JPH09114740A - Icメモリーカード - Google Patents
IcメモリーカードInfo
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- JPH09114740A JPH09114740A JP7293443A JP29344395A JPH09114740A JP H09114740 A JPH09114740 A JP H09114740A JP 7293443 A JP7293443 A JP 7293443A JP 29344395 A JP29344395 A JP 29344395A JP H09114740 A JPH09114740 A JP H09114740A
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- JP
- Japan
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- card
- contact
- conductive seal
- memory
- electronic device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ICメモリーカードを電子機器に挿入すること
によって、該カードに保有させたICメモリー素子が所
有するカード固有の記録情報を電子機器に与えると同時
に、カードに保有させた導電シールにコンタクト対が接
触することによって書込み回路の書込み禁止状態を確実
に形成し、上記情報付与が保証されるようにした。又必
要に応じ導電シールを引き剥して機器に挿入することに
より同書込み禁止解除状態を確実に形成し、ICメモリ
ーカードにおける書込み禁止又は同解除のための措置と
して適正に実施できるようにした。 【解決手段】電子機器に挿入されて電子機器に情報を付
与するための電子機器用ICメモリーカードであって、
絶縁板から成るカード本体2に上記情報を付与するIC
メモリー素子3を保有させ、該ICメモリー素子3の接
点4をカード本体2の表面に露出し配置すると共に、カ
ード本体2に書き込み回路開閉用導電シール6を引剥し
可に添着し、該導電シール6に書き込み回路開閉用コン
タクトを接触させて書き込み禁止又は同禁止解除を図る
ICメモリーカード。
によって、該カードに保有させたICメモリー素子が所
有するカード固有の記録情報を電子機器に与えると同時
に、カードに保有させた導電シールにコンタクト対が接
触することによって書込み回路の書込み禁止状態を確実
に形成し、上記情報付与が保証されるようにした。又必
要に応じ導電シールを引き剥して機器に挿入することに
より同書込み禁止解除状態を確実に形成し、ICメモリ
ーカードにおける書込み禁止又は同解除のための措置と
して適正に実施できるようにした。 【解決手段】電子機器に挿入されて電子機器に情報を付
与するための電子機器用ICメモリーカードであって、
絶縁板から成るカード本体2に上記情報を付与するIC
メモリー素子3を保有させ、該ICメモリー素子3の接
点4をカード本体2の表面に露出し配置すると共に、カ
ード本体2に書き込み回路開閉用導電シール6を引剥し
可に添着し、該導電シール6に書き込み回路開閉用コン
タクトを接触させて書き込み禁止又は同禁止解除を図る
ICメモリーカード。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンピューターや
ワープロ等の電子機器に挿入して情報を付与するICメ
モリーカードに関する。
ワープロ等の電子機器に挿入して情報を付与するICメ
モリーカードに関する。
【0002】
【従来の技術】メモリーカードは扁平な絶縁板から成る
カード本体にメモリー素子たるICチップを保有させ、
このカードを電子機器のカード受口に挿入することによ
ってカード表面に露出し配置されているICチップの接
点に電子機器内のコンタクトを接触させて機器内情報処
理回路に接続し、これにより電子機器に上記ICメモリ
ー素子による新たなメモリー機能を付与するカードであ
り、近年実用の端緒につこうとしている。
カード本体にメモリー素子たるICチップを保有させ、
このカードを電子機器のカード受口に挿入することによ
ってカード表面に露出し配置されているICチップの接
点に電子機器内のコンタクトを接触させて機器内情報処
理回路に接続し、これにより電子機器に上記ICメモリ
ー素子による新たなメモリー機能を付与するカードであ
り、近年実用の端緒につこうとしている。
【0003】而して、上記ICメモリーカードにおいて
は、その使用目的からメモリー素子が保有する情報を消
去しないための書き込み禁止の措置が必要であり、又使
