JPH11327026A - 磁気情報記録装置 - Google Patents

磁気情報記録装置

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JPH11327026A
JPH11327026A JP10151913A JP15191398A JPH11327026A JP H11327026 A JPH11327026 A JP H11327026A JP 10151913 A JP10151913 A JP 10151913A JP 15191398 A JP15191398 A JP 15191398A JP H11327026 A JPH11327026 A JP H11327026A
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recording
magnetic recording
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film
magnetic
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JP10151913A
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English (en)
Inventor
Yuichi Ariga
雄一 有賀
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ユーザーにとって待ち時間を無くすと共に、
フィルム1本の撮影時のみならず、複数本のフィルムへ
続けて撮影を行う場合でも、シャッタチャンスに強いカ
メラを提供する。 【解決手段】 記録手段による磁気記録の成否を判定す
る判定手段(#39,#40)と、フィルム給送時に、
記録手段に撮影情報の記録を行わせると共に、判定手段
により磁気記録の失敗である事が判定された場合は、磁
気記録の失敗とその駒の各情報を記録手段に記憶させる
記録制御手段(#31〜#38,#41〜#45)と、
磁気記録の失敗駒に磁気情報の再記録を指示する操作部
材とを有し、記録制御手段は、給送手段による磁気記録
を行う方向のフィルム給送が終了した後に、操作部材に
より磁気記録の再記録の指示の判定を行い、再記録の指
示が為されていた場合は、給送手段及び記録手段を制御
し、磁気記録の失敗駒に対して撮影情報を再記録させる
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムの磁気記
録部に各種の撮影情報を記録する磁気情報記録装置の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルムの巻き上げ時にフィ
ルムの磁気記録部に撮影情報を記録するカメラは知られ
ている。そして、この種のカメラにおいて、万が一、磁
気記録を失敗した場合の対策としての提案が、本出願人
より特開平8−332065号や特開平8−15267
0号において為されている。これらの提案においては、
撮影情報の記録の失敗を、磁気記録が終了する前にフィ
ルム給送が終了してしまうことによって検知し、この様
な場合には即座にその駒を巻き戻して再び磁気記録を行
う構成にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様に撮影情報の記録を失敗した場合には必ず再度記録し
直すという事は、その時の撮影状況によってはシャッタ
チャンスを逃しまう恐れがあった。
【0004】また、上記の様に磁気記録機能を有したカ
メラにおいて、撮影時には磁気記録するべき撮影情報を
メモリに一旦記憶しておき、フィルムの巻き戻し時に、
記憶しておいた撮影情報を読み出してそれぞれの駒に対
して磁気記録するといったカメラも提案されている。こ
の種のカメラにおいては、前述した様に再度記録し直す
為に次の駒に対してシャッタチャンスを逃すといった事
は生じない。しかし、例えば運動会やパーティー等の様
に、フィルムを交換しながら複数本続けて撮影するよう
な場合においては、巻き戻し時に正常に記録されなかっ
た駒に対して再度記録し直すといった動作を行った場
合、次のフィルムに早く交換したいのにそれができず、
折角のシャッタチャンスを逃してしまう恐れもあった。
特に再度記録し直す駒が複数駒存在した様な場合には顕
著であった。
【0005】ユーザーによっては、撮影情報を現像後に
書き換えるので撮影時には記録しなくても良いと考えて
いる場合もあり得るわけで、上記のシャッタチャンスを
逃してしまうといった問題点とともに、この様なユーザ
ーにとっても満足できるカメラが望まれていた。
【0006】(発明の目的)本発明の目的は、ユーザー
にとって磁気情報の再記録が無駄となるような待ち時間
を無くすと共に、フィルム1本の各駒についての撮影時
のみならず、複数本のフィルムへ続けて撮影を行うよう
な場合であっても、シャッタチャンスに強いカメラとす
ることのできる磁気情報記録装置を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するために、請
求項1及び3〜5記載の本発明において、フィルムの給
