JPH11324754A - ハイブリッド駆動車両の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド駆動車両の制御装置

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JPH11324754A
JPH11324754A JP13068798A JP13068798A JPH11324754A JP H11324754 A JPH11324754 A JP H11324754A JP 13068798 A JP13068798 A JP 13068798A JP 13068798 A JP13068798 A JP 13068798A JP H11324754 A JPH11324754 A JP H11324754A
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Asao Ukai
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    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子スロットル弁制御装置の故障時に比較的
簡単な構成で退避走行を可能にするハイブリッド駆動車
両の制御装置を提供する。 【解決手段】 車両駆動源として内燃エンジンとモータ
とを備え、更に、アクセルペダルの操作量に応じて内燃
エンジンのスロットル弁の開度を制御する電子スロット
ル弁制御装置を備えた車両における運転状態に応じてモ
ータを駆動すると共にエンジンの出力を制御するハイブ
リッド車両の制御装置において、電子スロットル弁制御
装置の故障が検出されかつブレーキの操作が検出された
ときにはモータを回生制動状態に制御する。 【効果】 運転者の減速要求に対してモータによる回生
ブレーキが作動し、車両を減速させて安全な場所へ移動
させる退避走行が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両駆動源として
内燃エンジン及びモータを備えたハイブリッド駆動車両
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動源としてエンジン及びモータを備え
たハイブリッド駆動車両は従来より知られており、例え
ば、特開平3−121928号公報にはそのようなハイ
ブリッド駆動車両の制御装置が示されている。かかる制
御装置においては、車両の運転状態に応じてモータを駆
動すると共にエンジンの出力を制御することが行なわれ
る。具体的には、車両の運転状態に応じてモータの動作
モードを判定し、加速モード時にはモータに駆動電力を
供給してエンジンの出力の補助をなし、減速モード時に
はモータを回生制動状態にしてモータによる回生電力を
蓄電器に蓄電することが行なわれる。また、その蓄電器
に蓄電された電力は加速モード時のモータ駆動電力とし
て使用される。
【0003】このようなハイブリッド駆動車両において
は、内燃エンジンのスロットル弁の開度を制御する電子
スロットル弁制御装置を備えたものがある。電子スロッ
トル弁制御装置は、運転者がアクセルペダルを操作した
ときにその操作に対して適切な速度感覚を得ることがで
きるようにスロットル弁の開度を制御する。特に、上記
の蓄電器に蓄電されたモータ駆動電力が少ない場合には
モータによる加速補助が十分に行われなくなるので、電
子スロットル弁制御装置はアクセルペダルの単位操作量
に対するスロットル弁の開度変化量を増加させてエンジ
ン自体による出力を増加させることにより加速感が運転
者に得られるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる電子スロットル
弁制御装置を備えた車両においては、電子スロットル弁
制御装置が故障し、安全な場所へ移動するための退避走
行をなすために、スロットル弁をデフォルト開度位置に
強制的に戻す機構を備えることが考えられる。しかしな
がら、そのような機構は電子スロットル弁制御装置自体
の構造を複雑にすると共にコスト高を招来するという問
題点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、電子スロットル
弁制御装置の故障時に比較的簡単な構成で退避走行を可
能にするハイブリッド駆動車両の制御装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のハイブリッド駆
動車両の制御装置は、車両駆動源として内燃エンジンと
モータとを備え、更に、アクセルペダルの操作量に応じ
て内燃エンジンのスロットル弁の開度を制御する電子ス
