JPH11324524A - 換気扇付き窓サッシ - Google Patents

換気扇付き窓サッシ

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JPH11324524A
JPH11324524A JP10124984A JP12498498A JPH11324524A JP H11324524 A JPH11324524 A JP H11324524A JP 10124984 A JP10124984 A JP 10124984A JP 12498498 A JP12498498 A JP 12498498A JP H11324524 A JPH11324524 A JP H11324524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
ventilation fan
window sash
space
lower frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10124984A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Takabayashi
雅人 高林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10124984A priority Critical patent/JPH11324524A/ja
Publication of JPH11324524A publication Critical patent/JPH11324524A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、換気扇の回転音が室内に入
り難く、採光に有利な開口上部の採光面積を損なうこと
のない換気扇付き窓サッシを提供することである。 【解決手段】 本発明は、上枠2、下枠3、両側枠4、
5とからなる枠体と、枠体に取り付けられたサッシ本体
1とからなり、建物の屋外に面した開口部に取り付けら
れる換気扇付き窓サッシ10であって、上枠2と、下枠
3と、一方の側枠4が、それぞれ、閉塞された空間を有
する四角形状の筒状になされ、筒状になされた上枠2に
は給気口21を備え、下枠3にはその中に内蔵された換
気扇6と排気口31を備え、側枠4の空間が上枠2と下
枠3のそれぞれの空間に連通可能になされているもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気扇付き窓サッ
シに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の換気扇付き窓サッシは、実開昭6
1−90979号公報に記載されている。上記公報記載
の換気扇付き窓サッシは、上部に給・排気口を有する換
気扇が設けられ、下部に開閉自在な窓が設けられ、この
換気扇と窓が一体になされたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の換気扇付き窓サッシには、以下の問題がある。 1.室内側に開口された給気口と換気扇とが直結してい
るので、換気扇の回転音が室内に入り易いという問題が
ある。 2.開口上部が換気扇のスペースに取られるので、採光
に有利な開口上部の採光面積が減少するという問題があ
る。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、換気扇の回転音が室内に入り難
く、採光に有利な開口上部の採光面積を損なうことのな
い換気扇付き窓サッシを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、上枠、下枠、両側枠とからなり、建物の屋外に面し
た開口部に取り付けられる換気扇付き窓サッシであっ
て、上枠と、下枠と、いずれか一方の側枠が筒状になさ
れ、上枠には室内側に開口された給気口を備え、下枠に
はその中に内蔵された換気扇と屋外側に開口された排気
口を備え、側枠の空間が上枠と下枠のそれぞれの空間に
連通可能になされているものである。
【0006】請求項2記載の本発明は、建物の屋外に面
した開口部に取り付けられる換気扇付き窓サッシであっ
て、窓部の四周を囲む枠体の内部に、枠体の上下に連通
する連続空間が設けられ、上部に前記連続空間に連通し
室内側に開口された給気口を備え、下部には前記連続空
間内に内蔵された換気扇と屋外側に開口された排気口を
備えているものである。
【0007】(作用)請求項1記載の換気扇付き窓サッ
シにおいて、筒状になされた上枠には室内側に開口され
た給気口を備え、筒状になされた下枠にはその中に内蔵
