JPH11329007A - プロジェクタ―式車両用ヘッドライト - Google Patents

プロジェクタ―式車両用ヘッドライト

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JPH11329007A
JPH11329007A JP11094954A JP9495499A JPH11329007A JP H11329007 A JPH11329007 A JP H11329007A JP 11094954 A JP11094954 A JP 11094954A JP 9495499 A JP9495499 A JP 9495499A JP H11329007 A JPH11329007 A JP H11329007A
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light
lens
headlight
reflector
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JP11094954A
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English (en)
Inventor
Kurt Schuster
シュースター クルト
Gerhard Weihing
ヴァイヒング ゲルハルト
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/28Cover glass
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V5/00Refractors for light sources
    • F21V5/04Refractors for light sources of lens shape
    • F21V5/045Refractors for light sources of lens shape the lens having discontinuous faces, e.g. Fresnel lenses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/25Projection lenses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光源から放射された光を良好な効率で収束し
て、明暗境界の上側が十分に照射されるようにするこ
と。 【解決手段】 ヘッドライトのレンズを、光源によって
放射されてリフレクタによって反射された光が透過し、
少なくとも部分的に光を透過する要素を、光源によって
放射されて、リフレクタによって反射されなかった光が
透過し、光照射方向とは反対側を向いた面にリング状の
フレネルレンズの形成用の光学プロフィールによって、
光が収束され、光照射方向を向いた面の別の光学プロフ
ィールによって、透過光が上の方に屈折され、レンズを
透過した光の明暗境界の上側の領域が照射される。 【効果】 光を良好な効率で収束することができ、透光
要素を透過した光が更に屈折されて、明暗境界の上側が
十分に照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクター式
車両用ヘッドライトであって、リフレクタ、光源、レン
ズ、少なくとも1つの透光要素を有しており、前記レン
ズを通って、前記リフレクタによって反射された光が照
射され、前記透光要素は、前記レンズを当該レンズの周
囲の少なくとも一部分で取り囲んでいて、少なくとも部
分的に透光するように形成されており、前記透光要素に
より、前記光源から放射されて、前記リフレクタによっ
て反射できなかった光が照射されて収束され、前記リフ
レクタによって反射されて、前記レンズを通って照射さ
れた光は、上側の明暗境界を有しているヘッドライトに
関する。
【0002】
【従来の技術】その種のヘッドライトは、ドイツ連邦共
和国特許公開第3218703号公報から公知である。
このヘッドライトは、リフレクタ、光源及びレンズを有
しており、このレンズを通って、リフレクタによって反
射された光が放射される。更に、ヘッドライトは、レン
ズを少なくとも、その周囲の一部分で囲む透光要素を有
しており、この透光要素によって、光源から放射され
た、リフレクタによって反射されなかった光が透過し
て、収束することができる。透光要素は、このためにプ
リズムを有しており、このプリズムによって、透過光が
屈折される。透光要素を、このように構成することによ
って、光源がスイッチオンされた場合に、ヘッドライト
の照射面がレンズの面に比して拡大され、その結果、ヘ
