JPH11328862A - 情報再生装置および情報記録再生装置 - Google Patents

情報再生装置および情報記録再生装置

Info

Publication number
JPH11328862A
JPH11328862A JP13516598A JP13516598A JPH11328862A JP H11328862 A JPH11328862 A JP H11328862A JP 13516598 A JP13516598 A JP 13516598A JP 13516598 A JP13516598 A JP 13516598A JP H11328862 A JPH11328862 A JP H11328862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
block
block units
input
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13516598A
Other languages
English (en)
Inventor
Senzaburo Nakamura
泉三郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP13516598A priority Critical patent/JPH11328862A/ja
Publication of JPH11328862A publication Critical patent/JPH11328862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の再生速度を保証するとともに再生デー
タの一部を間引くことで見かけ上高速な再生を可能とす
る情報再生装置および情報記録再生装置の提供。 【解決手段】 記録再生手段を情報記録媒体の任意の位
置に制御してブロック単位でデータの記録再生を行うデ
ィスク制御手段2と、個々に少なくともブロック単位の
データ記憶容量を有する第1,2の記憶手段3a,3b
と、入出力手段4と、ディスク制御手段2及び入出力手
段4と第1,2の記憶手段3a,3bとの接続を交互に
切り換える切り換え手段5とを有し、切り換え手段5
が、記録再生時に入出力手段4と第1,2の記憶手段3
a,3bとを交互に接続して、入力出手段4から入出力
するブロック単位データを第1,2の記憶手段3a,3
bに交互に記憶させるとともにディスク制御手段2と第
1,2の記憶手段3a,3bとを交互に接続して情報記
録媒体へのブロック単位のデータの記録再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報再生装置および
情報記録再生装置に関し、さらに詳しくは、磁気ディス
クや光ディスク等の情報記録媒体に記録されたブロック
単位のデータを再生する情報再生装置および磁気ディス
クや光ディスク等の情報記録媒体に対してブロック単位
のデータの記録と再生の何れも可能な情報記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】再生に必要なデータ伝送速度よりも速く
データを情報記録媒体から読み出し、情報記録媒体の離
れた不連続な領域に記録されたデータを連続して途切れ
ずに再生させることができる情報記録再生装置として、
特開平7−302468号公報が開示されている。この
情報記録再生装置の概略構成について、概略ブロック図
である図12を参照して説明する。
【0003】符号11は入力したデータをデジタル信号
に変換する入力手段であり、符号12はデータを出力す
る出力手段であり、符号13はデータを記録する情報記
録媒体であり、符号3は情報記録媒体13から読み出し
たデータを一時的に記憶する記憶手段であり、符号6は
情報記録再生装置の全体を制御するシステム制御手段で
ある。すなわち、情報記録媒体13からのデータの再生
を記憶手段3を経由して行う構成であり、動画像データ
の再生のように再生速度を一定に維持する必要がある場
合に、情報記録媒体13からデータを読み出す再生手段
の移動中に再生が途切れることを防止しようとするもの
である。たとえば情報記録媒体13がディスク状記録媒
体である場合には、ディスク状記録媒体の概略平面図で
ある図13(a)に示したように、記録されるデータは
ブロック単位のデータで管理されている。そして、時間
的には連続しているデータが位置の異なるブロックAと
ブロックBに記録されている場合、先ずブロックAのデ
ータを読み出すとともに記憶手段3を経由して再生し、
この再生している間にブロックBの位置を検索してシー
ク動作を行いデータを読み出せば、時間的なデータ配置
図である図13(b)に示したように、ブロックAに続
くブロックBのデータを途切れることなく連続して再生
することができると言うものである。
【0004】しかしながら、時間的に連続するデータを
複数のブロック単位のデータに分割して記録する場合に
は、分割されるブロック単位のデータ量によって以下の
ような問題点が生じる。第1の問題点としては、分割し
たブロック単位のデータ量が小さすぎる場合、たとえば
シーク動作に要する時間が実際のデータの記録時間ある
いは再生時間に対して相対的に大になるとともに、結果
として実質的なデータの伝送速度が小となり、記憶手段
3を経由させても再生が途切れる虞が大となることであ
る。また、記録と再生の同時処理を記憶手段3で対処で
きないため、記憶手段3の記憶容量の有効活用を図るこ
とが困難である。すなわち、概略ブロック図である図1
4(a),(b)に示したように、記憶手段3への書き
込みを行っている間においても、出力を途切れさせない
ために記憶手段3から一定速度での読み出しを行い、そ
の合間の時間に記憶手段3へアクセスして書き込みを行
わなければならない。第2の問題点としては、時間的に
連続するブロック単位のデータを一部間引いて再生する
ことにより、通常の速度よりも見かけ上高速な再生を行
おうとした場合に対応できず、データが途切れてしまう
ことである。たとえば、動画像データは複数の静止画像
