JPH1132129A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1132129A
JPH1132129A JP9201054A JP20105497A JPH1132129A JP H1132129 A JPH1132129 A JP H1132129A JP 9201054 A JP9201054 A JP 9201054A JP 20105497 A JP20105497 A JP 20105497A JP H1132129 A JPH1132129 A JP H1132129A
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JP
Japan
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transmission
call
reception
data
destination
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JP9201054A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Minagawa
浩之 皆川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信先が受信不可状態となった要因を問わ
ず、送信元から送信先への無駄な再送信や、送信元と送
信先との間の電話連絡等の手間を省くことができるファ
クシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 受信不可時着信が検出された場合に、送
信元装置から受信不可通知を認識可能な旨が通知された
ときは、前記送信元装置に対して受信不可の旨を通知す
ると共に、前記送信元装置の送信元番号を受信不可送信
元番号として記憶する受信不可通知手段と、受信不可状
態から受信可能状態に復帰したときに、前記受信不可送
信元番号が記憶されている場合は、当該送信元番号に発
呼して受信可能な状態に復帰した旨を通知する受信可能
通知手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN等の回線
に接続され呼制御メッセージをやりとりして送信元装置
と送信先装置との間で呼の設定・解放を行いデータを送
受信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、送
信元ファクシミリ装置が送信先ファクシミリ装置に発呼
したときに、送信先ファクシミリ装置が受信できない状
態で、データの送信を行えなかった場合、送信元は、間
をおいて送信を繰り返すか、送信元のユーザと送信先の
ユーザとが電話連絡等を行い、送信先ファクシミリ装置
が受信不可能な状態から受信可能な状態に復旧したこと
を知ってから送信を行う必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】送信を繰り返す場合に
は、送信先ファクシミリ装置が受信不可の状態であるに
も関わらず毎回送信先が応答するため通信料金がかか
り、また何度も同じ操作を繰り返さなければならないと
いう問題もある。
【0004】電話連絡をする場合には、送信元から送信
できない旨を問い合わせる電話をすると共に、復旧後送
信先から送信元へ復旧したことを電話しなければなら
ず、送信元と送信先の双方の手間がかかることになる問
題がある。
【0005】また、メモリ機能付きのファクシミリ装置
の場合には、自動的に指定回数送信を繰り返すが、その
間に送信先が受信可能状態に復旧しなければ、通信エラ
ーとなって送信終了となり、その後は、手動送信の場合
と同様に何度も送信操作を繰り返さなければならない問
題が有り、また、送信する度に送信先が応答するため、
通信料金がかかるという問題も同様である。
【0006】送信先(着信側)が、通信中であるために
受信不可状態である場合については、特開平6−780
69号公報に見られる技術のように、着信側のファクシ
ミリ装置が通信中であったときに、通信終了後、着信側
が送信元側へ発呼し、ポーリング受信によりファクシミ
リメッセージを受信するようにしたものがある。
【0007】しかし、上記従来技術では、通信中である
ための受信不可状態にしか対応していないため、例えば
記録紙なしやメモリフル等の要因により送信先が受信不
可状態である場合には、対応できない問題がある。ま
た、送信先は、本来送信元が送信先へ送信したかったデ
ータを、ポーリング受信により受信しなければならない
ため、送信先の通信費が多くかかり、また送信元及び送
信先が共にポーリング送受信の機能を備えていなればな
らなかった。
【0008】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、送信先が受信不可状態となった要因を問わず、送
信元から送信先への無駄な再送信や、送信元と送信先と
の間の電話連絡等の手間を省くことができるファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、呼制御メッセ
ージをやりとりして送信元装置との間の呼の設定・解放
を行いデータを受信するファクシミリ装置において、通
信中であるためやデータ受信機能の障害等によりデータ
受信不可なときの送信元装置からの着信を検出する受信
不可時着信検出手段と、その受信不可時着信検出手段に
より受信不可時着信が検出された場合に、前記送信元装
置から受信不可通知を認識可能な旨がユーザ・ユーザ情
報として通知されたときは、前記送信元装置に対して受
信不可の旨をユーザ・ユーザ情報として通知して呼を解
放すると共に、前記送信元装置からの呼制御メッセージ
に含まれていた送信元番号を受信不可送信元番号として
記憶する受信不可通知手段と、受信不可状態から受信可
能状態に復帰したときに、前記受信不可送信元番号が記
憶されている場合は、当該送信元番号に発呼して受信可
能な状態に復帰した旨を通知する受信可能通知手段とを
備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載のファクシミリ装置は、呼制
御メッセージをやりとりして送信元装置との間の呼の設
定・解放を行いデータを受信するファクシミリ装置にお
いて、通信中であるためやデータ受信機能の障害等によ
りデータ受信不可なときの送信元装置からの着信を検出
する受信不可時着信検出手段と、その受信不可時着信検
出手段により受信不可時着信が検出された場合に、前記
送信元装置から受信不可通知を認識可能な旨がユーザ・
ユーザ情報として通知されたときは、前記送信元装置に
対して受信不可の旨をユーザ・ユーザ情報として通知し
て呼を解放する一方、前記送信元装置から受信不可通知
を認識可能な旨が通知されないときは、呼の解放後に、
受信不可の旨を内容とするファクシミリメッセージを前
記送信元装置に送信すると共に、前記送信元装置からの
呼制御メッセージに含まれていた送信元番号を、前記送
信元装置が受信不可通知を認識可能な旨を通知してき
た、受信可能通知が可能なものであるか否かと対応付け
て受信不可送信元番号として記憶する受信不可通知手段
と、受信不可状態から受信可能状態に復帰したときに、
前記受信不可送信元番号が記憶されている場合であっ
て、当該受信不可送信元番号が受信可能通知が可能なも
のであるときは、当該送信元番号に発呼して受信可能な
状態に復帰した旨を通知し、当該受信不可送信元番号が
受信可能通知が不可能なものであるときは、当該送信元
番号に発呼して受信可能な状態に復帰した旨を内容とす
るファクシミリメッセージを送信する受信可能通知手段
とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載のファクシミリ装置は、呼制
御メッセージをやりとりして送信先装置との間の呼の設
定・解放を行いデータを送信するファクシミリ装置にお
いて、指定された送信先番号への発呼時に受信不可通知
を認識可能な旨をユーザ・ユーザ情報として送信先装置
へ通知し、その通知に呼応して前記送信先装置から受信
不可の旨がユーザ・ユーザ情報として通知されくるか否
かを検出する送信不可検出手段と、その送信不可検出手
段により受信不可の旨のユーザ・ユーザ情報が検出され
た場合は、送信を中止して呼を解放し、送信を中止した
送信データを送信不可データとして前記指定された送信
先番号と対応付けて蓄積する送信不可データ蓄積手段
と、受信可能な状態に復帰した旨を通知する着信があっ
た場合は、その着信の際に受信した呼制御メッセージに
含まれていた送信先番号に発呼して、当該送信先番号に
対応して前記送信不可データ蓄積手段に蓄積されている
送信不可データを送信する送信不可データ再送手段とを
備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載のファクシミリ装置は、呼制
御メッセージをやりとりして送信先装置との間の呼の設
定・解放を行いデータを送信するファクシミリ装置にお
いて、指定された送信先番号への発呼時に受信不可通知
を認識可能な旨をユーザ・ユーザ情報として送信先装置
へ通知し、その通知に呼応して前記送信先装置から受信
不可の旨がユーザ・ユーザ情報として通知されくるか否
かを検出する送信不可検出手段と、その送信不可検出手
段により受信不可の旨のユーザ・ユーザ情報が検出され
た場合は、送信を中止して呼を解放し、送信を中止した
送信データを送信不可データとして前記指定された送信
先番号と対応付けて蓄積する送信不可データ蓄積手段
と、送信データの送信のために指定された送信先番号が
前記送信不可データ蓄積手段に送信不可データと対応付
けられて記憶されている送信先番号である場合は、当該
送信データを送信しないで、対応する送信先番号と対応
付けて前記送信不可データ蓄積手段に追加蓄積する送信
不可データ追加蓄積手段と、受信可能な状態に復帰した
旨を通知する着信があった場合は、その着信の際に受信
した呼制御メッセージに含まれていた送信先番号に発呼
して、当該送信先番号に対応して前記送信不可データ蓄
積手段に蓄積されている全ての送信不可データを送信す
る送信不可データ再送手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】先ず、図1に、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリ装置1のブロック構成を示す。
【0015】同図において、ファクシミリ装置1は、G
4ファクシミリで、スキャナ2、プロッタ3、操作表示
部4、画像蓄積部5、符号化復号化部6、網制御部7、
通信制御部8、システム制御部9、ROM10、RAM
11、及び、システムバス12により構成されている。
【0016】スキャナ2は、200dpi、300dp
i、400dpi等の所定の読み取り解像度で原稿画像
を読み取って画像データを得るためのものである。プロ
ッタ3は、受信した画像データを、その解像度に応じて
記録出力したり、スキャナ2で読み取った画像データ
を、その解像度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
【0017】操作表示部4は、宛先電話番号を指定する
ためのテンキー、送信スタートキー、ワンタッチダイヤ
ルキー、及び、その他各種設定キー等が配設され、ユー
ザによる各種操作を受け入れると共に、ユーザに知らせ
るべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示する液
晶表示装置等の表示器を備えたものである。
【0018】画像蓄積部5は、スキャナ2で読み取った
画像データを、メモリ送信するために一時的にファイル
として蓄積したり、受信した画像データを、プロッタ3
により記録するまでファイルとして一時的に蓄積したり
するためのものである。符号化復号化部7は、送信画像
データを、G4ファクシミリに適合する、MMR符号化
方式等の所定の符号化方式で符号化圧縮する一方、受信
画像データをMMR符号化方式等に対応する所定の復号
化方式で復号伸長するものである。
【0019】網制御部7は、ISDN20に接続される
もので、通信制御部8は、ISDN20のDチャネルを
使用した呼の接続・解放等の呼制御と、Bチャネルを使
用したファクシミリ通信の制御を行うためのものであ
る。
【0020】システム制御部9は、ROM10に書き込
まれた制御プログラムに従って、RAM11を作業領域
として使用しながら、装置各部を制御するマイクロコン
ピュータである。ROM10は、前述したように、シス
テム制御部9が上記装置各部を制御するための制御プロ
グラムが記憶されているリードオンリメモリである。R
AM11は、前述したようにシステム制御部9の作業領
域として使用されるランダムアクセスメモリである。シ
ステムバス14は、上記各部がデータをやり取りするた
めの信号ラインである。
【0021】次に、以上のように構成されるファクシミ
リ装置1において行われる、本発明に係る処理手順を説
明するが、その前提となるファクシミリ装置間の接続形
態について、図2を参照して説明する。
【0022】同図において、それぞれ図1に示した本発
明に係るファクシミリ装置1と同一構成の、着信側ファ
クシミリ装置1a及び送信側ファクシミリ装置1bは、
ISDN20に接続されている。また、ISDN20に
は、着信側ファクシミリ装置1aや送信側ファクシミリ
装置1bにとっての第3のファクシミリ装置30が接続
されている。なお、ISDN20に接続された着信側フ
ァクシミリ装置1a及び送信側ファクシミリ装置1b以
外の多数のファクシミリ装置は、全て第3のファクシミ
リ装置30となり得る。また、着信側ファクシミリ装置
1aは、ISDN20に接続されている、ファクシミリ
装置1と同一構成の多数のファクシミリ装置であって、
着信側となって通信を行うものを代表的に示したもので
あり、送信側ファクシミリ装置1bは、ISDN20に
接続されている、ファクシミリ装置1と同一構成の多数
のファクシミリ装置であって、送信側となって通信を行
うものを代表的に示したものである。
【0023】ここで、送信元装置としての送信側ファク
シミリ装置1bから送信先ファクシミリ装置としての着
信側ファクシミリ装置1aに発呼して画情報のデータを
送信しようとする場合における、送信側ファクシミリ装
置1b及び着信側ファクシミリ装置1aのそれぞれにお
ける処理手順について、説明する。
【0024】まず、着信側ファクシミリ装置1aにおけ
る着信処理手順について、図3を参照して説明する。
【0025】同図において、システム制御部9は、IS
DN20からの呼設定メッセージの到来を監視すること
により、着信があるかを監視する(判断101のNoル
ープ)。
【0026】そして、着信があると(判断101のYe
s)、現在第3のファクシミリ装置30と通信中である
かを判断し(判断102)、第3のファクシミリ装置3
0と通信中で今着信したファクシミリ装置からの画情報
の受信が不可能な状態である場合(判断102のYe
s)は、判断106に移行する。
【0027】第3のファクシミリ装置30と通信中でな
い場合(判断102のNo)は、装置状態を確認し(処
理103)、その結果、装置が受信可能な状態であるか
を判断する(判断104)。具体的には、プロッタ2に
おける記録紙詰まりや記録紙切れ、画像蓄積部5におけ
るメモリフル等の受信機能の障害が発生してしないかを
