JPH113283A - メモリカード - Google Patents

メモリカード

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JPH113283A
JPH113283A JP9152207A JP15220797A JPH113283A JP H113283 A JPH113283 A JP H113283A JP 9152207 A JP9152207 A JP 9152207A JP 15220797 A JP15220797 A JP 15220797A JP H113283 A JPH113283 A JP H113283A
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JP
Japan
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write
seal
memory card
card
sticking surface
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JP9152207A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamasato
健司 山里
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、簡便にして、容易なW/Pシール
片の剥離交換作業を実現し得るようにすることにある。 【解決手段】ベースカード22の書き込み判定部32の
シール貼着面に剥離用凹部32aを設けて、この凹部3
2aを有した書き込み判定部32にW/Pシール片3を
貼着するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体メモリが
内蔵され、情報処理装置を用いて記憶データの読出し/
書き込みが行われるメモリカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から既存のJEIDA/PCMCI
Aタイプのメモリカードに代わる小型で低価格な半導体
メモリ装置として、ソリッドステートフロッピーディス
クシステム(以下SSFDシステムと記す)が開発され
ている。このSSFDシステムは、記憶媒体としてソリ
ッドステートフロッピーディスクカード(以下SSFD
Cと記す)と称する超薄型メモリカード(カード型FL
ASHメモリパッケージ)を用いている。
【0003】このようなSSFDシステムに用いられる
メモリカードは、厚さ約0.76mmと非常に薄<か
つ、小型のプラスチックのベースカードにブロック消去
型EEPROM、いわゆるフラッシュメモリメディア
(半導休メモリ)を埋め込んで楕成されたものである。
【0004】また、SSFDシステムを種々の機器と組
み合わせて用いるために、非常に薄型のメモリカードに
誤消去防止機能、つまり、書き込み禁止機能を設けるこ
とが必要になる。そして、この書き込み禁止機能を得る
ための手段として、メモリカードのベースカードの表面
に窪み状のシール貼着面を持つ書き込み判定部を設け、
この書き込み判定部のシール貼着面に書き込み禁止(ラ
イトプロテクト)シール(以下W/Pシールと称する)
を貼着することにより、半導体メモリへの書き込みを禁
止する構成が考えられている。この際、W/Pシール
は、書き込み判定部のシール貼着面にフラットな状態で
貼着される。
【0005】ここで、このW/Pシールは図9及び図1
0に示すように台紙(離型紙)1上に接着剤2を介して
W/Pシール片3が剥離可能に貼着されており、そのW
/Pシール片3を台紙1より剥がして書き込み判定部の
シール貼着面に貼着される。このW/Pシール片3は例
えば、光を反射する銅やニッケル等の導電性材料で、そ
の厚さ寸法が0.1mm以下に形成される。
【0006】また、メモリカードが着脱可能に装着され
る情報処理装置には、そのベースカードに内蔵された半
導体メモリの記憶データの読み出し及び書き込みを行う
読み出し/書き込み手段と、ベースカードの書き込み判
定部へのW/Pシール片3の貼着状態を検出し、W/P
シール片3の貼着時には半導体メモリへの書き込みを禁
止する書き込み禁止手段とが設けられている。この書き
込み禁止手段としては導電性のW/Pシール片3を介し
て2極のコンタクトが接触する事による電気的な導通を
利用して書き込み禁止機能を実現する第1の書き込みを
禁止機構や、フオトインタラクタ等のオプティカルデバ
