JPH11328455A - 駐車料金管理システム及びそれに用いる駐車サービス書込装置 - Google Patents

駐車料金管理システム及びそれに用いる駐車サービス書込装置

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JPH11328455A
JPH11328455A JP13686498A JP13686498A JPH11328455A JP H11328455 A JPH11328455 A JP H11328455A JP 13686498 A JP13686498 A JP 13686498A JP 13686498 A JP13686498 A JP 13686498A JP H11328455 A JPH11328455 A JP H11328455A
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JP
Japan
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parking
discount information
fee
ticket
parking fee
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JP13686498A
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English (en)
Inventor
Takashi Koyama
山 剛 史 甲
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Japan Aircraft Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Japan Aircraft Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車料金管理システムにおいて、1枚の駐車
券で複数回の買物金額に応じた駐車料金の割引情報を各
回毎に加算してその加算結果で駐車料金の精算処理を行
う。 【解決手段】 駐車料金管理システムにおいて、駐車サ
ービス書込装置5a〜5eを、駐車券発行機2で発行さ
れた1枚の駐車券に対して、複数回の買物金額に応じた
駐車料金の割引情報を各回毎に加算して行きその加算結
果の割引情報を記録するようにしたことにより、1枚の
駐車券で複数回の買物金額に応じた駐車料金の割引情報
を各回毎に加算してその加算結果で駐車料金の精算処理
を行うことができる。したがって、或る駐車場1と特定
の利用関係にある複数の店舗4にて買物をした場合に、
合計の買物金額に応じた駐車料金の割引サービスを受け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場と特定の利
用関係にある店舗にて買物をした場合に、その買物金額
に応じた駐車料金の割引サービスをして料金の精算処理
を行う駐車料金管理システムに関し、特に、1枚の駐車
券で複数回の買物金額に応じた駐車料金の割引情報を各
回毎に加算して行きその加算結果で駐車料金の精算処理
を行うことができる駐車料金管理システム及びそれに用
いる駐車サービス書込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の駐車料金管理システム
は、駐車場への車両の入場に応答して該駐車場への入場
時刻を記録した駐車券を発行する駐車券発行手段と、上
記駐車場の駐車料金の割引が適用される店舗に設置され
て上記駐車券に駐車料金の割引情報を記録する駐車サー
ビス書込手段と、上記駐車場からの車両の退場に際して
上記駐車券を回収すると共に駐車時間を求め且つ駐車料
金の割引情報を読み取って駐車料金の精算処理を行う駐
車料金精算手段とを有して成っていた。
【0003】そして、上記駐車券発行手段で発行された
駐車券を携行し、上記駐車場と特定の利用関係にある店
舗にて買物をした場合にその駐車券に駐車料金の割引情
報を記録し、駐車場からの退場に際して駐車料金の割引
サービスをして料金の精算処理を行っていた。このよう
な駐車料金管理システムが記載されたものとして、例え
ば特開平3−154990号公報又は特開平6−131
349号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の駐車料金管理システムにおいては、一般的には上記
駐車券発行手段で発行された1枚の駐車券に対して、複
数回の買物金額に応じた駐車料金の割引情報を各回毎に
加算してゆくことは行っていなかった。したがって、基