データ(フレーム)で構成されている。そして、それを
再生する際には、毎秒当たりの出力フレーム数を変化さ
せることなくフレームの間引きを行い、見かけ上高速な
再生を実現している。
【0005】図15(a)は通常の速度で再生している
状態の再生出力を示すデータ配置図であり、4フレーム
の再生に1度シーク動作が行われることを示している。
そして、これを3倍の速度で再生しようとした場合、デ
ータ配置図である図15(b)に示したように、連続す
るフレームの3個に2個を省略すれば良い。しかしなが
ら、通常の速度で再生する場合と比べてシーク回数が増
加することとなり、シーク動作の時間を記憶手段3で吸
収することが困難になるとともに再生が途切れてしま
い、高速再生が困難となる虞がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ラン
ダムにブロック単位でデータが記録された情報記録媒体
に対して、所定の再生速度を保証するとともに再生デー
タの一部を間引くことで見かけ上高速な再生を可能とす
る情報再生装置および情報記録再生装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明の情報再生装置では、たとえば磁気
ヘッド等の再生手段を磁気ディスク等の情報記録媒体の
任意の位置に制御してブロック単位でデータを再生する
制御手段と、個々に少なくともブロック単位のデータ記
憶容量を有する2個の記憶手段と、ブロック単位のデー
タを出力する出力手段と、制御手段および出力手段と2
個の記憶手段との接続を交互に切り換える切り換え手段
とを有し、切り換え手段が、制御手段と2個の記憶手段
とを交互に接続して、再生手段により情報記録媒体から
読み出されたブロック単位のデータを2個の記憶手段に
交互に記憶させるとともに、出力手段と2個の記憶手段
とを交互に接続して、出力手段からブロック単位のデー
タを交互に出力することを特徴とする。
【0008】請求項3の発明の情報記録再生装置では、
たとえば磁気ヘッド等の記録再生手段を磁気ディスク等
の情報記録媒体の任意の位置に制御してブロック単位で
データの記録再生を行う制御手段と、個々に少なくとも
ブロック単位のデータ記憶容量を有する2個の記憶手段
と、ブロック単位のデータが入出力する入出力手段と、
制御手段および入出力手段と2個の記憶手段との接続を
交互に切り換える切り換え手段とを有し、切り換え手段
が、記録時では入出力手段と2個の記憶手段とを交互に
接続して、入出力手段から入力されるブロック単位のデ
ータを2個の記憶手段に交互に記憶させるとともに、制
御手段と2個の記憶手段とを交互に接続して、情報記録
媒体にブロック単位のデータを記録し、再生時では制御
手段と2個の記憶手段とを交互に接続して、記録再生手
段により情報記録媒体から読み出されたブロック単位の
データを2個の記憶手段に交互に記憶させるとともに、
入出力手段と2個の記憶手段とを交互に接続して、入出
力手段からブロック単位のデータを交互に出力すること
を特徴とする。
【0009】請求項4の発明の情報記録再生装置では、
たとえば磁気ヘッド等の記録再生手段を磁気ディスク等
の情報記録媒体の任意の位置に制御してブロック単位で
データを記録する制御手段と、ブロック単位でのデータ
の書き込みと読み出しとの同時処理を行うとともに書き
込み番地と読み出し番地とを保持する記憶手段と、ブロ
ック単位のデータが入出力する入出力手段とを有し、記
憶手段を介して入出力手段から入力されるブロック単位
のデータを情報記録媒体に記録するとともに、情報記録
媒体に記録されたブロック単位のデータを入出力手段か
ら出力することを特徴とする。
【0010】一般的に、たとえば情報記録媒体の一例で
あるディスク状記録媒体へのアクセスはランダムアクセ
スで行われるが、データの書き込みや読み出しはブロッ
ク単位で処理される。ブロック単位のサイズ(データ
量)は予め定められており、ブロック単位へのアクセス
はシーク動作なしに連続的に行われる。ここで、ブロッ
ク単位のサイズをmとし、ディスク状記録媒体から単位
データを読み出すのに要する時間をkとし、1回のシー
ク動作とブロック単位の位置検索とに要する時間をuと
すると、ブロック単位のデータを再生するのに要する時
間は(mk+u)である。したがって、最大の平均再生
速度は下記式1となる。 m/(mk+u) (1)
【0011】そして、再生を平均再生速度pで行える条
件は下記式2となる。 p≦m/(mk+u) (2)
【0012】これをブロック単位のサイズmに対する条
件に上記式2を変形すれば、下記式3が得られる。 m≧pu/(1−pk) (3)
【0013】また、再生のデータを間引いて高速再生を
行う場合には、ブロック単位での省略が行われる。この
省略を行う場合の1回のシーク動作とブロック単位の位
置検索に要する時間をwとすると、ブロック単位のサイ
ズmに対する条件は下記式4となる。 m≧pw/(1−pk) (4)
【0014】通常、ブロック単位での省略を行わないで
再生処理する方が単純であるのでu≦wとなり、ブロッ
ク単位のサイズmについてみれば式3の条件よりも上記
式4の条件の方が厳しいといえる。したがって、上記式
4の条件に基づいてブロック単位のサイズmを定めてお
けば上記式3の条件も満たすこととなり、通常の速度で
も問題なく再生することができる。平均再生速度pを維
持している場合、シーク動作中はディスク状記録媒体か
らの読み出しは困難であるので、記憶手段を経由しての
再生を行って再生の途切れを防止する。すなわち、2つ
の記憶手段を交互にディスク状記録媒体側と入出力側と
に接続すれば、書き込みと読み出しとを同時に行うこと
が可能となる。また、異なる番地については同時に書き
込みと読み出しが可能である二重入出力記憶手段を用い
れば、書き込みと読み出しとを同時に行うことが可能と
なる。
【0015】上述した手段による作用について以下に記
す。請求項1の発明の情報再生装置では、2個の記憶手
段を交互に情報記録媒体側と出力側とに接続することに
より、再生されたブロック単位のデータを途切れること