イスを使用し、W/Pシール片3からの光の反射による
2次側の電気的導通を利用して書き込み禁止機能を実現
する第2の書き込みを禁止機構が開発されている。
【0007】そして、ベースカードの書き込み判定部に
W/Pシール片3が貼着されていない場合にはベースカ
ードに内蔵された半導体メモリへの書き込みが可能な状
態で保持するようになっている。また、W/Pシール片
3が台紙1から剥離されて書き込み判定部に貼着された
場合には半導体メモリへの書き込みを禁止するようにな
っている。
【0008】しかしながら、上記SSFDシステムに用
いられるメモリカードでは、その記憶データを書き換え
る場合、ピンセットや針金状の剥離工具を用いてベース
カードの書き込み判定部のシール貼着面に貼着されたW
/Pシール片3をえぐり取るように剥がさなければなら
ないために、その剥離作業が非常に面倒であるという問
題を有する。即ち、W/Pシール片3が0.01mm以
下と非常に薄く、しかもシール貼着面に確実に貼り付け
ておくことにより、確実な書き込み禁止動作が実現され
るために、一旦、書き込み判定部のシール貼着面に密着
されたW/Pシール片3を剥がすのが非常に困難とな
る。
【0009】また、これによると、W/Pシール片3が
シール貼着面から剥がし取れたとしても、剥離作業時
に、ピンセットあるいは針金状の剥離工具をW/Pシー
ル片3と書き込み判定部のシール貼着面の間にねじ込む
如く侵入させてえぐり取るように剥がし取らなければな
らないために、シール貼着面を傷つけてしまう虞れがあ
る。このようにして、書き込み判定部のシール貼着面に
傷を付けると、新たなW/Pシール片3を貼着した場
合、W/Pシール片3に凹凸が生じて、上述した第1及
び第2の書き込み禁止機構の誤動作を招く虞れを有す
る。即ち、第1の書き込みを禁止機構ではW/Pシール
片3に対して電気的導通を検知すべく2本以上のコンタ
クトが接触するので、W/Pシール片3の表面(導電材
料)はフラットな形状であることが望ましいが。W/P
シール片3に凹凸変形があると、コンタクト不良(電気
的遮断)・コンタクト破壊・W/Pシール片3の剥がれ
等の不具合が発生する要因となる。
【0010】また、フォトインタラプタ等のオプティカ
ルデバイスを使用する第2の書き込み禁止機構では、W
/Pシール片3の変形による光の乱反射で検知不良が発
生する虞れがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、上
記メモリカードでは、W/Pシールの剥離作業が非常に
面倒で、ベースカードの書き込み判定部のシール貼着面
を傷つけたりすると、以後、誤動作を招くという問題を
有する。
【0012】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡易な構成で、且つ、簡便にして、容易なW/P
シール片の剥離交換作業を実現し得るようにしたメモリ
カードを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、記憶データ
の書き換えが可能な半導体メモリが内蔵れ、情報処理装
置に着脱可能に装着されるベースカードと、このベース
カードの表面に設けられるものであって、前記半導体メ
モリと前記情報処理装置との間の前記記憶データの送受
を実行する複数の接続端子と、前記ベースカードに前記
情報処理装置の書き込み禁止検出部に対応して設けら
れ、一部に凹部を有したシール貼着面が設けられた書き
込み判定部と、この書き込み判定部のシール貼着面に選
択的に貼着される記憶データ書き込み禁止用シール片と
を備えてメモリカードを構成した。
【0014】上記構成によれば、ベースカードの書き込
み判定部のシール貼着面に貼着された書き込み禁止用シ
ール片を、該シール貼着面から剥がす場合には、ピンセ
ット等の剥離工具の先端を、シール貼着面の凹部よりシ
ール片の背面に侵入させて、シール片の一部をシール貼
着面から剥がして剥離させる。従って、シール片をベー
スカードの書き込み判定部のシール貼着面から剥がす
際、剥離工具でシール貼着面を傷つけたりすることがな
くなり、シール貼着面へのシール片の繰返し貼着が容易
に実現される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係るメモリ装置11全体の概略楕成を示すもので、
例えば、PCMCIA規格のカード状に形成されて、図
示しないパーソナルコンピュータのカードスロットに着
脱される。
