JPH11330256A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH11330256A
JPH11330256A JP10153818A JP15381898A JPH11330256A JP H11330256 A JPH11330256 A JP H11330256A JP 10153818 A JP10153818 A JP 10153818A JP 15381898 A JP15381898 A JP 15381898A JP H11330256 A JPH11330256 A JP H11330256A
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semiconductor
memory
chips
chip
semiconductor wafer
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Koichi Ikeda
孝市 池田
Takeshi Ikeda
毅 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度実装が可能な半導体装置を製造する際
の不良率を低減することができ、しかも工程の簡略化が
可能な半導体装置およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 半導体ウエハ2に同一のメモリチップ1
を複数個形成した状態で、各メモリチップ1の良否検査
を一度に行い、良品と判定されたメモリチップ1を4
個、2個あるいは1個単位で半導体ウエハ2から切り出
し、基板4に実装してメモリモジュール10を完成させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ基板やマザ
ーボードなどに実装可能な半導体装置およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハから切り出されたメモリチ
ップ等の半導体チップは、パッケージングされた状態で
プリント基板等に実装されるのが一般的である。ところ
が、パッケージの外形寸法は、各種の半導体チップ自体
のサイズに比べてかなり大きいため、プリント基板等に
実装可能なパッケージの数には一定の制限がある。
【0003】一方、最近では、複数の半導体チップを基
板上に実装したマルチチップモジュール(MCM)が普
及しつつある。このマルチチップモジュールを用いるこ
とにより、実装面積の小型化およびこれに伴う軽量
化、高密度配線およびベアチップ実装による高性能・
高速化、高信頼性の確保等が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した高
密度実装が可能なマルチチップモジュールにおいては、
複数の半導体チップを1つの基板上に実装するため、各
半導体チップの不良率が累積されてモジュール全体とし
ての不良率が大きくなる。例えば、4個のメモリチップ
を1つのモジュール基板に実装する場合には、1つのメ
モリチップが不良であってもモジュール全体の不良とな
る。したがって、不良となったメモリチップを交換する
リペア作業を行ったり、このモジュール全体を不良品と
して廃棄する等の処置を施す必要があり、歩留まりが悪
く、しかも無駄が多かった。また、複数の半導体チップ
を1つの基板上に実装する場合には、それぞれの半導体
チップを1個ずつ基板に実装するため、製造工程が複雑
になっていた。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、高密度実装が可能な半導体
装置を製造する際の不良率を低減することができ、しか
も工程の簡略化が可能な半導体装置およびその製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、半導体ウエハに複数の同一の半導
体チップ(好ましくはメモリチップ)を形成した後に、
あるいはこれらの半導体チップに対して配線、樹脂封
止、端子形成を行った後に、各半導体チップの良否検査
を行い、その結果に応じて1あるいは複数個を単位とし
て半導体チップを切り分けることにより半導体装置が形
成される。良否検査の結果に応じて半導体チップの切り
分けを行っているため、複数個の半導体チップによって
構成される高密度実装が可能な半導体装置を製造したと
きに、その中の一部の半導体チップが不良品であるため
に半導体装置全体が不良品になるということがなく、半
導体装置を製造する際の不良率を低減することができ
る。また、複数個の半導体チップからなる半導体装置を
その後の工程で用いることができるため、単一の半導体
チップからなる半導体装置を複数個組み合わせて用いる