判断する。
【0028】受信機能に障害がなく、受信可能な状態で
ある場合(判断104のYes)には、通常処理、すな
わち、着信した送信元のファクシミリ装置との間でDチ
ャネルを用いて通常通り呼設定手順を行い、確立された
Bチャネル上で画情報を受信し、そして、呼解放手順を
おこなって呼を解放する一連の処理に移行する(処理1
05)。
【0029】受信機能に障害があり、受信不可能な状態
である場合(判断104のNo)、または、前述したよ
うに通信中であるために受信不可能な状態である場合
(判断102のYes)は、「受信不可通知可能」の通
知が送信元のファクシミリ装置から有るかを判断する
(判断106)。この「受信不可通知可能」の旨は、本
発明に係る送信側ファクシミリ装置1bが送信元のファ
クシミリ装置であった場合に、着信側ファクシミリ装置
1aからの受信不可通知を受けることが可能であること
を示す予め定められたコードを内容として含む、呼設定
メッセージ中のユーザ・ユーザ情報により通知される。
着信側ファクシミリ装置1aは、この「受信不可通知可
能」の旨の通知を受けることで、送信元のファクシミリ
装置が自装置の受信不可通知機能や、後述する受信可能
通知機能に対応したものであることを認識できる。
【0030】したがって、「受信不可通知可能」の通知
が有った場合(判断106のYes)は、「受信不可」
の旨を送信元に通知し(処理107)、送信元から受信
した呼設定メッセージに情報要素として含まれていた送
信元番号をRAM11に記憶して(処理108)、処理
を終了する。
【0031】ここで、着信側ファクシミリ装置1aが、
通信中または受信機能に障害があるために受信不可能な
状態のときに、着信した送信元のファクシミリ装置から
の呼設定の要求に応じることなくる呼を解放する場合の
呼制御手順について、図4を参照して説明する。
【0032】同図において、フェーズF1で送信側から
送出された呼設定メッセージは、ISDN20を介して
フェーズF2で着信側に受信される。そのフェーズF2
の呼設定メッセージの情報要素の1つとして含まれる発
信元番号が、図3に示した処理108において記憶され
る。また、図3に示した判断106において送信側から
着信側に通知される、「受信不可通知可能」の旨の通知
は、この呼設定メッセージに含まれるユーザ・ユーザ情
報として通知される。
【0033】ISDN20は、フェーズF2の着信側へ
の呼設定メッセージの送出の後、送信側に呼設定受付メ
ッセージを送出する(フェーズF3)。一方、着信側
は、フェーズF2の呼設定メッセージによる呼設定要求
に応答することなく、解放完了メッセージをISDN2
0に送出し(フェーズF4)、ISDN20は、切断メ
ッセージを送信側に送出する(フェーズF5)。図3に
示した処理107により送信元に通知される「受信不
可」の旨は、この切断メッセージに含まれるユーザ・ユ
ーザ情報として通知される。送信側は、フェーズF5で
切断メッセージを受信すると、解放メッセージをISD
N20に送出し(フェーズF6)、ISDN20は、解
放完了メッセージを送出する(フェーズF6)。
【0034】さて、図3に示した、着信側ファクシミリ
装置1aにおける着信処理手順は、着信がある毎に行わ
れるため、着信時に受信不可能状態であると、処理10
8によりRAM11に記憶される送信元番号は、図5に
示す受信不可送信元番号登録リストに順次追加される。
【0035】次に、図3に示した着信側ファクシミリ装
置1aにおける着信処理手順に対応する、送信側ファク
シミリ装置1bにおける送信処理手順について図6を参
照して説明する。
【0036】同図において、システム制御部9は、スキ
ャナ2に送信原稿がセットされるのを監視し(判断20
1のNoループ)、送信原稿がセットされると(判断2
01のYes)、ユーザによる入力操作により、操作表
示部4から送信先番号が入力されたかを監視し(判断2
02のNoループ)、送信先番号が入力されると(判断
202のYes)、操作表示部4に配設されたスタート
キーの押下による送信開始指示入力があるかを監視し
(判断203のNoループ)、送信開始指示入力があっ
た場合(判断203のYes)は、送信原稿をスキャナ
2で読み取り、得られた画情報をいったん画像蓄積部5
に蓄積する(処理204)。
【0037】そして、判断202で入力された送信先番
号に発信し(処理205)、送信先に「受信不可通知可
能」の旨を前述したように呼設定メッセージ中のユーザ
・ユーザ情報として通知し(処理206)、その通知に
呼応して送信先から「受信不可」の通知があるかを判断
する(判断207)。
【0038】送信先から「受信不可」の通知があった場
合(判断207のYes)、すなわち、判断202で入
力された送信先番号が着信側ファクシミリ装置1aであ
り、かつ、その着信側ファクシミリ装置1aが受信不可
状態で、図3に示した処理107により、「受信不可」
を送信元である送信側ファクシミリ装置1bに通知して
きた場合には、処理204で画像蓄積部5に蓄積した画
情報を「送信不可」の画情報として、判断202におい
て入力された送信先番号と対応付けて画像蓄積部5にそ
のまま記憶する(処理209)。
【0039】送信先から「受信不可」の通知がない場合
(判断207のNo)、すなわち、判断202で入力さ
れた送信先番号が着信側ファクシミリ装置1aではな
く、または、判断202で入力された送信先番号が着信
側ファクシミリ装置1aであったがその着信側ファクシ
ミリ装置1aが受信不可状態ではなかった場合は、通常
所の送信処理を行う(処理208)。
【0040】処理209は、原稿画情報の送信処理時
に、送信先から「受信不可」の旨の通知がある毎に行わ
れるため、画像蓄積部5には、図7に示すように、送信
先から「受信不可」の旨の通知がある毎に、送信不可画
情報のファイルが、対応する送信不可送信先番号と対応
付けられて追加記憶される。
【0041】次に、着信側ファクシミリ装置1aにおい
て行われる、受信不可状態からの復旧時処理手順につい
て、図8を参照して説明する。
【0042】同図において、システム制御部9は、受信
不可状態から復旧したか、すなわち、通信中だった通信
が終了したか、プロッタ2における記録紙詰まりや記録
紙切れ、画像蓄積部5におけるメモリフル等の受信機能
の障害が取り除かれたかを監視し(判断301)、受信
不可状態から復旧した場合(判断302のYes)は、
RAM11に記憶されている、図5に示した受信不可送
信元番号登録リストに送信元番号が1件以上登録されて
いるかを確認することで、受信不可中の着信が有ったか
を判断する(判断302)。
【0043】受信不可中の着信がなかった場合(判断3
02のNo)は、何もせず、受信不可中の着信があった
場合(判断302のYes)は、RAM11に記憶され
ている、図5に示した受信不可送信元番号登録リストか
ら受信不可送信元番号を1件分読み出し(処理30
3)、その読み出した受信不可送信元番号に発信し(処
理304)、「受信可能」の旨を、呼設定メッセージ中
のユーザ・ユーザ情報として送信元に通知し(処理30
5)、図4に示した呼制御手順により呼を解放して回線
を切断し(処理306)、処理303で読み出した1件
分の受信不可送信元番号をRAM11から消去し(処理
307)、受信不可送信番号の残件がまだ、受信不可送
信元番号登録リストに登録されている場合(判断308
のYes)には、受信不可送信番号の残件がなくなるま
で(判断208のNo)、処理303ないし307を繰
り返す。
【0044】これにより、受信不可中に着信側ファクシ
ミリ装置1aに画情報を送信しようとして着信してきた
送信元のファクシミリ装置としての送信側ファクシミリ
装置1bの全てに、着信側ファクシミリ装置1aが受信