ッドライトによって全く眩惑が生じないか、又は、僅か
しか主観的眩惑が生じない。リフレクタによって反射さ
れてレンズによって散乱された光束は、シャープな明暗
境界を有しており、その結果、一方では、対面通行の眩
惑を回避できる利点があるが、他方では、例えば、交通
標識又は指示プレートのような高い位置の対象は、照射
されないか、少なくとも不十分にしか照射されず、従っ
て、車両運転手にとっては識別が極めて困難である。透
光要素を透過した光の一部分しか、透光要素のプリズム
を通らない。公知のヘッドライトは、更に、光源がスイ
ッチオフされた場合に、透光要素が暗くしか見えず、ヘ
ッドライトは、不所望にも一体的でなくまとまりのない
外観となってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、光源
から放射された光を良好な効率で収束して、明暗境界の
上側が十分に照射されるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
ると、透光要素は、少なくとも領域を限って、環状の光
学プロフィールを有するフレネルレンズとして形成され
ており、前記透光要素を透過した光のビーム路の少なく
とも一部分内に、別の光学プロフィールが設けられてお
り、該別の光学プロフィールによって、前記光が屈折さ
れて、当該光により、車両前方の、リフレクタによって
反射されてレンズを透過した光の明暗境界の上側の領域
が照射されるようにように構成されていることによって
解決される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のヘッドライトの有利で合
目的的な構成は、従属請求項に記載されている。ディス
クは、ヘッドライトのシェードとして使用されるように
構成することによって、所定の少なくとも部分的に反射
する層が達成されて、ヘッドライトが、スイッチオフさ
れた状態で美しい外観となり、その際、フレネルレンズ
の光収束作用によって、透光要素を透過した光が膜によ
って部分的に遮蔽されるにも拘わらず、レンズの周囲の
領域を十分に照射することができるようになる。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例を用いて、本発明を詳細
に説明する。
【0007】図1〜4に示されている車両、特に、自動
車用のヘッドライトは、プロジェクタ式に構成されてお
り、少なくとも減光ライトの形成用に使用される。ヘッ
ドライトは、プラスチック又は金属製のリフレクタ10
を有しており、リフレクタの頂点領域内に光源12が設
置されている。光源12は、グローランプ、ガス放電ラ
ンプ、又は、他の適切なランプである。光照射方向14
で見て、リフレクタ10の後ろ側に、ガラス又はプラス
チック製のレンズ16が設けられており、このレンズ
は、例えば、リフレクタ10側は平面18であり、反対
側は、凸面状湾曲面20である。レンズ16は、支持部
材22内に保持されており、この支持部材は、リフレク
タ10の、光照射方向14を向いた前縁24と結合され
ている。リフレクタ10及びレンズ16は、ケーシング
15内に設けられており、ケーシングは、光照射開口を
有しており、光照射開口は、ガラス又はプラスチック製
の透光シェード17でカバーされている。カバーシェー
ド17は、滑らかに形成されており、その結果、このカ
バースクリーンを透過する光が何の影響も受けずに透光
するか、又は、択一選択的に、少なくとも所定領域に光
学要素を有していて、この光学要素を透過する光が屈
折、例えば、散乱される。
【0008】リフレクタ10によって、光源12から放
射された光が収束光束として反射され、この光束は、レ
ンズ16を透過し、その際、屈折される。レンズ16
は、その際、収束レンズとして作用し、この収束レンズ
によって、透過光がリフレクタ10の光軸11の方に屈
折される。リフレクタ10は、例えば、少なくともほぼ
楕円面形状、楕円面状の形状、又は、リフレクタ10に
よって反射すべき光束の特性から導出された、数量的に
特定された形状を有している。リフレクタ10とレンズ
16との間に、透光遮蔽板26を設けることができ、こ
の遮蔽板は、光軸11の実質的に下側に設けられてお
り、この遮蔽板は、リフレクタ10によって反射された
光束の一部分しか通過できない。遮蔽板26を通過した
光束には、遮蔽板26の上縁によって特定される明暗境
界が形成され、この明暗境界は、レンズ16によって、
ヘッドライトから照射される減光光束の明暗境界として
形成される。択一選択的に、リフレクタ10の形状を、
このリフレクタによって反射された光束が、既に、レン
ズ16によって形成される所要の明暗境界を有している
