JPH11326495A - 車載レーダのアンテナ軸調整装置 - Google Patents

車載レーダのアンテナ軸調整装置

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JPH11326495A
JPH11326495A JP10129921A JP12992198A JPH11326495A JP H11326495 A JPH11326495 A JP H11326495A JP 10129921 A JP10129921 A JP 10129921A JP 12992198 A JP12992198 A JP 12992198A JP H11326495 A JPH11326495 A JP H11326495A
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vehicle
antenna
angle
antenna axis
adjusting
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JP10129921A
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Ketsu Haku
杰 白
Mitsuru Nakamura
満 中村
Kazuro Takano
和朗 高野
Jiro Takezaki
次郎 竹崎
Takeo Yoshimura
武夫 吉村
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザのアンテナの取付角度を容易に、しかも
精度良く調整すること。 【解決手段】車両の車軸方向を検知できるテスタと、車
両傾きずれ角度と車両セット位置のずれ角度を補正する
装置と、車軸方向を可視レーザで照射する照射装置とを
有し、アンテナ軸方向をレーザ照射方向または車軸方向
に平行となるようなアンテナ軸調整装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電波,光,
超音波等を送受信して、少なくとも自車両と先行車両な
ど障害物との車間距離,相対速度等を計測する車載レー
ダにかかわる。特に、自動車の製造ラインまたは整備工
場など小さな作業空間で、レーダのアンテナ軸調整作業
を容易に、しかもレーダの測定精度が確保できるものに
関する。
【0002】
【従来の技術】車両事故を未然に防止する車間距離警報
システム用の車間距離計測装置として、ミリ波レーダが
研究開発されている。一般的に、その送受信装置である
アンテナの送信軸の指向性は、レーダ測定精度の基本条
件として厳しく要求されている。このため、従来のアン
テナ軸調整方法は、送信ビームが自動車の車軸を正しく
向くようにするため、車両の正面前方にミリ波レーダの
電解強度測定装置を用いて、測定したアンテナの電磁波
の放射強度が最大になるようにアンテナ軸の方向を調整
していた。
【0003】特開平7−81490号では、この調整方法とし
て、レーダ装置の受信回路にその送信回路が送信した電
磁波の反射波電解強度を表示するモードを設定し、その
アンテナ軸をその電解強度が最大になるように調整する
方式が提案されている。
【0004】特開平8−327722 号では、ビームの照射に
よる所定位置に設定した反射体からの反射波の状態に基
づいて、ビームの光軸を車体中心線と一致するように、
ビームを調整する方式が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は次のよ
うな点で問題があった。
【0006】第1の問題点として、特開平7−81490号に
おいては、アンテナ軸調整を行う際、レーダ装置の送信
回路が送信した電磁波の反射波電界強度を表示する必要
がある。しかし、一般的に、レーダの表示装置に受信電
界強度を表示するような構成になっていない。このた
め、前記従来例は一般のレーダの軸調整に対しては用い
ることができない。
【0007】第2の問題点として、特開平8−327722 号
においては軸調整作業に多大の時間を要し、且つ、作業
空間が非常に大きくなるということがあった。
【0008】第3の問題点として、車両のタイヤ変形な
どにより生じたサイドスリップでの車両傾きずれ角度が
あり、また、所定基準位置に対して車両セット時の位置
ずれ角度の誤差などが除去されず、結果として、従来の
