JPH11328187A - 情報閲覧システム - Google Patents

情報閲覧システム

Info

Publication number
JPH11328187A
JPH11328187A JP10125713A JP12571398A JPH11328187A JP H11328187 A JPH11328187 A JP H11328187A JP 10125713 A JP10125713 A JP 10125713A JP 12571398 A JP12571398 A JP 12571398A JP H11328187 A JPH11328187 A JP H11328187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
client terminal
html document
access level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10125713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3361743B2 (ja
Inventor
Isao Hayakawa
勲 早川
Hiroshi Ito
弘 伊藤
Hideo Nakagawa
日出夫 中川
Kazuo Oshima
一夫 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
NTT Power and Building Facilities Inc
Original Assignee
Azbil Corp
NTT Power and Building Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp, NTT Power and Building Facilities Inc filed Critical Azbil Corp
Priority to JP12571398A priority Critical patent/JP3361743B2/ja
Priority to CN 99105395 priority patent/CN1127023C/zh
Publication of JPH11328187A publication Critical patent/JPH11328187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3361743B2 publication Critical patent/JP3361743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2221/00Indexing scheme relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F2221/21Indexing scheme relating to G06F21/00 and subgroups addressing additional information or applications relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F2221/2119Authenticating web pages, e.g. with suspicious links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種文書へのアクセス管理を利用者ごとに正
確に行う。 【解決手段】 クライアント端末21から所定HTML
文書の閲覧要求があった場合、Webサーバー端末11
の表示制御処理部13において、クライアント端末21
の利用者のユーザー情報ファイルからアクセスレベルを
取得し、そのアクセスレベルに基づき利用者に対する要
求HTML文書の表示可否および変更可否を判断し、表
示可または変更可の場合のみ要求HTML文書を配信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報閲覧システム
に関し、特にインターネット・ブラウザを用いて各種情
報の閲覧を行う情報閲覧システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、急速に普及しているインターネッ
トやイントラネットと称するコンピュータ・ネットワー
ク・システムでは、WWW(World Wide W
eb)と呼ばれる情報閲覧技術が利用されている。WW
Wは、HTML(HyperText Mark−up
Language)という言語で記述されたデータ
を、HTTP(HyperText Transfer
Protocol)を用いて提供するしくみである。
【0003】この種のネットワーク・システムでは、各
所でこのネットワークに接続されたコンピュータすなわ
ちWebサーバー端末内に、Webサーバープログラム
が搭載され、その管理下には閲覧されるデータファイル
が置かれている。利用者(ユーザー)は、ネットワーク
に接続された各自のパーソナルコンピュータすなわちク
ライアント端末などに搭載されたブラウザ(閲覧プログ
ラム)を起動し、所定のデータファイルの格納場所を示
すURL(Uniform Resouse Loca
tor)を入力する。
【0004】これに応じて、ブラウザは、指定されたW
ebサーバー端末とLAN回線や電話回線などの通信回
線を介して、TCP/IPという通信プロトコルにより
接続し、そのWebサーバー端末から受信したデータを
画面に表示する。データの受信終了後、Webサーバー
端末との接続は切断され、利用者による新たなデータの
要求に応じて再び接続され、所望のデータが受信されて
表示される。
【0005】図18は、一般的な情報閲覧システムを示
す説明図であり、特に、オフィスビルで運用されるシス
テム例を示している。この場合、2〜4階にはそれぞれ
テナントA〜Fが入居し、1階には、ビル設備の保守・
運用を行うビル管理室と駐車場が設けられており、ま
た、各階にはエレベータが設けられている。特に、駐車
場やエレベータは、それぞれ異なる管理会社により管理
されており、ビルが複数の管理会社により運営されてい
る。
【0006】ビルの各階にはLAN回線10が配設され
ており、各階のテナントごとに設けられたクライアント
端末21〜26、1階の駐車場に設けられたクライアン
ト端末27、および1階のビル管理室に設けられたWe
bサーバー端末(サーバー端末)11とクライアント端
末28が、このLAN回線10を介して相互に接続され
ている。
【0007】Webサーバー端末11には、ビルの居住
者へ通知されるべき情報、例えばフロア掃除のお知らせ
や食堂のメニューなどを示すHTML文書の他に、各ビ
ル施設の管理者が機器の管理制御を行うためのメニュー
などを示すHTML文書が格納されており、各クライア
ント端末21〜28からブラウザを用いて閲覧できる。
【0008】したがって、文書の内容によっては、その
文書を閲覧できる利用者を制限する必要が生じる。従
来、このようなシステムでは、文書を閲覧可能な利用者
を予め登録しておき、利用者にログイン操作させること
により、ユーザー認証を行い、その利用者に対する文書
表示可否の判断を行うものとなっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報閲覧システムでは、利用者が文書(情
報)へアクセスできるかできないかの2通りであるた
め、WWWを応用して業務システムやビル監視制御シス
テムのアプリケーションを構築する場合など、任意のア
クセスレベルを有する各利用者ごとに、それぞれの文書
に対して表示可否および変更可否を管理する必要がある
システムに対応できないという問題点があった。
【0010】例えば、業務アプリケーションにおいて、
人事情報の入力を行う画面をクライアント端末のブラウ
ザで表示する場合、この画面用HTML文書にアクセス
できるのは人事部員などのように限られた利用者であ
る。しかし、一般の社員に対しては、ここで入力された
人事情報の表示のみを行わせたい場合がある。
【0011】このような場合、従来の情報閲覧システム