ように特定した場合には、遮蔽板26を設けなくてもよ
い。
【0009】リフレクタ10は、その前縁24に、横断
面Q1を有しており、レンズ16は、この横断面Q1に
較べて小さな横断面Q2を有している。支持部材22
は、1つ以上のウェブ28を有しており、このウェブ
は、リフレクタ10の前縁24から出て、レンズ16の
近く迄延在しており、レンズ16の近くで、このウェブ
は、例えば、環状部30によって相互に結合することが
でき、この環状部内で、レンズ16は、その縁で保持さ
れている。ウェブ28間に、開口32が設けられてお
り、この開口を通って、光源12から放射されて、リフ
レクタ10によって反射されなかった光が透過する。ウ
ェブ28は、有利には、できる限り狭幅に形成されて、
ウェブ間に大きな開口32が得られるようにされてお
り、その結果、光源12から照射される光の相応の大部
分が、この大きな開口を通って照射される。択一選択的
に、支持部材22を、少なくとも部分的に透光材、例え
ば、プラスチック又はガラスから形成してもよい。この
場合には、支持部材22には、開口を設ける必要はな
い。
【0010】更に、レンズ16を、その周囲の少なくと
も一部分を囲む、少なくとも1つの要素40が設けられ
ており、この要素40は、図1及び図2に第1の実施例
により示されている。要素40は、レンズ16を、その
全周に亘って囲んでおり、例えば、ガラス又はプラスチ
ックの透光材製である。レンズ16及び透光要素40
は、一体的に構成するとよい。透光要素40は、少なく
とも領域を限って、有利には、その延在範囲全体に亘っ
て、フレネルレンズとして構成し、その際、光学的に作
用する環状の同心状複数プロフィール42を有してい
る。この光学プロフィール42は、透光要素40の、光
照射方向14とは反対側を向いた、リフレクタ10側の
面上に設けられている。光学プロフィル42は、例え
ば、楔状に構成されており、この光学プロフィルによっ
て、透光要素40を透過した光が光軸11の方に偏向さ
れ、従って、収束される。この透光要素40は、例え
ば、楔型に形成されており、この透光要素40を透過し
た光は、光軸11の方に屈折されて、従って、収束され
る。光学プロフィル42は、例えば、光源12から放射
された光が、この光学プロフィルを透過した後に、光軸
11に対してほぼ平行であるように構成されている。透
光要素40は、図1に示されているように、光軸11の
方向に、レンズ16と同様にリフレクタ10からほぼ同
じ間隔であるように設けられている。択一選択的に、透
光要素40が、光軸11の方向にレンズ16とは別の、
リフレクタ10からの間隔であり、従って、レンズ16
に対してずらされて配設されているようにしてもよい。
【0011】透光要素40は、光がレンズ16を透過す
るための開口41を有している。図1に示されている第
1の実施例では、透光要素40は、実質的に平面に構成
されている。択一選択的に、透光要素40を例えば、凹
面又は凸面状に任意に湾曲して形成してもよい。透光要
素40は、例えば、図2に示されているように、円形で
あり、その際、透光要素40の形状は、ヘッドライトを
どのような外観にすべきかに応じて、任意に他の形状に
選定してもよく、例えば、楕円又は矩形にしてもよい。
透光要素40が、レンズ16を、その周の一部分でだけ
囲んで、例えば、レンズ16の側方又はレンズ16の上
側及び/又は下側に設けてもよい。
【0012】透光要素40の、光照射方向14を向いた
面上には、少なくとも領域を限って別の光学プロフィー
ル44を有しており、この別の光学プロフィール44に
よって、透過光が屈折される。透光要素40の別の光学
プロフィール44は、この別の光学プロフィール44に
よって、透過光が上の方に屈折され、リフレクタ10に
よって反射されて遮蔽板26のところを通過してレンズ
16を透過した光束の明暗境界の上側の光束が形成され
るように形成されている。別の光学プロフィール44
は、例えば、図2に示されているように、ほぼ水平な、
一方の面が光を上の方に拡散するレンズとして形成して
もよい。
【0013】図5には、ヘッドライトから所定の間隔で
設けられる測定スクリーン80が図示されており、この
測定スクリーンは、ヘッドライトから放射された光によ
って照射される。測定スクリーン80の水平中心面は、
HHで示されており、垂直中心面は、VVで示されてい
る。水平中心面HH及び垂直中心面VVは、点HVで交
差している。光源12から放射されて、リフレクタ10
によって反射され、遮蔽板26を通ってレンズ16を透
過した光によって、測定スクリーン80の領域82内が
照射される。領域82は、遮蔽板26によって形成され
