JPH06148500A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
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- JPH06148500A JPH06148500A JP5104944A JP10494493A JPH06148500A JP H06148500 A JPH06148500 A JP H06148500A JP 5104944 A JP5104944 A JP 5104944A JP 10494493 A JP10494493 A JP 10494493A JP H06148500 A JPH06148500 A JP H06148500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zoom
- unit
- camera
- strobe
- zmpls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
良くワイド位置で停止させズーム位置におけるズームユ
ニットのバックラッシュを補償する。 【構成】ズームユニットの駆動方向が変わった時に、ズ
ームユニットの移動量を表すカウント値を補正する補正
量記憶手段208を有し、ズームユニットの方向がアッ
プからダウン方向になった時に、カウント値に所定の補
正量を加算し、ダウン方向からアップ方向になった時に
減算する。
Description
メラのズーム制御装置及びストロボ制御装置に関する。
ニットの移動量を検出する場合、特願平4−11181
5号に示すように、絶対エンコーダを使用してズームの
UP/DOWN両方向でのデータを得、そのデータに基
づき繰り出し量を演算するか、あるいは、相対エンコー
ダによってズーム位置を検出する方法がある。
ラのストロボ制御において、発光させるときにストロボ
を発光位置に移動させ、発光時、ストロボが発光位置に
ない場合は発光を禁止する手段を開示している。
ユニットの移動量を検出する場合、絶対エンコーダでは
なく、相対エンコーダでズーム方向を変えた時には、バ
ックラッシュ分カウント値がずれるので単純にテーブル
データを使えないという欠点があった。
るストロボ制御装置においては、ストロボ自体は単に発
光の機能しかもたなかった。
てなされたものであり、第1の目的は、沈胴からワイド
方向及びテレからワイド方向のいずれにズーム移動させ
る場合でも精度良くワイド位置で停止させることができ
るとともに、ズーム位置におけるズームユニットのバッ
クラッシュを補償できるカメラのズーム制御装置を提供
することにある。
置にあるストロボを一定時間押さえることで、パワーオ
フと同等の機能を持たせるとともに、ストロボ発光時、
ストロボが押されている場合は発光を禁止するストロボ
内蔵カメラを提供することにある。
的を達成するために、本発明は、ズームのアップ、ダウ
ンスイッチの出力に応じてモータ手段を制御し、ズーム
ユニットを駆動するズーム制御手段と、ズームユニット
の基準位置を検出する基準位置検出手段と、ズームユニ
ットの相対的な動きに連動して、パルスを発生するパル
ス発生手段と、前記基準位置検出手段の出力と前記パル
スにより、ズーム位置をカウントするカウント手段と、
ズームユニットの駆動方向が変わった時に、前記カウン
タ手段のカウント値を補正する補正量記憶手段とを有
し、ズームユニットの方向がアップからダウン方向にな
った時に、前記カウンタ手段のカウント値に前記補正量
記憶手段の補正量を加算し、ダウン方向からアップ方向
になった時に減算する。
に、本発明は、カメラ本体から突出する使用位置と、カ
メラ本体への収納位置との間で、移動自在なストロボを
有したカメラにおいて、ストロボが使用位置の状態から
収納位置へ向けて所定時間以上押圧され続けたことを検
知する手段と、上記検知手段出力を受けてカメラを初期
状態に移行させる制御手段とを具備する。
を説明する。
じて、ズーム制御手段202は、モータ手段203を介
してズームユニット204を駆動する。基準位置検出手
段205により基準位置が検出されると、カウンタ手段
206のカウント値を所定値にリフレッシュする。そし
て、ズームユニット204の動きに連動してパルス発生
手段207から出力されるパルスに基づいてカウンタ手
段206によってカウントアップ又はカウントダウンす
る。
からダウン方向に変わる時には、補正量記憶手段208
に記憶されている補正量を前記カウント値に加算し、ダ
ウンからアップ方向に変わる時は減算する。
正されたカウント値に基づいてズーム位置の制御を行な
う。
概略を説明する。
用位置と、カメラ本体への収納位置との間で、移動自在
なストロボユニット301を有するカメラは、ストロボ
ユニット301が使用位置の状態から収納位置へ向けて
所定時間以上押圧され続けたことを検知するストロボ状
態検出手段302と、ストロボ状態検出手段302から
の出力を受けてカメラを初期状態、すなわち、パワーオ
フ状態、撮影レンズを最も繰り込んだ状態、ストロボユ
ニット301を収納状態に維持させる状態、に移行させ
る制御部303とを具備する。また、制御部303は露
出中にストロボユニット301が収納位置へ向けて押圧
されたとき、ストロボユニット301の発光を禁止す
る。
時間、ここでは0.4秒以上押されていることをストロ
ボ状態検出手段302が検出すると、制御部303はレ
ンズ制御手段304によってレンズユニット305をパ
ワーオフ位置に駆動する。このとき、レンズユニット3
05に連動したストボロユニット301も動力伝達手段
306によってカメラ本体内に収納・維持される。ここ
で、ストロボユニット301が押されている時間が短い
場合、すなわち、0.4秒に満たない場合は、制御部3
03はレンズユニット305を駆動しない。また、発光
時、ストロボユニット301が押されている場合は、制
御部303は発光を禁止する。
場合につき説明する。
示している。
DXコードによりフィルム感度情報を得、それをCPU
25に入力する。ここで、CPU25は制御部303を
含む。また、測光部26により測定された被写体輝度情
報、及び測距部27により測定された被写体距離情報
も、上記CPU25に入力される。
制御されるズームモータ駆動回路28により駆動され
る。このズームユニット20の位置は、ズーム位置検出
部29により検出され、ズーム移動量情報として上記C
PU25に入力される。シャッタユニット21のシャッ
タは、シャッタ制御回路30により開閉制御され、この
シャッタの開き始めるタイミングが、フォトインタラプ
タ(P.I.)32により検出され、P.I.入力部3
3を介して上記CPU25に与えられる。
報、シャッタ秒時演算部、シャッタ秒時情報、露光間ズ
ーム制御部としての機能を果たすものである。このCP
U25には、不図示のレリーズボタンが1段押し込まれ
たときにオンする第1レリーズスイッチ1st、上記レ
リーズボタンが2段押し込まれたときにオンする第2レ
リーズスイッチ2nd、及びモード設定のためのモード
スイッチMODE、等々が接続されている。
部、35はこのストロボ部40の発光制御を行なうスト
ロボ発光制御回路、36はストロボ部40の充電回路、
37は被写体を示している。
り、(A)がバリア81を閉じた時、(B)がバリア8
1を開けた時の外形である。
す。ストロボユニット301としてのストロボ部40
は、ビス41を中心に回転可能になっており、一方がカ
ム環42の突起部42aに当接されたバネ43により付
勢されており、ズームレンズ鏡筒位置が沈胴の時には
(A)のごとく、バネ43によりストロボ部40はカメ
ラ本体46に収納され、ストロボ状態検出手段302と
してのPOPSW44はオフしている。
繰り出すと、それに連動してカム環42は回動し、バネ
43による付勢が解除され、ストロボ部40はバネ45
によりカメラ本体46から外にポップアップする。この
時、POPSW44はオンする。
ズ鏡筒は、カメラ本体に取り付けられる固定筒1と、こ
の固定筒1の外周面に回転自在に嵌合されていて、光軸
Oの前方への移動が固定筒1の前部外周面の周溝に嵌着
されたCリング4により阻止され、後方への移動が固定
筒1の後部の外向フランジ1dによって阻止されたカム
筒2と、上記固定筒1の内周面の前部に光軸方向に前後
動自在に嵌合されていて、内部に1群レンズ保持枠5を
移動自在に支持する移動筒3と、同じく固定筒1の内周
面の後部に光軸方向に前後動自在に嵌合された2群レン
ズ保持枠6と、上記移動筒3内に配設されたフォーカス
用カム部材7と、上記カム筒2の外周面に配設されたズ
ームエンコーダ8と、上記カム筒2の外周面に固定され
たカム筒駆動ギヤー9とで、その主要部が構成されてい
る。
その周方向の3等分位置に光軸方向の直進ガイド溝孔1
a、1b、1cが穿設されていて、後述するカムフォロ
ワであるローラピン10a〜10cおよび11a〜11
cをガイドするようになっている。
置に1群用カム溝孔2a、2b、2cがそれぞれ穿設さ
れており、更に、その側近には2群用カム溝孔2d、2
e、2fがそれぞれ穿設されている。そして、この各1
群用カム溝孔2a、2b、2cには、上記移動筒3の後