で、単に情報閲覧が可能なログイン名と、情報変更可能
なログイン名とを使い分けてログイン操作する方法が取
られるが、この方法によれば、特定の利用者は2とおり
のログイン名を持たなければならず、利用しづらくなる
原因となっていた。
【0012】また、ビル監視制御システムにおいて、機
器の状態表示や操作指示を行う画面をクライアント端末
のブラウザで表示する場合、あるテナントA内の部署A
に属する利用者は、自部署の機器の一覧の表示や発停・
設定変更操作は可能であるが、他の部署Bの機器の一覧
については表示のみ可能とし、さらにテナントBに属す
るユーザーはテナントCの機器一覧は表示できないとい
った文書へのアクセス管理が必要となる。
【0013】しかし、このような複雑な制御について、
従来の情報閲覧システムによるユーザー名を使い分ける
方法では対応しきれないという問題点があった。本発明
はこのような課題を解決するためのものであり、各種文
書へのアクセス管理を利用者ごとに正確に行うことがで
きる情報閲覧システムを提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、情報閲覧システムにおい
て、サーバー端末は、クライアント端末からの所定HT
ML文書の閲覧要求に応じて、そのクライアント端末利
用者に対応して設けられたユーザー情報ファイルからア
クセスレベルを取得し、そのアクセスレベルに基づきク
ライアント端末利用者に対する要求HTML文書の表示
可否および変更可否を判断し、表示可または変更可の場
合のみ要求HTML文書を配信する表示制御処理手段を
備えるものである。したがって、利用者のユーザー情報
ファイルのアクセスレベルが、要求HTML文書につい
て表示可または変更可の場合のみ、その要求HTML文
書が配信される。
【0015】また請求項2の発明は、請求項1記載の情
報閲覧システムにおいて、表示制御処理手段により、ク
ライアント端末利用者のアクセスレベルに応じて、要求
HTML文書のうち表示可および変更可の内容からなる
新たなHTML文書を生成して配信するようにしたもの
である。したがって、クライアント端末利用者のアクセ
スレベルに応じて、文書単位ではなく、文書の内容ごと
に表示可否および変更可否が判断される。また請求項3
の発明は、請求項1または2記載の情報閲覧システムに
おいて、クライアント端末により、閲覧要求時にクライ
アント端末利用者に固有の利用者識別情報を添付して送
信し、サーバー端末の表示制御処理手段により、クライ
アント端末からの閲覧要求に添付されている利用者識別
情報に基づき、クライアント端末利用者に対応するユー
ザー情報ファイルを選択するようにしたものである。し
たがって、クライアント端末からの閲覧要求に添付され
ている、クライアント端末利用者に固有の利用者識別情
報に基づき、クライアント端末利用者に対応するユーザ
ー情報ファイルが選択される。
【0016】また、請求項4の発明は、請求項3記載の
情報閲覧システムにおいて、サーバー端末は、クライア
ント端末からのログイン要求に応じてそのクライアント
端末利用者のログイン可否を判断し、ログイン可の場合
は、所定のHTML文書に利用者識別情報を添付して配
信するログイン認証処理手段を備えるものである。した
がって、クライアント端末利用者のログインが可能の場
合は、所定のHTML文書に利用者識別情報が添付され
て配信される。また、請求項5の発明は、請求項1〜4
記載の情報閲覧システムにおいて、表示制御処理手段に
より、変更可の内容を編集するための画面を示すHTM
L文書の情報を前記新たなHTML文書に付加して配信
するようにしたものである。したがって、変更可の内容
については、その内容を編集するための画面を示すHT
ML文書の情報が新たなHTML文書に付加される。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である情報
閲覧システムを示すブロック図であり、前述の説明(図
18参照)と同じまたは同等部分には、同一符号を付し
てある。以下、任意のクライアント端末21からWeb
サーバー端末11を介して、ビル施設を構成する機器を
監視制御するビル監視制御システムに情報閲覧システム
を適用した場合を例に説明する。なお、システム構成と
しては、前述した図18と同等である。
【0018】図1において、クライアント端末21に
は、Webサーバー端末11に格納されている任意のH
TML文書を閲覧表示するためのブラウザ210が設け
られている。一方、Webサーバー端末11には、ログ
イン認証処理部12、表示制御処理部13、データ更新
処理部14、機器監視制御処理部15の各処理部と、情
報記憶部16とが設けられている。
【0019】特に、情報記憶部16には、各種HTML
文書の他に、各ユーザーのログイン認証に用いるログイ
ン情報ファイルや各ユーザーの管理情報を格納するユー
ザー情報ファイルが記憶保存される。ログイン認証処理
部12は、クライアント端末21からのログイン操作に
応じて、所定のログイン情報ファイルを参照し、そのユ
ーザーに対するログイン認証を行う。
【0020】表示制御処理部13は、クライアント端末
21からの閲覧要求に応じて、要求文書を表示可または
変更可の場合にのみ、情報記憶部16から要求文書を読
み出して配信する。データ更新処理部14は、クライア
ント端末21からの入力データに応じて、情報記憶部1
6に記憶保持されている所定ファイルの内容を変更す
る。
【0021】また、Webサーバー端末11には、ビル
施設を構成する機器、例えば空調機31、温度センサー
32、照明33、エレベータ34などの機器を集中管理
するコントローラ30がLAN回線や電話回線などの所
定の通信回線を介して接続されている。機器監視制御処
理部15は、クライアント端末21からの制御指示に応
じて、コントローラ30と通信を行うことにより、所定
の機器を監視制御する。
【0022】以下、図2を参照して、本発明の第1の実
施の形態として、任意のユーザーがWebサーバー端末
内の所定HTML文書を閲覧する場合の動作について説
明する。図2は文書閲覧処理手順を示すシーケンス図で
ある。HTML文書を閲覧する場合、図2に示す処理手
順により、所望のHTML文書がクライアント端末21
に配信される。
【0023】まず、クライアント端末21のブラウザ2
10から、ユーザー名とパスワードを入力してログイン
操作を行う。このユーザー名とパスワードは、利用者
(ユーザー)に固有の情報であり、予めWebサーバー
端末11に登録されているものとする。これに応じて、
Webサーバー端末11のログイン認証処理部12は、
図3に示すログイン認証処理を開始する。
【0024】まず、クライアント端末21から入力され
たユーザー名に対応するログイン情報ファイルの有無を
確認する(ステップ121)。図5は情報記憶部内のフ
ァイル格納状況を示す説明図である。この例では、デー
タファイルディレクトリ50内に、ユーザー管理ディレ
クトリ51が設けられており、その下位には、会社、部
署、ユーザーごとに各ディレクトリが階層構造で設けら
れている。
【0025】ユーザー管理ディレクトリ51には、各会
社単位のディレクトリとして、会社Aディレクトリ52
A,会社Bディレクトリ52B,‥が設けられている。
これら会社単位のディレクトリ、例えば会社Aディレク
トリ52A内には、その会社Aの管理情報を示す会社情
報ファイル53と、各部署単位のディレクトリとして、
部署Aディレクトリ53A,部署Bディレクトリ53
B,‥とが設けられている。
【0026】さらに、これら部署単位のディレクトリ、
例えば部署Aディレクトリ53A内には、その部署Aの
管理情報を示す部署情報ファイル54と、その部署に属
するユーザー単位のディレクトリとして、ユーザーAデ
ィレクトリ54A,ユーザーBディレクトリ54B,ユ
ーザーCディレクトリ54C,‥がと設けられており、
各ユーザー単位のディレクトリ内に、それぞれのユーザ
ーの管理情報を示すユーザー情報ファイル55A,55
B,55C,‥が格納されている。
【0027】また、ユーザー管理ディレクトリ51内に
は、ログイン認証に用いる情報を格納するディレクトリ
としてログイン管理ディレクトリ56が設けられてい
る。このログイン管理ディレクトリ56内には、各ログ