用者が希望する時には電子機器からの情報をカードに取
り込めるよう、書き込み禁止解除の措置をも併有させる
ことが望まれる。
は、その使用目的からメモリー素子が保有する情報を消
去しないための書き込み禁止の措置が必要であり、又使
用者が希望する時には電子機器からの情報をカードに取
り込めるよう、書き込み禁止解除の措置をも併有させる
ことが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】従来、ワープロに用
いられているフロッピーディスクの如く、カード本体に
2つの位置にスライドできる切り換え片を設け、この切
り換え片を第1の位置にスライドさせることにより書き
込み禁止とし、第2の位置にスライドさせることにより
同禁止解除を図ることが試行されていたが、この方法で
は誤ってスライドさせる危険が大きく、又煩雑なスライ
ド機構を付設せねばならず、更にはカードの厚み増加を
招く問題を有している。本発明はこの問題を解決しつ
つ、上記書き込み禁止、同禁止解除の措置をICカード
において適切に実施できるようにしたものである。
いられているフロッピーディスクの如く、カード本体に
2つの位置にスライドできる切り換え片を設け、この切
り換え片を第1の位置にスライドさせることにより書き
込み禁止とし、第2の位置にスライドさせることにより
同禁止解除を図ることが試行されていたが、この方法で
は誤ってスライドさせる危険が大きく、又煩雑なスライ
ド機構を付設せねばならず、更にはカードの厚み増加を
招く問題を有している。本発明はこの問題を解決しつ
つ、上記書き込み禁止、同禁止解除の措置をICカード
において適切に実施できるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ICメモリーカードは電
子機器に挿入されて同カードに記録された固有の情報を
電子機器に付与するためのものである。この電子機器用
ICメモリーカードは絶縁板から成るカード本体に上記
情報を付与するICメモリー素子を保有させると共に、
書き込み回路開閉用導電シールを引剥し可に添着し、上
記カードを電子機器に挿入した時に、上記ICメモリー
素子に接触するコンタクトを介して該メモリー素子に記
録された固有の情報を電子機器に与えるように構成する
と共に、上記導電シールに書き込み回路開閉用コンタク
トを接触させて書き込み禁止又は同禁止解除を図る構成
とした。
子機器に挿入されて同カードに記録された固有の情報を
電子機器に付与するためのものである。この電子機器用
ICメモリーカードは絶縁板から成るカード本体に上記
情報を付与するICメモリー素子を保有させると共に、
書き込み回路開閉用導電シールを引剥し可に添着し、上
記カードを電子機器に挿入した時に、上記ICメモリー
素子に接触するコンタクトを介して該メモリー素子に記
録された固有の情報を電子機器に与えるように構成する
と共に、上記導電シールに書き込み回路開閉用コンタク
トを接触させて書き込み禁止又は同禁止解除を図る構成
とした。
【0006】上記導電シールにはその表面を覆う絶縁シ
ールを引剥し可に添着し、使用時に剥離し電子機器に挿
入できるようにした。
ールを引剥し可に添着し、使用時に剥離し電子機器に挿
入できるようにした。
【0007】又上記導電シールはカード本体の表面に形
成した凹所内に添着し、カード本体の表面より突出しな
いようにした。
成した凹所内に添着し、カード本体の表面より突出しな
いようにした。
【0008】
【作用】上記ICメモリーカードを電子機器に挿入する
と、該カードに保有させたICメモリー素子によりこれ
に接触するコンタクトを介してカード固有の記録情報が
電子機器に与えられる。
と、該カードに保有させたICメモリー素子によりこれ
に接触するコンタクトを介してカード固有の記録情報が
電子機器に与えられる。
【0009】同時にカードに保有させた導電シールにコ
ンタクト対が接触することによって書込み回路の書込み
禁止状態が形成され、上記情報付与が保証され、又必要
に応じ導電シールを引き剥すことにより、同書込み禁止
許容状態が形成され、ICメモリーカードにおける書込
み禁止又は同解除のための措置として有効である。
ンタクト対が接触することによって書込み回路の書込み
禁止状態が形成され、上記情報付与が保証され、又必要
に応じ導電シールを引き剥すことにより、同書込み禁止
許容状態が形成され、ICメモリーカードにおける書込
み禁止又は同解除のための措置として有効である。
【0010】上記とは逆に書込み禁止解除状態は導電シ
ールにコンタクト対が接触することによって形成し、同
導電シールを引き剥すことによって禁止状態を形成し得
る。