部外周面の3等分位置に固植された上記ローラピン10
a、10b、10cが上記直進ガイド溝孔1a、1b、
1cを貫通してそれぞれ嵌入しており、各2群用カム溝
孔2d、2e、2fには、2群レンズ群L2 を支持した
上記2群レンズ保持枠6の外周面の3等分位置に固植さ
れた上記ローラピン11a、11b、11cが上記直進
ガイド溝孔1a、1b、1cを貫通してそれぞれ嵌入し
ている。
は、その溝カムの形状が図6の展開図に示されているよ
うに、1群用カム溝孔2a、2b、2cは、ほぼ直線状
に傾斜した溝カムで形成されており、2群用カム溝孔2
d、2e、2fは、ほぼ弓なりの非線形状に形成されて
いる。そして、レンズ鏡筒を正面から見てカム筒2を時
計方向に回転させると、上記移動筒3と2群レンズ保持
枠6とが光軸方向に前進してテレ状態となり、カム筒2
を反時計方向に回動させると、上記移動筒3と2群レン
ズ保持枠6とが光軸方向に後退してワイド状態となる。
群L1 を保持し上記移動筒3内に支持される1群レンズ
保持枠5は、その上部に比較的肉厚で小径の筒体からな
るガイド部5bを有しており、同ガイド部5bの光軸方
向の貫通軸孔5aは、支軸12に移動自在に挿通されて
いる。支軸12は上記移動筒3の内周面の上部に、光軸
方向に前後して設けられた取付片3a、3bに、その両
端部を固定されて光軸方向に横架されている。従って、
1群レンズ保持枠5は支軸12に保持され、ガイド部5
bにガイドされて光軸方向に移動するようになっている
が、平生は支軸12に巻回されガイド部5bの前端面と
上記前部の取付片3aとの間に介装された伸長性のコイ
ルばね13により、後方に移動する習性が与えられてい
る。
3内の後部に回転自在に配置された上記フォーカス用カ
ム部材7により規制されている。このフォーカス用カム
部材7は、短筒体の前面にカム面が形成された端面カム
7aと同カム7aの後面に一体に設けられた回動用ギヤ
ー7bとで構成されていて、その端面カム7aが上記1
群レンズ保持枠5の後端面に当接している。そして、A
F用のモータによりギヤー列を介して上記回動用ギヤー
7bが回動することにより、1群レンズ保持枠5が光軸
方向に前後動し、フォーカシング動作が行われる。
2の外周面に固定されたカム筒駆動ギヤー9は、モータ
からのギヤー列(図示されず)に噛み合っており、これ
により回動するようになっている。
測定する為のフォトリフレクタ103(図10参照)の
出力ZMPRと基準位置からの相対位置を検出する為の
フォトインタラプタ90(図5、図7参照)の出力ZM
PIと、ズームの位置の関係を図9に示す。
7における位置検出用シール8は黒から白になり、ZM
PRはHからLになる。同様にスタンダードとテレの間
で白から黒になるので、ZMPRはLからHになる。ズ
ーム位置はZMPIのカウント値で行ない、カウント値
ZMPLSがZMPLS=SNKPLSの時沈胴位置、
ZMPLS=WPLSの時ワイド位置、ZMPLS=T
PLSの時テレ位置と判断する。ZMPLSは相対的な
カウント値なので初期化する必要がある。これは、ZM
PRがHからLになる時にZMPLS←WRPLSと
し、ZMPRがLからHになる時にZMPLS←TRP
LSにすることで行なう。
いて図10により詳細に説明する。
回転中心を一致した状態で取り付けられている。WZ太
陽ギヤー125とWZ遊星ギヤー121とは常に噛合す
るようにWZキャリア127により結合されている。ま
た、前述のように、WZキャリア127とWZ太陽ギヤ
ー125とは摩擦結合状態にある。ソレノイド113
は、WZキャリア127の係止用であって、コイル11
3bとプランジャ113aとからなる。上記コイル11
3bに電流を流すと(オン状態)、プランジャ113a
が吸引され係止が外れる。そこで、WZ太陽ギヤー12
5をCW方向に回転させると、WZ遊星ギヤー121
は、フィルム巻き上げ・巻き戻しのための回転力を伝達
するWR太陽ギヤー142と噛合状態になる。
に回転させると、WZ遊星ギヤー121は、ズーム機構
を駆動するZギヤー(ズームギヤー)118と噛合状態
になる。なお、ソレノイド113は、上記のWZ遊星ギ
ヤー121の切り換え時のみオン状態として係止を外
し、それ以外の場合は、コイル113bに電流を切り
(オフ状態)、プランジャ113aを突出させWZキャ
リア127を係止する状態とする。なお、その状態でW
Zキャリア127は、プランジャ113aとストッパ1
20とで挟持され位置決めされた状態になる。
ア141で支持されるWR遊星ギヤー143と、常時、
噛合している。また、WRキャリア141には、WR太
陽ギヤー142の回転力が摩擦により伝達されるように
なっている。そして、WR太陽ギヤー142がCW方向
に回転させると、WR遊星ギヤー143はフィルム巻き
上げ駆動用のWキヤー144と噛合する状態になり、巻
き上げを実行する。また、CCW方向に回転させると、
WR遊星ギヤー143はフィルム巻き戻し駆動用のWR
ギヤー145と噛合し、巻き戻しを実行する。上記巻き
上げ時のフィルム24の給送量は、フォトリフレクタ1
02の出力FPRによリフィルムパーフォレーションを
検出することによって検知される。
と一体のZMPIギヤー131と噛合しており、Zギヤ
ー118の回転は適宜のギヤ系列を介して、前記カム筒
2のギヤ9に伝達され、ズームレンズのズーミングが行
われる。上記ZMPIギヤー131の回転角は、上記ス
リット板132のスリットをフォトリフレクタ103の
出力ZPIにより検出される。そして、レンズ鏡筒は、
モータ119がCW方向に回転するときには、内蔵する
ズームレンズがワイド側に繰り込まれ、CCW方向に回
転するときにはテレ側に繰り出される。また、カム筒2
の周壁には前記したレンズ位置検出用シール8が設けら
れており、フォトリフレクタ90の出力ZMPRでこの
検出用シール8の白、黒を検出し、カム筒2の所定回転
位置を検知する。シールの白色部では、出力ZMPRは
Lとなり、黒色部では反射しないのでHとなる。
構部を制御するための電気回路図であり、本回路は、図
2のCPU25に対応するCPU114によりコントロ
ールされる。
6とアップ用のUPSW115は、ノーマルオフのプッ
シュタイプのスイッチであって、その出力端がCPU1
14に接続される。DNSW116を押圧してオン状態
にするとグランドライン(以下、GNDと称する)と短
絡し、オン信号がCPU114に入力される。このオン
信号によりCPU114は、ズームレンズの繰り込み動
作を実行する。オフ状態にすると該繰り込み動作を停止
する。また、UPSW115を押圧してオン状態にする
と、CPU114は、ズームレンズの繰り出し動作を実
行する。オフ状態にすると該繰り出し動作を停止する。
ランジスタと2つのNPNトランジスタおよび各トラン
ジスタに接続される2つの電流制限用抵抗からなるブリ
ッジ回路で構成される。そして、CPU114からの出
力信号によりモータ119を制御する。
Pトランジスタと2つの電流制限用抵抗からなる回路で
あり、CPU114からの出力信号によりソレノイド1
13のコイル113bへの電流を制御する。
ズの位置調整データを記憶し、必要に応じてCPU11
4に該データ値が取り込まれる。
21の構成図である。この電磁駆動シャッタ装置は、シ
ャッタ地板(図示されず)に穿設された露光開口151
を、鎌型の2枚のシャッタ羽根152A、152Bから
なる周知のバリオタイプのシャッタで開閉するようにな
っている。
は、その各基部をシャッタ地板に固植された支軸153
A、153Bに回動自在に枢着されていて、その各基部
に穿設されたセクタ開閉用の傾斜長孔154A、154
Bの重合された共通透孔に駆動ピン155が嵌入されて
いる。この駆動ピン155はセクタレバー156の一腕
端に固植されており、セクタレバー156はL字状をな
し、その曲折部の支点をシャッタ地板に植立された支軸
157に回動自在に枢着されていて、他腕端には開きバ
ネ158がかけ渡されるピン159が固植されている。
上記開きバネ158はシャッタ羽根152A、152B
を開方向に付勢するバネであってトーションばねで形成
されており、その中程をシャッタ地板に植立された固定
ピン160に巻回され、一端を上記ピン159に他端を
シャッタ地板に植立された固定ピン161にそれぞれか
け渡されていて、上記セクタレバー156に支軸157
の周りに反時計方向に回動する習性を与えている。しか
し、この習性による回動はセクタレバー156に一体に
設けられた連結ピン162がシャッタ羽根152A、1
52Bの閉位置において、閉部材163Aに当接するこ
とによって阻止されている。
2A、152Bを閉位置で保持する規制位置と開方向へ
の変位を許容する許容位置とに変位するプランジャ16
3の回動部により構成されている。このプランジャ16
3はソレノイドプランジャからなり、シャッタ地板に固
定された電磁駆動源163Bに通電することによって上
記閉部材163Aを規制位置から許容位置へと駆動す
る。
ンジャは、周知のようにコ字状のヨーク163Cに支持
されたソレノイドコイルと同コイル内に出入自在に嵌合
された閉部材163Aとで構成されており、平生は閉部
材163Aは所定位置まで突出しているが、通電時には