イン名単位のディレクトリとして、ログイン名1ディレ
クトリ57A,ログイン名2ディレクトリ57B,‥が
設けられており、各ログイン名単位のディレクトリ内
に、それぞれのログイン名に対応する管理情報を示すロ
グイン情報ファイル58A,58B,‥が格納されてい
る。
【0028】なお、これらディレクトリには、その会
社、部署、ユーザーおよびログイン名に対応して予め設
定された会社コード、部署コード、ユーザーコードおよ
びログイン名からなる文字列の名前が、その登録時に割
り当てられている。また、図6はログイン情報ファイル
の記述例を示す説明図であり、各ログイン名に対応する
のユーザーが属する会社および部署のコードと、ユーザ
ー自身のユーザーコードが登録されている。なお、
「#」記号から行末まではコメント部分を示す(以下、
同じ)。
【0029】したがって、Webサーバー端末11のロ
グイン認証処理部12は、クライアント端末21から入
力されたログイン名に応じて、ログイン管理ディレクト
リ56内の対応するログイン名ディレクトリを参照し
て、ログイン操作を行ったユーザーのログイン情報ファ
イルの有無を確認する(ステップ121)。ここで、ロ
グイン情報ファイルが見つかった場合は(ステップ12
1:YES)、そのログイン情報ファイルから会社コー
ド、部署コード、およびユーザーコードを取得する(ス
テップ122)。
【0030】続いて、これらコードが示すディレクトリ
を参照することにより、そのユーザーのユーザー情報フ
ァイルの有無を確認する(ステップ123)。ここで、
ユーザー情報ファイルが見つかった場合は(ステップ1
23:YES)、そのユーザー情報ファイルからパスワ
ードを取得し(ステップ124)、ログイン操作により
クライアント端末21から入力されたパスワードと比較
する(ステップ125)。
【0031】そして、両パスワードが一致した場合は、
ログイン操作を行ったユーザーが既に登録されている正
当なユーザーであると判断して、閲覧するHTML文書
を選択するためのメニュー頁をクライアント端末21に
配信する(ステップ126)。このとき、メニュー頁を
示すHTML文書に、前述のステップ122で取得した
会社コード、部署コード、およびユーザーコードからな
る利用者識別情報を添付してクライアント端末21に配
信し、一連の処理を終了する。
【0032】ここで添付された会社コード、部署コー
ド、およびユーザーコードからなる利用者識別情報は、
後述するように、それ以降にクライアント端末21から
の所定HTML文書の閲覧要求時に用いられる。なお、
これらコードの送受信については、「Cookie」と
呼ばれる機能を利用してもよい。
【0033】「Cookie」とは、Webサーバー端
末からクライアント端末に対して所定の情報ファイルを
送信し、そのクライアント端末で保存しておく情報転送
機能のことであり、ブラウザなどに付属する機能であ
る。この場合、各コードとそれぞれの暗号鍵とを組と
し、必要に応じて複数の組が転送される。
【0034】なお、ステップ121において、ログイン
情報ファイルが見つからなかった場合(ステップ12
1:NO)、ステップ123において、ユーザー情報フ
ァイルが見つからなかった場合(ステップ123:N
O)、およびステップ125においてパスワードが一致
しなかった場合(ステップ125:NO)には、未登録
のユーザーからのログイン操作であると判断し、エラー
レスポンスとしてログインエラーを示す情報をクライア
ント端末21に返送して(ステップ127)、処理を終
了する。
【0035】これにより、正常にログインできた場合、
クライアント端末21の画面には、ブラウザ210によ
り、閲覧するHTML文書を選択するためのメニュー頁
が表示される。また、これと同時に受信した利用者識別
情報が、クライアント端末21内に保存される。
【0036】次に、クライアント端末21において、閲
覧したい所望のHTML文書が選択された場合、ブラウ
ザ210は、その閲覧要求HTML文書のURLをWe
bサーバー端末に送信することにより、閲覧要求を行
う。このとき、先に受信し保存しておいた利用者識別情
報が添付される。これに応じて、Webサーバー端末1
1の表示制御処理部13は、図4に示すような表示制御
処理を開始する。
【0037】まず、受信した閲覧要求に、利用者識別情
報が添付されているか否か確認する(ステップ13
1)。ここで、利用者識別情報が添付されている場合は
(ステップ131:YES)、利用者識別情報を構成す
る利用者の会社コード、部署コード、およびユーザーコ
ードが示す情報記憶部16内のディレクトリを参照し
て、そのユーザーに対応して予め設けられているユーザ
ー情報ファイルを開く(ステップ132))。
【0038】そして、そのユーザー情報ファイルから、
閲覧要求したユーザーのアクセスレベル(アクセス権)
を取得し、閲覧要求文書の表示可否および変更可否を判
断する(ステップ133)。ここで、表示可または変更
可と判断された場合は(ステップ133:YES)、閲
覧要求のあったHTML文書を情報記憶部16から読み
出してクライアント端末21に配信し(ステップ13
4)、一連の処理を終了する。
【0039】なお、ステップ131において、ユーザー
の会社コード、部署コード、およびユーザーコードが添
付されていない場合(ステップ131:NO)、または
ステップ133において、表示不可と判断された場合は
(ステップ133:NO)、要求のあったHTML文書
への閲覧不可と判断し、エラーレスポンスとして閲覧要
求エラーを示す情報をクライアント端末21に返送して
(ステップ135)、処理を終了する。
【0040】したがって、例えば、所定のアクセスレベ
ルを有する利用者が、利用者情報すなわちユーザー情報
ファイルを表示あるいは変更する場合は、ユーザー一覧
画面を示すHTML文書の閲覧要求がクライアント端末
21のブラウザ210から行われ、これに応じて、We
bサーバー端末11の表示制御処理部13で以下のよう
な判断処理が行われる。
【0041】ここでは、前述の図5で説明した各情報フ
ァイル、すなわち会社情報ファイル53,部署情報ファ
イル54およびユーザー情報ファイル55A,55B,
55C‥には、その会社、部署あるいはユーザーの各情
報ファイルを管理する管理者の情報が格納されているも
のとする。
【0042】例えば、図7に示す会社情報ファイルの記
述例には、会社名の他に、その会社に属する各種情報フ
ァイル、すなわちその会社ディレクトリ以下のディレク
トリ内に格納されている各種情報ファイルを管理するア
クセスレベルを有する管理者名などが記述されている。
また、会社属性として、この会社がどのような権限を有
する会社であるかを示す情報が記述されている。
【0043】この例では、ビル管理会社またはそれに相
当する会社、Webサーバー端末のメンテナンス会社、
施設A〜Eの管理会社のどれに相当するかが、「Tru
e/False」により記述されている。
【0044】同様にして、図8に示す部署情報ファイル
の記述例には、部署名の他に、その部署に属する各種情
報ファイル、すなわちその部署ディレクトリ以下のディ
レクトリ内に格納されている各種情報ファイルを管理す
るアクセスレベルを有する部署管理者名などが記述され
ている。また、部署属性として、この部署がどのような
権限を有する部署であるかを示す情報が記述されてい
る。
【0045】この例では、ビル管理会社またはそれに相
当する部署、Webサーバー端末のメンテナンス部署、
施設A〜Eの管理部署のどれに相当するかが、「Tru
e/False」により記述されている。
【0046】また、図9に示すユーザー情報ファイルの
記述例には、ログイン名やパスワードの他に、利用者の
名前などが記述されている。また、ユーザー属性とし
て、この利用者がどのような権限を有するユーザーであ
るかを示す情報が記述されている。
【0047】この例では、ビル管理者、Webサーバー
端末のメンテナンス者、施設A〜Eの管理者、会社管理
者、部署管理者、および一般ユーザーA〜Eの管理者の
どのアクセスレベルを有しているかが、「True/F
alse」により記述されている。ここでは、この利用
者が一般ユーザーA〜Eの管理者であり、これらユーザ
ーのユーザー情報ファイルを変更する権限を有している
