JPH11320600A - トランスファ成形装置、リードフレーム及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

トランスファ成形装置、リードフレーム及び半導体装置の製造方法

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JPH11320600A
JPH11320600A JP13243898A JP13243898A JPH11320600A JP H11320600 A JPH11320600 A JP H11320600A JP 13243898 A JP13243898 A JP 13243898A JP 13243898 A JP13243898 A JP 13243898A JP H11320600 A JPH11320600 A JP H11320600A
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JP
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resin
cavity
mold
gate
introduction path
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JP13243898A
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Inventor
Shinji Muraki
真治 村木
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 未充填ボイドやダイパッドシフトの生じにく
いトランスファ成形装置を提供する。 【解決手段】 トランスファ成形装置が、上金型20に
形成された開口部10内でスライド移動してゲート3
6、44からキャビティ38、46内に突出する貫通孔
12aを有するプレート12を備え、樹脂をキャビティ
38、46に導入する際に、プレート12をキャビティ
38、46内に突出させた状態としてプレート12に設
けられた貫通孔12aにより樹脂の流れを上キャビティ
用としたキャビティ用とに分けてキャビティに導入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスファ成形
装置、リードフレーム及び半導体装置の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体装置の製造においてリー
ドフレームに搭載された半導体素子をモールド封止する
ために、トランスファモールド方式のトランスファ成形
装置が用いられている。このトランスファ成形装置は、
図9に示すように、上金型40と下金型30とによりキ
ャビティが構成される成型金型と、溶融した樹脂(以
後、単に樹脂と称す。)を押し出すプランジャ50とか
ら構成されている。
【0003】下金型30には、投入されたタブレット状
の固形樹脂を溶融するトランスファポット32と、プラ
ンジャ50により押し出された樹脂をゲートに導くラン
ナー34と、ランナー34からキャビティへの導入口と
なる下ゲート36と、キャビティの下側を構成する下キ
ャビティ38とが形成されている。
【0004】上金型40にはプランジャ50の押圧によ
ってトランスファポット32から押し出された樹脂を受
け止めてランナー34に導くカル42と、ランナー34
からキャビティへの導入口となる上ゲート44と、キャ
ビティの上側を構成する上キャビティ46とが形成され
ている。
【0005】また、上金型40と下金型30のそれぞれ
には樹脂がトランスファポット32からキャビティに向
かう途中に硬化するのを防ぐためのヒータ52a〜52
dと、硬化した樹脂をキャビティから外すための押出ピ
ン54a〜54cとが設けられている。
【0006】このような下金型30と上金型40とを合
わせたときにカル42とランナー34と上下ゲート3
6、44とが連結してトランスファポット32からキャ
ビティ38、46に続く導入経路が形成される。
【0007】そのため、プランジャ50の押圧によって
トランスファポット32から押し出された樹脂は、カル
42からランナー34、上下ゲート36、44を通って
キャビティ38、46内に徐々に充填され、キャビティ
38、46内のほぼ中央に位置するダイパッド58a上
の半導体素子56をその電極に接続された図示しない金
線及びインナーリードと共に封止することとなる。
【0008】キャビティ38、46に充填された樹脂が
完全に硬化したら上金型40と下金型30を開くと共
に、押出ピン54a〜54cにより硬化した樹脂を押圧
してキャビティ38、46から剥離させて取り出し、図
10に示したような半製品60を得る。半製品60から
ランナー34部分で硬化した樹脂34aと上下ゲート3