その電磁力によって所定位置まで吸引されるものであ
る。
163Cの上面と閉部材163Aとの間に閉じバネ16
4がかけられている。この閉じバネ164は上記閉部材
163Aを規制位置に付勢するものであって、上記電磁
駆動源163Bの吸引力量の特性と略相似する力量特性
を有する円錐形の圧縮コイルバネで構成されている。即
ち、閉じバネ164は上端部の小径部を、上記閉部材1
63Aの上部に形成された周溝部163Dにかけられ、
下端部の大径部をヨーク上面に張設して配設されてい
て、その伸張弾力により閉部材163Aを規制位置に付
勢し、セクタレバー156をシャッタ閉じ方向に付勢し
ている。この付勢力は上記開きバネ158の力量より強
く、電磁駆動源163Bのプランジャの吸引力よりは弱
いものとなっている。
Bの一方のシャッタ羽根152Bには、突出縁部からな
る作動検出部152Cが形成されていて、同検出部15
2CがPI(フォトインタラプタ)165によって検出
されることによりシャッタの動作状態が確認されるよう
になっている。即ち、PI165はシャッタ羽根152
Bの開閉作動により光学的に上記作動検出部152Cを
検知するスイッチとして機能し、シャッタ羽根152
A、152Bが露出開口を形成する位置より適宜閉じた
位置で出力状態が変化するように配置されている。
給、遮断の制御は図2のCPU25によってシャッタ制
御回路30を介して行なわれる。
置においては、シャッタ制御回路30により電磁駆動源
163Bへの通電が開始されると、発生した電磁力によ
って閉部材163Aであるプランジャが閉じバネ164
の伸張弾力に抗して吸引される。これが吸引されると、
セクタレバー156は閉部材163Aによる保持が解除
されるので、開きバネ158の付勢力により支軸157
の周りに反時計方向に回動し、シャッタ羽根152A、
152Bを開方向に回動していく。そして、両シャッタ
羽根152A、152Bによる露出開口が形成される直
前に、上記シャッタ羽根152Bの作動検出部152C
がPI165の光電検出部から退出し、これを検出した
PI165は、その変化した出力信号を出力する。
時を開始する。シャッタ羽根152A、152Bは次第
に開口が大きくなるように回動して行く。図13はシャ
ッタ羽根152A、152Bの全開状態を示したもので
あって、露光開口151を全開したときにはシャッタ羽
根152A、152Bは図示されないストッパによって
回動を停止する。シャッタ制御回路30は、測光情報、
ISO情報に相応した露出秒時に計時が達したというC
PUからの信号で、電磁駆動源163Bへの通電を遮断
する。
するので、同閉部材163Aは閉じバネ164の蓄勢さ
れた付勢弾力により離反作動をする。閉部材163A
は、その離反動作途中でセクタレバー156の連結ピン
162と当接し、開きバネ158の付勢力に抗してセク
タレバー156を支軸157の周りに時計方向、即ち閉
じ方向に回動させる。従って、シャッタ羽根152A、
152Bは、このセクタレバー156によって図12に
示す露光開口151を閉じる遮光位置へ回動復帰し、作
動検出部152CがPI165内に復動し、PI165
からの出力変化信号によりCPU25は撮影動作を終了
する。
ャートを示す。
ボの充電、発光制御回路36,35を示す。
回路36が動作し、ダイオードD1を介して、メインコ
ンデンサC1に充電し、分割抵抗R4、R5で分圧した
電圧をモニタし、充電電圧が330Vになるまで充電す
る。この際、抵抗R3を介して、コンデンサC2に充電
する。キセノン管Xe1は一方をメインコンデンサ、他
方を静電誘電トランジスタIGBT1に接続されてい
る。
ッタ用プランジャS−PLは、PNPトランジスタTr1
とNPNトランジスタTr2に接続されており、Tr1のベ
ースはオペアンプOP1に、Tr1のコレクタは抵抗R
1、R2に接続され、R1、R2の中点がOP1の反転
入力に入っており、D/A回路301により、S−PL
の電圧が制御可能となっている。
イオードD2を介して、IGBTのゲート及び、ツェナ
ーダイオードZD1に接続されている。シャッタを開く
時は、Tr1、Tr2をオンすることで行なう。
制御する。シャッタを閉じるのは、Tr1、Tr2をオフす
ることで行なう。この時、S−PLの起電力により、ダ
イオードD2を介してS−PLからIGBT1に電流が
流れ、IGBT1のゲートの定電圧用のツェナーダイオ
ードZD1の寄生容量及びIGBT1のゲートの寄生容
量に電荷が蓄積され、IGBT1がオンする。
で、C2の電荷がトランスL1を流れ、キセノン管Xe
1を励起し発光が開始される。Tr2をオンすることでI
GBT1はオフし、発光が停止する。
ータ駆動時又は、ストロボ充電時には電池の内部抵抗や
電力の消費により低下する。CPU25やインターフェ
イスIC等のICの動作電圧は2V以上必要なので、I
C用の電圧を昇圧する必要があり、その回路を図16に
示す。
A と、基準電圧Vref がコンパレータOP2で比較され
る。CPU25により、DC/DCのオン信号が出力さ
れるとOP2が動作し、VA <Vrefの時には、OP2
の出力により発振回路(OSC)302が動作し、トラ
ンジスタTr3がオン、オフする。トランスL2とトラン
ジスタTr3、ダイオードD4、コンデンサC3によりチ
ャージ・ポンプ方式のDC/DCコンバータが構成され
ており、更にトランスL3、コンデンサC4で、スパイ
クノイズが吸収された電圧がICに供給される。
ぶことで、ICの電圧Vcc2を3.5Vにする。Vcc1
の電圧もICのA/D回路303に入り、電圧が検出さ
れる。
施例を説明する。
す。
から、バリア81の開閉時には、バリア81に連動した
スイッチによる割り込みにより、BRSTRから始ま
る。どちらにより始まったかを判断する為のフラグRS
TFが、リセットでスタートした時に1、バリア81の
割り込みの時に0が設定される。
不輝発性メモリE2 PROM221から、各種データを
サブルーチン“EPRD”でリードし、電池電圧チェッ
クを行ない、後述するPOPSWのチャタキラー回数P
OPTMを4に、充電中フラグCHBFを1にする。ズ
ーム位置はZMPIによる相対エンコーダで決まり、Z
MPIのカウント値、ZMPLSはCPU25に記憶さ
れているが、電池を抜かれた時には、不定になる。この
為、リセットスタート時、すなわち、RSTF=1の時
は、“ZMSNK”をコールし、ズームを一度沈胴位置
にすることで、ズームのカウント値をリフレッシュす
る。RWEDFすなわち、リワインド終了時以外でバリ
ア81が開の時は、“ZMWID”により、ズームをワ
イド位置にし、リワインド終了時には、沈胴位置にす
る。すでに沈胴と判断した時は何もしない。ズーム動作
時に、CPU25やインターフェースICの電圧の保持
の為にDC/DCコンバータが起動されているので、
“DCDCOF”により、DC/DCをオフし、LCD
の表示時間が4分に設定されたタイマをスタートする。
分経った時には、ズームを沈胴にし、LCD表示をオフ
し、ストップ状態になる。レリーズ、アトブタ、モード
SW、ズームSWでスタンバイ解除してBへ飛ぶ。4分
以内の時はLCD表示を行ない、充電のサブルーチン
“SCHRG”をコールする。充電中(CHBF=1)
の時は充電を行ない、充電終了(CHBF=0)の時は
すぐ抜ける。
か閉かをチェックし、閉の時は、開→閉に変化したの
で、ズームを沈胴にした後、空送りを行なう。バリア式
のズームカメラの場合、ズームを繰り出したままで空送
りをしてしまうと、空送り中にユーザがバリア81を閉
じようとして、バリア81を鏡筒にぶつける可能性が十
分あるので、それを防ぐ為に一且、沈胴してから空送り
をする。同様にアトブタが閉→開に変化した時も沈胴に
する。これは、フィルム24の交換中にバリア81にさ
わることが十分あり、その時、ズームが沈胴位置にいっ
たりすると、ユーザをおどろかしたり、又、カメラを落
とす原因となるからである。フィルム24がある状態で
アトブタを開けた時は、フィルム24が巻上げ側にくい
ついていてフィルム24を取り出せないのでフィルム2
4のくいつきをゆるめるときは、50msモータ119
を巻戻し方向に動かし50msブレーキする。リワイン
ドSWがオンした時も、同様に、沈胴にした後、リワイ
ンドを行ない、リワインド終了フラグRWEDF=1に
する。
ク方法について説明する。
チである。POPSWの機能は2つあり、第1はストロ
ボ部40がポップダウンの時に発光を禁止する為であ
り、第2はストロボ部40、ズームユニット20の収納
スイッチであり、ユーザがストロボ部40を押し下げた
ら、ズームを沈胴位置にすることでズームに連動したス
トロボ部40をポップダウンする。ユーザが意図的にス
トロボ部40を押したのか、不注意でさわったかの判断
の仕方としてスイッチを2つ設けて、浅い所のスイッチ
で発光禁止し、深い所のスイッチで沈胴にするという方
法もあるが、2つスイッチを設けるのはコストアップに
なるので、本実施例では一定時間(0.4秒)以上押さ
れていた時は意図的に押されていたと判断することで、
一接点のスイッチで2つの機能を実現する。
ップアップ状態→ポップダウン状態)になったら0.4
秒タイマをスタートし、POPSWがオフの時に、0.