送を行う給送手段と、フィルムの磁気記録部に情報を記
録する記録手段と、前記磁気記録部に記録される撮影情
報を記憶する記憶手段と、前記記録手段による磁気記録
の成否を判定する判定手段と、フィルム給送時に、前記
記録手段に前記撮影情報の記録を行わせると共に、前記
判定手段により磁気記録の失敗である事が判定された場
合は、磁気記録の失敗とその駒の各情報を前記記録手段
に記憶させる記録制御手段と、磁気記録の失敗駒に磁気
情報の再記録を指示する操作部材とを有し、前記記録制
御手段は、前記給送手段による磁気記録を行う方向のフ
ィルム給送が終了した後に、前記操作部材により磁気記
録の再記録の指示が為されているか否かの判定を行い、
再記録の指示が為されていた場合は、前記磁気記録の失
敗とその駒の各情報に基づいて、前記給送手段及び前記
記録手段を制御し、前記磁気記録の失敗駒に対して前記
撮影情報を再記録させる磁気情報記録装置とするもので
ある。
【0008】上記目的を達成するために、請求項2〜5
記載の本発明において、フィルムの給送を行う給送手段
と、フィルムの磁気記録部に情報を記録する記録手段
と、前記磁気記録部に記録される撮影情報を記憶する記
憶手段と、前記記録手段による磁気記録の成否を判定す
る判定手段と、撮影終了して次の駒へのフィルム給送時
に、前記記録手段に前記撮影情報の記録を行わせる記録
制御手段とを有し、前記記録制御手段は、前記判定手段
により磁気記録の失敗が判定された場合は、磁気記録の
失敗とその駒の各情報を前記記録手段に記憶させてお
き、撮影時のフィルム給送方向とは逆方向のフィルム給
送時に、前記磁気記録の失敗とその駒の各情報に基づい
て、前記記録手段に、前記磁気記録の失敗駒に対して前
記撮影情報を再記録させる磁気情報記録装置とするもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の第1の形態に係るカ
メラの電気的構成を示すブロック図である。
【0011】同図において、1は全体の制御を行うマイ
クロコンピュータ(以下、CPUと記す)、2は撮影枚
数,日付,撮影モード等を表示する液晶表示部である。
3は撮影日時やコメント情報,撮影枚数等の各種の撮影
情報を記憶する記憶装置であり、ここではEEPROM
を用いている。4は撮影時の各種の情報をフィルムの磁
気記録部に記録する磁気ヘッド、5,6はフィルムに形
成されたパーフォレーションの位置を検知し、フィルム
の給送状態を検出するフォトリフレクタ(以下、フォト
リフレクタ5をPRa、フォトリフレクタ6をPRbと
も記す)。7はフィルム給送モータである。8はカメラ
のレリーズ釦の第1ストロークによりONするスイッチ
であり、このスイッチSW1がONすることにより測距
及び測光動作が行われる。9(SW2)は前記レリーズ
釦の第2ストロークによりONするスイッチであり、こ
のスイッチSW2がオンすることにより露光動作(撮影
動作)が行われ、続いてフィルムの巻き上げが行われ
る。10は撮影情報の再記録を指示する為の再記録スイ
ッチである。
【0012】図2は、上記カメラに具備される、フィル
ムの位置を検出するフォトリフレクタや磁気ヘッド等の
配置を示す斜視図である。
【0013】同図において、4は磁気ヘッド、5(PR
a),6(PRb)はフォトリフレクタ、7はフィルム
給送モータであり、何れも図1に示したものである。1
1はフィルムカートリッジ(以下、単にカートリッジと
記す)12に収納されるフィルムであり、カートリッジ
12がカメラに装填される前は、カートリッジスプール
に巻き取られて該カートリッジ12から出ていない状態
で格納されている。13はカートリッジスプールを回転
させるフォークギア、14はフィルム11をカメラ内に
巻き取るフィルム巻取りスプール、15,16はフィル
ム11に形成されたパーフォレーション、17はフィル
ム11に設けられた磁気記録部である。
【0014】18は前記フィルム巻取りスプール14を
回転させるスプールギアであり、フィルム給送モータ7
は図示されていないギヤとクラッチで前記フォークギア
13と連結されていて、クラッチによりフォークギア1
3とスプールギア18のどちらかを駆動するようになっ
ている。前記フィルム給送モータ7を巻き上げ方向に通
電している時には、フィルム11がフィルム巻取りスプ
ール14に巻き取られる前は、フォークギア13を巻き
上げ方向に駆動し、フィルム11がフィルム巻取りスプ
ール14に巻き取られるとクラッチが切り換わり、スプ
ールギア18を巻き上げ方向に駆動する。また、フィル
ム給送モータ7を巻き戻し方向に通電している時、カー
トリッジギア13を巻き戻し方向に駆動する。
【0015】前記フィルム11には、図2に示す様に、
1駒につき、2個のパーフォレーション15,16及び
磁気記録部17を有する。フォトリフレクタPRaは、
フィルム停止時は、パーフォレーション15に対し図2
に示す様に配置され、フォトリフレクタPRbはパーフ
ォレーション16の中央に位置するように配置される。
【0016】図3は、図1に示した液晶表示部2での巻
き戻し終了時の表示状態を示しており、同図において、
2aは撮影枚数を示すフィルムカウンタ部、2bはカー
トリッジ在否表示部、2cは磁気記録エラー表示部であ
る。
【0017】フィルム巻き戻し中は、カートリッジ在否
