JPH11327675A - アウターケーブル端末用防振性樹脂構造体 - Google Patents
アウターケーブル端末用防振性樹脂構造体Info
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- JPH11327675A JPH11327675A JP13559498A JP13559498A JPH11327675A JP H11327675 A JPH11327675 A JP H11327675A JP 13559498 A JP13559498 A JP 13559498A JP 13559498 A JP13559498 A JP 13559498A JP H11327675 A JPH11327675 A JP H11327675A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract
な防振性能を確保する。 【解決手段】 金属製のケーシングキャップ10の外側
にゴム製の防振クッション20をモールディングし、さ
らにその外側に、結晶化度が16〜25%のポリアミド
6−12、ポリアミド12を材料として、防振クッショ
ン20を露出する窓33を有する樹脂製のカバークッシ
ョン30をモールディングする。カバークッション30
の樹脂材料の結晶化度が低いため、射出成形時の流動性
が良く、成形後の収縮量が小さく、また、窓33により
防振クッション20が開放されているため、カバークッ
ション30による防振クッション20に対する締め付け
がなく、防振クッション20の弾力性能を維持できる。
モールディングによる製造のため、製造が簡単である。
Description
アクセルケーブル等をエンジンルームから車室内のアク
セルペダルへ導く際に、アクセルケーブルを覆うアウタ
ーケーブルの末端を車室壁に固着する場合に用いられる
固定用部材の樹脂構造に関し、特に、ケーブル側からの
振動を吸収し、ペダルのビビリや騒音の発生を防止する
ための改良に係る。
されたアウターケーブルの末端を固定するための固定用
部材としては、例えば、実開平5−57424号で開示
された樹脂構造を有する端末キャップがある。この端末
キャップは、一端に鍔部を有し内側にアウターケーブル
(導管)が固着される円筒状に形成された端末パイプの
外側に、鍔部を含んで覆うようにした弾性体層を介して
端末キャップの本体となるホルダを設けたものである。
そして、本体部で端末キャップを取付け板に固定した場
合、コントロールケーブルから伝わる振動は、アウター
ケーブル及び端末パイプとホルダとの間に介在された弾
性体層によって吸収されるものである。ここで、弾性体
層の周囲に設けられる合成樹脂からなるホルダは、型成
形などで形成されるため、製造が簡単に行われる。
た従来の端末キャップにおいては、樹脂を型成形によっ
て成形して製造されるため、製造が簡単ではあるが、振
動を吸収するための弾性体層は、その周囲に設けられる
合成樹脂からなるホルダの型成形時に、型内に注入され
るホルダの樹脂材料による圧力を受ける。また、ホルダ
の成形後の樹脂材料の収縮によって圧力を受ける。この
ため、弾性体層のゴム弾性は、ホルダを成形する前と後
とで大きく変化し、あらかじめ設定した弾性体層のゴム
弾性を維持できない。
形時の影響について考察がなされておらず、具体的に、
防振性能を確保するための手段が明らかではなかった。
このため、弾性体層単体については適切な防振性能が得
られるものが用いられていても、端末キャップとしての
構造体を形成した後には、十分な防振性能を確保するこ
とができなかった。
属製の筒体と固定用部材に取り付けるためのホルダ(カ
バー)等との間に、弾性体層を有するアウターケーブル
端末用防振性樹脂構造体において、製造の容易さを確保
しつつ、十分な防振性能を確保することを目的とする。
は、機器を遠隔操作するコントロールケーブルのアウタ
ーケーブルの端部が挿入される略筒状の金属製ケーシン
グ、該金属製ケーシングの外側にモールディングされて
前記アウターケーブルの振動を吸収する防振用樹脂弾性
体、該防振用樹脂弾性体の外側にモールディングされる
樹脂製のカバー部材からなり、該カバー部材を固定部材
に固定するアウターケーブル端末用防振性樹脂構造体に
おいて、前記カバー部材の樹脂材料に、結晶化度が16
〜25%のポリアミド樹脂を使用したことを特徴とす
る。
ー部材のポリアミド樹脂として、ポリアミド6−12、
ポリアミド12のいずれかを使用したことを特徴とす