不可状態から受信可能状態に復帰したことを通知でき
る。なお、このように、呼制御メッセージ中のユーザ・
ユーザ情報を利用して、「受信可能」の旨の通知を行う
ことで、通信費がかからず、また、通信時間が短くて済
むという利点がある。もっとも、呼設定を行って呼を確
立してから、G4ファクシミリプロトコルを利用して
「受信可能」の旨を通知することも可能で、その場合、
通信費や通信時間はかかるが、確実な通知を行うことが
できる。
【0045】次に、図8に示した、着信側ファクシミリ
装置1aにおいて行われる、受信不可状態からの復旧時
処理手順に対応して、送信側ファクシミリ装置1bにお
いて行われる、着信処理手順について、図9を参照して
説明する。
【0046】同図において、システム制御部9は、IS
DN20からの網制御部7への呼設定メッセージの到来
を監視することで、着信があるかを監視し(判断40
1)、着信があると(判断401のYes)、呼設定メ
ッセージ中のユーザ・ユーザ情報としての「受信可能」
の旨の通知があったかを判断し(判断402)、「受信
可能」の旨の通知がない場合(判断402のNo)は、
通常の着信であるため、通常の受信処理に移行する(処
理403)。
【0047】「受信可能」の旨通知があった場合(判断
402のYes)、すなわち、着信が、着信側ファクシ
ミリ装置1aからのもので、図8に示した処理305に
より、「受信可能」の旨が通知されてきた場合は、呼設
定メッセージの情報要素のひとつとして通知される発信
元の番号を送信先番号としてRAM11に記憶する(処
理404)。そして、図4に示した呼制御手順によりい
ったん呼を解放してから(処理405)、処理404で
記憶していた送信先番号に発信し(処理406)、画像
蓄積部5に図7に示した送信先番号/画情報登録リスト
として記憶されている、処理406で発信した送信先番
号に対応する「送信不可」だった画情報をファイルから
読み出して送信し(処理407)、当該送信先番号及び
画情報を送信先番号/画情報登録リストから消去する
(処理408)。
【0048】このうように、着信側ファクシミリ装置1
aが、図3に示した着信処理手順を行うことで、受信不
可状態であることを送信側ファクシミリ装置1bに通知
し、送信側ファクシミリ装置1bが、図6に示した送信
処理手順を行うことで、受信不可状態の着信側ファクシ
ミリ装置1a宛ての画情報を蓄積して、無駄な再送信処
理は、行われない。
【0049】そして、着信側ファクシミリ装置1aが図
8に示す受信不可状態からの復旧時処理手順を行うこと
で、着信側ファクシミリ装置1aが受信不可状態からの
復旧して受信可能状態になったことを知った送信側ファ
クシミリ装置1aは、図9に示す着信処理手順により、
当該着信側ファクシミリ装置1a宛ての未送信画情報を
確実に送信することができ、送信先が受信不可状態とな
った要因を問わず、送信元から送信先への無駄な再送信
が繰り返されることを防ぐことができる。
【0050】次に、図3、図6、図8及び図9に示し
た、送信元装置としての送信側ファクシミリ装置1bか
ら送信先ファクシミリ装置としての着信側ファクシミリ
装置1aに発呼して画情報のデータを送信しようとする
場合における、送信側ファクシミリ装置1b及び着信側
ファクシミリ装置1aのそれぞれにおける処理手順の、
変形例について、以下、図10ないし図17を参照して
説明する。
【0051】まず、着信側ファクシミリ装置1aにおけ
る着信処理手順について、図10を参照して説明する。
【0052】同図において、システム制御部9は、IS
DN20からの呼設定メッセージの到来を監視すること
により、着信があるかを監視する(判断501のNoル
ープ)。
【0053】そして、着信があると(判断501のYe
s)、現在第3のファクシミリ装置30と通信中である
かを判断し(判断502)、第3のファクシミリ装置3
0と通信中で今着信したファクシミリ装置からの画情報
の受信が不可能な状態である場合(判断502のYe
s)は、呼設定メッセージ中のユーザ・ユーザ情報によ
り「受信不可通知可能」の通知が送信元のファクシミリ
装置から有るかを判断する(判断506)。「受信不可
通知可能」の通知がない場合(判断506のNo)は、
送信元のファクシミリ装置が自装置の受信不可通知機能
や、後述する受信可能通知機能に対応したものではない
と判断して、応答しないで呼を解放する(処理50
7)。
【0054】「受信不可通知可能」の通知が有る場合
(判断506のYes)は、処理509に移行する。
【0055】第3のファクシミリ装置30と通信中でな
い場合(判断502のNo)は、装置状態を確認し(処
理503)、その結果、装置が受信可能な状態であるか
を判断する(判断504)。具体的には、プロッタ2に
おける記録紙詰まりや記録紙切れ、画像蓄積部5におけ
るメモリフル等の受信機能の障害が発生してしないかを
判断する。
【0056】受信機能に障害がなく、受信可能な状態で
ある場合(判断504のYes)には、通常処理、すな
わち、着信した送信元のファクシミリ装置との間でDチ
ャネルを用いて通常通り呼設定手順を行い、確立された
Bチャネル上で画情報を受信し、そして、呼解放手順を
おこなって呼を解放する一連の処理に移行する(処理5
05)。
【0057】受信機能に障害があり、受信不可能な状態
である場合(判断504のNo)は、呼設定メッセージ
中のユーザ・ユーザ情報としての「受信不可通知可能」
の旨の通知が送信元のファクシミリ装置から有るかを判
断する(判断508)。
【0058】判断508において「受信不可通知可能」
の旨の通知が有った場合(判断508のYes)、また
は、前述したように判断506において「受信不可通知
可能」の旨の通知が有った場合(判断506のYes)
は、「受信不可」の旨を解放完了メッセージ中のユーザ
・ユーザ情報として送信元に通知し(処理509)、送
信元から受信した呼設定メッセージに情報要素として含
まれていた送信元番号を、「受信可能通知可能」なもの
としてRAM11に記憶して(処理108)、処理を終
了する。
【0059】判断508において「受信不可通知可能」
の旨の通知がなかった場合(判断508のNo)は、送
信元から受信した呼設定メッセージに情報要素として含
まれていた送信元番号を、「受信可能通知不可能」なも
のとしてRAM11に記憶して(処理511)、図4に
示した呼制御手順により、呼を解放して呼を切断してか
ら(処理512)、処理511で記憶した送信元番号に
発信し(処理513)、「受信不可」の旨を告げるファ
クシミリメッセージを送信する(処理514)。
【0060】図10に示した、着信側ファクシミリ装置
1aにおける着信処理手順は、着信がある毎に行われる
ため、着信時に受信不可能状態であると、処理510ま
はたは処理511によりRAM11に記憶される送信元
番号は、図11に示す受信不可送信元番号登録リストに
順次追加される。なお、図11において、各受信不可送
信元番号には、受信可能通知可不可フラグが対応付けら
れて記憶されている。フラグの値が1の受信不可送信元
番号は、処理510で「受信可能通知可能」なものとし
て記憶されたものであり、フラグの値が0の受信不可送
信元番号は、処理511で「受信可能通知不可能」なも
のとして記憶されたものである。
【0061】図12に、処理514により送信される、
「受信不可」を告げるファクシミリメッセージの内容例
を示す。
【0062】このように、図10に示した、着信側ファ
クシミリ装置1aにおける着信処理手順を行うことで、
送信側ファクシミリ装置1bからの着信であれば、図3
に示した着信側ファクシミリ装置1aにおける着信処理
手順と同様に、送信側ファクシミリ装置1bに対して
「受信不可」の旨を通知でき、第3のファクシミリ装置
