JPH1132717A - 機能性神農食品複合体及び機能性神農複合体 - Google Patents

機能性神農食品複合体及び機能性神農複合体

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JPH1132717A
JPH1132717A JP9226955A JP22695597A JPH1132717A JP H1132717 A JPH1132717 A JP H1132717A JP 9226955 A JP9226955 A JP 9226955A JP 22695597 A JP22695597 A JP 22695597A JP H1132717 A JPH1132717 A JP H1132717A
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functional
food
shinnou
concentrated extract
medicine
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JP9226955A
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Tetsuhiro Shigeno
哲寛 重野
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SHIGENO YUKA
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SHIGENO YUKA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 機能性神農食品複合体の使用、また機能性神
農食品複合体とフード・ダイナミクス食品の結合による
積極的食事法と現代医学と漢方薬とを結合する《全機性
医学》のステージにおいて、生命のシステムの五つのネ
ットワークを活性化することにより、各種疾患の治癒率
をたかめ、また併用する医薬品との相乗作用を得、そし
て副作用を軽減しながら治癒力を高め、各種疾患の飛躍
的な治癒率の向上をもたらすことを確保する。 【解決手段】 神農本草経に示す漢方素材の上品である
霊芝のうち、鹿角状霊芝に水を加えて煎じた濃縮エキス
と、神農本草経に示す他の漢方素材に水を加えて煎じた
濃縮エキスを混合して泥状物としたことを特徴とする機
能性神農食品複合体及び前記泥状物と生薬に水を加えて
煎じた濃縮エキスを混合して泥状物としたことを特徴と
する機能性神農食品複合体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は機能性神農食品複
合体及び機能性神農複合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、過去において神農本草経に
記載されている多種植物質材料などの複数種を選択して
エキスにした自然成分から採取した健康栄養補助食品の
製造方法を提唱してきた(特公昭57−15869号公
報参照)。他方、医薬の分野においては従来から多くの
抗癌剤他ステロイド剤、インターフェロンなどの免疫療
法剤ならびに各種薬剤が開発され、臨床にも使用されて
きた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術における
神農食品においては、連日食用しても副作用を起こすこ
となく、種々の病気に対して予防医学に採用して顕著な
一定の効果を呈するが、生命の五つのシステムである免
疫系、内分泌系、神経系、血管系及び代謝系の全機能を
発揮せしめるには至っていない。
【0004】また、現代医学において抗癌剤の臨床応用
例は、その効果性と延命作用について否定的な見解も数
多く見受けられる。つまり、従来使用されてきた抗癌剤
は、一般的に極めて毒性が強く、副作用すなわち骨髄抑
制作用による汎血球減少、貧血、白血球減少、血小板減
少、時には出血傾向の発現と増悪や急性腎不全等を起こ
し、さらに、錘体外路症状として意識障害、幻覚、錯
乱、間質性肺炎、時には肺水腫出現等を起こす。肝に対
