JPH11323715A - 吸収性物品用トップシート材 - Google Patents
吸収性物品用トップシート材Info
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- JPH11323715A JPH11323715A JP10132027A JP13202798A JPH11323715A JP H11323715 A JPH11323715 A JP H11323715A JP 10132027 A JP10132027 A JP 10132027A JP 13202798 A JP13202798 A JP 13202798A JP H11323715 A JPH11323715 A JP H11323715A
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Abstract
のMFR(MFRA)を有するフ゜ロヒ゜レン系重合体(A)からなる芯部
と、MFR(MFRB)がMFRA/MFRB≧1.2またはMFRA/MFRB≦0.8
の関係を満足するフ゜ロヒ゜レン系重合体(B)からなる鞘部とか
ら構成される偏芯芯鞘型複合長繊維、またはフ゜ロヒ゜レン系
重合体(C)からなる芯部と、エチレン系重合体(D)からなる鞘
部とから構成される偏芯もしくは同芯の芯鞘型複合長繊
維が、ウェフ゛の状態で交絡処理されたスハ゜ンホ゛ント゛不織布の
親水処理物からなる。これらの繊維は、平均繊維径が10
〜50μmであり、平均繊維長が50mm以上であり、かつ、
該不織布の空隙率が85〜99容積%である。 【効果】上記トッフ゜シート材は、強度特性および経済性に優
れるとともに、柔軟性、嵩高性および体液吸収性に優
れ、肌触り感に優れている。
Description
ト材に関し、さらに詳しくは、柔軟性、嵩高性および体
液吸収性に優れ、かつ、強度特性にも優れた、吸収性物
品用トップシート材に関する。
ート、吸収体およびバックシートの順に構成されてい
る。吸収性物品としては、おむつ、生理用ナプキンなど
があるが、従来の吸収性物品たとえば子供用、大人用の
おむつのトップシート材(表面材)は、大半が乾式不織
布を使用したもので、これらの乾式不織布は、柔軟性、
嵩高性および体液吸収性に優れている。一方、おむつの
トップシート材として従来より使用されている、スパン
ボンド不織布の親水処理物は、強度特性および経済性の
点で、乾式不織布よりも優れているが、柔軟性、嵩高
性、体液吸収性の点で劣っていた。
るとともに、柔軟性、嵩高性および体液吸収性に優れた
吸収性物品用トップシート材の出現が望まれている。
問題を解決しようとするものであって、強度特性および
経済性に優れるとともに、柔軟性、嵩高性および体液吸
収性に優れた吸収性物品用トップシート材を提供するこ
とを目的としている。
材は、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重
2.16kg;MFRA )が0.5〜100g/10分のプロ
ピレン系重合体(A)からなる芯部と、メルトフローレ
ート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg;MFRB )
が、MFRA /MFRB ≧1.2 または MFRA /
MFRB ≦0.8の関係を満足するプロピレン系重合体
(B)からなる鞘部とから構成される偏芯芯鞘型複合長
繊維(1)、またはプロピレン系重合体(C)からなる
芯部と、エチレン系重合体(D)からなる鞘部とから構
成される偏芯もしくは同芯の芯鞘型複合長繊維(2)
が、ウェブの状態で交絡処理されたスパンボンド不織布
の親水処理物からなる吸収性物品用トップシート材であ
り、該芯鞘型複合長繊維(1)と(2)の平均繊維径が
10〜50μmであり、平均繊維長が50mm以上であ
り、かつ、該スパンボンド不織布の空隙率が85〜99
容積%であることを特徴としている。
は、単独重合体だけでなく、共重合体も含まれる。前記
偏芯の芯鞘型複合長繊維(1)、(2)としては、偏芯
量が0.5mm以上であるノズルを用いて紡糸した捲縮
性繊維であることが望ましい。
ウォータージェット(WJ)法またはエンボスボンド法
により行なわれる。特にホットエアースルー法、ウォー
タージェット(WJ)法が好ましい。
/m2 以下であることが好ましい。前記親水処理で用い
られる親水剤としては、非イオン系界面活性剤および/
またはアニオン系界面活性剤が好ましい。
トップシート材について具体的に説明する。本発明に係
る吸収性物品用トップシート材は、プロピレン系重合体
