JPH1132150A - 画像処理装置及び該画像処理装置の動作モード変更方法 - Google Patents

画像処理装置及び該画像処理装置の動作モード変更方法

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JPH1132150A
JPH1132150A JP9196435A JP19643597A JPH1132150A JP H1132150 A JPH1132150 A JP H1132150A JP 9196435 A JP9196435 A JP 9196435A JP 19643597 A JP19643597 A JP 19643597A JP H1132150 A JPH1132150 A JP H1132150A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度に表示できる表示内容が非常に少ない表
示領域しか有していなくとも、動作モードの確認等を容
易且つ迅速に行なう。 【解決手段】 読取解像度、読取濃度の初期値を設定し
た後(S1)、待機状態に入り(S2)、原稿が検知さ
れると「DOCUMENT READY」を表示部に表示される(S3
→S4)。次いで、解像度キーが押下された場合は(S
5)、動作モードは更新せずに読取解像度の初期値であ
る「STANDARD」を表示部に表示し(S6)。次いで、再
び解像度キー114が押下された場合は動作モードを更
新して表示部13には「FINE」を表示する(S7→S
8)。再び解像度キー114が押下された場合は更に動
作モードを更新して表示部には「PHOTO」 の文字を表示
する(S9→S10)、読取濃度や他の動作指示入力に
対しても同様の処理を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び該
画像処理装置の動作モード変更方法に関し、より詳しく
は動作モードを入力して該動作モードを表示することが
できる画像処理装置及び該画像処理装置の動作モード変
更方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の画像処理装置の分
野においては、従前は、ユーザによって指示された動作
モードをLCD(液晶ディスプレイ)やLED(発光ダ
イオード)等により常時表示することが行なわれていた
が、斯かる表示方法では表示部が大型化し、しかも表示
内容も繁雑になってしまっていた。
【0003】そこで、近年では、装置の小型低価格化の
要請から表示領域の小さい小型の表示デバイスを使用す
ると共に、通常はユーザの指示した動作モードを表示部
に表示せず、動作モードの切り替え等をユーザが指示し
た場合に、必要に応じて前記切り替えられた動作モード
を表示部に表示することが行なわれている。例えば、A
モード、Bモード、Cモード、Dモード、Eモードとい
う5つの動作モードが画像処理装置に設けられている場
合、従来においては、これら動作モードが順次選択切替
可能とされた動作モード変更キーが備えられているのが
一般的であり、現在の動作モードがAモードのときは、
通常はAモードという動作モードを表示部に表示せず、
ユーザがAモードからBモードに動作モードを変更すべ
く前記動作モード変更キーを押下したときに、動作モー
ドのBモードへの変更と同時に表示部に動作モードを示
す「B」が表示される。
【0004】また、画像処理装置が原稿の読取、記録等
の動作を開始した場合は該画像処理装置の動作状態をL
CD等に表示する必要があるため、前記動作モードに代
えて読取、記録等の動作状態を表示することが優先的に
行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、動作モードを確認するために動作モード変更
キーを押下した場合においても動作モードが自動的に変
更されることとなり、所望の動作モードに復帰させるた
めには更に数回のキー操作を行なう必要があるという問
題点があった。例えば、上記従来例において、現在の動
作モードがAモードであることを確認したいために前記
動作モード変更キーを押下した場合は、このキー操作に
よって動作モードがBモードに変更される。このため、
動作モードをAモードに再度復帰させるためには更に続
けて4回のキー操作を行なう必要があり、使い勝手が悪
いばかりか誤操作も生じやすく、該誤操作が生じた場合
は所望の画像出力を得ることができなくなる虞があると
いう問題点があった。
【0006】また、上記従来例では、複数枚の原稿を異
なる動作モードで読み取る場合、第1枚目の画像原稿の
動作モードを決定して前記読取が開始された後は、該読
取後の画像処理装置の動作状態がLCD等に表示され
る。したがって、前記複数枚の原稿を処理する場合、そ
の原稿の途中から解像度等の動作モードを変更するとき
は表示部の表示内容を確認しながら動作モードを変更す
ることができず、このため動作モードの誤設定を招来し
て斯かる誤設定された状態で画像処理が行われてしまう
虞があるという問題点があった。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、一度に表示できる表示内容が非常に少ない
表示領域しか有していなくとも、動作モードの確認や指
示・変更等を容易且つ確実に行なうことができる画像処
理装置及び該画像処理装置の動作モード変更方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、画像原稿を検知する画像原稿
検知手段と、前記画像原稿に対し動作モード指示を含む
画像処理の指示を行なう少なくとも1つ以上の指示入力
手段と、1つの前記指示入力手段により複数の異なる動
作モードに順次切替設定を行なう動作モード設定手段
と、該動作モード設定手段により切替設定された現在の
動作モードを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
れた前記動作モードを表示する表示手段とを備えた画像
処理装置において、前記画像原稿検知手段により画像原
稿が検知された直後である第1回目の前記指示入力手段
による指示入力時には前記動作モードを切り替えずに前
記記憶手段に記憶された現在の動作モードを維持する動
作モード維持手段を有し、前記表示手段は、前記動作モ