4秒経ったかを判断することで行ない、0.4秒経った
時には沈胴する。POPSWがオンの時には0.4秒タ
イマをストップさせる。
ら、図19に示す“STOWID”をコールしズームが
沈胴だったらワイドする。その後、レリーズ処理“R
1”を行なう。ワイドにする最中にバリア81が閉じら
れた時には沈胴にする。沈胴の時(SWKF=1)の時
は“R1”は行なわない。レリーズ“R1”の中で巻上
げをした結果、フィルムエンドだった時(RWEDF=
1)は、ズームを沈胴にし、リワインドを行なう。
には、モード変更し、沈胴だった時にはワイドにする。
ズームのアップSW(UPSW)又は、ダウンSW(D
NSW)がオンされた時は、まず、“STOWID”を
コールし、沈胴だった時にはワイドに、その後“ZOO
M”をコールし、ズーム制御を行なう。
算、AFレンズの繰り出し量計算、Ev値の計算を行な
う。Ev値はISO感度と輝度により求める。“AEC
AL”でEv値からシャッタ秒時や発光時間を計算す
る。被写体距離の計算の中で、被写体距離が0.6mよ
り近い時は近すぎて、本実施例のレンズでは合焦になら
ないので露出を禁止する(至近ロック)。この為のフラ
グSIKERF=1とする。又、“AECAL”の中
で、発光が必要で未充電の時にも露出を禁止する(未充
電ロック)のでその為のフラグSTBERF=1とす
る。
する。至近ロックでなく(SIKERF=0)、未充電
ロックでなく(STBERF=0)、第2レリーズがオ
ンした時は、露出を行なう。赤目低減モードで発光する
時は“REDEYE”でストロボをプリ発光させる。但
し、その間にストロボがポップダウンした時(POPS
W=オフ)は、露出は行なわない。そうでない時は、レ
ンズ繰り出しを行ない、シャッタ制御“SHUTR”を
コールし、露出を行なった後、1コマ巻上げレンズ繰り
込みを行なう。
未充電ロック(STBERF=1)又は、第2レリーズ
がオフの時には、スイッチのチェックを行なう。
化した時、POPSWがオフ(ポップダウン)した時、
又は4分経ったらフローを抜ける。
ー内(以下F内)のLED表示の処理を行なう。F内に
は、赤色のLEDと緑色のLEDがある。
発光予告、未充電ロックの警告用であり、発光フラグ
(FLSHF=1)の時にオン、FLSHF=0で、未
充電ロックフラグ(STBERF=0)の時は、STL
EDをオフし、未充電ロックの時(STBERF=1)
には、STLEDの状態を反転し、2Hzの点滅を行な
う。
表示と至近ロックの警告用であり、至近エラーでない時
(SIKERF=0)にはAFLEDをオンし点灯し、
至近エラーの時(SIKERF=1)には、AFLED
の状態を反転し、2Hzの点滅を行なう。
説明する。
本実施例では、沈胴への処理“ZMSNK”と、ワイド
への処理“ZMWID”と、ワイド途中でバリア81が
閉じた時に沈胴にもっていく処理“WTOSNK”とマ
ニュアルズーム処理“ZOOM”がある。図中に駆動前
のズーム位置とズームPRの波形を示す。左側に沈端、
右側にテレ端があり、沈胴(S)、ワイド(W)、テレ
(T)位置と駆動前のズーム位置範囲を斜線で示す。Z
MPRがHの位置が沈胴側とテレ側にあるが、どちらに
あるかの判断は、E2 PROM221に記憶したフラグ
ZPRHTLFが1の時テレ側、0の時に沈胴側と判断
する。E2 PROM221に記憶するので、電池を抜い
ても情報は保存される。ズーム制御中にZMPRが反転
した時にズームの駆動方向に応じて、ZPRHTLFは
セット又はクリアする。
が、すでにZMPR=Hで沈胴側(ZPRHTLF=
0)の時はすでに沈胴にいるとして何もしない。それ以
外の時にはZMPIのカウント値ZMPLSをテレの位
置の値TPLSにしてから、ズームダウンして沈胴へ駆
動する。この間ZMPRが反転したら、ZMPIのカウ
ント値ZMPLSをリフレッシュする。
ZMPR=H、且つ沈胴側の時にはZMPLS=0とし
てズームアップする。この間ZMPRの反転を通るの
で、ZMPLSはリフレッシュされ、正しいワイド位置
で止まる。
イド位置へ駆動する。すなわち、ZMPLS<WPLS
の時はズームアップ、ZMPLS>WPLSの時はズー
ムダウン、ZMPLS=WPLSの時は何もしない。Z
MPR=Lの時はワイドへ駆動している最中にバリア8
1の状態をチェックし、バリア81を閉じられた時には
沈胴にする。この時には、その時のZMPLSの値をも
とに沈胴にするが途中でZMPRがL→Hになるので、
そこでZMPLSの値がリフレッシュされる。
(UPSW)又は、ズームダウンSW(DNSW)によ
り機能する。UPSWがオンした時に、すでにテレにい
る時は何もせず、テレ以外の時はズームアップする。同
様にDNSWがオンした時にすでにワイドにいる時には
何もせず、ワイド以外の時はズームダウンする。
24に示す。
理中を示すフラグDOSNKF=1とする。“ZMIN
I”の中でZMPI、ZMPRのオン及びズームに関す
るE2 PROM221のデータをリードする。ZMPR
=H、且つ沈胴側(ZPRHTLF=0)の時は5に飛
び抜ける。それ以外の時はZMPLS←TPLSとし、
繰り出すか繰り込むかのフラグDOUPF=0(繰り込
む)とし、目標のパルスMP=SNKPLSとする。
1、DOUPF=0、MP=SNKPLSとする。
OWIDF=1とし、ZMPR=Hで沈胴の時はDOU
PF=1とする。すでにワイドの時(WIDF=1)又
はZMPLS=WPLSの時は5に飛び抜ける。ZMP
LS>WPLSの時にはDOUPF=0、そうでない時
はDOUPF=1とし、目標のパルスMP=WPLSと
する。マニュアルズーム“ZOOM”では、まず、マニ
ュアルズームであることを示すフラグDOZMF=1と
し、ズームUPSWが押された時(ZUSW=0)には
DOUPF=1とし、そうでない時DODNF=1と
し、キー入力の許可フラグKYIWF=1とする。ズー
ムアップする時(DOUPF=1)で、すでにテレ(T
LF=1)の時は5に飛び、そうでない時MP=TPL
Sとする。ズームダウンする時(DOUPF=0)です
でにワイド(WIDF=1)ならば5に飛び、そうでな
ければMP=WPLSとする。
ダウンの方向が前回のズーム操作と変わって目標までの
パルスでバックラッシュがとれるかを“ZHANCK”
(図26)で判断する。この中でバックラッシュがとれ
るほどパルスがない時はZHANF=1とし、ズームと
巻上げの切換えが巻上げ系の時はWTOZF=1とす
る。ZHANF=1の時は5に飛び、WTOZF=1の
時は切換え“WTOZ”(図23)を行なう。
ームのギア列等のガタ(バックラッシュ)分以上動か
し、ギアを一方向に当て付けることで安定した位置にす
る必要がある。
で目標をバックラッシュ分動いた位置とし、キー入力を
禁止(KYINF=0)し、バックラッシュ分動いた時
にズーム処理を継続する為に、INBKF=1とする。
動いていないので、これ以降モータ119を動かす。モ
ータ119の方向を示すフラグDOUPFをZUPFに
移し、これをズーム処理の最後にE2 PROM221に
記憶することで、カメラの電源が抜かれた時でも前回の
ズームの駆動方向が分かるようにする。
中に止まったかを判断する為の20msタイマをスター
トさせ、ループを250μs毎に回わす為の250μs
タイマをスタートする。“MPOK”(図27)で目標
になったかを判断し、まだ目標になっていない時(MP
OKF=0)には電圧の設定とモータ119の正転、逆
転の制御を“ZVSET”(図28)で行なう。250