6、44部分で硬化した樹脂36a、44aを取除いて
からリードフレーム58のリードをフレームから切り離
し、アウターリードを折り曲げて半導体装置とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のトランスファ成形装置では、下金型側に設けられた
ランナーから下金型と上金型との接合部分に開口するゲ
ートを介してキャビティに樹脂が導入される構成である
ため、上金型により形成される上キャビティよりも下金
型により形成される下キャビティの方に樹脂が入り込み
易い。
【0010】そのため、ポット内で巻き込まれた空気ま
たは元々タブレット内に含まれる空気がキャビティに運
ばれて潰されずに上キャビティに残り未充填領域(未充
填ボイド)が形成される恐れがある。未充填ボイドは、
パッケージに反りや変形を生じさせたり、強度や耐湿性
を低下させるため好ましくない。
【0011】また、上金型により形成される上キャビテ
ィよりも下金型により形成される下キャビティの方に樹
脂が充填され易いことから、半導体素子の上側と下側の
キャビティにおける樹脂の充填のバランスが崩れて半導
体素子とダイパッドが斜めにシフトした状態で固定され
るダイパッドシフトが生じる恐れがある。ダイパットシ
フトが生じた半導体装置は、半導体素子を被覆する樹脂
の厚さが部分的に薄くなる個所が生じてしまうため、パ
ッケージが反ってしまったり、リフロー耐性が低下して
しまい好ましくない。
【0012】以上のことから本発明は、未充填ボイドや
ダイパッドシフトの生じにくいトランスファ成形装置を
提供することを第1の目的とする。また、半導体素子の
上側と下側のキャビティにおける樹脂の充填割合を同等
程度に制御できるリードフレームを提供することを第2
の目的とする。更に、パッケージに反りや変形が生じ
ず、リフロー耐性も良好な半導体装置の製造方法を提供
することを第3の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明のトランスファ成形装置は、
ダイパッド上に搭載された半導体素子の上側に充填され
る樹脂の外形形状を成型する上金型と、前記半導体素子
の下側に充填される樹脂の外形形状を成型する下金型
と、前記上金型と前記下金型とを型締めしたときに前記
上金型と前記下金型との接合位置に開口するゲートを備
え、前記上金型と前記下金型とにより内部に形成される
キャビティに前記ゲートから溶融状態の樹脂を導入する
導入経路と、前記ゲート側から前記キャビティの内部に
突出可能に構成されると共に、前記キャビティに突出し
た状態のときにゲートに対応する位置に配置されて樹脂
の流路を前記半導体素子よりも上側のキャビティ(以
後、上キャビティと称す。)用と前記半導体素子よりも
下側のキャビティ(以後、下キャビティと称す。)用と
に分割する貫通孔を有する平板状部材と、を備えてい
る。
【0014】請求項1のトランスファ成形装置は、導入
経路からキャビティに導入される樹脂の流路を平板状部
材の貫通孔によりゲートに対応する位置、すなわち、ゲ
ート位置近傍で上キャビティ用と下キャビティ用との二
つに分割するため、上キャビティと下キャビティとの両
方に対して確実に樹脂を充填できる。
【0015】上キャビティと下キャビティとのそれぞれ
に導入する樹脂の流量は、ゲートの開口寸法を変えるこ
とで容易に調整できるので、上キャビティに充填される
樹脂と下キャビティに充填される樹脂の充填割合をほぼ
等しくすることができ、未充填ボイドやダイパッドシフ
トの発生を抑えることができる。
【0016】また、請求項2のトランスファ成形装置
は、請求項1に記載のトランスファ成形装置において、
前記平板状部材の突出状態を制御する制御手段を更に備
えている。これにより平板状部材を効率的に作動させる
ことができる。
【0017】上記第1の目的を達成するために、請求項
3の発明のトランスファ成形装置は、ダイパッド上に搭
載された半導体素子の上側に充填される樹脂の外形形状
を成型する上金型と、前記半導体素子の下側に充填され
る樹脂の外形形状を成型する下金型と、前記上金型によ
り形成される上側のキャビティに開口する上ゲートを備
え、該上ゲートから前記上側のキャビティに溶融状態の
樹脂を導く上側導入経路と、前記下金型により形成され
る下側のキャビティに開口する下ゲートを備え、該下ゲ
ートから前記下側のキャビティに溶融状態の樹脂を導く
下側導入経路と、を備えている。
【0018】すなわち、請求項3のトランスファ成形装
置は、導入経路がリードフレームの上側の経路から上キ
ャビティに樹脂を導くと共に、リードフレームの下側の
経路から樹脂を下キャビティに導くため、それぞれのキ
ャビティに確実に樹脂を充填できると共に上キャビティ
と下キャビティとに対する充填割合を同程度とできるの
で、キャビティの樹脂の充填バランスを良好に維持した
状態で半導体素子を樹脂封止できる。したがって、未充