場合に比べて、その後の工程を簡略化することができ
る。
【0007】特に、半導体ウエハに形成された各半導体
チップに対して配線、樹脂封止、端子形成からなる実装
工程を実施することにより、各半導体チップを個別に切
り分けた後にこの実装工程を実施する場合に比べてさら
なる工程の簡略化が可能になる。
【0008】また、良否検査の結果に応じた半導体チッ
プ、特にメモリチップの切り分けは、4個が可能な場合
には4個をひとまとまりとして、4個が不可能であって
2個が可能な場合には2個をひとまとまりとして、2個
が不可能な場合には1個ずつ行うことが好ましい。この
ように、多数個取りを優先させることにより、より大き
な単位の(4個取りの)半導体装置を無駄なく効率よく
製造することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を適用した第1の実施形態のメモリモジュールについ
て、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本
実施形態のメモリモジュールの製造工程を示す図であ
る。
【0010】まず、図1(a)および(b)に示すよう
に、例えばシリコン単結晶の薄片である半導体ウエハ2
を導入し、この半導体ウエハ2に同一のメモリチップ1
を形成する(第1の工程)。図1(b)の点線で囲まれ
た各領域は、メモリチップ1の1単位(切り分けの最小
単位)を示しており、半導体ウエハ2には、複数のメモ
リチップ1が形成される。
【0011】図2は、半導体ウエハ2に形成されるメモ
リチップ1の概略を示す図である。図2に示すように、
メモリチップ1は、所定の大きさの半導体ウエハ2と、
この半導体ウエハ2の表面に形成される複数のチップ用
パッド3とを含んで構成される。チップ用パッド3は、
メモリチップ1が実装される基板との電気的接続を行う
ための接続端子である。
【0012】このようにして半導体ウエハ2に複数のメ
モリチップ1が形成された状態で、次に、メモリチップ
1のそれぞれについて良否検査を行う(第2の工程)。
例えば、各メモリチップ1に形成されたチップ用パッド
3に検査用プローブを押圧して電気的に接触させること
により、各種の機能試験を実施する。各メモリチップ1
の良否検査を半導体ウエハ2の全体を単位として行うこ
とにより、すなわち、半導体ウエハ2に形成された複数
のメモリチップ1の良否検査を一度に行うことにより、
検査効率の向上を図っている。
【0013】次に、第2の工程における良否検査の結果
に基づいて、図1(c)に示すように、良品と判定され
たメモリチップ1を1個あるいは複数個(2個または4
個)を単位として切り分ける(第3の工程)。
【0014】図3は、半導体ウエハ2に形成された複数
のメモリチップ1の切り分け方法の一例を示す図であ
る。図3(a)は、上述した第2の工程における各メモ
リチップ1の良否検査の結果を示す図であり、○印は良
品と判定されたメモリチップ1を、×印は不良品と判定
されたメモリチップ1をそれぞれ示している。また、図
3(b)は、図3(a)において良品と判定されたメモ
リチップ1をどのように切り分けるかを示す図であり、
実線で囲まれた範囲が切り分けの単位を示している。上
述したように、メモリチップ1は、1個あるいは複数個
(2個または4個)を単位として切り分けられるが、な
るべく多くの個数をひとまとまりとして切り分けること
が好ましい。したがって、図3(b)に示す切り分け方
法は、4個のメモリチップ1を切り出すことができる場
合は4個を切り分け、4個のメモリチップ1を切り出す
ことができない場合は2個を切り分け、2個のメモリチ
ップ1を切り出すことができない場合は1個だけを切り
分けるという手順となる。図3(a)に示した良否検査
の結果に対してこの切り分け方法を適用した場合には、
図3(b)に示すように、4個のメモリチップ1を切り
分けたものが1組、2個のメモリチップ1を切り分けた
ものが3組、1個のメモリチップ1を切り分けたものが
3組取り出される。このようにして、1個あるいは複数
個からなる半導体装置が製造される。
【0015】次に、図1(d)に示すように、切り分け
たメモリチップ1を基板4に実装して、最終的に、メモ
リチップ1を4個取りしたメモリモジュール10a、2
個取りしたメモリモジュール10b、1個取りしたメモ
リモジュール10cのいずれかを完成させる(第4の工
程)。例えば基板4への実装方法としては、メモリチッ
プ1に形成されたチップ用パッド3と基板4に形成され
た電極(図示せず)とをボンディングワイヤを用いて接
続する。
【0016】メモリチップ1を4個取りしたメモリモジ
ュール10aは、例えば各メモリチップ1のビット構成
を16M×4ビットとすると、メモリモジュール10a
を実装する基板(図示せず)の配線の仕方によって、1