【0016】上記メモリ装置11にはPCMCIA規格
のカード状に形成されたアダプタ(情報処理装置)10
と、このアダプタ10内に着脱可能に装着される記憶媒
体としてソリッドステートフロッピーディスクカード
(SSFDC)と称するメモリカード20とが設けられ
ている。
【0017】上記アダプタ10内にはメモリカード20
を脱着自在に収容するカード収容部12が形成されてい
る。このカード収容部12の挿入口12aはアダプタ1
0の後端面に開口している。
【0018】また、アダプタ10内には、収容したメモ
リカード20を取り出すための図示しないイジェクト機
構が設けられている。このイジェクト機楕のイジェクト
ボタン14はアダプタ10の後端面に挿入口12aに隣
接して設けられている。このイジェクトボタン14はア
ダプタ10内に突没可能に装着されている。そして、ア
ダプタ10のカード収容部12にメモリカード20が挿
入されてセットされると。イジェクトボタン14が外部
側に突出した状態で保持され、このイジェクトボタン1
4を押込み操作することにより、カード収容部12内の
メモリカード20がアダプタ10の外部側にイジェクト
されるようになっている。
【0019】また、カード状のメモリカード20には、
図2及び図3に示すように、合成樹脂によって形成され
た偏平な矩形状のベースカード22が設けられている。
このベースカー下22は、アダプタ10のカード収容部
12へ収容可能な大きさに形成され、例えば、幅37m
m、長さ45mm、厚さO.76mmに形成されてい
る。
【0020】また、図3に示すように、ベースカード2
2の一面側の前半部には矩形状の凹部24が形成されて
いる。この凹部24内には、半導体メモリとして、ブロ
ック消去型のEEPROM、いわゆるフラッシュメモリ
26が収納されている。このフラッシュメモリ26に
は、情報を読み出し及び書き込みするための複数、例え
ば22個の接触端子28が設けられている。これらの接
触端子28は、ベースカード22の表面に露出され、か
つ、この表面とほぼ面一に延在されている。
【0021】また、ベースカード22の後半部には、任
意の情報を記載可能なラベル30が貼られている。さら
に、接触端子28が露出されている側のベースカード2
2の表面には、例えば円形の凹形状のシール貼着面を有
した書き込み判定部32が形成されている。この書き換
え判定部32は接触端子28とラベル30との間に配置
されている。
【0022】そして、書き込み判定部32には、そのシ
ール貼着面に例えば図4及び図5に示すようにスリット
状の剥離用凹部32aが設けられる。この凹部32a
は、例えば書き込み判定部32のシール貼着面が、書き
込み禁止機能を有する前記W/Pシール片(書き込み禁
止シール片)3(図9及び図10参照)が確実に貼着可
能な面積を確保できる程度の幅寸法で、シール貼着面の
外周から中心方向に深さ寸法が浅くなるように傾斜され
て形成される。
【0023】ここで、例えばW/Pシール片3の厚さt
とベースカード20の書き込み判定部32の深さdとの
間はt≦dの関係に設定され、各W/Pシール片3の厚
さtは書き込み判定部32の深さdと略等しくなるよう
に設定される。そして、書き込み判定部32の剥離用凹
部32aは、その深さ寸法がシール貼着面の周壁側から
中心方向に浅くなるように傾斜されて形成される。
【0024】これにより、書き込み判定部32のシール
貼着面に貼着されたW/Pシール片3は、該シール貼着
面から剥がし取る場合には、図6に示すようにピンセッ
ト等の剥離工具9の先端を、そのシール貼着面の凹部3
2aの端からW/Pシール片3の背面(貼着面側)に侵
入させて、剥離工具9の先端を凹部32の底面に沿って
中心方向に移動させることにより、W/Pシール片3の
端部がシール貼着面から剥がされる。ここで、例えば使
用者(ユーザ)は、指やプライヤ等を利用してW/Pシ
ール片3の端部を持ってシール貼着面から剥がし取るこ
とが可能となる。
【0025】上記W/Pシール片3は,導電性を有し、
メモリカード20とは別体の状態で提供され、1枚の台
紙(離型紙)上に1つ、または複数が接着剤層2を介し
て剥離可能に貼着されている(図9及び図10参照)。
例えば、W/Pシール片3は、書き込み判定部32のシ
ール貼着面よりも僅かに小径な例えば、銅製の円形のベ
ースフィルム上に、ニッケルメッキ等が施されて光を反
射する反射層(図の都合上、図示せず)が形成されてい
る。
【0026】また、アダプタ10内には、図7に示すよ
うに、メモリカード20内のフラッシュメモリ26の記
