JPH06334034A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH06334034A
JPH06334034A JP5118897A JP11889793A JPH06334034A JP H06334034 A JPH06334034 A JP H06334034A JP 5118897 A JP5118897 A JP 5118897A JP 11889793 A JP11889793 A JP 11889793A JP H06334034 A JPH06334034 A JP H06334034A
Authority
JP
Japan
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holder
processing
substrate
semiconductor device
split
Prior art date
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Pending
Application number
JP5118897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Tanimura
彰一 谷村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5118897A priority Critical patent/JPH06334034A/ja
Publication of JPH06334034A publication Critical patent/JPH06334034A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】小量多品種生産、低歩留まりの生産において、
より無駄のない半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】1チップ単位またはいくつかのチップ単位に分
割した基板4をホルダー3で支持し、ホルダー単位で処
理を行う。また、工程途中で異物検査、電気測定を行
い、不良の発見されない基板4のみを加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体基板を加工する半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造は、限られた種
類の半導体装置をいかに大量に、低価格で製造するかを
目標に改善されてきたが、近年、多くの品種の半導体装
置をそれぞれ小量のみ生産することが多くなってきた。
また、従来の製造方法ではある程度歩留まりが得られた
ため、1枚の基板から多くの正常な半導体装置を得るこ
とができた。しかしながら、近年では、半導体装置の微
細化、高集積化、大面積化にともない、高い歩留まりを
得ることが困難になってきており、1枚の基板から多く
の正常な半導体装置を得ることが困難となっている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
半導体装置の製造方法の一例について説明する。図5は
従来の半導体装置の製造方法における1枚のウエハ上の
チップの並びを示す概略図である。図5において、1は
ウエハ、2はその上に形成されるチップである。従来
は、1枚のウエハ1上にフォトリソ工程において等しい
パターンの多数ショット、全面の膜形成、全面のエッチ
ング等の工程を繰り返すことにより、多数のチップ2を
同時に形成した。その後、ダイシング工程においてそれ
ぞれのチップを分割しパッケージングを行う。こうして
1枚のウエハ1に同一のチップ2を多数形成することに
より、最も効率よくかつ大量に同一品種の半導体装置を
製造することができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、多くの品種を小量のみ生産する場合に無
駄が発生するという問題点があった。また、半導体装置
チップの微細化、高集積化にともない、そのウエハの中
心部と周辺部での膜厚やエッチングレートの違いが半導
体装置の特性に影響を与えるという問題が生じる。ま
た、歩留まりの低下にともない、最終工程を終了した後
の1枚のウエハから得られる正常な半導体装置はほんの
わずかな数となり、それ以外のチップに対してはある工
程で不良になった後も正常なチップと同様な処理が行わ
れており、無駄が発生していた。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、小量多品種生
産、低歩留まりの生産において、より無駄のない半導体
装置の製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の半導体装置の製造方法は、ダイシング工程
以前において基板を分割し、分割した基板をホルダーで
保持して加工することを特徴とするものである。
【0007】また、分割した基板を保持するホルダーの
表面をシリコンとしたことを特徴とするものである。さ
らに、分割した基板を加工する際に、完成前の段階で検
査をする工程を設け、この検査により異常が検出された
基板を前記検査工程以降の工程で処理しないようにする
ものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した方法を用いることにより、1
回の処理をウエハ単位でなくチップ単位で行うことがで
き、必要なチップのみを処理することができる。また、
半導体装置の微細さ、高集積度を満足させるために必要
なチップ内の膜厚、エッチングレートの均一性が保たれ
る部分にのみチップをおいて加工することができ、周囲
の部分から不良品を発生する無駄をなくすことができ
る。
【0009】また、分割した基板を保持するためのホル
ダーは、工程によっては材質に影響されないが、特定の
エッチング工程などでは、加工しようとするチップの周
囲の表面の材料や面積によって加工形状が変化する工程
もあるため、チップ表面と同質のシリコンを表面材料と
したホルダーを用いることにより、従来と同様の加工を
行うことが可能となる。
【0010】さらに、工程の途中で、表面異物検査や、
電気測定などの検査を行い、不良が発生していると判断
できた時点で不良品の加工を中止し、良品のみを集めて
加工することにより、無駄な処理をすることを防ぐこと
ができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の半導体装置の製造方
法について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例における半導
体装置の製造方法における加工時のチップの並びを示す
概略図である。図1において、2はチップ、3はホルダ
ーである。
【0013】まず基板をいくつかのチップ2あるいは1
つづつのチップ単位に、加工前あるいはある工程まで加
工した後に分割する。それらのうち等しい条件で加工さ
