JP3876548B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はシャッタに異常が生じたとき、その異常を撮影者に不安を与えることなく認識させることができるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
シャッタに異常が生じたときに、撮影動作を禁止して自動的にレンズ鏡胴を収納位置に移動させたり、フィルムの巻き戻しを行わせたりするカメラが特開平1−239528号公報に開示されている。
【0003】
また、撮影状態にした際に撮影レンズの前方に位置するバリヤを開放し、非撮影状態にした際に閉鎖するように電動で駆動するバリヤを有したカメラも知られている。このようなバリヤ付カメラにおいて、撮影動作中に異常が発生したとき、自動的にバリヤを閉鎖することで以降の撮影ができなくなるようにしたカメラも知られている。
【0004】
また、カメラの異常が発生した際、以降の撮影動作を禁止して自動的にストロボを通常とは異なる発光、例えば間欠連続発光をさせることで、異常発生を操作者に認識させるカメラも知られている。
【0005】
更に、シャッタの異常発生が複数回発生したときに、撮影動作を禁止して自動的にレンズ鏡胴を収納位置に移動させたり、フィルムの巻き戻しを行わせたりするカメラが特開平1−204035号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの従来技術に関しては、シャッタの異常と判断した後、直ちにレンズ鏡胴の収納動作、フィルムの巻き戻し動作、若しくはバリヤの閉じ動作といった通常の撮影時には動作しない、撮影者にとっては予測し得ない動作をカメラが行うことになり、撮影者に不安を与えてしまうという問題がある。更に、シャッタの異常が発生したときに、ストロボを通常と異なる間欠連続発光をさせて異常発生を促しても、特に最近は赤目軽減を目的として撮影前に発光させるプリ発光や、多重撮影と目的とした連続発光等のストロボ発光方式も用いられているので、このようなストロボ発光と混同する恐れがある。
【0007】
また、シャッタの動作は極く短時間の間に行われる動作であるので、従来技術の如く直ちに巻き戻しやレンズ鏡胴の収納などの他の動作を行うと、その原因がシャッタであると判断し難くなる。その際、修理のために、カバ−を外したときにストロボユニットが露出し、感電等の思わぬ事故を生じる恐れがある。更に、シャッタが開放停止といった異常動作では、巻き戻しを行ってしまうと露光済みの写真が二重露光になってしまう恐れがある。
【0008】
更に、特開平1−204035号公報に開示の技術によれば、プランジャの故障やフォトカプラの動作不良によりたまたま生じた第1回目のシャッタの異常の場合はその情報を撮影者には知らせずにそのまま通常の撮影動作を許可し、第2回目の撮影においてシャッタの異常を検出した場合に初めてシャッタの異常と判断し、その時点で撮影動作を禁止する構成であるため、貴重なシャッタチャンスの撮影をシャッタが異常の可能性の高い状態で撮影することになってしまう。
【0009】
また、シャッタの異常を検知した後、直ちにレンズ鏡胴の収納動作やフィルムの巻き戻し動作という通常の撮影時には動作しない、撮影者にとっては予測できない動作をカメラが行ってしまうので、撮影者に不安を与えてしまうこととなる。
【0010】
更に、シャッタに異常が発生した場合にサ−ビス部門に修理を依頼することが一般的で、この場合はカメラから装填中のフィルムを取出す必要がある。しかしこのままフィルム巻き戻しを自動で行った場合、二重露光を生じてしまう恐れがある。
【0011】
本発明は以上の諸問題に鑑みてなされたものであり、操作者に不安を与えることなく、シャッタの異常を操作者に認識させた上で所定の動作を行わせることができるカメラを提供することを発明の目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的は下記の何れかの手段により解決される。
(1)撮影可能な突出位置と撮影不可能な収納位置との間を移動可能に設けられたレンズ鏡胴と、該レンズ鏡胴を移動させる鏡胴移動手段とを有するカメラにおいて、撮影動作の開始を指示する操作部材の操作によって駆動されるシャッタの異常動作を判定する判定手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して警告表示を行う警告手段と、該判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して以降の撮影動作を禁止する禁止手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して計時を開始する計時手段と、該計時手段が所定時間を計時したときに前記鏡胴移動手段を駆動して前記レンズ鏡胴を前記突出位置から前記収納位置に移動させる鏡胴移動制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。