なく出力することができる。請求項3の発明の情報記録
再生装置では、2個の記憶手段を交互に情報記録媒体側
と入出力側とに接続することにより、ブロック単位のデ
ータの記録あるいは再生を途切れることなく行うことが
できる。請求項4の発明の情報記録再生装置では、同時
に書き込みと読み出しが可能な記憶手段を用いることに
より、情報記録媒体から読み出されたブロック単位のデ
ータの出力と、ブロック単位のデータの情報記録媒体へ
の記録とを同時に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、ブロック単位のデータ
がランダムに記録された情報記録媒体の再生を行う情報
再生装置および情報記録媒体に対してランダムなブロッ
ク単位のデータの記録と再生の両方を行うことが可能な
情報記録再生装置に適用することができる。
【0017】
【実施例】以下、情報記録媒体が磁気ディスクであり、
ブロック単位でデータの記録再生が可能な磁気ディスク
装置について、図1〜図11を参照して説明する。な
お、図中の構成要素で従来の技術と同様の構造を成して
いるものについては、同一の参照符号を付すものとす
る。
【0018】実施例1 本実施例の磁気ディスク装置の概略構成について、概略
ブロック図である図1を参照して説明する。符号1は磁
気ディスクを装着したディスクドライブであり、符号2
はディスクドライブ1を制御するディスク制御手段であ
り、符号3a,3bはブロック単位のデータを一時的に
記憶する第1の記憶手段および第2の記憶手段であり、
符号4は記録または再生のデータを必要に応じて変換し
て外部の装置との間で伝送する入出力手段であり、符号
5はディスク制御手段2および入出力手段4と第1の記
憶手段3aおよび第2の記憶手段3bとの接続を切り換
える切り換え手段であり、符号6は磁気ディスク装置全
体を制御するシステム制御手段である。また、符号7は
ディスク制御手段2に接続されたディスクバスであり、
符号8は入出力手段4に接続された入出力バスである。
【0019】切り換え手段5は、システム制御手段6の
制御により、ディスクバス7を第1の記憶手段3aに接
続するとともに入出力バス8を第2の記憶手段3bに接
続する状態と、ディスクバス7を第2の記憶手段3bに
接続するとともに入出力バス8を第1の記憶手段3aに
接続する状態との、二つの状態の切り換えを行う。ディ
スク制御手段2は、システム制御手段6の制御により、
ディスクドライブ1に装着されている磁気ディスクと第
1の記憶手段3aまたは第2の記憶手段3bとの間のデ
ータ伝送を、ディスクバス7および切り換え手段5を介
して行う。入出力手段4は、システム制御手段6の制御
により、第1の記憶手段3aまたは第2の記憶手段3b
に記憶されているデータを、入出力バス8と切り換え手
段5とを介して磁気ディスク装置と外部装置との間のデ
ータ伝送を行う。
【0020】磁気ディスクに記録されるデータは、複数
のブロック単位のデータに分割されており、書き込み、
読み出し、消去はこのブロック単位で行われる。そし
て、ブロック単位のデータの管理は磁気ディスク内に書
き込まれた管理データあるいはディスク制御手段2内の
メモリ等に書き込まれた管理データにより行われる。複
数のブロック単位で構成されたデータはファイル単位で
書き込みが行われるが、ディスクドライブ1に装着され
ている磁気ディスクに書き込まれる複数のブロック単位
は隣り合う連続したブロック列になるとは限らず、離れ
た位置に分散して書き込まれる場合もある。
【0021】ディスクドライブ1に装着されている磁気
ディスクにファイル単位のデータを記録する際、ディス
ク制御手段2は管理データから磁気ディスクの空いてい
るブロック単位の位置情報を得て、空いているブロック
単位に順次データを書き込んでいく。データの書き込み
後は、書き込んだデータをブロック単位で管理するため
の管理データが磁気ディスク内の管理データ記録部ある
いはディスク制御手段2内のメモリに書き込まれる。再
生の際、ディスク制御手段2は該当ファイルの先頭のブ
ロック単位の位置情報を管理データから得て、そのファ
イルを構成する複数のブロック単位のデータを順次読み
出していく。
【0022】ディスクドライブ1に装着されている磁気
ディスクにデータを記録する場合について、概略ブロッ
ク図である図2および図3を参照して説明する。なお、
記録する際の初期状態は、図2に示したように、第1の
記憶手段3aと入出力バス8とが接続され、第2の記憶
手段3bとディスクバス7とが接続されている。
【0023】まず、ディスク制御手段2は管理データか
ら空いているブロック単位の位置情報を得てディスクド
ライブ1をシーク動作し、直ちに書き込み可能なスタン
バイ状態にする。
【0024】つぎに、入出力手段4から入力する1ブロ
ック分のデータ(ブロック単位)を第1の記憶手段3a
に書き込み記憶する。
【0025】つぎに、図3に示したように、システム制
御手段6により切り換え手段5を制御して、第1の記憶
手段3aとディスクバス7とを接続するとともに、第2
の記憶手段3bと入出力バス8とを接続する切り換えを
行う。この場合、切り換え時に入力データの取りこぼし
が生じないように処理を行う。
【0026】つぎに、入出力手段4から続いて入力する
1ブロック分のデータを第2の記憶手段3bに書き込み
記憶し、同時に、ディスク制御手段2は第1の記憶手段
3aに記憶された1ブロック分のデータを読み出し、デ
ィスクドライブ1に装着されている磁気ディスクに1ブ
ロック分のデータを書き込み記録する。
【0027】つぎに、第2の記憶手段3bへの1ブロッ
ク分のデータの記憶と磁気ディスクへの1ブロック分の
データの記録を終えると、ディスク制御手段2は管理デ
ータから次に空いているブロック単位の位置情報を得て
ディスクドライブ1をシーク動作し、直ちに書き込み可
能なスタンバイ状態にする。
【0028】つぎに、再びシステム制御手段6により切
り換え手段5を制御して、図2に示した初期状態に戻
す。すなわち、第1の記憶手段3aと入出力バス8とを