填ボイドやダイパッドシフトの発生が抑えられる。
【0019】また、それぞれのゲートの開口寸法は適宜
変更可能であるので、例えば、同じ圧力で樹脂が導入さ
れたときに、上キャビティに入り込む樹脂の充填割合と
下キャビティに入り込む樹脂の充填割合とが等しくなる
大きさに調整することにより、未充填ボイドやダイパッ
ドシフトの発生を抑えることができる。
【0020】また、請求項4のように、上側導入経路と
下側導入経路とのそれぞれに、固形樹脂を溶融するトラ
ンスファポットと、該トランスファポットの容積を縮小
させる方向に移動して前記トランスファポット内の溶融
状態の樹脂を押し出すプランジャと、を備える構成とす
ることにより、プランジャの押圧力を上側導入経路と下
側導入経路とのそれぞれで別々に調節できるので、上キ
ャビティと下キャビティとに導入される樹脂の充填状態
を常に最適の状態にすることが容易に行える。
【0021】そのため、上キャビティに充填される樹脂
と下キャビティに充填される樹脂の充填割合をほぼ等し
くすることができ、未充填ボイドやダイパッドシフトの
発生を抑えることができる。
【0022】上記第2の目的を達成するために、請求項
5の発明のリードフレームは、ダイバッド上に搭載され
た半導体素子の上側に充填される樹脂の外形形状を成型
する上金型と前記半導体素子の下側に充填される樹脂の
外形形状を成型する下金型とにより挟まれるフレーム部
分のうち、前記上金型と前記下金型とで構成されるキャ
ビティよりも導入経路側に樹脂を通過させる流路を備え
ている。
【0023】これにより、導入経路を流れる樹脂がリー
ドフレームのフレーム部分の流路を通ってフレームを介
して反対側にも流れるので、導入経路を流れる樹脂はリ
ードフレームの上側と下側とに分かれて流れることとな
る。そのため、上キャビティと下キャビティとに対して
同様な流圧で樹脂を送り込むことができるので、上キャ
ビティ部分にも樹脂が流れ込み易くなり、それぞれのキ
ャビティに確実に樹脂を充填できる。
【0024】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項6の発明の半導体装置の製造方法は、上記請求項
1〜請求項4のいずれかに記載のトランスファ成形装置
または 請求項5に記載のリードフレームの少なくとも
一方を用いてリードフレーム上に搭載された半導体素子
をモールド封止することを特徴とする。これにより、比
較的簡単な方法で未充填ボイドやダイパッドシフトの発
生していない半導体素子を得ることができる。したがっ
て、パッケージに反りや変形が生じず、リフロー耐性も
良好な半導体装置が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図8を参照して説明する。
【0026】(第1の実施形態)図1及び図2を参照し
て第1の実施形態を説明する。本第1の実施形態のトラ
ンスファ成形装置は、図1に示すように、上金型20と
下金型30とによりキャビティ38、46が構成される
成型金型と、溶融した樹脂(以後、単に樹脂と称す。)
を押し出すプランジャ50と、上金型20に形成された
開口部10内でスライド移動してゲート36、44から
キャビティ38、46内に突出可能に構成された平板状
部材であるプレート12と、樹脂がトランスファポット
32からキャビティ38、46に向かう途中に硬化する
のを防ぐためのヒータ52a〜52dと、硬化した樹脂
を上下金型20、30から外すために、上キャビティ4
6、下キャビティ38及び樹脂の導入経路34の3箇所
にそれぞれ押出ピン54a〜54cとを備えている。
【0027】下金型30には、投入されたタブレット状
の固形樹脂を溶融するトランスファポット32と、プラ
ンジャ50により押し出された樹脂をゲートに導く導入
経路の一部を構成するランナー34と、ランナー34か
らキャビティ38、46への導入口となる下ゲート36
と、キャビティ38、46の下側を構成する下キャビテ
ィ38とが形成され、ヒータ52a、52bが埋め込ま
れている。
【0028】上金型20には、プランジャ50の押圧に
よってトランスファポット32から押し出された樹脂を
受け止めてランナー34に導く導入経路の一部を構成す
るカル42と、ランナー34からキャビティ38、46
への導入口となる上ゲート44と、キャビティ38、4
6の上側を構成する上キャビティ46と、スイッチが入
れられると略L字状バー部材16を矢印A方向に押し出
して後述するプレート12をキャビティ38、46内に
突出させる電磁弁などの駆動機構14と、駆動機構14
の駆動領域を確保するための開口10とが形成され、ヒ
ータ52a、52bが埋め込まれている。このヒータ5
2a、52bは常に動作しており、上下金型20、30
が170℃程度の温度に維持されるように加熱してい
る。
【0029】プレート12は、ゲート36、44内をス
ライド移動可能なサイズの平板状部材であり、導入経路