本的には1枚の駐車券について駐車料金の割引サービス
は1回しか受けられないことが多かった。このことか
ら、上記駐車場と特定の利用関係にある複数の店舗にて
買物をした場合に、合計の買物金額に応じた駐車料金の
割引サービスを受けられないことがあった。
【0005】また、二つの店舗で買物をした場合に、駐
車料金の割引サービスを前回のものと加算するようにし
たものもあるが、この場合は店舗の係員が複数回の買物
金額を加算して合計金額に対する割引サービスを判定
し、駐車券への駐車料金の割引情報の打ち込み位置をず
らしてデータを記録していた。すなわち、店舗の係員が
いちいち買物金額や、駐車券への割引情報の打ち込み位
置などを判断していたので、操作が面倒であると共に間
違いが生じることがあった。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、1枚の駐車券で複数回の買物金額に応じた駐車料
金の割引情報を各回毎に加算して行きその加算結果で駐
車料金の精算処理を行うことができる駐車料金管理シス
テム及びそれに用いる駐車サービス書込装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による駐車料金管理システムは、駐車場への
車両の入場に応答して少なくとも該駐車場への入場時刻
を記録した駐車券を発行する駐車券発行手段と、上記駐
車場の駐車料金の割引が適用される店舗に設置されて上
記駐車券に少なくとも駐車料金の割引情報を記録する駐
車サービス書込手段と、上記駐車場からの車両の退場に
際して上記駐車券を回収すると共に駐車時間を求め且つ
駐車料金の割引情報を読み取って駐車料金の精算処理を
行う駐車料金精算手段とを有して成る駐車料金管理シス
テムにおいて、上記駐車サービス書込手段は、上記駐車
券発行手段で発行された1枚の駐車券に対して、複数回
の買物金額に応じた駐車料金の割引情報を各回毎に加算
して行きその加算結果の割引情報を記録するようにした
ものである。
【0008】また、上記駐車券に対する入場時刻及び駐
車料金の割引情報の記録は、該駐車券に設けられた磁気
記録部に磁気的に読み書き可能に行うものである。
【0009】さらに、上記駐車サービス書込手段におけ
る駐車券に対する駐車料金の割引情報の記録は、該駐車
券の券面の一部に複数回の買物金額に応じた駐車料金の
割引情報に対応する識別マークを標示することを含むも
のである。
【0010】また、上記駐車料金管理システムの関連発
明としての駐車サービス書込装置は、駐車料金の割引情
報の種類を選択して入力する入力手段と、駐車場への車
両の入場時刻が記録され該駐車場で発行された駐車券を
取り込む手段と、この取り込んだ駐車券に既に記録され
た駐車料金の割引情報と上記入力手段で選択入力された
駐車料金の割引情報とを読み取ると共にそれらの加算結
果の割引情報を記録する情報読み書き手段と、複数回の
買物金額に応じた駐車料金の割引情報を各回毎に加算す
る演算手段とを有して成るものである。
【0011】そして、上記駐車サービス書込装置におい
て、演算手段からの加算結果の割引情報を入力して駐車
券の券面の一部に複数回の買物金額に応じた駐車料金の
割引情報に対応する識別マークを標示するマーク標示手
段を設けてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による駐
車料金管理システムの実施の形態を示す全体構成の概略
ブロック図である。この駐車料金管理システムは、駐車
場と特定の利用関係にある店舗にて買物をした場合に、
その買物金額に応じた駐車料金の割引サービスをして料
金の精算処理を行うもので、図1に示すように、駐車場
1内に配置された駐車券発行機2と、駐車料金精算機3
と、複数の店舗4内にそれぞれ配置された駐車サービス
書込装置5a〜5eとを有して成る。
【0013】上記駐車券発行機2は、駐車場1への車両
の入場に応答して少なくとも該駐車場1への入場時刻を
記録した駐車券を発行する手段となるもので、従来公知
の構成とされると共に駐車場1の入口に設置されてお
り、該駐車場入口の路面に埋設されたループコイル等の
入車検知器6で車両を検知して入場時刻を取り込み、運
転者が発券釦を押すことにより図3に示すような駐車券
14を発行するようになっている。このとき、上記入場
時刻は、駐車券14の券面に符号15で示すように印字
されると共に、該駐車券14の裏面に設けられた磁気記
録部としての磁気ストライプ16に磁気的に書き込まれ
る。
【0014】なお、上記駐車券発行機2の駐車場内側の
近傍には、入口開閉機7及び入口バー8が設けられてお
り、駐車券発行機2で発行された駐車券14を抜き取っ