ールにコンタクト対が接触することによって形成し、同
導電シールを引き剥すことによって禁止状態を形成し得
る。
【0011】上記構成によればICメモリーカードに薄
い導電シールを添着するのみで実施でき薄いカード本体
に適正に適応でき、又構造も簡素であり、製造が容易で
ある。
い導電シールを添着するのみで実施でき薄いカード本体
に適正に適応でき、又構造も簡素であり、製造が容易で
ある。
【0012】
【実施例】以下本発明の第1実施例を図1乃至図7に基
いて説明し、第2実施例を図8,図9に基いて説明す
る。
いて説明し、第2実施例を図8,図9に基いて説明す
る。
【0013】図1乃至図4に示すようにICメモリーカ
ード1とは電子機器に挿入されて情報を付与する電子機
器用ICメモリーカードである。
ード1とは電子機器に挿入されて情報を付与する電子機
器用ICメモリーカードである。
【0014】該ICメモリーカード1は扁平で方形の絶
縁板にて一定の規格寸法を持ったカード本体2が形成さ
れ、このカード本体2に上記電子機器に付与するための
固有の情報を所有するICメモリー素子3が添着されて
いる。
縁板にて一定の規格寸法を持ったカード本体2が形成さ
れ、このカード本体2に上記電子機器に付与するための
固有の情報を所有するICメモリー素子3が添着されて
いる。
【0015】このICメモリー素子3はICチップと呼
称される薄箔の半導体素子であり、表面に延在する多数
のIC接点4が配置されており、このICメモリー素子
3を上記カード本体2の表面に接着剤を介して貼り合わ
せ、上記IC接点4をカード表面に露出し配置してい
る。
称される薄箔の半導体素子であり、表面に延在する多数
のIC接点4が配置されており、このICメモリー素子
3を上記カード本体2の表面に接着剤を介して貼り合わ
せ、上記IC接点4をカード表面に露出し配置してい
る。
【0016】例えば、カード本体2の表面に浅い凹所5
を形成し、この凹所内にICメモリー素子3を収容し凹
所底面に接着材を介し貼り合わせる。
を形成し、この凹所内にICメモリー素子3を収容し凹
所底面に接着材を介し貼り合わせる。
【0017】ICメモリーカード1は電子機器に挿入さ
れた時、該カードのIC接点4に接触するコンタクト1
5を介してICメモリー素子3に記録されたカード固有
の記録情報を電子機器に付与する。
れた時、該カードのIC接点4に接触するコンタクト1
5を介してICメモリー素子3に記録されたカード固有
の記録情報を電子機器に付与する。
【0018】更に上記カード本体2に書き込み回路開閉
用導電シール6を引剥し可に添着し、該導電シール6に
書き込み回路開閉用コンタクト16を接触させて書き込
み禁止又は同禁止解除を図る構成とする。
用導電シール6を引剥し可に添着し、該導電シール6に
書き込み回路開閉用コンタクト16を接触させて書き込
み禁止又は同禁止解除を図る構成とする。
【0019】上記導電シール6は図1,図2に示すよう
にカード本体2に露出して配置するか、又は図3,図4
に示すように、導電シール6の表面を覆う絶縁シール8
を引剥し可に添着し、必要に応じて剥離し導電シール6
を露出できるようにする。
にカード本体2に露出して配置するか、又は図3,図4
に示すように、導電シール6の表面を覆う絶縁シール8
を引剥し可に添着し、必要に応じて剥離し導電シール6
を露出できるようにする。
【0020】又実施例として図2,図4に示すように、
上記導電シール6をカード本体2の表面に形成した浅い
凹所7内に収容し、その内底面に接着材を介して貼り合
わせる。
上記導電シール6をカード本体2の表面に形成した浅い
凹所7内に収容し、その内底面に接着材を介して貼り合
わせる。
【0021】ICメモリー素子3と導電シール6とを凹
所5,7内に添着することにより、図2、図4に示すよ
うに両者3,6の表面がカード本体2の表面より突出せ
ず、好ましくは略同一表面になるように添着する。
所5,7内に添着することにより、図2、図4に示すよ
うに両者3,6の表面がカード本体2の表面より突出せ
ず、好ましくは略同一表面になるように添着する。
【0022】他方電子機器は図6に示すように上記IC
メモリカード1を挿入するカードコネクタ9を備える。
該カードコネクタ9は扁平で外形が矩形を呈する絶縁材
からなるハウジング10によってカード収容部11を形
成し、該カード収容部11の端部を電子機器の前面パネ
ル12において開口させカード挿入口13を形成してい
る。
メモリカード1を挿入するカードコネクタ9を備える。
該カードコネクタ9は扁平で外形が矩形を呈する絶縁材
からなるハウジング10によってカード収容部11を形
成し、該カード収容部11の端部を電子機器の前面パネ
ル12において開口させカード挿入口13を形成してい