接続させるとともに、第2の記憶手段3bとディスクバ
ス7とを接続する切り換えを行う。以上の動作を、入出
力手段4から入力されるファイルデータが終了するまで
繰り返し実行すれば、所定の速度を保証して磁気ディス
クにファイルデータを記録することができる。
【0029】ディスクドライブ1に装着されている磁気
ディスクからデータを再生する場合について、再び図2
〜図3を参照して説明する。なお、再生する際の初期状
態は、図3に示したように、第1の記憶手段3aとディ
スクバス7とが接続され、第2の記憶手段3bと入出力
バス8とが接続されている。
【0030】まず、システム制御手段6によりディスク
制御手段2を制御して、管理データから所望のファイル
の先頭の1ブロック分のデータの位置情報を検索し、こ
の位置情報に基づいてディスクドライブ1をシーク動作
し、先頭の1ブロック分のデータを読み出す。そして、
読み出した先頭の1ブロック分のデータを、第1の記憶
手段3aに書き込み記憶する。
【0031】つぎに、先頭の1ブロック分のデータの第
1の記憶手段3aへの記憶が終了すると、図2に示した
ように、システム制御手段6により切り換え手段5を制
御し、第1の記憶手段3aと入出力バス8とを接続する
とともに、第2の記憶手段3bとディスクバス7とを接
続する。
【0032】つぎに、第1の記憶手段3aに記憶された
先頭の1ブロック分のデータを適切な速度で入出力手段
4から出力し、同時に、ディスク制御手段2は管理デー
タから先頭の1ブロック分のデータに続く1ブロック分
のデータの位置情報を検索し、この位置情報に基づいて
ディスクドライブ1をシーク動作し、先頭の1ブロック
分のデータに続く1ブロック分のデータを読み出す。そ
して、先頭の1ブロック分のデータに続く1ブロック分
のデータを第2の記憶手段3bに書き込み記憶する。
【0033】つぎに、システム制御手段6により切り換
え手段5を制御して、図3に示した初期状態に戻す。す
なわち、第1の記憶手段3aとディスクバス7とを接続
し、第2の記憶手段3bと入出力バス8とを接続する。
【0034】以上の動作を、磁気ディスクに記録された
ファイルデータが終了するまで繰り返し実行すれば、ラ
ンダムに記録されたブロック単位のデータを所定の速度
を保証して入出力手段4からファイルデータを伝送する
ことができる。
【0035】実施例2 本実施例の磁気ディスク装置の概略構成について、概略
ブロック図である図4を参照して説明する。なお、ディ
スクドライブ1、ディスク制御手段2、入出力手段4、
システム制御手段6、ディスクバス7、入出力バス8の
各々の機能は、実施例1において図1を参照し説明した
事例と同様であるので、重複する説明を省略する。
【0036】符号3はディスクバス7および入出力バス
8から同時にアクセスできるデュアルポートメモリ等で
構成された記憶手段であり、記録時あるいは再生時にお
ける一時記憶用の記憶手段である。符号9は書き込み番
地レジスタであり、記憶手段3への書き込みを開始する
番地を保持する。符号10は読み出し番地レジスタであ
り、記憶手段3からの読み出しを開始する番地を保持す
る。書き込み番地レジスタ9と読み出し番地レジスタ1
0は、何れもディスク制御手段2と入出力手段4の両方
から読み込みと書き込みが可能なように構成されてい
る。この場合、記憶手段3内のメモリ上に書き込み番地
レジスタ9と読み出し番地レジスタ10とを別の領域に
構成しても良い。
【0037】ディスクドライブ1に装着されている磁気
ディスクにデータを記録する場合について、再び図4と
動作中の書き込み番地レジスタ9および読み出し番地レ
ジスタ10と記憶手段3の記憶容量との概略関係図であ
る図5を参照して説明する。
【0038】まず、書き込み番地レジスタ9の初期値は
0番地(先頭)としておき、読み出し番地レジスタ10
の初期値も0番地としておく。ディスク制御手段2は管
理データから空いているブロック単位の位置情報を得て
ディスクドライブ1をシーク動作し、直ちに書き込み可
能なスタンバイ状態にする。
【0039】つぎに、入出力手段4から入出力バス8を
介して入力される1ブロック分のデータを、記憶手段3
に書き込み記憶する。この場合、書き込みは書き込み番
地レジスタ9を参照して行われ、ブロック単位の書き込
み毎に書き込み番地レジスタ9の値を増加させる。そし
て、記憶手段3の記憶容量を超えた場合には、初期値0
番地に戻す。
【0040】つぎに、ディスク制御手段2は読み出し番
地レジスタ10を参照し、ディスクバス7を介して記憶
手段3の該当番地から1ブロック分のデータを読み出
し、この1ブロック分のデータをディスクドライブ1に
装着されている磁気ディスクに書き込み記録する。そし
て、読み出し番地レジスタ10の値は読み出した分だけ
加算し、記憶手段3の記憶容量を超えた場合には、初期
値の0番地に戻す。ただし、読み出しを行い書き込み番
地レジスタ9の値を超える場合には、それ以上の読み出
しを行わず、書き込み番地レジスタ9の値が入出力手段
4により更新されるのを待つことになる。そして、読み
出しが書き込み番地レジスタ9の値を超えるか否かの判
断は、記憶容量を超えると0番地に戻ることを考慮して
行う。
【0041】つぎに、磁気ディスクへの1ブロック分の
データの記録を終えると、ディスク制御手段2は管理デ
ータから次に空いているブロック単位の位置情報を得て
ディスクドライブ1をシーク動作し、直ちに書き込み可
能なスタンバイ状態にする。このとき、シーク動作中は
入出力手段4により記憶手段3への書き込みが続けられ
ているが、記憶手段3がこれに対応する十分な記憶容量
を有する構成とすれば、データがあふれる事態は生じな
い。以上の動作を、入出力手段4から入力されるファイ
ルデータが終了するまで繰り返し実行すれば、所定の速
度を保証して磁気ディスクにファイルデータを記録する
ことができる。
【0042】ディスクドライブ1に装着されている磁気
ディスクからデータを再生する場合について、再び図4
および図5を参照して説明する。
【0043】まず、システム制御手段6によりディスク
制御手段2を制御し、管理データから所望のファイルの