方法ではより精度の高い左右,上下方向のアンテナ軸ず
れの調整ができないという問題となっていた。
【0009】本発明は、以上のような問題点にかんがみ
なされたもので、その解決のため、車両傾きずれ角度の
測定装置,所定基準位置より車両セット位置のずれ角度
の補正装置,車軸と車体中心方向を検知する装置,点光
源照射装置,アンテナ軸方向ずれ角度の目視表示装置,
簡易にアンテナ軸方向を調整できるブラケット装置、ま
た、水準器を用いてアンテナ軸ずれ角度の測定および調
整装置と、これらの装置の組合せにより、アンテナ軸調
整の作業を製造ラインまたは整備工場などで、最小限の
操作で行うことができる、車載レーダのアンテナ軸調整
方法および装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためになされたものであり、その第1の発明におい
ては、少なくとも先行車との車間距離を検出することが
できる車載レーダ装置の、ビームを送信する装置を有す
るアンテナ軸を調整するアンテナ軸調整装置において、
車軸と車体中心方向のずれ角度を測定する車両傾きずれ
角度測定装置と、アンテナ軸調整テスタの設置位置に対
する車両セット位置の平行ずれ角度を測定する車両セッ
トずれ角度測定装置と、車両セットずれ角度の測定値か
らアンテナ軸調整テスタの逆補正角度を算出し、この逆
補正角度に基づきアンテナ軸調整テスタの位置調整で、
車両セットずれ角度を除去するセットずれ角度補正装置
と、車両傾きずれ角度測定装置による測定した車両傾き
ずれ角度により、アンテナ取付け角度の逆補正角度を算
出し、この逆補正角度に基づき、アンテナ取付け角度の
調整で車両傾きずれ角度を除去して、アンテナ軸を車軸
と平行になるように修正する車両傾きずれ角度補正装置
と、上記補正装置による調整したアンテナ軸の最終ずれ
角度誤差をレーダの信号処理ソフトで補正するソフト設
定装置と、を有することを特徴とする車載レーダのアン
テナ軸調整装置。
【0011】第2の発明においては、少なくとも車両整
備工場または自動車製造ラインにおいて用いる車載レー
ダのアンテナ軸調整装置であって、アンテナ軸調整テス
タを作業空間内に、少なくとも手動で移動および回転運
動ができるレール装置と、アンテナ軸調整テスタを車両
と正対する照準装置と、アンテナ軸調整テスタから可視
光を放射できる可視光装置と、可視光の照射方向を車軸
方向と平行になるように、照射方向を回転調整する照射
方向設定装置と、可視光をアンテナ前表面に照射し、ア
ンテナからの反射光とのずれ角度でアンテナ軸ずれ角度
を表示するアンテナ軸ずれ目視装置と、を有することを
特徴とするアンテナ軸調整装置。
【0012】第3の発明においては、少なくとも先行車
との車間距離を検出することができる車載レーダ装置に
おいて、アンテナの表面に、少なくともその一部の表面
には光を反射できる反射面を設置するアンテナの光反射
装置と、を有することを特徴とする車載レーダのアンテ
ナ軸調整装置。
【0013】第4の発明においては、少なくとも先行車
との車間距離を検出することができる車載レーダ装置に
おいて、アンテナの車両へ取付けと、アンテナ軸調整の
両機能を分離した、少なくとも2ピース構造からなるブ
ラケットのアンテナ取付け・軸調整ブラケット装置と、
アンテナの下方において、アンテナの表面より、少なく
とも電波照射方向に板をオフセットさせて取付けるブラ
ケット装置と、を特徴とする車載レーダのアンテナ軸調
整装置。
【0014】第5の発明においては、少なくとも先行車
との車間距離を検出することができる車載レーダ装置に
おいて、アンテナ軸調整方法及び装置において、車両セ
ット位置の床面を基準面として、水準器の初期値を0で
クリアする水準器初期設定手段と、水準器を用いて車両
に取付けたアンテナの水平度と垂直度を測定するアンテ
ナ取付け角度測定手段と、アンテナ取付け角度の測定結
果によりアンテナ軸調整に必要な調整角度を算出し、こ
の調整角度に基づいてアンテナ軸方向を調整するアンテ
ナ軸調整手段と、を特徴とする車載レーダのアンテナ軸
調整装置。
【0015】第6の発明においては、少なくとも先行車
との車間距離を検出することができる車載レーダ装置に
おいて、アンテナに、少なくとも水平度または垂直度を
測定できる水準器を設置するアンテナ水準器の一体化装
置と、を有することを特徴とする車載レーダのアンテナ
軸調整装置。
