。
【０００６】
【発明の効果】本発明を使用することによって、もし、
対人的に身の危険を感じるような雰囲気があったとき、
いかにも外部から電話が掛かってきたかのように振る舞
い外部の人に誰と一緒にいるかを連絡されたかのように
感じさせることができる。過去にあった殺人事件の犯人
捜査の際、被害者の友人のポケットベルに数字とクルマ
ノナカという文字が送信されていた事から、数字は車の
ナンバーではないかと捜査した結果犯人逮捕に至った事
があった。被害者が何らかの身の危険を感じた時友人の
ポケットベルに送信したのではないかと想像される。も
し、危険な雰囲気のなかであっても初期の段階で携帯電
話などで外部と通話ができ「いま誰それさんと、何処ど
こにいるのよ。」などと話すことができれば少なくとも
その時点での犯行は阻止できるかもしれない。しかし、
状況によっては自ら電話を掛けようとするとかえってそ
の事が切っ掛けで同席者が暴挙に出て、電話を掛けさせ
まいと拘束されたり危機を招いたりすることもある。犯
人の心理状態から察すると、被害を加えようとする相手
に突然電話が掛かってきた場合には、応呼させなければ
掛けてきた相手にかえって不審がられるから一応通話を
させて、それ以後犯行に及ぶという事も考えられる。し
かし、その通話のなかで外部の人間に、同席している事
と居場所を知られてしまったとなれば犯行を実行できな
くなる。もし、同席者の名前を知らない場合であっても
通話のなかで「ほら、この間話したあの人といま何処ど
こにいるのよ。」など、架空の会話の内容をあらゆる状
況を想定して常日頃対応例を考えておく事も可能であ
る。近年、犯罪の多様化、複雑化と共に風俗の変遷もあ
って、若年者、高齢者が犯罪に巻き込まれる危険性も増
えている。子女が留守番をしている時や、独り住まいの
女性が押し売りや招かざる客が帰ってくれなくて困った
ときなどは、本発明を使用して電話を鳴らし「今、誰そ
れ様が訪問されているのだけど、それでは帰って頂く
わ。」といかにも会話しているように振る舞い、誰かに
訪問していることを連絡されたように感じさせてから
「今、急用で友人が来ることになったのでお帰りくださ
い。」と帰って頂く口実を作る事も可能である。携帯電
話やＰＨＳ及び一般の家庭電話の付属品として利用し、
本発明の電話ダイヤル信号発信機で自らの電話機に必要
に応じて自由に着信信号を送ることにより、いかにも外
部から電話が掛かったかのように振る舞い、誰かに連絡
されたように感じさせることで犯罪を未然に防ぐことが
期待できる。
対人的に身の危険を感じるような雰囲気があったとき、
いかにも外部から電話が掛かってきたかのように振る舞
い外部の人に誰と一緒にいるかを連絡されたかのように
感じさせることができる。過去にあった殺人事件の犯人
捜査の際、被害者の友人のポケットベルに数字とクルマ
ノナカという文字が送信されていた事から、数字は車の
ナンバーではないかと捜査した結果犯人逮捕に至った事
があった。被害者が何らかの身の危険を感じた時友人の
ポケットベルに送信したのではないかと想像される。も
し、危険な雰囲気のなかであっても初期の段階で携帯電
話などで外部と通話ができ「いま誰それさんと、何処ど
こにいるのよ。」などと話すことができれば少なくとも
その時点での犯行は阻止できるかもしれない。しかし、
状況によっては自ら電話を掛けようとするとかえってそ
の事が切っ掛けで同席者が暴挙に出て、電話を掛けさせ
まいと拘束されたり危機を招いたりすることもある。犯
人の心理状態から察すると、被害を加えようとする相手
に突然電話が掛かってきた場合には、応呼させなければ
掛けてきた相手にかえって不審がられるから一応通話を
させて、それ以後犯行に及ぶという事も考えられる。し
かし、その通話のなかで外部の人間に、同席している事
と居場所を知られてしまったとなれば犯行を実行できな
くなる。もし、同席者の名前を知らない場合であっても
通話のなかで「ほら、この間話したあの人といま何処ど
こにいるのよ。」など、架空の会話の内容をあらゆる状
況を想定して常日頃対応例を考えておく事も可能であ
る。近年、犯罪の多様化、複雑化と共に風俗の変遷もあ
って、若年者、高齢者が犯罪に巻き込まれる危険性も増
えている。子女が留守番をしている時や、独り住まいの
女性が押し売りや招かざる客が帰ってくれなくて困った
ときなどは、本発明を使用して電話を鳴らし「今、誰そ
れ様が訪問されているのだけど、それでは帰って頂く
わ。」といかにも会話しているように振る舞い、誰かに
訪問していることを連絡されたように感じさせてから
「今、急用で友人が来ることになったのでお帰りくださ
い。」と帰って頂く口実を作る事も可能である。携帯電
話やＰＨＳ及び一般の家庭電話の付属品として利用し、
本発明の電話ダイヤル信号発信機で自らの電話機に必要
に応じて自由に着信信号を送ることにより、いかにも外
部から電話が掛かったかのように振る舞い、誰かに連絡
されたように感じさせることで犯罪を未然に防ぐことが
期待できる。
【図１】本発明の斜視図
【図２】本発明の第２実施形態の斜視図
【図３】本発明の第３実施形態の斜視図
１ 電源電池 ２ 電源スイッチ ３ ＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ ３’ ＩＣ内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ ４ 無線の発振器 ５ アンテナ ６ 液晶ゲーム型のケース ７ 腕時計型のケース
Claims (1)
- 【請求項１】 電源（１）に電源スイッチ（２）、ＩＣ
内蔵されたダイヤル信号発信スイッチ（３）と無線の発
振器（４）、アンテナ（５）を配線し、ケース（６）に
内蔵した電話ダイヤル信号発信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17204998A JPH11331432A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 電話ダイヤル信号発信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17204998A JPH11331432A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 電話ダイヤル信号発信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11331432A true JPH11331432A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15934597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17204998A Pending JPH11331432A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 電話ダイヤル信号発信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11331432A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002359691A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 住宅情報盤 |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP17204998A patent/JPH11331432A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002359691A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 住宅情報盤 |
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