してはGOT、GPTの上昇があり、消化器に対しては
悪心、嘔吐、食欲不振、時には口内炎、口渇、腹痛、便
秘、下痢、脱毛等が生じ、精神神経系に対しては倦怠
感、時には頭痛、眩暉、不眠、脱力感、焦燥感、知覚異
常、抑うつ、精神活動の低下等を来す。循環器に対して
は、時に歩々脈、不整脈、動悸等が生じ、性腺に対し無
精子症、卵機能不全、時に月経異常等が表われる。この
ように抗癌剤は五つのシステムのネットワーク、すなわ
ち免疫系、内分泌系、代謝系、血管系、神経系に対して
重篤な副作用を与えている。
【0005】またC型肝炎など慢性肝炎、腎癌、慢性骨
髄性白血病などに対するインタフェロン投与は、間質性
肺炎の発現、抑うつによる自殺企画、不眠、不安、焦燥
感、糖尿病の増悪、事故免疫現象の発現による肺炎、潰
傷性大腸炎、関節リウマチ、急性腎不全、ネフローゼ症
候群等の重篤な発現、高度な白血球減少、血小板減少を
来す。意識障害として失神、錯乱、幻覚、妄想を、ま
た、精神神経系に対して健忘、知覚異常、歩行障害など
が生じる。肝臓に対しGOT、GPTの上昇が生じ、腎
臓に対してはタンパク尿、BUN、クレアチニン上昇、
血尿などが生じ、循環器系に対し胸痛、四肢浮腫、動悸
などが、神経や筋に対し筋肉痛、背部痛、関節痛、腰痛
などが生じ、免疫系、内分泌系、神経系、代謝系、血管
系の生命の五つのシステムのネットワークに対し屡々重
篤な副作用を与えている。
【0006】こうした重篤な副作用の発現は、単に抗癌
剤やインタフェロンに限らず、殆どの現代医学の臨床で
繁用されている医薬品に多少なりと認められるもので、
これらのことは生命現象を要素還元主義に立脚し、生体
を部分に分解して考え、特定の部分を治療の対象とする
など、部分と全体の関係を深く考慮しない結果として表
われたものと理解できる。
【0007】この発明における機能性神農食品複合体
は、表1に示すように〈生体を守り〉、〈健康を維持
し〉、〈病気を自らの力で治す機能〉、すなわち《生理
機能を円滑にする》〈内分泌系〉及び〈代謝系〉、《病
魔に冒されなくなる》〈免疫系〉、《精神がすこやかに
充実する》〈神経系〉、《余分な脂肪がとれる》〈血管
系〉の機能など、部分と生体よりなる生体の複雑系のシ
ステムである、五つの生命のシステムのネットワークの
機能を100%発揮することによって、〈日常の生活指
導〉と〈機能性神農食品複合体による積極的食事法〉と
の結合により、多種多様な疾患時にみられる病像及び難
治性疾患の病状の顕著な改善を確保するものである。
【0008】
【表1】
【0009】さらに、図1にみられるように〈機能性神
農食品複合体による積極的食事法〉と〈日常の生活指
導〉との結合のうえに、〈漢方薬〉と〈現代医学〉を結
合したピラミッド構造の治療の場を形成する場合、現代
医学における抗癌剤、インタフェロンをはじめステロイ
ドなどの各種薬剤投与時にみられる副作用を、〈生体の
複雑系のシステム、すなわち生命の五つのシステムであ
る免疫系、内分泌系、神経系、血管系、代謝系を活性
化〉することによって各種薬剤の副作用を軽減しなが
ら、それらとの相乗作用をもたらし、治癒力を高め、各
種疾患の飛躍的な治癒率の向上をもたらすことをも確保
するものである。
【0010】
【図1】
【0011】そして、機能性神農食品複合体は人間の意
識・生理レベルを表2にみられるようにフェイズ‖に維
持することによって〈生体を守り〉、〈健康を維持
し〉、〈病気を自らの力で治す機能〉を活性化し、治癒
力を高めるものである。
【0012】
【表2】
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために開発したもので、その要旨とするところ
は、神農本草経に示す漢方素材の上品である霊芝のうち
鹿角状霊芝に水を加えて煎じた濃縮エキスと、神農本草
経に示す他の漢方素材に水を加えて煎じた濃縮エキスを
混合して泥状物としたことを特徴とする機能性神農食品
複合体及び前記泥状物と生薬に水を加えて煎じた濃縮エ
キスを混合して泥状物としたことを特徴とする機能性神
農複合体にある。そして、前記他の漢方素材が鹿角状霊
芝以外の単一又は複数の上品、又は上品に近い特性を有