ロットル弁制御装置を備え、車両の運転状態に応じてモ
ータを駆動すると共にエンジンの出力を制御するハイブ
リッド駆動車両の制御装置であって、電子スロットル弁
制御装置の故障を検出するスロットル弁故障検出手段
と、車両のブレーキの操作を検出するブレーキ操作検出
手段と、スロットル弁故障検出手段によって電子スロッ
トル弁制御装置の故障が検出されかつブレーキ操作検出
手段によってブレーキの操作が検出されたときには、モ
ータを回生制動状態に制御する回生制動制御手段と、を
含むことを特徴としている。
【0007】かかる本発明のハイブリッド駆動車両の制
御装置によれば、電子スロットル弁制御装置の故障が検
出されたときにブレーキ操作検出手段によってブレーキ
の操作が検出されたならば、モータを回生制動状態に制
御するので、運転者の減速要求に対してモータによる回
生ブレーキが作動し、車両を減速させて安全な場所へ移
動させる退避走行が可能となる。
【0008】また、本発明のハイブリッド駆動車両の制
御装置は、スロットル弁故障検出手段によって電子スロ
ットル弁制御装置の故障が検出されたときにブレーキ操
作検出手段によってブレーキの操作が検出されていない
場合には、エンジンの出力の補助をするようにモータを
駆動する手段を有することを特徴としている。この構成
により、電子スロットル弁制御装置の故障時であっても
運転者の減速要求がないので、モータを駆動してエンジ
ンの出力を制御することにより安定した退避走行が可能
となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図1は本発明によるハイブリ
ッド駆動車両の制御装置を示している。このハイブリッ
ド駆動車両の制御装置においては、エンジン1のクラン
ク軸は直流モータ2の回転軸と直結されており、モータ
2の回転軸の回転は変速機構3を介して駆動輪4に伝達
されるようになっている。変速機構3はマニアル式のも
のである。モータ2にはPDU(パワードライブユニッ
ト)5が接続され、PDU5はエンジン1の出力の補助
をするようにモータ2を駆動するアシスト動作時にモー
タ2に駆動電力を供給し、その駆動電力を供給せずにモ
ータ2を発電機として動作させる回生動作時にモータ2
の回生電力を例えば、キャパシタからなる高電圧蓄電器
6に供給する。
【0010】PDU5の高電圧蓄電器6との接続ライン
にはDV(ダウンコンバータ)7が接続されている。D
V7はその接続ラインの高電圧を12V程度の低電圧に
電圧変換する。DV7の出力には低電圧蓄電器であるバ
ッテリ8が接続されると共に車両の低電圧負荷9が接続
されている。モータ2の回転制御はMOTECU(モー
タ電子制御ユニット)11によってPDU5を介して行
なわれる。MOTECU11は、図2に示すようにCP
U31、RAM32,ROM33、カウンタ34,入力
インターフェース(I/F)回路35、出力インターフ
ェース回路36、入出力インターフェース回路37及び
A/D変換器38を備えている。CPU31、RAM3
2,ROM33、カウンタ34,入力インターフェース
回路35、出力インターフェース回路36、入出力イン
ターフェース回路37及びA/D変換器38は共にバス
に共通接続されている。
【0011】カウンタ34はクランク角センサ41から
出力されたクランクパルスによってリセットされて図示
しないクロック発生器から出力されたクロックパルスを
計数し、そのクロックパルス発生数を計数することによ
りエンジン回転数Neを示す信号を発生する。入力イン
ターフェース回路35にはエンジン1の始動を検出する
スタータスイッチ42、変速機構3内のクラッチ(図示
せず)の入切を検出するクラッチスイッチ43、変速機
構3のニュートラル状態を検出するニュートラルスイッ
チ44及びブレーキペダルの操作を検出するブレーキス
イッチ45が接続されている。入力インターフェース回
路35はこれらスイッチ42〜45各々のオンオフを示
すデータを保持出力する。
【0012】A/D変換器38は吸気管内圧PB、冷却
水温Tw、スロットル弁開度TH、車速Vs、アクセル
ペダル開度AP等の車両運転パラメータを検出する複数
のセンサからのアナログ信号をディジタル信号に変換す
るために設けられている。吸気管内圧PBはスロットル
弁50下流の吸気管51に設けられた吸気管内圧センサ
52によって検出される。冷却水温Twは冷却水温セン
サ53によって検出される。スロットル弁開度THはス
ロットル開度センサ54によって検出される。更に、車
速Vsは車速センサ55によって検出され、アクセルペ
ダル10の操作開度であるアクセルペダル開度APはア
クセルペダルセンサ56によって検出される。また、A
/D変換器38には高電圧蓄電器6の両端電圧が供給さ