た明暗境界によって上の方に限定される。図示の実施例
では、ヘッドライトは、右側通行用に特定されており、
明暗境界は、対面通行側、つまり、測定スクリーン80
の左側に、水平中心面HHの下側にほぼ水平な部分84
がある。自己の通行側、つまり、測定スクリーン80の
右側では、明暗境界は、水平部分84から始まって、測
定スクリーン80の右縁に至る迄水平中心面HHに亘っ
て上昇する部分86を有している。択一選択的に、明暗
境界は、自己の通行側で、部分84に対して高い位置に
あって、同様に、ほぼ水平部分を有しているようにして
もよい。領域82内での照射強度の分布は、法規制によ
って設定されており、その際、点HVの下側のゾーン内
に、最も高い照射強度がある。明暗境界84,86の上
側では、測定スクリーン80は、リフレクタ10によっ
て反射されて、遮蔽板26のところを通ってレンズ16
を透過した光束は、全く照射されないか、又は、非常に
弱くしか照射されない。
【0014】透光要素40を透過して、別の光学プロフ
ィール56によって上の方に屈折された光によって、測
定スクリーン80は、明暗境界84,86の上側の領域
88内が照射される。透光要素40によって散乱された
光は、所要最小照射強度値及び最大許容の最高照射強度
値についての法規制が遵守されるような照射領域88内
で作用する。例えば、ヨーロッパで有効なECE−Re
gelung(規定)では、測定点B50Lが定義され
ており、この測定点では、照射強度は、対面通行の眩惑
を回避するために、最大0.4Luxである必要があ
る。法規制を遵守する限りで、領域88内での照射強度
分布は自由に選定することができる。この照射強度分布
は、例えば、明暗境界84,86の直ぐ上側の、測定ス
クリーン80の領域90(例えば、水平中心面HHの上
側にほぼ2°以下、垂直中心面VVの両側にほぼ4°以
下)が、透光要素40を透過した光によって極めて弱く
しか照射されないように選定されている。領域90に続
く領域88の上方及び側方は、例えば、垂直上方向に水
平中心面HHの上にほぼ4°以下、及び、垂直中心面V
Vの両側のほぼ8°以下の範囲内であって、領域90よ
りも強く照射される。
【0015】本発明のヘッドライトの別の実施例では、
透光要素40の、光照射方向14を向いた面上に、少な
くとも領域を限って、少なくとも部分的に光を反射する
コーティング46が被着されている。このコーティング
46は、透光性であるように形成されており、その際、
このコーティング46は、光源12から放射された光を
部分的に透過することができるように、透光要素40上
に単に領域を限って設けられている。その際、コーティ
ング46は、ライン又はリング形状に構成することがで
きる。外部からコーティング46上に入射した光は、こ
のコーティング46によって反射される。択一選択的
に、コーティング46を、部分的に透光性、部分的に反
射性であるように構成してもよい。この場合に、コーテ
ィング46の透光要素40の面全体を被覆するか、又
は、この面の一部分だけが被覆される。光源12から放
射された光は、その際、部分的にコーティング46を透
過し、その結果、この光は、測定スクリーン80の領域
88を照射し、外部からコーティング46上に入射した
光は、部分的に反射される。コーティング46は、有利
には、金属、例えば、アルミニウム製であり、公知の方
法を用いて、透光要素40上に被着され、例えば、蒸
着、スパッタリング、ワニス塗布、印刷又は型押し加工
を用いて被着される。コーティング46の透光度は、そ
の厚みによって変えることができ、その際、この透光度
は、厚みの増大と共に小さくなる。従って、コーティン
グ46の部分的な透光度を達成するためには、コーティ
ング46の厚みを薄く形成し、高い反射度を達成するた
めには、相応の大きな厚みに形成される。コーティング
46は、例えば、透光要素40の別の光学プロフィール
44の、光照射方向14を向いた面上に被着される。
【0016】図3には、第2の実施例のヘッドライトの
断面図が示されている。リフレクタ10、光源12、レ
ンズ16及び遮蔽板26を有するヘッドライトの基本構
造は、第1の実施例と変わらない。第2の実施例のヘッ
ドライトの場合でも、レンズ16を、少なくとも、その
周の一部分を囲む透光要素50が設けられており、この
透光要素は、フレネルレンズとして構成されていて、同
心的な環状の光学プロフィール52を有しており、この
光学プロフィールは、透光要素50の、光照射方向14
とは反対方向又は光照射方向14を向いた面に設けられ
ている。この透光要素50は、フレネルレンズの形成用
の光学プロフィール52だけを有しており、その際、透
光要素50の他方の面は、平坦に形成されている。光照