たら上記入口バー8を開き、その部位の路面に埋設され
たループコイル等の車両検知器9で車両の通過を検知し
て駐車場1への入車判定をしたら上記入口バー8を閉じ
るようになっている。
【0015】駐車料金精算機3は、駐車場1からの車両
の退場に際して駐車券14を回収すると共に駐車時間を
求め且つ駐車料金の割引情報を読み取って駐車料金の精
算処理を行う手段となるもので、従来公知の構成とされ
ると共に駐車場1の出口に設置されており、駐車場出口
の路面に埋設されたループコイル等の出車検知器10で
車両を検知して退場時刻を取り込んで駐車時間を求め、
運転者が駐車券14を挿入することにより駐車料金の精
算処理を行うようになっている。
【0016】なお、上記駐車料金精算機3の駐車場外側
の近傍には、出口開閉機11及び出口バー12が設けら
れており、駐車料金精算機3で駐車料金の精算処理が終
ったら上記出口バー12を開き、その部位の路面に埋設
されたループコイル等の車両検知器13で車両の通過を
検知して駐車場1からの出車判定をしたら上記出口バー
12を閉じるようになっている。
【0017】そして、駐車サービス書込装置5a〜5e
は、上記駐車場1の駐車料金の割引が適用される複数の
店舗4(例えばA〜E)に設置されて上記駐車券14に
少なくとも駐車料金の割引情報を記録する手段となるも
ので、本発明においては前記駐車券発行機2で発行され
た1枚の駐車券14に対して複数回の買物金額に応じた
駐車料金の割引情報を各回毎に加算して行きその加算結
果の割引情報を記録するように構成されており、図2に
示すように、キーボード部17と、駐車券処理部18
と、演算・制御部19とを備えて成る。
【0018】上記キーボード部17は、駐車料金の割引
情報の種類を選択して入力する入力手段となるもので、
店舗の係員が操作する複数個のサービス選択スイッチが
設けられている。このときの駐車料金の割引情報の種類
及びサービスコードは図4に示す表のようになってい
る。すなわち、店舗Aで2000円以上4000円未満
の買物をした場合は、駐車料金割引のサービス時間は
1.5時間であり、選択スイッチは「1」を割り当て、
そのときのサービスコードは「01H」とされている。
また、同じく店舗Aで4000円以上の買物をした場合
は、サービス時間は2.0時間であり、選択スイッチは
「2」を割り当て、そのときのサービスコードは「02
H」とされている。
【0019】さらに、店舗Bで3000円以上5000
円未満の買物をした場合は、駐車料金割引のサービス時
間は2.0時間であり、選択スイッチは「1」を割り当
て、そのときのサービスコードは「04H」とされてい
る。また、同じく店舗Bで5000円以上の買物をした
場合は、サービス時間は2.5時間であり、選択スイッ
チは「2」を割り当て、そのときのサービスコードは
「08H」とされている。このように、各店舗によっ
て、駐車サービス条件及びサービス時間が異なっていて
も、それぞれの割引情報の種類に対応させて選択スイッ
チとサービスコードを1対1で割り当てることにより、
一つのサービスコードで割引情報の種類を特定すること
ができる。
【0020】駐車券処理部18は、駐車券14を取り込
んで割引情報を読み書きするもので、駐車場への車両の
入場時刻が記録された駐車券14を取り込み及び排出す
る手段となる駐車券搬送部20と、この取り込んだ駐車
券14に既に記録された駐車料金の割引情報と上記キー
ボード部17で選択入力された駐車料金の割引情報とを
読み取ると共にそれらの加算結果の割引情報を記録する
手段となる情報読み書き部21と、上記加算結果の割引
情報を入力して駐車券14の券面の一部に複数回の買物
金額に応じた駐車料金の割引情報に対応する識別マーク
を標示する手段となるマーク標示部22とを備えて成
る。
【0021】上記駐車券搬送部20は、複数個の駆動ロ
ーラと光センサとを備え、駐車券14の有無を確認しな
がら所定の位置まで該駐車券14を取り込み、又は排出
するようになっている。また、情報読み書き部21は、
磁気ヘッドを備え、図3(b)に示す駐車券14の裏面
に設けられた磁気ストライプ16に駐車料金の割引情報
を磁気的に書き込んだり、読み出すようになっている。
さらに、マーク標示部22は、識別マークとしてのスタ
ンプを押印する駆動部を備え、図3(a)に示す駐車券
14の券面の一部に印刷等により設けられた複数のスタ
ンプ枠23に買物金額に応じた駐車料金の割引情報に対
応するスタンプを押印するようになっている。この押印
されたスタンプが上記スタンプ枠23の枠〜のどの
位置にあるかにより、買物客は駐車サービスの時間が分
かる。
【0022】そして、演算・制御部19は、駐車サービ