する単一又は複数の中品、又は鹿角状霊芝以外の単一又
は複数の上品と上品に近い特性を有する単一又は複数の
中品であってもよい。これらの漢方素材の選択と組合せ
は、長年に亘るクリニカルデータをベースに決定され
た。
【0014】一般に、霊芝は腎臓形の傘が開いたものを
指す。これは有効成分の多いとされる足部が少なく、ま
た傘の裏面に付着している胞子が落下してしまうのが常
である。本発明において適用する霊芝は鹿角状のもので
あるから、有効成分が多いとされる足部が多く、また前
記胞子が鹿角状内に包含されていて、その有効成分であ
る全ての胞子を維持保全できることになる。そして、神
農本草経で説かれている漢方素材の上品には表3に示す
とおり120種類がある。
【0015】
【表3】
【0016】これら神農本草経の上品には、《生理機能
を円滑に営む》ことから〈内分泌系〉、〈代謝系〉に対
応でき、《余分な脂肪や贅肉がとれる》ことから〈血管
系〉に対応でき、《精神がすこやかに充実する》ことか
ら〈神経系》に対応でき、《病魔に冒されることがなく
なる》ことから〈免疫系〉に対応できる機能を有しこの
ように生命を養って万物をはぐくみ育て、副作用がな
く、多量を長期間にわたって飲んでいても副作用がな
く、人体に悪影響を与えることはない。
【0017】また、神農本草経で説かれている漢方素材
の中品も表4に示すとおり120種類がある。この中品
は人間の身体の健康保全に機能するが、使い方によって
は副作用等の障害がでるものもある。従って、中品の全
てを使用するのではなく、代表的な漢方素材の食品とし
ては、表5に示すものなどを特定して適用することにな
る。また、目的に応じて、表6に示すものなどの生薬を
適用することもある。
【0018】
【表4】
【0019】
【表5】
【0020】
【表6】
【0021】この発明に使用した鹿角状霊芝は、予備試
験において、霊芝の有効成分である多糖体含有量が、傘
状霊芝において8〜12%であるのに対し、鹿角状霊芝
においては30%を超えていたのでこの鹿角状霊芝を適
用した。菌茸類の有効成分は菌糸に近い足部に多いこ
と、また傘状の霊芝は栽培中に胞子を放出するのに対し
鹿角状霊芝においては胞子の放出がなく、そのことが有
効成分の含有量の違いの一因とも考えられる。
【0022】エキスの抽出方法にはアルコール抽出法や
熱水抽出法がある。アルコール抽出法による場合、筋肉
注射時に患者によっては注射後20〜30分でアレルギ
ー反応を引き起こし、軽い場合でも蕁麻疹、皮膚掻痒、
局部紅水胞、動悸、腹痛などが生ずることがあるので、
熱水抽出法を採用した。鹿角状霊芝の熱水抽出エキスに
は、白血球と活性化するマイトジェン活性を誘導する効
果及びマクロファージのサイトカイン産生増強作用があ
らわれる。マイトジェン活性及びマクロファージ活性化
の2点は免疫機能活性化の作用点となる。また、鹿角状
霊芝の熱水抽出エキスは、血管壁に作用し高脂血症を解
消する機能のほか、肥満細胞からヒスタミン遊離を抑制
する作用もあらわれる。したがって機能性神農食品複合
体の処方においては、鹿角状霊芝を活性化するのに熱水
抽出処理の方法を採った。なお、神農本草経に示す多の
漢方素材の単一又は複数を熱水抽出することによって各
漢方素材の有効成分を結合し、鹿角状霊芝エキスと複合
体をつくることにより、鹿角状霊芝のみでは不可能な多
彩な機能性を加え生命の五つのシステムである免疫系、
内分泌系、神経系、代謝系、血管系の機能を100%発
揮させることができる。鹿角状霊芝エキスに、神農本草
経に示す他の漢方素材の機能が結合した漢方素材活性化
エキスを結合することにより、免疫系、内分泌系、代謝
系、神経系、血管系の生命の五つのシステムに十分に対
応した機能性神農食品複合体が完成しこれが〈生体を守
り〉、〈健康を維持し〉、《病気を自らの力で治す機
能》、すなわち《生理機能を円滑にする》〈内分泌系〉
及び〈代謝系〉、《病魔に冒されなくなる》〈免疫
系〉、《精神がすこやかに充実する》〈神経系〉、《余
分な脂肪がとれる》〈血管系〉などのすべての機能を十
分に発揮できる。その際、鹿角状霊芝エキスの含有量及
び臨床データをもととして決定された神農本草経に示す