6M×16ビット、32M×8ビット、64M×4ビッ
トのいずれかのメモリ素子として用いることができる。
また、メモリモジュール10aは、単一のメモリ素子と
同様に取り扱うことができるため、他の基板等への実装
工程の簡略化が可能となる。
【0017】同様に、メモリチップ1を2個含んだメモ
リモジュール10bは、各メモリチップ1のビット構成
を16M×4ビットとすると、メモリモジュール10b
を実装する基板の配線の仕方によって、16M×8ビッ
ト、32M×4ビットのいずれかのメモリ素子として用
いることができる。また、メモリモジュール10bは、
単一のメモリ素子と同様に取り扱うことができるため、
他の基板等への実装工程の簡略化が可能となる。
【0018】このように、半導体ウエハ2に同一のメモ
リチップ1を複数個形成し、これらのメモリチップ1の
うち、良否検査によって良品であると判定されたものの
みを切り分けてメモリモジュール10が製造されるた
め、メモリモジュール10に含まれる一部のメモリチッ
プ1が不良品であるためにメモリモジュール10全体が
不良品となってしまうことがなく、メモリモジュール1
0の製造の際の不良率を低減することができる。
【0019】また、半導体ウエハ2全体を単位としてそ
の半導体ウエハ2に形成された複数のメモリチップ1の
良否検査を一度に行っているため、検査の効率を上げる
ことができる。さらに、メモリチップ1は、1個あるい
は複数個(2個または4個)を単位として半導体ウエハ
2から切り分けられるが、なるべく多くの個数をひとま
とまりとして切り分けて、すなわちなるべく4個ずつ切
り分けているため、メモリチップ1を4個取りしたメモ
リモジュール10aを効率よく製造することができる。
【0020】また、メモリモジュール10aやメモリモ
ジュール10bは、半導体ウエハ2に形成されたメモリ
チップ1を複数個まとめて切り分けたものが実装されて
いる。すなわち、複数のメモリチップ1が互いにつなが
った状態で実装されるため、半導体ウエハ2からメモリ
チップ1を1個ずつ切り出し、各メモリチップ1同士の
間隔をとって実装してメモリモジュールを形成する場合
と比較すると、高密度実装による部品の小型化が可能に
なる。また、一度に複数の半導体チップ1を実装するこ
とができるため、製造工程を簡略化することが可能とな
る。
【0021】(第2の実施形態)次に、本発明を適用し
た第2の実施形態のメモリモジュールについて説明す
る。本実施形態のメモリモジュールは、チップサイズパ
ッケージ(CSP;Chip Size Package )実装技術によ
って製造される。図4は、本実施形態のメモリモジュー
ルの製造工程を示す図である。
【0022】まず、図4(a)および(b)に示すよう
に、半導体ウエハ12を導入し、この半導体ウエハ12
に同一のメモリチップ11を形成する(第1の工程)。
図4(b)の点線で囲まれた複数の各領域は、CSP実
装後のメモリチップ11の1単位(切り分けの最小単
位)を示している。次に、複数のメモリチップ11が形
成された状態の半導体ウエハ12全体を対象として、図
4(c)に示すように、配線と樹脂封止を行った後に端
子を形成するCSP実装を行う(第2の工程)。
【0023】図5は、CSP実装されたメモリチップ1
1の拡大断面図である。図5に示すように、CSP実装
されたメモリチップ11は、半導体ウエハ12、配線パ
ターン13、ビア・ポスト14、バリヤ・メタル15、
樹脂層16、半田ボール17を含んで構成される。
【0024】配線パターン13は、半導体ウエハ12の
表面に形成された金属薄膜をレジストで加工した後、電
解メッキ処理を施すことにより形成される。ビア・ポス
ト14は、配線パターン13に接続されており、その頂
上部にはバリヤ・メタル15が形成される。樹脂層16
は、半導体ウエハ12の表面を封止している。樹脂層1
6は、ビア・ポスト14の高さとほぼ等しい厚さを有し
ており、樹脂封止したときにバリヤ・メタル15が外部
に露出するようになっている。半田ボール17は、メモ
リチップ11が実装される基板との電気的接続を行うた
めの接続端子である。
【0025】このようにして半導体ウエハ12に形成さ
れた複数のメモリチップ11がCSP実装された状態
で、次に、各メモリチップ11の良否検査を行う(第3
の工程)。例えば、各メモリチップ11に対応して形成
された半田ボール17に検査用プローブを押圧して電気
的に接触させることにより、各種の機能試験を実施す
る。メモリチップ11の良否検査を半導体ウエハ12の
全体を単位として行うことにより、すなわち、半導体ウ
エハ12に形成された複数のメモリチップ11の良否検
査を一度に行うことにより、検査効率の向上を図ってい
る。
【0026】次に、第3の工程における良否検査の結果
