JPH11323022A - シート成形用組成物、シート成形体及びその製造法 - Google Patents
シート成形用組成物、シート成形体及びその製造法Info
- Publication number
- JPH11323022A JPH11323022A JP12994398A JP12994398A JPH11323022A JP H11323022 A JPH11323022 A JP H11323022A JP 12994398 A JP12994398 A JP 12994398A JP 12994398 A JP12994398 A JP 12994398A JP H11323022 A JPH11323022 A JP H11323022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- sheet
- composition
- rubber latex
- waste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃ゴム、廃プラスチックの粉砕物を有効に
利用でき、かつ実用的な強度、耐久性を有するシート成
形体を提供する。 【解決手段】廃ゴム及び/又は廃プラスチック粉砕物と
ゴムラテックス及び/又は樹脂エマルジョンとを混合す
ることを特徴とするシート成形用組成物、シート成形体
を製造し用いる。
利用でき、かつ実用的な強度、耐久性を有するシート成
形体を提供する。 【解決手段】廃ゴム及び/又は廃プラスチック粉砕物と
ゴムラテックス及び/又は樹脂エマルジョンとを混合す
ることを特徴とするシート成形用組成物、シート成形体
を製造し用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再利用するシート
成形用組成物、シート成形体及びその製造法に関するも
のである。さらに詳しくは、廃ゴム及び/又は廃プラス
チック粉砕物、特に発泡体である粉砕物とゴムラテック
ス及び/又は樹脂エマルジョンとを混合した組成物及び
加熱圧縮成形することによりシート成形体を製造する技
術である。
成形用組成物、シート成形体及びその製造法に関するも
のである。さらに詳しくは、廃ゴム及び/又は廃プラス
チック粉砕物、特に発泡体である粉砕物とゴムラテック
ス及び/又は樹脂エマルジョンとを混合した組成物及び
加熱圧縮成形することによりシート成形体を製造する技
術である。
【0002】
【従来の技術】廃ゴム及び/又は廃プラスチック粉砕物
の再利用は燃料として、また、再生処理品として検討さ
れてきた。特に、環境負荷の少ない再生方法としては再
生処理が望まれている。しかしながら、廃ゴム、廃プラ
スチックは加硫物であったり、種々の配合薬品との混合
物であるため、期待されるほどの成果はなかった。粉砕
処理品の有効利用は種々のアイデアにより検討されてき
たが、その多くは再生処理コストが高く伸び悩んでいる
のが実状である。現在まで、特公昭51−13191
号、特公昭51−29571号、特開昭50−3592
2号等に記載のあるようにアスファルト、セメント類に
廃ゴム、廃プラスチックを混合し、複合体にすることに
よりアスファルト、セメントの弾性力を向上すること、
また、実開平6−36809号に記載のある廃ゴム、廃
プラスチック粉砕物を成形固化する装置の改良が提案さ
れ、実施されているにすぎない。
の再利用は燃料として、また、再生処理品として検討さ
れてきた。特に、環境負荷の少ない再生方法としては再
生処理が望まれている。しかしながら、廃ゴム、廃プラ
スチックは加硫物であったり、種々の配合薬品との混合
物であるため、期待されるほどの成果はなかった。粉砕
処理品の有効利用は種々のアイデアにより検討されてき
たが、その多くは再生処理コストが高く伸び悩んでいる
のが実状である。現在まで、特公昭51−13191
号、特公昭51−29571号、特開昭50−3592
2号等に記載のあるようにアスファルト、セメント類に
廃ゴム、廃プラスチックを混合し、複合体にすることに
よりアスファルト、セメントの弾性力を向上すること、
また、実開平6−36809号に記載のある廃ゴム、廃
プラスチック粉砕物を成形固化する装置の改良が提案さ
れ、実施されているにすぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、種々検
討は行われてきたが、複合体の一部分に使用されている
のが現状であり、より積極的なシートとしてのような活
用はまだ本格的な実用化には至っていなかった。
討は行われてきたが、複合体の一部分に使用されている
のが現状であり、より積極的なシートとしてのような活
用はまだ本格的な実用化には至っていなかった。
【0004】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、廃ゴム、廃プラスチックの