る。請求項3は、請求項1、2において、前記ポリアミ
ド樹脂を超低圧力で射出成形して、前記カバー部材をモ
ールディング成形することを特徴とする。請求項4は、
請求項1、2、3において、前記カバー部材に、前記防
振用樹脂弾性体を露出させる複数の窓を形成したことを
特徴とする。
ーシングの外側に防振用樹脂弾性体がモールディングさ
れ、さらにその外側に樹脂製のカバー部材がモールディ
ングされる。カバー部材用の樹脂材料としては、結晶化
度が16〜25%のポリアミド樹脂が用いられる。結晶
化度が16〜25%のポリアミド樹脂は、成形後の収縮
量が小さいため、防振用樹脂弾性体の外側にモールディ
ングされた後に、防振用樹脂弾性体を締め付ける力が非
常に小さい。従って、カバー部材の成形後に、防振用樹
脂弾性体に対して外側からカバー部材による圧力がほと
んど加わらない。この結果、防振用樹脂弾性体を成形す
る際に、樹脂弾性体に必要な弾性性能を設定しておけ
ば、その後、カバー部材のモールディングが行われて
も、当初設定した弾性性能を確保することができる。ま
た、モールディングにより成形を行うため、製造の容易
さを維持できる。
アミド樹脂としては、請求項2に示したとおり、ポリア
ミド6−12、ポリアミド12などがある。
上記ポリアミド樹脂は、流動性が良いため、カバー部材
をモールディング成形する際に、大きな圧力が必要な
い。従って、射出成形時に、超低圧、例えば、300k
gf/cm2 程度の圧力を加えることによって、容易に
成形を行うことができる。従って、カバー部材の内側に
配されることになる防振用樹脂弾性体に対して、カバー
部材の樹脂材料の射出時に余分な圧力が加わらないとと
もに、防振用樹脂弾性体が射出成形時に樹脂材料により
変位することがなく、射出成形型内で防振用樹脂弾性体
が片寄ることがない。カバー部材の射出成形に伴って防
振用樹脂弾性体の弾性性能が変化することがなく、安定
した防振性能を確保できる。
弾性体を露出させる複数の窓を形成しているため、防振
用樹脂弾性体はカバー部材に密閉されない。このため、
防振用樹脂弾性体に対するカバー部材による締め付け力
を小さくすることができ、カバー部材をモールディング
する前の弾性性能により近い弾性性能を維持することが
でき、安定した防振性能を確保することができる。
下に説明する。図1に示すアウターケーブル用端末キャ
ップ1は、自動車において、エンジンルーム内のキャブ
レターと車室内のアクセルペダルとを接続するアクセル
ケーブル2のアウターケーブル3の末端を、エンジンル
ームと車室内を隔てる隔壁で固定保持するために使用さ
れる。
は、図2、図3に示すとおり、ケーシングキャップ1
0、防振クッション20、カバークッション30が、中
心から外側へ向かって順にモールディングによって一体
化されてなる。中心部のケーシングキャップ10は、図
4、図5に示すように、鉄製、又はアルミ製のパイプ部
材に冷間鍛造を施して、中間部に鍔部11を形成したも
のである。
ように、その外形が、径小部21と径大部22との2段
構造の略円筒形状を呈し、軸方向の両端からはケーシン
グキャップ10をそれぞれ露出させており、径大部22
には、断面半月形の溝部23を有している。防振クッシ
ョン20は、上記ケーシングキャップ10の両端を露出
させて配した金型内に、樹脂弾性体であるゴムを材料を
押し込むインジェクション成形によって、ケーシングキ
ャップ10をモールディングして一体成形され、上記ケ
ーシングキャップ10に対して、密着性が維持されると
ともに、鍔部11によってアクセルケーブル(インナー
ケーブル)に負荷が掛かった時、軸方向の擦れが防止さ
れる。
ては、アクセルケーブル2のエンジンルーム側からの振
動を防振クッション20で吸収して、異常音を防止する
必要がある。そのため、防振性に優れた材料として、こ
こでは、主成分のゴム成分を40〜48%とし、ゴム補
強材(充填剤)とゴム特性を維持するためのオイルの割
合を、それぞれ20〜24%、32〜28%の比率で混
合した硬度40〜45°のERD系ゴム、或いは、主成
分のゴム成分を40〜55%とし、ゴム補強材(充填
剤)とゴム特性を維持するためのオイルの割合を、それ
ぞれ26〜29%、10〜20%の比率で混合して硬度
40〜45°のERD系ゴムを用いている。
クッション30の物性を劣化させ、耐久性を低下させな
いようにするために、防振クッション20からカバーク
ッション30への転位成分が少ないものを用いている。
具体的には、ゴム材料中の架橋材(加硫促進剤)、老化
防止剤を3wt%以下に抑えることで、カバークッショ