ス書込装置5aの全体の動作を制御すると共に、複数回
の買物金額に応じた駐車料金の割引情報を各回毎に加算
する演算手段となるもので、例えば中央演算処理装置
(CPU)などを有し、駐車料金の割引情報を各回毎に
加算した結果の割引情報を上記情報読み書き部21及び
マーク標示部22に送るようになっている。
【0023】次に、このように構成された駐車料金管理
システム及びそれに用いる駐車サービス書込装置の動作
について、図5〜図8を参照して説明する。最初に、図
1に示す駐車場1における入口部の駐車券発行機2の動
作について、図5を参照して説明する。まず、駐車場1
を利用する車両が入口に進入してくると、入車検知器6
がオンする(ステップS1)。すると、この入車検知器
6からの信号を入力して、駐車券発行機2は、上記車両
の入場時刻を取り込む(ステップS2)。この入場時刻
が駐車時間の開始点となる。次に、利用者が駐車券発行
機2の発券釦を押して発券釦オンの状態となる(ステッ
プS3)。これにより、上記駐車券発行機2は、図3
(a)に示すように、駐車券14の券面に入場時刻(符
号15参照)を印字して駐車券を発行する(ステップS
4)。このとき、上記入場時刻は、図3(b)に示す駐
車券14の裏面の磁気ストライプ16にも磁気的に記録
される。
【0024】その後、利用者が上記発行された駐車券1
4を駐車券発行機2の発券口から抜き取ると(ステップ
S5)、その信号が入口開閉機7へ送られ、入口バー8
を開く(ステップS6)。これにより車両は駐車場1内
に入場し、車両検知器9で車両の通過を検知して駐車場
1への入車判定をしたら(ステップS7)、上記入口バ
ー8を閉じる(ステップS8)。このとき、車両の駐車
場1への入車判定は、上記入車検知器6のオン信号と車
両検知器9のオン信号との組み合わせで行う。
【0025】この状態で、利用者は上記発行された駐車
券14を持って所要の店舗に買物等に行く。そこで、買
物等をした店舗における駐車サービス書込装置5の動作
について、図6を参照して説明する。まず、利用者は或
る店舗Aで所要の買物をする。そして、そのレシートと
駐車券14を持って店舗Aの係員に提示して、駐車サー
ビスを受けるように申し出る。すると、係員はそのレシ
ートの買物金額を見て、図4に示す駐車サービス条件に
従って判断し、例えば2000円以上4000円未満の
買物であったら、駐車サービス書込装置5の選択スイッ
チの「1」をオンとする。これにより、ステップS11
は“YES”側に進む。このときのサービス時間は1.
5時間であり、サービスコードは「01H」となる。
【0026】次に、店舗の係員は駐車券14を駐車サー
ビス書込装置5の駐車券挿入口に挿入する。これによ
り、ステップS12は“YES”側に進む。次に、駐車
サービス書込装置5は、上記選択スイッチで指定された
サービスコードのデータを取り込む(ステップS1
3)。また、上記挿入された駐車券14の磁気ストライ
プ16に記録されたデータを読み取る(ステップS1
4)。ここで、駐車券14に記録された前回の駐車料金
の割引情報があるか否かを判断する(ステップS1
5)。初めての買物であれば割引情報は無いので、“N
O”側に進みステップS17に跳ぶ。
【0027】2度目の買物であり前回の割引情報がある
場合は、“YES”側に進みステップS16に入り、割
引情報の加算をする。すなわち、ステップS13で取り
込んだ選択スイッチのサービスコードのデータと、ステ
ップS14で読み取った前回の割引情報とを加算する。
例えば、前回の割引情報のデータが図4に示すサービス
コードの「04H」だとすると、「01H+04H」の
加算をして、この加算データを作成する(ステップS1
7)。この場合、図4から明らかなように、サービス時
間は「1.5時間+2.0時間」で合計3.5時間とな
る。なお、初めての買物の場合は、ステップS17にお
ける加算データは、今回だけの「01H」となる。
【0028】次に、上記加算データに基づいて識別マー
クの位置を計算する(ステップS18)。すなわち、図
3(a)に示す駐車券14の複数のスタンプ枠23のど
の位置にスタンプを押印するかを計算する。ステップS
17で作成された加算データに対応する合計のサービス
時間を表す枠〜を求める。例えば、合計3.5時間
に対応する枠としての位置を求める。
【0029】その後、駐車券14の裏面の磁気ストライ
プ16に上記加算した割引情報を書き込み(ステップS
19)、さらに上記駐車券14の券面のスタンプ枠23
の上記求めた位置の枠に識別マークとしてのスタンプ
を押印標示する(ステップS20)。そして、駐車券1
4を挿入口へ戻し(ステップS21)、店舗の係員によ