粉砕物を有効に利用でき、かつ実用的な強度、耐久性を
有するシート成形体を提供することにある。
たものであり、その目的は、廃ゴム、廃プラスチックの
粉砕物を有効に利用でき、かつ実用的な強度、耐久性を
有するシート成形体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な背景をもとに鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は、廃ゴム及び/又は廃
プラスチック粉砕物とゴムラテックス及び/又は樹脂エ
マルジョンとを混合することを特徴とするシート成形用
組成物、シート成形用組成物を加熱圧縮成形するシート
成形体及びその製造法である。特に、廃ゴム及び/又は
廃プラスチック粉砕物が発泡体であり、ゴムラテックス
が天然ゴム、スチレン/ブタジエン共重合体、アクリロ
ニトリル/ブタジエン共重合体、クロロプレンゴムを主
成分とするラテックスの場合には、ゴムラテックスが廃
ゴム及び/又は廃プラスチック発泡体の粉砕物を均一に
混合できるとともに、強固な接着が実現されるために、
良好な強度を有するシート成形体を得ることができる。
な背景をもとに鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は、廃ゴム及び/又は廃
プラスチック粉砕物とゴムラテックス及び/又は樹脂エ
マルジョンとを混合することを特徴とするシート成形用
組成物、シート成形用組成物を加熱圧縮成形するシート
成形体及びその製造法である。特に、廃ゴム及び/又は
廃プラスチック粉砕物が発泡体であり、ゴムラテックス
が天然ゴム、スチレン/ブタジエン共重合体、アクリロ
ニトリル/ブタジエン共重合体、クロロプレンゴムを主
成分とするラテックスの場合には、ゴムラテックスが廃
ゴム及び/又は廃プラスチック発泡体の粉砕物を均一に
混合できるとともに、強固な接着が実現されるために、
良好な強度を有するシート成形体を得ることができる。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。
【0007】本発明における廃ゴム、廃プラスチック発
泡体としては、クロロプレンゴム、エチレン/プロピレ
ンゴム、スチレン/ブタジエンゴム、スチレン樹脂、エ
チレン/酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィ
ンの各フォームを例示できる。
泡体としては、クロロプレンゴム、エチレン/プロピレ
ンゴム、スチレン/ブタジエンゴム、スチレン樹脂、エ
チレン/酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィ
ンの各フォームを例示できる。
【0008】本発明のゴムラテックスは天然ゴム、スチ
レン/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
エン共重合体、クロロプレンゴムラテックスを、樹脂エ
マルジョンはアクリル樹脂、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エチレン/酢酸
ビニル樹脂エマルジョンを使用できる。天然ゴム、スチ
レン/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
エン共重合体、クロロプレンゴムラテックスは優れた特
性を示すが、特に以下に記載のクロロプレンゴムラテッ
クスはより一層接着性が良好なために好ましく用いられ
る。
レン/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
エン共重合体、クロロプレンゴムラテックスを、樹脂エ
マルジョンはアクリル樹脂、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エチレン/酢酸
ビニル樹脂エマルジョンを使用できる。天然ゴム、スチ
レン/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
エン共重合体、クロロプレンゴムラテックスは優れた特
性を示すが、特に以下に記載のクロロプレンゴムラテッ
クスはより一層接着性が良好なために好ましく用いられ
る。
【0009】本発明の好ましいクロロプレンゴムラテッ
クスは、下式(1) G(%)=(W0/Wi)×100 (1) (式中、Gはクロロホルム不溶部(%)、Wiはクロロ
プレンゴムラテックスを流延して形成したフィルムの重
量(g)、W0はこのフィルムをクロロホルムに5%濃
度になるよう溶解させた後、200メッシュの金網にて
濾過できない不溶物の乾燥重量(g)である。)に示す
Gが0であるクロロプレンゴムラテックスである。ここ
でGが0とは、クロロプレンゴムラテックス中のゲル含
量が0ということである。Gが0であるために、ラテッ
クス粒子同士の相互拡散が十分に行われ、接着力がきわ