ン30への劣化作用を防止している。
キャップ10と防振クッション20とが一体化されたも
のを、さらに金型内に配して、樹脂材料を射出成形し
て、モールディングして一体化する。
振クッション20の外側にモールディングして形成され
るため、モールディング成形時及び成形後に、防振クッ
ション20のばね定数に変化を与えないことが必要とな
る。そのため、本発明者は、上記防振クッション20の
ゴム材料としてN45を用いた場合について、カバーク
ッション30の樹脂材料を変えて幾つかの試作を行い、
防振クッション20の成形後の中間成形品と、カバーク
ッション30の成形後の完成品について、それぞれ静ば
ね定数Ks、動ばね定数Kd、動倍率(Kd/Ks)、
力学的損失係数tanδ、ケーブルPOA(振動倍率)
とともに測定し、次の表1の結果を得た。
の樹脂材料について、それぞれの結晶化度を、表2に示
す。
ッション30に用いる樹脂材料の結晶化度が低い程、防
振クッション20のばね定数の変化が少ないことを見い
だした。これは、結晶化度が高い樹脂材料では、成形
後、固化する際の収縮量が大きくなるため、防振クッシ
ョン20の締め付けが大きくなるのに対して、結晶化度
が低い樹脂材料では、収縮量が小さく、防振クッション
20の締め付けが小さいからである。これらの結果か
ら、本発明では、カバークッション30として用いた場
合に十分な防振性能を確保できる樹脂材料として、結晶
化度が16〜25%で成形収縮量が小さいポリアミド
(ナイロン樹脂)、具体例としては、ポリアミド6−1
2、ポリアミド12を使用している。
30の収縮量を小さくすることができ、防振クッション
20への締め付けを緩和することができるため、防振ク
ッション20への射出成形前後のばね定数の変化を小さ
くすることができる。
20の外側にモールディングされるため、射出成形時
に、カバークッション30の樹脂材料から防振クッショ
ン20へ圧力が加わる。従って、この射出成形時に防振
クッション20に対して加わる圧力を低くすれば、カバ
ークッション30のモールディングに伴う防振クッショ
ン20のばね定数の変化を小さくすることができる。
ミド12は、通常は、350〜1400kgf/cm2
で成形を行うものであるが、こうした高圧で射出成形を
行った場合には、金型内の防振クッション20に片寄り
が生じるため、カバークッション30の樹脂肉厚に欠損
部、肉厚のむらが生じる恐れがあった。そこで、本発明
者は、カバークッション30の射出成形時における成形
圧力による影響について、試験、考察を行った。その結
果を、表3に示す。
30の射出圧力を低くした場合には、ばね定数の変化が
小さくなるとともに、防振クッション20の金型内での
片寄りのなくなることが分かった。そこで、本発明で
は、カバークッション30の樹脂材料の射出圧力を20
0〜250kgf/cm2 の低圧力にして成形を行うよ
うにした。ポリアミド6−12、ポリアミド12は、流
動性に優れる材料であるため、このような低射出圧力に
よる射出成形を行うことができるとともに、金型内での
防振クッション20の片寄りが無く、その結果、防振ク
ッション20のカバークッション30のモールディング
前後のばね定数の変化を小さくすることができ、所定の
防振性能を確保することができる。
り、防振クッション20の径小部21と径大部22との
段差部分を係止するように中心に向かって形成された内
鍔31と、防振クッション20の溝部23に嵌まり込む
ように中心に向かってやや突出した嵌合鍔32とによっ
て防振クッション20と密着し、軸方向の移動が防止さ
れている。
嵌合鍔32との中間部分には、カバークッション30の
内側と外側とを連通させて、内部の防振クッション20
の外面を露出させる複数の窓33が形成されている。こ
の窓33は、防振クッション20の外側にモールディン
グされるカバークッション30の射出成形時に、防振ク
ッション20に対してカバークッション30の材料によ
る圧力が加わらないようにするための圧力逃がし用の窓
である。これら窓33を設けることによって、カバーク
ッション30がモールディングされる前の防振クッショ
ン20のばね定数と、カバークッション30がモールデ
ィングされた後の防振クッションのばね定数の変化を、
窓33を設けない場合と比べて小さくすることができ
る。
向には、アウターケーブル用端末キャップ1が取り付け
られる隔壁に当接する当接面を形成する外鍔34が形成
され、さらに、内鍔31からは、外周方向に向かって形
成された係止爪35をそれぞれ備えた嵌め込み片36