れ、A/D変換器38の出力からは高電圧蓄電器6の両
端電圧QCAPがディジタル値として得られるようにな
っている。
【0013】出力インターフェース回路36は後述する
CPU31の動作によって発生されるアシスト量指令又
は回生量指令に応じてPDU5の動作を設定する。入出
力インターフェース回路37はENGECU(エンジン
電子制御ユニット)12とのデータ通信のための回路で
ある。ENGECU12はエンジン1の燃料噴射制御及
び点火時期制御等のエンジン制御を行なう。ENGEC
U12には、図2においては接続ラインを省略している
が、上記のクランク角センサ41、スイッチ41〜4
5、及び各種センサ52〜56が接続されている他、酸
素濃度センサ61が接続されている。酸素濃度センサ6
1は排気管62に設けられ、排気ガス中の酸素濃度O2
を検出する。この酸素濃度センサ61は理論空燃比を閾
値としてリッチ側及びリーン側の空燃比で異なるレベル
を発生する2値出力型の酸素濃度センサである。ENG
ECU12の内部構成は上記のMOTECU11と同様
であるので、ここでの説明は省略する。ENGECU1
2においては燃料噴射制御ルーチンがCPU(図示せ
ず)によって処理され、上記の車両運転パラメータ及び
エンジン回転数Neを用いて燃料噴射時間Toutが決定
される。その決定された燃料噴射時間Toutだけインジ
ェクタ63を駆動することが行なわれる。インジェクタ
63は内燃エンジンの吸気管51の吸気ポート近傍に設
けられ、駆動されたとき燃料を噴射する。また、ENG
ECU12においては点火時期制御ルーチンがCPUに
よって処理され、その点火時期制御によって点火装置6
4の点火プラグ(図示せず)の火花放電が行なわれる。
【0014】更に、上記のスロットル弁50はいわゆる
ドライブバイワイヤ(DBW)型のものであるので、エ
ンジン1にはスロットル弁50を開弁駆動するスロット
ルアクチュエータ13が設けられている。ENGECU
12においては、スロットル弁開度制御ルーチンがCP
Uによって処理され、上記のスロットル弁開度TH、車
速Vs、アクセルペダル開度AP等の車両運転パラメー
タに応じて目標スロットル弁開度θthが決定され、その
目標スロットル弁開度θthとなるようにスロットルアク
チュエータ13を介してスロットル弁50の開度が制御
される。
【0015】次に、モータ2の制御動作についてCPU
31の動作を中心にして説明する。MOTECU11の
CPU31は、モータ制御ルーチンを例えば、10msec
毎に繰り返し実行し、次に示すように、その時点の動作
モードを判定し、判定した動作モードに対応するアシス
ト量ASTPWR又は回生量REGENを設定する。
【0016】かかるモータ制御ルーチンにおいて、CP
U31は図3及び図4に示すように、先ず、スタータス
イッチ42がオンであるか否かを判別する(ステップS
1)。エンジン1の始動のためスタータスイッチ42が
オンである場合には、エンジン回転数Neがエンジンが
停止していると見なすことができるストール回転数NC
R(例えば、50rpm)以下であるか否かを判別する
(ステップS2)。Ne≦NCRの場合には、モータ動
作としてエンジン1を始動させるために始動モードを行
なう(ステップS3)。
【0017】ステップS1においてスタータスイッチ4
2がオフであると判別した場合には、エンジン停止指令
が発生されているか否かを判別する(ステップS4)。
エンジン停止指令は、エンジン停止判別ルーチンの実行
において、エンジンの運転を停止させるべき運転状態で
あると判別されたときエンジン停止指令フラグのセット
として発生される。エンジン停止指令が発生されていな
いならば、ステップS2に進んでエンジン回転数Neが
ストール回転数NCR以下であるか否かを判別する。エ
ンジン停止指令が発生されているならば、A/D変換器
38の出力からスロットル弁50の開度THを得て、そ
のスロットル弁50のスロットル弁開度THが所定アイ
ドル開度THIDLE(ほとんど全閉の開度)以上であ
るか否かを判別する(ステップS5)。ステップS2に
おいてNe>NCRの場合、すなわちエンジン1が運転
中の場合にはこのステップS5を実行する。TH≧TH
IDLEの場合にはアシストトリガテーブルから加速フ
ラグFMASTを検索する(ステップS6)。
【0018】アシストトリガテーブルは、ROM33に
予め書き込まれており、図5に示すように、エンジン回
転数Neとスロットル弁開度THとに応じて加速フラグ
FMASTを設定するようになっている。すなわち、閾
値MASTH,MASTLはエンジン回転数Neの上昇
に応じて徐々に大きくなり、スロットル弁開度THが閾
値MASTL以下から大きくなるときには閾値MAST