憶データの読み出し及び書き込みを行う読み出し/書き
込み回路(読み出し/書き込み手段)37と、書き込み
判定部32のシール貼着面ヘのW/Pシール片3の貼着
状態を検出し、W/Pシール片3の貼着時にはフラッシ
ュメモリ26への書き込みを禁止する書き込み禁止回路
(書き込み禁止手段)40とが設けられている。
【0027】ここで、読み出し/書き込み回路37には
複数の接触ピン36が接続されている。これらの接触ピ
ン36はカード収容部12内に突設されている。そし
て、力ード収容部12にメモリカード20が収容された
際に、これらの接触ピン36がメモリカード20の接触
端子28に接触するようになつている。
【0028】また、書き込み禁止回路40は書き込み・
読み出し回路37に接続されたアンドゲート42を有
し、このアンドゲート42の第1の入力端は、抵抗Rを
介して正電源電圧Vcc にプルアップしている。また、ア
ンドゲート42の第2の入力端には、パーソナルコンピ
ュータ側からの書き込み信号WRが入力される。
【0029】更に、書き込み禁止回路40は、カード収
容部12に装着されたメモリカード20の書き込み判定
部32に隣接対向する一対の短絡ピン38a。38bを
備えている。一方の短絡ピン38aはアンドゲート42
の第1の入力端に接続され、他方の短絡ピン38bはグ
ランドに導通している。
【0030】次に、上記楕成の作用について説明する。
本実施の形態のメモリ装置11を用いて情報処理を行う
場合には、まず、メモリカード20をアダプタ10の挿
入口12aを通してカード収容部12内へ挿入する。続
いて、アダプタ10をパーソナルコンピュータのカード
スロットに挿入する。
【0031】ここで、メモリカード20に対して情報の
書き込み処理を行う場合には、メモリカード20の書き
込み判定部32にW/Pシール片3が貼られていないこ
とを確認の上、メモリカード20を装填する。この状態
で、メモリカード20がカード収容部12に装着される
と、接触ピン36がフラッシュメモリ26の接触端子2
8にそれぞれ接触し(図7参照)、フラッシュメモリ2
6に電気的に接続される。
【0032】この場合、メモリカード20の書き込み判
定部32にはW/Pシール片3が貼られていないため、
アンドゲート42の第1の入力端は、抵抗Rを介してVc
c にプルアップしてハイレベルにあり、アンドゲート4
2が開いた状態となつている。従って、パーソナルコン
ピュータ10を介して入力された書き込み信号WRは、
アンドゲート42を通過して書き込み回路37へ送ら
れ、さらに、接触ピン36及び接触端子28を介してフ
ラッシュメモリ26に書き込まれる。
【0033】一方、メモリカード20の書き込み判定部
32にW/Pシール片3を貼り付けた場合には、メモリ
カード20をアダプタ10のカード収容部12へ装填し
た際に、2本の短絡ピン38a,38bがW/Pシール
片3に接触し、このW/Pシール片3を通して短絡す
る。
【0034】このように短絡ピン38a,38bが短絡
すると、アンドゲート42の第1の入力端がローレベル
となる。これにより、アンドゲート42が閉じて、パー
ソナルコンピュータから書き込み回路37への書き込み
信号WRの通過を禁止し、その結果、メモリカード20
内のフラッシュメモリ26への情報の書き込みが禁止さ
れ、格納された記憶データの誤消去を防止することがで
きる。
【0035】ここで、メモリカード20内のフラッシュ
メモリ26に書き込んだ記憶データを書き換える場合に
は、先ず、アダプタ10をパーソナルコンピュータから
取出して、そのカード収容部12からメモリカード20
を離脱させる。ここで、使用者は、ピンセット等の剥離
工具9を手に持って、その先端を書き込み判定部32の
シール貼着面の凹部32aに侵入させ(図6参照)、こ
の先端を該書き込み判定部32の中心方向に移動させ
る。これにより、書き込み判定部32のシール貼着面上
に貼着されたW/Pシール片3は、その端部が剥離工具
9によりめくり上げられ、次に、そのめくり上がった端
部が図示しない挟み具等で掴まれて書き込み判定部32
のシール貼着面から剥がし取られる。
【0036】そして、メモリカード20の書き込み判定
部32のW/Pシール片3を剥がし取った状態で、該メ
モリカード20が上述した同様の手順で、再びアダプタ
10のカード収容部12に装着されて、該アダプタa1
0がパーソナルコンピュータに装着され、そのフラッシ
ュメモリ26に所望の情報の書き込みが行われる。
【0037】このように、上記メモリカード20は、ベ