に基づいて、図4(d)に示すように、良品と判定され
たCSP実装後のメモリチップ11を1個あるいは複数
個(2個または4個)を単位として切り分けることによ
り、最終的に、メモリチップ11を4個取りしたメモリ
モジュール20a、2個取りしたメモリモジュール20
b、1個取りしたメモリモジュール20cのいずれかを
完成させる(第4の工程)。具体的な切り分け方法は、
上述した第1の実施形態において、図3に示した切り分
け方法が適用される。
【0027】このように、半導体ウエハ12に同一のメ
モリチップ11を複数個形成した後にCSP実装を行
い、CSP実装後の各メモリチップ11のうち、良否検
査によって良品であると判定されたもののみを切り分け
て半導体装置としてのメモリモジュール20が製造され
るため、メモリモジュール20に含まれる一部のメモリ
チップ11が不良品であるためにメモリモジュール20
全体が不良品となってしまうことがなく、メモリモジュ
ール20を製造する際の不良率を低減することができ
る。
【0028】また、メモリモジュール20aやメモリモ
ジュール20bは、半導体ウエハ12から複数のメモリ
チップ11をまとめて切り出したものが実装される。こ
のため、半導体ウエハ12からメモリチップ11を1個
ずつ切り出した後に各メモリチップ1の間隔をとって実
装してメモリモジュールを形成する場合と比較すると、
高密度実装による部品の小型化が可能になる。特に、C
SP実装を行っているため、実装面積が最小になる。ま
た、良否パターンに基づいて、できるたけ多くのメモリ
チップ11を含むようなメモリモジュール20a等の切
り出しが行われるため、多数個取りのメモリモジュール
20a等を効率よく製造することができる。
【0029】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可
能である。例えば、上述した第1の実施形態の半導体ウ
エハ2に含まれる各メモリチップ1は、対応する端子同
士を各メモリチップ1内の配線によって相互に接続する
ようにしてもよい。例えば、各メモリチップ1の電源端
子には共通の電源電圧が印加され、クロック端子には共
通の動作クロック信号が入力される。同じ電圧が印加さ
れる端子同士あるいは同じ信号が入力される信号同士を
各メモリチップ1を形成する際に接続しておいて、4個
あるいは2個を同時に切り出す場合には、4個あるいは
2個のメモリチップ1の中のいずれか一つに対して、共
通の電圧を印加し、あるいは共通の信号を入力するよう
にする。このように、各メモリチップ1の内部で相互に
配線を行うことにより、複数のメモリチップ1とこれを
実装する基板4との間の配線量を減らすことができ、実
装工程の簡略化が可能になる。
【0030】但し、隣接する各メモリチップ1をどのよ
うに組み合わせて切り出すかは、良否検査を行うまでわ
からないため、図6に示すように、隣接する全てのメモ
リチップ1同士の同じ端子を相互に配線しておくことが
好ましい。また、一例として電源端子やクロック端子を
相互に接続する場合を説明したがその他の端子、例えば
アドレス端子やデータ端子を相互に接続するようにして
もよい。同じアドレス端子同士を接続すると、例えば1
個のメモリチップ1のビット構成を16M×4ビットと
したときに、2個のメモリチップ1を同時に切り出すメ
モリモジュール10bでは16M×8ビットのビット構
成を少ない配線量で容易に実現でき、4個のメモリチッ
プ1を同時に切り出すメモリモジュール10aでは16
M×16ビットのビット構成を少ない配線量で容易に実
現できる。また、同じデータ端子同士を接続すると、例
えば1個のメモリチップ1のビット構成を16M×4ビ
ットとしたときに、2個のメモリチップ1を同時に切り
出すメモリモジュール10bでは32M×4ビットのビ
ット構成を少ない配線量で容易に実現でき、4個のメモ
リチップ1を同時に切り出すメモリモジュール10aで
は64M×4ビットのビット構成を少ない配線量で容易
に実現できる。
【0031】同様に、上述した第2の実施形態の半導体
ウエハ12に含まれる各メモリチップ11の対応する端
子同士を配線によって相互に接続するようにしてもよ
い。但し、この場合には、半導体ウエハ12において各
メモリチップ11の端子同士を相互に接続する場合の他
に、CSP実装を行う際に形成する配線(図5に示した
配線パターン13)を用いて各メモリチップ11の端子
同士を相互に接続するようにしてもよい。
【0032】また、上述した実施形態では、各メモリチ
ップ1のビット構成を16M×4ビットとしたが、他の
ビット構成でもよく、また、異なるビット構成あるいは
容量のメモリチップ1を組み合わせてもよい。また、上
述した実施形態では、半導体チップとしてメモリチップ
を用い、半導体装置としてのメモリモジュールを製造す