(2)発光可能な突出位置と発光不可能な収納位置との間を移動可能に設けられたストロボ発光部と、該ストロボ発光部を移動させる発光部移動手段とを有するカメラにおいて、撮影動作の開始を指示する操作部材の操作によって駆動されるシャッタの異常動作を判定する判定手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して警告表示を行う警告手段と、該判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して以降の撮影動作を禁止する禁止手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して計時を開始する計時手段と、該計時手段が所定時間を計時したときに前記発光部移動手段を駆動して前記ストロボ発光部を前記突出位置から前記収納位置に移動させる発光部移動制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。
(3)撮影レンズの前方を開放した開放位置と撮影レンズの前面を被覆した閉鎖位置との間を移動可能に設けたレンズバリヤと、該バリヤを移動させるバリヤ移動手段とを有するカメラにおいて、撮影動作の開始を指示する操作部材の操作によって駆動されるシャッタの異常動作を判定する判定手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して警告表示を行う警告手段と、該判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して以降の撮影動作を禁止する禁止手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して計時を開始する計時手段と、該計時手段が所定時間を計時したときに前記バリヤ移動手段を駆動して前記レンズバリヤを前記開放位置から前記閉鎖位置に移動させるバリヤ移動制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。
【0046】
【発明の実施の形態】
本発明のカメラにおける実施の形態を図を参照して詳細に説明する。
【0047】
先ず、カメラの一実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。図1はカメラの上面図、図2はカメラの正面図、図3はカメラの右側面図、図4はストロボ発光部が突出した状態のカメラの正面図、図5はストロボ発光部が突出した状態のカメラの右側面図である。
【0048】
本カメラはIX240フィルム(APSフィルム)を用いるカメラである。撮影レンズは非撮影時にはカメラ本体内に収納され、撮影時には突出する。また、撮影レンズの前方にて開閉するバリヤが設けられ、撮影レンズが収納されたときはバリヤが閉鎖され、撮影レンズが突出したときはバリヤが開放する。更に、リトラクタブルタイプのストロボ発光部を内蔵しており、撮影レンズの移動と連動して、ストロボ発光部が非撮影時にはカメラ本体内に収納され、撮影時には突出する。
【0049】
本カメラは非撮影時には図1乃至図3の如き状態であるが、図1に示すメインスイッチ釦1を押すと、各回路に電源が供給されて図4及び図5の如く、図2に示すバリヤ2が開放し、撮影レンズLを保持する鏡胴3が突出して撮影状態になる。また、鏡胴3の突出に連動してストロボの発光枠4が回動し、内部の発光部5が突出する。
【0050】
なお、各図に示した外観部品の中で主要部品としては、11はレリーズ釦、12は液晶パネルからなり、撮影駒数や撮影モードを表示すると共に、後述するようにシャッタに異常が生じたときにその異常を警告表示する表示板(請求項22における警告手段)、13はズーミング操作を行うズームレバー、14は撮影モード切替ダイヤル、15はファインダ窓、16は測距や測光を行う素子を被覆したパネルである。
【0051】
次に、本カメラの回路構成のブロック図を図6に基づいて説明する。
【0052】