30からの着信であれは、その第3のファクシミリ装置
30のユーザに対して、「受信不可」の旨を通知でき、
そのユーザは、着信側ファクシミリ装置1aが受信可能
状態に復旧するまで、無駄な再送信操作を行わないで済
む。
【0063】次に、図10に示した着信側ファクシミリ
装置1aにおける着信処理手順に対応する、送信側ファ
クシミリ装置1bにおける送信処理手順について図13
を参照して説明する。
【0064】同図において、システム制御部9は、スキ
ャナ2に送信原稿がセットされるのを監視し(判断70
1のNoループ)、送信原稿がセットされると(判断7
01のYes)、ユーザによる入力操作により、操作表
示部4から送信先番号が入力されたかを監視し(判断7
02のNoループ)、送信先番号が入力されると(判断
702のYes)、操作表示部4に配設されたスタート
キーの押下による送信開始指示入力があるかを監視する
(判断703のNoループ)。
【0065】そして、送信開始指示入力があった場合
(判断703のYes)は、判断702で入力された送
信先番号が、後述する「送信不可送信先番号」であるか
を判断し(判断704)、「送信不可送信先番号」でな
い場合(判断704のNo)は、送信原稿をスキャナ2
で読み取り、得られた画情報をいったん画像蓄積部5に
蓄積する(処理705)。
【0066】そして、判断702で入力された送信先番
号に発信し(処理706)、送信先に「受信不可通知可
能」の旨を前述したように呼設定メッセージ中のユーザ
・ユーザ情報として通知し(処理707)、その通知に
呼応して送信先から「受信不可」の通知があるかを判断
する(判断708)。
【0067】送信先から「受信不可」の通知があった場
合(判断708のYes)、すなわち、判断702で入
力された送信先番号が着信側ファクシミリ装置1aであ
り、かつ、その着信側ファクシミリ装置1aが受信不可
状態で、図10に示した処理509により、「受信不
可」を送信元である送信側ファクシミリ装置1bに通知
してきた場合には、処理705で画像蓄積部5に蓄積し
た画情報を「送信不可」の画情報として、判断702に
おいて入力された送信先番号と対応付けて画像蓄積部5
にそのまま記憶する(処理710)。
【0068】送信先から「受信不可」の通知がない場合
(判断708のNo)、すなわち、判断702で入力さ
れた送信先番号が着信側ファクシミリ装置1aではな
く、または、判断702で入力された送信先番号が着信
側ファクシミリ装置1aであったがその着信側ファクシ
ミリ装置1aが受信不可状態ではなかった場合は、通常
所の送信処理を行う(処理709)。
【0069】処理710は、原稿画情報の送信処理時
に、送信先から「受信不可」の旨の通知がある毎に行わ
れるため、画像蓄積部5には、図14に示すように、送
信先から「受信不可」の旨の通知がある毎に、送信不可
画情報のファイルが、対応する送信不可送信先番号と対
応付けられて追加記憶される。
【0070】ここで、対応する送信不可画情報が画像蓄
積部5に記憶されている送信不可送信先番号、すなわ
ち、送信不可中であることがわかっている送信先番号が
判断702で入力された場合に、仮に処理706、処理
707を行って、判断708を行ったととしても、判断
708は、必ずYesになるはずであり、無駄な処理を
行ってしまうことになる。
【0071】そこで、判断702で入力された送信先番
号が、判断704において、図14に示した送信不可送
信先番号/画情報登録リストに記憶されている、「送信
不可送信先番号」であると判断された場合には、送信原
稿をスキャナ2で読み取り、得られた画情報を、「送信
不可」の画情報として、判断702で入力された送信先
番号と同一の「送信不可送信先番号」と対応付けて、画
像蓄積部5に蓄積して(処理711)、送信処理を終了
してしまう。図14に示す登録リストには、「34−5
678−9012」という送信不可送信先番号に対応し
て、処理710で記憶されたファイル1と、処理711
で記憶されたファイル2との2つの画情報ファイルが記
憶されている。
【0072】このように、図13に示した送信処理手順
を、送信側ファクシミリ装置1bが行うことで、図6に
示した送信処理手順と同様に、受信不可状態の着信側フ
ァクシミリ装置1a宛ての画情報を蓄積して、着信側フ
ァクシミリ装置1aが受信可能状態に復帰するのを待つ
ことができると共に、最初の発信時に受信不可状態であ
ることがわかった着信側ファクシミリ装置1aには、受
信可能状態に復帰するまで無駄な発信を行わないで済
む。
【0073】次に、着信側ファクシミリ装置1aにおい
て行われる、受信不可状態からの復旧時処理手順につい
て、図15を参照して説明する。
【0074】同図において、システム制御部9は、受信
不可状態から復旧したか、すなわち、通信中だった通信
が終了したか、プロッタ2における記録紙詰まりや記録
紙切れ、画像蓄積部5におけるメモリフル等の受信機能
の障害が取り除かれたかを監視し(判断601)、受信
不可状態から復旧した場合(判断602のYes)は、
RAM11に記憶されている、図11に示した受信不可
送信元番号登録リストに送信元番号が1件以上登録され
ているかを確認することで、受信不可中の着信が有った
かを判断する(判断602)。
【0075】受信不可中の着信がなかった場合(判断6
02のNo)は、何もせず、受信不可中の着信があった
場合(判断602のYes)は、RAM11に記憶され
ている、図11に示した受信不可送信元番号登録リスト
から受信不可送信元番号を1件分読み出す(処理60
3)。
【0076】そして、その読み出した受信不可送信元番
号に対応する受信可能通知可不可フラグの値をチェック
することで、当該受信不可送信元番号が、送信側ファク
シミリ装置1bに対応した「受信可能通知可能」なもの
である場合(判断604のYes)は、その読み出した
受信不可送信元番号に発信し(処理605)、「受信可
能」の旨を、呼設定メッセージ中のユーザ・ユーザ情報
として送信元に通知し(処理606)、図4に示した呼
制御手順により呼を解放して回線を切断し(処理60
7)、処理603で読み出した1件分の受信不可送信元
番号をRAM11から消去し(処理608)、受信不可
送信番号の残件がまだ、受信不可送信元番号登録リスト
に登録されている場合(判断613のYes)には、受
信不可送信番号の残件がなくなるまで(判断613のN
o)、処理605ないし608、または、処理609な
いし612を繰り返す。
【0077】判断604において、処理603で読み出
した受信不可送信元番号が、送信側ファクシミリ装置1
bに対応した「受信可能通知可能」なものではなく、第
3のファクシミリ装置30に対応した「受信可能通知不
可能」なものである場合(判断604のNo)、その読
み出した受信不可送信元番号に発信し(処理609)、
「受信可能」の旨を告げるファクシミリメッセージを送
信し(処理610)、呼を解放して回線を切断し(処理
611)、処理603で読み出した1件分の受信不可送
信元番号をRAM11から消去し(処理612)、判断
613に移行する。
【0078】このように、図15に示した、受信不可状
態からの復旧時処理手順を着信側ファクシミリ装置1a
が行うことで、受信不可送信先番号が送信側ファクシミ
リ装置1bに対応するものであれば、図8に示した受信
不可状態からの復旧時処理手順と同様に、受信不可中に
着信側ファクシミリ装置1aに画情報を送信しようとし
て着信してきた送信元のファクシミリ装置としての送信
側ファクシミリ装置1bの全てに、着信側ファクシミリ
装置1aが受信不可状態から受信可能状態に復帰したこ
とを通知でき、受信不可送信先番号が第3のファクシミ
リ装置30に対応するものであれば、受信不可中に着信