る場合を例にとって説明したが、メモリチップ以外の半
導体チップ、例えば、プロセッサチップやASIC等の
各種チップを用いて半導体装置を製造する場合に適用す
ることができる。
【0033】また、上述した第1の実施形態では、複数
個あるいは1個ずつ切り出したメモリチップ1を基板4
上に実装してメモリモジュール10を形成したが、メモ
リチップ1をパーソナルコンピュータのマザーボード等
に直接実装するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、良否
検査の結果に応じて1あるいは複数個を単位として半導
体ウエハから半導体チップを切り分けているため、複数
個の半導体チップによって構成される高密度実装が可能
な半導体装置を製造したときに、その中の一部の半導体
チップが不良品であるために半導体装置全体が不良品に
なるということがなく、半導体装置を製造する際の不良
率を低減することができる。また、複数個の半導体チッ
プからなる半導体装置をその後の工程で用いることがで
きるため、単一の半導体チップからなる半導体装置を複
数個組み合わせて用いる場合に比べて、その後の工程を
簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のメモリモジュールの製造工程
を示す図である。
【図2】半導体ウエハに形成されるメモリチップの概略
を示す図である。
【図3】半導体ウエハに形成されたメモリチップの切り
分け方法の一例を示す図である。
【図4】第2の実施形態のメモリモジュールの製造工程
を示す図である。
【図5】CSP実装されたメモリチップの拡大断面図で
ある。
【図6】相互に接続される各メモリチップ間の接続状態
を示す図である。
【符号の説明】
1、11 メモリチップ 2、12 半導体ウエハ 3 チップ用パッド 4 基板 10、20 メモリモジュール 13 配線パターン 14 ビア・ポスト 15 バリヤ・メタル 16 樹脂層 17 半田ボール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハに複数の同一の半導体チッ
    プを形成した後に、各半導体チップの良否検査の結果に
    応じて1あるいは複数個を単位として前記半導体チップ
    を切り分けることにより形成することを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 半導体ウエハに形成された複数の同一の
    半導体チップに対して配線、樹脂封止、端子形成を行っ
    た後に、各半導体チップの良否検査の結果に応じて1あ
    るいは複数個を単位として前記半導体チップを切り分け
    ることにより形成することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記半導体チップはメモリチップであることを特徴とす
    る半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体ウエハに複数の同一の半導体チッ
    プを形成する第1の工程と、 前記半導体ウエハに形成された複数の前記半導体チップ
    のそれぞれの良否検査を行う第2の工程と、 前記良否検査の結果に基づいて1あるいは複数の前記半
    導体チップを切り分ける第3の工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体ウエハに複数の同一の半導体チッ
    プを形成する第1の工程と、 前記半導体ウエハ上に形成された複数の前記半導体チッ
    プに対して配線、樹脂封止、端子形成を行う第2の工程
    と、 前記第2の工程によって形成された前記端子を用いて、
    前記半導体ウエハに形成された複数の前記半導体チップ
    のそれぞれの良否検査を行う第3の工程と、 前記良否検査の結果に基づいて1あるいは複数の前記半
    導体チップを切り分ける第4の工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 前記半導体チップはメモリチップであることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記良否検査の後に行われる複数の前記半導体チップの
    切り分けは、4個が可能な場合には4個をひとまとまり
    として、4個が不可能であって2個が可能な場合には2
    個をひとまとまりとして、2個が不可能な場合には1個
    ずつ行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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