制御回路21は各回路を後述するフローチャートの如く制御する回路であり、全ての回路に対して出力若しくは入力を行う。そして、シャッタを異常と判定したときは後述する各モータの駆動制御を行う。22は被写体距離を測定する測距回路、23は被写体輝度を測光する測光回路、24は測光回路22の測光値に基づいてシャッタの露光時間を演算する露光時間演算回路である。25はシャッタにエラー、即ち異常が生じたときにエラーフラグをセットするメモリ、監視タイマ26は所定の時間内におけるシャッタの動作を監視するために、その所定の時間をカウントするタイマ、警告表示部27は表示板12に相当し、シャッタ異常が生じたときに警告表示する。
【0053】
M−SWはメインスイッチ釦1の操作によってオンになり、全ての回路に電源を供給するスイッチ、S1−SWはレリーズ釦11の第1段の押圧によってオンになるスイッチ、S2−SWはレリーズ釦11の第2段の押圧によってオンになるスイッチである。
【0054】
28は電池電圧を300V程度に昇圧するストロボの昇圧回路、29はストロボを発光させる発光回路、30はメインコンデンサの電荷を放電させる放電回路である。
【0055】
磁気書込回路31は磁気ヘッド32によりフィルムの磁気層に所定の情報を磁気記録する。フィルムモータ回路33はフィルム駆動モータ34を駆動してフィルム巻き上げ、フィルム巻き戻しを行う。バリヤ駆動回路35はバリヤ駆動モータ36を駆動してバリヤの開閉を行う。鏡胴駆動回路37は鏡胴駆動モータ38を駆動してレンズ鏡胴を撮影時には突出させ、非撮影時には収納させる。発光部駆動回路39は発光部駆動モータ40を駆動してストロボの発光部4をストロボ撮影時には突出させ、非ストロボ撮影時には収納させる。シャッタ駆動回路41はシャッタ駆動モータ42の正転・逆転により後述するシャッタを開放動作と閉鎖動作とを行なわさせる。
【0056】
43はフォトインタラプタであり、シャッタの動作状態検出回路44を介してHレベル若しくはLレベルの信号を出力する。
【0057】
なお、本発明における鏡胴移動手段は鏡胴駆動モータ38、鏡胴移動制御手段は鏡胴駆動回路37と制御回路21に相当する。発光部移動手段は発光部駆動モータ40、発光部移動制御手段は発光部駆動回路39と制御回路21に相当する。バリヤ移動手段はバリヤ駆動モータ36、バリヤ移動制御手段はバリヤ駆動回路35と制御回路21に相当する。
【0058】
次に、シャッタが異常動作をしたときに対処する二つの実施の形態をフローチャートに従って説明する。
【0059】
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態を図7乃至図13に基づいて説明する。
【0060】
図7は撮影準備からレリーズ釦の第1段のスイッチの押圧までのフローチャートである。同フローチャートにおいて、前述のメインスイッチ釦1を押してメインスイッチM−SWをオンすると(101のON)、シャッタ異常を示すエラーフラグの有無をエラーフラグメモリ25より検出し(102)、エラーフラグを検出すれば(102のY)、表示板12にシャッタ異常があることを示す警告表示を行って(103)、終了する。
【0061】
なお、エラーフラグはE2PROM等の不揮発性メモリに記憶されれば仮に電池が抜脱されてもフラグの内容が記憶されるので、サービス部門等でカメラの修理を行う場合にそのエラーフラグを参照してシャッタの異常を確認することができる。
【0062】
エラーフラグを検出しなければ(102のN)、バリヤ2を閉鎖状態から開放し(104)、続いて撮影レンズLを保持する鏡胴3を撮影位置まで繰り出す(105)。なお、撮影レンズLがズームレンズのときは、撮影可能な最も広角の位置まで繰り出し、その後はズームレバー13を適宜操作してズーミングすればよい。また、鏡胴3の繰り出しに連動してストロボの発光部5が突出する(106)。そして、ストロボ昇圧回路28によりメインコンデンサに充電を行う(107)。
【0063】
なお、ストロボ昇圧回路28はメインコンデンサへの充電が完了すると充電動作を停止するように構成されている。
【0064】
これで撮影可能な状態になったので、被写体にカメラを向けてレリーズ釦11(本発明における撮影動作の開始を指示する操作部材)を押すことになるが、レリーズ釦11の第1段の押圧でS1−SWがオンになると(111のON)、測距回路22にて自動焦点合わせのために被写体の距離を測定し(112)、同時に測光回路23にて被写体の輝度の測定、即ち測光を行う(113)。そして、露光時間演算回路24にて測光値に応じたシャッタの露光時間を演算する(114)。
【0065】
ここで、本発明に用いるシャッタを図8に基づいて説明する。図8はシャッタの正面図である。
【0066】