ことがわかる。
【0048】なお、ビル管理者およびWebサーバー端
末のメンテナンス者には、本システムに登録されている
全てのユーザー情報の表示および変更するアクセスレベ
ルが与えられているものとする。また、会社管理者に
は、その会社管理者の所属する会社に属する全てのユー
ザー情報の表示および変更するアクセスレベルが与えら
れており、部署管理者には、その部署管理者の所属する
部署に属する全てのユーザー情報の表示および変更する
アクセスレベルが与えられているものとする。
【0049】したがって、ユーザー一覧画面を示すHT
ML文書の閲覧要求があった場合、表示制御処理部13
において、閲覧要求を行った利用者のユーザー情報ファ
イルを参照して、その利用者がどのようなアクセスレベ
ルを有しているか判断される(図4:ステップ133参
照)。
【0050】そして、例えば閲覧要求を行った利用者
が、ビル管理者またはWebサーバー端末のメンテナン
ス者と同じアクセスレベルを有している場合は、本シス
テムに登録されている全てのユーザー情報の表示および
変更可と判断される。これにより、ユーザー一覧画面と
して、本システムに登録されている全てのユーザー情報
を選択するためのメニュー頁、例えば会社A,会社B,
‥を選択するメニュー頁を示すHTML文書が生成され
て、クライアント端末21のブラウザ210に返送され
る(図4:ステップ134)。
【0051】また、会社管理者と同じアクセスレベルを
有している場合は、ユーザー一覧画面として、その会社
に属する全てのユーザー情報のみを選択するためのメニ
ュー頁、例えば、会社Aの部署A,部署B,‥を選択す
るメニュー頁を示すHTML文書が生成されて返送され
る。同様にして、部署管理者と同じアクセスレベルを有
している場合は、ユーザー一覧画面として、その部署に
属する全てのユーザー情報のみを選択するためのメニュ
ー頁、例えば部署AのユーザーA,ユーザーB,ユーザ
ーC‥を選択するためのHTML文書が生成されて返送
される。
【0052】さらに、図9に示すように、特定のユーザ
ーに対するアクセスレベルを有している場合は、ユーザ
ー一覧画面として、これら一般ユーザーA〜Eのユーザ
ー情報のみを選択するためのメニュー頁を示すHTML
文書が生成されて返送される。また、いずれのアクセス
レベルも持たない場合は、ユーザー一覧画面の閲覧が不
可能である旨を示すHTML文書が返送される(図4:
ステップ135)。
【0053】このように、本実施の形態では、クライア
ント端末21から所定HTML文書の閲覧要求があった
場合、Webサーバー端末11の表示制御処理部13に
おいて、クライアント端末21の利用者のユーザー情報
ファイルからアクセスレベルを取得し、そのアクセスレ
ベルに基づき利用者に対する要求HTML文書の表示可
否および変更可否を判断し、表示可または変更可の場合
のみ要求HTML文書を配信するようにしたものであ
る。
【0054】したがって、従来のように、同一利用者が
複数のログイン名を使い分けるという煩わしい作業を行
うことなく、各利用者のアクセスレベルに応じて、それ
ぞれの文書の閲覧可否を正確に管理できる。また、利用
者のアクセスレベルに応じて、表示可あるいは変更可の
内容のみからなる新たなHTML文書を生成して配信す
るようにしたので、表示または変更できない内容がクラ
イアント端末21の画面に表示されなくなり、アクセス
不可能な内容、例えばアクセス不可能な文書の選択メニ
ューを表示した場合に発生しうる利用者による誤解を回
避できる。
【0055】また、閲覧要求に添付されている会社コー
ド、部署コード、および利用者コードからなる利用者に
固有の利用者識別情報に基づいて、対応するユーザー情
報ファイルを選択するようにしたので、クライアント端
末21からWebサーバー端末11へのアクセスごとに
接続が切断されるWWWであっても、アクセスごとに利
用者のユーザー認証を行う必要がなくなり、接続時処理
を軽減できる。
【0056】また、文書閲覧要求に先立って行われるク
ライアント端末からのログイン操作に応じて、利用者の
ログイン認証を行い、認証が得られた場合は、その後の
文書閲覧要求に添付する利用者識別情報を送信するよう
にしたので、この利用者識別情報をWebサーバー端末
11で管理することができ、不正なアクセスを低減でき
る。
【0057】なお、以上の説明において、ログイン認証
処理部12からクライアント端末21に対して利用者識
別情報を送信する場合、その利用者識別情報の有効期限
を管理するようにしてもよい。例えば、ログイン可の判
断に応じて利用者識別情報を送信する場合は、その利用
者識別情報の有効期限を無期限とする。
【0058】そして、その後に利用者からログアウト操
作が行われた場合、ログイン認証処理部12からクライ
アント端末21に対して、その有効期限がゼロ(相対時
刻)の利用者識別情報を送信する。これにより、ログイ
ン操作からログアウト操作までの期間だけ、クライアン
ト端末21で保持される利用者識別情報を有効とするこ
とができ、システムの安全性を向上できる。
【0059】次に、図10を参照して、本発明の第2の
実施の形態として、ビル施設を構成する各種機器をクラ
イアント端末から監視制御する場合の処理動作について
説明する。図10は表示制御処理の他の例を示すフロー
チャートであり、特に機器一覧画面を示すHTML文書
が要求された場合を示している。
【0060】所定の機器を監視制御する場合、まずクラ
イアント端末21のブラウザ210から、監視制御する
機器を選択するために、機器一覧画面を示すHTML文
書の閲覧要求を行う。これに応じて、Webサーバー端
末11の表示制御処理部13は、図10に示す表示制御
処理を開始する。
【0061】まず、受信した閲覧要求に、利用者の利用
者識別情報、すなわち会社コード、部署コード、および
ユーザーコードが添付されているか否か判断し(ステッ
プ151)、閲覧要求に利用者識別情報が添付されてい
ない場合は(ステップ151:NO)、エラーレスポン
スとして、機器一覧画面の閲覧が不可能である旨を示す
HTML文書を返送し(ステップ168)、処理を終了
する。
【0062】また、利用者識別情報が添付されている場
合は(ステップ151:YES)、前述の図4と同様
に、その会社コード、部署コード、およびユーザーコー
ドに基づいて格納されているユーザー情報ファイル(図
9参照)を開く(ステップ152)。続いて、受信した
利用者識別情報の会社コードに基づいて、利用者が属す
る会社に対応して設けられた公開機器情報ファイルを開
くとともに(ステップ153)、部署コードに基づい
て、利用者が属する部署に対応して設けられた一覧情報
設定ファイルを開く(ステップ154)。
【0063】図11は情報記憶部内の他のファイル格納
状況を示す説明図であり、前述の説明(図5参照)と同
じ部分には同一符号を付してある。ここでは、会社単位
のディレクトリ、例えば会社Aディレクトリ52A内に
機器情報ディレクトリ61が設けられており、その会社
Aに属する利用者が監視制御できる機器、すなわちその
会社Aの利用者に公開されている機器を示す公開機器情
報ファイル62が格納されている。
【0064】また、部署単位のディレクトリ、例えば部
署Aディレクトリ53A内にも機器情報ディレクトリ6
3が設けられ、その部署Aに属する各利用者の各機器に
対するアクセスレベルを示す一覧情報設定ファイル64
A,64B,‥が格納されている。
【0065】図12は公開機器情報ファイルの記述例を
示す説明図である。ここでは、その先頭行に各カラムの
書式が記載されているように、先頭カラムから順に、機
器を特定するための管理番号、機器の管理点コード、機
器(管理点)の名称、その会社に属する利用者の機器に
対するアクセスレベルが記述されている。特に、アクセ
スレベルとして、表示可(R:Read)、操作可
(W:Write)、表示(操作)不可(−)が設定さ
れている。
【0066】また図13は一覧情報設定ファイルの記述
例を示す説明図である。ここでは、その先頭行に各カラ
ムの書式が記載されているように、先頭カラムから順
に、機器を特定するための管理番号、その機器に対する
部署管理者のアクセスレベルが記述されており、以下、
その機器に対する各利用者(ユーザーA〜E)のアクセ