を構成するランナー34の一側面に沿って配置されたリ
ードフレーム58のフレーム部分上に配置されると共
に、キャビティ38、46と逆側に位置する端部が略L
字状バー部材16と連結されている。
【0030】駆動機構14により略L字状バー部材16
が矢印A方向に押し出されるとプレート12はフレーム
上をスライド移動して、図2に示すように、キャビティ
38、46内に突出する。このプレート12には、図2
に示すように、プレート12がキャビティ38、46内
に突出したときに、ゲートに対応する位置に開口して樹
脂の流路を下キャビティ38に向かうx方向と上キャビ
ティ46に向かうy方向との二方向に分ける貫通孔12
aが設けられている。
【0031】このような下金型30と上金型20とを合
わせたときにカル42とランナー34と上下ゲート3
6、44とが連結してトランスファポット32からキャ
ビティ38、44に続く導入経路が形成される。
【0032】上記構成のトランスファ成形装置によりリ
ードフレーム58のダイパッド58a上に搭載された半
導体素子56を樹脂封止するには、まず、上金型20を
開け下金型30から離反させた状態で、予め定められた
一定量のエポキシ系の固形樹脂をトランスファポット3
2に投入する。
【0033】つぎに、下キャビティ38のほぼ中央位置
に半導体素子56が配置されるようにリードフレーム5
8を下金型30にセットして上金型20と下金型30と
を合わせ、型締めした後、駆動手段14をオンにして略
L字状バー部材16を矢印A方向に移動させ、プレート
12をキャビティ38、46内に突出させた状態とす
る。
【0034】トランスファポット32内の樹脂が溶融し
たらプランジャ50を駆動させ、プランジャ50の押圧
力によってトランスファポット32から樹脂を押し出
す。トランスファポット32から押し出された樹脂は、
カル42からランナー34を通って上下ゲート36、4
4に導かれ、上下ゲート36、44を通ってキャビティ
38、46内に徐々に充填される。
【0035】このとき、プレート12は、キャビティに
突出した状態であるため、上下ゲート36、44に対応
する位置には、プレート12に設けられた貫通孔12a
が開口している。したがって、カル42からランナー3
4を通って押し出された樹脂は、そのまま下ゲート36
を通る流れと、ゲート位置で貫通孔12aを通り抜けて
上ゲート44を通る流れとの二つの流れに分けられる。
【0036】下ゲート36を通る流れは下キャビティ3
8に流れ込んで下キャビティ38に充填され、上ゲート
44を通る流れはキャビティに突出するプレート12に
より下キャビティ38側に流れるのが阻止されるため、
半導体素子の上側に向かって流れ込み、上キャビティ4
6に充填されることとなる。
【0037】キャビティ38、46に樹脂が充填された
ら駆動機構14をオフにし、プレート12をキャビティ
38、46から引き抜く。その後、30秒から60秒程
度でキャビティ38、46内の樹脂が硬化する。キャビ
ティ38、46内の樹脂が完全に硬化したら上金型20
と下金型30を開くと共に、押出ピン54a〜54cに
より硬化した樹脂を押圧してキャビティ38、46から
剥離させて取り出し半製品を得る。
【0038】半製品からランナー34部分で硬化した樹
脂と上下ゲート36、44部分で硬化した樹脂を取除い
てからリードフレーム58のリードをフレームから切り
離し、アウターリードを折り曲げて半導体装置を得る。
【0039】このように上記構成のトランスファ成形装
置は、ゲート位置において樹脂の流れが分けられること
により、上キャビティ46と下キャビティ38とに確実
に樹脂を導入できる。そのため、一方側に多く樹脂が入
り込むために圧力バランスが崩れてダイパッドシフトを
起こす等の問題を防ぐことができる。したがって、ダイ
パッドシフトに起因する耐リフロー性の低下の恐れがな
く、また、未充填ボイドによるパッケージの反りや変形
の恐れも回避できる。
【0040】また、上記構成の装置において樹脂の導入
量は、突出した状態のプレート12よりも上側の上ゲー
ト44の開口面積と、突出した状態のプレート12aよ
りも下側の下ゲートの開口面積を調整することで容易に
制御できるので、上キャビティ46に充填される樹脂と
下キャビティ38に充填される樹脂の導入量をそれぞれ
制御して充填割合をほぼ等しくすることにより、未充填
ボイドを起こすことなく樹脂封止できる。
【0041】なお、上記構成のトランスファ成形装置に
おいてプレート12に設ける貫通孔12aの位置や、形
状及び寸法は限定的なものではなく、樹脂の通過状態に
応じて適宜調整することができる。
【0042】また、上記構成のトランスファ成形装置は
プレート12をスライド移動させる電磁弁などの駆動機
構14を備えた構成としているが、例えば、略L字状バ
ー部材16を手動でスライド移動させてプレート12を