本シャッタはレンズシャッタであり、シャッタ羽根51とシャッタ羽根52との2枚のシャッタ羽根から構成されている。なお、シャッタ羽根とは別に絞り羽根を設けてもよいし、シャッタ羽根と絞り羽根とを兼用にしてもよい。そして、シャッタ羽根51は支軸53を中心に往復回動し、シャッタ羽根52は支軸54を中心に往復回動する。支軸53と支軸54とから等距離の位置にはシャッタ駆動ピン55が配置され、シャッタ羽根51の長孔51aと、シャッタ羽根52の長孔52aとに同時に貫通している。なお、図8の状態はシャッタ羽根51とシャッタ羽根52とにより開口部56を閉鎖してフィルムに対して外光を遮蔽した状態である。
【0067】
次に、シャッタ駆動モータ42を駆動すると、シャッタ駆動ピン55は支軸53と支軸54とを結ぶ直線に対して直交する方向に往復移動する。シャッタ駆動ピン55が図の下方に移動したときは、シャッタ羽根51が時計方向に回動すると共にし、シャッタ羽根52が反時計方向に回動して開口部56を開放する。続いて、シャッタ駆動モータ42を逆転すると、シャッタ羽根51とシャッタ羽根52は逆方向に回動し、開口部56を閉鎖する。
【0068】
従って、シャッタの開口特性は周知の如く、開口部56を完全に開放する前に閉鎖すれば三角形となり、開口部56を開放した後に閉鎖すれば台形となる。
【0069】
また、シャッタ羽根51の先端部51bが回動する領域には、発光ダイオードと受光トランジスタから構成されるフォトインタラプタ43が配置されている。そして、フォトインタラプタ43の信号は動作状態検出回路44からPI信号として制御回路21へ出力される。シャッタが駆動される前は、発光ダイオードから受光トランジスタへの光路を遮るものはないので、PI信号はLレベルであるが、シャッタが駆動され、開口部56が開放され始めると同時にシャッタ羽根51の先端部51bにより発光ダイオードから受光トランジスタへの光路を遮るので、PI信号はHレベルとなる。
【0070】
そして、PI信号がHレベルである時間を計測すれば、シャッタの露光時間に相当する。従って、シャッタが正常に作動していれば、PI信号がHレベルである時間は測光値を露光時間演算回路24が演算した露光時間に略等しい値となる。従って、PI信号がHレベルである時間が測光値から演算された露光時間と大きく相違するようであれば、シャッタに何らかの異常が生じたことが判る。
【0071】
続いて、レリーズ釦の第2段のスイッチの押圧以降を示すフローチャートを図9により説明する。
【0072】
レリーズ釦を押圧して第2段のスイッチであるS2−SWがオンすると(121)、制御回路21がS2−SWのオンを検知する。そして、制御回路21は測光結果に基づいてシャッタに所定の露光時間の開口動作を行わせるためにシャッタ駆動回路41へ開信号を出力し、これによりシャッタ駆動モータ42が駆動するので、シャッタ羽根51,52が回動し、シャッタは開動作を開始する(122)。そして、シャッタ羽根51の開動作を開始してからの所定の監視時間を監視タイマ26がカウントし、制御回路21へ出力する。(123)。
【0073】
続いて、シャッタ羽根51がフォトインタラプタ43の光路を確実に遮蔽しているか否かをPI信号により確認する(124)。シャッタ駆動モータ42の駆動開始からフォトインタラプタ43がHレベルのPI信号を出力するまでの時間はシャッタ毎にバラツクが、想定される最大時間より若干長い時間を監視タイマ26がカウントした後に、制御回路21に入力したPI信号がHレベルであれば(124のY)、シャッタ羽根51,52は正常に開放動作し、被写体光がフィルム面に到達し始めていることになる。また、PI信号がHレベルでなく、Lレベルであれば(124のN)、シャッタ駆動モータ42の作動不良や、静電気や油等の原因によってシャッタ羽根51,52が開放せず閉鎖したままであるので、制御回路21はシャッタの異常と判定し、以降の撮影動作を禁止してエラー処理Aの制御を行う。なお、撮影動作とはフィルム巻き上げと磁気記録等の1駒撮影に必要な一連の動作をいう。
【0074】
PI信号がHレベルになると(124のY)、PI信号がHレベルになってからの時間を監視タイマ26がカウント開始する(125)。そして、所定の露光時間を経過した後(126)、制御回路21はシャッタ駆動回路41にシャッタ閉信号を出力するので、シャッタ駆動モータ42の逆転によりシャッタ羽根51,52は閉動作を開始する(127)。同時に、シャッタ駆動モータ42の逆転開始からの所定の時間を監視タイマ26がカウントして制御回路21へ出力する(128)。
【0075】