(A)からなる芯部と、メルトフローレートがプロピレ
ン系重合体(A)より大きい、または小さいプロピレン
系重合体(B)からなる鞘部とから構成される偏芯芯鞘
型複合長繊維(1)、またはプロピレン系重合体(C)
からなる芯部と、エチレン系重合体(D)からなる鞘部
とから構成される偏芯もしくは同芯の芯鞘型複合長繊維
(2)が、ウェブの状態でホットエアースルー法、ウォ
ータージェット(WJ)法またはエンボスボンド法によ
り交絡処理されたスパンボンド不織布の親水処理物から
なる。
偏芯芯鞘型複合長繊維(1)の芯部を形成するプロピレ
ン系重合体(A)としては、プロピレンの単独重合体、
またはプロピレンと、エチレン、1-ブテン、1-ヘキセ
ン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンなどのα- オレ
フィンとのランダム共重合体が挙げられる。
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が10モル%
以下であることが望ましい。これらのプロピレン系重合
体(A)は、メルトフローレート(ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg;MFRA )が0.5〜100g/10
分、好ましくは1.0〜90g/10分、さらに好まし
くは3.0〜80g/10分の範囲にあることが望まし
い。
するプロピレン系重合体(B)としては、プロピレンの
単独重合体、またはプロピレンと、エチレン、1-ブテ
ン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンな
どのα- オレフィンとのランダム共重合体が挙げられ
る。
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が10モル%
以下であることが望ましい。これらのプロピレン系重合
体(B)は、メルトフローレート(ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg;MFRB )が、MFRA /MFRB ≧
1.2 または MFRA /MFRB ≦0.8の関係を
満足していることが必要である。このようなメルトフロ
ーレートの関係を満足するプロピレン系重合体(A)、
(B)を用いると、より捲縮性に優れた偏芯芯鞘型の複
合繊維を得ることができ、このような繊維から嵩高性に
優れた不織布を調製することができる。プロピレン系重
合体(B)のメルトフローレート(ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg;MFRB )は、0.5〜100g/1
0分、好ましくは1.0〜90g/10分、さらに好ま
しくは3.0〜80g/10分の範囲にある。
レン系重合体(A)と鞘部を形成するプロピレン系重合
体(B)との重量比((A)/(B))は、1/99〜
99/1、好ましくは2/98〜98/2、さらに好ま
しくは5/95〜95/5の範囲にあることが望まし
い。複合長繊維の芯部を形成するプロピレン系重合体
(A)もしくは鞘部を形成するプロピレン系重合体
(B)の割合が1未満であると、複合長繊維の捲縮度合
いが不十分となることがあり、このような複合長繊維か
ら空隙率の高い不織布の製造は難しい。
プロピレン系重合体(A)および/または鞘部を形成す
るプロピレン系重合体(B)に、本発明の目的を損なわ
ない範囲で、他の重合体、着色剤、耐熱安定剤、核剤、
スリップ剤などを配合することができる。
(2)]本発明で用いられる偏芯もしくは同芯の芯鞘型
複合長繊維(2)の芯部を形成するプロピレン系重合体
(C)としては、プロピレンの単独重合体、またはプロ
ピレンと、エチレン、1-ブテン、1-ヘキセン、4-メチル
-1- ペンテン、1-オクテンなどのα- オレフィンとのラ
ンダム共重合体が挙げられる。
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が0.1〜1
0モル%、好ましくは0.1〜5モル%の範囲内にある
ことが望ましい。
ルトフローレート(MFR;ASTM D1238,230℃、荷重
2.16kg)が10〜100g/10分、好ましくは20〜
80g/10分の範囲にあることが望ましい。
するエチレン系重合体(D)としては、エチレンの単独
重合体(製法は、低圧法、高圧法のいずれでも良い)、
またはエチレンと、プロピレン、1-ブテン、1-ヘキセ
ン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンなどのα- オレ