【0016】第7の発明においては、少なくとも車両整
備工場または自動車製造ラインにおいて、車載レーダの
アンテナ軸調整装置において、前記請求項2のアンテナ
軸調整テスタにヘッドライト光軸調整用受光装置を備え
るアンテナ軸−光軸一体化テスタと、を特徴とする車載
レーダのアンテナ軸調整装置。
【0017】第8の発明においては、少なくとも自動車
製造ラインにおいて、車載レーダのアンテナ軸調整装置
において、車両傾きずれ角度測定手段と車体幾何学中心
測定手段において、これらの測定手段により測定した結
果からコンピュータで車両傾きずれ角度,車両セット位
置ずれ角度を算出する算出手段と、アンテナ軸ずれ角度
を検出用点光源装置と、アンテナ軸ずれ角度の調整範囲
を表示用誤差表示装置と、コンピュータの制御により点
光源装置を車両と自動正対する自動正対手段と、アンテ
ナ軸のずれ角度情報に基づいて、アンテナの取付け角度
を自動調整するアンテナ軸調整手段と、を有することを
特徴とする車載レーダのアンテナ軸調整装置。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。本発明は車載レーダ装置の信号送受信機
能を有するアンテナを、車両の車軸と離れたオフセット
位置に装着し、アンテナ取付け角度を小さい工数と作業
空間で、精度よく調整できるようにする車載レーダ装置
に関するものである。
【0019】まず、図1において、本発明の実施例のオ
フセット装着アンテナを持つ車載レーダ装置の構成を説
明する。
【0020】この車載レーダ装置はアンテナ1,レーダ
信号処理器4,車間距離警報表示器5で構成する。アン
テナ1の取付け位置は車軸2に対して、水平方向にオフ
セット量e(7)離れているものとする。ここで、車軸
2と直角に交わる車幅方向において、オフセット位置を
通る車軸2と平行する方向をオフセット軸6として定義
する。このアンテナ1は、ミリ波などの送信回路と、そ
の反射信号を受信する受信回路が内蔵されている。レー
ダ信号処理器4はアンテナ1の送受信の信号を処理し、
レーダ検知範囲9内にある反射体との車間距離,相対速
度及び方位角度を検知する。この方位角度情報をもと
に、先行車が自車レーン内に存在しているか判断してい
る。そして、自車レーン内に先行車が存在すると判断さ
れる場合、また、先行車との車間距離は、相対速度及び
自車速度などから決まる設定車間距離以下の場合には、
車間距離警報表示器5から、音声など聴覚情報もしくは
表示による視覚情報により、ドライバーに対して警報を
発生するしくみになっている。したがって、隣接レーン
の前方車を自車レーンと判断することにより発生する誤
警報を低減するため、アンテナ軸方向が車軸2の方向に
平行となるように、アンテナ軸の調整が特に重要である
ことがわかる。
【0021】次に、図2において、上述の目的を達成す
るために、本発明の解決方法を説明する。
【0022】図2はアンテナ1と反射体8の位置関係を
示している。ここで、車両中心を原点とした座標系O0
−X000(以下略として{O0}で表す)を定義し、
0軸を車両進行方向(車軸方向2)、Y0を横方向、Z
0を垂直方向とする。同様に座標系{O1}はアンテナユ
ニット設置位置を基準とした座標系。座標系{O2}は
反射体設置位置を基準とした座標系とする。
【0023】このとき、図2で用いた記号を以下のよう
に定義する。
【0024】 {L0}={LX0,LY0,LZ0}T : 車両中心方向3に対するアンテナ1の取付 け位置 {L1}={Lx1,Ly1,Lz1}T : 車両中心方向3における反射体8の設置位 置 {L}={Lx,Ly,Lz}T : 反射体8の車間距離検知値 {μ}={α,β,γ}T : 反射体8の方位角度検知値 このとき、アンテナ1と反射体8の車間距離検知値
{L}は次式で表わすことができる。
【0025】
【数1】 {L}=[T]{L1}+{L0} …(1) ただし、[T]は座標変換マトリックスであり、次式で
表わされる。
【0026】
【数2】
【0027】ここで、式(2)中の記号“c”はcos 、
“s”はsin の略号である。
【0028】方位角度{μ}は5°以下とすると、cos
μ≒1,sinμ≒μと近似でき、以下のように[T]は
簡略化される。
【0029】
【数3】
【0030】式(3)を式(1)に代入すると、車間距
離の検知誤差{△L}は次式で表わされる。
【0031】