ード維持手段により動作モードが維持されたときは該維
持された動作モードを表示することを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、画像原稿に
対し動作モード指示を含む画像処理の指示を行なう少な
くとも1つ以上の指示入力手段と、1つの前記指示入力
手段により複数の異なる動作モードに順次切替設定が可
能な動作モード設定手段と、該動作モード設定手段によ
り切替設定された現在の動作モードを記憶する記憶手段
と、該記憶手段の記憶された前記動作モードを表示する
表示手段とを備えた画像処理装置において、前記表示手
段に前記動作モードが表示されていない状態で前記指示
入力手段により第1回目の指示入力がなされたときは前
記動作モードを切り替えずに前記記憶手段に記憶された
現在の動作モードを維持する動作モード維持手段を有
し、前記表示手段は、前記動作モード維持手段により動
作モードが維持されたときは該維持された動作モードを
表示することを特徴としている。
【0010】また、請求項6記載の発明は、画像原稿に
対し動作モード指示を含む画像処理の指示を行なう少な
くとも1つ以上の指示入力手段と、1つの前記指示入力
手段により複数の異なる動作モードに順次切替設定を行
なう動作モード設定手段と、該動作モード設定手段によ
り切替設定された現在の動作モードを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された前記動作モード及び装置本
体の状態のうちのいずれか一方を表示する表示手段と、
前記画像原稿の画像情報を送信する送信手段とを備えた
画像処理装置において、前記送信手段による画像情報の
送信中に前記動作モードの変更要求を発行する動作モー
ド変更要求手段と、該動作モード変更要求手段からの要
求内容に応じた動作モードに変更する動作モード変更手
段と、前記動作モードの変更要求終了を発行する変更要
求終了手段とを有し、前記表示手段が、前記装置本体の
状態を表示中に前記動作モードの変更要求が発行された
ことに応じて、前記動作モードの変更要求の発行から前
記変更要求終了の発行までの間は前記動作モード変更手
段により変更された動作モードを表示する表示制御手段
を備え、前記表示制御手段は、前記動作モードが表示さ
れているときは前記装置本体の状態表示を消去すること
を特徴としている。
【0011】さらに、請求項15記載の発明は、画像原
稿を検知した後、動作モード指示を含む画像処理の指示
を行ない、前記画像処理の指示により動作モードを順次
切替設定して該切替設定された動作モードを記憶し、斯
かる記憶された前記動作モードを表示手段に表示する画
像処理装置の動作モード変更方法において、前記画像原
稿が検知された直後である第1回目の動作モード指示入
力時には前記動作モードを切り替えずに現在の動作モー
ドを維持し、斯く維持された動作モードを表示手段に表
示することを特徴としている。
【0012】また、請求項16記載の発明は、動作モー
ド指示を含む画像処理の指示を行ない、前記画像処理の
指示により動作モードを順次切替設定して該切替設定さ
れた動作モードを記憶し、斯かる記憶された前記動作モ
ードを表示手段に表示する画像処理装置の動作モード変
更方法において、前記表示手段に前記動作モードが表示
されていない状態で第1回目の指示入力がなされたとき
は前記動作モードを切り替えずに現在の動作モードを維
持し、斯く維持された動作モードを前記表示手段に表示
することを特徴としている。
【0013】また、請求項20記載の発明は、画像原稿
に対して動作モード指示を含む画像処理の指示を行な
い、前記画像処理の指示により動作モードを順次切替設
定して該切替設定された動作モードを記憶し、斯かる記
憶された前記動作モード及び装置本体の状態のいずれか
一方を表示手段に表示すると共に該画像原稿の画像情報
を送信する画像処理装置の動作モード変更方法におい
て、前記画像情報の送信中に前記動作モードの変更要求
が発行された場合は、該変更要求に応じた動作モードに
該動作モードを変更し、さらに、前記動作モードの変更
要求を発行してから前記動作モードの変更要求終了を発
行するまでの間は前記動作モードを前記表示手段に表示
することを特徴としている。
【0014】尚、本発明の他の特徴は、下記の発明の実
施の形態の記載から明らかとなろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳説する。
【0016】図1は本発明に係る画像処理装置の一実施
の形態としてのファクシミリ装置のブロック構成図であ
って、該ファクシミリ装置は、所望の情報入力等を行な
う操作パネル1と、コンタクトセンサ等のイメージセン
サや画像処理回路等を有する読取部2と、画像データの
ハードコピーを出力するインクジェットプリンタやレー
ザビームプリンタ等からなる記録部3と、所定の制御プ
ログラムやオペレータメッセージ、キャラクタコード等
が格納されたROM4と、揮発性メモリ部と不揮発性メ
モリ部とを有するRAM5と、1ms単位で計時が可能
なタイマ6と、RAM5に記憶されている送信用画像デ
ータやディジタル信号を変調して電話回線7に出力した
り、電話回線7からの入力信号を受信画像データやディ
ジタル信号に復調するモデム8と、リレーやトランス、
フォトカプラ等を備え電話回線7をモデム8又は電話器
9に選択的に切り替える網制御装置(NCU)10と、
これら各構成要素に接続されROM4に記憶された制御
プログラムを実行して装置全体の制御を行なうマイクロ
プロセッサ等からなる制御部11とを備えている。
【0017】尚、上記RAM5において、揮発性メモリ
部は制御部11のワークエリアとして使用されると共に
画像データの一時記憶にも使用され、不揮発性メモリ部
は装置の動作に必要なデータやユーザが登録したデータ
が記憶され、また必要に応じて画像データ等が記憶され
る。さらに、本実施の形態では、タイマ6における所定
時間の計時により制御部11に対して割込信号が出力さ
れる。
【0018】図2は前記操作パネル1の平面図であっ
て、該操作パネル1は、所定の情報入力操作を司る32
個のキー入力部12と、5×7ドット16桁1行の表示
を行なうドットマトリクスLCDからなる表示部13と
を有している。
【0019】前記キー入力部12は、ワンタッチキー1