μs経つのを待ち、20ms経っていればKIDF=1
とし、“ZVSET”で再起動するようにする。
OWIDF=1)でZMPR=Lの時には、バリア81
の状態をチェックし、バリア81が閉であれば“WTO
SBRK”(図32)でブレーキし、ワイドから沈胴へ
の処理、“WTOSNK”(図22)へ飛ぶ。
でキー入力許可(KYINF=1)の時にはズームスイ
ッチの状態をチェックする。ズームアップ中(DOUP
F=1)にUPSWがオフしたり、ズームダウン中(D
OUPF=0)にDNSWがオフした時には、停止禁止
位置かどうかを“BARICK”でチェックし、禁止位
置以外(BARIF=0)の時は5に飛ぶ。
I、ZMPRの状態をチェックし、ZMPIが変化した
ら、ZMPLSをカウントアップ又はカウントダウンす
る。この中でZMPI又はZMPRが変化した時、PI
PRCHNF=1とするので、PIPRCHNF=1の
時には7に飛び、0.5秒タイマ、20msを再起動す
る。
かった時は、沈端又はテレ端にぶつかっていると考えら
れる。ZMDMF=1とし、更に、ZMPR=Hの時で
ズームアップ中(ZUPF=1)の時はZPRHTLF
=1、そうでない時はZPRHTLF=0とし“EPW
RZM”でE2 PROM221に記憶しダメージ処理を
する。
F=1)時(α)、バックラッシュの駆動中(INBK
F=1)の時には4に飛び、バックラッシュ以降の制御
を行なう。
なので、ZMPR=Lの時に、沈胴(DOSNKF=
1)の目標のカウント値になったとしても、モータ11
9を動かし続ける。これはユーザが無理にズームを押し
たり、引っ張ったりして、ズーム位置を動かした場合で
も正しく沈胴に動かす為であり、動いている途中で、Z
MPRがL→Hになったところでカウント値ZMPLS
がリフレッシュされることで行なわれる。
時にワイド(DOWIDF=1)の目標のカウント値に
なったとしてもモータ119を動かし続ける。
るのであれば、メカニズムがこわれてZMPIだけが出
力され、ズームが動かないような場合、無限ループにな
ってしまう。これをさける為に、“LIMCK”でカウ
ント値ZMPLSが範囲内かをチェックし範囲外の時に
は、LIMERF=1とし、この時はエラー処理6へ飛
ぶ。
説明する。
えたかを“WIDTLCK”(図30)でチェックし、
テレ又はワイドを越えていれば、それぞれDOTLF、
DOWIDFを1とする。
ーキする。
MENCをZMENC←ZMPLS−WPLSで計算す
る。ズーム位置によって、レンズのFNoが変わった
り、レンズの繰り出し量が変わるので、ZMENCを使
って計算する。ダメージフラグZMDMF=0とし、W
IDF←DOWIDF、TLF←DOTLF、SNKF
←DOSNKFとして、“EPWRZM”でE2 PRO
M221に書き込む。
ルーチンについて説明する。
サブルーチン“ZHANCK”を図44(A),図44
(B),図26に示す。
っている為、方向を変えて、しばらくはモータ119や
ギア列は動くが、鏡筒は動かない。この様な鏡筒が完全
に動かない途中位置では、ズームの位置はZMPIのカ
ウント値と一致しない。レンズの繰り出し量はZMPI
のカウント値(ZMPLS)によって計算するので、ず
れが出てしまう。この様なズレはメカニズム的には小さ
な値であっても、ピントにとっては非常に大きな影響が
あり無視できない。この為、ズーム位置とZMPLSが
一致する様に、駆動方向が前回のズーム駆動と反対に動
かす時には一定量ZMPIが出力されるまで動かすこと
で行なう。
しているズーム保持ピンの関係を図25に示す。カム環
42を右側に動かすと、ズーム保持ピンはカム溝の左側
の面に沿って動くのでズームダウンする。カム環42を
左側に動かすとカム溝の右側の面に沿ってズーム保持ピ
ンは動くのでズームUP方向に動く。カム溝の左右の面
が平面でなく、曲がっている為、ワイド位置のガタad
とテレ位置でのガタbcは等しくなく、本実施例ではテ
レ側の方が大きい。従って、繰り出し方向が変わった時
にバックラッシュを取ろうとすると、ズーム位置毎でバ
ックラッシュ取りをする量を変える必要がある。しか
し、それでは処理が複雑になるので本実施例では、バッ
クラッシュの大きいテレでのバックラッシュに余裕を見
込んだ値BKPLS分を最低でも動かすことで行なう。
ZMPIはカム環42の回転に連動して動く。パワーオ
ンで沈胴からワイドになった時にはズーム保持ピンはa
点におり、ズームをテレにし、ワイドに戻すとa→b→
c→dと動く。この時、カム環42はa′→b′→c′
→d′と動いており、ズームアップ方向にはa′→
b′、ダウン方向にはb′→d′であり全体として、ダ
ウン方向にa′→d′分カム環42を回転させることに
なる。これはテレに繰り出してからワイドに戻す時だけ
でなく、スタンダード位置でも、どの位置でも同様であ
る。
胴や、ワイド、テレの位置を変える必要があることが分
かる。もちろん、沈胴やワイド、テレの位置のカウント
値を2通りの値を持ってもかまわないし、カウント値を
補正するのと同等である。本実施例でズームアップから
ズームダウンに変わった時点でZMPLSにa′→d′
分RVPLSを加え、ZMPLS=ZMPLS+RVP
LSとなる。
時でRVPLSを引き、ZMPLS=ZMPLS−RV
PLSを計算する。これにより沈胴、ワイド、テレの位
置のカウント値は1組である。又、a′→d′分補正す
るので、繰り出しでも繰り込みでもワイド位置に正しく
止まることになる。
ズームアップの時だけでなく、巻上げ系からズーム系に
切換える時も動く。すなわち、図10に示すように1つ
のモータ119を遊星ギア121で切換えており、ズー
ム系に確実に切換える為にズームのP.I.が出るまで
駆動する。従って切換え後、ズームダウンする時は、そ
の前がズームダウンであった時でも方向が変わった時と
同様にバックラッシュ取りを行なう。
(巻上け→ズーム)の切換えをするかどうかを、切換え
の状態WZPLSWとE2 PROM221のデータZY
USEIFでチェックし、切換えが必要な時はWTOZ
F←1、すでに切換わっている時はWTOZF←0とす
る。
駆動方向DOUPFとを切換えるかどうかのフラグWT
OZFにより、駆動方向が反転するかどうかを図44
(B)の様に判断する。前回繰り返し(ZUPF=1)
で今回も繰り出し(DOUPF=1)の時は何もせず切
換えも不用(ZHANF=0)であり、今回繰り込み
(DOUPF=0)の時は、方向が反転しているので目
標がバックラッシュ内かをチェックする。すなわち、Z
MPLSに方向が変わった時のカウント値の補正RVP
LSを足し、バックラッシュ分BKPLSを引いた値が
目標より大きければ、バックラッシュ分以上、動かすこ
とができる。通常マニュアルズーム中はUPSW、DN
SWをチェックするが、バックラッシュ分を動かしてい
る時に目標をバックラッシュとし、MP=ZMPLS+
RVPLS−BKPLSとし、カウント値も方向が変わ
ったのでZMPLS=ZMPLS+RVPLSとし、キ
ー入力を禁止(KYNINF=0)し、目標になった所
でやめない為にNIBKF=1とする。
+RVPLS−BKPLS<MPには、バックラッシュ
を取ることで目標を越えることがない様にZHANF=
1とし、ズーム動作自体行なわない。ズーム動作を行な
わない以上、巻上げからズームへの切換えも必要ないの
で行なわない。ズームの方向が繰り込みから繰り出しに
反転した時(ZUPF=0、DOUPF=1)も同様に
バックラッシュ内からチェックをする。先程の方向が逆