ースカード22の書き込み判定部32のシール貼着面に
剥離用凹部32aを設けて、この凹部32aを有した書
き込み判定部32にW/Pシール片3を貼着するように
構成した。
【0038】これによれば、W/Pシール片3を書き込
み判定部32のシール貼着面から剥がす場合には、ビン
セット等の剥離工具9の先端を、シール貼着面の凹部3
2aよりW/Pシール片3の背面に侵入させて、W/P
シール片3の端部をシール貼着面から剥がすことにより
して剥離させることができる。この結果、W/Pシール
片3を書き込み判定部32のシール貼着面から剥がし取
る際、容易な剥離作業が実現されると共に、従来のよう
に剥離工具9によりシール貼着面を傷つけたりすること
が確実に防止され、情報の繰返し書き込み動作が容易に
実現することが可能となる。
【0039】なお、上記実施の形態では、書き込み禁止
回路40として短絡ピン38a,38bをメモリカード
20のW/Pシール片3に対応して設けて電気的にW/
Pシール片3を検出するように構成した場合で説明した
が、これに限ることなく、図8に示すようにフォトカプ
ラ50がW/Pシール片3に対向配置して、光学的にW
/Pシール3を検出するように構成することも可能であ
る。
【0040】即ち、書き込み禁止回路40は、同様に書
き込み・読出し回路37に接続されたアンドゲート42
を有し、このアンドゲート42の第1の入力端は、抵抗
Rを介して正電源電圧Vccにプルアップしている。ま
た、アンドゲート42の第2の入力端にはパーソナルコ
ンピュータ側からの書き込み信号WRが入力される。
【0041】上記フォトカプラ50は、装填されたメモ
リカード20の書き込み判定部32のシール貼着面に対
向配置される。このフォトカプラ50は、正電源電圧V
cc、グランド間に接続され書き込み判定部32のシール
貼着面に向けて検出光を照射する発光ダイオード52
と、反射光を検出するフォトトランジスタ54とを備え
ている。フォトトランジスタ54のエミッタはグランド
に、また、コレクタはアンドゲート42の第1の入力端
にそれぞれ接続されている。
【0042】上記のように構成されたアダプタ10で
は、メモリカード20がこのアダプタ10の挿入口12
aを通してカード収容部12内へ挿入されると、フォト
カプラ50の発光ダイオード52から書き込み判定部3
2のシール貼着面に検出光が照射される。
【0043】ここで、メモリカード20の書き込み判定
部32にW/Pシール片3が貼られていない場合には、
発光ダイオード52からの検出光は書き込み判定部32
で反射せず、フォトトランジスタ54にも入射しない。
そのため、フォトトランジスタ54は非導通状態にあ
り、アンドゲート42の第1の入力端は、抵抗Rを介し
てVcc にプルアップしてハイレベルにあり、アンドゲー
ト42が開いた状態となっている。従って、パーソナル
コンピュータ側からアダプタ10を介して入力された書
き込み信号WRは、アンドゲート42を通過して書き込
み回路37へ送られ、更に、接触ピン36及び接触端子
28を介してフラッシュメモリ26に書き込まれる。
【0044】ー方、メモリカード20の書き込み判定部
32にW/Pシール片3が貼られている場合には発光ダ
イオード52から照射された検出光は、W/Pシール片
3の表面の反射層で反射しフォトトランジスタ54に入
射する。それにより、フォトトランジスタ54が導通状
態となり、アンドゲート42の第1の入力端はローレベ
ルとなる。従って、アンドゲート42が閉じて、パーソ
ナルコンピュータから書き込み回路37への書き込み信
号の通過を禁止し、その結果、メモリカード20内のフ
ラッシュメモリ26への情報の書き込みが禁止される。
【0045】また、上記実施の形態では、書き込み判定
部32のシール貼着面にスリット状の剥離用凹部32a
を1個配置するように構成した場合で説明したが、この
数に限ることなく、例えば書き込み判定部32のシール
貼着面の周囲に複数個を所定の間隔に形成するように構
成してもよい。このように剥離用凹部32aを書き込み
判定部32の周囲に複数個配置する場合には、例えば短
絡ピン38a,38bを備えた書き込み禁止回路40に
適用する際、その短絡ピン38a,38bの通過路に剥
離用凹部32aを配置しないように構成される。
【0046】さらに、書き込み判定部32のシール貼着
面に設ける剥離用凹部32aとしては、リング状あるい
は円弧状のスリットを、書き込み判定部のシール貼着面
の周囲に形成するように構成してもよい。