る。
【0023】又IC収容部11内においてカード挿入に
追随してスライドするカードトレイ14を内蔵すると共
に、該カードトレイ14のスライドによって接触位置と
接触解除位置に弾性変位される情報処理回路接続用コン
タクト15と書込み回路開閉用コンタクト16とを備え
る。
追随してスライドするカードトレイ14を内蔵すると共
に、該カードトレイ14のスライドによって接触位置と
接触解除位置に弾性変位される情報処理回路接続用コン
タクト15と書込み回路開閉用コンタクト16とを備え
る。
【0024】図5、図6に示すように、上記ICメモリ
カード1をカード挿入口13を通じてカード収容部11
内に挿入した時、該カード1はカードトレイ14の上面
に支持されつつその前端がトレイ14の前端に設けられ
た前当て17に当接し、該トレイ14をカード1と共に
前方へスライドせしめる。
カード1をカード挿入口13を通じてカード収容部11
内に挿入した時、該カード1はカードトレイ14の上面
に支持されつつその前端がトレイ14の前端に設けられ
た前当て17に当接し、該トレイ14をカード1と共に
前方へスライドせしめる。
【0025】即ちカードトレイ14はカード挿入に伴な
い図5に示す後方スライド位置から図6Aに示す前方ス
ライド位置へスライドし、カードトレイ14が図5に示
す後方スライド位置に存する時、コンタクト15,16
はカードトレイ14の底壁下面に当接して下方変位した
状態(接触解除状態)にあり、又カードトレイ14が図
6Aに示す前方スライド位置にスライドした時に、コン
タクト15,16はトレイ底壁下面を滑りながら該底壁
に設けた接触口18,19を通してトレイ14の底壁上
面へ上方変位し、この変位によってコンタクト15が前
記ICメモリ素子3に加圧接触すると共に、コンタクト
16が前記導電シール6の表面に加圧接触する。
い図5に示す後方スライド位置から図6Aに示す前方ス
ライド位置へスライドし、カードトレイ14が図5に示
す後方スライド位置に存する時、コンタクト15,16
はカードトレイ14の底壁下面に当接して下方変位した
状態(接触解除状態)にあり、又カードトレイ14が図
6Aに示す前方スライド位置にスライドした時に、コン
タクト15,16はトレイ底壁下面を滑りながら該底壁
に設けた接触口18,19を通してトレイ14の底壁上
面へ上方変位し、この変位によってコンタクト15が前
記ICメモリ素子3に加圧接触すると共に、コンタクト
16が前記導電シール6の表面に加圧接触する。
【0026】コンタクト15がICメモリ素子3に接触
することによってICメモリ素子3に記録された情報が
電子機器の情報処理回路に与えられ、又コンタクト16
が導電シール6に接触することによって書込み回路によ
る書込み禁止状態を形成し、電子機器の情報処理回路か
らの情報をカードに記録するのを禁止し、上記ICメモ
リカードによる情報付与を保証する。
することによってICメモリ素子3に記録された情報が
電子機器の情報処理回路に与えられ、又コンタクト16
が導電シール6に接触することによって書込み回路によ
る書込み禁止状態を形成し、電子機器の情報処理回路か
らの情報をカードに記録するのを禁止し、上記ICメモ
リカードによる情報付与を保証する。
【0027】又使用者がカード1への情報の記録を希望
する場合には導電シール6をカード1本体から引き剥し
て前記電子機器のカードコネクタ9内へ挿入すると、図
6Bに示すようにコンタクト16がカード本体2の表面
(絶縁面)に接触し、書込み回路による書込み禁止解除
状態を形成し電子機器の情報処理回路からの情報をカー
ド1のICメモリー素子3に記録するのを許容する。こ
の情報記録によってメモリーカード固有の記録情報は消
去される。
する場合には導電シール6をカード1本体から引き剥し
て前記電子機器のカードコネクタ9内へ挿入すると、図
6Bに示すようにコンタクト16がカード本体2の表面
(絶縁面)に接触し、書込み回路による書込み禁止解除
状態を形成し電子機器の情報処理回路からの情報をカー
ド1のICメモリー素子3に記録するのを許容する。こ
の情報記録によってメモリーカード固有の記録情報は消
去される。
【0028】又は上記とは逆にコンタクト16を導電シ
ールに接触させることによって書込み禁止解除状態を形
成し、電子機器の情報処理回路からの情報をカードに記
録するのを許容する。又使用者がICメモリーカード1
への情報の記録を希望する場合には導電シール6をカー
ド本体2から引き剥して前記電子機器のカードコネクタ
9内へ挿入すると図6Bに示すようにコンタクト16が
カード本体2の表面(絶縁面)に接触し、書込み回路に
よる書込み禁止状態を形成し電子機器の情報処理回路か