めて良好になる。
クスは、下式(1) G(%)=(W0/Wi)×100 (1) (式中、Gはクロロホルム不溶部(%)、Wiはクロロ
プレンゴムラテックスを流延して形成したフィルムの重
量(g)、W0はこのフィルムをクロロホルムに5%濃
度になるよう溶解させた後、200メッシュの金網にて
濾過できない不溶物の乾燥重量(g)である。)に示す
Gが0であるクロロプレンゴムラテックスである。ここ
でGが0とは、クロロプレンゴムラテックス中のゲル含
量が0ということである。Gが0であるために、ラテッ
クス粒子同士の相互拡散が十分に行われ、接着力がきわ
めて良好になる。
【0010】クロロプレンゴムラテックスの重合方法と
しては特に制限するものではなく、クロロプレン単量
体、必要に応じてその他の共重合可能なエチレン性不飽
和単量体をラジカル乳化重合すればよい。乳化重合は公
知の方法に従って、水、単量体、乳化・分散剤、重合開
始剤、連鎖移動剤等を乳化し、所定温度にて重合を行え
ばよい。各原料はいずれも一括添加、逐次添加、分割添
加してもよい。共重合可能なエチレン性不飽和単量体と
して、例えば、アクリル酸、メタクリル酸等のカルボキ
シル基含有ビニル単量体、アクリル酸メチル、メタクリ
ル酸メチル等のアクリル酸エステル類、ブタジエン、
2,3−ジクロロブタジエン、1−クロロブタジエン等
のジエン系単量体、エチレン、スチレン、アクリロニト
リル等の通常クロロプレンの共重合に用いられる単量体
が20重量部以下の量で適宜用いられる。カルボキシル
基含有ビニル単量体の共重合体は発泡体粉砕物との濡れ
性が良好になるために好ましい。
しては特に制限するものではなく、クロロプレン単量
体、必要に応じてその他の共重合可能なエチレン性不飽
和単量体をラジカル乳化重合すればよい。乳化重合は公
知の方法に従って、水、単量体、乳化・分散剤、重合開
始剤、連鎖移動剤等を乳化し、所定温度にて重合を行え
ばよい。各原料はいずれも一括添加、逐次添加、分割添
加してもよい。共重合可能なエチレン性不飽和単量体と
して、例えば、アクリル酸、メタクリル酸等のカルボキ
シル基含有ビニル単量体、アクリル酸メチル、メタクリ
ル酸メチル等のアクリル酸エステル類、ブタジエン、
2,3−ジクロロブタジエン、1−クロロブタジエン等
のジエン系単量体、エチレン、スチレン、アクリロニト
リル等の通常クロロプレンの共重合に用いられる単量体
が20重量部以下の量で適宜用いられる。カルボキシル
基含有ビニル単量体の共重合体は発泡体粉砕物との濡れ
性が良好になるために好ましい。
【0011】重合に使用する乳化・分散剤としては特に
限定するものではなく、カルボン酸型、スルホン酸型、
硫酸エステル型のアニオン型乳化剤、ノニオン型乳化剤
等が用いられ、例えば、不均化ロジン酸のアルカリ金属
塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン
酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルアリール硫酸塩、ナフ
タレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮
合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルフェノール、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンアシルエステル等があげられ
る。特に、クロロプレン単量体とカルボキシル基含有ビ
ニル単量体との共重合体の場合には、アルキルジフェニ
ルエーテルジスルホン酸のアルカリ金属塩及びトリエタ
ノールアミン塩、アルキルベンゼンスルホン酸のアルカ
リ金属塩及びトリエタノールアミン塩、アルキル硫酸の
アルカリ金属塩及びトリエタノールアミン塩等が酸性下
での乳化重合において好適に用いられる。乳化・分散剤
の添加量は、各乳化・分散剤の種類により最適範囲は異
なるが、乳化重合を安定に実施できる範囲として、仕込
み単量体100重量部に対して0.1〜10重量部が好
ましい。
限定するものではなく、カルボン酸型、スルホン酸型、
硫酸エステル型のアニオン型乳化剤、ノニオン型乳化剤
等が用いられ、例えば、不均化ロジン酸のアルカリ金属
塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン
酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルアリール硫酸塩、ナフ
タレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮
合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルフェノール、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンアシルエステル等があげられ