【0047】また、さらに、この発明は上記実施の形態
に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施できることは勿論である。例え
ば、W/Pシール片3の形状は円形に限らず必要に応じ
て種々変形可能である。また、書き込み判定部32は、
ベースカード22の内、フラッシュメモリ26の接触端
子28と反対側の面に設けられていてもよい。更に、書
き込み判定部32は、短絡ピン36に対応するW/Pシ
ール片3の貼着位置を示せるものであればよく、凹形状
に限定されることはない。
【0048】また、メモリ装置11は、パーソナルコン
ピュータに装着可能なカード状のものを示したが、これ
に限らず、バーソナルコンピュータ、携帯端末、デジタ
ルスチィルカメラ等の電子機器内に直接内蔵させるよう
にしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、且つ、簡便にして、容易なW/Pシ
ール片の剥離交換作業を実現し得るようにしたメモリカ
ードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るメモリカード及
びメモリ装置を示した図。
【図2】図1のメモリカードの平面を示した図。
【図3】図2の一部断面を示した図。
【図4】図2の書き込み判定部を拡大して示した図。
【図5】図4の一部を断面して示した図。
【図6】図2の書き込み判定部にW/Rシール片を貼着
した状態を示した図。
【図7】図1のメモリ装置の書き込み禁止回路を示した
図。
【図8】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図9】この発明の適用されるW/Rシール片を示した
図。
【図10】図9の一部を断面して示した図。
【符号の説明】
1…台紙。 2…接着剤。 3…W/Eシール片(書き込み禁止用シール片)。 9…剥離工具。 10…アダプタ。 11…メモリ装置。 15…台紙。 20…メモリカード。 22…ベースカード。 26…フラッシュメモリ。 28…接触端子。 32…書き込み判定部。 32a…凹部。 36…接触ピン。 37…読出し/書き込み回路。 38a,38b…短絡ピン。 40…書き込み禁止回路。 50…フォトカプラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶データの書き換えが可能な半導体メ
    モリが内蔵れ、情報処理装置に着脱可能に装着されるベ
    ースカードと、 このベースカードの表面に設けられるものであって、前
    記半導体メモリと前記情報処理装置との間の前記記憶デ
    ータの送受を実行する複数の接続端子と、 前記ベースカードに前記情報処理装置の書き込み禁止検
    出部に対応して設けられ、一部に凹部を有したシール貼
    着面が設けられた書き込み判定部と、 この書き込み判定部のシール貼着面に選択的に貼着され
    る記憶データ書き込み禁止用シール片とを具備したメモ
    リカード。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、シール貼着面に複数個分離
    して形成したことを特徴とする請求項1記載のメモリカ
    ード。
  3. 【請求項3】 前記凹部は、シール貼着面の周囲部より
    中心方向に厚さ寸法を薄く形成したことを特徴とする請
    求項1又は2記載のメモリカード。
  4. 【請求項4】 前記凹部は、シール貼着面にリング状に
    形成したことを特徴とする請求項1記載のメモリカー
    ド。
  5. 【請求項5】 前記書き込み判定部は、シール貼着面が
    凹形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか記載のメモリカード。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4867818A (en) * 1988-09-22 1989-09-19 Morgan Burton D Process for fabricating pressure-sensitive adhesive materials
WO2023203087A1 (en) 2022-04-21 2023-10-26 L'oreal Device for treating the hair

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