01〜110と、電話・ファクシミリ切替/手動受信/
留守番電話接続/ファクシミリ専用の4種類の着信モー
ドの選択・切替を行なう着信モードキー111と、スピ
ーカの音量調整を行なう音量調整キー112、113
と、標準/精細/写真の3種類の読取解像度の選択・切
替を行なう解像度キー114と、短縮ダイヤルに対して
起動をかける短縮キー115と、各種の設定・登録時に
起動をかけるファンクションキー116と、濃/普通/
薄の3種類の読取濃度の選択・切替を行なう濃度キー1
17と、電話器9を操作することなく電話回線7を捕捉
してダイヤル操作の準備を行なうオフフックキー118
と、種々の動作に対して起動をかけるスタートキー11
9と、動作停止や設定・登録操作の停止を行なうストッ
プキー120と、電話器9のダイヤル操作と略同様の作
用を司るテンキー121〜132と有している。また、
上記ワンタッチキー101〜110は、最大10個の電
話番号が夫々01〜10に番号付けされたワンタッチキ
ー101〜110に対応付けられてRAM5に登録され
ている。そして、これらのワンタッチキーキー101〜
110が押下された場合は、ワンタッチキー101〜1
10に対応して登録された電話番号がRAM5から読み
出される。
【0020】図3〜図7は本発明に係る動作モード変更
方法の第1の実施の形態を示したフローチャートであっ
て、本第1の実施の形態では読取解像度と読取濃度を変
更する場合の処理手順を示している。
【0021】図3において、ステップS1では読取解像
度、読取濃度の初期化を行ない、読取解像度が標準モー
ドに初期化され、読取濃度が普通モードに初期化され
る。
【0022】ここで、読取解像度としては、上述したよ
うに、標準/精細/写真の3種類が設けられており、標
準(STANDARD)モードは200dpi×100dpi相
当とされ、精細(FINE) モードは200dpi×200
dpi相当とされている。写真(PHOTO)モードは写真等
の中間調画像を扱うときに使用される。また、読取濃度
としては、上述したように濃モードと普通モードと薄く
モードの3種類が設けられている。
【0023】ステップS1で初期化処理が終了すると待
機状態に入り(ステップS2)、表示部13には現在の
日時が表示される。次いで、ステップS3では読取部3
の図示しないセンサにより原稿が検知されたか否かを判
断する。そして、読取部3に原稿がセットされて前記セ
ンサにより原稿が検知されると表示部13には原稿検知
を示す「DOCUMENT READY」の文字が表示される(ステッ
プS4)。
【0024】次いで、ステップS5では解像度キー11
4が押下されたか否かを判断し、解像度キー114が押
下されたと判断した場合はRAM5の内容は更新されず
に読取解像度の初期値である標準モードが選択され、表
示部13には「STANDARD」の文字が表示される(ステッ
プS6)。次いで、ステップS7に進み、解像度キー1
14が再度押下されたか否かを判断する。そして、その
答が肯定(Yes)のときは画像の解像度をより高解像
度にする必要があると判断してRAM5の内容を更新
し、表示部13には「FINE」の文字を表示する(ステッ
プS8)。次いで、ステップS9に進み、解像度キー1
14が再度押下されたか否かを判断する。そして、その
答が肯定(Yes)のときは写真原稿を読み取る場合で
あると判断してRAM5の内容を更新し、表示部13に
は「PHOTO」 の文字を表示する(ステップS11)。次
いで、ステップS11では解像度キー114が再度押下
されたか否かを判断し、その答が肯定(Yes)のとき
はステップS6に戻って上述の処理を繰り返す。これに
より、所望の解像度が選択されることとなる。
【0025】一方、所望の解像度が選択されたことによ
り、ステップS5、ステップS7、ステップS9、又は
ステップS11の判断結果が否定(No)となったとき
は、図4のステップS12に進み、濃度キー117が押
下されたか否かを判断する。そして、濃度キー117が
押下されたと判断した場合はRAM5の内容は更新せず
に読取濃度の初期値である普通モードが選択され、表示
部13には解像度の表示が消去されて普通モードを示す
「STANDARD」の文字が表示される(ステップS13)。
次いで、ステップS14に進み、濃度キー117が押下
されたか否かを再度判断する。そして、その答が肯定
(Yes)のときは読取濃度を濃くすべくRAM5の内
容を更新し、表示部13には濃モードを示す「DARKER」
の文字を表示する(ステップS15)。次いで、ステッ
プS16に進み、濃度キー117が押下されたか否かを
再度判断する。そして、その答が肯定(Yes)のとき
は読取濃度を薄くすべくRAM5の内容を更新し、表示
部13には薄モードを示す「LIGHTER」の文字を表示す
る(ステップS17)。次いで、ステップS18では濃
度キー117が再度押下されたか否かを判断し、その答
が肯定(Yes)のときはステップS13に戻って上述
の処理を繰り返す。これにより、所望の読取濃度が選択
されることとなる。
【0026】一方、所望の読取濃度が選択されたことに
より、ステップS12、ステップS14、ステップS1
6、又はステップS18の判断結果が否定(No)とな
ったときは図5のステップS19に進み、スタートキー
119が押下されたか否かを判断する。そして、スター
トキー119が押下された場合は、表示部13に「COPY
01」と表示され(ステップS20)、コピー可能状態
に設定されると共にテンキー121〜132を操作して
コピー枚数を入力し、再度スタートキー119を押下し
て所定のコピー動作を実行する(ステップS21)。
【0027】また、ステップS19でスタートキー11
9が押下されなかったときはステップS22に進んでス
トップキー120が押下されたか否かを判断し、ストッ
プキー120が押下されないときはステップS19に戻
る一方、ストップキー120が押下されたときは「DOCU
MENT READY」の文字が表示部13に表示され(ステップ
S23)、図6のステップS24に進む。
【0028】ステップS24以降の動作は図3又は図4
で押下された解像度キー114及び濃度キー117の押
下回数や押下段階(タイミング)によって異なる。すな
わち、ステップS24で解像度キー114が押下された