る。特に、クロロプレン単量体とカルボキシル基含有ビ
ニル単量体との共重合体の場合には、アルキルジフェニ
ルエーテルジスルホン酸のアルカリ金属塩及びトリエタ
ノールアミン塩、アルキルベンゼンスルホン酸のアルカ
リ金属塩及びトリエタノールアミン塩、アルキル硫酸の
アルカリ金属塩及びトリエタノールアミン塩等が酸性下
での乳化重合において好適に用いられる。乳化・分散剤
の添加量は、各乳化・分散剤の種類により最適範囲は異
なるが、乳化重合を安定に実施できる範囲として、仕込
み単量体100重量部に対して0.1〜10重量部が好
ましい。
【0012】重合開始剤としては、公知のフリーラジカ
ル生成物質、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウム等の過硫酸化物、過酸化水素、t−ブチルヒドロパ
ーオキサイド等の無機又は有機過酸化物等を用いること
ができる。また、これらは単独又は還元性物質、例え
ば、チオ硫酸塩、チオ亜硫酸塩、有機アミン等との併用
レドックス系で用いてもよい。
ル生成物質、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウム等の過硫酸化物、過酸化水素、t−ブチルヒドロパ
ーオキサイド等の無機又は有機過酸化物等を用いること
ができる。また、これらは単独又は還元性物質、例え
ば、チオ硫酸塩、チオ亜硫酸塩、有機アミン等との併用
レドックス系で用いてもよい。
【0013】重合温度は0〜80℃の範囲で行うことが
でき、好ましくは5〜50℃の範囲である。
でき、好ましくは5〜50℃の範囲である。
【0014】連鎖移動剤としては、例えば、アルキルメ
ルカプタン、ハロゲン化炭化水素、アルキルキサントゲ
ンジスルフィド及びイオウ等の分子量調節剤等があげら
れる。
ルカプタン、ハロゲン化炭化水素、アルキルキサントゲ
ンジスルフィド及びイオウ等の分子量調節剤等があげら
れる。
【0015】重合停止剤としては、通常用いられる停止
剤であれば特に限定するものではなく、例えば、フェノ
チアジン、2,6−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、ヒドロキシルアミン等が使用できる。添加は所定転
化率に到達した時点で添加すればよい。重合転化率は5
0〜100%が好ましく、残存単量体が存在する場合に
は単量体除去を実施すればよい。
剤であれば特に限定するものではなく、例えば、フェノ
チアジン、2,6−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、ヒドロキシルアミン等が使用できる。添加は所定転
化率に到達した時点で添加すればよい。重合転化率は5
0〜100%が好ましく、残存単量体が存在する場合に
は単量体除去を実施すればよい。
【0016】本発明のシート成形用組成物における廃ゴ
ム及び/又は廃プラスチック粉砕物とゴムラテックス及
び/又は樹脂エマルジョンとの混合比は均一に混合でき
る範囲で特に制限はないが、ラテックス、エマルジョン
に対して、粉砕物が重量比で等倍から50倍、好ましく
は5倍から20倍が良好な結果を示す。
ム及び/又は廃プラスチック粉砕物とゴムラテックス及
び/又は樹脂エマルジョンとの混合比は均一に混合でき
る範囲で特に制限はないが、ラテックス、エマルジョン
に対して、粉砕物が重量比で等倍から50倍、好ましく
は5倍から20倍が良好な結果を示す。
【0017】本発明のシート成形用組成物におけるゴム
ラテックス及び/又は樹脂エマルジョンのポリマー固形
分濃度は、均一に混合でき、十分な接着力を示す範囲で
制限はないが、10重量%から60重量%が適当であ
る。
ラテックス及び/又は樹脂エマルジョンのポリマー固形
分濃度は、均一に混合でき、十分な接着力を示す範囲で
制限はないが、10重量%から60重量%が適当であ
る。
【0018】本発明におけるシート成形体はシート成形
用組成物を加熱圧縮成形することにより製造できる。特
に、加熱圧縮時に、ラテックス、エマルジョン中に含ま
れる水分をスムーズに除去することが重要である。例え
ば、成形する際の金型に水蒸気の逃げ道を設けることや
圧縮の強弱を繰り返すことによる水分の除去等の工夫が
できる。
用組成物を加熱圧縮成形することにより製造できる。特
に、加熱圧縮時に、ラテックス、エマルジョン中に含ま
れる水分をスムーズに除去することが重要である。例え
ば、成形する際の金型に水蒸気の逃げ道を設けることや
圧縮の強弱を繰り返すことによる水分の除去等の工夫が
できる。
【0019】本発明のシート成形用組成物は、必要に応
じて、加硫剤、架橋剤、粘着付与剤、フィラー、増粘
剤、老化防止剤、防腐剤、凍結防止剤、造膜助剤、pH
調節剤等を適量配合してもよい。
じて、加硫剤、架橋剤、粘着付与剤、フィラー、増粘
剤、老化防止剤、防腐剤、凍結防止剤、造膜助剤、pH