表示部2bは点灯し、磁気記録エラー表示部2cは消灯
しており、又フィルムカウンタ部2aには巻き戻したフ
ィルム枚数に応じて行われるダウンカウントの値が表示
される。そして、巻き戻しが終了すると、フィルムカウ
ンタ部2aでの表示は“ 0”となり、カートリッジ在
否表示部2bは点滅する。この時、全撮影駒に対して正
常に磁気記録が行われた場合には、磁気記録エラー表示
部2cは消灯したままであるが、1駒でも磁気記録が正
常に行われなかった駒がある場合には、該磁気記録エラ
ー表示部2cは点滅表示となり、ユーザーに磁気記録が
正常に行われなかった事を知らせるようになっている
(図3は、磁気記録が正常に行われなかった場合の表示
状態を示している)。
【0018】図4は、フィルム巻き戻し時のフォトリフ
レクタPRaとPRbの出力信号P3,P4とP1,P
2と磁気記録信号のタイミングチャートである。
【0019】P1はフォトリフレクタPRbの出力が
“暗”から“明”に変化した時の立ち上がり信号であ
り、このP1信号発生により磁気ヘッド4に対して逆通
電が開始される。P2はフォトリフレクタPRbの出力
が“明”から“暗”に変化した時の立ち下がり信号であ
り、このP2信号発生により磁気記録を開始する。図4
に拡大して示した「B5h」は、データを磁気記録する
場合の磁気ヘッド4への記録出力信号を示している。
【0020】上記の様な磁気記録信号はフォトリフレク
タPRaの出力が“暗”から“明”に変化した立ち上が
り信号P4が発生するまで数百bit 書き込まれる。つま
り、出力信号P4の発生が磁気記録の限界位置となって
いる。前記フォトリフレクタPRaの出力が“暗”から
“明”に変化する前(立ち上がり信号P4の発生前)に
磁気記録が終了すれば、“明”に変化するまでの間、磁
気ヘッド4には正通電がなされる。
【0021】もし、フィルム11の摩擦等による引っ掛
かりやフィルム給送系のギアの引っ掛かりなどによっ
て、撮影情報をフィルム11の磁気記録部17に記録し
きれなかった場合は、磁気記録NGフラグと磁気記録が
正常に行われなかった駒の番号がEEPROM3に記録
されるようになっている。
【0022】次に、上記構成におけるカメラの一連の撮
影動作について、図5のフローチャートにより説明す
る。
【0023】CPU1はステップ#1より動作を開始
し、まず、ステップ#2において、フィルムが装填され
ているか否かをカートリッジ12の在否により変化する
不図示のスイッチの状態より判別し、装填されていない
場合は装填されるまで待機する。その後、カートリッジ
12が装填された事を判別するとステップ#3へ進み、
公知のオートローディング、つまり装填されたカートリ
ッジ12よりフィルム11をフィルム巻取りスプール1
4に巻き取り、アパーチャ位置へ第1駒目が位置するよ
うにセットする。なお、オートローディングを開始する
前、装填されたカートリッジ12が未撮影フィルムかど
うかどうかを検出し、未撮影フィルムでは無い時には撮
影が行われないようにする。
【0024】次のステップ#4においては、スイッチS
W1がONされるのを待ち、該スイッチSW1がONす
るとステップ#5へ進み、不図示の測光回路及び測距回
路を駆動して測距情報及び測光情報を得ると共に、前記
測距情報に基づいて不図示の撮影レンズの合焦動作を行
う。次のステップ#6においては、スイッチSW2がO
Nされるのを待つ。なお、このフローでは図示していな
いが、この間に前記スイッチSW1がOFFされた場合
にはステップ#4へ戻る。
【0025】上記ステップ#6にてスイッチSW2がO
Nしたことを判別するとステップ#7へ進み、前記測光
情報に基づいて不図示の撮影回路を駆動してシャッタの
開閉制御及びストロボの発光制御を行う。つまり、露光
動作を行う。続くステップ#8においては、フィルム給
送モータ7を駆動して1駒分のフィルム巻き上げを行
う。この際、撮影日時,写真のアスペクト比,外光輝
度,フラッシュ発光の有無,撮影倍率等の撮影情報をE
EPROM3に記憶する。しかしこの時点ではフィルム
11上の磁気記録部17への記録はこの時点では行わな
い(この撮影情報は、後述する様に、フィルム巻き戻し
時に前記EEPROM3から読み出して磁気記録する事
になる)。
【0026】次のステップ#9においては、上記ステッ
プ#7にて撮影された駒がフィルムの最終駒であったか
どうかの判別をフィルムカウンタの値等により判別し、
最終駒で無かった場合はステップ#10へ進み、フィル
ムカウンタの値をインクリメントすると共に図3に示す
フィルムカウンタ部2aの表示を更新し、ステップ#4
へ戻り、以下同様の動作を最終駒(規定駒数)に達する
まで繰り返す。
【0027】その後、上記ステップ#9にて最終駒であ
ることを判別した場合はステップ#11へ進み、フィル
ム給送モータ7を巻き戻し方向に駆動し、フィルム11
の巻き戻しを開始し、この巻き戻し中に、前記EEPR
OM3に記憶されている撮影情報をフィルム11の磁気
記録部17に磁気記録する。そして、この時に磁気記録
が正常に行われなかった場合には、磁気記録NGフラグ
と記録が正常に行われなかった駒の番号をEEPROM
3の撮影情報記録エリアとは別のエリアに記憶する(こ
の動作については、図6及び図7により後述する)。