された換気扇と屋外側に開口された排気口を備え、側枠
の空間が上枠と下枠のそれぞれの空間に連通可能になさ
れている。従って、従来技術のように換気扇と給気口と
が直結していないので、換気扇の回転音が室内に入り難
い。また、上枠に給気口が設けられていても、下枠の換
気扇に比べると大きなスペースを占めないので、採光に
有利な開口上部の採光面積をそれ程損なうことがない。
【0008】請求項2記載の換気扇付き窓サッシは、上
部に前記連続空間に連通し室内側に開口された給気口を
備え、下部には前記連続空間内に内蔵された換気扇と屋
外側に開口された排気口を備えている。従って、従来技
術のように換気扇と給気口とが直結していないので、換
気扇の回転音が室内に入り難い。また、上部に給気口が
設けられていても、下部の換気扇に比べると大きなスペ
ースを占めないので、採光に有利な開口上部の採光面積
をそれ程損なうことがない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例であっ
て、換気扇付き窓サッシの説明図であって、(イ)図は
斜視図、(ロ)図は縦断面図である。図において、10
は換気扇付き窓サッシであって、この換気扇付き窓サッ
シ10は、建物の屋外に面した開口部に取り付けられる
ものであって、サッシ本体1が、上枠2、下枠3、両側
枠4、5とからなる窓ガラス付きのものとなっている。
【0010】上枠2と、下枠3と、一方の側枠4が、そ
れぞれ、閉塞された空間を有する四角形状の筒状になさ
れ、他方の側枠5が板状体になされている。そして、上
記側枠4、5の上端と下端に、それぞれ、上枠2と下枠
3とが架け渡されて接合されている。
【0011】上記筒状になされた上枠2は、室内側Iに
向けて開口された複数の給気口21、21、・・を備え
ている。上記筒状になされた下枠3は、その中に内蔵さ
れた換気扇6と屋外側Oに向けて開口されたフード付き
排気口31を備えている。そして、筒状になされた側枠
4の空間が、上枠2と下枠3のそれぞれの空間に連通す
るように、側枠4に連通孔41、42が形成されてい
る。上記換気扇6は、図では模式的に示していて、水平
方向に配置された回転円筒の外周面に多数のブレードが
取り付けられたものであり、駆動用のモーターや回転円
筒を支持する支持機構等は図示省略している。
【0012】上記の構成になされた換気扇付き窓サッシ
10を建物の屋外に面した開口部に取り付け、換気を必
要とするときに換気扇6を作動させて使用する。する
と、室内の空気が上枠2の給気口21から給気され、上
枠2の空間から連通孔41を経て側枠4の空間に送ら
れ、下方の連通孔42を経て下枠3の空間に供給され
る。この給気された室内の空気は、換気扇6により排気
口31から屋外に排出される。尚、上記換気扇付き窓サ
ッシ10は、建物の外壁と内壁との間に内蔵されるよう
に取り付けてもよいが、出窓形式に取り付けるものでも
よい。
【0013】(実施例の作用)上述したように、本実施
例の換気扇付き窓サッシ10において、筒状になされた
上枠2には室内側に開口された給気口21を備え、筒状
になされた下枠3にはその中に内蔵された換気扇6と屋
外側に開口された排気口31を備え、側枠4の空間が上
枠2と下枠3のそれぞれの空間に連通可能になされてい
る。従って、従来の換気扇付きサッシのように、換気扇
6と給気口21とが直結していないので、換気扇6の回
転音が室内に入り難い。また、上枠2に給気口21が設
けられていても、下枠3の換気扇6に比べると大きなス
ペースを占めないので、採光に有利な開口上部の採光面
積をそれ程損なうことがない。
【0014】図2は、本発明の別の実施例であって、換
気扇付き窓サッシの説明図である。図2において、前記
実施例と同じものは同符合を付けて説明を省略し、異な
るものだけ別符合を付けて説明することとする。10A
は、換気扇付き窓サッシであって、この換気扇付き窓サ
ッシ10Aは、四方形に組まれた内側枠体2Aと、内側
枠体2Aの全外周に閉塞された連続空間Kを形成して設
けられた外側枠体3Aと、内側枠体2Aに取り付けられ
たサッシ本体1Aとからなり、前記実施例と同様、建物
の屋外に面した開口部に取り付けられるものである。
【0015】上記換気扇付き窓サッシ10Aは、上部に
前記連続空間Kに連通し室内側に開口された給気口21
Aを備え、下部には前記連続空間K内に内蔵された換気
扇6と屋外側に開口されたフード付き排気口31Aを備
えている。
【0016】上記の構成になされた換気扇付き窓サッシ
10Aを建物の屋外に面した開口部に取り付け、換気を
必要とするときに換気扇6を作動させて使用する。する
と、室内の空気が上部に設けられた給気口21Aから給