らの情報をICメモリーカード1のICメモリー素子に
記録するのを禁止する。
ールに接触させることによって書込み禁止解除状態を形
成し、電子機器の情報処理回路からの情報をカードに記
録するのを許容する。又使用者がICメモリーカード1
への情報の記録を希望する場合には導電シール6をカー
ド本体2から引き剥して前記電子機器のカードコネクタ
9内へ挿入すると図6Bに示すようにコンタクト16が
カード本体2の表面(絶縁面)に接触し、書込み回路に
よる書込み禁止状態を形成し電子機器の情報処理回路か
らの情報をICメモリーカード1のICメモリー素子に
記録するのを禁止する。
【0029】前記絶縁シール8は導電シール6を保護し
カード使用時に引き剥して電子機器に挿入されるもので
ある。
カード使用時に引き剥して電子機器に挿入されるもので
ある。
【0030】上記コンタクト16は図7に示すように並
設された2本のコンタクト対から成り両コンタクト16
が導電シール6に接触するか、又は導電シール6を引き
剥した絶縁面に接触することによって前記書込み回路の
開閉を行なう。
設された2本のコンタクト対から成り両コンタクト16
が導電シール6に接触するか、又は導電シール6を引き
剥した絶縁面に接触することによって前記書込み回路の
開閉を行なう。
【0031】又上記各コンタクト15,16の端部はカ
ードコネクタ9と一体にされた配線基板20の表面にハ
ンダ付けされ、該配線基板20によって形成された情報
処理回路又は書込み回路に接続されている。
ードコネクタ9と一体にされた配線基板20の表面にハ
ンダ付けされ、該配線基板20によって形成された情報
処理回路又は書込み回路に接続されている。
【0032】又図6には示していないが、カードコネク
タ9にはカードイジェクト機構を設け、例えば前面パネ
ルに突設したイジェクト操作ボタンを操作することによ
り、カードトレイ14を後方スライド位置へスライドせ
しめこれに伴ない前当て17によりICメモリーカード
1を押圧しカード挿入口13を通し外部へ放出する。
タ9にはカードイジェクト機構を設け、例えば前面パネ
ルに突設したイジェクト操作ボタンを操作することによ
り、カードトレイ14を後方スライド位置へスライドせ
しめこれに伴ない前当て17によりICメモリーカード
1を押圧しカード挿入口13を通し外部へ放出する。
【0033】次に図6に示す実施例はカードコネクタ9
を電子機器内に一体に内蔵した場合を示したが、図8、
図9はカードコネクタ9′とICメモリーカード1とを
使用者が所有し、コネクタ9′にカード1を挿入した上
で該コネクタ9′を電子機器のカード挿入口に挿入する
ようにした実施例を示している。
を電子機器内に一体に内蔵した場合を示したが、図8、
図9はカードコネクタ9′とICメモリーカード1とを
使用者が所有し、コネクタ9′にカード1を挿入した上
で該コネクタ9′を電子機器のカード挿入口に挿入する
ようにした実施例を示している。
【0034】コネクタ9′は図9に示すように、絶縁ハ
ウジング内にカードトレイ14とコンタクト15,16
とを備え、更にハウジング前端に上記コンタクト15,
16に接続されたコントロール素子を搭載せる配線基板
20と、該配線基板20の前端に接続する接続器21と
を保有し、該接続器21を介して電子機器内コネクタに
カードコネクタ9′を抜き差しし、機器内情報処理回路
及び書き込み回路に接続できるようにする。
ウジング内にカードトレイ14とコンタクト15,16
とを備え、更にハウジング前端に上記コンタクト15,
16に接続されたコントロール素子を搭載せる配線基板
20と、該配線基板20の前端に接続する接続器21と
を保有し、該接続器21を介して電子機器内コネクタに
カードコネクタ9′を抜き差しし、機器内情報処理回路
及び書き込み回路に接続できるようにする。
【0035】上記コネクタ9′は絶縁ハウジングと配線
基板20と接続器21の表裏面を覆うシールド基板22
を保有し、該シールド基板22の前端に前記上記接続器
21を保持せしめる。
基板20と接続器21の表裏面を覆うシールド基板22
を保有し、該シールド基板22の前端に前記上記接続器
21を保持せしめる。
【0036】又カードコネクタ9′にはカードイジェク
ト機構を設け、例えばコネクタ後端のカード挿入口13
に隣接して突設したイジェクト操作ボタン23を操作す
ることにより、カードトレイ14を後方スライド位置へ
スライドせしめこれに伴ない前当て17によりICメモ
リーカード1を押圧しカード挿入口13を通し外部へ放
出する。
ト機構を設け、例えばコネクタ後端のカード挿入口13
に隣接して突設したイジェクト操作ボタン23を操作す
ることにより、カードトレイ14を後方スライド位置へ
スライドせしめこれに伴ない前当て17によりICメモ