フィンとのランダム共重合体が挙げられる。
ム共重合体は、α- オレフィン成分含量が0.1〜20
モル%、好ましくは0.1〜5モル%の範囲内にあるこ
とが望ましい。
フローレート(MFR;ASTM D 1238,190℃、荷重2.16
kg)は、10〜100g/10分、好ましくは20〜8
0g/10分の範囲にあることが望ましい。
レン系重合体(C)と鞘部を形成するエチレン系重合体
(D)との重量比((C)/(D))は、5/95〜9
0/10、好ましくは10/90〜80/20、さらに
好ましくは10/90〜50/50の範囲にあることが
望ましい。複合長繊維の芯部を形成するプロピレン系重
合体(C)の割合が5未満であると、複合長繊維の強度
が不十分となることがあり、複合長繊維中のプロピレン
系重合体(C)の割合が90を超えると、複合長繊維は
柔軟性に劣ることがある。
プロピレン系重合体(C)および/または鞘部を形成す
るエチレン系重合体(D)に、本発明の目的を損なわな
い範囲で、他の重合体、着色剤、耐熱安定剤、核剤、ス
リップ剤などを配合することができる。
芯芯鞘型複合長繊維(1)からなるスパンボンド不織布
は、芯部を形成するプロピレン系重合体(A)と鞘部を
形成するプロピレン系重合体(B)を上記重量比で複合
スパンボンド法で溶融紡糸と同時にウェブを作り、ウェ
ブを形成している繊維に交絡処理を施し、繊維を熱融着
させることにより調製することができる。その際、空気
流や水流、あるいは遠心力を利用して紡糸繊維を引き出
して延伸するとともに、引き出された繊維をコンベアー
等で受け止めてシート状ウェブにする。交絡処理は、ホ
ットエアースルー(Hot Air Through )法、ウォーター
ジェット(WJ)法またはエンボスボンド法のいずれの
方法で行なってもよい。特にホットエアースルー法、ウ
ォータージェット法が好ましい。交絡処理方法としてホ
ットエアースルー法を採用すると、嵩高性に優れたスパ
ンボンド不織布を得ることができる。
合長繊維(2)からなるスパンボンド不織布も、上記偏
芯芯鞘型複合繊維(1)の製造方法と同様の方法で調製
することができる。
(1)、(2)の平均繊維径は、10〜50μm、好ま
しくは15〜35μmであり、平均繊維長は、50mm
以上、好ましくは100mm以上である。
0.5mm以上、好ましくは0.7mm以上であるノズ
ルを用いて紡糸した捲縮性繊維であることが望ましい。
本発明で用いられるスパンボンド不織布の空隙率は、8
5〜99%、好ましくは90〜99%であり、ポアの平
均径は、20〜100μm、好ましくは20〜80μm
である。また、この不織布の目付は、通常50g/m2
以下、好ましくは30g/m2 以下である。
ができる。 空隙率[%]={(L−(W/d))/L}×100 式中、Wは、不織布の目付[g/m2]であり、Lは、
不織布の厚み[μm]であり、dは、原料密度[g/c
m3 ]である。
20g/cm2 の荷重を10秒間静置した後測定された
値であり、通常100〜1000μmである。また、原
料密度(d)は、その不織布を200〜230℃でプレ
ス成形して得られた成形品の密度(ASTM D 1505)であ
る。
のPOROMETERIIを用いて測定することができ
る。スパンボンド不織布の親水処理物 本発明に係る吸収性物品用トップシート材を形成してい
るスパンボンド不織布の親水処理物は、上記のようにし
て得られるスパンボンド不織布に、親水剤による親水処
理を施すことにより得ることができる。
であり、具体的には、非イオン系では、ポリエチレング
リコール型、多価アルコール型の界面活性剤があり、ア
ニオン系では、スルホン酸型、硫酸エステル型、リン酸
エステル型の界面活性剤がある。また、カチオン系、両
性系の界面活性剤も用いることができる。これらの中で
は、非イオン系もしくはアニオン系の界面活性剤が好ま
しく、中でも、皮膚刺激性の低いポリエチレングリコー
ル型、リン酸エステル型の界面活性剤などが特に好まし
い。
ティング法、たとえばロールコーティング法、含浸法、
ナイフコーティング法、カレンダートッピング法、Tダ
イ・コーティング法、粉体コーティング法、スプレーコ
ーティング法、泡沫コーティング法などのコーティング
法により行なうことができる。これらの中では、ロール
コーティング法が好ましい。
2.0g/m2 、好ましくは0.02〜1.0g/m2
である。この純分塗布量とは、親水剤の有効成分が原反
1m2当たり何グラム(g)かを指す。この純分塗布量
は、薬液塗布の前後での1m2当たりの重量変化(g)