先頭の1ブロック分のデータの位置情報を検索し、この
位置情報に基づいてディスクドライブ1をシーク動作
し、先頭の1ブロック分のデータを読み出す。そして、
読み出した先頭の1ブロック分のデータを記憶手段3に
書き込み記憶する。このとき、書き込み番地レジスタ9
の値を1ブロック分加算する。
【0044】つぎに、ディスク制御手段2は管理データ
から先頭の1ブロック分のデータに続く1ブロック分の
データの位置情報を検索し、この位置情報に基づいてデ
ィスクドライブ1をシーク動作し、先頭の1ブロック分
のデータに続く1ブロック分のデータを読み出すととも
に記憶手段3に書き込み記憶する。同時に記憶手段3に
記憶した先頭の1ブロック分のデータを適切な速度で入
出力手段4から出力する。このとき、入出力手段4は読
み出した分だけ読み出し番地レジスタ10に加算する。
また、ディスク制御手段2は書き込みを行う前に、書き
込みが読み出し番地レジスタ10の値を超えないように
検査し、超える場合には一時休止して読み出し番地レジ
スタ10の値が更新されるのを待つこととなる。そし
て、シーク動作中はディスク制御手段2からの書き込み
が中断されるが、記憶手段3はこれに対応する十分な記
憶容量を有しているので、記憶手段3に記憶されて保持
されているデータは所定の速度を保証して入出力手段4
から伝送され、途切れるような事態は生じない。
【0045】以上の動作を、磁気ディスクに記録された
ファイルデータが終了するまで繰り返し実行すれば、ラ
ンダムに記録されたブロック単位のデータを所定の速度
を保証して入出力手段4からファイルデータを伝送する
ことができる。
【0046】以下、実施例1および実施例2に示した事
例の磁気ディスク装置における高速再生について、図6
〜図11を参照して説明する。なお、磁気ディスク装置
の概略構成については、代表して実施例1における図1
の概略ブロック図を再び参照して説明する。
【0047】動画像データは複数の静止画像データ(フ
レーム)で構成されており、たとえば、A/B(A>
B)倍で再生する場合、A個のフレームのうちB個のみ
をが再生され、残りの(A−B)個のフレームは再生が
省略される。すなわち、その再生において、毎秒当たり
の出力フレーム数は変化させずにフレームを間引いて省
略することにより、見かけ上高速な再生を実現すること
ができる。たとえば、25/10倍の速度で再生する場
合、通常の10フレームの出力時間に25フレームを出
力すればよいが、再生した動画像データを処理する外部
装置は、単位時間当たりの処理フレーム数を増加させる
には格段に複雑な装置構成が必要となる。このため、2
5フレームから10フレームのみを選択して再生し、残
る15フレームは再生を省略する処理が行われる。たと
えば、概略データ配置図である図6(a)に示したよう
に、通常の再生速度での再生出力が0番フレームから順
次連番で連なっているとき、3倍の再生速度で再生する
場合には、概略データ配置図である図6(b)に示した
ように、3フレーム中2フレームを省略する。また、
1.3倍の再生速度で再生する場合には、概略データ配
置図である図6(c)に示したように、13フレーム中
3フレームを省略する。
【0048】続いて、1ブロックが4個のフレームで構
成されている事例での高速再生について、概略データ配
置図である図7を参照して説明する。図7(a)は3倍
の再生速度での再生出力を示し、最初のブロック(フレ
ーム番号0〜3)を出力した後、続くブロック(フレー
ム番号4〜11)を省略し、シーク動作を行って2つと
ばしたブロックを出力する。すなわち、フレーム番号
0,1,2,3の次にフレーム番号12,13,14,
15を出力する。図7((b)は4倍の再生速度での再
生出力を示し、最初のブロック(フレーム番号0〜3)
を出力した後、続く3つのブロック(フレーム番号4〜
15)を省略し、シーク動作を行って3つとばしたブロ
ックを出力する。すなわち、フレーム番号0,1,2,
3の次にフレーム番号16,17,18,19を出力す
る。
【0049】上記の省略するブロックを決定する手段に
ついて、図8のフローチャート図を参照して説明する。 ステップ1:指定速度(A/B)>1で再生する場合、
ディスク制御手段2に具備されたカウンタの値を初期化
(C=0)する。 ステップ2:磁気ディスクからInt(C/B)番目の
ブロックの出力を行う(ただし、Int(x)はxを超
えない最大の整数)。すなわち、0番のブロックを出力
する。 ステップ3:CにAを加算する(C+A)。 ステップ4:全ブロックの出力を終えたかどうかを検査
し、まだ終わっていない場合にはステップ2に戻る。
【0050】たとえば、1.3倍の再生速度で再生する
場合、A=13、B=10となる。カウンタの初期値を
0として13を加算されていくので、0,13,26,
39,52,65,78,91,104,117,13
0,143…と変化する。これに伴い、Int(C/
B)=Int(C/10)は0,1,2,3,5,6,
7,9,10,11,13,14…となる。この順でブ
ロックが出力されることとなり、結果として図6(c)
に示したように、13個のブロックのうち3個のブロッ
クが省略され、10個のブロックが出力される。このよ
うに処理すれば、省略されるブロックを分散させること
ができるとともに省略が平均化され、動画像データを極
めて自然な状態で出力することができる。
【0051】システム制御手段6からディスク制御手段
2に上記したA,Bに基づく指定再生速度が与えられ、
ディスク制御手段2が図8に示したフローの処理を行っ
て読み出すブロックが選択される。以下、1ブロックが
8個のフレームで構成されている事例で高速再生を行う
動作について、図9〜11を参照して説明する。
【0052】概略データ配置図である図9(a)は通常
の再生速度での再生出力を示し、8フレームの出力に1
回のシーク動作が行われることを示している。この磁気
記録再生装置では通常の再生速度に余裕があり、4フレ
ームの出力に1回のシーク動作が行われても再生に間に
合うものとする。この場合、フレーム単位の省略が8フ