か否かを再度判断する。そして、解像度キー114が押
下されたと判断した場合はRAM5に記憶されている解
像度モードをそのまま保持し(ステップS25)、ステ
ップS26で現在の解像度モードを確認する。読取解像
度が標準モードのときは、表示部13には「STANDARD」
の文字を表示する(ステップS27)。
【0029】次いで、ステップS28で解像度キー11
4が再度押下されてRAM5の内容が精細モードに更新
されたとき、又はステップS26の判断結果が精細モー
ドのときは表示部13に「FINE」の文字を表示する(ス
テップS29)。
【0030】次いで、ステップS30で解像度キー11
4が再度押下されてRAM5の内容が写真モードに更新
されたとき、又はステップS26の判断結果が写真モー
ドのときは表示部13に「PHOTO」 の文字を表示する
(ステップS31)。
【0031】そしてその後、ステップS32では解像度
キー114が再度押下されたか否かを判断し、その答が
肯定(Yes)のときはステップS27に戻って上述の
処理を繰り返す。
【0032】一方、所望の解像度が選択されたことによ
り、ステップS28、ステップS30、又はステップS
32の判断結果が否定(No)となったときは図7のス
テップS33に進み、濃度キー117が押下されたか否
かを判断する。濃度キー117が押下されたと判断した
場合はRAM5に記憶されている読取濃度モードをその
まま保持し(ステップS34)、ステップS35で現在
の読取濃度を確認する。そして、読取濃度が普通モード
のときは、表示部13に「STANDARD」の文字を表示する
(ステップS36)。
【0033】次いで、ステップS37で濃度キー117
が再度押下されてRAM5の内容が濃モードに更新され
たとき、又はステップS35の判断結果が濃モードのと
きは、表示部13に「DARKER」の文字を表示する(ステ
ップS39)。
【0034】次いで、ステップS39で濃度キー117
が再度押下されてRAM5の内容が薄モードに更新され
たとき、又はステップS35の判断結果が薄モードのと
きは、表示部13に「LIGHTER」 の文字を表示する(ス
テップS40)。
【0035】そしてその後、ステップS41で濃度キー
117が再度押下されたか否かを判断し、その答が肯定
(Yes)のときはステップS36に戻って上述の処理
を繰り返し、その答が否定(No)のときは図5のステ
ップS19に戻って上述の処理を繰り返す。
【0036】このように本実施の形態においては、解像
度キー114や濃度キー117の第1回目の押下によっ
ては解像度や読取濃度の更新がなされず、直前の解像度
や濃度が維持されるので、現在の動作モードを容易且つ
迅速に行なうことができ、しかも、第2回目以降の解像
度キー114及び濃度キー117の押下によって順次動
作モードが更新されるので動作モードの変更も容易且つ
確実に行なうことができる。
【0037】尚、本実施の形態では、図5のステップS
21においてコピー動作が終了した後は図3のステップ
S2に戻るか、或いは現在の動作モードを保持して原稿
を検知した場合は表示部13に「DOCUMENT READY」の文
字を表示して図6のステップS24に進むか、いずれか
一方の選択が可能とされている。
【0038】図8及び図9は本発明に係る動作モード変
更方法の第2の実施の形態を示すフローチャートであっ
て、本第2の実施の形態は着信モードを変更する場合の
動作モード変更方法を示している。
【0039】図8において、ステップS51では着信モ
ードの初期化を行ない、着信モードとして電話・ファク
シミリ切替モードに初期化設定する。
【0040】ここで、着信モードとしては、上述したよ
うに、電話・ファクシミリ切替/手動受信/留守番電話
接続/ファクシミリ専用の4種類を有しており、電話・
ファクシミリ切替モードは、ファクシミリ受信のために
所定時間ファクシミリ信号を監視し、有効な信号を受信
しないときは電話器9に切替接続する。手動受信モード
は、通常は電話器9のために着信し必要に応じてファク
シミリ受信を行なう。留守番電話接続モードは、電話器
9を留守番電話接続として使用した場合に着信があると
電話回線7を電話器9に接続した状態でファクシミリ信
号を監視し、有効な信号を受信すると電話回線7をモデ
ム8に切り替えてファクシミリ受信を行なう。また、フ
ァクシミリ専用モードは、ファクシミリ受信のみを行な
うモードである。
【0041】ステップS51で初期化処理が終了すると
待機状態に入り(ステップS52)、表示部13には現
在の日時と現在の着信モードの略称が表示される(ステ
ップS53)。すなわち、この場合、着信モードの初期
値は電話・ファクシミリ切替モードであるので、その略
称として現在日時と共に「FaxTel」が表示部13に表示
される。
【0042】次いで、ステップS54では着信モードキ
ー111が押下されたか否かを判断し、着信モードキー
111が押下されと判断した場合はRAM5の内容は更
新せずに着信モードは電話・ファクシミリ切替モードを
維持し、表示部13には「Fax/Tel Mode」の文字が表示
される(ステップS55)。次いで、ステップS56に
進み、着信モードキー111が押下されたか否かを再度
判断する。そして、その答が肯定(Yes)のときは該
着信モードキー111の押下は手動モードへの切替指示
であると判断してRAM5の内容を更新し、表示部13
には「Manual Mode」の文字を表示する(ステップS5
7)。次いで、ステップS58に進み、着信モードキー
111が押下されたか否かを再度判断する。そして、そ
の答が肯定(Yes)のときは着信モードが留守番電話
接続モードとなるようにRAM5の内容を更新し、表示
部13には「Ans. Machine Mode」の文字を表示し、図
9のステップS60に進む。
【0043】ステップS60では着信モードキー111
が再度押下されたか否かを判断し、その答が肯定(Ye
s)のときは着信モードをファクシミリ専用モードに切
り替えるべくRAM5の内容を更新し、表示部13には
「Fax Only Mode 」の文字を表示する。
【0044】次いで、ステップS62で着信モードキー
が111が再度押下されたか否かを判断し、その答が肯
定(Yes)のときはステップS55(図8)に戻って
上述の処理を繰り返す。