他の漢方素材の選定、組合せ、使用量によって得られる
熱水抽出エキスの含有量が異なることにより、多種多様
な機能や効果を与えることができる。
【0023】本発明において、鹿角状霊芝と他の漢方素
材を別個に煎じるのは両者の抽出率が異なるからであ
り、かつ、別個に煎じることによってこそ、両者単独の
前期機能を各々が保全するとともに、別個に煎じたのち
の両濃縮エキスを混合することによってこそ、鹿角状霊
芝並びにその有効成分である胞子ならびに他の漢方素材
と複合体を形成することによって、前記五つの生命のシ
ステムのネットワークをいわば有機的に相互に結合し、
これら免疫系、内分泌系、神経系、血管及び代謝系の、
五つの生命のシステムのネットワークの機能を強力に活
性化するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明によれば、一方において
は刻んだ鹿角状霊芝に水を加えて煮沸したのち、布ごし
して絞り再び布ごしし、これを遠心分離機にかけて水分
を除去して濃縮し泥状のエキスを得て殺菌を行う。他方
においては、上品又は上品に近い特性を有する中品の単
一又は複数の漢方素材を刻んで水を加えて煮沸したの
ち、布ごしして絞り再び布ごしして濃縮し、泥状のエキ
スを得て殺菌を行う。
【0025】本発明は、上記のようにして得た鹿角状霊
芝から抽出した濃縮エキスと、他の漢方素材から抽出し
た濃縮エキスを所望配合に応じて混合した泥状の複合体
として機能性神農食品を得るものである。なお、鹿角状
霊芝の濃縮エキスを抽出するには、時間や温度等の条件
が厳しく、他の漢方素材の濃縮エキスを抽出するのとは
抽出率が異なることから各々を別個に抽出しなければな
らない。なお、前記泥状の複合体を乾燥して粉末、顆
粒、錠剤にすることもできる。
【0026】
【実施例】一方においては、5mmに刻んだ鹿角状霊芝
8kgに水120lを加えて105℃の温度で45分間
煮沸したのち、先ず、粗大な30メッシュの布で布ごし
して絞り、再び緻密な120メッシュの布で布ごしして
残渣を除去した。次に、布ごしして得たろ液を遠心分離
機にかけて濃縮エキスとし、これに殺菌を施した。ろ液
を濃縮するには、減圧状態において湯温65℃でろ液温
度が60℃となるように湯煎して行い、Bri×73%
まで濃縮し、およそ800グラムの濃縮エキスを得た。
蒸発した水蒸気は冷却水で冷やして水にし貯水する。な
お、濃縮時間はろ液の状態や最終的なエキスの濃度によ
り異なる。この実施例からもわかるように鹿角状霊芝と
他の漢方素材の抽出方法は、各々の抽出率が異なるた
め、温度、水量、抽出時間、濃縮時間等が相違する。
【0027】他方においては、漢方素材濃縮エキスAと
しては、5mmに刻んだ他の漢方素材(三七人参、なつ
め、はとむぎ、陳皮など)を後述の重量比で37.4k
gを水100lを加えて100℃の温度で40分間煮沸
したのち、先ず、粗大な30メッシュの布で布ごしして
絞り、再び緻密な120メッシュの布で布ごしして残渣
を除去して得たろ液を濃縮してエキスとし、これに殺菌
を施した。このろ液を濃縮するには、減圧状態において
湯温60℃でろ液温度が55℃となるように湯煎して行
い、Bri×63%まで濃縮し、およそ15.5kgの
濃縮エキスAを得た。後述の漢方素材濃縮エキスBとし
ては、5mmに刻んだ他の漢方素材(じょい・龍眼)
4.8kgを水100lを加えて100℃の温度で40
分間煮沸したのち、先ず粗大な30メッシュの布で布ご
しして絞り、再び緻密な120メッシュの布で布ごしし
て残渣を除去して得たろ液を濃縮エキスとし、これに殺
菌を施した。このろ液を濃縮するには、減圧状態におい
て湯温60℃でろ液温度が55℃となるよう湯煎して行
い、Bri×73%まで濃縮し、およそ2.8kgの濃
縮エキスBを得た。蒸発した水蒸気は冷却水で冷やして
水にし貯水する。なお、濃縮時間はろ液の状態や最終的
なエキスの濃度により異なる。
【0028】このようにして得た鹿角状霊芝の濃縮エキ
スと漢方素材の濃縮エキスを使用目的に応じて、神農本
草経上品に分類されている石密(蜂蜜)に溶解し、次の