Hを越えるまではFMAST=0であり、閾値MAST
Hを越えると加速すべき運転状態としてFMAST=1
となる。逆にスロットル弁開度THが閾値MASTH以
上から小さくなるときには閾値MASTLを下回るまで
はFMAST=1であり、閾値MASTLを下回るとF
MAST=0となる。
【0019】ステップS6の実行後、その検索した加速
フラグFMASTが1であるか否かを判別する(ステッ
プS7)。FMAST=0の場合には、動作モードをク
ルーズモードとする(ステップS8)。FMAST=1
の場合には、動作モードを加速モードとする(ステップ
S9)。ステップS5においてTH<THIDLEと判
別した場合には、スロットル弁50はほぼ全閉であるの
で、次に車速Vsが0km/hに等しいか否かを判別す
る(ステップS10)。Vs=0km/hならば、車両
は停止しているので、エンジン停止指令が発生されてい
るか否かを判別する(ステップS11)。これはステッ
プS4と同様にである。エンジン停止指令が発生されて
いる場合には、エンジン1の運転を停止するために動作
モードをアイドル停止モードとする(ステップS1
2)。一方、エンジン停止指令が発生されていない場合
には、エンジン1のアイドル運転を続けるために動作モ
ードをアイドルモードとする(ステップS13)。
【0020】ステップS10においてVs≠0km/h
ならば、車両は走行しているので、エンジン停止指令が
発生されているか否かを判別する(ステップS14)。
これはステップS4と同様にである。エンジン停止指令
が発生されている場合には、エンジン1の運転を減速す
るために動作モードを減速モードとする(ステップS1
5)。一方、エンジン停止指令が発生されていない場合
には、エンジン1はアイドル運転が要求されているか否
かを判別する(ステップS16)。アイドル運転要求
は、エンジンアイドル判別ルーチンの実行において、エ
ンジン1をアイドル運転状態にすべきと判別されたとき
アイドルフラグのセットとして発生される。エンジン1
のアイドル運転要求がある場合には動作モードをアイド
ルモードとし(ステップS13)、アイドル運転要求が
ない場合には動作モードを減速モードとする(ステップ
S15)。
【0021】ステップS8,S9,S12,S13及び
S15の各動作モード処理においては、アシスト量AS
TPWR又は回生量REGENが設定される。例えば、
後述する加速モード処理においてはアシスト量ASTP
WRが設定され、減速モード処理においては回生量RE
GENが設定される。CPU31は設定したアシスト量
ASTPWR又は回生量REGENを出力インターフェ
ース回路36に対して出力する(ステップS17)。出
力インターフェース回路36はCPU31から供給され
たアシスト量ASTPWR又は回生量REGENに応じ
てPDU5の動作を制御する。アシスト量ASTPWR
の場合にはPDU5はアシスト量ASTPWRに応じた
アシスト電力をモータ2に供給する。回生量REGEN
の場合にはモータ2は回生制動状態になり、PDU5は
回生量REGENに応じた回生電力をモータ2から得て
高電圧蓄電器6又はDV7に供給する。
【0022】加速モード処理においては、CPU31は
図6に示すように、先ずRAM初期化動作を行なう(ス
テップS21)。この初期化動作では例えば、RAM3
2内に一時的に記憶された回生量REGEN等の値が0
とされる。初期化動作後、CPU31はクラッチスイッ
チ43のオンオフを読み取ってクラッチが動力伝達状態
であるか否かを判別する(ステップS22)。クラッチ
スイッチ43がオンならば、クラッチは動力切断状態で
あるので、アシスト量ASTPWRを0とする(ステッ
プS23)。そして、モータ2による回生電力を低電圧
負荷9に供給するようにDV7を制御する(ステップS
24)。
【0023】クラッチスイッチ43がオフならば、クラ
ッチは動力伝達状態であるので、次に、ニュートラルス
イッチ44のオンオフを読み取って変速機構3がニュー
トラル状態であるか否かを判別する(ステップS2
5)。ニュートラルスイッチ44がオンのためニュート
ラル状態である場合にはステップS23に進んでアシス
ト量ASTPWRを0とする。
【0024】ニュートラルスイッチ44がオフのためイ
ンギア状態である場合には、高電圧蓄電器6の両端電圧
QCAPを読み取ってその両端電圧QCAPが下限閾値
QCAPLMTLより大であるか否かを判別する(ステ
ップS26)。下限閾値QCAPLMTLはモータ2に
よる有効なアシスト可能電圧、例えば、蓄電器6の満充
電電圧の50%程度に設定しても良く、蓄電器6の容量
によって適宜設定可能である。QCAP≦QCAPLM