射方向14で、透光要素50の後ろ側には、透光ディス
ク53が設けられており、透光ディスクは、少なくと
も、透光要素50を透過した光のビーム路の一部分に亘
って延在している。このディスク53は、少なくとも領
域を限って光学プロフィール54を有しており、この光
学プロフィールの作用は、第1の実施例の透光要素40
の別の光学プロフィール44に相応し、透光要素50を
透過した光は、上の方に屈折され、その結果、この光
は、前述のように測定スクリーン80の領域88を照射
する。この光学プロフィール54は、ディスク53の、
光照射方向14とは反対方向又は光照射方向14を向い
た面上に設けられている。ディスク53は、ほぼ平面
に、又は、凹面又は凸面に任意に形成することができ
る。ディスク53の、光照射方向14を向いた面上に、
コーティング56を被着することができ、このコーティ
ングは、前述の、透光要素40のコーティング46と同
様に構成して設けることができる。ディスク53は、そ
の中間領域に開口57を有しており、この開口によっ
て、レンズ16を通過した光が妨げられずに通過するこ
とができる。択一選択的に、ディスク53は、レンズ1
6を通過した光のビーム路に亘って延在しているように
することもでき、その際、ディスク53は、光が妨げら
れずに透過することができるようにするために、レンズ
16を透過した光のビーム路の領域内に光学プロフィー
ル54を有していない。
【0017】図4には、第3の実施例のヘッドライトの
断面図が示されており、この実施例では、リフレクタ1
0、光源12、レンズ16及び遮蔽板26を有するヘッ
ドライトの基本構造は、第1の実施例の場合と同様であ
る。レンズ16を、その周の少なくとも一部分で囲む透
光要素60が設けられており、この透光要素は、フレネ
ルレンズとして構成されており、同心状の環状光学プロ
フィール62を有しており、この光学プロフィールは、
透光要素60の、光照射方向14と反対側又は光照射方
向14を向いた面に設けることができる。この透光要素
60は、フレネルレンズの形成用の光学プロフィール6
2だけを有しており、その際、透光要素60の他の面
は、平滑に形成することができる。少なくとも、透光要
素60を透過した光のビーム路の一部分内に、光学プロ
フィール64が設けられており、この光学プロフィール
によって、光が上の方に屈折されて、図5の測定スクリ
ーン80の領域88が照射される。光学プロフィール6
4は、第3の実施例のヘッドライトの場合、シェード1
7に設けられており、有利には、その、光照射方向14
と反対側を向いた内部面に設けられている。シェード1
7は、リフレクタ10によって反射されずに遮蔽板26
のところを通ってレンズ16を通過した光が透過する領
域にだけ光学プロフィール64有している。リフレクタ
10によって反射されて、遮蔽板26のところを通って
レンズ16を透過した光が通過するシェード17の領域
内では、シェード17が平滑に形成されており、又は、
光学プロフィール64とは別の作用をする光学プロフィ
ールを有しているようにしてもよい。透光要素60は、
その、光照射方向14を向いた面に少なくとも部分的に
光を反射するコーティング66を有しているようにする
ことができ、その実施例及び装置構成に関しては、第1
の実施例に記載されたコーティング46の場合と同様で
ある。このコーティング66は、透光要素60とシェー
ド17との間に設けられたディスクの、光照射方向14
を向いた面上に被着してもよい。
【0018】要するに、ヘッドライトは、レンズ16を
有しており、このレンズ16を、光源12によって放射
されてリフレクタ10によって反射された光が透過す
る。レンズ16を透過した光は、上側の明暗境界を有し
ている。更に、レンズ16を、その周の少なくとも一部
分を囲む少なくとも部分的に光を透過する透光要素40
が設けられており、この透光要素40を、光源12によ
って放射されて、リフレクタ10によって反射されなか
った光が透過する。透光要素40は、その光照射方向1
4とは反対側を向いた面にリング状の光学プロフィール
42をフレネルレンズの形成用に有しており、このフレ
ネルレンズによって、光源12から放射された光が収束
される。その、光照射方向14を向いた面では、透光要
素40は、別の光学プロフィール44を有しており、こ
の光学プロフィールによって、透過光が上の方に屈折さ
れ、その結果、この光によって、レンズ16を透過した
光の明暗境界の上側の領域が照射される。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、透光要素をフレネルレ
ンズとして構成することによって、光源から放射された
光が透光要素を通過する際に、この光を良好な効率で収