スレベルが記述されている。
【0067】なお、一覧情報設定ファイルは、機器一覧
画面の各頁に対応して設けられており、例えば、一覧情
報設定ファイル64Aには、機器一覧画面の1頁目に表
示される機器に対するアクセスレベルが記述され、一覧
情報設定ファイル64Bには、機器一覧画面の2頁目に
表示される機器に対するアクセスレベルが記述されてい
る。
【0068】したがって、表示制御処理部13は、利用
者が属する会社の公開機器情報ファイル62と、閲覧要
求された機器一覧画面の頁に対応する一覧情報設定ファ
イル、例えば一覧情報設定ファイル64Aを開く(ステ
ップ153,154)。そして、その一覧情報設定ファ
イル64Aに記載された各機器について、一覧情報設定
ファイル64Aでのアクセスレベルと、公開機器情報フ
ァイル62でのアクセスレベルとを比較し、いずれか低
い方のアクセスレベルを、その機器に対する利用者のア
クセスレベルとして採用する(ステップ155〜16
3)。
【0069】まず、一覧情報設定ファイル64Aのう
ち、未処理情報を検索し(ステップ155)、未処理の
機器が見つかった場合は(ステップ155:YES)、
その機器の情報を1件読み出す(ステップ156)。こ
こで、その機器の情報の読み出しに成功した場合は(ス
テップ157:YES)、一覧情報設定ファイル64A
に設定されているその機器に対する利用者のアクセスレ
ベルを変数Xに格納する(ステップ157)。
【0070】続いて、公開機器情報ファイル62に設定
されているその機器に対するアクセスレベルを変数Yに
格納し(ステップ157)、図14に示すような論理テ
ーブルに基づき、両アクセスレベルX,Yのうち、いず
れか低い方のアクセスレベルを変数Aに格納する(ステ
ップ158)。そして、変数Aを検査し(ステップ16
1)、変数Aが「W」の場合は、その機器に対する利用
者のアクセスレベルを「操作可(変更可)」とし(ステ
ップ162)、ステップ155に戻る。
【0071】また、変数Aが「R」の場合は、その機器
に対する利用者のアクセスレベルを「表示可」とし(ス
テップ163)、変数Aが「−」の場合は、その機器に
対する利用者のアクセスレベルを「表示不可(操作不
可)」とし(ステップ164)、それぞれステップ15
5に戻る。なお、ステップ157で、その機器の情報の
読み出しに失敗した場合は(ステップ157:NO)、
一覧情報設定ファイル64Aを読み込み終了と設定し
(ステップ165)、ステップ155に戻る。
【0072】このようにして、一覧情報設定ファイル6
4Aの未処理情報について順に処理し、ステップ155
において、未処理情報がなくなった場合は(ステップ1
55:NO)、一覧情報設定ファイル64Aのうち、利
用者のアクセスレベルが表示可または操作可の機器の状
態をコントローラ30から取得する(ステップ16
6)。
【0073】そして、取得した各機器の状態に基づい
て、利用者に対して表示可または操作可の機器の一覧画
面を示す新たなHTML文書を作成して、クライアント
端末21に返送し(ステップ167)、一連の処理を終
了する。この場合、表示不可と判断された機器について
は、新たなHTML文書に記載されない。
【0074】また、操作可と判断された機器について、
その機器が、ビル監視制御システムにおける発停点や設
定点である場合には、その操作指示を行うための操作画
面(HTML文書)を呼び出すためのハイパーリンク情
報を、新たなHTML文書に記載する。なお、表示可
(操作不可)と判断された機器については、このハイパ
ーリンク情報を記載しない。
【0075】したがって、ユーザーCから機器一覧画面
の閲覧要求があったときに、図12に示す公開機器情報
ファイルと、図13に示す一覧情報設定ファイルとが設
定されている場合、機器1「空調機1」のみが操作可と
なり、ハイパーリンク情報付きで表示される。図15は
機器一覧画面の表示出力例であり、機器名欄の「空調機
1」の実線アンダーラインが、ハイパーリンク情報付き
であることを示しており、ここをクリックすることによ
り、「空調機1」の操作画面を呼び出すことができる。
【0076】また、機器3「空調機A」および機器7
「照明1」が表示可となり、ハイパーリンク情報なしで
表示される。この場合、機器名欄の「空調機A」および
「照明1」の破線アンダーラインが(またはアンダーラ
インなし)、ハイパーリンク情報なしであることを示し
ている。なお、機器2「空調機2」および機器6「共用
部空調機」が表示不可となり、機器一覧画面には表示さ
れない。
【0077】このように、本実施の形態では、各機器に
対する利用者のアクセスレベルを検査し、操作可(すな
わち変更可)の機器に対しては、その操作状況を変更す
るための画面を示すHTML文書の情報、例えばハイパ
ーリング情報を付加するようにしたので、利用者は、得
られた機器一覧画面を操作することにより、操作可の機
器の操作画面を直ちに呼び出すことができる。
【0078】なお、クライアント端末21のブラウザ2
10により表示された機器一覧画面から、操作可の機器
に対する機器操作画面のHTML文書が要求された場
合、Webサーバー端末11の表示制御処理部13は、
図16に示すような、表示制御処理を開始する。図16
は表示制御処理の他の例を示すフローチャートであり、
(a)は任意の機器の操作画面が要求された一般的な場
合、(b)は「エレベータ」の操作画面を示すHTML
文書が要求された場合を示しており、前述の図4とほぼ
同様である。
【0079】図16(a)では、まず、要求された機器
の操作画面に対応するHTML文書のURLが機器操作
画面要求として受信され、この要求に利用者の利用者識
別情報が添付されている場合は(ステップ171:YE
S)、その利用者識別情報の各コードに基づいて利用者
のユーザー情報ファイルを開き(ステップ172)、一
般ユーザーA〜Eのアクセス権をチェックする(ステッ
プ173)。
【0080】そして、一覧情報設定ファイルのユーザー
属性から、利用者のアクセスレベルが、機器に設定され
ている一般ユーザーA〜Eに対するアクセスレベルと合
致する場合は(ステップ174:YES)、受信したU
RLで示されるHTML文書、すなわち機器の操作画面
を示すHTML文書を、情報記憶部16から読み出して
返送し(ステップ175)、一連の処理を終了する。な
お、各施設と機器との対応付けは、予め設定しておくも
のとする。
【0081】この後、この操作画面から入力されたデー
タが、クライアント端末21のブラウザ210から、W
ebサーバー端末11の機器監視制御処理部15に転送
され、コントローラ30に機器操作指示が出力されて、
各種機器が制御される。なお、ステップ171におい
て、利用者識別情報が添付されていない場合(ステップ
171:NO)、またはステップ174において、利用
者のアクセスレベルがその施設管理者より低い場合は
(ステップ174:NO)、閲覧不可能と判断して、エ
ラーレスポンスを行う(ステップ176)。
【0082】これと同様にして、例えば機器操作画面と
して「エレベータ」の操作画面が要求された場合は、図
16(b)に示すように、前述の図16(a)のステッ
プ173のところで、エレベータ設備に対応する設備A
〜Eがチェックされる(ステップ193)。そして、利
用者のアクセスレベルが、「エレベータ」に設定されて
いるアクセスレベル、ここでは「エレベータ」に相当す
る設備A〜Eのいずれかの管理者と合致する場合にのみ
(ステップ194:YES)、エレベータ操作画面が返
送される(ステップ195)。
【0083】また、公開機器情報ファイル62や一覧情
報設定ファイル64A,64B,‥の内容は、ビル管理
者によって設定される。図17は表示制御処理の他の例
を示すフローチャートであり、特に公開機器情報ファイ
ル62の編集画面を示すHTML文書が要求された場合
を示しており、前述の図4とほぼ同様である。
【0084】まず、公開機器情報ファイル62の編集画
面に対応するHTML文書のURLが編集画面要求とし
て受信され、この要求に利用者の利用者識別情報が添付
されている場合は(ステップ181:YES)、その利
用者識別情報の各コードに基づいて利用者のユーザー情
報ファイルを開く(ステップ182)。
【0085】そして、ユーザー情報ファイルのユーザー