ように処方して目的別の機能性神農食品複合体とした。 A.使用目的:癌 100グラム中鹿角状霊芝濃縮エキス 30グラム 漢方素材濃縮エキスA 10グラム 蜂蜜 60グラム B.使用目的:癌以外の疾患 鹿角状霊芝濃縮エキス 15グラム 漢方素材濃縮エキスA 10グラム 蜂蜜 75グラム C.使用目的:シミ・美白 鹿角状霊芝濃縮エキス 15グラム 漢方素材濃縮エキスA 10グラム 漢方素材濃縮エキスB 3グラム 蜂蜜 72グラム 神農本草経、上品、中品による漢方素材濃縮エキスAの
処方例を表7に示す。
【0029】
【表7】
【0030】同じく、漢方素材濃縮エキスBの処方例を
表8に示す。
【0031】
【表8】
【0032】機能性神農食品複合体の単独使用において
疲労、不眠症、ストレス、肩コリなどに対し有効である
ほか、女性の肌の悩み、シミの解消にも一定の効果がみ
られた。こうしたごく一般的な症状にとどまらず、次の
症例のような重篤なケースにおいても屡々著効が認めら
れている。
【0033】 症例1.熊本市在住の前立腺癌末期のS氏の服用例 平成8年4月19日 入院時検査の結果 腫瘍マーカー PA 1606 肺炎 右肺が白い。 床擦れ 化膿している。 レントゲン撮影時、骨がかすんでしか写らない。 平成8年5月11日 3週間後検査の結果 腫瘍マーカー PA 900 PAP 4.2 肺炎 良くなっていた。 床擦れ 化膿しなくなった。 レントゲン撮影時、骨がはっきり写るようになった。 平成8年6月1日 8週間後検査の結果 腫瘍マーカー PA 23.5 PAP 1.0 床擦れ 快方にむかっている。 レントゲン撮影時、骨がはっきり写るようになった。 S氏に対する機能性神農食品複合体投与により、著明に
腫瘍マーカーが低下し臨床症状が著しく改善され、著効
をみた。
【0034】症例2.S字結腸癌、術後肝転移。肝転移
巣切除後の東京在住のK氏(68才)の服用例 平成5年、S字結腸癌で手術後、CEAが上昇し続け、
肝臓に転移が認められた。平成7年5月、肝転移巣切
除。切除後、再びCEAが上昇し始めたので、来院。フ
ード・ダイナミクス法による治療を開始。CEAの上昇
は止まったが下降に至らず、平成8年、機能性神農食品
複合体投与開始。およそ2か月で正常値になった。な
お、K氏のCEAグラフは表9のとおりである。
【0035】
【表9】
【0036】症例3.十二指腸肉腫の神戸市在住T氏
(77才)の服用例 平成6年4月8日に胸部大動脈瘤の人工血管との接合手
術を国立循環器病センターにて受け、その後ICU治療
を受けた頃からノイローゼになり、神戸のリハビリテイ
ション病院に9月より翌年3月迄入院、治療を受け退
院。自宅震災全壊中なので仮住まいするが、空気が汚れ
ている為か気管支炎を起こし、芦屋市民病院へ6月1日
より入院。気管支炎は回復するが、尿が出にくくなり、
泌尿科の治療を受ける。10月初め頃より下血始まり、
タール便が続き、痛みも伴うようになる。10月25日
胃カメラ検査するが原因不明。10月31日大腸ファイ
バー検査中多量に吐血する。その後下血が続き、痛みも
あるが、原因不明。絶飲。平成8年1月初めCT、レン
トゲンをして十二指腸の後部に肉腫様のものがみつか
る。1月4日より缶入栄養剤1缶飲用、点滴治療中。1
月22日(月)神戸市民中央病院へ転院、手術する予定
であった。手術までの間、機能性神農食品複合体を服
用。その後、術前検査MRI、胃カメラ等で肉腫が消失
していることがわかった。
【0037】症例4.C型肝炎、肝硬変、肝癌、肺癌の
静岡市在住のK氏(男性60才) 肝癌、肺癌で末期状態。表10のように腫瘍マーカーの
上昇、肝機能低下がみられたが、機能性神農食品複合体
の投与により、表10にみられるような顕著な効果があ
らわれた。
【0038】
【表10】
【0039】このように、機能性神農食品複合体の単独
使用においても各種癌をはじめとする各種疾患に注目す
るべき臨床効果があらわれるが、機能性神農食品複合体
を、過去において神農本草経に記載されている多種植物
質材料の複数種を選択した加工食品(特公昭57−15
869号公報参照)、すなわち、フード・ダイナミクス
食品と併用する積極的食事法においてより効果が顕著に
あらわれることを経験することができた。