【0028】次のステップ#12においては、磁気記録
NGフラグの有無をEEPROM3内より確認し、該磁
気記録NGフラグがEEPROM3に記憶されていなか
った場合はステップ#17へ進み、カートリッジ12が
不図示の手段によりカートリッジ室外へ排出されるまで
待機し、カートリッジ室外へ排出されることによりステ
ップ#18へ進み、一連の動作を終了する。
【0029】一方、上記ステップ#12にて磁気記録N
Gフラグが記憶されていた場合はステップ#13へ進
み、撮影者に磁気記録が正常に行われなかった事を知ら
せる為、図3に示す磁気記録エラー表示部2cを点滅さ
せて警告する。そして、ステップ#14へ進み、カート
リッジ12の排出が終了していない間はステップ#15
へ進み、撮影情報の再記録を指示する再記録スイッチ1
0の状態を示し、ONされていなければステップ#14
へ戻り、以下同様の動作を繰り返し、カートリッジ12
の排出が終了するのを待機するが、前記再記録スイッチ
10がONされている場合はステップ#16へ進み、撮
影情報の再記録を行う。
【0030】この再記録では、EEPROM3に記録さ
れた磁気記録が正常に行われなかった駒の番号を読み出
し、この駒までフィルム11の巻き上げを行ってから再
度巻き戻しを開始し、この際に上記EEPROM3に記
憶していた撮影情報を再び磁気記録する。これにより、
前回はフィルム11の摩擦等による引っ掛かりやフィル
ム給送系のギアの引っ掛かりなどによって磁気記録を失
敗したとしても、今度は成功する可能性が高い。また、
前述した本出願人による先願(特開平8−152670
号)に開示されている様に、前回の磁気記録時と給送ス
ピードを変化させる構成にする事により、より確実に磁
気情報の記録を行うことができるものである。
【0031】なお、磁気記録が正常に行われなかった駒
が複数あった場合には、記録が正常に行われなかった駒
のうち、最大駒番号の位置までフィルム11を巻き上
げ、その駒に対して磁気記録を行い、次に記録が正常に
行われなかった駒まで巻き戻し、その駒に対して磁気記
録を行うという様にして、記録が正常に行われなかった
駒と記録が正常に行われなかった駒の間に、正常に行わ
れいる駒があったとしても、その駒に対しては新たな記
録は行わない。そして、再記録が終了したらステップ#
18へ進み、一連の動作を終了する。
【0032】次に、上記図5のステップ#11にて実行
されるフィルム巻き戻し時の動作について、図6のフロ
ーチャートにより説明する。
【0033】ステップ#21からフィルム巻き戻し動作
を開始し、まず、ステップ#22において、フィルム給
送モータ7へ巻き戻し方向への通電を開始する。そし
て、次のステップ#23において、巻き戻し時の最初の
駒に対し、前記EEPROM3に記憶していた、該駒に
対応する撮影情報を読み出し、磁気ヘッド4により磁気
記録する(詳細は、図7により行う)。この巻き戻し開
始直後は、撮影された最終駒に磁気記録を行うことにな
る。この最終駒の磁気記録が終了したらステップ#24
へ進み、不図示のフィルムカウンタをディクリメントす
ると共にフィルムカウンタ部2aの表示を更新する。
【0034】次のステップ#25においては、前記フィ
ルムカウンタの値が“0”になっているか否かを判別
し、“0”になっていなければステップ#23へ戻り、
以下同様にして次駒以降に対して磁気記録の動作を繰り
返す。その後、ステップ#25にてフィルムカウンタの
値が“0”になったことを判別するとステップ#26へ
進み、フィルム11がカートリッジ12内に巻き取られ
るのを待つ。そして、フィルム11がカートリッジ12
内に巻き取られたらステップ#27へ進み、カートリッ
ジ12のフィルム使用状態表示が“撮影終了”になるよ
うに所定時間(ディレイ時間)、フィルム給送モータ7
に対して同方向の通電を継続し、その後逆方向通電(ブ
レーキ通電)してフィルムの給送を止め、次のステップ
#28でこの巻き戻し動作を終了する。
【0035】図7は、上記図6のステップ#23にて実
行される磁気記録動作の詳細を示すフローチャートであ
り、図4を参照しながら説明する。
【0036】ステップ#31から磁気記録動作を開始
し、まず、ステップ#32においては、撮影時にEEP
ROM3に記録した撮影情報のうち、今磁気記録を行お
うとしている駒に対応した撮影情報を磁気記録するため
に読み出す。そして、次のステップ#33において、フ
ォトリフレクタPRbに立ち上がり信号が発生するまで
待機し、該立ち上がり信号を検出したらステップ#34
へ進み、ここではフォトリフレクタPRbに再度立ち上
がり信号P1(図4参照)が発生するまで待機する。そ
して、該P1信号の発生を検出したらステップ#35へ
進み、磁気ヘッド4に逆通電を開始し、磁気記録を行え
る状態にする。
【0037】次のステップ#36においては、フォトリ
フレクタPRbに立ち下がり信号P2が発生するまで待
機し、該P2信号の立ち下がりを検出するとステップ#
37へ進み、図4に示す様に磁気記録を開始する。この
時の磁気記録の信号の一例を、図4の拡大図で示した様
に、磁気ヘッド4への正通電と逆通電との時間の違いで
(“0”と“1”とで)示している。
【0038】次のステップ#38においては、フォトリ