レーム中で4フレームまで可能であり、フレーム単位の
省略により2倍速再生まで可能である。そして、この磁
気記録再生装置で4倍速再生を行う場合、4倍=2倍×
2倍として、概略データ配置図である図9(b)に示し
たように、フレーム単位で2フレームのうち1フレーム
を省略し、ブロック単位で2ブロックのうちの1ブロッ
クを省略すればよい。すなわち、1ブロックの中で2フ
レームに1フレームを省略し、さらに2ブロックの中で
1ブロックを省略する。4フレームの出力毎に1回のシ
ーク動作が行われるが、このように処理すれば、出力フ
レームの進みが平均化され、動画像データを極めて自然
な状態で出力することができる。
【0053】上記の省略するブロックおよびフレームの
決定手段について、図10のフローチャート図および再
び図8のフローチャート図を参照して説明する。フレー
ム単位の省略を行っての高速再生は、上記した事例では
2倍速再生が上限であるため、2倍速以下の再生速度で
はフレーム単位の省略のみを行い、2倍速を超える再生
速度ではフレーム単位の省略とブロック単位の省略を行
う。指定速度P/Qに対してフレーム単位の省略のみを
行う場合は図10に示したフローに従って出力するフレ
ームを選択する。 ステップ1:指定速度(P/Q)>1で再生する場合、
ディスク制御手段2に具備されたカウンタの値を初期化
(D=0)する。 ステップ2:磁気ディスクからInt(D/Q)番目の
フレームの出力を行う(ただし、Int(x)はxを超
えない最大の整数)。すなわち、ステップ2における最
初の実行では最初のフレームを出力する。 ステップ3:DにPを加算する(D+P)。 ステップ4:全フレームの出力を終えたかどうかを検査
し、まだ終わっていない場合にはステップ2に戻る。
【0054】指定再生速度Vが2倍速を超える場合、フ
レーム単位の省略は指定再生速度((P/Q)=2とし
て行う。そして、ブロック単位の省略を(V/(P/
Q))=V/2の再生速度で行う。すなわち、図8のフ
ローチャート図におけるA/B=V/2となるように
A,Bを設定して処理する。この動作ではフレーム単位
の省略を行う際、フレームの指定は既にブロック単位で
省略が行われた後のフレームの並びに対して行われる。
【0055】上記した高速再生を行う動作について、図
1を参照して説明する。システム制御手段6からディス
ク制御手段2に上記したA,Bに基づく指定再生速度が
与えられ、ディスク制御手段2が図8に示したフローの
処理を行って読み出すブロックが選択される。また、シ
ステム制御手段6から入出力手段4に上記したP,Qに
基づく指定再生速度が与えられ、ディスク制御手段2が
図10に示したフローの処理を行って、実施例1では第
1の記憶手段3aまたは第2の記憶手段3b、実施例2
では記憶手段3から読み出すフレームの選択(フレーム
の省略)を行う。各フレームのデータは同じ量(サイ
ズ)であるから、読み出しの省略は読み出す番地をフレ
ームのサイズだけ加算すればよい。
【0056】上記した実施例1,2では動画像データの
みを高速再生する事例について説明したが、動画像デー
タに音声データが加わった複合データを高速再生する事
例についても上記した手段により高速再生することがで
きる。図11(a)に示したブロックデータの概念図の
ように、フレーム単位で動画像データと音声データとを
組にして磁気ディスクに記録されている形態の場合で
は、上記した同様の手段によりブロック単位の省略を行
えばよい。また、フレーム単位の省略も同様に可能であ
り、音声データもフレーム単位で省略することができ
る。一般的に同一の時間に対するデータ量は音声データ
の方が動画像データよりも遙かに小である。したがっ
て、図11(b)に示したブロックデータの概念図のよ
うに、動画像データと音声データとが別の磁気ディスク
に記録されている形態の場合、動画像データの高速出力
を行う磁気ディスク記録再生装置ではブロック単位での
省略が必要であっても、音声データの高速出力を行う磁
気ディスク記録再生装置では省略処理をせずに磁気ディ
スクから読み出すことができる。このような音声データ
は時間当たりのデータ量が増加しているので、時間的に
つめて周波数をあげて出力する、あるいはこれをさらに
信号処理、たとえば音声データのレベルが小である部分
を省略して出力しても良い。
【0057】他の複合データの形態としては、磁気ディ
スクに音声データを独立のブロックとして記録するもの
もあるが、形態的には図11(b)に示したブロックデ
ータの概念図と同様である。ブロックのサイズは同一で
あるので、動画像データのブロックの複数に対して音声
データの一つのブロックが対応し、組み合わさって同期
間の時間に対する(動画像+音声)のデータを形成する
ことになる。このようなデータを扱う場合は、記憶手段
(実施例1では第1の記憶手段3aおよび第2の記憶手
段3b、実施例2では記憶手段3)を動画像データと音
声データとに対して別々に設ける必要がある。記憶手段
を制御する手段(実施例1では切り換え手段5、実施例
2では書き込み番地レジスタ9および読み出し番地レジ
スタ10)も動画像データと音声データとに対して別々
に設けて、別々に制御する。ディスク制御手段2が音声
データのブロックの読み出しを行っている間は、シーク
動作の間と同様に動画像データの読み出しはできないこ
とを留意して、記憶手段の記憶容量やブロックのサイズ
を決める必要がある。このような磁気ディスク記録再生
装置においても、高速再生を行う場合には動画像データ
のブロックのみを省略して音声データのブロックは省略
せずに出力処理することが可能である。
【0058】動画像データはデータ量が大であるため、
データ圧縮処理によりデータ量を減らして扱われる場合
がある。圧縮されているデータでも、各フレームのサイ
ズが同一であれば、上記した手段により高速再生を行う
ことができる。
【0059】上記した実施例1,2では磁気ディスク記
録再生装置について記したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、光ディスクに対して記録再生が可能な