属性から、利用者のアクセスレベルがビル管理者と同じ
場合は(ステップ183:YES)、受信したURLで
示されるHTML文書、すなわち公開機器情報ファイル
62の編集画面を示すHTML文書を、情報記憶部16
から読み出して返送し(ステップ184)、一連の処理
を終了する。
【0086】この後、この編集画面から入力されたデー
タが、クライアント端末21のブラウザ210から、W
ebサーバー端末11のデータ更新処理14に転送さ
れ、情報記憶部16内の対応する公開機器情報ファイル
62が、受信した入力データに基づいて更新される。な
お、ステップ181において、利用者識別情報が添付さ
れていない場合(ステップ181:NO)、またはステ
ップ183において、利用者のアクセスレベルがビル管
理者より低い場合は(ステップ183:NO)、編集不
可能と判断して、エラーレスポンスを行う(ステップ1
85)。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、サーバ
ー端末により、クライアント端末からの所定HTML文
書の閲覧要求に応じて、そのクライアント端末利用者に
対応して設けられたユーザー情報ファイルからアクセス
レベルを取得し、そのアクセスレベルに基づきクライア
ント端末利用者に対する要求HTML文書の表示可否お
よび変更可否を判断し、表示可または変更可の場合のみ
要求HTML文書を配信する表示制御処理手段を備える
ものである。したがって、利用者のユーザー情報ファイ
ルのアクセスレベルが、要求HTML文書について表示
可または変更可の場合のみ、その要求HTML文書が配
信され、従来のように、同一利用者が複数のログイン名
を使い分けるという煩わしい作業を行うことなく、各利
用者のアクセスレベルに応じて、それぞれの文書の閲覧
可否を正確に管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である情報閲覧システ
ムを示すブロック図である。
【図2】 文書閲覧処理手順を示すシーケンス図であ
る。
【図3】 ログイン認証処理部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】 表示制御処理部の動作を示すフローチャート
である。
【図5】 情報記憶部内のファイル格納状況を示す説明
図である。
【図6】 ログイン情報ファイルの記述例を示す説明図
である。
【図7】 会社情報ファイルの記述例を示す説明図であ
る。
【図8】 部署情報ファイルの記述例を示す説明図であ
る。
【図9】 ユーザー情報ファイルの記述例を示す説明図
である。
【図10】 表示制御処理部の他の動作例を示すフロー
チャートである。
【図11】 情報記憶部内の他のファイル格納状況を示
す説明図である。
【図12】 公開機器情報ファイルの記述例を示す説明
図である。
【図13】 一覧情報設定ファイルの記述例を示す説明
図である。
【図14】 アクセスレベル算出用の論理テーブルを示
す説明図である。
【図15】 機器一覧画面の表示出力例である。
【図16】 表示制御処理部の他の動作例を示すフロー
チャートである。
【図17】 表示制御処理部の他の動作例を示すフロー
チャートである。
【図18】 一般的な情報閲覧システムを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10…LAN回線、11…Webサーバー端末、12…
ログイン認証処理部、13…表示制御処理部、14…デ
ータ更新処理部、15…機器監視制御処理部、16…情
報記憶部、21〜28…クライアント端末、210…ブ
ラウザ、53…会社情報ファイル、54…部署情報ファ
イル、55A,55B,55C…ユーザー情報ファイ
ル、58A,58B…ログイン情報ファイル、62…公
開機器情報ファイル、64A,64B…一覧情報設定フ
ァイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/419 320 (72)発明者 伊藤 弘 東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 山武ハ ネウエル株式会社内 (72)発明者 中川 日出夫 東京都港区六本木一丁目4番33号 株式会 社エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 大島 一夫 東京都港区六本木一丁目4番33号 株式会 社エヌ・ティ・ティファシリティーズ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種HTML文書をLAN回線や電話回
    線などの通信回線を介して配信するサーバー端末と、通
    信回線を介して配信された各種情報を閲覧するクライア
    ント端末とからなる情報閲覧システムにおいて、 サーバー端末は、 クライアント端末からの所定HTML文書の閲覧要求に
    応じて、そのクライアント端末利用者に対応して設けら
    れたユーザー情報ファイルからアクセスレベルを取得
    し、 そのアクセスレベルに基づきクライアント端末利用者に
    対する要求HTML文書の表示可否および変更可否を判
    断し、表示可または変更可の場合のみ要求HTML文書
    を配信する表示制御処理手段を備えることを特徴とする
    情報閲覧システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報閲覧システムにおい
    て、 表示制御処理手段は、 クライアント端末利用者のアクセスレベルに応じて、要
    求HTML文書のうち表示可および変更可の内容からな
    る新たなHTML文書を生成して配信することを特徴と
    する情報閲覧システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の情報閲覧システ
    ムにおいて、 クライアント端末は、 閲覧要求時に、クライアント端末利用者に固有の利用者
    識別情報を添付して送信し、 表示制御処理手段は、 クライアント端末からの閲覧要求に添付されている利用
    者識別情報に基づき、クライアント端末利用者に対応す
    るユーザー情報ファイルを選択することを特徴とする情
    報閲覧システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報閲覧システムにおい
    て、 サーバー端末は、 クライアント端末からのログイン要求に応じてそのクラ
    イアント端末利用者のログイン可否を判断し、ログイン
    可の場合は、所定のHTML文書に前記利用者識別情報
    を添付して配信するログイン認証処理手段を備えること
    を特徴とする情報閲覧システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載の情報閲覧システムに
    おいて、 表示制御処理手段は、 変更可の内容を編集するための画面を示すHTML文書
    の情報を前記新たなHTML文書に付加して配信するこ
    とを特徴とする情報閲覧システム。
JP12571398A 1998-04-28 1998-05-08 情報閲覧システム Expired - Lifetime JP3361743B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12571398A JP3361743B2 (ja) 1998-05-08 1998-05-08 情報閲覧システム
CN 99105395 CN1127023C (zh) 1998-04-28 1999-04-28 信息浏览系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12571398A JP3361743B2 (ja) 1998-05-08 1998-05-08 情報閲覧システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11328187A true JPH11328187A (ja) 1999-11-30
JP3361743B2 JP3361743B2 (ja) 2003-01-07