【0040】さらに、各種疾患の治療に際し、上記の
〈機能性神農食品複合体とフード・ダイナミクス食品の
併用による積極的食事法〉と、〈日常の生活〉、〈漢方
薬〉、〈現代医学〉を結合したピラミッド構造を治療の
ステージとした場合、〈生体を守り〉、〈健康を維持
し〉、〈病気を自らの力で治す〉機能、すなわち《生理
機能を円滑にする》〈内分泌系〉、〈代謝系〉、《病魔
に冒されなくなる》〈免疫系〉、《精神が爽やかに充実
する》〈神経系〉、《余分な脂肪が取れる》〈血管系〉
の機能が100%発揮される場を与えることになり、必
然的に〈神経系〉、〈内分泌系〉、〈免疫系〉による
《ホメオスターシスの三角形》及び〈血管系〉、〈代謝
系〉をも加えた複雑な相互作用、すなわち生体の複雑系
の超システムの全機能を100%発揮し、治癒力を活性
化し、《活癒力》を与えることがわかった。
【0041】このように、各種疾患の治療の際、〈日常
の生活指導〉、〈機能性神農食品複合体〉との結合、及
び〈フード・ダイナミクス食品と機能性神農食品複合体
による積極的食事法〉により、より高度の病像の著しい
改善がみられるが、さらに治療のステージに〈漢方
薬〉、〈現代医学〉を結合した場合、より効果的であ
り、現代医学における各種薬剤投与時にあらわれる副作
用を軽減しながら、相乗作用をあらわし、現代医学にお
ける治療の場に好ましい影響を与えてきた。すなわちさ
らに適切な漢方薬を加えることによって、治癒率が向上
する。また現代医学との結合において、各種薬剤との併
用、並びに現代医学における検査法によって、疾患の経
過が詳細に把握でき、より適切な治療が可能となること
はいうまでもない。機能性神農食品複合体の臨床応用に
おいて、これまで著効のみられた疾患は次のようであ
る。各種癌(乳癌、卵巣癌、子宮癌、脳腫瘍、骨肉腫、
神経芽細胞腫、胃癌、直腸癌、肺癌、肝癌)などに対
し、殆ど全症例に対し症状の改善などの効果のほか、術
前使用により、腫瘍の縮小、消失のほか、術後の早期恢
後、転移抑制効果及び術後抗癌剤と放射線の併用時にみ
られた、抗癌剤放射線照射による副作用の緩和、治療後
の延命効果、永久治癒例の増加など注目すべき結果をみ
ている。また特定疾患(結節性周囲動脈炎、皮膚筋炎、
リウマチ、ネフローゼ症候群、腎炎、潰瘍性大腸炎、ベ
ーチェット病、原発性胆汁性肝硬変など)に対してステ
ロイド剤との併用時にみられた、ステロイドによる副作
用軽減と相乗作用、完治例の著増など、注目すべき結果
が与えられた。またC型肝炎、B型肝炎、胃十二指腸潰
瘍などにも有効であり、多数の治癒例をみている。さら
に、不妊症においては著効を認めるほか、更年期障害、
アトピー皮膚炎、気管支喘息などのアレルギー性疾患に
対しても一定の効果を認めている。
【0042】このように、機能性神農食品複合体の臨床
応用において、単独使用において有効であるにとどまら
ず、〈フード・ダイナミクス食品と機能性神農食品複合
体を併用した積極的食事法〉を、〈日常の生活〉、〈漢
方薬〉、〈現代医学〉のピラミッド構造をステージとす
る治療大系(図1参照)において、機能性神農食品複合
体の機能特性によって、生命のシステムの五つのネット
ワーク、すなわち〈生命の複雑系のシステム〉に対応す
ることによって、《生命の複雑系の全機能》を活性化
し、《活癒力》を与える、複雑系の医学(Comple
x Medicine)である《全機性医学》が成立す
ることになる。従来のホリスティック医学は、ニュート
ン以来の機械論の要素還元主義では生命現象を把握でき
ないという全体論(Holism)に立脚しているが、
概念は〈構造的〉、〈静的〉である。1950年から1
970年にかけてあらわれた、宇宙・生物の諸特性に関
連づけられた全体論にかわる、新しい《複雑系のモデル
(Complex Model)》、すなわちウオデイ
ントンの進化的倫理、ベイトソンの精神の生態学、ジョ
ージエスクのエントロピー経済、プリゴジンの散逸構
造、マトウラナの自己創出性、マンデルブローのフラク
タル、アイゲンのハイパーサイクル、ガタリのリゾーム
にみられる複雑系のシステムの概念は、〈機能的〉〈動
的〉でありこの概念に対応した複雑系の医学(Comp