気され、上部から両側方を経て下部に連続する連続空間
Kを通り、下部に内蔵されている換気扇6に送られる。
そして、換気扇6により排気口31Aから屋外に排出さ
れる。
【0017】(実施例の作用)本実施例の換気扇付き窓
サッシ10Aは、上部に連続空間Kに連通し室内側に開
口された給気口21Aを備え、下部には連続空間K内に
内蔵された換気扇6と屋外側に開口された排気口31A
を備えている。従って、従来の換気扇付きサッシのよう
に換気扇6と給気口21Aとが直結していないので、換
気扇6の回転音が室内に入り難い。また、上部に給気口
21Aが設けられていても、下部の換気扇6に比べると
大きなスペースを占めないので、採光に有利な開口上部
の採光面積をそれ程損なうことがない。
【0018】
【発明の効果】請求項1と2記載の換気扇付き窓サッシ
は、換気扇と給気口とが直結していないので、換気扇の
回転音が室内に入り難く、快適な住環境となる。また、
上部に給気口が設けられていても、下部の換気扇に比べ
ると大きなスペースを占めないので、採光に有利な開口
上部の採光面積をそれ程損なうことがない。
【0019】さらにまた、トイレと居室が隣同士に並ん
でいて、それぞれの開口部が同じ壁面に設けられている
ような建物の場合、トイレの方の開口は足元を見られな
いように、下端位置を高くすることが多い。すると、居
室の開口部の下端位置と不揃いになって外観意匠を損な
う。これに対し、本発明の換気扇付き窓サッシであれ
ば、下部に換気扇が設けられているので、トイレと居室
の開口部の下端位置を同じに合わせることも可能であ
り、外観意匠が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、換気扇付き窓サッ
シの説明図である。
【図2】本発明の別の実施例であって、換気扇付き窓サ
ッシの説明図である。
【符号の説明】
10、10A 換気扇付き窓サッシ 1、1A サッシ本体 2 上枠 3 下枠 4、5 側枠 6 換気扇 21、21A 給気口 31、31A 排気口 2A 内側枠体 3A 外側枠体 K 連続空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠、下枠、両側枠とからなり、建物の
    屋外に面した開口部に取り付けられる換気扇付き窓サッ
    シであって、 上枠と、下枠と、いずれか一方の側枠が筒状になされ、
    上枠には室内側に開口された給気口を備え、下枠にはそ
    の中に内蔵された換気扇と屋外側に開口された排気口を
    備え、側枠の空間が上枠と下枠のそれぞれの空間に連通
    可能になされていることを特徴とする換気扇付き窓サッ
    シ。
  2. 【請求項2】 建物の屋外に面した開口部に取り付けら
    れる換気扇付き窓サッシであって、 窓部の四周を囲む枠体の内部に、枠体の上下に連通する
    連続空間が設けられ、上部に前記連続空間に連通し室内
    側に開口された給気口を備え、下部には前記連続空間内
    に内蔵された換気扇と屋外側に開口された排気口を備え
    ていることを特徴とする換気扇付き窓サッシ。
JP10124984A 1998-05-07 1998-05-07 換気扇付き窓サッシ Withdrawn JPH11324524A (ja)

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JP10124984A JPH11324524A (ja) 1998-05-07 1998-05-07 換気扇付き窓サッシ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101144591B1 (ko) 2009-10-23 2012-05-11 (주)센도리 창틀형 수직 전열교환 환기장치
JP2013525733A (ja) * 2010-04-23 2013-06-20 エルジー・ハウシス・リミテッド 横ばり及び縦仕切り埋立型窓戸用の換気装置
KR101289373B1 (ko) * 2012-12-14 2013-07-29 (주)센도리 전열교환 환기장치

Cited By (4)

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KR101289373B1 (ko) * 2012-12-14 2013-07-29 (주)센도리 전열교환 환기장치
WO2014092229A1 (ko) * 2012-12-14 2014-06-19 (주)센도리 전열교환 환기장치

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