れる分割した基板を集めてホルダー3で保持する。この
際、加工すべき分割した基板が登載されている部分は、
これらの加工の際に必要となる加工精度をみたすことが
できる面積内に入るように設定する。
【0014】次に、このホルダー単位で加工装置で処理
を繰り返すことにより半導体装置を完成させる。本実施
例で用いるホルダー3は図2に示すように、複数あるい
は1つのチップあるいは分割した基板を保持できる保持
凹部をもつ形状をしたものである。
【0015】図3にホルダー3に1あるいはそれ以上の
個数のチップからなる分割した基板4を保持したときの
断面図を示す。図3(a)では、最も単純な構造のホル
ダー3の例を示しており、凹段部を設けて分割した基板
4を水平方向および垂直方向に支える形状をしている。
一部の工程では、ホルダー3の表面と分割した基板4の
表面との高さがほぼ一致していないと加工状態が変わる
工程もあり、その場合には図に示すような基板4の表面
と一致した表面をもつホルダー3を用いる。
【0016】図3(b)には、基板4を下向きに処理す
る必要がある場合や、基板4を固定しなければならない
場合に用いるホルダーの例を示す。図のように、ホルダ
ーはA,B2つの部分からなり、ホルダA5にはテーパ
型をもつ穴を設け、ホルダーA5とホルダーB6によっ
て分割した基板4がはさまれるような構造となってい
る。
【0017】上記のように、基板を分割してホルダー3
で支持し、ホルダー単位で処理を行うことによって、必
要な基板(チップ)のみを処理することができ、多品種
小量の生産の際も無駄を発生することがない。また、膜
厚、エッチングレートの均一性が保たれる部分にのみ基
板をおいて加工することができ、周囲の部分から不良品
を発生する無駄をなくすことができる。
【0018】さらに、工程の途中で、基板の表面異物検
査や、電気測定などの検査を行い、不良が発生している
と判断できた時点で不良品の加工を中止し、良品の基板
のみを再度ホルダーにセットしなおすことにより、不良
基板に対して加工するといった無駄な処理をすることを
防ぐことができる。
【0019】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図4は本発明の第2の実施例を
示す半導体装置の製造方法において用いるホルダー3の
断面図である。本実施例で用いるホルダー3は図に示す
ように、分割した基板4で表面が隠れるホルダー3の本
体は石英部10とし、表面が露出する部分11の材料を
シリコンとする。本実施例のホルダー3を用いることに
より、エッチングの際にエッチングガスがホルダー3の
表面と反応して処理状態が変わることや、膜形成時に膜
とホルダー3との密着性が悪く膜はがれが生じて歩留ま
りを低下するといった問題をなくすことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、基板を分割して
加工することと、分割した基板を加工する際に前記分割
した基板を保持するためのホルダーを用いること、ま
た、分割した基板を保持するホルダーにシリコン部を設
けたこと、さらには、分割した基板を加工する際に、完
成前の段階で検査をする工程を設けることと、前記検査
により異常が検出された基板を前記検査工程以降の工程
で処理しないことによって、小量多品種生産、低歩留ま
りの生産において、より無駄のない半導体装置の製造方
法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における半導体装置の製
造方法における加工時のチップの並びを示す概略図
【図2】同実施例における製造方法の説明のためのホル
ダーの概念図
【図3】同実施例におけるホルダーの断面図
【図4】本発明の第2の実施例におけるホルダーの断面
【図5】従来の半導体装置の製造方法における1枚のウ
エハ上のチップの並びを示す概略図
【符号の説明】
2 チップ 3 ホルダー 4 分割した基板 10 石英部 11 シリコン部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイシング工程以前の工程において、基
    板を1チップ単位またはいくつかのチップ単位に分割
    し、分割した基板をホルダーに保持させて加工すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 ホルダーは表面がシリコンである請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 分割した基板の加工において、完成前の
    段階で検査をする工程を設け、前記検査により検出され
    た異常基板を前記検査工程以降の工程で処理しないこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
JP5118897A 1993-05-21 1993-05-21 半導体装置の製造方法 Pending JPH06334034A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999060618A1 (fr) * 1998-05-19 1999-11-25 T.I.F. Co., Ltd. Dispositif a semi-conducteurs et procede de fabrication dudit dispositif
WO1999060619A1 (fr) * 1998-05-19 1999-11-25 T.I.F. Co., Ltd. Dispositif a semi-conducteurs et procede de fabrication dudit dispositif
US6479306B1 (en) 1998-05-19 2002-11-12 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device

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WO1999060618A1 (fr) * 1998-05-19 1999-11-25 T.I.F. Co., Ltd. Dispositif a semi-conducteurs et procede de fabrication dudit dispositif
WO1999060619A1 (fr) * 1998-05-19 1999-11-25 T.I.F. Co., Ltd. Dispositif a semi-conducteurs et procede de fabrication dudit dispositif
US6479306B1 (en) 1998-05-19 2002-11-12 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device

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Effective date: 20040106