【数4】 {ΔL}=[TL1]{μ}+{ΔL0}+[TL0]({θ}+{Δξ}) …(4) ここで、 {θ}:車両傾きずれ角度; {△ξ}:アンテナ軸調整の調整精度 {μ}:アンテナ軸調整の際の調整角度;{△L0}:アンテナ取付けの位置誤差
【0032】
【数5】
【0033】である。
【0034】また、式(4)を変形して、アンテナ軸調
整の際の調整角度{μ}を求めると、次式で表わすこと
ができる。
【0035】
【数6】 {μ}=[TL1-1{{ΔL}−{ΔL0}−[TL0]({θ}+{Δξ})} …(6) 式(6)より、アンテナ軸調整の際の調整角度{μ}は
レーダ検知値の誤差({△L}−{△L0})と、車両傾きず
れ角度{θ}、及びアンテナ軸調整の調整精度{△ξ}
の差であることがわかる。
【0036】ここで、({△L}−{△L0})は取付け仕様
から決まる値で、{△ξ}はアンテナ軸調整テスタの精
度による決まる値であり、あらかじめ求めておくことが
できる。アンテナ軸調整の際の調整角度{μ}は、車両
傾きずれ角度{θ}を測定した上で、車体中心方向3を
正しく検知すれば得ることができる。
【0037】そこで、少ない工数と作業空間で、高精度
のアンテナ軸調整を行うために、車両傾きずれ角度
{θ}を測定できる装置と、車体中心方向3を正しく検
知でき、アンテナ軸ずれの角度を測定・表示できるアン
テナ軸調整テスタ装置、および簡易にアンテナ軸方向を
調整できる取付け・調整ブラケットなど装置について、
図面に基づいて説明する。
【0038】図3は自動車整備工場での本発明実施例の
全体構成を示している。自動車整備工場には、サイドス
リップテスタ,アンテナ軸調整テスタ20などが備わっ
ている。サイドスリップテスタの踏板22の上を車両を
低速で、且つハンドルを中立位置において走行させ、左
右タイヤの荷重バランスを測定することにより、車両走
行方向と車体中心方向3のずれ角度である車両傾きずれ
角度θを測定する装置である。
【0039】図4には本発明実施例におけるアンテナ軸
調整テスタ20の構成を示している。アンテナ軸調整テ
スタ20は、光学照準器33,レーザレベル30,角度
回転盤31、およびレール機構21から構成されてい
る。光学照準器33はアンテナ軸調整テスタと車体の正
対に用いる。レーザレベル30は可視レーザを放射し、
車両走行方向とアンテナ軸とのずれ角度を表示及び確認
に用いる。角度回転盤31はレーザレベル30の放射方
向を車両走行方向と平行にする調整に用いる。また、レ
ール機構21はアンテナ軸調整テスタをレール上に移
動,回転調整に用いて、車両ごとにアンテナ1のオフセ
ットでの取付け位置が異なっていても、レール上を移動
させて対応することができるようにした。これにより、
車両走行方向に対して、アンテナ軸のずれ角度の確認と
調整ができるようになっている。
【0040】アンテナ軸調整テスタ20を光学照準器3
3により車両と正対した後、レール21を移動して、レ
ーザレベル30をミラー貼り付けたアンテナ1前表面に
可視レーザで照準し、その後、角度回転盤31を、車両
傾きずれ角度θに相当する角度を逆回転させる。その結
果、レーザレベル30の照射方向はアンテナ1の幾何学
中心軸方向になる。すると、アンテナ軸は車軸2に平行
となっているため、アンテナ軸調整は完了する。
【0041】このようなアンテナ軸調整テスタ20を用
いて、アンテナ軸を少ない工数で精度よく調整する調整
手順は図5を用いて以下に説明する。
【0042】まず、Step1で、車両にアンテナ1を仮止
めして、車両をサイドスリップテスタの踏板22に通過
することにより、サイドスリップテスタの踏板22で車
軸方向(走行方向)と車体中心方向とのずれ角度であ
る、車両傾きずれ角度θを測定する(図6参照)。ま
た、目視で車両を、アンテナ軸調整テスタ20との距離
が約1mのところにセットする。
【0043】Step2で、セットした車両がアンテナ軸調
整テスタ20のレール21方向とのずれに対して、レー
ル21の回転機構の調整により、光学照準器33の照準
方向を車体中心方向3に照準する(図7参照)。する
と、レーザレベル30の可視レーザの照射方向は車体中
心方向3に平行になる。
【0044】Step3で、角度回転盤31を車両傾きずれ
角度θに相当する角度の逆方向(−θ角度)で回転し、
レーザレベル30の照射光を車軸方向の向きに一致させ
る(図8参照)。
【0045】Step4で、アンテナ軸調整テスタ20をレ