フレクタPRaに立ち下がり信号P3が発生するまで待
機し、該P3信号の立ち下がりを検出するとステップ#
39へ進み、該ステップ#39及び次のステップ#40
においては、磁気記録中であり、かつ磁気記録が終了し
ないうちにフォトリフレクタPRaに立ち上がり信号P
4が発生したか否かを検出し、もし磁気記録が終了する
まで前記P4信号の発生を検出しなかった場合(図4の
P3のタイミング参照)は、ステップ#40からステッ
プ#41へ進み、磁気ヘッド4に正通電を開始する。そ
して、次のステップ#42において、フォトリフレクタ
PRaにP4信号が発生するのを待ち、該P4信号が発
生するとステップ#44へ進み、磁気ヘッド4への通電
を停止し、次のステップ#45において、1駒分の磁気
記録動作を終了する。以上が、正常に磁気記録が行われ
た場合である。
【0039】一方、正常に磁気記録が行われなかった場
合は、上記ステップ#40にて磁気記録の終了が検出さ
れる前に、ステップ#39にて前記P4信号の発生が検
出される事になる。この場合はステップ#39からステ
ップ#43へ進み、ここでは磁気記録NGフラグとこの
磁気記録が正常に行われなかった駒の番号をEEPRO
M3内に記憶する。そして、次のステップ#44におい
て、磁気記録の途中であっても磁気ヘッド4への通電を
停止し、磁気記録を中断して、次のステップ#45にて
1駒分の磁気記録動作を終了する。つまり、この場合は
撮影情報の一部が記録されないまま、この磁気記録動作
を終了する事になる。
【0040】上記の実施の第1の形態においては、磁気
情報の記録が終了しないうちにフィルム給送信号が来た
場合には、フィルムの巻き戻し時に撮影情報の磁気記録
を行うようにしている為、磁気記録の失敗をしても次の
駒の撮影時にシャッタチャンスを逃すといった事は当然
生じない。
【0041】また、フィルム巻き戻し時において、磁気
情報の記録が終了しないうちにフィルム給送信号が来た
場合には、磁気記録が失敗したと判定して、磁気記録N
Gフラグとその駒番号を記憶しておき、フィルム巻き戻
し後にユーザーに再記録を行うか否かの判断を任せ、再
記録の指示があった場合にのみ、その駒まで給送して再
記録を行う様にしているので、例えば運動会やパーティ
ー等の様に、フィルムを交換しながら複数本続けて撮影
するような場合においても、次のフィルムに早く交換し
たいのにそれができず、折角のシャッタチャンスを逃し
てしまう恐れもなくなり、シャッタチャンスに強いカメ
ラになると共に、撮影情報を撮影時等には記録しなくて
も良いと考えているユーザーにとっても無駄な時間を浪
費することの無いカメラとすることができる。
【0042】(実施の第2の形態)図8〜図11は本発
明の実施の第2の形態に係るカメラの動作を示すフロー
チャートである。なお、カメラの構成は上記実施の第1
の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0043】図12は、フィルム巻き上げ時のフォトリ
フレクタPRaとPRbの出力信号P14,P13とP
11,P12と磁気記録信号のタイミングチャートであ
る。
【0044】P15はフォトリフレクタPRaの出力が
“暗”から“明”に変化した時の立ち上がり信号であ
る。又P14はフォトリフレクタPRaの出力が“明”
から“暗”に変化した時の立ち下がり信号であり、この
P14信号発生により磁気ヘッド4に対して正通電が開
始される。P12はフォトリフレクタPRbの出力が
“暗”から“明”に変化した時の立ち上がり信号であ
る。又P11はフォトリフレクタPRbの出力が“明”
から“暗”に変化した時の立ち下がり信号であり、この
P11信号発生が磁気記録限界位置となる。
【0045】次に、図8は本発明の実施の第2の形態に
係るカメラの一連の動作を示すフローチャートであり、
以下これにしたがって説明する。
【0046】CPU1はステップ#51より動作を開始
し、まず、ステップ#52において、フィルムが装填さ
れているか否かをカートリッジ12の在否により変化す
る不図示のスイッチの状態より判別し、装填されていな
い場合は装填されるまで待機する。その後、カートリッ
ジ12が装填された事を判別するとステップ#53へ進
み、公知のオートローディング、つまり装填されたカー
トリッジ12よりフィルム11をフィルム巻取りスプー
ル14に巻き取り、所定の位置へ1駒目が位置するよう
にセットする。なお、オートローディングを開始する
前、装填されたカートリッジ12が未撮影フィルムかど
うかどうかを検出し、未撮影フィルムでは無い時には撮
影が行われないようにする。
【0047】次のステップ#54においては、スイッチ
SW1がONされるのを待ち、該スイッチSW1がON
するとステップ#55へ進み、不図示の測光回路及び測
距回路を駆動して測距情報及び測光情報を得ると共に、
前記測距情報に基づいて不図示の撮影レンズの合焦動作
を行う。次のステップ#56においては、スイッチSW
2がONされるのを待つ。なお、このフローでは図示し
ていないが、この間に前記スイッチSW1がOFFされ
た場合にはステップ#4へ戻る。
【0048】上記ステップ#56にてスイッチSW2が
ONしたことを判別すると、ステップ#57へ進み、前
記測光情報に基づいて不図示の撮影回路を駆動してシャ