調節剤等を適量配合してもよい。
【0020】以上の構成からなる本発明のシート成形用
組成物は廃ゴム、廃プラスチックの廃棄物利用に関する
課題を解決できるものであり、製品としては、実用的な
強度、耐久性を有するシート成形体を提供するものであ
る。
組成物は廃ゴム、廃プラスチックの廃棄物利用に関する
課題を解決できるものであり、製品としては、実用的な
強度、耐久性を有するシート成形体を提供するものであ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0022】以下の実施例、比較例において得られたシ
ート成形体の引張り試験、硬度、耐熱試験は、JIS
K 6301(1975)に準拠して以下の方法で測定
及び評価した。
ート成形体の引張り試験、硬度、耐熱試験は、JIS
K 6301(1975)に準拠して以下の方法で測定
及び評価した。
【0023】<引張り試験>シート成形体を1号ダンベ
ル(10mm巾)で打ち抜き試験片とした。引張り試験
はテンシロン型引張り試験機を用いて23℃、引張り速
度200mm/minの条件で測定した。
ル(10mm巾)で打ち抜き試験片とした。引張り試験
はテンシロン型引張り試験機を用いて23℃、引張り速
度200mm/minの条件で測定した。
【0024】<硬度>シート成形体の硬度はタイプCの
硬度計を用いて測定した。
硬度計を用いて測定した。
【0025】<耐熱試験>シート成形体を100℃、7
0時間熱老化した後、引張り試験、硬度を測定し、耐熱
試験とした。
0時間熱老化した後、引張り試験、硬度を測定し、耐熱
試験とした。
【0026】実施例1 クロロプレン98.5重量部、メタクリル酸1.5重量
部、n−ドデシルメルカプタン0.5重量部、アルキル
ジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(ペレック
スSSH(商標)、花王製)3.5重量部、ナフタレン
スルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物
(デモールN(商標)、花王製)0.5重量部、ハイド
ロサルファイトナトリウム0.01重量部、トリエタノ
ールアミン0.2重量部及び純水100重量部を撹拌機
付10 lオートクレーブ中に8割容量仕込み、40
℃、窒素雰囲気中、0.35%過硫酸カリウム水溶液を
連続的に滴下した。転化率98%で重合停止剤として
2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール0.05重
量部を加えてクロロプレンゴム重合体ラテックス(固形
分50%)を得た。また、得られたラテックスの性状は
G=0(ゲル含量、クロロホルム不溶部G(%)=(W
0/Wi)×100、試料ラテックスを流延してフィル
ムを作成し、試料の重量(Wig)を測定し、5%濃度
になるようにクロロホルムとともにメスフラスコに入
れ、23℃で1昼夜浸漬する。その後、200メッシュ
の金網にて濾過し、クロロホルム洗浄後、残渣を110
℃で乾燥して重量(W0g)を測定する。)及び溶液粘
度が350mPa・s(クロロプレン重合体を10%濃
度になるように溶解させた溶液粘度。B型粘度計(N
o.3ローター、12rpm、25℃、60sec.)
測定)であった。
部、n−ドデシルメルカプタン0.5重量部、アルキル
ジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(ペレック
スSSH(商標)、花王製)3.5重量部、ナフタレン
スルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物
(デモールN(商標)、花王製)0.5重量部、ハイド
ロサルファイトナトリウム0.01重量部、トリエタノ
ールアミン0.2重量部及び純水100重量部を撹拌機
付10 lオートクレーブ中に8割容量仕込み、40
℃、窒素雰囲気中、0.35%過硫酸カリウム水溶液を
連続的に滴下した。転化率98%で重合停止剤として
2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール0.05重
量部を加えてクロロプレンゴム重合体ラテックス(固形
分50%)を得た。また、得られたラテックスの性状は
G=0(ゲル含量、クロロホルム不溶部G(%)=(W
0/Wi)×100、試料ラテックスを流延してフィル
ムを作成し、試料の重量(Wig)を測定し、5%濃度
になるようにクロロホルムとともにメスフラスコに入
れ、23℃で1昼夜浸漬する。その後、200メッシュ
の金網にて濾過し、クロロホルム洗浄後、残渣を110
℃で乾燥して重量(W0g)を測定する。)及び溶液粘
度が350mPa・s(クロロプレン重合体を10%濃
度になるように溶解させた溶液粘度。B型粘度計(N
o.3ローター、12rpm、25℃、60sec.)