TLならば、ステップS23に進んでアシスト量AST
PWRを0とする。一方、QCAP>QCAPLMTL
ならば、アシスト量ASTPWRをマップ検索して求め
る(ステップS27)。ROM33には、図7に示すよ
うに、エンジン回転数Neと吸気管内圧PBとに応じて
定まるアシスト量ASTPWRがASTPWR#n11〜ASTPWR#n
2010のように加速時ASTPWRデータマップとして予
め書き込まれている。よって、そのときのエンジン回転
数Neと吸気管内圧PBとに対応するアシスト量AST
PWRを加速時ASTPWRデータマップから検索する
ことができる。ステップS27の実行後、CPU31は
高電圧蓄電器6の蓄電電力を低電圧負荷9に供給するよ
うにDV7を制御する(ステップS28)。
【0025】減速モード処理においては、CPU31は
図8に示すように、先ずRAM初期化動作を行なう(ス
テップS31)。この初期化動作では例えば、RAM3
2内に一時的に記憶されたアシスト量ASTPWR等の
値が0とされる。初期化動作後、CPU31はクラッチ
スイッチ43のオンオフを読み取ってクラッチが動力伝
達状態であるか否かを判別する(ステップS32)。ク
ラッチスイッチ43がオンならば、クラッチは動力切断
状態であるので、回生量REGENを0とする(ステッ
プS33)。
【0026】クラッチスイッチ43がオフならば、クラ
ッチは動力伝達状態であるので、次に、ニュートラルス
イッチ44のオンオフを読み取って変速機構3がニュー
トラル状態であるか否かを判別する(ステップS3
4)。ニュートラルスイッチ44がオンのためニュート
ラル状態である場合にはステップS33に進んで回生量
REGENを0とする。
【0027】ニュートラルスイッチ44がオフのためイ
ンギア状態である場合には、モータ2による回生電力を
低電圧負荷9に供給するようにDV7を制御し(ステッ
プS35)、そして、高電圧蓄電器6の両端電圧QCA
Pを読み取ってその両端電圧QCAPが上限閾値QCA
PLMTHより小であるか否かを判別する(ステップS
36)。上限閾値QCAPLMTHは、回生による充電
可能な例えば、蓄電器6の満充電電圧の90%程度に設
定しても良く、蓄電器6の容量によって適宜設定可能で
ある。QCAP≧QCAPLMTHならば、ステップS
33に進んで回生量REGENを0とする。一方、QC
AP<QCAPLMTHならば、ブレーキスイッチ45
のオンオフを読み取ってブレーキペダルが操作されたブ
レーキ状態であるか否かを判別する(ステップS3
7)。ブレーキスイッチ45がオフのため非ブレーキ状
態である場合には、回生量REGENを第1減速時RE
GENマップからマップ検索して求める(ステップS3
8)。また、ブレーキスイッチ45がオンのためブレー
キ状態である場合には、回生量REGENを第2減速時
REGENマップからマップ検索して求める(ステップ
S39)。ROM33には、図9に示すように、エンジ
ン回転数Neと吸気管内圧PBとに応じて定まる非ブレ
ーキ時の回生量REGENがREGEN#n11〜REGEN#n2010の
ように第1減速時REGENデータマップとして予め書
き込まれ、また図10に示すように、エンジン回転数N
eと吸気管内圧PBとに応じて定まるブレーキ時の回生
量REGENがREGENBR#n11〜REGENBR#n2010のように第
2減速時REGENデータマップとして予め書き込まれ
ている。よって、そのときのエンジン回転数Neと吸気
管内圧PBとに対応する回生量REGENを第1又は第
2減速時REGENデータマップから検索することがで
きる。
【0028】CPU31は、モータ制御ルーチンとは別
に例えば、10msec毎にスロットル弁故障時制御ルーチ
ンを処理する。このスロットル弁故障時制御ルーチンに
おいては、図11に示すように、スロットル弁50及び
スロットルアクチュエータ13からなる電子スロットル
弁制御装置が故障であるか否かを判別する(ステップS
41)。
【0029】例えば、ENGECU12にて実行される
故障検出ルーチンにおいて、図12に示すように、スロ
ットル弁50が全閉になるべきときにスロットル開度セ
ンサが全閉を示したか否かが判別される(ステップS5
1)。スロットル弁50が全閉状態になるべきときに、
スロットル開度センサ54によって検出されるスロット
ル弁開度THが全閉を示さないとき電子スロットル弁機
構が故障であると判別される。この電子スロットル弁制
御装置の故障判別結果データはENGECU12から入
出力インターフェース回路37を介してCPU31に供
給される(ステップS52)。また、ENGECU12
にて燃料カット制御が行なわれる(ステップS53)。
燃料カット制御ではインジェクタ63による燃料噴射が