ッタの開閉制御及びストロボの発光制御を行う。つま
り、露光動作を行う。続くステップ#58においては、
フィルム給送モータ7を駆動して1駒分のフィルム巻き
上げを行う。この際、撮影日時,写真のアスペクト比,
外光輝度,フラッシュ発光の有無,撮影倍率等の撮影情
報をEEPROM3に記憶し、フィルム11上の磁気記
録部17への記録はこの時点では行わない(この撮影情
報は、後述する様に、フィルム巻き戻し時に前記EEP
ROM3から読み出して磁気記録する事になる)。
【0049】次のステップ#59においては、上記ステ
ップ#57にて撮影された駒がフィルムの最終駒であっ
たかどうかの判別をフィルムカウンタの値等により判別
し、最終駒で無かった場合はステップ#60へ進み、フ
ィルムカウンタの値をインクリメントすると共に図3に
示すフィルムカウンタ部2aの表示を更新し、ステップ
#54へ戻り、以下同様の動作を最終駒(規定駒数)に
達するまで繰り返す。
【0050】その後、上記ステップ#59にて最終駒で
あることを判別した場合はステップ#61へ進み、フィ
ルム給送モータ7を巻き戻し方向に駆動してフィルム1
1の巻き戻しを行い、次のステップ#62において、一
連の動作を終了する。
【0051】次に、上記図8のステップ#58にて実行
されるフィルム巻き上げ時の動作について、図12を参
照しながら図9のフローチャートにより説明する。
【0052】ステップ#71からフィルムの巻き上げ動
作を開始し、まず、ステップ#72においては、撮影時
の情報をEEPROM3に記憶する。これは、万が一、
磁気記録中に電池の脱落等で電圧が降下し揮発性メモリ
の情報が初期化された時でも、電圧が復帰した時に再び
磁気記録が再開出来るようにする為である。次のステッ
プ#73においては、フィルム給送モータ7へ巻き上げ
方向への通電を開始する。そして、次のステップ#74
において、フォトリフレクタPRaに立ち下がり信号P
14(図12参照)が発生するまで待機し、該立ち上が
り信号P14が発生したことを検出するとステップ#7
5へ進み、磁気ヘッド4に正通電を開始し、次のステッ
プ#76において、所定時間(図12のP13のタイミ
ングまで)待機し、続くステップ#77において、フィ
ルム11の磁気記録部17へ磁気ヘッド4により撮影情
報の磁気記録を開始する。
【0053】次のステップ#78及びステップ#80に
おいては、磁気記録が終了する前にフォトリフレクタP
Rbに立ち下がり信号P11が発生するか否かを検出
し、もしフォトリフレクタPRbに立ち下がり信号P1
1が発生した場合、つまり1駒に正常に磁気記録が行わ
れなかった場合はステップ#79へ進み、ここでは磁気
記録NGフラグとこの磁気記録が正常に行われなかった
駒の番号をEEPROM3内に記憶し、ステップ#83
へ進む。
【0054】一方、磁気記録が終了する前にフォトリフ
レクタPRbに立ち下がり信号P11が発生しなかった
場合は、ステップ#80からステップ#81へ進み、磁
気ヘッド4に逆通電を開始する。そして、次のステップ
#82において、フォトリフレクタPRbに立ち下がり
信号P11が発生するまで待機し、該立ち下がり信号P
11を検出したらステップ#83へ進み、前記磁気ヘッ
ド4への通電を停止し、次のステップ#84において、
所定の時間(ディレイ時間)巻き上げ動作を継続してか
らブレーキ通電を行い、次のステップ#85において、
フィルムの巻き上げを終了する。
【0055】次に、上記図8のステップ#61のフィル
ム巻き戻し動作について、図10のフローチャートによ
り説明する。
【0056】ステップ#91を介して次のステップ#9
2において、フィルム給送モータ7を巻き戻し方向へ通
電を開始する。そして、次のステップ#93において、
巻き戻し時の最初の駒に対して、フィルム巻き上げ時に
磁気記録NGフラグがEEPROM3に記憶されている
かどうかを判定する。この結果、磁気記録NGフラグが
記憶されている場合にはステップ#94へ進み、この駒
の撮影時の撮影情報をEEPROM3から読み出し、フ
ィルム巻き戻し時に該駒の磁気記録部17に磁気記録を
再度行う(詳細は、図11にて後述する)。また、上記
ステップ#93にて磁気記録NGフラグが記憶されてい
ない場合にはステップ#95へ進み、磁気記録は行わず
フィルム11を単に1駒分巻き戻す動作を行う。
【0057】その後は何れもステップ#96へ進み、フ
ィルムカウンタをディクリメントし、続くステップ#2
7において、フィルムカウンタが“0”になっているか
否かを判定し、“0”になっていなければステップ#9
3へ戻り、以下同様の動作を繰り返す。つまり、以降の
駒に対して、巻き上げ時に磁気記録NGフラグがEEP
ROM3に記憶されていれば、再記録を行う動作を実行
する。
【0058】そして、ステップ#97において、フィル
ムカウンタが“ 0”になった事を判定するとステップ
#98へ進み、ここではフィルム11がカートリッジ1
2内に巻き取られるのを待つ。フィルム11が巻き取ら
れたらステップ#99へ進み、カートリッジ12のフィ
ルム使用状態表示が“撮影終了”になるように所定の時
間待機した後にフィルム給送モータ7へブレーキ通電し
て給送を止め、ステップ#100で巻き戻しシーケンス
を終了する。