が、軸方向に延長されて設けられている。
用端末キャップ1では、アウターケーブル3の末端がケ
ーシングキャップ10内に挿入されて係止され、アクセ
ルケーブル2のみがケーシングキャップ10を貫通して
配される。
ン20の外側にモールディングされるカバークッション
30の樹脂材料として、結晶化度が16〜25%のポリ
アミド6−12、ポリアミド12のポリアミド(ナイロ
ン樹脂)が用いられるため、成形後の収縮量が小さく、
防振クッション20を締め付ける力が非常に小さくでき
る。従って、カバークッション30の成形後に、防振ク
ッション20に対して外側から圧力がほとんど加わらな
い。この結果、防振クッション20の成形時に、必要な
弾性性能を設定しておけば、カバークッション30がモ
ールディングされた後も、当初設定した弾性性能を確保
することができる。
ド樹脂は、流動性が良いため、射出成形時に、超低圧、
例えば、300kgf/cm2 程度の圧力を加えること
によって、容易に成形を行うことができる。従って、射
出成形時に、防振クッション20に対してカバークッシ
ョン30の余分な圧力が加わらないとともに、防振クッ
ション20がカバークッション30の樹脂材料により変
位することがなく、射出成形型内で防振クッション20
が片寄ることがなく、防振クッション20の弾性性能が
変化することがなく、安定した防振性能を確保できる。
ション20を露出させる複数の窓33を形成しているた
め、防振クッション20がカバークッション30に密閉
されず、カバークッション30による締め付け力を小さ
くすることができ、カバークッション30をモールディ
ングする前の防振クッション20の弾性性能により近い
弾性性能を維持することができ、安定した防振性能を確
保することができる。上記実施例では、アクセルケーブ
ルを示したが、他の機器をコントロールするためのケー
ブルでも、全く同様の効果を奏する。
ップを示す斜視図である。
ップを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図、
(c)は背面図である。
す断面図で、(a)は側面断面図、(b)は(a)のX
−X線断面図である。
けるケーシングキャップと防振クッションとのモールデ
ィング状態を示す図で、(a)は側面断面図、(b)は
側面図である。
けるケーシングキャップと防振クッションとのモールデ
ィング状態を示す斜視図である。
ル端末用防振性樹脂構造体) 2 アクセルケーブル(コントロールケーブル) 3 アウターケーブル 10 ケーシングキャップ(金属製ケーシング) 20 防振クッション(防振用樹脂弾性体) 30 カバークッション(樹脂製のカバー部材) 33 窓
Claims (4)
- 【請求項1】 機器を遠隔操作するコントロールケーブ
ルのアウターケーブルの端部が挿入される略筒状の金属
製ケーシング、該金属製ケーシングの外側にモールディ
ングされて前記アウターケーブルの振動を吸収する防振
用樹脂弾性体、該防振用樹脂弾性体の外側にモールディ
ングされる樹脂製のカバー部材からなり、該カバー部材
を固定部材に固定するアウターケーブル端末用防振性樹
脂構造体において、 前記カバー部材の樹脂材料に、結
晶化度が16〜25%のポリアミド樹脂を使用したこと
を特徴とするアウターケーブル端末用防振性樹脂構造
体。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記カバー部材のポリアミド樹脂として、ポリアミド6
−12又はポリアミド12のいずれかを使用したことを
特徴とするアウターケーブル端末用防振性樹脂構造体。 - 【請求項3】 請求項1、2において、 前記ポリアミド樹脂を300kgf/cm2 以下の超低
圧力で射出成形して、前記カバー部材をモールディング
成形することを特徴とするアウターケーブル端末用防振
性樹脂構造体。 - 【請求項4】 請求項1、2、3において、 前記カバー部材に、前記防振用樹脂弾性体を露出させる
複数の窓を形成したことを特徴とするアウターケーブル
端末用防振性樹脂構造体。
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JP13559498A JPH11327675A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | アウターケーブル端末用防振性樹脂構造体 |
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