測定)であった。
【0027】得られた重合体ラテックス10gとクロロ
プレンゴム発泡体の粉砕物150gを均一に混合してシ
ート成形用組成物を調製した。次に、シート成形用組成
物は160℃、50kg/cm2の条件で10分間プレ
ス成形し、シート成形体を作成した。なお、プレス成形
にあたり、最初に水蒸気を除去するために加圧減圧を5
回繰り返した。
プレンゴム発泡体の粉砕物150gを均一に混合してシ
ート成形用組成物を調製した。次に、シート成形用組成
物は160℃、50kg/cm2の条件で10分間プレ
ス成形し、シート成形体を作成した。なお、プレス成形
にあたり、最初に水蒸気を除去するために加圧減圧を5
回繰り返した。
【0028】シート成形体の各物性は、引張り強度11
kg/cm2、伸び250%、硬度(タイプC)40°
であり、耐熱試験後の引張り強度変化率0%、伸び変化
率−10%、硬度変化+2であった。シート成形体は実
用的な強度を有するとともに耐久性にも優れていること
が分かった。
kg/cm2、伸び250%、硬度(タイプC)40°
であり、耐熱試験後の引張り強度変化率0%、伸び変化
率−10%、硬度変化+2であった。シート成形体は実
用的な強度を有するとともに耐久性にも優れていること
が分かった。
【0029】実施例2 得られた重合体ラテックス10gとエチレン/プロピレ
ンゴム発泡体の粉砕物100gを均一に混合してシート
成形用組成物を調製した。次に、シート成形用組成物は
160℃、50kg/cm2の条件で10分間プレス成
形し、シート成形体を作成した。なお、プレス成形にあ
たり、最初に水蒸気を除去するために加圧減圧を5回繰
り返した。
ンゴム発泡体の粉砕物100gを均一に混合してシート
成形用組成物を調製した。次に、シート成形用組成物は
160℃、50kg/cm2の条件で10分間プレス成
形し、シート成形体を作成した。なお、プレス成形にあ
たり、最初に水蒸気を除去するために加圧減圧を5回繰
り返した。
【0030】シート成形体の各物性は、引張り強度9k
g/cm2、伸び250%、硬度(タイプC)40°で
あり、耐熱試験後の引張り強度変化率0%、伸び変化率
−15%、硬度変化+3であった。シート成形体は実用
的な強度を有するとともに耐久性にも優れていることが
分かった。
g/cm2、伸び250%、硬度(タイプC)40°で
あり、耐熱試験後の引張り強度変化率0%、伸び変化率
−15%、硬度変化+3であった。シート成形体は実用
的な強度を有するとともに耐久性にも優れていることが
分かった。
【0031】実施例3 スチレン/ブタジエンゴムラテックス(JSR0670
(商標)、JSR製)10gとエチレン/プロピレンゴ
ム発泡体の粉砕物150gを均一に混合してシート成形
用組成物を調製した。次に、シート成形用組成物は16
0℃、50kg/cm2の条件で10分間プレス成形
し、シート成形体を作成した。なお、プレス成形にあた
り、最初に水蒸気を除去するために加圧減圧を5回繰り
返した。
(商標)、JSR製)10gとエチレン/プロピレンゴ
ム発泡体の粉砕物150gを均一に混合してシート成形
用組成物を調製した。次に、シート成形用組成物は16
0℃、50kg/cm2の条件で10分間プレス成形
し、シート成形体を作成した。なお、プレス成形にあた
り、最初に水蒸気を除去するために加圧減圧を5回繰り
返した。
【0032】シート成形体の各物性は、引張り強度7k
g/cm2、伸び300%、硬度(タイプC)30°で
あり、耐熱試験後の引張り強度変化率0%、伸び変化率
−10%、硬度変化+3であった。シート成形体は実用
的な強度を有するとともに耐久性にも優れていることが
分かった。
g/cm2、伸び300%、硬度(タイプC)30°で
あり、耐熱試験後の引張り強度変化率0%、伸び変化率
−10%、硬度変化+3であった。シート成形体は実用
的な強度を有するとともに耐久性にも優れていることが
分かった。
【0033】比較例1 エチレン/酢酸ビニル共重合体ペレット(ウルトラセン
720(商標)、東ソー製)10gとクロロプレンゴム
発泡体の粉砕物100gを均一に分散し、160℃、5
0kg/cm2の条件で10分間プレス成形し、シート
成形体を作成した。
720(商標)、東ソー製)10gとクロロプレンゴム
発泡体の粉砕物100gを均一に分散し、160℃、5
0kg/cm2の条件で10分間プレス成形し、シート
成形体を作成した。
【0034】シート成形体の各物性は、引張り強度1.