続いて、シャッタ羽根51,52が確実に閉鎖しているか否かをPI信号により確認する(129)。シャッタ駆動モータ42の逆転開始からフォトインタラプタ43からLレベルのPI信号を出力するまでの時間はシャッタ毎にバラツクが、想定される最大時間より若干長い時間を監視タイマ26がカウントした後に、制御回路21が入力したPI信号がLレベルであれば(129のY)、シャッタは正常に閉鎖動作を行って、被写体光をフィルム面に対して遮光した位置までシャッタ羽根51,52が動作したことになる。しかし、PI信号がHレベルであれば(129のN)、シャッタ駆動モータ42の動作不良やシャッタ羽根51,52の作動不良によってシャッタ羽根51,52が閉鎖せず途中で開口したままの状態になった異常と判定し、以降の撮影動作を禁止してエラー処理Aの制御を行う。
【0076】
続いて、シャッタが正常に作動しているときの制御を続ける。PI信号がLレベルになれば(129のY)、制御回路21は監視タイマ26にPI信号がHレベルになってからの時間のカウント動作を停止させ、シャッタ実動作時間を得る(130)。
【0077】
この結果、得られたシャッタ実動作時間と測光結果により得られた所定の露光時間とを比較し、例えば所定の露光時間に対してシャッタ実動作時間が30%以内であるか否かを判定する。30%以内とは、フィルムや印画紙のラチチュードにより見た目に問題ない露出の写真が仕上がる程度である。従って、30%以内であれば、正常な露光動作が行われたと判定し(131のY)、次のステップに移行する。また、所定の露光時間に対してシャッタ実動作時間が30%以上であれば、制御回路21は露光時間が異常であると判定し、以降の撮影動作を禁止してエラー処理Bの制御を行う。
【0078】
正常な露光動作が行われたと判定したときは(131のY)、次駒へのフィルム巻き上げを開始する(132)。そして、フィルム巻き上げに連動して磁気ヘッドを介してフィルム裏面の磁気層に磁気記録し(133)、一連の撮影動作を終了する。
【0079】
ここで、図10にフィルムと磁気ヘッドの図を示す。同図はフィルムのベース面から見た図であるが、IX240であるフィルムFにおいてFaは露光画面、Fpはパーフォレーションであって、磁気層、即ち磁気トラックは4本あるが、カメラにおいては最下端の磁気トラックFmを用いる。61は磁気ヘッドであり、撮影により露光画面Faが形成された後に、フィルムFが図の左方に巻き上げられると、磁気ヘッド61により磁気トラックFmに磁気記録される。磁気記録される内容は、デート、プリントタイプ、カートリッジ装填方向、フラッシュ使用、被写体輝度、タイトル等である。
【0080】
次に、エラー処理Aについて図11のフローチャートに基づいて説明する。
【0081】
エラー処理Aはシャッタ羽根の開放若しくは閉鎖時の作動不良に関するものであり、シャッタ異常と判定したときは、昇圧回路28の作動を含む1駒の撮影に必要な一連の以降の撮影動作を禁止するように制御するものである。
【0082】
従って、制御回路21は先ずエラーフラグメモリ25にエラーフラグをセットする(141)。次に、表示板12に異常を示す警告表示を行う(142)。なお、この表示としては、液晶の表示セグメントを全て点灯させたり、特定のセグメントを点滅させたりしてもよい。続いて、制御回路21は巻き戻し信号の受付を禁止する(143)。これは、シャッタ羽根が開放状態で停止したままの故障が考えられるので、フィルム取り出しのために自動や手動によって巻き戻しが開始されると、既に露光された駒が二重露光されることになるからである。
【0083】
その後、監視タイマ26(本発明における計時手段)によるカウントのスタート、即ち計時を開始する(144)。その計時の間に、レリーズ釦の第1段のスイッチであるS1−SWやメイン−SW等からなる外部入力を持つ外部スイッチが操作されたか否かを判定する(145)。
【0084】
なお、外部スイッチとしてはS1−SWやメイン−SWに限定されるものではなく、例えば、フィルムの巻き戻し動作を開始させるリワインドスイッチ、セルフタイマを作動させるセルフタイマスイッチ、ストロボの強制発光やストロボの自動発光停止や赤目低減モード等の特殊な撮影モードが選択可能な撮影モードスイッチ、又は日付情報を設定記録するデートスイッチ等を用いてもよく、要は、操作者が容易に操作可能にカメラ外部に備え付けられているスイッチであればどのようなスイッチであってもよい。
【0085】
外部スイッチが操作されていれば(145のY)、次のステップに移行する。外部スイッチが操作されていなくても(145のN)、監視タイマ26がカウントした撮影者が異常と認識できる所定の計時時間を経過していれば(146のY)、同様に次のステップに移行する。所定の計時時間を経過していなければ、外部スイッチ操作(145)の前に戻る。なお、所定の計時時間とは例えば20秒である。