をウェット(wet)状態で測定し、この重量変化の測
定値に、有効成分の濃度(重量%)を乗じて求めること
ができる。
材は、強度特性および経済性に優れるとともに、柔軟
性、嵩高性および体液吸収性に優れ、肌触り感に優れて
いる。したがって、上記のような効果を有する本発明に
係る吸収性物品用トップシート材は、子供用、大人用の
紙おむつ、生理用ナプキンなどの吸収性物品のトップシ
ート材に好適である。
発明は、これら実施例により限定されるものではない。
としての不織布の親水処理物について、5%伸び強度、
最大引張強度、最大荷重伸び、静摩擦係数、表面粗さ、
吸収速度、および吸収体からトップシートに戻った水分
量(リウェット水分量)の割合(%)を、下記の試験方
法に従って測定した。 <試験方法> (1)5%伸び強度、最大引張強度および最大荷重伸び トップシート材について、下記の条件で引張試験を行な
い、5%伸び強度、最大引張強度および最大荷重伸びを
測定した。
型)を用いて、23℃で、試料表面のMD方向(縦方
向)およびCD方向(横方向)における、MIU(平均
静摩擦係数)およびMMD(摩擦係数の変動)を測定し
た。MIU(平均静摩擦係数)の値が小さくなるほど、
表面平滑性がよい。 (3)吸収速度、および吸収体からトップシートに戻っ
た水分量(リウェット水分量)の割合 試料の液透過性は、市販のおむつの表面材(トップシー
ト)を取り除いたものの吸収体の上に、試料を置き、そ
の上に円筒(高さ50mm、直径60mm)を置いた。
理食塩水80mlを円筒内に滴下し、生理食塩水全量が
吸収される時間を測定した。測定後、直ちに円筒を除去
し、その後1分経過後、市販のろ紙(サイズ 100m
m×100mm、東洋ろ紙No.2)を15枚重ねて置
き、その上に、3.5kgのおもり(縦100mm、横
100mm)を置き、3分経過後、おもりを除去し、ろ
紙の重さを測り、このろ紙の重量増加分をリウェット水
分量(g)とした。
10分のプロピレン単独重合体(A)と、MFR(ASTM
D 1238,230℃)が6g/10分のプロピレン単独重合
体(B)とを用いて複合溶融紡糸を行ない、芯部がプロ
ピレン単独重合体(A)であり、鞘部がプロピレン単独
重合体(B)(芯部:鞘部(重量比)=90:10)で
ある偏芯芯鞘型の複合繊維をウェブ状態で捕集面上に堆
積させ、この複合繊維にエンボスボンド法による交絡処
理を行ない、目付が24g/m2 であるスパンボンド不
織布(S−1)を調製した。
繊維は、平均繊維径が20μmであり、平均繊維長が3
00mm以上であった。この不織布(S−1)は、光学
顕微鏡で測定した厚み(L)が330μmであり、空隙
率が92容積%であり、ポアの平均35μmであった。
厚み(L)の測定条件は、空隙率の算出方法で上述した
通りである。
として、東邦化学工業(株)より市販されているペポー
ル AS054C(商品名)2重量%、プロナール P
P502F(商品名)2重量%および水96重量%から
なる薬液を用いて、親水処理を次の要領で行なった。す
なわち、表面のメッシュが150#であるグラビアロー
ルを備えたグラビアコーターに、不織布(S−1)をラ
イン速度10m/分で通して、上記薬液を不織布(S−
1)に塗布した。なお、親水剤の純分塗布量は、0.1
5g/m2 であった。
織布(S−1)の親水処理物について、5%伸び強度、
最大引張強度、最大荷重伸び、表面摩擦係数、吸収速
度、およびリウェット水分量を、上記試験方法に従って
測定した。
10分のプロピレン単独重合体(C)と、MFR(ASTM
D 1238,230℃)が30g/10分のエチレン・4-メチ
ル-1- ペンテン共重合体(A)(4-メチル-1- ペンテン
含量:0.7モル%、密度:0.950g/m3 )とを
用いて複合溶融紡糸を行ない、芯部がプロピレン単独重
合体であり、鞘部がエチレン・4-メチル-1- ペンテン共
重合体(芯部:鞘部(重量比)=20:80)である偏
芯芯鞘型の複合繊維をウェブ状態で捕集面上に堆積さ
せ、複合繊維にエンボスボンド法による交絡処理を行な
い、目付が27g/m2 であるスパンボンド不織布(S
−2)を調製した。
繊維は、平均繊維径が21μmであり、平均繊維長が3
00mm以上であった。この不織布(S−2)は、厚み
(L)が200μmであり、空隙率が86容積%であ
り、ポアの平均径が38μmであった。
1と同じ親水剤を用いて、実施例1と同様にして親水処
理を行なった。なお、親水剤の純分塗布量は、0.12
g/m2 であった。
織布(S−2)の親水処理物について、5%伸び強度、
最大引張強度、最大荷重伸び、表面摩擦係数、吸収速
度、およびリウェット水分量を、上記試験方法に従って
測定した。
10分のプロピレン単独重合体(C)と、MFR(ASTM
D 1238,190℃)が30g/10分のエチレン単独重合
体(A)とを用いて複合溶融紡糸を行ない、芯部がプロ
ピレン単独重合体(C)であり、鞘部がエチレン単独重
合体(A)(芯部:鞘部(重量比)=20:80)であ
る偏芯芯鞘型の複合繊維をウェブ状態で捕集面上に堆積
させ、複合繊維にホットエアースルー法による交絡処理
を行ない、目付が32g/m2 であるスパンボンド不織
布(S−3)を調製した。
繊維は、平均繊維径が26μmであり、平均繊維長が3
00mm以上であった。この不織布(S−3)は、厚み
(L)が450μmであり、空隙率が92容積%であ
り、ポアの平均径が35μmであった。
1と同じ親水剤を用いて、実施例1と同様にして親水処
理を行なった。なお、親水剤の純分塗布量は、0.35
g/m2 であった。
織布(S−3)の親水処理物について、5%伸び強度、
最大引張強度、最大荷重伸び、表面摩擦係数、吸収速
度、およびリウェット水分量を、上記試験方法に従って
測定した。
10分のプロピレン単独重合体(A)と、MFR(ASTM
D 1238,230℃)が6g/10分のプロピレン単独重合
体(B)とを用いて複合溶融紡糸を行ない、芯部がプロ
ピレン単独重合体(A)であり、鞘部がプロピレン単独
重合体(B)(芯部:鞘部(重量比)=90:10)で
ある偏芯芯鞘型の複合繊維をウェブ状態で捕集面上に堆
積させ、複合繊維にホットエアースルー法による交絡処
理を行ない、目付が34g/m2 であるスパンボンド不
織布(S−4)を調製した。
繊維は、平均繊維径が23μmであり、平均繊維長が3
00mm以上であった。この不織布(S−4)は、厚み
(L)が850μmであり、空隙率が96容積%であ
り、ポアの平均径が37μmであった。
1と同じ親水剤を用いて、実施例1と同様にして親水処
理を行なった。なお、親水剤の純分塗布量は、0.18
g/m2 であった。
織布(S−4)の親水処理物について、5%伸び強度、
最大引張強度、最大荷重伸び、表面摩擦係数、吸収速
度、およびリウェット水分量を、上記試験方法に従って
測定した。
10分のプロピレン単独重合体を用いてスパンボンド法
による溶融紡糸を行ない、得られた繊維をウェブ状態で
捕集面上に堆積させ、繊維をエンボスボンド法による交
絡処理を行ない、目付が23g/m2 であるスパンボン
ド不織布(S−5)を調製した。
は、平均繊維径は、19μmであり、平均繊維長が30
0mm以上であった。この不織布(S−5)は、厚み
(L)が200μmであり、空隙率が87容積%であ
り、ポアの平均径が36μmであった。
1と同じ親水剤を用いて、実施例1と同様にして親水処
理を行なった。なお、親水剤の純分塗布量は、0.23
g/m2 であった。
織布(S−5)の親水処理物について、5%伸び強度、
最大引張強度、最大荷重伸び、表面摩擦係数、吸収速
度、およびリウェット水分量を、上記試験方法に従って
測定した。
10分のプロピレン単独重合体からなる短繊維をカード
法によりウェブ状態で捕集面上に堆積させ、繊維にエン
ボスボンド法による交絡処理を行ない、目付が23g/
m2 である乾式不織布(S−6)を調製した。
は、平均繊維径が17μmであり、平均繊維長が80m
mであった。この不織布(S−6)は、厚み(L)が2
30μmであり、空隙率が89容積%であり、ポアの平
均径が38μmであった。
1と同じ親水剤を用いて、実施例1と同様にして親水処
理を行なった。なお、親水剤の純分塗布量は、0.17
g/m2 であった。
−6)の親水処理物について、5%伸び強度、最大引張
強度、最大荷重伸び、表面摩擦係数、吸収速度、および
リウェット水分量を、上記試験方法に従って測定した。
/10分のプロピレン単独重合体を用いてメルトブロー
ン法による溶融紡糸を行ない、得られた繊維をウェブ状
態で捕集面上に堆積させ、繊維をエンボスボンド法によ
る交絡処理を行ない、目付が24g/m2 であるメルト
ブローン不織布(S−7)を調製した。
は、平均繊維径が2μmであり、平均繊維長が300m
m以上であった。この不織布(S−7)は、厚み(L)
が188μmであり、空隙率が86容積%であり、ポア
の平均径が11μmであった。
1と同じ親水剤を用いて、実施例1と同様にして親水処
理を行なった。なお、親水剤の純分塗布量は、0.46
g/m2 であった。
不織布(S−7)の親水処理物について、5%伸び強
度、最大引張強度、最大荷重伸び、表面摩擦係数、吸収
速度、およびリウェット水分量を、上記試験方法に従っ
て測定した。
10分のプロピレン単独重合体を用いてスパンボンド法
による溶融紡糸を行ない、得られた繊維をウェブ状態で
捕集面上に堆積させ、繊維をエンボスボンド法による交
絡処理を行ない、目付が20g/m2 であるスパンボン
ド不織布(S−8)を調製した。
は、平均繊維径が25μmであり、平均繊維長が300
mm以上であった。この不織布(S−8)は、厚み
(L)が220μmであり、空隙率が90容積%であ
り、ポアの平均径が100μm以上であった。
1と同じ親水剤を用いて、実施例1と同様にして親水処
理を行なった。なお、親水剤の純分塗布量は、0.18
g/m2 であった。
織布(S−8)の親水処理物について、5%伸び強度、
最大引張強度、最大荷重伸び、表面摩擦係数、吸収速
度、およびリウェット水分量を、上記試験方法に従って
測定した。
Claims (6)
- 【請求項1】メルトフローレート(ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg;MFRA )が0.5〜100g/10
分のプロピレン系重合体(A)からなる芯部と、 メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16k
g;MFRB )が、MFRA /MFRB ≧1.2 また
は MFRA /MFRB ≦0.8の関係を満足するプロ
ピレン系重合体(B)からなる鞘部とから構成される偏
芯芯鞘型複合長繊維(1)、またはプロピレン系重合体
(C)からなる芯部と、エチレン系重合体(D)からな
る鞘部とから構成される偏芯もしくは同芯の芯鞘型複合
長繊維(2)が、ウェブの状態で交絡処理されたスパン
ボンド不織布の親水処理物からなる吸収性物品用トップ
シート材であり、 該芯鞘型複合長繊維(1)と(2)の平均繊維径が10
〜50μmであり、平均繊維長が50mm以上であり、
かつ、 該スパンボンド不織布の空隙率が85〜99容積%であ
ることを特徴とする吸収性物品用トップシート材。 - 【請求項2】前記偏芯の芯鞘型複合長繊維(1)、
(2)が、偏芯量が0.5mm以上であるノズルを用い
て紡糸した捲縮性繊維であることを特徴とする請求項1
に記載の吸収性物品用トップシート材。 - 【請求項3】前記交絡処理が、ホットエアースルー法、
ウォータージェット(WJ)法またはエンボスボンド法
により行なわれることを特徴とする請求項1に記載の吸
収性物品用トップシート材。 - 【請求項4】前記交絡処理が、ホットエアースルー法ま
たはウォータージェット(WJ)法により行なわれるこ
とを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品用トップシ
ート材。 - 【請求項5】前記スパンボンド不織布の目付が50g/
m2 以下であることを特徴とする請求項1に記載の吸収
性物品用トップシート材。 - 【請求項6】前記親水処理で用いられる親水剤が、非イ
オン系界面活性剤および/またはアニオン系界面活性剤
であることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品用
トップシート材。
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---|---|---|---|
JP10132027A JPH11323715A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 吸収性物品用トップシート材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10132027A JPH11323715A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 吸収性物品用トップシート材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11323715A true JPH11323715A (ja) | 1999-11-26 |
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ID=15071796
Family Applications (1)
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JP (1) | JPH11323715A (ja) |
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