【0059】次に、上記図10のステップ#94におい
て実行されるフィルム巻き戻し中における磁気記録NG
フラグがある駒に対する磁気記録の動作について、図1
1のフローチャートにより説明する。
【0060】ステップ#101から磁気記録動作を開始
し、まず、ステップ#102においては、撮影時にEE
PROM3に記録した撮影情報のうち、今磁気記録を行
おうとしている駒に対応した撮影情報を磁気記録するた
めに読み出す。そして、次のステップ#103におい
て、フォトリフレクタPRbに立ち上がり信号が発生す
るまで待機し、該立ち上がり信号を検出したらステップ
#104へ進み、ここではフォトリフレクタPRbに再
度立ち上がり信号(図4のP1に相当する)が発生する
まで待機する。そして、該立ち上がり信号の発生を検出
したらステップ#105へ進み、磁気ヘッド4に逆通電
を開始し、磁気記録を行える状態にする。
【0061】次のステップ#106においては、フォト
リフレクタPRbに立ち下がり信号(図4のP2に相当
する)が発生するまで待機し、該立ち下がり信号を検出
するとステップ#107へ進み、磁気記録を開始する。
次のステップ#108においては、フォトリフレクタP
Raに立ち上がり信号が発生するまで待機し、該立ち上
がり信号を検出するとステップ#109へ進み、該ステ
ップ#109及び次のステップ#111において、磁気
記録中であり、かつ磁気記録が終了しないうちにフォト
リフレクタPRaに立ち上がり信号が発生したか否かを
検出し、磁気記録が終了するまで前記この立ち上がり信
号の発生を検出しなかった場合、ステップ#111から
ステップ#112へ進み、磁気ヘッド4に正通電を開始
する(図4のP3に相当)。そして、次のステップ#1
13において、フォトリフレクタPRaに立ち上がり信
号(図4のP4に相当する)が発生するのを待ち、該立
ち上がり信号が発生するとステップ#114へ進み、磁
気ヘッド4への通電を停止し、次のステップ#115に
おいて、磁気記録の動作を終了する。以上が、磁気記録
NGフラグがある駒に対する再記録が行われた場合であ
る。
【0062】一方、磁気記録NGフラグがある駒に対す
る再記録が正常に行われなかった場合は、ステップ#1
09からステップ#110へ進み、ここでは再度磁気記
録をやり直す為にステップ#103へ戻り、以下同様の
動作を繰り返すことになる。
【0063】上記の実施の第2の形態においては、フィ
ルムの巻き上げ時において、磁気情報の記録が終了しな
いうちにフィルム給送信号が来た場合には、磁気記録が
失敗したと判定して、磁気記録NGフラグとその駒番号
を記憶しておき、フィルムの巻き戻し時に、前記磁気記
録NGフラグが立っている駒に対しては、撮影情報の再
記録を実行するようにしている為、磁気記録の失敗をし
た為に次駒の撮影時にシャッタチャンスを逃してしまう
といった不都合を生じる事は無い。
【0064】また、再記録を行う動作が終了するまで待
機する必要が無くなる為、次の撮影に速写性が要求され
ない場合であっても、上記の待機時間を無くすことがで
きるので、次の撮影チャンスを狙うフレーミング操作へ
の移行をスムーズに行える等、その効果は絶大である。
【0065】(発明と実施の形態の対応)上記実施の各
形態において、フィルム給送モータ7が本発明の給送手
段に、磁気ヘッド4が本発明の記録手段に、EEPRO
M3が本発明の記憶手段に、磁気記録スイッチ10が本
発明の操作部材に、液晶表示部2が本発明の表示手段
に、それぞれ相当する。
【0066】また、CPU1の図7のステップ#39,
#40の動作を行う部分や、図9のステップ#78,#
80の動作を行う部分が本発明の判定手段に相当し、C
PU1の図7のステップ#39,#40を除く、ステッ
プ#31〜#41の動作を行う部分や、図9のステップ
#78,#80を除く、ステップ#71〜#85の動作
を行う部分が本発明の記録制御手段に相当する。
【0067】(変形例)上記実施の各形態においては、
磁気記録を失敗を、磁気情報の記録が終了する前に、フ
ィルムの1駒の給送終了信号が発生する事により判定す
るようにしているが、これに限定されるものではなく、
磁気ヘッドの出力信号を監視する事によって判定する
等、何れの方法であっても構わない。
【0068】本発明は、レンズシャッタカメラのみなら
ず、一眼レフカメラやその他の磁気情報を記憶する機能
を有したカメラであれば同様に適用できるものである。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザーにとって磁気情報の再記録が無駄となるような
待ち時間を無くすと共に、フィルム1本の各駒について
の撮影時のみならず、複数本のフィルムへ続けて撮影を
行うような場合であっても、シャッタチャンスに強いカ
メラとすることができる磁気情報記録装置を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの電気
的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態に係るカメラに具備
されるフォトリフレクタや磁気ヘッドの配置を示す斜視
図である。
【図3】図1の液晶表示部において撮影情報の磁気記録