なのでRVPLS、BKPLSの符号が逆になる。
−RVPLS+BKPLS≧MPには、MP=ZMPL
S−RVPLS+BKPLSZMPLS=ZMPLS−
RVPLSとし、INBKF=1、KYINF=0、Z
HANF=0とし、キー入力の禁止と、バックラッシュ
分動かしたところでやめずに処理を続けるようにする。
=1とし、ズーム制御、及び切換え動作をしない。
り込み(DOUPF=0)で切換えない時(WTOZF
=0)には、ZHANF=0と、単にズームの繰り込み
を行なう。
り込み(DOUPF=0)であっても、切換える時(W
TOZF=1)には、切換えがズームの繰り出し方向に
動かすので、前記繰り出しで今回繰り込むのと同様の処
理を行なう。
1とし、WZPLSW=L、且つ、ZYUSEIF=1
の時WTOZF=0とする。ZHANF=0として、Z
UPF=1且つ、DOUPF=1の時、及びZUPF=
0且つ、DOUPF=0且つ、WTOZF=0の時は何
もしない。ZUPF=1、且つ、DOUPF=0の時及
びZUPF=0且つ、DOUPF=0且つ、WTOZF
=1の時は、バックラッシュ内か外かのチェックをす
る。
P(バックラッシュ外)でない時は、ZHANF←1と
し、そうでない時は、MP←ZMPLS+RVPLS−
BKPLS、及びZMPLS←ZMPLS+RVPLS
とし、INBKF←1、KYINF←0とする。ZUP
F=0且つ、DOUPF=1の時もバックラッシュ内か
外かのチェックをする。
P(バックラッシュ外)でない時は、ZHANF←1と
し、そうでない時は、MP←ZMPLS−RVPLS+
BKPLS、及び、ZMPLS←ZMPLS−RVPL
Sとし、INBKF←1、KYINF←0とする。
判断のサブルーチン“MPOK”を示す。
は、目標までの残りパルスNPは、NP=MP−ZMP
LS 但し、負の時は0であり、繰り込み方向の時(D
OUPF=0)には、NPはNP=ZMPLS−MP
但し、負の時は0この残りパルスNP=0の時は、目標
のパルスになっているということなので、MPOKF=
1とし、NP≠0の時はMPOKF=0とする。
サブルーチン“ZVSET”を示す。
ータ119をオンし、DOUPF=0の時は繰り込み方
向にオンする。モータ119の起動時(KIDF=1)
には、30msタイマをスタートし、KIDF=0とし
モータ119の電圧を3Vにする。起動から30ms以
降の時で、前回ダメージでなく(ZMDMF=0)電池
によるリセットスタートでもない(RSTF=0)通常
の時には、目標までの残りパルスNPが3パルス以下か
を判断し、3パルス以下の時には電圧を1.5Vに下げ
る。これにより、目標付近の速度が下がり精度よく止ま
る。
カニズムの特性に合わせて複数の電圧で落としてもよい
し、ZMPIのパルス幅で電圧を変えてもよい。30m
s以降で前回ズームダメージ(ZMDMF=1)だった
時、又は電池によるリセットスタートで起動した時(R
STF=1)はズームの初期位置が不定である。
ムの両側の領域ではZMPR=Hであり、中央の領域で
はZMPR=Lとなっており、ZMPR=Hの領域で駆
動方向を間違えると沈端又はテレ端にぶつかることにな
る。この為、初期位置が不定の時で、ZMPR=Hの時
にはモータ119の電圧を1.5Vにし、ぶつかったと
してもメカニズムを破壊しないようにする。ZMPR=
Hの領域が2つあり、どちらかという判断は動かしてい
る時にZMPRがH←LまたはH→Lと変化することに
よって分かり、その結果をE2 PROM221に記憶
し、通常はその値をもとに制御を行なうという機構であ
る為に初期位置不定となることがある。すなわち、E2
PROM221に書き込む直前にユーザが電池を抜いて
しまい、書き込めなかったり、カメラの動作とは関係な
く、ユーザがズームを強引に押し込んだり、引張ったり
して動かした時にはE2 PROM221に記憶された値
と実際のズームの位置が合わなくなり、この様な時にで
も、ぶつかってメカニズムを破壊することがないように
する為の処理である。
サブルーチン“PIPRIN”を示す。ズームの位置検
出は図9に示す様に、ZMPRがH←L又はH→Lに変
化する位置を基準に相対エンコーダの出力であるZMP
Iをカウントして決めており、このサブルーチンで実際
のカウント等を行なう。
が立下がった時、繰り出し方向(DOUPF=1)の時
は沈胴からワイド途中でのZMPLSのリフレッシュ値
WRPLSをセット(ZMPLS←WRPLS)し、Z
MPI又はZMPRが変化したフラグPIPRCHNF
←1とする。ZMPRが立下がった時で繰り込み(DO
UPF=0)の時、マニュアルズーム(DOZMF=
1)の時はPIPRCHNF←1とするだけだが、それ
以外の時すなわち、沈胴又はワイドへの動作時は、テレ
付近のリフレッシュ値TRPLSをセット(ZMPLS
←TRPLS)する。
F=1)の時はZMPLS←TRPLS、繰り込み(D
OUPF=0)の時はZMPLS←WRPLSとし、P
IPRCHNF←1とする。ZMPRが変化しなかった
時はPIPRCHNF←0とする。
クする。
り又は立下がりがあり、繰り出し(DOUPF=1)の
時はZMPLSをインクリメント(ZMPLS←ZMP
LS+1)し、繰り込み(DOUPF=0)の時はZM
PLSをデクリメント(ZMPLS←ZMPLS−1)
し、PIPRCHNF←1とする。デクリメント時負に
なった時は0にする。
立上がりから立下りまで、又は立下がりから立上がりま
でを1パルスとしてカウントする。
レになったかを判断するサブルーチン“WIDTLC
K”を示す。
ニュアルズームが始まるがUPSWを押してもすでにテ
レにいる時や、DNSWを押してもすでにワイドにいる
ときにはズームを動かす必要がない。すでにテレにいる
かワイドにいるかを判断するフラグはそれぞれTLF、
WIDFであるが、このサブルーチンでは、それぞれD
OTLF、DOWIDFにセットする。
DF←DOWIDFとしてE2 PROM221に記憶す
る。
ュアルズーム(DOZMF=1)の時、繰り出し(DO
UPF=1)の時に、ZMPLS≧TPLSの時はテレ
の位置になっているのでDOTLF←1とし、繰り込み
(DOUPF=0)の時にZMPLS≦WPLSの時は
ワイドの位置になっているので、DOWIDF←1とす
る。
“LIMCK”を示す。
R=Lの時又はワイド動作時でZMPR=Hの時に呼ば
れ、ZMPIだけが出力されて、ズームが動かないよう
なメカニズム故障が起きていないかをチェックする。
MPLS≦TPLSの時は、正常なのでLIMERF←
0とし、ZMPLS<WPLS又はZMPLS>TPL
Sの時は異常なのでLIMERF←1とする。
ルーチン“ZMBRK”とワイド途中でバリア81を開
→閉した時のブレーキのサブルーチン“WTOSBR
K”を示す。2つの違いは“ZMBRK”が確実にメカ
ニズムを止める為に64msとブレーキ時間が長いのに
対して、“WTOSBRK”は、ブレーキ後沈胴動作へ
移るまでの時間を短かくする為に、16msのブレーキ
になっている。“WTOSBRK”では止まりきれない
うちに沈胴動作に移り、ZMPIのカウントミスが生じ
る可能性があるが、ZMPR=Lの時しかバリア81の
開→閉をチェックしないので、“WTOSBRK”が呼
ばれる時は、ZMPR=Lであり、沈胴にいく途中でZ
MPRのL→Hを通るので、そこでカウンタ値がリフレ
ッシュされるので正確な沈胴位置に止めることができ
る。ブレーキ時間以外のどちらも同じ処理であり、ブレ