Family

ID=14916914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12571398A Expired - Lifetime JP3361743B2 (ja) 1998-04-28 1998-05-08 情報閲覧システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3361743B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010057778A (ko) * 1999-12-23 2001-07-05 오길록 데이터 뷰를 이용한 데이터 접근권한 통제방법
WO2001065387A1 (fr) * 2000-03-03 2001-09-07 Seiko Epson Corporation Procede destine a limiter l'exploration d'une page web et systeme de serveur
JP2001297063A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Ntt Communications Kk データアクセス制限方法及びシステム及びデータアクセス制限プログラムを格納した記憶媒体
JP2001331518A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Instranet Inc コンピュータネットワーク上で情報をパブリッシング、組織化、アクセス及び配布するためのシステム
JP2003067429A (ja) * 2001-05-09 2003-03-07 Sony Corp 情報公開システム、サーバ、クライアント装置、および、プログラム
JP2003108765A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Ns Solutions Corp 情報処理装置、情報管理システム、情報管理方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2004234265A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Hitachi Ltd 手配・精算サービス提供方法、旅費処理システム、および手配・精算サービス提供プログラム
JP2005196626A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 文書保護管理システムおよび方法
JP2005196620A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 文書保護管理システムおよび方法
JP2005196611A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 文書保護管理システムおよび方法
US7120664B2 (en) 2001-06-26 2006-10-10 Fujitsu Limited Web page providing method, server machine, web page providing program, and computer readable medium
JP2008310383A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Nomura Research Institute Ltd コミュニティサイト提供システム、コミュニティサイト提供方法及びコンピュータプログラム
JP2010009340A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Mitsubishi Electric Corp 監視制御サーバ
JP2010170208A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Toshiba Corp 権限管理システム
CN103329140A (zh) * 2010-12-22 2013-09-25 皇家飞利浦电子股份有限公司 基于用户隐私偏好创建访问控制策略