強制的に停止される。
【0030】CPU31は、供給された故障判別結果デ
ータから電子スロットル弁制御装置が故障であることを
検知すると、ブレーキスイッチ45のオンオフを読み取
ってブレーキペダルが操作されたブレーキ状態であるか
否かを判別する(ステップS42)。ブレーキスイッチ
45がオンのためブレーキ状態である場合には、回生量
REGENを故障時REGENマップからマップ検索し
て求め(ステップS43)、設定したアシスト量AST
PWR又は回生量REGENを出力インターフェース回
路36に対して出力する(ステップS44)。ROM3
3には、図13に示すように、エンジン回転数Neと吸
気管内圧PBとに応じて定まるスロットル弁故障時時の
回生量REGENがFSREGEN#n11〜FSREGEN#n2010のよう
に故障時REGENデータマップとして予め書き込まれ
ている。よって、そのときのエンジン回転数Neと吸気
管内圧PBとに対応する回生量REGENを故障時RE
GENデータマップから検索することができる。ステッ
プS43を実行する場合には運転者は車両を停止させる
べく操作しているので、モータ2の駆動が停止されてエ
ンジン1に対する負荷となるようにモータ2が作用する
ことになる。PDU5は回生量REGENに応じた回生
電力をモータ2から得て高電圧蓄電器6又はDV7に供
給する。
【0031】ブレーキスイッチ45がオフのため非ブレ
ーキ状態である場合には、アクセルペダル開度APを読
み取り、そのアクセルペダル開度APがほぼ全開を示す
所定開度APFSより大であるか否かを判別する(ステ
ップS45)。AP≦APFSの場合には、アシスト量
ASTPWR及び回生量REGENを0とし(ステップ
S46)、ステップS44に進む。AP>APFSの場
合には、アシスト量ASTPWRをマップ検索して求め
(ステップS47)、ステップS44に進む。ROM3
3には、図14に示すように、エンジン回転数Neと吸
気管内圧PBとに応じて定まるスロットル弁故障時のア
シスト量ASTPWRがFSASTPWR#n11〜FSASTPWR#n2010
のように故障時ASTPWRデータマップとして予め書
き込まれている。よって、そのときのエンジン回転数N
eと吸気管内圧PBとに対応するアシスト量ASTPW
Rを故障時ASTPWRデータマップから検索すること
ができる。このステップS46が実行されるときには、
電子スロットル弁制御装置が故障であるけれども運転者
はアクセルペダルを操作しているので、エンジン1の運
転を継続できる程度にアシスト電力がモータ2にPDU
5からモータ2に供給され、モータ2はエンジン1の出
力の補助するように駆動されることになる。
【0032】なお、上記した実施例で用いた図7、図
9、図10、図13及び図14においては、エンジン回
転数、吸気負圧が大きくなるほどモータ2のアシスト
量、回生量が大きくなる。また、上記の実施例では、車
両の変速機構3がマニュアル式の場合について説明した
が、変速機構3がオートマティック式(無段変速機構を
含む)の場合にも本発明を同様に適用することができ
る。ただし、オートマティック式変速機構では上記した
各ASTPWR及びREGENデータマップは例えば、
吸気管内圧力と車速とに応じてアシスト量又は回生量を
検索するようにしても良い。
【0033】更に、上記の実施例においては、モータ制
御用のMOTECU11とエンジン制御用のENGEC
U12とが個別に設けられているが、単一のECUでモ
ータ及びエンジンの両方を制御するようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上の如く、本発明のハイブリッド駆動
車両の制御装置においては、スロットル弁故障検出手段
によって電子スロットル弁制御装置の故障が検出されか
つブレーキ操作検出手段によってブレーキの操作が検出
されたときにはモータを回生制動状態に制御するので、
運転者の減速要求に対してモータによる回生ブレーキが
作動し、車両を減速させて安全な場所へ移動させる退避
走行が可能となる。また、モータはハイブリッド駆動車
両の駆動源として設けられているので、電子スロットル
弁制御装置のスロットル弁が制御不能になった場合に比
較的簡単な構成で退避走行を可能にすることができる。
【0035】また、本発明のハイブリッド駆動車両の制
御装置においては、スロットル弁故障検出手段によって
電子スロットル弁制御装置の故障が検出されたときにブ
レーキ操作検出手段によってブレーキの操作が検出され
ていない場合には、電子スロットル弁制御装置の故障時
であっても運転者の減速要求がないので、エンジンの出
力の補助をするようにモータを駆動してエンジンの出力