【0086】
続いて、ストロボ発光を行うが(147)、このストロボ発光により撮影者は更に異常を認識できるようになる。
【0087】
その後、ストロボの放電回路によりメインコンデンサの放電を行う(148)。これは、ストロボ発光によりメインコンデンサは放電されるが、完全に放電される訳ではなく、100V前後の電圧は残っていて感電の危険性があるからである。従って、シャッタの修理時に感電事故を起こさないように予めメインコンデンサを完全に放電させるものである。
【0088】
なお、昇圧回路28の作動は禁止されているので、これ以降にメインコンデンサが充電されることはない。
【0089】
この放電回路を有するストロボの回路図を図12に示す。図12において、電池Bの電源電圧は昇圧回路により昇圧されてメインコンデンサCに電荷が蓄積される。ストロボを発光させるときはシャッタと同期して制御回路21からa端子に電圧を印加すると、サイリスタSがオン状態となるので、トリガーコイルTCよりキセノン管Xeに高圧のパルスを与えて励起状態とし、メインコンデンサCの電荷によりキセノン管Xeを発光させる。
【0090】
ストロボ発光後にメインコンデンサCに残った電荷を放電させるためには、制御回路21からスイッチング素子Tをオンさせるショート信号をb端子に出力すると、メインコンデンサCの残りの電荷は定格電力の大きな抵抗Rを通して放電される。従って、修理の際に予期せぬ感電事故が防止される。
【0091】
なお、このような大電流を制御する場合、スイッチング素子Tは例えば高電流スイッチング素子であるIGPTやFETが好適である。
【0092】
再び、図11のフローチャートに戻り、ストロボの発光部5を収納し(149)、撮影レンズLを保持する鏡胴3を本体内に収納して(150)、バリヤ2を閉鎖して(151)終了する。
【0093】
なお、ストロボ発光(147)、メインコンデンサの放電(148)、ストロボ発光部の収納(149)、鏡胴の収納(150)、バリヤの閉鎖(151)の全てを行う必要はなく、少なくとも何れか一つを行えば撮影者はシャッタ異常と判断できる。なお、ストロボ発光のみを行うときは、外部スイッチ操作としてレリーズ操作を除く方がシャッタ異常の判断のために好ましい。
【0094】
次に、エラー処理Bについて図13のフローチャートに基づいて説明する。
【0095】
エラー処理Bはシャッタ羽根の作動不安定等による露光時間の異常についての処理に関するものである。
【0096】
従って、制御回路21は先ずエラーフラグメモリ25にエラーフラグをセットする(161)。次に、フィルム巻き上げ(162)と磁気書き込み(163)を行う。これは、エラー処理Aと異なり、エラー処理Bにおいてはシャッタ羽根が開口状態で停止した故障ではないので、二重露光の恐れがないためである。また、このフィルムを別のカメラに装填して残りの撮影駒を撮影する場合を考慮すると、磁気記録する必要があるからである。
【0097】
以下、エラー警告表示開始(164)からバリヤ閉(172)までのフローは前述のエラー処理Aと同一なので説明を省略する。
【0098】
その後、フィルムをカートリッジに巻き戻すが(173)、最終駒の撮影が終了しているのなら(174のY)、撮影済みを表す×印の表示をカートリッジに行い(175)、途中の駒で巻き戻すのなら(174のN)、途中巻き戻しを表す半円形の表示をカートリッジに行って(176)、終了する。
【0099】
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態を図14乃至図18に基づいて説明する。
【0100】
撮影準備からレリーズ釦の第1段の押圧までのフローは第1の実施の形態において図7に示したフローと同一であるので、省略する。続いて、レリーズ釦の第2段にあるS2−SWをオンした後のフローチャートを図14に示すが、S2−SWをオンしたとき(221)からフィルムへの磁気書き込み(233)までのフローにおいて、P1信号がHレベルでないとき(224のN)と、P1信号がLレベルでないとき(229のN)と、露光時間が正常でないとき(231のN)に、エラー処理Cを行う点が図9に示したフローと相違するだけであり、他は同一であるので、説明を省略する。従って、エラー処理Cから図15に基づいて説明を始める。
【0101】