ーキ中にZMPIのカウントを2カウントに制限する為
にBRKP=2とし、ブレーキする。ZMPIが変化す
ると、BRKP=0かチェックし、そうでなければBR
KP←BRKP−1とし、DOUPFに応じて、インク
リメント又はデクリメントする。タイマ時間、すなわ
ち、64ms又は16ms経ったらモータ119をオー
プンにして終了する。
は、ブレーキしてすぐにズームが止まらない為である
が、止まった所がたまたまZMPIのスレッシュぎりぎ
りの時には、ズームは止まっているにもかかわらず、
P.I.の羽根の振動等でZMPIが出力されることが
あるので、ここではカウント値を2カウントに制限する
ことで大きなカウントミスがおきるのを防ぐ。
のサブルーチン“WTOZ”を示す。
方向及び繰り込み方向であり、ズーム系から巻上げ系の
切換え方向である。
し方向及び繰り出し方向であり、巻上げ系からズーム系
への切換え方向である。
時、及び空送り終了時はもちろんリワインド終了時もギ
アをゆるめる為に巻上げ方向すなわちCW方向に動かし
て終了しているので、WZキャリア127はプランジャ
113から離れている。
4が入っている状態でアトブタを開けられた可能性もあ
り、フィルム24がつっぱって、フィルム24が取り出
しずらくなることを防ぐ為に巻戻し方向すなわちCCW
方向に動かしている。この時には、WZキャリア127
はプランジャ113にくっついていて、プランジャ11
3の吸着時このままでは、摩擦が大きすぎて吸着できな
くなることが低温時等で起きる。この為、アトブタ開状
態の時は、まず、CW方向に30msモータ119をオ
ンしブレーキする。これにより、WZキャリア127は
プランジャ113から離れるので、W/Zプランジャを
オンして20ms後には確実に吸着する。モータ119
をCCW方向にオンして、遊星ギア121を巻上げ方向
からズーム方向に切換える。
27がある為、遮光されているのでWZPIの出力はH
であるが、切換わる途中で透光に変わり、Lに変わる。
実にズーム系に切換わったことを確認する為にZMPI
が変化するのを待つ。
で、ZMPLSをインクリメントする。“ZMBRK”
でモータ119をブレーキ、W/Zプランジャをオフ
し、切換えがズーム側にあるのでZYUSEIF←1と
し、“EPWRZM”でE2 PROM221に書き込
む。
ことで確実な切換えが行なえる。
サブルーチン“ZTOW”を示す。WZPI=H且つ、
ZYUSEIF=0の時は、すでに巻上げ系にいる時な
ので何もせずフローを抜ける。それ以外の時に切換え動
作を行なう。
1)だった時は、CCW方向に動かして終了しているの
でWZキャリア127はプランジャ113から離れてい
るが、繰り込み(ZUPF=0)だった時は、CW方向
に動かして終了しているのでWZキャリア127はプラ
ンジャ113にくっついている。この為、ZUPF=0
の時は、CCW方向に30msモータ119をオンす
る。これにより、WZキャリア127はW/Zプランジ
ャから離れるので、2つの間の摩擦がなくなるので、W
/Zプランジャを20msオンすることで確実に吸着す
る。
を開始する。WZPIがLからHになったことで、切換
え途中まで動いたことが分かる。通常フィルム24のパ
ーフォレーションを検出するフォトリフレクタWPRが
変化したことが確実に切換わったことを検出するが、ア
トブタが開いている時や、フィルムエンドでフィルム2
4が動かない時はWPRは変化しないので100ms経
ったら、切換わったと判断する。モータ119を64m
sブレーキしオフした後、W/Zプランジャをオフし、
切換えが巻上げ側にあるのでZYUSEIF←0とし
“EPWRZM”でE2 PROM221に書き込む。
出しパルスは、∞基準では図35に示すような曲線とな
る。すなわち、ワイド側よりテレ側の方が大きく、被写
体距離の逆数が大きくなるほど大きくなる。
b(1/l)+C}{ZMENC2 +d×ZMENC+
e}a、b、c、d、e…固定値、で計算する。a、
b、c、d、eの固定値は、ズレの分割数や繰り出しパ
ルスの分解能に合わせて決める。
2群の相対的な位置がカメラ毎にバラツキ又は繰り出し
時か繰り込み時かによっても変わるので、図36に示す
ように繰り出し(ZUPF=1)又は繰り込み(ZUP
F=0)でワイド、スタンダード、テレの値をE2 PR
OM221に記憶し、間は直線で補間する。
となる。
を示す。
充電完了しているので充電しない。図16に示すDC/
DC回路をオンする。これは充電中に電池の電圧が1.
5Vぐらいに下がってもICの電圧を3.5V程度に保
持することでCPUの暴走やICの動作不良を防ぐ為で
ある。
っていたり、低温時には充電時間は長くなる。
路の故障をチェックする為、まず充電開始から3秒以内
に65Vを越えるかをチェックし、その後は1秒毎に3
V以上上がるかを充電許可電圧の300Vまでチェック
する。また、30秒以内に充電完了するかもチェックす
る。
Wを押し、ストロボ部40の発光が必要な時に充電電圧
が300V以下の時には、ファインダー内(以下F内)
のストロボLEDを点滅させて、レリーズできないこと
をユーザに知らせるとともに、レリーズを禁止すること
により、露出アンダーの写真を撮ることを防ぐようにな
っている。これにより、カメラを放置した後、充電電圧
がリークで300Vより下がった時にレリーズをして切
れなくても、STLEDの点滅により理由が分かるので
安心できる。この様な未充電によるレリーズロックは放
置時だけでなく、充電中に300V以下の時にレリーズ
SWを押された時でも起きる。充電中はカメラ自体で分
かっているので、充電中の300V以下の時はSTLE
Dを点滅させる。これにより、ユーザは充電中であるこ
とが分かる。
まり消灯し、この時にユーザがレリーズSWを押せば未
充電ロックにはならない。
タイマ、3秒タイマをスタートする。125msタイマ
をスタートし、125ms経つまで、充電電圧のA/D
を行い、AD値≧330Vかのチェックとキー入力のチ
ェックを行なう。330Vを越えればCHBF←0と
し、キー入力があった時はそのままで、DC/DCオフ
のサブルーチン“DCDCOF”をコールしてからリタ
ーンする。125ms経った時で、300V以上の時は
STLEDをオフするが、300V未満の時はSTLE
Dのオン、オフを反転する。3秒たつまでは、125m
s毎に1秒タイマをスタートし、AD値を0ADに退避
する。3秒経った時に65V以下であればストロボ異常
でありダメージとする。300V未満の時は1秒経った
かチェックし、1秒経っていれば、1秒タイマを再スタ
ートするとともに、AD値が1秒前の値に対して、3V
分(=2)以上上がっているかチェックし、上がってい
なければダメージとし、上がっていればAD値を0AD
に退避する。この時30秒経っていればダメージとす
る。
するサブルーチン“DCDCOF”を示す。
cc1は1.5V程度まで下がる。又、ICやCPUの動
作保障電圧はVcc2で1.9Vであり、Vcc1では、ダ
イオード分高く2.2Vなので、充電等の後、すぐにD
C/DC回路をオフするとVcc2は2.2Vを下回わ
り、暴走等が起きる可能性がある。重負荷がなくなれば
電池の電圧は回復するので、少し時間を待つことで2.
2V以上に戻る。常温では早く、低温では遅くなる。
すればOKとする。この間にユーザがレリーズSWを押
すことも十分考えられる。その場合、3秒後に露出が行
なわれるのでは、非常に違和感のある動きになってしま
う。これを防ぐ為に、0.5秒後から3秒後までの2.