0kg/cm2、伸び20%、硬度(タイプC)30°
であった。また、エチレン/酢酸ビニル共重合体ペレッ
トが十分溶融していない箇所も認められた。シート成形
体としては実用的に不十分な特性であった。
0kg/cm2、伸び20%、硬度(タイプC)30°
であった。また、エチレン/酢酸ビニル共重合体ペレッ
トが十分溶融していない箇所も認められた。シート成形
体としては実用的に不十分な特性であった。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明により得
られたシート成形用組成物は廃ゴム、廃プラスチックの
粉砕物を有効に利用でき、かつ実用的な強度、耐久性を
有するシート成形体を製造するのに好適である。
られたシート成形用組成物は廃ゴム、廃プラスチックの
粉砕物を有効に利用でき、かつ実用的な強度、耐久性を
有するシート成形体を製造するのに好適である。
【0036】
Claims (6)
- 【請求項1】廃ゴム及び/又は廃プラスチック粉砕物と
ゴムラテックス及び/又は樹脂エマルジョンとを混合す
ることを特徴とするシート成形用組成物。 - 【請求項2】廃ゴム及び/又は廃プラスチック粉砕物が
発泡体であることを特徴とする請求項1に記載のシート
成形用組成物。 - 【請求項3】ゴムラテックスが天然ゴム、スチレン/ブ
タジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン共重
合体、クロロプレンゴムを主成分とするラテックスであ
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシー
ト成形用組成物。 - 【請求項4】クロロプレンゴムラテックスが下式(1) G(%)=(W0/Wi)×100 (1) (式中、Gはクロロホルム不溶部(%)、Wiはクロロ
プレンゴムラテックスを流延して形成したフィルムの重
量(g)、W0はこのフィルムをクロロホルムに5%濃
度になるよう溶解させた後、200メッシュの金網にて
濾過できない不溶物の乾燥重量(g)である。)に示す
Gが0であるクロロプレンゴムラテックスであることを
特徴とする請求項3に記載のシート成形用組成物。 - 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかに記載のシ
ート成形用組成物を加熱圧縮成形してなるシート成形
体。 - 【請求項6】請求項1〜請求項4のいずれかに記載のシ
ート成形用組成物を金型を用いて加熱圧縮成形すること
を特徴とするシート成形体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12994398A JPH11323022A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | シート成形用組成物、シート成形体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12994398A JPH11323022A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | シート成形用組成物、シート成形体及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11323022A true JPH11323022A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15022280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12994398A Pending JPH11323022A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | シート成形用組成物、シート成形体及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11323022A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2350083A (en) * | 1999-04-27 | 2000-11-22 | Hannah Greenaway | Sheet material made from recycled plastic |
JP2010018783A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Rohm & Haas Co | 熱可塑性特性を有するポリマー複合体を製造する方法 |
US8304462B2 (en) | 2008-07-11 | 2012-11-06 | Rohm And Haas Company | Process for making polymer composites having thermoplastic properties |
US8304460B2 (en) | 2008-07-11 | 2012-11-06 | Rohm And Haas Company | Methods for making composites having thermoplastic properties from recycled crosslinked polymer |
US8597563B2 (en) | 2008-07-11 | 2013-12-03 | Rohm And Haas Company | Recycled thermoplastic composition comprising waste thermoset material and methods of making |
KR20160126259A (ko) * | 2015-04-23 | 2016-11-02 | 금오공과대학교 산학협력단 | 열가소성 고무 플라스틱 복합체 및 이의 제조방법 |
CN110087901A (zh) * | 2016-12-20 | 2019-08-02 | 米其林集团总公司 | 包含特定橡胶粉末的橡胶组合物 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP12994398A patent/JPH11323022A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2350083A (en) * | 1999-04-27 | 2000-11-22 | Hannah Greenaway | Sheet material made from recycled plastic |