【0045】一方、ステップS56、ステップS58、
ステップS60又はステップS62の答が否定(No)
のときはステップS63に進んでストップキー120が
押下されたか否かを判断する。そして、ストップキー1
20が押下されなかったときはタイマ6を所定時間T1
(例えば、1分)にセットし(ステップS64)、タイ
マが所定時間Tを経過した後、ステップS66では自動
的に待機状態表示を行なう。
【0046】このように動作モードが着信モードの場合
も第1の実施の形態と同様、現在の動作モードを容易且
つ迅速に確認することができ、且つ動作モードの変更に
ついても容易且つ確実に行なうことができる。
【0047】尚、この場合、図示は省略するが、ステッ
プS65において所定時間Tが経過する前に再び着信モ
ードキー111が押下されたときは表示内容にしたがっ
てステップS55、ステップS57、ステップS59又
はステップS61のうちのいずれかの状態で着信モード
キー111が押下されたものとみなして上述の動作を繰
り返す。例えば、ステップS59の表示状態でステップ
S65で時間計時中に着信モードキー111が押下され
た場合は、ステップS60において着信モードキー11
1が押下されたものとしてステップS61の表示を行な
う。
【0048】次に、第3の実施の形態として、複数枚の
原稿を読取部2に載置してこれら原稿を一括して交信先
に送信する場合について説明する。
【0049】図10〜図12は本第3の実施の形態の要
部を示すフローチャートであって、本第3の実施の形態
では3枚の原稿が読取部2に載置され、この3枚の原稿
を一括して送信する場合の動作モード変更手順を示して
いる。
【0050】図10においては、まず、上記第1の実施
の形態と同様、ステップS1〜ステップS18の手順を
実行し、第1枚目の原稿に対して所望の解像度及び読取
濃度が設定される。次いで、テンキー121〜132の
いずれかのテンキーを操作して通信相手先のダイヤル情
報における1桁目の数値が入力されたか否かを判断する
(ステップS71)。そして、その答が否定(No)の
ときは通信相手先(交信先)のダイヤル情報の入力待機
状態となる一方、テンキー121〜132のうちのいず
れかのテンキーが押下されてダイヤル情報の1桁目が入
力されたときは、その数値を表示部13に表示する。例
えば、ダイヤル情報の1桁目が「0」のときは数値
「0」に対応するテンキー130が押下され、「TEL =
0」が表示部13に表示される(ステップS72)。
次いで、テンキー121〜132を操作してダイヤル入
力を行い(ステップS73)、ダイヤル入力が終了した
か否かを判断する(ステップS74)。所望のテンキー
121〜132を順次押下して通信相手先のダイヤル情
報を入力し、入力が終了すると、表示部13には通信相
手先のダイヤル情報、例えば、「TEL =03 ○○○○
○○○○」が表示部13に表示される(ステップS7
5)。
【0051】次いで、スタートキー119が押下された
か否かを判断し(ステップS76)、スタートキー11
9が押下されたと判断したときはダイヤル情報が確定す
る。そして、ステップS77でスタートキー119を再
度押下されたか否かを判断する。そして、スタートキー
119が再度押下されたと判断したときは表示部13に
「TRANSMIT」の文字が表示され、装置は送信状態に移行
する。次いで、上記解像度及び読取濃度(ステップS5
〜ステップS18参照)でもって第1枚目の原稿が送信
され(ステップS78)、表示部13には「TX P0
1」を表示し、第1枚目の原稿が送信されたことを示す
(ステップS80)。
【0052】尚、この場合、ステップS71、ステップ
S76、ステップS77で所定時間(例えば、30秒)
経過しても所定のキー入力がなされなかった場合は、装
置は待機状態となる。
【0053】このようにして第1枚目の原稿が送信され
た後、図11のステップS81に進み、解像度キー11
4が押下されたか否かを判断する。そして、解像度キー
114が押下されていないときは、後述するステップS
87に進む一方、解像度キー114が押下されたと判断
したときは割込表示開始要求(動作モード変更要求)が
発行され、表示部13には現在の読取解像度が表示され
る。すなわち、ステップS5〜ステップS11(図3)
により現在の読取解像度が標準モードに設定されている
場合は、「STANDARD」の文字が表示部13に表示される
(ステップS82)。次いで、第2枚目以降の読取解像
度を変更するために解像度キー114が再度押下された
か否かを判断し(ステップS83)、その答が肯定(Y
es)のときはRAM5の内容を更新して表示部13に
は「FINE」の文字を表示する(ステップS84)。これ
により、第2枚目の原稿の読取解像度は精細モードとな
る。次いで、ステップS85ではステップS83におけ
る解像度キー114の押下から所定時間T2(例えば、
5秒)が経過したか否かを判断し、所定時間T2が経過
すると割込表示終了要求(変更要求終了)が発行され、
表示部13には「TX P01」が再び表示され(ステ
ップS86)、第1枚目の原稿送信終了を確認した後
(ステップS87)、精細モードでの第2枚目の原稿を
送信し(ステップS88)、表示部13には「TX P
02」を表示して第2枚目の原稿が送信中であることを
示す(ステップS89)。
【0054】次に、図12のステップS90に進み、第
2枚目の原稿送信中(例えば、第2枚目の原稿送信終了
する2〜3秒前)に解像度キー114が再度押下された
か否かを判断する。そして、解像度キー114が押下さ
れたと判断したときは割込表示開始要求が発行され、表
示部13には現在の読取解像度である「FINE」の文字が
表示される(ステップS91)。次いで、ステップS9
2ではステップS90における解像度キー114の押下
から所定時間T2(例えば、5秒)が経過したか否かを
判断し、その答が否定(No)のときはステップS93
に進んで、第2枚目の原稿送信が終了したか否かを判断
する。すなわち、ステップS92の答が否定(No)の
ときは該所定時間T2中に第2枚目の原稿送信を行う。
そして、第2枚目の原稿送信が終了すると、ステップS
94に進んで第2枚目と同様の読取解像度でもって第3
枚目の原稿送信を行う。このようにして第3枚目の原稿
送信を行い、ステップS92の答が肯定(Yes)とな