リーカード1を押圧しカード挿入口13を通し外部へ放
出する。
【0037】而して使用者はカードコネクタ9′にIC
メモリーカード1を挿入しコンタクト15,16と接触
した状態を形成した上で、このカードコネクタ9′を電
子機器の受け口へ挿入することによって、接続器21を
介して機器内コネクタとカードコネクタ9′とが接続さ
れ、且つ機器とカード1とが接続される。よって前記と
同様ICメモリー素子3に記録された固有の情報を電子
機器に付与し、又導電シール6にコンタクト16の対を
接触させることによって書込み回路の開閉がなされる。
カード1挿入に伴うカードトレイ14及びコンタクト1
5,16の動作は前記と同様である。
メモリーカード1を挿入しコンタクト15,16と接触
した状態を形成した上で、このカードコネクタ9′を電
子機器の受け口へ挿入することによって、接続器21を
介して機器内コネクタとカードコネクタ9′とが接続さ
れ、且つ機器とカード1とが接続される。よって前記と
同様ICメモリー素子3に記録された固有の情報を電子
機器に付与し、又導電シール6にコンタクト16の対を
接触させることによって書込み回路の開閉がなされる。
カード1挿入に伴うカードトレイ14及びコンタクト1
5,16の動作は前記と同様である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したようにICメモリーカード
を電子機器に挿入すると、該カードに保有させたICメ
モリー素子によってカード固有の記録情報が電子機器に
与えられると同時に、カードに保有させた導電シールに
コンタクト対が接触することによって書込み回路の書込
み禁止状態が確実に形成され、上記情報付与が保証され
る。又必要に応じ導電シールを引き剥すことにより、同
書込み禁止解除状態が確実に形成され、ICメモリーカ
ードにおける書込み禁止又は同解除のための措置として
適正に実施できる。
を電子機器に挿入すると、該カードに保有させたICメ
モリー素子によってカード固有の記録情報が電子機器に
与えられると同時に、カードに保有させた導電シールに
コンタクト対が接触することによって書込み回路の書込
み禁止状態が確実に形成され、上記情報付与が保証され
る。又必要に応じ導電シールを引き剥すことにより、同
書込み禁止解除状態が確実に形成され、ICメモリーカ
ードにおける書込み禁止又は同解除のための措置として
適正に実施できる。
【0039】上記とは逆に書込み禁止解除状態は導電シ
ールにコンタクト対が接触することによって形成し、同
導電シールを引き剥すことによって禁止状態を形成し得
ることをは前記の通りである。
ールにコンタクト対が接触することによって形成し、同
導電シールを引き剥すことによって禁止状態を形成し得
ることをは前記の通りである。
【0040】上記構成によればICメモリーカードの厚
み増加を招来せず、又構造も簡素であり、製造が容易で
ある。
み増加を招来せず、又構造も簡素であり、製造が容易で
ある。
【図1】ICメモリー素子の平面図である。
【図2】同断面図である。
【図3】ICメモリー素子の他例を示す平面図である。
【図4】同断面図である。
【図5】電子機器に内蔵されたカードコネクタの断面図
であり、ICメモリーカード挿入前の状態を以って示す
図である。
であり、ICメモリーカード挿入前の状態を以って示す
図である。
【図6】Aは同カードコネクタの断面図であり、ICメ
モリーカード挿入後の状態を以って示す図であり、Bは
導電シールを剥離したICメモリーカードとコンタクト
の接触状態を示す断面図である。
モリーカード挿入後の状態を以って示す図であり、Bは
導電シールを剥離したICメモリーカードとコンタクト
の接触状態を示す断面図である。
【図7】導電シールとコンタクトの接触状態を示す平面
図である。
図である。
【図8】AはカードコネクタにICメモリーカードを挿
入し、該カードコネクタを電子機器に挿入するようにし
た実施例を示す同カードコネクタとメモリーカードのカ
ード挿入前の状態を以って示す平面図であり、Bは図8
におけるカード挿入後の状態を以って示す平面図である
入し、該カードコネクタを電子機器に挿入するようにし
た実施例を示す同カードコネクタとメモリーカードのカ
ード挿入前の状態を以って示す平面図であり、Bは図8
におけるカード挿入後の状態を以って示す平面図である
【図9】図8のカードコネクタの断面図である。
1 ICメモリーカード 2 カード本体 3 ICメモリー素子 4 IC接点 5 凹所 6 導電シール 7 凹所 8 絶縁シール 9 カードコネクタ 15,16 コンタクト
Claims (3)
- 【請求項1】電子機器に挿入されて電子機器に情報を付
与するための電子機器用ICメモリーカードであって、
絶縁板から成るカード本体に上記情報を付与するICメ
モリー素子を保有させ、該ICメモリー素子の接点をカ
ード本体の表面に露出し配置すると共に、カード本体に
書き込み回路開閉用導電シールを引剥し可に添着し、該
導電シールに書き込み回路開閉用コンタクトを接触させ
て書き込み禁止又は同禁止解除を図る構成としたことを
特徴とするICメモリーカード。 - 【請求項2】上記導電シールにその表面を覆う絶縁シー
ルを引剥し可に添着したことを特徴とする請求項1記載
のICメモリーカード。 - 【請求項3】上記導電シールをカード本体の表面に形成
した凹所内に添着したことを特徴とする請求項1記載の
ICメモリーカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7293443A JPH09114740A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | Icメモリーカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7293443A JPH09114740A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | Icメモリーカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09114740A true JPH09114740A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17794838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7293443A Pending JPH09114740A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | Icメモリーカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09114740A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007149127A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-06-14 | Toshiba Corp | Icカード及び半導体集積回路装置パッケージ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6455691A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Memory card device |
JPH04123345A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-23 | Fujitsu Ltd | カートリッジ識別装置 |
JPH0516368B2 (ja) * | 1988-02-05 | 1993-03-04 | Central Glass Co Ltd |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP7293443A patent/JPH09114740A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6455691A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Memory card device |
JPH0516368B2 (ja) * | 1988-02-05 | 1993-03-04 | Central Glass Co Ltd | |
JPH04123345A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-23 | Fujitsu Ltd | カートリッジ識別装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007149127A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-06-14 | Toshiba Corp | Icカード及び半導体集積回路装置パッケージ |
JP4599370B2 (ja) * | 2007-02-19 | 2010-12-15 | 株式会社東芝 | Icカード |
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