って上記駐車券14が抜き取られたら、ステップS22
は“YES”側に進んで処理が終了する。利用者(買物
客)は、この駐車券14を持って次の店舗へ行くか、或
いは駐車場へ戻る。
【0030】上記の状態で買物が終ったとし、図1に示
す駐車場1へ戻り該駐車場1から退場する際の出口部の
駐車料金精算機3の動作について、図7及び図8を参照
して説明する。まず、駐車場1から出る車両が出口に進
んでくると、出車検知器10がオンする(ステップS3
1)。すると、この出車検知器10からの信号を入力し
て、駐車料金精算機3は、上記車両の退場時刻を取り込
む(ステップS32)。この退場時刻が駐車時間の終了
点となる。次に、利用者が駐車料金精算機3の駐車券挿
入口に駐車券14を挿入することにより、ステップS3
3は“YES”側に進む。
【0031】次に、上記駐車券14に記録されたデータ
を読み取り(ステップS34)、駐車料金の計算をする
(ステップS35)。ここでは、駐車サービスが無いも
のとして通常の料金計算をする。そして、駐車券14に
記録された駐車料金の割引情報があるか否かを判断する
(ステップS36)。駐車場1と特定の関係にある店舗
での買物が無い場合は、割引情報は無く“NO”側に進
んでステップS39に跳ぶ。特定の店舗での買物をして
割引情報がある場合は“YES”側に進む。
【0032】そして、上記駐車券14に記録された割引
情報を認識して駐車料金を再計算する(ステップS3
7)。このとき、上記通常の料金計算における駐車時間
と、上記割引情報によるサービス時間とを比較し、駐車
時間とサービス時間との差の部分の料金がいくらになる
かを計算する。その後、料金はゼロか否かを判断する
(ステップS38)。サービス時間の方が大きければ、
料金はゼロであり、“YES”側に進んでステップS4
2に跳ぶ。駐車時間の方が大きければ、料金はゼロでは
なく、“NO”側に進む。そして、駐車料金精算機3の
ディスプレイに差額の駐車料金を表示する(ステップS
39)。
【0033】次に、利用者は、上記料金表示を見て、現
金を投入する(ステップS40)。この現金投入により
ステップS41に進み、料金表示の額と現金投入の額と
が等しくなるまでステップS40,S41を繰り返し、
料金を精算する。「料金表示=現金投入」となって料金
の精算が終ったら、ステップS41は“YES”側に進
む。
【0034】すると、料金精算の信号が出口開閉機11
へ送られ、出口バー12を開く(ステップS42)。こ
れにより車両は駐車場1外に退場し、車両検知器13で
車両の通過を検知して駐車場1外への出車判定をしたら
(ステップS43)、上記出口バー12を閉じる(ステ
ップS44)。このとき、車両の駐車場1外への出車判
定は、上記出車検知器10のオン信号と車両検知器13
のオン信号との組み合わせで行う。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
駐車料金管理システムにおいて、駐車サービス書込手段
を、駐車券発行手段で発行された1枚の駐車券に対し
て、複数回の買物金額に応じた駐車料金の割引情報を各
回毎に加算して行きその加算結果の割引情報を記録する
ようにしたことにより、1枚の駐車券で複数回の買物金
額に応じた駐車料金の割引情報を各回毎に加算してその
加算結果で駐車料金の精算処理を行うことができる。し
たがって、或る駐車場と特定の利用関係にある複数の店
舗にて買物をした場合に、合計の買物金額に応じた駐車
料金の割引サービスを受けることができる。
【0036】また、関連発明としての駐車サービス書込
装置によれば、入力手段で駐車料金の割引情報の種類を
選択して入力して駐車券を挿入するだけで、複数回の買
物金額に応じた駐車料金の割引情報を各回毎に加算する
ことができ、店舗の係員がいちいち買物金額や、駐車券
への割引情報の打ち込み位置などを判断することなく、
操作が容易であると共に間違いが生じることがない。
【0037】さらに、演算手段からの加算結果の割引情
報を入力して駐車券の券面の一部に複数回の買物金額に
応じた駐車料金の割引情報に対応する識別マークを標示
するマーク標示手段を設けた駐車サービス書込装置によ
れば、駐車券に標示された識別マークの位置により、買
物客は駐車サービスの時間を一目瞭然に理解することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による駐車料金管理システムの実施の形
態を示す全体構成の概略ブロック図である。
【図2】駐車サービス書込装置の内部構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図3】駐車券を示す表面図及び裏面図である。