lex Medicine)《全機性医学》は、全体論
に立脚するホリスティック医学(Holistic M
edicine)とは異なっている。
【0043】
【発明の効果】この発明によると、機能性神農食品複合
体を、多量を長期間に服用しても人体に障害を与えるこ
となく、鹿角状霊芝自体並びに該鹿角状霊芝に含有する
胞子の有効成分と上品または上品に近い特性を有する中
品の有効成分との結合による相乗的作用により、《人体
に蓄積された脂肪や贅肉がとれる》〈血管系〉、《生理
機能が円滑に営まれる》〈内分泌系〉、〈代謝系〉、
《精神状態もさわやかに充実する》〈神経系〉、《病魔
に冒されにくくなる》〈免疫系〉の生命の五つのシステ
ムのネットワークを活性化し、各種の癌、特定疾患及び
多種多様な疾患の治療率を飛躍的に向上することができ
た。
【0044】そして、鹿角状霊芝エキスの含有量及び他
の漢方素材や生薬の選定、組合せ、使用量の適宜なる処
方により得られる熱水抽出エキスの含有量の多少によ
り、所望する効能を発揮する機能性神農食品複合体又は
機能性神農複合体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における機能性神農食品複合体、フード
・ダイナミクス食品との結合をベースにした全機性医学
の簡略的説明図である。
【符号の説明】
1.日常の生活 2.機能性神農食品複合体をベースにした積極的食事法 3.漢方薬 4.現代医学

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 神農本草経に示す漢方素材の上品である
    霊芝のうち、鹿角状霊芝に水を加えて煎じた濃縮エキス
    と、神農本草経に示す他の漢方素材に水を加えて煎じた
    濃縮エキスを混合して泥状物としたことを特徴とする機
    能性神農食品複合体。
  2. 【請求項2】 他の漢方素材が鹿角状霊芝以外の単一又
    は複数の上品である請求項1記載の機能性神農食品複合
    体。
  3. 【請求項3】 他の漢方素材が上品に近い特性を有する
    単一又は複数の中品である請求項1記載の機能性神農食
    品複合体。
  4. 【請求項4】 他の漢方素材が鹿角状霊芝以外の単一又
    は複数の上品と、上品に近い特性を有する単一又は複数
    の中品である請求項1記載の機能性神農食品複合体。
  5. 【請求項5】 泥状物を乾燥して粉末、顆粒、錠剤とし
    た請求項1又は2又は3又は4記載の機能性神農食品複
    合体。
  6. 【請求項6】 神農本草経に示す漢方素材の上品である
    霊芝のうち、鹿角状霊芝に水を加えて煎じた濃縮エキス
    と、神農本草経に示す他の漢方素材に水を加えて煎じた
    濃縮エキスを混合して泥状物とし、かつ、該泥状物と漢
    方生薬に水を加えて煎じた濃縮エキスを加えて泥状物と
    したことを特徴とする機能性神農複合体。
JP9226955A 1997-07-18 1997-07-18 機能性神農食品複合体及び機能性神農複合体 Pending JPH1132717A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001131083A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Sakamoto Bio:Kk 鹿角霊芝抽出物活性物質及びそれを含む医薬、健康食品、化粧料
JP2001269164A (ja) * 2000-01-19 2001-10-02 Sakamoto Bio:Kk 鹿角状万年茸子実体及びその生産方法
JP2007063206A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Noevir Co Ltd 中性脂肪蓄積抑制剤
CN104687064A (zh) * 2015-03-30 2015-06-10 宁波北仑戌鸿农业科技有限公司 改善记忆力的中药组合物

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