GB2350083B (en) * | 1999-04-27 | 2004-03-31 | Hannah Greenaway | Sheet material |
JP2010018783A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Rohm & Haas Co | 熱可塑性特性を有するポリマー複合体を製造する方法 |
US8304462B2 (en) | 2008-07-11 | 2012-11-06 | Rohm And Haas Company | Process for making polymer composites having thermoplastic properties |
US8304460B2 (en) | 2008-07-11 | 2012-11-06 | Rohm And Haas Company | Methods for making composites having thermoplastic properties from recycled crosslinked polymer |
US8304461B2 (en) | 2008-07-11 | 2012-11-06 | Rohm And Haas Company | Process for making polymer composites having thermoplastic properties |
US8597563B2 (en) | 2008-07-11 | 2013-12-03 | Rohm And Haas Company | Recycled thermoplastic composition comprising waste thermoset material and methods of making |
KR20160126259A (ko) * | 2015-04-23 | 2016-11-02 | 금오공과대학교 산학협력단 | 열가소성 고무 플라스틱 복합체 및 이의 제조방법 |
CN110087901A (zh) * | 2016-12-20 | 2019-08-02 | 米其林集团总公司 | 包含特定橡胶粉末的橡胶组合物 |
CN110087901B (zh) * | 2016-12-20 | 2021-04-02 | 米其林集团总公司 | 包含特定橡胶粉末的橡胶组合物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2824121B1 (en) | Polychloroprene latex, polychloroprene latex composition, and molded article | |
CN104693636B (zh) | 一种具有提高abs接枝共聚物转化率的聚合方法 | |
JPWO2012137663A1 (ja) | ポリクロロプレンラテックス、ゴム組成物及び浸漬成形品 | |
DE2849414A1 (de) | Verfahren zur waessrigen radikalischen emulsionspolymerisation | |
BR112019015339A2 (pt) | Compostos de vedação | |
KR102141789B1 (ko) | 접착제용 공중합체 라텍스의 제조 방법 | |
JPH11323022A (ja) | シート成形用組成物、シート成形体及びその製造法 | |
JPH0674401B2 (ja) | ゴムと繊維との接着用接着剤組成物 | |
JP2011168720A (ja) | 接着剤用共重合体ラテックス | |
JP2023075367A (ja) | ゴム発泡体、その製造方法及びその用途 | |
JPH0224314B2 (ja) | ||
JP2005187544A (ja) | ディップ成形用共重合体ラテックス、ディップ成形用組成物およびディップ成形物 | |
JPH11116622A (ja) | 硫黄変性クロロプレン重合体の製造方法 | |
JP2005336273A (ja) | ディップ成形用共重合体ラテックス、ディップ成形用組成物およびディップ成形物 | |
WO2021079981A1 (ja) | クロロプレン共重合体ラテックス及びその製造方法 | |
DE68901882T2 (de) | Verfahren zur herstellung von polychloropren. | |
EP3904441A1 (en) | Chloroprene polymer latex and method for producing same | |
JP4133152B2 (ja) | ゴム発泡体用共重合体ラテックスの製造方法 | |
DE2536372A1 (de) | Elastomere masse aus einem gemisch aus polychloropren-sol und polychloropren-gel | |
JPS6096674A (ja) | ゴム補強用接着剤 | |
JPS60203610A (ja) | クロロプレンの重合方法 | |
JP4741837B2 (ja) | 化粧パフ用共重合体ラテックス | |
CA1231495A (en) | Monomer-plasticized elastomers and process for producing same | |
JP4634002B2 (ja) | 化粧パフ用共重合体ラテックス組成物 | |
CN1234938C (zh) | 干法无尘纸专用胶乳及其制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050428 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070904 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |