JPH11327167A - 電子写真感光体の塗膜端部処理方法および処理装置 - Google Patents

電子写真感光体の塗膜端部処理方法および処理装置

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JPH11327167A
JPH11327167A JP15395098A JP15395098A JPH11327167A JP H11327167 A JPH11327167 A JP H11327167A JP 15395098 A JP15395098 A JP 15395098A JP 15395098 A JP15395098 A JP 15395098A JP H11327167 A JPH11327167 A JP H11327167A
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義和 三村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造の処理装置で実施可能であり、支
持体の形状などによる制約を受けず、低コストで塗膜欠
陥のない電子写真感光体を得ることができる電子写真感
光体の塗膜端部処理方法および処理装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 支持体1の下端部を保持部材3に保持さ
せた後に、この支持体の下端部に形成された感光塗膜の
厚肉部を、前記保持部材とともに処理溶剤中に浸漬して
前記厚肉部に流動性を与え、ついで、前記処理溶剤4の
液面を前記保持部材側へ向けて下降させることにより、
前記厚肉部の一部を保持部材へ移動させて、この厚肉部
の過剰の塗膜を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置等に用い
られている電子写真感光体の製造工程において、この電
子写真感光体の表面に形成される感光塗膜の端部処理方
法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から電子写真感光体の製造に用いら
れている方法として、導電性を有する支持体を垂直に保
持し、これを感光塗膜構成成分を溶剤に溶かした塗布液
中に浸し、ついで塗布液から引き上げる浸漬塗布法や、
同様に垂直に保持した支持体表面に塗布液をスプレーに
より噴霧するスプレー塗布法などが知られている。
【0003】これらの方法では、支持体に付着した塗布
液がその後もある程度の流動性を保ちレベリング作用が
生じることにより均一な感光塗膜の塗膜を得ることが可
能となる。
【0004】また、一方で電子写真感光体は、印字装置
の小型化等の為に感光塗膜が塗布されている部分のほと
んどを画像形成のために使用されることが多くなり、画
像形成やブレード等によるクリーニングを確実に行うた
めに感光塗膜の端部まで均一な膜となっていることが必
要となっている。
【0005】ところが、上述した塗布方法では垂直に保
持された支持体上で塗布液が流動性を保つため、その下
端部に塗布液のたれによる感光塗膜の厚肉部が形成され
ることになる。このような厚肉部では、その後に加熱乾
燥を行うと内部に残留した塗布液の溶剤が急速に膨張
し、気泡状の欠陥が多発することになる。
【0006】このような端部に気泡の発生した電子写真
感光体を印字装置に組み込み使用すると、気泡がクリー
ニングブレードなどに擦られることにより破壊され、ク
リーニング不良や感光膜の剥離といった問題が発生す
る。
【0007】したがって、感光塗膜の下端部において
も、塗膜のその他の部分と同等の膜厚及び表面性を有す
ることが必要となる。
【0008】感光塗膜の厚肉部の除去に関し、これまで
に、下端部を溶剤に浸し超音波を印可する方法(特開昭
59−142555)、溶剤に浸した金属あるいは合成
樹脂のブラシにより剥離する方法(特開昭60−973
61)、柔軟性のある板を溶剤とともに厚肉部に突き当
てて除去する方法(特開昭60−170858)、溶剤
を含浸させたテープにより剥離する方法(特開昭60−
192951)、支持体の端部にあらかじめシリコーン
樹脂やフッ素系樹脂を塗布し、感光塗膜を塗布する際に
端部に塗布液が付着しないようにする方法(特開昭62
−254156、特開昭62−254157)、ウォー
タージェットを用いる方法(特開平5−66586)、
端部を急速冷却した後にブレード、ブラシ等により剥離
する方法(特開平6−348042)等いくつかの方法
が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では感光塗膜端部の処理部と未処理部の境目に膜
欠陥が生じる、あるいは処理装置や工程が複雑になりコ
ストが高くなるといった問題点がある。
【0010】さらに支持体がベルト状などの柔らかいも
のを用いた感光体の場合には、これらの問題点がより顕
著になる。
【0011】本発明は、これらの問題点を解決するため
に、簡単な構造の処理装置で実施可能であり、支持体の
形状などによる制約を受けず、低コストで塗膜欠陥のな
い電子写真感光体を得ることができる電子写真感光体の
塗膜端部処理方法および処理装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の電子写真感光体の塗膜端部処理方法は、支持体の表面
に感光塗膜が形成された電子写真感光体の塗膜端部処理
方法であって、前記支持体の下端部を保持部材に保持さ
せた後に、この支持体の下端部に形成された感光塗膜の
厚肉部を、前記保持部材とともに処理溶剤中に浸漬して
前記厚肉部に流動性を与え、ついで、前記処理溶剤の液
面を前記保持部材側へ向けて下降させることにより、前
記厚肉部の一部を保持部材へ移動させて、この厚肉部の
過剰の塗膜を除去することを特徴とするものである。本
発明の請求項2に記載の電子写真感光体の塗膜端部処理
方法は、請求項1に記載の前記電子写真感光体の感光塗
膜が、アルミニウム素管の表面に、τ型無金属フタロシ
アニン、ブチラール樹脂、および、テトラヒドロフラン
からなる混合液を塗布して電荷発生層を形成し、この電
荷発生層の表面に、1−パラジエチルアミノフェニル、
4−ジフェニル、3−ブタジエンと、ポリカーボネー
ト、および、テトラヒドロフランからなる混合液を塗布
して電荷輸送層を形成してなり、前記処理溶剤をテトラ
ヒドロフランとしたことを特徴とするものである。本発
明の請求項3に記載の電子写真感光体の塗膜端部処理装
置は、支持体の表面に感光塗膜が形成された電子写真感
光体の塗膜端部処理装置であって、上方が開口され、内
部に前記支持体の下端部を支持する保持部材が設置され
た処理層と、この処理層内に前記感光塗膜を軟化処理す
るための処理溶剤の供給ならびに排出なす処理溶剤給排
手段とによって構成されていることを特徴とするもので
ある。本発明の請求項4に記載の電子写真感光体の塗膜
端部処理装置は、請求項3に記載の前記処理溶剤給排手
段が、前記処理溶剤が貯留された溶剤タンクと、この溶
剤タンク内の処理溶剤を前記処理層へ送り込むポンプ
と、この処理層内の処理溶剤を溶剤タンク内に回収する
溶剤排出機構とによって構成されていることを特徴とす
るものである。また、本発明の請求項5に記載の電子写
真感光体の塗膜端部処理装置は、請求項4に記載の前記
溶剤タンクが前記処理層の下方に設置されているととも
に、前記溶液排出機構が、前記溶剤タンクの下部と前記
溶剤タンクとを連通させる溶剤回収パイプと、この溶剤
回収パイプに設けられた開閉バルブとによって構成され
ていることを特徴とするものである。さらに、請求項6
に記載の電子写真感光体の塗膜端部処理装置は、請求項
4に記載の前記溶剤タンクに、この溶剤タンクに処理溶
剤を供給する際に、過剰の処理溶剤を回収するオーバー
フロー層が設置されていることを特徴とするものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1を参照して説明する本実施形態に係わる端部処
理装置は感光塗膜を溶解できる処理溶剤4を入れた処理
槽5内に、電子写真感光体を保持する保持部材3を設置
する。
【0014】支持体1の表面に感光塗膜2を浸漬塗布や
スプレー塗布などの方法により形成した電子写真感光体
は、その支持体と同じ外寸である保持部材3にその下端
部を接するように保持されるようになっている。
【0015】処理溶剤4は溶剤タンク7からポンプ8に
より処理槽5に供給され、処理槽5内の処理溶剤4は、
処理層5と溶剤タンク7との連通をなす溶剤回収パイプ
11に設けられたバルブ6の開閉操作により溶剤タンク
7に戻されるようになっており、本実施形態において
は、溶剤回収パイプ11とバルブ6とによって溶剤排出
機構が構成され、また、この溶剤排出機構と前記ポンプ
8とによって処理溶剤給排手段が構成されている。
【0016】ついで、この塗膜端部処理装置の作用とと
もに、塗膜端部処理方法の一例について説明する。
【0017】まず、図1(a)に示すように、支持体1
上に浸漬塗布法あるいはスプレー塗布法などにより感光
塗膜2が形成された電子写真感光体(以下感光体と記述
する)を任意の手段により保持部材3上に設置する。
【0018】ここで、浸漬塗布法あるいはスプレー塗布
法などにより形成された感光塗膜2は塗布時に下側に位
置する感光塗膜の端部すなわち下端部に液溜りが生じ、
その下端部に厚肉部が形成される。
【0019】感光体が保持部材3に設置されると、図1
(b)に示すように、処理槽5にポンプ8により溶剤タ
ンク7から処理溶剤4が供給され感光塗膜2下端の厚肉
部を覆う程度まで処理槽5に処理溶剤4が満たされる
が、この時バルブ6は閉じた状態になっており、必要量
が供給された時点でポンプ8を停止する。
【0020】この状態で厚肉部の塗膜が十分な流動性を
持つようになるまで厚肉部を処理溶剤4に浸ける。
【0021】その後、図1(c)に示すように、バルブ
6を開け、処理槽5の処理溶剤4を溶剤タンク7へ戻す
と、この時点で厚肉部を形成していた過剰の感光塗膜2
の成分が保持部材3まで流れ落ち、感光体の感光塗膜2
下端の厚肉部は除去され、処理溶剤4の液面が感光体下
端より十分低い位置まで下がった後、図1(d)に示す
ように、感光体を引き上げる。
【0022】以上の操作により感光体の感光塗膜2の下
端部に形成されていた厚肉部を除去することができる。
【0023】感光塗膜2の下端部の厚肉部は、感光塗膜
形成用塗布液を支持体に塗布した際に、重力により下方
向へたれた塗布液が下端部で行き場を失い、その場で自
然乾燥し局部的に厚い塗膜が形成されることにより生じ
るものであり、この現象は、端部処理の際に処理溶剤4
を処理タンク6へ戻さずに感光体を引き上げた場合にも
発生する。したがって、本発明ではこれを避けるために
支持体1を引き上げる前に処理溶剤4の液面を下げ、感
光体下端部に存在していた過剰の塗膜を保持部材3側に
移動させ、厚肉部を除去するようにしたものである。
【0024】次に、この実施例について具体的な例を挙
げて説明する。ただし、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。
【0025】φ30mmのアルミニウム素管を支持体と
し、これに下記組成の電荷発生層用塗布液を浸漬塗布
し、60℃で30分間乾燥して電荷発生層を形成した。
【0026】 ・τ型無金属フタロシアニン 1重量部 ・ブチラール樹脂 1重量部 ・テトラヒドロフラン 48重量部
【0027】次に下記組成の電荷輸送層用塗布液に浸漬
し、自然乾燥させて20μmの膜厚の電荷輸送層を形成
し、積層型感光体を得た。
【0028】・1,1−ビス(パラジエチルアミノフェ
ニル)−4,4−ジフェニル−1,3−ブタジエン
8重量部 ・ポリカーボネート 10重量部 ・テトラヒドロフラン 55重量部
【0029】この時点は、感光塗膜下端部に電荷輸送層
用塗布液の液溜りによる厚肉部が形成されている。この
感光体を図1に示す端部処理装置の保持部材3に設置
し、処理溶剤4としてテトラヒドロフランを用い、厚肉
部を30秒間処理溶剤4に浸した後にバルブ6を開け処
理溶剤4を処理タンク7に戻して処理槽5内の液面を感
光体下端から5mm下の位置まで下げ、感光体を取り出
し、その後、この感光体を90℃で60分間乾燥を行っ
て、20本の感光体を作製した。
【0030】また、本発明の効果を確認するために、比
較例として以下の二つの方法で同じ組成の感光体を各々
20本試作した。
【0031】第一の比較例として、電荷輸送層を形成し
た後に端部処理をまったく行わずに90℃で60分間乾
燥を行った。
【0032】第二の比較例として、電荷輸送層を形成し
た後に図1の端部処理装置内にて厚肉部を30秒間処理
溶剤4に浸し、その後処理溶剤4の液面を下げずに感光
体を取り出し、90℃で60分間乾燥を行った。
【0033】これらの感光体について、下端部の外観を
確認した結果、本発明による実施例20本すべてに異常
は見られなかったが、第一の比較例にあっては、20本
すべてに直径および高さが5mm以上の巨大な気泡が発
生し、また、第二の比較例にあっては、20本すべてに
直径および高さが2mm程度の気泡が発生した。
【0034】つぎに、本発明の他の実施形態について図
2を参照して説明すると、処理槽5の周囲にオーバーフ
ロー槽9が設けられ、さらにオーバーフロー槽9と溶剤
タンク7が循環パイプ10により結合されている。
【0035】処理溶剤4の液面は常に厚肉部のみを覆う
ように位置が調整される必要があるが、これを自動的に
行うためには、液面の位置を測定するセンサーを利用し
た制御回路あるいは処理溶剤4の処理槽5への供給量を
正確に調整するといった制御方法を別途設けることが必
要となる。
【0036】そこで、本実施形態のように、処理槽5の
周壁の高さをこの液面位置にあわせ、過剰な処理溶剤4
をオーバーフロー槽9から循環パイプ10を通して溶剤
タンク7に戻すような構造とすることで、特別な制御を
必要とせずに常に液面の位置を一定にすることが可能と
なる。
【0037】その他の具体的な動作に関しては、先に述
べた第一の実施例と同様であり、この塗膜端部処理装置
を用いた場合においても、前述した実施形態と同様の作
用効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な機構により電子写真感光体下端部の処理ができ、
このため、生産のための設備投資などによるコストの上
昇を抑えることが可能となる。
【0039】その理由は、回転、拭き取り等の動作を行
う為の駆動部分の様な複雑な構造を必要とせずに処理を
可能としているためである。
【0040】また、支持体の形状に対する制約を少なく
することができ、このため、円筒状の感光ドラムだけで
なく、ベルト状や板状の感光体などに幅広く利用するこ
とができる。
【0041】その理由は、機械的に力を加える必要が無
く、塗膜厚肉部が存在する端部が保持部材に接しさえす
れば良いため、保持部材の形状を支持体にあわせるだけ
で様々な形状の支持体に対応することができるためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の工程を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 感光塗膜 3 保持部材 4 処理溶剤 5 処理層 6 バルブ(溶剤排出機構) 7 溶剤タンク 8 ポンプ(処理溶剤給排手段) 9 オーバーフロー層 10 循環パイプ 11 溶剤回収パイプ(溶剤排出機構)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の表面に感光塗膜が形成された電
    子写真感光体の塗膜端部処理方法であって、前記支持体
    の下端部を保持部材に保持させた後に、この支持体の下
    端部に形成された感光塗膜の厚肉部を、前記保持部材と
    ともに処理溶剤中に浸漬して前記厚肉部に流動性を与
    え、ついで、前記処理溶剤の液面を前記保持部材側へ向
    けて下降させることにより、前記厚肉部の一部を保持部
    材へ移動させて、この厚肉部の過剰の塗膜を除去するこ
    とを特徴とする電子写真感光体の塗膜端部処理方法。
  2. 【請求項2】 前記電子写真感光体の感光塗膜が、アル
    ミニウム素管の表面に、τ型無金属フタロシアニン、ブ
    チラール樹脂、および、テトラヒドロフランからなる混
    合液を塗布して電荷発生層を形成し、この電荷発生層の
    表面に、1−パラジエチルアミノフェニル、4−ジフェ
    ニル、3−ブタジエンと、ポリカーボネート、および、
    テトラヒドロフランからなる混合液を塗布して電荷輸送
    層を形成してなり、前記処理溶剤をテトラヒドロフラン
    としたことを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光
    体の塗膜端部処理方法。
  3. 【請求項3】 支持体の表面に感光塗膜が形成された電
    子写真感光体の塗膜端部処理装置であって、上方が開口
    され、内部に前記支持体の下端部を支持する保持部材が
    設置された処理層と、この処理層内に前記感光塗膜を軟
    化処理するための処理溶剤の供給ならびに排出をなす処
    理溶剤給排手段とによって構成されていることを特徴と
    する電子写真感光体の塗膜端部処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理溶剤給排手段が、前記処理溶剤
    が貯留された溶剤タンクと、この溶剤タンク内の処理溶
    剤を前記処理層へ送り込むポンプと、この処理層内の処
    理溶剤を溶剤タンク内に回収する溶剤排出機構とによっ
    て構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電
    子写真感光体の塗膜端部処理装置。
  5. 【請求項5】 前記溶剤タンクが前記処理層の下方に設
    置されているとともに、前記溶液排出機構が、前記溶剤
    タンクの下部と前記溶剤タンクとを連通させる溶剤回収
    パイプと、この溶剤回収パイプに設けられた開閉バルブ
    とによって構成されていることを特徴とする請求項4に
    記載の電子写真感光体の塗膜端部処理装置。
  6. 【請求項6】 前記溶剤タンクに、この溶剤タンクに処
    理溶剤を供給する際に、過剰の処理溶剤を回収するオー
    バーフロー層が設置されていることを特徴とする請求項
    4に記載の電子写真感光体の塗膜端部処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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