ったとき、すなわち所定時間T2が経過したときは割込
表示終了要求が発行され、表示部13に「TX P0
3」が表示され(ステップS97)、第3枚目の原稿送
信終了を確認した後(ステップS98)、装置は待機状
態となる(ステップS99)。
【0055】一方、ステップS90の答が否定(No)
のときは、ステップS95に進んで、第2枚目の原稿送
信が終了したか否かを判断し、その答が否定(No)の
ときはステップS90に戻る一方、その答が肯定(Ye
s)のときは第3枚目の原稿送信を行い、表示部13に
「TX P03」を表示した後(ステップS97)、第
3枚目の原稿送信終了を確認し(ステップS98)、装
置を待機状態とする(ステップS99)。
【0056】このように本第3の実施の形態では、複数
枚の原稿を送信する場合においても各々原稿毎に動作モ
ードを変更したり、或いは送信中における解像度等の動
作モードを確認することができる。
【0057】尚、本第3の実施の形態では、解像度キー
114を押下して解像度の動作モードを変更・確認する
場合について説明したが、濃度キー117を押下して読
取濃度の動作モードを変更・確認する場合も同様にして
行うことができる。
【0058】また、本第3の実施の形態では、解像度や
濃度の動作モードが表示部13に表示された状態(例え
ば、ステップS13、S15、S17、S82、S8
4、S91)でストップキー120が押下された場合
は、装置の動作状態、例えば、「TX P01」が表示
される。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
度に表示できる内容が非常に少ない小型で安価な表示手
段を使用した場合であっても、また複数枚の原稿を一括
して送信する場合であっても画像処理装置の動作モード
の確認や所望の指示・変更等を容易且つ迅速に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施の形態とし
てのファクシミリ装置のブロック構成図である。
【図2】操作パネルの平面図である。
【図3】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更方
法の処理手順を示すフローチャート(1/5)である。
【図4】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更方
法の第1の実施の形態を示すフローチャート(2/5)
である。
【図5】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更方
法の第1の実施の形態を示すフローチャート(3/5)
である。
【図6】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更方
法の第1の実施の形態を示すフローチャート(4/5)
である。
【図7】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更方
法の第1の実施の形態を示すフローチャート(5/5)
である。
【図8】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更方
法の第2の実施の形態を示すフローチャート(1/2)
である。
【図9】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更方
法の第2の実施の形態を示すフローチャート(2/2)
である。
【図10】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更
方法の第3の実施の形態を示す要部フローチャート(1
/3)である。
【図11】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更
方法の第3の実施の形態を示す要部フローチャート(2
/3)である。
【図12】本発明に係る画像処理装置の動作モード変更
方法の第3の実施の形態を示す要部フローチャート(3
/3)である。
【符号の説明】
2 読取部(原稿検知手段) 5 RAM(記憶手段) 6 タイマ(計時手段) 11 制御部(動作モード設定手段、動作モード維持
手段、表示内容消去手段、送信手段、動作モード変更要
求手段、動作モード変更手段、表示制御手段、変更要求
終了手段) 13 表示部(表示手段) 111 着信モードキー(指示入力手段) 114 解像度キー(指示入力手段) 117 濃度キー(指示入力手段)

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像原稿を検知する画像原稿検知手段
    と、前記画像原稿に対し動作モード指示を含む画像処理
    の指示を行なう少なくとも1つ以上の指示入力手段と、
    1つの前記指示入力手段により複数の異なる動作モード
    に順次切替設定を行なう動作モード設定手段と、該動作
    モード設定手段により切替設定された現在の動作モード
    を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記動
    作モードを表示する表示手段とを備えた画像処理装置に
    おいて、 前記画像原稿検知手段により画像原稿が検知された直後
    である第1回目の前記指示入力手段による指示入力時に
    は前記動作モードを切り替えずに前記記憶手段に記憶さ
    れた現在の動作モードを維持する動作モード維持手段を
    有し、 前記表示手段は、前記動作モード維持手段により動作モ
    ードが維持されたときは該維持された動作モードを表示
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像原稿に対し動作モード指示を含む画
    像処理の指示を行なう少なくとも1つ以上の指示入力手
    段と、1つの前記指示入力手段により複数の異なる動作
    モードに順次切替設定が可能な動作モード設定手段と、
    該動作モード設定手段により切替設定された現在の動作
    モードを記憶する記憶手段と、該記憶手段の記憶された
    前記動作モードを表示する表示手段とを備えた画像処理
    装置において、 前記表示手段に前記動作モードが表示されていない状態