ール21上に移動し、レーザレベル30の照射レーザを
アンテナ1前表面に装着したミラーのような反射面へ向
けて照射し、このとき、照射光と反射光のずれ角度μを
確認することができる(図9(a),(b)参照)。
【0046】次に、Step5で、この角度μがアンテナ軸
調整の際の調整角度であり、アンテナ軸調整用ブラケッ
ト51の軸調整ボルト60,61を調整し、アンテナの
取付け角度を(−μ)角度回転する。このような測定と
軸調整装置で、Step2の測定した車両傾きずれ角度θ
と、Step3の車両セットの位置ずれにより生じたアンテ
ナ軸の方向ずれを除去するように、アンテナ軸を車軸方
向と平行させる(図9,図10参照)。以上より、アン
テナ軸調整作業は完了する。
【0047】次に、アンテナ軸調整用ブラケット51に
ついて、図11を用いて説明する。図11(a)に、ア
ンテナの車両取付けと、軸調整の両機能を分離した車両
取付けブラケット50と、アンテナ軸調整用ブラケット
51からなる2ピース構造のブラケットを示している。
図11(b)に、車両に取付けた場合に、アンテナ軸方
向を調整する調整用ボルトを示している。左右方向調整
用ボルト61の調整によりアンテナの左右方向の取付け
角度を調整することができ、また上下方向調整用ボルト
60の調整により、アンテナの上下方向の取付け角度を
調整することができる。
【0048】また、アンテナ軸調整用ブラケットと、車
両取付けブラケットは図12に示すような取付け構造及
び方法もある。
【0049】図12(a)にアンテナ1をアンテナ軸調
整用ブラケット71に取付け、車両取付けブラケット7
0を介して、車体フレーム65に固定する構造を示して
いる。ここで、アンテナ1の放射電波を路面に対するサ
イドロープの遮断を行うために、車両取付けブラケット
70はアンテナ1の下方から、アンテナ1前表面より、
ブラケットの頭出し量72(e2)の長さをオフセット
することが特徴である。また、アンテナ1より前面に出
たブラケットの部分の横幅はアンテナ1の横幅と相当
し、材質は金属体または電波吸収体である。このブラケ
ットの頭出し量72(e2)の長さは、地面に対してア
ンテナ1の取付け高さによって調整する。同図(b)は
アンテナ1をアンテナ軸調整用ブラケット71の裏に、
ブラケットの頭出し量72でオフセットするような取付
け方法もある。
【0050】また、図13(a)はアンテナの表面に雪
の付着を防ぐ用アンテナ軸調整用ブラケットの構造であ
る。雪の付着を防ぐ表面処理を施したカバー74をアン
テナ軸調整用ブラケット71の表面に貼り付け、または
ネジで固定する。図13(b)はアンテナ1を横から見た
図である。さらに、雪の付着を防ぐためにアンテナ軸調
整用ブラケット71は箱型とすることもできる。
【0051】次に、光反射シール付けアンテナの実施例
を図14を用いて説明する。
【0052】図14はアンテナ1のレドーム面に光反射
体90を有するミリはレーダ用アンテナである。光反射
体90は実施例4のアンテナ表面に貼り付けたミラーと
同様な機能を有し、点光源からの入射光を反射する。光
反射体90はミリ波の送受信に影響しない薄い樹脂フィ
ルムなど材質により製作した光反射体である。これによ
り、図4実施例のアンテナ軸調整作業に、ミラー貼り付
けの工程を省略することができる。
【0053】次に、水平度と垂直度を測定できる水準器
を用いたアンテナ軸の簡易調整方法の実施例を、図15
を用いて説明する。
【0054】図15(a)にアンテナ1は車両バンパの
穴を通し、ブラケット71を介して車体フレームに仮固
定することを示している。水平度と垂直度を測定できる
デジタル水準器70を用いて、アンテナ1の水平度と垂
直度を測定し、その結果によってアンテナ1の取付け方
向を調整する。測定したアンテナ1の水平度と垂直度
は、ともに約±1°以内になると、アンテナ軸調整の作
業が完了とする。
【0055】このアンテナ軸の簡易調整方法の手順を図
16を用いて説明する。
【0056】まず、アンテナ1を車両に仮固定し(Step
20)、デジタル水準器80を車両セット位置の床面に
おいて、測定値の0クリアを行う(Step21)。次は、
このデジタル水準器80を用いて、アンテナ1の水平度
と垂直度を測定し(Step22)、その測定値がともに±1
°以内になるまで(Step23)、アンテナ1の取付け方
向を調整する(Step24)。すると、アンテナを車体フ