が正常に行われなかった場合の表示状態を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係るカメラにおい
てフィルム巻き戻し時の各フォトリフレクタの出力信号
と磁気記録信号を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの一連
の動作を示すフローチャートである。
【図6】図5のステップ#11でのフィルム巻き戻し動
作の詳細を示すフローチャートである。
【図7】図6のステップ#23での磁気記録時の動作を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの一連
の動作を示すフローチャートである。
【図9】図8のステップ#58でのフィルム巻き上げ動
作の詳細を示すフローチャートである。
【図10】図8のステップ#61でのフィルム巻き戻し
動作の詳細を示すフローチャートである。
【図11】図10のステップ#94での磁気記録時の動
作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の第2の形態に係るカメラにお
いてフィルム巻き上げ時の各フォトリフレクタの出力信
号と磁気記録信号を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 液晶表示部 3 EEPROM 4 磁気ヘッド 5, 6 フォトリフレクタ(PRa,PRb) 7 フィルム給送用モータ 10 磁気記録スイッチ 11 フィルム 15, 16 パーフォレーション 17 磁気記録部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの給送を行う給送手段と、フィ
    ルムの磁気記録部に情報を記録する記録手段と、前記磁
    気記録部に記録される撮影情報を記憶する記憶手段と、
    前記記録手段による磁気記録の成否を判定する判定手段
    と、フィルム給送時に、前記記録手段に前記撮影情報の
    記録を行わせると共に、前記判定手段により磁気記録の
    失敗である事が判定された場合は、磁気記録の失敗とそ
    の駒の各情報を前記記録手段に記憶させる記録制御手段
    と、磁気記録の失敗駒に磁気情報の再記録を指示する操
    作部材とを有し、 前記記録制御手段は、前記給送手段による磁気記録を行
    う方向のフィルム給送が終了した後に、前記操作部材に
    より磁気記録の再記録の指示が為されているか否かの判
    定を行い、再記録の指示が為されていた場合は、前記磁
    気記録の失敗とその駒の各情報に基づいて、前記給送手
    段及び前記記録手段を制御し、前記磁気記録の失敗駒に
    対して前記撮影情報を再記録させることを特徴とする磁
    気情報記録装置。
  2. 【請求項2】 フィルムの給送を行う給送手段と、フィ
    ルムの磁気記録部に情報を記録する記録手段と、前記磁
    気記録部に記録される撮影情報を記憶する記憶手段と、
    前記記録手段による磁気記録の成否を判定する判定手段
    と、撮影終了して次の駒へのフィルム給送時に、前記記
    録手段に前記撮影情報の記録を行わせる記録制御手段と
    を有し、 前記記録制御手段は、前記判定手段により磁気記録の失
    敗が判定された場合は、磁気記録の失敗とその駒の各情
    報を前記記録手段に記憶させておき、撮影時のフィルム
    給送方向とは逆方向のフィルム給送時に、前記磁気記録
    の失敗とその駒の各情報に基づいて、前記記録手段に、
    前記磁気記録の失敗駒に対して前記撮影情報を再記録さ
    せることを特徴とする磁気情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、磁気情報の記録が終了
    する前に、フィルムの1駒の給送終了信号が発生する事
    により、磁気記録が失敗したことを判定することを特徴
    とする請求項1又は2記載の磁気情報記録装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段にて磁気記録の失敗が判定
    された場合は、その旨の警告表示を行う表示手段を有し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の磁気情報記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、電源の供給が停止して
    も記憶内容が保持できる不揮発性メモリであることを特
    徴とする請求項1又は2記載の磁気情報記録装置。
JP10151913A 1998-05-18 1998-05-18 磁気情報記録装置 Pending JPH11327026A (ja)

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JP10151913A JPH11327026A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 磁気情報記録装置

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