光ディスク記録再生装置、磁気ディスクや光ディスク等
の情報記録媒体から再生のみを行う情報再生装置に適用
することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明の情報再生装置および情報記録再
生装置によれば、ブロック単位のデータがランダムに記
録された情報記録媒体に対して、所定の速度を保証して
再生する情報再生装置および情報記録再生装置の提供が
可能になる。また、再生データの一部をブロック単位で
省略することにより、通常の再生速度よりも見かけ上高
速な再生が可能な情報再生装置および情報記録再生装置
の提供が可能になる。さらに、再生データの一部をブロ
ック単位で省略するとともに、さらに細かいフレーム単
位で省略することにより、より滑らかに見かけ上高速な
再生が可能な情報再生装置および情報記録再生装置の提
供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1を説明し、磁気ディスク装
置の概略ブロック図である。
【図2】 本発明の実施例1を説明し、磁気ディスクへ
のデータの記録再生を説明する概略ブロック図である。
【図3】 本発明の実施例1を説明し、磁気ディスクへ
のデータの記録再生を説明する概略ブロック図である。
【図4】 本発明の実施例2を説明し、磁気ディスク装
置の概略ブロック図である。
【図5】 本発明の実施例2を説明し、書き込み番地レ
ジスタおよび読み出し番地レジスタと記憶手段の記憶容
量との関係を説明する概略関係図である。
【図6】 本発明の高速再生を説明する概略データ配置
図である。
【図7】 本発明の高速再生を説明する概略データ配置
図である。
【図8】 本発明の高速再生を説明するフローチャート
図である。
【図9】 本発明の高速再生を説明する概略データ配置
図である。
【図10】 本発明の高速再生を説明するフローチャー
ト図である。
【図11】 本発明の高速再生を説明し、複合データを
高速再生する事例について説明するブロックデータの概
念図である。
【図12】 従来の情報記録再生装置の概略ブロック図
である。
【図13】 (a)は従来のディスク状記録媒体の概略
平面図であり、(b)は時間的なデータ配置図である。
【図14】 従来の記録再生を説明する概略ブロック図
である。
【図15】 従来の高速再生を説明する概略データ配置
図である。
【符号の説明】
1…ディスクドライブ、2…ディスク制御手段、3…記
憶手段、3a…第1の記憶手段、3b…第2の記憶手
段、4…入出力手段、5…切り換え手段、6…システム
制御手段、7…ディスクバス、8…入出力バス、9…書
き込み番地レジスタ、10…読み出し番地レジスタ、1
1…入力手段、12…出力手段、13…情報記録媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生手段を情報記録媒体の任意の位置に
    制御してブロック単位でデータを再生する制御手段と、 個々に、少なくとも前記ブロック単位のデータ記憶容量
    を有する2個の記憶手段と、 前記ブロック単位のデータを出力する出力手段と、 前記制御手段および前記出力手段と前記2個の記憶手段
    との接続を交互に切り換える切り換え手段とを有し、 前記切り換え手段が、 前記制御手段と前記2個の記憶手段とを交互に接続し
    て、前記再生手段により前記情報記録媒体から読み出さ
    れた前記ブロック単位のデータを前記2個の記憶手段に
    交互に記憶させるとともに、 前記出力手段と前記2個の記憶手段とを交互に接続し
    て、前記出力手段から前記ブロック単位のデータを交互
    に出力することを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、 前記ブロック単位のデータの再生速度を制御する再生速
    度制御手段と、 前記再生速度制御手段により制御された再生速度に応じ
    て前記ブロック単位のデータを省略するブロック単位省
    略手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の情
    報再生装置。
  3. 【請求項3】 記録再生手段を情報記録媒体の任意の位
    置に制御してブロック単位でデータの記録再生を行う制
    御手段と、 個々に、少なくとも前記ブロック単位のデータ記憶容量
    を有する2個の記憶手段と、 前記ブロック単位のデータが入出力する入出力手段と、 前記制御手段および前記入出力手段と前記2個の記憶手
    段との接続を交互に切り換える切り換え手段とを有し、 前記切り換え手段が、 記録時では、 前記入出力手段と前記2個の記憶手段とを交互に接続し
    て、前記入出力手段から入力される前記ブロック単位の
    データを前記2個の記憶手段に交互に記憶させるととも
    に、 前記制御手段と前記2個の記憶手段とを交互に接続し
    て、前記情報記録媒体に前記ブロック単位のデータを記
    録し、 再生時では、 前記制御手段と前記2個の記憶手段とを交互に接続し
    て、前記記録再生手段により前記情報記録媒体から読み
    出された前記ブロック単位のデータを前記2個の記憶手
    段に交互に記憶させるとともに、 前記入出力手段と前記2個の記憶手段とを交互に接続し
    て、前記入出力手段から前記ブロック単位のデータを交
    互に出力することを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 記録再生手段を情報記録媒体の任意の位
    置に制御してブロック単位でデータを記録する制御手段
    と、 前記ブロック単位でのデータの書き込みと読み出しとの
    同時処理を行うとともに、書き込み番地と読み出し番地
    とを保持する記憶手段と、 前記ブロック単位のデータが入出力する入出力手段とを
    有し、 前記記憶手段を介して、前記入出力手段から入力される
    前記ブロック単位のデータを前記情報記録媒体に記録す
    るとともに、前記情報記録媒体に記録された前記ブロッ