レームに固く固定し(Step25)、アンテナ軸調整作業
が完了となる(Step26)。
【0057】図15(b)は、水平器と垂直器付きアン
テナを示している。アンテナ1は上面に水平器72を有
し、側面に垂直器73を有するミリ波レーダのアンテナ
である。水平器72はアンテナ1の車両に取付けの水平
度の測定に用い、垂直器73はアンテナ1の取付けの垂
直度の測定に用いている。水平器72と垂直器73を用
いたアンテナ1のアンテナ軸調整方法は図15(a)の
実施例と同様である(図16参照)。
【0058】次に、アンテナ軸とヘッドライト光軸の一
体化テスタの実施例を、図17を用いて説明する。
【0059】図17は図4の実施例に示したアンテナ軸
調整テスタに、ヘッドライト光軸調整用受光部61を備
えた多機能一体化テスタである。ヘッドライトテスタ用
受光部61は、ヘッドライトの照射光の光軸を検知,車
軸方向とのずれ角度を表示など機能がある。ヘッドライ
ト光軸の調整は車軸方向と平行になるように調整するた
め、テスタを車両と正対する作業工程もある。アンテナ
軸とヘッドライト軸の調整テスタの一体化により、作業
工数とテスタの設備費用の低減することができ、作業空
間を効率に利用することもできる。ヘッドライトとアン
テナ軸調整テスタ60により、同時にヘッドライトとア
ンテナ軸の調整することができる。
【0060】次に、自動車製造ラインにおいて、ミリ波
レーダのアンテナ軸調整方法及び装置の実施例につい
て、図18を用いて説明する。
【0061】図18は、自動車製造ラインにおいて、ア
ンテナ軸調整装置は、車両傾きずれ角度測定装置10
6,カメラ102,移動機構付き点光源装置105,ア
ンテナ1,誤差表示器104,サーボドライバーユニッ
ト101と処理,判定用コンピュータ103などにより
構成されている。
【0062】車両傾きずれ角度測定装置106は車両走
行方向と車体幾何学中心方向とのずれ角度の測定用装置
であり、移動機構付き点光源装置105は可視レーザ線
を送信して、アンテナ1に照射するものであり、誤差表
示器104はアンテナ1からの反射光の方向を表示用で
あり、カメラ102は画像処理により車体幾何学中心方
向を検出用であり、サーボドライバーユニット101は
アンテナ1の取付け角度を調整用工具であり、また、処
理,判定用コンピュータ103は車両傾きずれ角度測定
装置106とカメラ102の測定信号を受信し、移動機
構付き点光源装置105とサーボドライバーユニット1
01の位置信号を用いて、アンテナ1の取付け角度及び
必要な調整量を判定し、サーボドライバーユニット10
1の作動を制御し、可視レーザの反射光が誤差表示器1
04の許容範囲内になるまで、アンテナ軸を調整する。
【0063】図18の実施例のアンテナ軸調整手順につ
いて、図19を用いて説明する。
【0064】まず、Step1で、車両にアンテナ1を仮止
めして、車両を車両傾きずれ角度測定装置106に通過
することにより、車両走行方向と車体中心方向とのずれ
角度である、車両傾きずれ角度θを測定する。また、車
両を、点光源装置の前にセットする。
【0065】Step2で、セットした車両位置はカメラ1
02の画像処理により、車体の幾何学中心方向を求め
る。求めた結果により、点光源装置を車両と正対するよ
うにコンピュータ103が手光源装置105の移動機構
を制御する。
【0066】Step3で、車両傾きずれ角度を用いて、コ
ンピュータ103の制御で、点光源装置105の照射光
を車軸方向の向きに一致する。
【0067】Step4で、点光源装置105の照射レーザ
をアンテナ1前表面に装着したミラーのような反射面へ
向けて照射し、このとき、照射光と反射光のずれ角度μ
をコンピュータに入力を確認することができる。
【0068】次に、Step5で、コンピュータ103によ
りサーボドライバーユニット101を制御して、アンテ
ナ軸調整ブラケット51の軸調整ボルト60,61を調
整し、アンテナの取付け角度を(−μ)角度回転する。
このような測定と軸調整装置で、Step1の測定した車両
傾きずれ角度θと、Step2の車両セットの位置ずれによ
り生じたアンテナ軸の方向ずれを除去するように、アン
テナ軸を車軸方向と平行させる。以上より、アンテナ軸
調整作業は完了する。
【0069】なお、以上の実施例においては、ミリ波レ
ーダを対象として、アンテナ軸調整方法について説明を