側ファクシミリ装置1aに画情報を送信しようとして着
信してきた送信元のファクシミリ装置としての全ての第
3のファクシミリ装置30のユーザに対して、着信側フ
ァクシミリ装置1aが受信不可状態から受信可能状態に
復帰したことを通知でき、それらのユーザは、着信側フ
ァクシミリ装置1aが受信可能状態に復旧したタイミン
グで確実な再送信作業を行える。
【0079】図16に、処理610により送信される、
「受信可能」を告げるファクシミリメッセージの内容例
を示す。
【0080】次に、図15に示した、着信側ファクシミ
リ装置1aにおいて行われる、受信不可状態からの復旧
時処理手順に対応して、送信側ファクシミリ装置1bに
おいて行われる、着信処理手順について、図17を参照
して説明する。
【0081】同図において、システム制御部9は、IS
DN20からの網制御部7への呼設定メッセージの到来
を監視することで、着信があるかを監視し(判断80
1)、着信があると(判断801のYes)、呼設定メ
ッセージ中のユーザ・ユーザ情報としての「受信可能」
の旨の通知があったかを判断し(判断802)、「受信
可能」の旨の通知がない場合(判断802のNo)は、
通常の着信であるため、通常の受信処理に移行する(処
理803)。
【0082】「受信可能」の旨の通知があった場合(判
断802のYes)、すなわち、着信が、着信側ファク
シミリ装置1aからのもので、図15に示した処理60
6により、「受信可能」の旨が通知されてきた場合は、
呼設定メッセージの情報要素のひとつとして通知される
発信元の番号を送信先番号としてRAM11に記憶する
(処理804)。そして、図4に示した呼制御手順によ
りいったん呼を解放してから(処理805)、処理80
4で記憶していた送信先番号に発信し(処理806)、
画像蓄積部5に、図14に示した送信先番号/画情報登
録リストとして記憶されている、処理806で発信した
送信先番号に対応する「送信不可」だった画情報を1フ
ァイル読み出して送信する処理(処理807)を、同一
宛先の全ファイルを送信するまで繰り返す(判断808
のNoループ)。
【0083】そして、同一宛先の全ファイルの送信が完
了すると(判断808のYes)、当該送信先番号及び
対応する全画情報を送信先番号/画情報登録リストから
消去する(処理809)。
【0084】このように、送信側ファクシミリ装置1a
が、図17に示した着信処理手順を行うことで、図9に
示した着信処理手順を行う場合と同様に、着信側ファク
シミリ装置1a宛ての未送信画情報の全てを確実にかつ
一度に送信することができる。
【0085】なお、以上説明した実施の形態において、
本発明をファクシミリ装置に適用したが、データとして
画情報以外の、例えばバイナリデータやテキストデータ
等のその他のデータを送受信する通信端末装置に対して
も、本発明の適用が考えられる。
【0086】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記受信
不可時着信検出手段により、通信中であるためのみなら
ず、記録紙なし、メモリフル等の受信機能の障害等によ
りデータ受信不可なときの送信元装置からの着信が検出
されると、前記受信不可通知手段は、前記送信元装置か
ら受信不可通知を認識可能な旨がユーザ・ユーザ情報と
して通知されたとき、すなわち、前記送信元装置が、本
発明に係る送信先のファクシミリ装置の、受信不可通知
機能及び受信可能通知機能に対応しているときは、前記
送信元装置に対して受信不可の旨をユーザ・ユーザ情報
として通知して呼を解放する。これにより、前記送信元
装置は、本発明に係る送信先ファクシミリ装置が、受信
不可状態であることを知ることができ、結果的に無駄に
なってしまうようなデータ送信動作を行わないで済む。
また、前記受信不可通知手段は、前記送信元装置からの
呼制御メッセージに含まれていた送信元番号を受信不可
送信元番号として記憶する。そして、前記通信可能通知
手段は、受信不可状態から受信可能状態に復帰したとき
に、前記受信不可送信元番号が記憶されている場合、す
なわち、受信不可状態時に自装置にデータ送信しようと
した送信元装置があった場合は、当該送信元番号に発呼
して受信可能な状態に復帰した旨を通知する。これによ
り、前記送信元装置は、本発明に係る送信先ファクシミ
リ装置が、受信可能状態に復帰したことを知ってから、
本発明に係る送信先ファクシミリ装置に送信するはずだ
った送信データを確実に再送信することができる。した
がって、送信先が受信不可状態となった要因を問わず、
送信元から送信先への無駄な再送信が繰り返されること
を防ぐことができ、回線網を効率的に使用することがで
きる効果が得られる。また、送信先が受信不可状態であ
ることを、電話などで問い合わせ、同様に送信先が受信
可能状態に復旧したことを電話連絡するなどの利用者の
手間を省くことができる利点がある。
【0087】請求項2に係る発明によれば、前記受信不
可時着信検出手段により、通信中であるためのみなら
ず、記録紙なし、メモリフル等の受信機能の障害等によ
りデータ受信不可なときの送信元装置からの着信が検出
されると、前記受信不可通知手段は、前記送信元装置か
ら受信不可通知を認識可能な旨がユーザ・ユーザ情報と
して通知されたとき、すなわち、前記送信元装置が、本
発明に係る送信先のファクシミリ装置の、受信不可通知
機能及び受信可能通知機能に対応しているときは、前記
送信元装置に対して受信不可の旨をユーザ・ユーザ情報
として通知して呼を解放する。これにより、前記送信元
装置は、本発明に係る送信先ファクシミリ装置が、受信
不可状態であることを知ることができ、結果的に無駄に
なってしまうようなデータ送信動作を行わないで済む。
また、前記受信不可通知手段は、前記送信元装置から受
信不可通知を認識可能な旨が通知されないとき、すなわ
ち、前記送信元装置が、本発明に係るファクシミリ装置
の、受信不可通知機能及び受信可能通知機能に対応して
いない通常のファクシミリ装置であるときは、呼の解放
後に、受信不可の旨を内容とするファクシミリメッセー
ジを前記送信元装置に送信する。これにより、前記送信
元装置が本発明に係る送信先ファクシミリ装置に対応す
る機能を有していなくとも、受信不可状態である旨を前
記送信元装置側に通知できる。また、前記受信不可通知
手段は、前記送信元装置からの呼制御メッセージに含ま
れていた送信元番号を、前記送信元装置が受信不可通知
を認識可能な旨を通知してきた、受信可能通知が可能な
ものであるか否かと対応付けて受信不可送信元番号とし
て記憶する。そして、前記通信可能通知手段は、受信不
可状態から受信可能状態に復帰したときに、前記受信不
可送信元番号が記憶されている場合であって、当該受信
不可送信元番号が受信可能通知が可能なものであると
き、すなわち、受信不可状態時に自装置にデータ送信し
ようとした送信元装置があって、その送信元装置が本発
明に係る送信先ファクシミリ装置に対応したものである
場合は、当該送信元番号に発呼して受信可能な状態に復
帰した旨を通知する。これにより、前記送信元装置は、
本発明に係る送信先ファクシミリ装置が、受信可能状態
に復帰したことを知ってから、本発明に係る送信先ファ
クシミリ装置に送信するはずだった送信データを確実に
再送信することができる。また、前記通信可能通知手段
は、受信不可状態から受信可能状態に復帰したときに、
前記受信不可送信元番号が記憶されている場合であっ
て、当該受信不可送信元番号が受信可能通知が不可能な
ものであるとき、すなわち、受信不可状態時に自装置に
データ送信しようとした送信元装置があったが、その送
信元装置が本発明に係る送信先ファクシミリ装置に対応
していない通常のファクシミリ装置である場合は、当該
送信元番号に発呼して受信可能な状態に復帰した旨を内
容とするファクシミリメッセージを送信する。これによ
り、前記送信元装置が本発明に係るファクシミリ装置に
対応する機能を有していなくとも、受信可能状態である
旨を前記送信元装置側に通知できる。したがって、前記
送信元装置が本発明に係る送信先ファクシミリ装置に対
応したものであれば、送信先が受信不可状態となった要
因を問わず、送信元から送信先への無駄な再送信が繰り
返されることを防ぐことができ、回線網を効率的に使用
することができる効果が得られる。また、送信先が受信
不可状態であることを、電話などで問い合わせ、同様に
送信先が受信可能状態に復旧したことを電話連絡するな
どの利用者の手間を省くことができる利点がある。ま
た、前記送信元装置が本発明に係る送信先ファクシミリ
装置に対応したものでなくても、受信不可状態であるこ
とや受信可能状態に復帰したことを前記送信元装置にフ
ァクシミリメッセージとして送信することで、前記送信
元装置側のユーザは、送信先が受信不可状態である間
は、無駄な再送信操作や電話連絡による問い合わせを行
わないで済み、送信先が受信可能状態になったときに確
実に再送信を行うことができる利点がある。
【0088】請求項3に係る発明によれば、指定された
送信先番号への発呼時に前記送信不可検出手段により、
送信先装置へユーザ・ユーザ情報として通知された受信
不可通知を認識可能な旨の通知に呼応して前記送信先装
置から受信不可の旨がユーザ・ユーザ情報として通知さ
れてきたことが検出された場合、すなわち、前記送信先
装置が請求項1または2のいずれかの発明に係るもので
あって、かつ受信不可状態である場合には、前記送信不
可データ蓄積手段は、送信を中止して呼を解放し、送信
を中止した送信データを送信不可データとして前記指定
された送信先番号と対応付けて蓄積する。これにより、
結果的に送信エラーになってしまうことかわかっている
前記送信先装置への無駄な送信動作を行わないで済む。
そして、前記送信不可データ再送手段は、請求項1また
は2のいずれかの発明に係る送信先装置からの、受信可
能な状態に復帰した旨を通知する着信があった場合は、
その着信の際に受信した呼制御メッセージに含まれてい
た送信先番号に発呼して、当該送信先番号に対応して前
記送信不可データ蓄積手段に蓄積されている送信不可デ
ータを送信する。これにより、送信先装置が受信可能状
態に復帰したタイミングで確実かつ無駄なく当該送信先
装置宛ての送信データを再送信することができる。した
がって、送信先が受信不可状態となった要因を問わず、
送信元から送信先への無駄な再送信が繰り返されること
を防ぐことができ、回線網を効率的に使用することがで
きる効果が得られる。また、送信先が受信不可状態であ
ることを、電話などで問い合わせ、同様に送信先が受信
可能状態に復旧したことを電話連絡するなどの利用者の
手間を省くことができる利点がある。
【0089】請求項4に係る発明によれば、指定された
送信先番号への発呼時に前記送信不可検出手段により、
送信先装置へユーザ・ユーザ情報として通知された受信
不可通知を認識可能な旨の通知に呼応して前記送信先装
置から受信不可の旨がユーザ・ユーザ情報として通知さ
れてきたことが検出された場合、すなわち、前記送信先
装置が請求項1または2のいずれかの発明に係るもので
あって、かつ受信不可状態である場合には、前記送信不
可データ蓄積手段は、送信を中止して呼を解放し、送信
を中止した送信データを送信不可データとして前記指定
された送信先番号と対応付けて蓄積する。これにより、
結果的に送信エラーになってしまうことかわかっている
前記送信先装置への無駄な送信動作を行わないで済む。
また、前記送信不可データ追加蓄積手段は、送信データ
の送信のために指定された送信先番号が前記送信不可デ
ータ蓄積手段に送信不可データと対応付けられて記憶さ
れている送信先番号である場合、すなわち、指定された
送信先番号が、まだ受信不可状態で、当該送信先装置宛
ての送信データが前記送信不可データ蓄積手段に蓄積さ
れたままの状態である場合は、指定された送信先番号に
発呼して前記送信データを送信したとしても、結果的に
送信エラーとなってしまうため、当該送信データを送信
しないで、対応する送信先番号と対応付けて前記送信不
可データ蓄積手段に追加蓄積する。これにより、結果的
に送信エラーになってしまうことかわかっている前記送
信先装置への無駄な発呼を行わないで済む。そして、前
記送信不可データ再送手段は、請求項1または2のいず
れかの発明に係る送信先装置からの、受信可能な状態に
復帰した旨を通知する着信があった場合は、その着信の
際に受信した呼制御メッセージに含まれていた送信先番
号に発呼して、当該送信先番号に対応して前記送信不可
データ蓄積手段に蓄積されている全ての送信不可データ
を送信する。これにより、送信先装置が受信可能状態に
復帰したタイミングで確実かつ無駄なく当該送信先装置
宛ての全ての送信データを再送信することができる。し
たがって、送信先が受信不可状態となった要因を問わ
ず、送信元から送信先への無駄な再送信や発呼が繰り返
されることを防ぐことができ、回線網を効率的に使用す
ることができる効果が得られる。また、送信先が受信不
可状態であることを、電話などで問い合わせ、同様に送
信先が受信可能状態に復旧したことを電話連絡するなど
の利用者の手間を省くことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成を示す図である。
【図2】ファクシミリ装置間の接続形態について示す概
念的な図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る着信側ファクシミリ
装置における着信処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】呼制御手順について示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る着信側ファクシミリ
装置においてRAMに記憶される受信不可送信元番号登
録リストの一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る送信側ファクシミリ
装置における送信処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の形態に係る送信側ファクシミリ
装置において画像蓄積部に記憶される送信先番号/画情
報登録リストの一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る着信側ファクシミリ
装置における受信不可状態からの復旧時処理手順を示す
フローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係る送信側ファクシミリ
装置における着信処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の実施の形態に係る着信側ファクシミ
リ装置における図3とは別の着信処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係る着信側ファクシミ
リ装置においてRAMに記憶される受信不可送信元番号
登録リストの、図5とは別の例を示す図である。
【図12】「受信不可」の旨を告げるファクシミリメッ
セージの文面例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る送信側ファクシミ
リ装置における図6とは別の送信処理手順を示すフロー
チャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係る送信側ファクシミ
リ装置において画像蓄積部に記憶される送信先番号/画
情報登録リストの図7とは別の例を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態に係る着信側ファクシミ
リ装置における図8とは別の受信不可状態からの復旧時
処理手順を示すフローチャートである。
【図16】「受信不可」の旨を告げるファクシミリメッ
セージの文面例を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態に係る送信側ファクシミ
リ装置における図9とは別の着信処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 1a 着信側ファクシミリ装置 1b 送信側ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 プロッタ 4 操作表示部 5 画像蓄積部 6 符号化復号化部 7 網制御部 8 通信制御部 9 システム制御部 10 ROM 11 RAM 12 システムバス 20 ISDN 30 第3のファクシミリ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼制御メッセージをやりとりして送信元
    装置との間の呼の設定・解放を行いデータを受信するフ
    ァクシミリ装置において、 通信中であるためやデータ受信機能の障害等によりデー
    タ受信不可なときの送信元装置からの着信を検出する受
    信不可時着信検出手段と、その受信不可時着信検出手段
    により受信不可時着信が検出された場合に、前記送信元
    装置から受信不可通知を認識可能な旨がユーザ・ユーザ
    情報として通知されたときは、前記送信元装置に対して
    受信不可の旨をユーザ・ユーザ情報として通知して呼を
    解放すると共に、前記送信元装置からの呼制御メッセー
    ジに含まれていた送信元番号を受信不可送信元番号とし
    て記憶する受信不可通知手段と、受信不可状態から受信
    可能状態に復帰したときに、前記受信不可送信元番号が
    記憶されている場合は、当該送信元番号に発呼して受信
    可能な状態に復帰した旨を通知する受信可能通知手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 呼制御メッセージをやりとりして送信元
    装置との間の呼の設定・解放を行いデータを受信するフ
    ァクシミリ装置において、 通信中であるためやデータ受信機能の障害等によりデー
    タ受信不可なときの送信元装置からの着信を検出する受
    信不可時着信検出手段と、その受信不可時着信検出手段
    により受信不可時着信が検出された場合に、前記送信元
    装置から受信不可通知を認識可能な旨がユーザ・ユーザ
    情報として通知されたときは、前記送信元装置に対して
    受信不可の旨をユーザ・ユーザ情報として通知して呼を
    解放する一方、前記送信元装置から受信不可通知を認識
    可能な旨が通知されないときは、呼の解放後に、受信不
    可の旨を内容とするファクシミリメッセージを前記送信
    元装置に送信すると共に、前記送信元装置からの呼制御
    メッセージに含まれていた送信元番号を、前記送信元装
    置が受信不可通知を認識可能な旨を通知してきた、受信
    可能通知が可能なものであるか否かと対応付けて受信不
    可送信元番号として記憶する受信不可通知手段と、受信
    不可状態から受信可能状態に復帰したときに、前記受信
    不可送信元番号が記憶されている場合であって、当該受
    信不可送信元番号が受信可能通知が可能なものであると
    きは、当該送信元番号に発呼して受信可能な状態に復帰
    した旨を通知し、当該受信不可送信元番号が受信可能通
    知が不可能なものであるときは、当該送信元番号に発呼
    して受信可能な状態に復帰した旨を内容とするファクシ
    ミリメッセージを送信する受信可能通知手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 呼制御メッセージをやりとりして送信先
    装置との間の呼の設定・解放を行いデータを送信するフ
    ァクシミリ装置において、 指定された送信先番号への発呼時に受信不可通知を認識
    可能な旨をユーザ・ユーザ情報として送信先装置へ通知
    し、その通知に呼応して前記送信先装置から受信不可の
    旨がユーザ・ユーザ情報として通知されくるか否かを検
    出する送信不可検出手段と、その送信不可検出手段によ
    り受信不可の旨のユーザ・ユーザ情報が検出された場合
    は、送信を中止して呼を解放し、送信を中止した送信デ
    ータを送信不可データとして前記指定された送信先番号
    と対応付けて蓄積する送信不可データ蓄積手段と、受信
    可能な状態に復帰した旨を通知する着信があった場合
    は、その着信の際に受信した呼制御メッセージに含まれ
    ていた送信先番号に発呼して、当該送信先番号に対応し
    て前記送信不可データ蓄積手段に蓄積されている送信不
    可データを送信する送信不可データ再送手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 呼制御メッセージをやりとりして送信先
    装置との間の呼の設定・解放を行いデータを送信するフ
    ァクシミリ装置において、 指定された送信先番号への発呼時に受信不可通知を認識
    可能な旨をユーザ・ユーザ情報として送信先装置へ通知
    し、その通知に呼応して前記送信先装置から受信不可の
    旨がユーザ・ユーザ情報として通知されくるか否かを検
    出する送信不可検出手段と、その送信不可検出手段によ
    り受信不可の旨のユーザ・ユーザ情報が検出された場合
    は、送信を中止して呼を解放し、送信を中止した送信デ
    ータを送信不可データとして前記指定された送信先番号
    と対応付けて蓄積する送信不可データ蓄積手段と、送信
    データの送信のために指定された送信先番号が前記送信
    不可データ蓄積手段に送信不可データと対応付けられて
    記憶されている送信先番号である場合は、当該送信デー
    タを送信しないで、対応する送信先番号と対応付けて前
    記送信不可データ蓄積手段に追加蓄積する送信不可デー
    タ追加蓄積手段と、受信可能な状態に復帰した旨を通知
    する着信があった場合は、その着信の際に受信した呼制
    御メッセージに含まれていた送信先番号に発呼して、当
    該送信先番号に対応して前記送信不可データ蓄積手段に
    蓄積されている全ての送信不可データを送信する送信不
    可データ再送手段とを備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329283A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Ntt Power & Building Facilities Inc 計測システム、及びその通信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329283A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Ntt Power & Building Facilities Inc 計測システム、及びその通信方法

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