を制御することにより安定した退避走行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の装置中のMOTECUの内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】モータ制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図4】図3のモータ制御ルーチンの続き部分を示すフ
ローチャートである。
【図5】アシストトリガテーブルによる加速フラグFM
ASTの設定特性を示す図である。
【図6】加速モード処理を示すフローチャートである。
【図7】加速時ASTPWRデータマップを示す図であ
る。
【図8】減速モード処理を示すフローチャートである。
【図9】第1減速時REGENデータマップを示す図で
ある。
【図10】第2減速時REGENデータマップを示す図
である。
【図11】スロットル弁故障時制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図12】故障検出ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図13】故障時REGENデータマップを示す図であ
る。
【図14】故障時ASTPWRデータマップを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 エンジン 2 モータ 3 変速機構 4 駆動輪 5 PDU 6 高電圧蓄電器 7 DV 8 低電圧蓄電器 9 低電圧負荷 11 MOTECU 12 ENGECU 13 スロットルアクチュエータ 51 吸気管 62 排気管 63 インジェクタ 64 点火装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖 秀行 埼玉県和光市中央1丁目4番1号株式会社 本田技術研究所内 (72)発明者 鵜飼 朝雄 埼玉県和光市中央1丁目4番1号株式会社 本田技術研究所内 (72)発明者 中本 康雄 埼玉県和光市中央1丁目4番1号株式会社 本田技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両駆動源として内燃エンジンとモータ
    とを備え、更に、アクセルペダルの操作量に応じて前記
    内燃エンジンのスロットル弁の開度を制御する電子スロ
    ットル弁制御装置を備え、車両の運転状態に応じて前記
    モータを駆動すると共に前記エンジンの出力を制御する
    ハイブリッド駆動車両の制御装置であって、 前記電子スロットル弁制御装置の故障を検出するスロッ
    トル弁故障検出手段と、 前記車両のブレーキの操作を検出するブレーキ操作検出
    手段と、 前記スロットル弁故障検出手段によって前記電子スロッ
    トル弁制御装置の故障が検出されかつ前記ブレーキ操作
    検出手段によって前記ブレーキの操作が検出されたとき
    には、前記モータを回生制動状態に制御する回生制動制
    御手段と、を含むことを特徴とするハイブリッド駆動車
    両の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記スロットル弁故障検出手段によって
    前記電子スロットル弁制御装置の故障が検出されたとき
    に前記ブレーキ操作検出手段によって前記ブレーキの操
    作が検出されていない場合には、前記エンジンの出力の
    補助をするように前記モータを駆動する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のハイブリッド駆動車両の
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010059802A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Yamaha Motor Co Ltd 制御システムおよび車両
JP2012030664A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Mitsubishi Motors Corp ハイブリッド車の制御装置
JP2013119293A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Toyota Motor Corp 車両の故障診断装置
JP6109378B1 (ja) * 2016-04-22 2017-04-05 三菱電機株式会社 内燃機関用制御装置

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