    ク単位のデータを前記入出力手段から出力することを特
    徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、 前記ブロック単位のデータの再生速度を制御する再生速
    度制御手段と、 前記再生速度制御手段により制御された再生速度に応じ
    て前記ブロック単位のデータを省略するブロック単位省
    略手段とを有することを特徴とする請求項3または4に
    記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記ブロック単位のデータが、複数のフ
    レーム単位のデータで構成されていて、 前記制御手段が、 前記ブロック単位のデータの再生速度を制御する再生速
    度制御手段と、 前記再生速度制御手段により制御された再生速度に応じ
    て前記ブロック単位のデータを省略するブロック単位省
    略手段とを有し、 前記入出力手段が、 前記記憶手段から読み出される前記ブロック単位のデー
    タのなかから、前記フレーム単位のデータを省略するフ
    レーム単位省略手段を有することを特徴とする請求項3
    または4に記載の情報記録再生装置。
JP13516598A 1998-05-18 1998-05-18 情報再生装置および情報記録再生装置 Pending JPH11328862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13516598A JPH11328862A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 情報再生装置および情報記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13516598A JPH11328862A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 情報再生装置および情報記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11328862A true JPH11328862A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15145356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13516598A Pending JPH11328862A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 情報再生装置および情報記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11328862A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9001895B2 (en) 2011-06-08 2015-04-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Image display device and image processing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9001895B2 (en) 2011-06-08 2015-04-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Image display device and image processing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5652614A (en) Video server apparatus comprising optical disks, hard disk drive and main memory
JPH08249824A (ja) 光ディスク再生装置及び光ディスク記録装置
JPH08279976A (ja) ディスク記録再生装置
JPH06195861A (ja) データの記録及び再生方法
JPH11328862A (ja) 情報再生装置および情報記録再生装置
JPH10334596A (ja) ディスク装置
JP2732884B2 (ja) データ記録方法、データ再生方法、データ記録再生方法、記録装置、再生装置、及び記録再生装置
KR19990030280A (ko) 신호를 재생하는 장치와 방법 및 신호를 기록하고, 재생하는 장치와 방법
JP3519971B2 (ja) 動画像記録再生装置
US20010018683A1 (en) High-speed audio/video information server and magnetic disk device extension method thereof
JPS63255888A (ja) フアイル装置
JP2850366B2 (ja) バッファメモリ回路
JPH01243268A (ja) データ記録制御方法
JP4099548B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JP3624574B2 (ja) ディスク記録データのランダムアクセス再生方法
JPH06214724A (ja) 情報記録再生システム
JPH09163300A (ja) 画像編集方法及び画像編集装置
JP3146772B2 (ja) デジタル信号処理回路
JPS6216274A (ja) レコ−ド内音声デ−タの平準化方式
JP2979884B2 (ja) 情報記録再生装置
JP3642090B2 (ja) ビデオデータ記録再生方法
JPH10341414A (ja) 映像信号再生装置及び方法
JP2000011520A (ja) 記録再生装置
JP2002077787A (ja) 映像データ記録再生装置
JPH11308558A (ja) データ再生装置及び方法