加えた。しかしながら、本発明の性格上、これにとどま
るものではなく、スキャン方式の電波レーダあるいはレ
ーザなどを用いた光式レーダに対しても応用が可能であ
る。また、以上の実施例においては、作業空間は約3m
以下の範囲内に作業ができるため、車両傾きずれ角度な
どの測定、およびアンテナ軸調整用調整ボルトの調整作
業などを自動化によって、各車種の自動車製造ラインに
おける、アンテナ軸調整作業に対しても応用が可能であ
る。
【0070】
【発明の効果】本発明により、自動車製造ラインまたは
整備工場など有限な作業空間において、ミリ波レーダの
アンテナ軸調整を容易に、しかも精度よく調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オフセットアンテナを持つ車載レーダ装置の構
成例である。
【図2】車載レーダと反射体の位置関係の例である。
【図3】本発明のアンテナ軸調整用装置の構成である。
【図4】本発明のアンテナ軸調整テスタの構成及び機能
である。
【図5】図4のアンテナ軸調整実施例を行う作業手順で
ある。
【図6】手順1の車両傾きずれ角度を測定する実施例で
ある。
【図7】手順2の車両セット位置ずれ角度の補正装置の
実施例である。
【図8】手順3の車軸方向検知装置の実施例である。
【図9】手順4のアンテナ軸方向と車軸方向のずれ角度
を検知する実施例である。
【図10】手順5のアンテナ軸のずれ角度および調整方
法である。
【図11】2ピース構造からなるアンテナの車両取付け
と軸調整用ブラケットの例である。
【図12】アンテナの前下方にオフセット板を持つブラ
ケットの例1である。
【図13】アンテナの前下方にオフセット板を持つブラ
ケットの例2である。
【図14】光反射シール付きアンテナの実施例である。
【図15】水準器を用いたアンテナ軸調整の実施例であ
る。
【図16】図15の水準器のアンテナ軸調整作業の手順
である。
【図17】アンテナ軸とヘッドライト軸調整用一体化テ
スタである。
【図18】自動車製造ラインのアンテナ軸調整の実施例
である。
【図19】図18の実施例の手順である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…車軸(車両走行方向)、3…車体中
心方向(幾何学)、4…レーダ信号処理器、5…車間距
離警報表示器、20…アンテナ軸調整テスタ、22…サ
イドスリップテスタの踏板、30…レーザレベル、31
…角度回転盤、33…光学照準器、51…アンテナ軸調
整用ブラケット。
フロントページの続き (72)発明者 高野 和朗 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 竹崎 次郎 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 吉村 武夫 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも先行車との車間距離を検出する
    ことができる車載レーダ装置の、ビームを送信する装置
    を有するアンテナの送信中心方向(以下“アンテナ軸”
    という)を調整するアンテナ軸調整装置において、 少なくともタイヤのサイドスリップによる車両走行方向
    (以下“車軸”という)と車体中心方向のずれ角度を測定
    する車両傾きずれ角度測定装置と、 前記アンテナ軸の測定・調整用テスタ(以下“アンテナ
    軸調整テスタ”という)の設置位置に対する車両セット
    位置の平行ずれ角度を測定する車両セットずれ角度測定
    装置と、 前記車両セットずれ角度の測定値からアンテナ軸調整テ
    スタの逆補正角度を算出し、この逆補正角度に基づきア
    ンテナ軸調整テスタの位置調整で、車両セットずれ角度
    を除去するセットずれ角度補正装置と、 前記車両傾きずれ角度測定装置による測定した車両傾き
    ずれ角度により、アンテナ取付角度の逆補正角度を算出
    し、この逆補正角度に基づき、アンテナ取付け角度角度
    の調整で車両傾きずれ角度を除去して、アンテナ軸を車
    軸と平行になるように修正する車両傾きずれ角度補正装
    置と、 上記補正装置による調整したアンテナ軸の最終ずれ角度
    誤差をレーダの信号処理ソフトで補正するソフト設定装
    置と、を有することを特徴とする車載レーダのアンテナ
    軸調整装置。