束することができるという利点が得られる。ディスクの
光学プロフィールによって、透光要素を透過した光が更
に屈折されて、明暗境界の上側が十分に照射されるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のヘッドライトの垂直長
手方向断面を示す図
【図2】ヘッドライトを図1の矢印方向IIから見た図
【図3】ヘッドライトの第2の実施例の垂直長手方向断
面を示す図
【図4】本発明の第3の実施例のヘッドライトの垂直長
手方向断面を示す図
【図5】ヘッドライトから放射された光が照射された、
ヘッドライトの前方に設けられた測定スクリーンを示す
【符号の説明】
10 リフレクタ 12 光源 16 レンズ 17 シェード 26 遮蔽板 40,50,60 透光要素 42,52,62 光学プロフィール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト ヴァイヒング ドイツ連邦共和国 ゴマリンゲン アルベ ルト−シュヴァイツァー−シュトラーセ 13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロジェクター式車両用ヘッドライトで
    あって、リフレクタ(10)、光源(12)、レンズ
    (16)、少なくとも1つの透光要素(40;50;6
    0)を有しており、前記レンズ(16)を通って、前記
    リフレクタ(10)によって反射された光が照射され、
    前記透光要素(40;50;60)は、前記レンズ(1
    6)を当該レンズ(16)の周囲の少なくとも一部分で
    取り囲んでいて、少なくとも部分的に透光するように形
    成されており、前記透光要素(40;50;60)によ
    り、前記光源(12)から放射されて、前記リフレクタ
    (10)によって反射できなかった光が照射されて収束
    され、前記リフレクタ(10)によって反射されて、前
    記レンズ(16)を通って照射された光は、上側の明暗
    境界(84,86)を有しているヘッドライトにおい
    て、透光要素(40;50;60)は、少なくとも領域
    を限って、環状の光学プロフィール(42;52;6
    2)を有するフレネルレンズとして形成されており、前
    記透光要素(40;50;60)を透過した光のビーム
    路の少なくとも一部分内に、別の光学プロフィール(4
    4;54;64)が設けられており、該別の光学プロフ
    ィール(44;54;64)によって、前記光が屈折さ
    れて、当該光により、車両前方の、リフレクタ(10)
    によって反射されてレンズ(16)を透過した光の明暗
    境界(84,86)の上側の領域(88)が照射される
    ようにように構成されていることを特徴とするヘッドラ
    イト。
  2. 【請求項2】 光学プロフィール(42)は、フレネル
    レンズを形成するように、透光要素(40)の、光照射
    方向(14)とは反対方向を向いた面に設けられてお
    り、別の光学プロフィール(44)は、前記透光要素
    (40)の、前記光照射方向(14)を向いた面に設け
    られている請求項1記載のヘッドライト。
  3. 【請求項3】 別の光学プロフィール(54;64)
    は、光放射方向(14)で、透光要素(50;60)の
    後ろに配設された透光性のディスク(53;17)に設
    けられている請求項1記載のヘッドライト。
  4. 【請求項4】 ディスク(17)は、ヘッドライトのシ
    ェードとして使用される請求項3記載のヘッドライト。
  5. 【請求項5】 ディスク(53)は、透光要素(50)
    とヘッドライトのシェード(17)との間に設けられて
    いる請求項3記載のヘッドライト。
  6. 【請求項6】 透光要素(40;50;60)を透過し
    た光のビーム路内に、光照射方向(14)を向いた、少
    なくとも部分的に光を反射する膜(46;56;66)
    が設けられている請求項1〜5までのいずれか1記載の
    ヘッドライト。
  7. 【請求項7】 膜は、コーティング(46;66)とし
    て、透光要素(40;60)の、光照射方向(14)を
    向いた面に被着されている請求項6記載のヘッドライ
    ト。
  8. 【請求項8】 膜は、コーティング(56)として、デ
    ィスク(53)の、光照射方向(14)を向いた面に被
    着されている請求項6記載のヘッドライト。
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