    で前記指示入力手段により第1回目の指示入力がなされ
    たときは前記動作モードを切り替えずに前記記憶手段に
    記憶された現在の動作モードを維持する動作モード維持
    手段を有し、 前記表示手段は、前記動作モード維持手段により動作モ
    ードが維持されたときは該維持された動作モードを表示
    することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 同一の前記指示入力手段に対し第2回目
    以降の指示入力があったときは前記動作モード設定手段
    により動作モードが順次切り替えられると共に、前記記
    憶手段は前記動作モード設定手段の切替内容に応じて記
    憶内容を順次更新し、前記表示手段は斯く更新された記
    憶内容に対応した動作モードを表示することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記動作モードを指示する指示入力手段
    以外の指示入力手段からの指示入力があったときは前記
    表示手段に表示されている表示内容を消去する表示内容
    消去手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 時間計時を行なう計時手段を有し、該計
    時手段により計時された所定時間内に前記動作モードを
    指示するための前記指示入力手段から指示入力がないと
    きは前記表示手段に表示されている表示内容を消去する
    表示内容消去手段を備えていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像原稿に対し動作モード指示を含む画
    像処理の指示を行なう少なくとも1つ以上の指示入力手
    段と、1つの前記指示入力手段により複数の異なる動作
    モードに順次切替設定を行なう動作モード設定手段と、
    該動作モード設定手段により切替設定された現在の動作
    モードを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された
    前記動作モード及び装置本体の状態のうちのいずれか一
    方を表示する表示手段と、前記画像原稿の画像情報を送
    信する送信手段とを備えた画像処理装置において、 前記送信手段による画像情報の送信中に前記動作モード
    の変更要求を発行する動作モード変更要求手段と、該動
    作モード変更要求手段からの要求内容に応じた動作モー
    ドに変更する動作モード変更手段と、前記動作モードの
    変更要求終了を発行する変更要求終了手段とを有し、 前記表示手段が、前記装置本体の状態を表示中に前記動
    作モードの変更要求が発行されたことに応じて、前記動
    作モードの変更要求の発行から前記変更要求終了の発行
    までの間は前記動作モード変更手段により変更された動
    作モードを表示する表示制御手段を備え、 前記表示制御手段は、前記動作モードが表示されている
    ときは前記装置本体の状態表示を消去することを特徴と
    する画像処理装置。
  7. 【請求項7】 動作モード変更要求指示手段は、前記指
    示入力手段により動作モードの切替指示が発せられたと
    きに変更要求を行うことを特徴とする請求項6又は請求
    項7記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記動作モード変更要求手段が発行され
    てからの時間計時を行う計時手段を有し、前記変更要求
    終了手段は、前記計時手段により計時された時間が所定
    時間を経過したときに前記動作モードの変更要求終了を
    発行することを特徴とする請求項6又は請求項7記載の
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記所定時間経過前に前記動作モード変
    更要求手段による変更要求が再発行されたときは前記計
    時手段は計時を中止して新たに計時を開始することを特
    徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記変更要求終了手段は、前記指示入
    力手段による動作モードの指示入力が所定時間なされな
    いときに動作モードの変更要求終了を発行することを特
    徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の画像
    処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の画像原稿を一括処理する一括処
    理手段と、該一括処理手段により一括処理される複数の
    画像原稿の各々に対して前記指示入力手段による動作モ
    ード指示が可能とされていることを特徴とする請求項6
    乃至請求項10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記指示入力手段は、少なくとも解像
    度指示手段を有し、該解像度指示手段により指示される
    動作モードには、少なくとも標準モード、精細モード、
    写真モードが含まれていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項11のいずれかに記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記指示入力手段は、少なくとも濃度
    指示手段を有し、該濃度指示手段により指示される動作
    モードには、少なくとも普通モード、濃モード、薄モー
    ドが含まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    12のいずれかに記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記指示入力手段は、少なくとも着信
    指示手段を有し、該着信指示手段には、少なくともファ
    クシミリ受信優先モード、電話受信優先モード、手動切
    替モード、ファクシミリ専用モードが含まれていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載
    の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 画像原稿を検知した後、動作モード指
    示を含む画像処理の指示を行ない、前記画像処理の指示
    により動作モードを順次切替設定して該切替設定された
    動作モードを記憶し、斯かる記憶された前記動作モード
    を表示手段に表示する画像処理装置の動作モード変更方
    法において、 前記画像原稿が検知された直後である第1回目の動作モ
    ード指示入力時には前記動作モードを切り替えずに現在
    の動作モードを維持し、斯く維持された動作モードを表
    示手段に表示することを特徴とする画像処理装置の動作
    モード変更方法。
  16. 【請求項16】 動作モード指示を含む画像処理の指示
    を行ない、前記画像処理の指示により動作モードを順次
    切替設定して該切替設定された動作モードを記憶し、斯
    かる記憶された前記動作モードを表示手段に表示する画
    像処理装置の動作モード変更方法において、 前記表示手段に前記動作モードが表示されていない状態
    で第1回目の指示入力がなされたときは前記動作モード
    を切り替えずに現在の動作モードを維持し、斯く維持さ
    れた動作モードを前記表示手段に表示することを特徴と
    する画像処理装置の動作モード変更方法。
  17. 【請求項17】 第2回目以降の動作モード指示入力が
    あったときは現在設定されている動作モードを順次切り
    替えると共に、前記記憶された動作モードを順次更新
    し、前記表示手段は斯く更新された記憶内容に対応した
    動作モードを表示することを特徴とする請求項15又は
    請求項16記載の画像処理装置の動作モード変更方法。
  18. 【請求項18】 前記動作モード指示入力以外の指示入
    力があったときは前記表示手段に表示されている表示内
    容を消去することを特徴とする請求項15乃至請求項1
    7のいずれかに記載の画像処理装置の動作モード変更方
    法。
  19. 【請求項19】 所定時間内に前記動作モード指示入力
    がないときは前記表示手段に表示されている表示内容を
    消去することを特徴とする請求項15乃至請求項18の
    いずれかに記載の画像処理装置の動作モード変更方法。
  20. 【請求項20】 画像原稿に対して動作モード指示を含
    む画像処理の指示を行ない、前記画像処理の指示により
    動作モードを順次切替設定して該切替設定された動作モ
    ードを記憶し、斯かる記憶された前記動作モード及び装
    置本体の状態のいずれか一方を表示手段に表示すると共
    に該画像原稿の画像情報を送信する画像処理装置の動作
    モード変更方法において、 前記画像情報の送信中に前記動作モードの変更要求が発
    行された場合は、該変更要求に応じた動作モードに該動
    作モードを変更し、さらに、前記動作モードの変更要求
    を発行してから前記動作モードの変更要求終了を発行す
    るまでの間は前記動作モードを前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする画像処理装置の動作モード変更方法。
  21. 【請求項21】 前記動作モードが前記表示手段に表示
    されているときは前記装置本体の状態表示が消去されて
    いることを特徴とする請求項20記載の画像処理装置の
    動作モード変更方法。
  22. 【請求項22】 前記動作モードの切替指示が発せられ
    たときに変更要求を行うことを特徴とする請求項20又
    は請求項21記載の画像処理装置の動作モード変更方
    法。
  23. 【請求項23】 前記動作モードの変更要求が発行され
    てからの時間を計時し、前記変更要求の発行から所定時
    間経過後に前記動作モードの変更要求終了を発行するこ
    とを特徴とする請求項20乃至請求項22のいずれかに
    記載の画像処理装置の動作モード変更方法。
  24. 【請求項24】 前記所定時間経過前に前記動作モード
    の変更要求が再発行されたときは時間計時を中止して新
    たに計時を開始することを特徴とする請求項23記載の
    画像処理装置の動作モード変更方法。
  25. 【請求項25】 動作モードの指示入力が所定時間なさ
    れないときに前記要求終了を発行することを特徴とする
    請求項23又は請求項24記載の画像処理装置の動作モ
    ード変更方法。
  26. 【請求項26】 複数の画像原稿を一括処理し、該一括
    処理される複数の画像原稿の各々に対して動作モード指
    示をすることを特徴とする請求項20乃至請求項25の
    いずれかに記載の画像処理装置の動作モード変更方法。
  27. 【請求項27】 前記指示入力には、少なくとも解像度
    指示入力を含み、該解像度指示入力により指示される動
    作モードには、少なくとも標準モード、精細モード、写
    真モードを含んでいることを特徴とする請求項15乃至
    請求項26のいずれかに記載の画像処理装置の動作モー
    ド変更方法。
  28. 【請求項28】 前記指示入力には、少なくとも濃度指
    示入力を含み、該濃度指示入力により指示される動作モ
    ードには、少なくとも普通モード、濃モード、薄モード
    を含んでいることを特徴とする請求項15乃至請求項2
    7のいずれかに記載の画像処理装置の動作モード変更方
    法。
  29. 【請求項29】 前記指示入力には、少なくとも着信指
    示入力を含み、該着信指示入力により指示される動作モ
    ードには、少なくともファクシミリ受信優先モード、電
    話受信優先モード、手動切替モード、ファクシミリ専用
    モードを含んでいることを特徴とする請求項15乃至請
    求項28のいずれかに記載の画像処理装置の動作モード
    変更方法。
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