先ず、エラーフラグメモリ25にてエラーフラグをセットし(241)、表示部12にシャッタの異常を示す警告表示を開始する(242)。続いて、レリーズ釦11を押して第1段のスイッチであるS1−SW(請求項17,19〜21におけるカメラ操作部材)がオンであれば(243のON)、制御回路21がS1−SWのオンを検知する。これによって直ちにシャッタが開動作し(244)、シャッタ羽根51が開動作を開始してからの所定の監視時間を監視タイマ26がカウントし(245)、所定の監視時間内にPI信号がHレベルになったか否かを確認する(246)。また、PI信号がHレベルレベルになってからの時間を監視タイマ26がカウント開始し(247)、所定の露光時間を経過した後(248)、シャッタ羽根が閉動作する(249)。シャッタ羽根51が閉動作を開始してからの所定の監視時間を監視タイマ26がカウントし(250)、所定の監視時間内にPI信号がLレベルになったか否かを確認する(251)。続いて、監視タイマ26によるPI信号がHレベルになってからの時間をカウントを終了し(252)、得られたシャッタ実動作時間と測光結果により得られた露光時間とを比較して露光時間が正常であるか否かを確認する(253)。
【0102】
以上のフローは図9にて説明したフローと略同一である。しかし、所定の監視時間内にPI信号がHレベルになっていないとき(246のN)と、所定の監視時間内にPI信号がLレベルになっていないとき(251のN)にエラー処理Dを行い、露光時間が正常でないときに(253のN)エラー処理Fを行う点が相違する。
【0103】
フローが露光時間が正常(253のY)まで来ると、2回目のシャッタ開閉においてはシャッタが正常であったので、エラーフラグをリセットし(254)、表示部12への警告表示を解除し(255)、前述と同様にフィルム巻き上げ(256)、磁気書き込み(257)を行って終了する。
【0104】
次に、エラー処理Dについて、図16に基づいて説明する。
【0105】
エラー処理Dはシャッタ羽根の開放若しくは閉鎖時の作動不良に関するものであり、通常の撮影動作を禁止して以下の処理を行う。先ず、シャッタ羽根が開放状態のままで自動や手動の巻き戻しが行われると、露光済みの駒が二重露光となってしまうので、制御回路21は巻き戻し信号の受付を禁止する(161)。続いて、ストロボの発光部5を収納し(162)、撮影レンズLを保持する鏡胴3を本体内に収納して(163)、バリヤ2を閉鎖して(164)終了する。
【0106】
また、上記のエラー処理Dに代えて、図17に示すエラー処理Eを行ってもよい。巻き戻し信号の受付の禁止(171)、ストロボの発光部5の収納(172)、撮影レンズLを保持する鏡胴3の本体内への収納(173)、バリヤ2の閉鎖(174)まではエラー処理Dと同一である。しかし、シャッタ羽根が開放状態のままであっても、バリヤ2が閉鎖されている状態で外光に対して光密状態に構成されているならば、そのままフィルム巻き戻しをしても二重露光にならない。従って、バリヤ2を閉鎖した(174)後、巻き戻し信号の受付の禁止を解除し(175)、フィルム巻き戻しを行う(176)。
【0107】
次に、エラー処理Fについて、図18に基づいて説明する。
【0108】
エラー処理Fは露光時間の不良に関するものであり、通常の撮影動作を禁止して以下の処理を行う。即ち、ストロボの発光部5を収納し(181)、撮影レンズLを保持する鏡胴3を本体内に収納して(182)、バリヤ2を閉鎖する(183)。なお、この場合はシャッタ羽根が開放状態のままで停止していることはないので、更にフィルム巻き戻しを行って(184)終了する。
【0114】
【発明の効果】
請求項1に記載のカメラによれば、撮影者がシャッタの異常を認識できる所定時間をおいた後にレンズ鏡胴を収納位置に移動するようにしたので、操作者に不安を与えることなくシャッタの異常後の処理を行うことができる。
【0115】
請求項2に記載のカメラによれば、撮影者がシャッタの異常を認識できる所定時間をおいた後にストロボ発光部を収納位置に移動するようにしたので、操作者に不安を与えることなくシャッタの異常後の処理を行うことができる。
【0116】
請求項3に記載のカメラによれば、撮影者がシャッタの異常を認識できる所定時間をおいた後にレンズバリヤを閉鎖位置に移動するようにしたので、操作者に不安を与えることなくシャッタの異常後の処理を行うことができる。また、シャッタが開放したた状態での故障においてフィルムの取出しを行う為に、巻き戻し動作を行っても、露光済みフィルムのカブリを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラの上面図である。
【図2】カメラの正面図である。
【図3】カメラの右側面図である。
【図4】ストロボ発光部が突出した状態のカメラの正面図である。