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6451527A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Nec Corp System for data security
JPH0269853A (ja) * 1988-09-06 1990-03-08 Nec Corp 業務利用者ランク別セキュリティ方式
JPH02128248A (ja) * 1988-11-09 1990-05-16 Nec Corp 利用権管理方式
JPH086839A (ja) * 1994-06-20 1996-01-12 Nec Corp 分散ファイルシステム
JPH08320846A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 対話管理型情報提供方法及び装置
JPH08339352A (ja) * 1995-06-09 1996-12-24 Fujitsu Ltd 固有情報処理装置
JPH0969112A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Nippon Kaihatsu Ginkou 知的財産情報管理システム
JPH09288609A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Mitsubishi Electric Corp ファイルの安全管理方式
JPH11161602A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Ntt Power And Building Facilities Inc Webページのアクセス制御装置及び方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6451527A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Nec Corp System for data security
JPH0269853A (ja) * 1988-09-06 1990-03-08 Nec Corp 業務利用者ランク別セキュリティ方式
JPH02128248A (ja) * 1988-11-09 1990-05-16 Nec Corp 利用権管理方式
JPH086839A (ja) * 1994-06-20 1996-01-12 Nec Corp 分散ファイルシステム
JPH08320846A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 対話管理型情報提供方法及び装置
JPH08339352A (ja) * 1995-06-09 1996-12-24 Fujitsu Ltd 固有情報処理装置
JPH0969112A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Nippon Kaihatsu Ginkou 知的財産情報管理システム
JPH09288609A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Mitsubishi Electric Corp ファイルの安全管理方式
JPH11161602A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Ntt Power And Building Facilities Inc Webページのアクセス制御装置及び方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010057778A (ko) * 1999-12-23 2001-07-05 오길록 데이터 뷰를 이용한 데이터 접근권한 통제방법
WO2001065387A1 (fr) * 2000-03-03 2001-09-07 Seiko Epson Corporation Procede destine a limiter l'exploration d'une page web et systeme de serveur
JP2001297063A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Ntt Communications Kk データアクセス制限方法及びシステム及びデータアクセス制限プログラムを格納した記憶媒体
JP2001331518A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Instranet Inc コンピュータネットワーク上で情報をパブリッシング、組織化、アクセス及び配布するためのシステム
JP2003067429A (ja) * 2001-05-09 2003-03-07 Sony Corp 情報公開システム、サーバ、クライアント装置、および、プログラム
US7120664B2 (en) 2001-06-26 2006-10-10 Fujitsu Limited Web page providing method, server machine, web page providing program, and computer readable medium
JP2003108765A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Ns Solutions Corp 情報処理装置、情報管理システム、情報管理方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2004234265A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Hitachi Ltd 手配・精算サービス提供方法、旅費処理システム、および手配・精算サービス提供プログラム
JP2005196620A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 文書保護管理システムおよび方法
JP2005196611A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 文書保護管理システムおよび方法
JP2005196626A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 文書保護管理システムおよび方法
JP4662722B2 (ja) * 2004-01-09 2011-03-30 中国電力株式会社 文書保護管理システムおよび方法
JP4666922B2 (ja) * 2004-01-09 2011-04-06 中国電力株式会社 文書保護管理システムおよび方法
JP4666921B2 (ja) * 2004-01-09 2011-04-06 中国電力株式会社 文書保護管理システムおよび方法
JP2008310383A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Nomura Research Institute Ltd コミュニティサイト提供システム、コミュニティサイト提供方法及びコンピュータプログラム
JP2010009340A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Mitsubishi Electric Corp 監視制御サーバ
JP2010170208A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Toshiba Corp 権限管理システム
CN103329140A (zh) * 2010-12-22 2013-09-25 皇家飞利浦电子股份有限公司 基于用户隐私偏好创建访问控制策略

Also Published As

Publication number Publication date
JP3361743B2 (ja) 2003-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4197315B2 (ja) コラボレーションサーバ、コラボレーションシステム、そのセッション管理方法及びプログラム
US7373662B2 (en) Secure resource access
JP4068921B2 (ja) ユーザ端末にウェブ・サービスを提供するサーバ、方法、コンピュータ・プログラム、記憶媒体、ネットワーク・システム
US7996468B2 (en) Method and system for controlled distribution of information profiles over a network in response to user requests
JPH11328187A (ja) 情報閲覧システム
JP2021043902A (ja) コンピュータシステム、ログイン画面表示方法、プログラム
KR20000058580A (ko) 인터넷상에서 개인정보의 통합관리를 위한 데이터베이스구축 및 운영방법
JP2015127950A (ja) 情報処理システム及び情報処理方法
KR20020026636A (ko) 컴퓨터 및 컴퓨터망에 로그인하는 방법
JP2010128593A (ja) 通信システム、情報記録装置、提供装置及び通信方法
KR20010094875A (ko) 정보 관리 시스템
JP2005107984A (ja) ユーザ認証システム
JP2004086313A (ja) 認証方法及びその装置
US11995173B2 (en) Service providing system, application usage method, and information processing system
JP2001111704A (ja) ビル群管理システム
US20050071768A1 (en) Method, apparatus, system, and program for providing a virtual office, and a medium storing the program
JP4894781B2 (ja) 機器管理システムおよび機器管理プログラム
JP2005004466A (ja) 端末利用認証システムおよび端末利用認証プログラム
JP2018041347A (ja) 認証システム
Cisco 6 - BBSM Operations
JP2002024513A (ja) 営業管理システムおよび営業管理方法
JP2001325224A (ja) 通信システム
JP2005259104A (ja) データ管理装置、データ管理方法及びそのプログラム
JP2006221490A (ja) 情報提供システム及び情報提供プログラム
JP4846624B2 (ja) 認証代理装置、認証代理方法、及び認証代理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091018

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101018

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101018

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111018

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111018

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121018

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131018

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term