5秒間にレリーズSWが押された時は、STLEDを点
滅させユーザには、未充電ロックと思わせることで違和
感のないものにする。フローに沿って説明すると、ま
ず、0.5秒タイマをスタートし、0.5秒以内にVcc
1≧2.2Vになればリターンする。
ートする。Vcc1≧2.2Vになればリターンする。
2.5秒経ったらカメラをロックする。2.5秒以内に
第1レリーズがオフ→オンすれば4分タイマをスタート
する。第1レリーズオン中は、125msたつと、12
5msタイマをスタートし、STLEDをオンならオ
フ、オフならオンする。4分経ったらリターンする。
チン“AECAL”を示す。輝度及びISO感度より、
露出が適正となる秒時を計算する。ストロボオフモード
の時は、発光フラグFLSHF←0、未充電ロックフラ
グSTBERF←0とする。夜景モードの時に充電電圧
≧300Vの時は、FLSHF←1、STBERF←0
とし、300V未満の時はFLSHF←0、STBER
F←1とする。それ以外のモードで秒時が、手振れが起
きやすい秒時より遅い時はその秒時で丸める。手振れを
丸めた時や逆光やFILL−INモードの時も300V
以上か未満かによりそれぞれFLSHF、STBERF
を設定し、そうでない時は、FLSHF、STBERF
ともに0にする。FLSHF、STBERFの設定後、
光量が適正となる発光時間の計算をする。
す。シャッタ関係の回路は図15であり、Tr1、Tr2を
オンすることでシャッタプランジャS−PLをオンす
る。セクタが開き出し、シャッタPIが透光になった
ら、秒時タイマをスタートする。秒時になったら発光フ
ラグFLSHFをチェックする。FLSHF=1であっ
ても、POPSWがオフしていて、ストロボが収納状態
の時はTr1をオフするだけで発光制御を行なわない。発
光は、Tr1、Tr2をオフすることで、D3、S−PL、
D2を通してIGBTのゲートに100μsの間で電荷
がたまり、IGBTがオンする。
SCR、C2 、L1 の間で電流が流れ、L1 の2次側に
高電圧が発生し、キセノン管の発光が開始する。発光時
間待ってからTr2をオンし、IGBTのゲートの電圧を
Lにすることで、IGBTはオフし発光が停止する。1
ms待ってTr2をオフする。
EYE”を示す。
る。Tr1、Tr2をオンし、1ms待つ。1msの通電で
はまだセクタは開かない。ここで、Tr1、Tr2をオフ
し、IGBTのゲートに1msで電荷をため、IGBT
をオンする。SCRをオンし、発光開始し、14μs後
にTr2をオフし、IGBTをオフし、発光を止める。
なわれる。SCRをオフし、40ms待つ。この間にP
OPSWが収納し、オフした場合は15回の途中であっ
てもそれ以降のプリ発光はせずに抜ける。40ms経っ
たらREDNをデクリメントし、発光処理に行く。RE
DN=1となったら、1ms待って、Tr1、Tr2をオフ
し終了する。
光が行なわれる。
にストロボ発光時にPOPSWの状態をチェックし、収
納状態で発光しないようにしている。ストロボの光量は
非常に大きいので収納状態で発光すると発光窓を焦がし
たりするが本実施例では、レリーズSWを押した直後
に、ストロボをポップダウンしても収納状態で発光しな
いので故障にならない。
を示す。
切換えの方向及びズームの繰り出し方向である。リワイ
ンドには15秒程度かかり、その間に係止がはずれたり
してズーム側に切換わるような故障が発生した場合、そ
のままズームが繰り出し、テレを越え、テレ端にぶつか
り続けるようなことになれば、ズームをこわす可能性
や、バリア81が閉じていればバリア81を中から押し
てこわす可能性がある。リワインド前にはズームを沈胴
にするので、ZMPR=Hである。従って、リワインド
中にZMPR=Lかをチェックすれば、ズーム側に切換
って繰り出てしまっているかどうかを検出できる。ZM
PRがHからLになる位置をズームがバリア81に当た
らない位置になるように位置検出用シール8の白、黒の
位置を決める。
が、頻繁に起きるようになるのは明らかに故障なので、
3回以上は故障と判断する為にRWDN←3とする。
“ZTOW”で切換えを巻上げ系にし、モータ119を
巻戻し側にオンし、9秒タイマをスタートする。
かり巻き付いていないのでWPRは変化しない。この為
9秒間はWPRを見ずに待つ。この間ZMPR=Lにな
ったら、ズーム側に切換わってしまっているのでRWD
Nをデクリメントし、1でなければ“ZMSNK”で沈
胴にし直した後再度リワインドを行なう。
をチェックし、WPRが1秒間変化しなければフィルム
24が動いていないので、リワインド終了と判断する。
この間にZMPR=Lとなっても沈胴と、再度リワイン
ドとをしなおす。リワインド終了時はモータ119をブ
レーキした後、フィルム24がギアにくいついているの
をゆるめる為に50ms巻上げ方向にモータ119をオ
ンし、50msブレーキしてモータ119をオフする。
なった時はダメージに飛ばし、カメラをロックする。
繰り出しと繰り込みでガタのあるズームユニットであっ
てもズームの駆動に連結して発生するパルスを用いて、
繰り出し時でも繰り込み時でも精度良くワイド位置に停
止できる。
時間押さえることで、パワ−オフと同等の機能を持たせ
ることができる。また、発光時、ストロボが押されてい
る場合は発光を禁止することができる。
ブロック図である。
図である。
図である。
めの電気回路図である。
制御回路を示す図である。
る。
ある。
ある。
ある。
チャートである。
である。
である。
である。
るズーム保持ピンの関係を示す図である。
かどうかを判断するフローチャートである。
ーチャートである。
うためのフローチャートである。
めのフローチャートである。
たかをチェックするためのフローチャートである。
ワイド途中でバリアを開→閉した時のブレーキのサブル
ーチンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
ンを示すフローチャートである。
図である。
スタンダード、テレの値と調整パルス数との関係を示す
図である。
を示す図である。
ある。
ローチャートである。
フローチャートである。
ャートである。
トである。
る。
のブロック図である。
手段、203…モータ手段、204…ズームユニット、
205…基準位置検出手段、206…カウンタ手段、2
07…パルス発生手段、208…補正量記憶手段、30
1…ストロボユニット、302…ストロボ状態検出手
段、303…制御部、304…レンズ制御手段、305
…レンズユニット、306…動力伝達手段。
Claims (7)
- 【請求項1】 ズームのアップ、ダウンスイッチの出力
に応じて、モータ手段を制御し、ズームユニットを駆動
するズーム制御手段と、ズームユニットの基準位置を検
出する基準位置検出手段と、ズームユニットの相対的な
動きに連動して、パルスを発生するパルス発生手段と、
前記基準位置検出手段の出力と前記パルスにより、ズー
ム位置をカウントするカウント手段と、ズームユニット
の駆動方向が変わった時に、前記カウンタ手段のカウン
ト値を補正する補正量記憶手段とを有し、ズームユニッ
トの方向がアップからダウン方向になった時に、前記カ
ウンタ手段のカウント値に前記補正量記憶手段の補正量
を加算し、ダウン方向からアップ方向になった時に減算
することを特徴とするズーム制御装置。 - 【請求項2】 前記カウント値をもとに、少なくともワ
イド位置にズームユニットを駆動することを特徴とする
請求項1記載のズーム制御装置。 - 【請求項3】 カメラ本体から突出する使用位置と、カ
メラ本体への収納位置との間で、移動自在なストロボを
有したカメラにおいて、ストロボが使用位置の状態から
収納位置へ向けて所定時間以上押圧され続けたことを検
知する手段と、上記検知手段出力を受けてカメラを初期
状態に移行させる制御手段と、を具備したことを特徴と
するストロボ内蔵カメラ。 - 【請求項4】 前記初期状態がパワーオフ状態であるこ
とを特徴とする請求項3記載のストロボ内蔵カメラ。 - 【請求項5】 前記初期状態が撮影レンズを最も繰り込
んだ状態であることを特徴とする請求項3記載のストロ
ボ内蔵カメラ。 - 【請求項6】 前記初期状態がストロボを収納状態に維
持させる状態であることを特徴とする請求項3記載のス
トロボ内蔵カメラ。 - 【請求項7】 露出中にストロボが収納位置へ向けて押
圧されたとき、このストロボの発光を禁止する禁止手段
をさらに設けたことを特徴とする請求項3記載のストロ
ボ内蔵カメラ。
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- 1993-04-08 JP JP10494493A patent/JP3244337B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN100359922C (zh) * | 2004-06-17 | 2008-01-02 | 株式会社日立制作所 | 摄像装置 |
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