【図5】ストロボ発光部が突出した状態のカメラの右側面図である。
【図6】カメラの回路構成のブロック図である。
【図7】撮影準備からレリーズ釦の第1段のスイッチの押圧までのフローチャートである。
【図8】シャッタの正面図である。
【図9】レリーズ釦の第2段のスイッチの押圧以降を示すフローチャートである。
【図10】フィルムと磁気ヘッドの図である。
【図11】エラー処理Aのフローチャートである。
【図12】放電回路を有するストロボの回路図である。
【図13】エラー処理Bのフローチャートである。
【図14】レリーズ釦の第2段のスイッチの押圧以降を示すフローチャートである。
【図15】エラー処理Cのフローチャートである。
【図16】エラー処理Dのフローチャートである。
【図17】エラー処理Eのフローチャートである。
【図18】エラー処理Fのフローチャートである。
【符号の説明】
L 撮影レンズ
C メインコンデンサ
1 メインスイッチ釦
2 バリヤ
3 鏡胴
5 発光部
11 レリーズ釦
12 表示板
21 制御回路
24 露光時間演算回路
26 監視タイマ
34 フィルム駆動モータ
36 バリヤ駆動モータ
38 鏡胴駆動モータ
40 発光部駆動モータ
42 シャッタ駆動モータ
43 フォトインタラプタ
51,52 シャッタ羽根
Claims (3)
- 撮影可能な突出位置と撮影不可能な収納位置との間を移動可能に設けられたレンズ鏡胴と、該レンズ鏡胴を移動させる鏡胴移動手段とを有するカメラにおいて、
撮影動作の開始を指示する操作部材の操作によって駆動されるシャッタの異常動作を判定する判定手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して警告表示を行う警告手段と、該判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して以降の撮影動作を禁止する禁止手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して計時を開始する計時手段と、該計時手段が所定時間を計時したときに前記鏡胴移動手段を駆動して前記レンズ鏡胴を前記突出位置から前記収納位置に移動させる鏡胴移動制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。 - 発光可能な突出位置と発光不可能な収納位置との間を移動可能に設けられたストロボ発光部と、該ストロボ発光部を移動させる発光部移動手段とを有するカメラにおいて、
撮影動作の開始を指示する操作部材の操作によって駆動されるシャッタの異常動作を判定する判定手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して警告表示を行う警告手段と、該判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して以降の撮影動作を禁止する禁止手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して計時を開始する計時手段と、該計時手段が所定時間を計時したときに前記発光部移動手段を駆動して前記ストロボ発光部を前記突出位置から前記収納位置に移動させる発光部移動制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。 - 撮影レンズの前方を開放した開放位置と撮影レンズの前面を被覆した閉鎖位置との間を移動可能に設けたレンズバリヤと、該バリヤを移動させるバリヤ移動手段とを有するカメラにおいて、
撮影動作の開始を指示する操作部材の操作によって駆動されるシャッタの異常動作を判定する判定手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して警告表示を行う警告手段と、該判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して以降の撮影動作を禁止する禁止手段と、前記判定手段が前記シャッタの異常動作を判定したことに応答して計時を開始する計時手段と、該計時手段が所定時間を計時したときに前記バリヤ移動手段を駆動して前記レンズバリヤを前記開放位置から前記閉鎖位置に移動させるバリヤ移動制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。
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1998
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