【図4】割引情報の種類及びサービスコード表を示す図
である。
【図5】駐車場における入口部の駐車券発行機の動作を
示すフローチャートである。
【図6】買物等をした店舗における駐車サービス書込装
置の動作を示すフローチャートである。
【図7】駐車場から退場する際の出口部の駐車料金精算
機の動作を示す前半のフローチャートである。
【図8】駐車場から退場する際の出口部の駐車料金精算
機の動作を示す後半のフローチャートである。
【符号の説明】
1…駐車場 2…駐車券発行機 3…駐車料金精算機 4…店舗 5a〜5e…駐車サービス書込装置 17…キーボード部 18…駐車券処理部 19…演算・制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車場への車両の入場に応答して少なく
    とも該駐車場への入場時刻を記録した駐車券を発行する
    駐車券発行手段と、上記駐車場の駐車料金の割引が適用
    される店舗に設置されて上記駐車券に少なくとも駐車料
    金の割引情報を記録する駐車サービス書込手段と、上記
    駐車場からの車両の退場に際して上記駐車券を回収する
    と共に駐車時間を求め且つ駐車料金の割引情報を読み取
    って駐車料金の精算処理を行う駐車料金精算手段とを有
    して成る駐車料金管理システムにおいて、上記駐車サー
    ビス書込手段は、上記駐車券発行手段で発行された1枚
    の駐車券に対して、複数回の買物金額に応じた駐車料金
    の割引情報を各回毎に加算して行きその加算結果の割引
    情報を記録するようにしたことを特徴とする駐車料金管
    理システム。
  2. 【請求項2】 上記駐車券に対する入場時刻及び駐車料
    金の割引情報の記録は、該駐車券に設けられた磁気記録
    部に磁気的に読み書き可能に行うことを特徴とする請求
    項1記載の駐車料金管理システム。
  3. 【請求項3】 上記駐車サービス書込手段における駐車
    券に対する駐車料金の割引情報の記録は、該駐車券の券
    面の一部に複数回の買物金額に応じた駐車料金の割引情
    報に対応する識別マークを標示することを含むものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の駐車料金管理
    システム。
  4. 【請求項4】 駐車料金の割引情報の種類を選択して入
    力する入力手段と、駐車場への車両の入場時刻が記録さ
    れ該駐車場で発行された駐車券を取り込む手段と、この
    取り込んだ駐車券に既に記録された駐車料金の割引情報
    と上記入力手段で選択入力された駐車料金の割引情報と
    を読み取ると共にそれらの加算結果の割引情報を記録す
    る情報読み書き手段と、複数回の買物金額に応じた駐車
    料金の割引情報を各回毎に加算する演算手段とを有して
    成ることを特徴とする駐車サービス書込装置。
  5. 【請求項5】 上記演算手段からの加算結果の割引情報
    を入力して駐車券の券面の一部に複数回の買物金額に応
    じた駐車料金の割引情報に対応する識別マークを標示す
    るマーク標示手段を設けたことを特徴とする請求項4記
    載の駐車サービス書込装置。
JP13686498A 1998-05-19 1998-05-19 駐車料金管理システム及びそれに用いる駐車サービス書込装置 Pending JPH11328455A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015346A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Japan Aircraft Mfg Co Ltd 駐車料金割引精算方法及びそのシステム並びに駐車サービス書込装置
JP2009099081A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Nippon Signal Co Ltd:The 駐車券管理システム
JP2009146016A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Toshiba Tec Corp 商品データ処理装置、駐車料金割引機及び駐車料金割引システム
JP2013246520A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Amano Corp 料金精算システム

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