  2. 【請求項2】少なくとも車両整備工場または自動車製造
    ラインにおいて用いる車載レーダのアンテナ軸調整装置
    であって、 前記アンテナ軸調整テスタを作業空間内に、少なくとも
    手動で移動および回転運動ができるレール装置と、 前記アンテナ軸調整テスタを車両と正対する照準装置
    と、 前記アンテナ軸調整テスタに光線を放射できる点光源装
    置と、 前記可視光の照射方向を車軸方向と平行になるように、
    照射方向を回転調整する照射方向設定装置と、 前記点光源を可視光として、アンテナ前表面に照射し、
    アンテナからの反射光とのずれ角度でアンテナ軸ずれ角
    度を表示するアンテナ軸ずれ目視装置と、を有すること
    を特徴とするアンテナ軸調整装置。
  3. 【請求項3】少なくとも先行車との車間距離を検出する
    ことができる車載レーダ装置において、 アンテナの表面に、少なくともその一部の表面には光を
    反射できる反射面を設置するアンテナの光反射装置と、
    を有することを特徴とする車載レーダのアンテナ軸調整
    装置。
  4. 【請求項4】少なくとも先行車との車間距離を検出する
    ことができる車載レーダ装置において、 アンテナの車両への取付けと、アンテナ軸調整の両機能
    を分離した、少なくとも2ピース構造からなるブラケッ
    トのアンテナ取付け・軸調整ブラケット装置と、 アンテナの下方において、ミリ波の送信位置より、少な
    くとも送信方向に、板状ブラケットをオフセットさせて
    取付けるブラケット装置と、 前記アンテナ軸調整ブラケットに、ミリ波の送信方向を
    上下、及び左右に回転調整する調整ボルトと、その調整
    位置を保つための固定ボルトからなる3本ボルト調整構
    造と、を特徴とする車載レーダのアンテナ軸調整装置。
  5. 【請求項5】少なくとも先行車との車間距離を検出する
    ことができる車載レーダ装置において、アンテナ軸調整
    装置において、 車両セット位置の床面を基準面として、水準器の初期値
    を0でクリアする水準器初期設定手段と、 前記水準器を用いて車両に取付けたアンテナの水平度と
    垂直度を測定するアンテナ取付け角度測定手段と、 前記アンテナ取付け角度の測定結果によりアンテナ軸調
    整に必要な調整角度を算出し、この調整角度に基づいて
    アンテナ軸方向を調整するアンテナ軸調整手段と、を有
    することを特徴とする車載レーダのアンテナ軸調整装
    置。
  6. 【請求項6】少なくとも先行車との車間距離を検出する
    ことができる車載レーダ装置において、 アンテナに、少なくとも水平度及び垂直度を測定できる
    水準器を備えるアンテナ水準器の一体化装置と、を有す
    ることを特徴とする車載レーダのアンテナ軸調整装置。
  7. 【請求項7】少なくとも車両整備工場または自動車製造
    ラインにおいて、車載レーダのアンテナ軸調整装置にお
    いて、 前記請求項2のアンテナ軸調整テスタに、車両のヘッド
    ライト光軸調整用装置である受光装置を備えるアンテナ
    ・ヘッドライト一体化軸テスタと、を有することを特徴
    とする車載レーダのアンテナ軸調整装置。
  8. 【請求項8】少なくとも自動車製造ラインにおいて、車
    載レーダのアンテナ軸調整装置において、 車両傾きずれ角度測定手段と車体幾何学中心測定手段に
    おいて、 上記測定手段により測定した結果からコンピュータで車
    両傾きずれ角度,車両セット位置ずれ角度を算出する算
    出手段と、 アンテナ軸ずれ角度の検出用点光源送光装置と、アンテ
    ナから反射される当該光線を受光する受光装置と、 コンピュータの制御により点光源装置を車両と自動正対
    する自動正対手段と、 アンテナ軸ずれ角度の目視表示及び検出した結果をコン
    ピュータへ出力する誤差表示検出装置と、 アンテナ軸のずれ角度情報に基づいて、コンピュータに
    よりドライバユニットを制御し、ずれ角度を減少方向に
    ドライバユニットを回転させて、アンテナ軸を所定誤差
    範囲内に入れる自動調整装置と、を有することを特徴と
    する車載レーダのアンテナ軸調整装置。
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