スライドさせる構成など他の構成とすることもできる。
【0043】(第2の実施形態)図3を参照して第2の
実施形態を説明する。本第2の実施形態のトランスファ
成形装置は、トランスファポット32から押し出された
樹脂をキャビティ38、46内に導く導入経路を構成す
るランナー34が、リードフレーム58の上面側に沿っ
て樹脂を通過させ上キャビティ46に開口する上ゲート
44に樹脂を導く上側導入経路35と、リードフレーム
58のフレームの下面側に沿って樹脂を通過させ下キャ
ビティ38に開口する下ゲート36に樹脂を導く下側導
入経路33とを備えている。
【0044】また、このトランスファ成形装置は、硬化
した樹脂を上下金型21、31から外すために、上キャ
ビティ46、下キャビティ38、上側導入経路35及び
下側導入経路33の4箇所にそれぞれ押出ピン54a〜
54dを備えている。なお、その他の構成は上述した従
来技術と同様であるので説明は省略する。
【0045】このような構成のトランスファ成形装置を
用いて、リードフレーム58のダイパッド58a上に搭
載された半導体素子56を樹脂封止するには、まず、上
金型21を開け下金型31から離反させた状態で、予め
定められた一定量のエポキシ系の固形樹脂をトランスフ
ァポット32に投入する。
【0046】つぎに、下キャビティ38のほぼ中央位置
に半導体素子56が配置されるようにリードフレーム5
8を下金型31にセットして上金型21と下金型31と
を合わせ、型締めする。
【0047】その後、ヒータ52a〜52dにより上金
型21と下金型31とを170℃程度まで加熱し、トラ
ンスファポット32内の樹脂を溶融する。樹脂が溶融し
たらプランジャ50を駆動させ、プランジャ50の押圧
力によってトランスファポット32から樹脂を押し出
す。
【0048】トランスファポット32から押し出された
樹脂は、カル42からランナー34に導かれ、ここで上
側導入経路35に向かう流れと下側導入経路33に向か
う流れとの二つの流れに分けられる。
【0049】下側導入経路33に導かれた樹脂は下ゲー
ト36を通過して下キャビティ38に充填され、上側導
入経路35に導かれた樹脂も下側導入経路33を通る樹
脂と同様の圧力を受けて上ゲート44を通過し上キャビ
ティ46に充填される。そのため、上キャビティ46と
下キャビティ38とに対する充填割合が同程度となるの
で、キャビティ38、46内の樹脂の充填バランスを良
好に維持した状態で半導体素子56を樹脂封止できる。
【0050】キャビティ38、46に樹脂が充填された
ら、30秒から60秒程度放置してキャビティ38、4
6内の樹脂を硬化させる。キャビティ38、46内の樹
脂が完全に硬化したら上金型21と下金型31を開くと
共に、硬化した樹脂を押出ピン54a〜54dにより押
圧して上下金型21、31から剥離させて取り出し半製
品を得る。
【0051】半製品から上側導入経路35部分と下側導
入経路33部分で硬化した樹脂と上下ゲート36、44
部分で硬化した樹脂を取除いてからリードフレーム58
のリードをフレームから切り離し、アウターリードを折
り曲げて半導体装置を得る。
【0052】このように上記構成のトランスファ成形装
置は、プランジャ50によりトランスファポット32か
ら押し出された樹脂をリードフレーム58のフレーム部
分に沿って設けられた上側導入経路35と下側導入経路
33とに分けてキャビティに導くため、上キャビティ4
6と下キャビティ38とに確実に樹脂を導入できる。
【0053】そのため、一方側に多く樹脂が入り込むた
めに圧力バランスが崩れてダイパッドシフトを起こす等
の問題を防ぐことができる。したがって、ダイパッドシ
フトに起因する耐リフロー性の低下の恐れがなく、ま
た、未充填ボイドによるパッケージの反りや変形の恐れ
も回避できる。
【0054】また、上記構成の装置において樹脂の導入
量は、上ゲート44の開口面積と下ゲート36の開口面
積を調整することで容易に制御できるので、上キャビテ
ィ46に充填される樹脂と下キャビティ38に充填され
る樹脂の導入量をそれぞれ制御して充填割合をほぼ等し
くすることにより、未充填ボイドを起こすことなく樹脂
封止できる。
【0055】(第3の実施形態)図4の部分拡大図を参
照して第3の実施形態を説明する。第3の実施形態は、
上記第2の実施形態のトランスファ成形装置を用いた場
合の応用例であり、図5に示すようなフレーム部分に貫
通孔60を備えたリードフレーム58を用い、リードフ
レーム58のフレーム部分に設けた貫通孔60により上
側導入経路35に繋がる流路を形成することで上側導入
経路35と下側導入経路33との二方向に樹脂を導いて
いる。
【0056】このトランスファ成形装置は、リードフレ
ーム58の貫通孔60内に樹脂を通過させて上側導入経
路35に導く構成であるため、上側導入経路35の長さ
をリードフレーム58のフレーム部分よりも短く設定で
きるので、上側導入経路35内で硬化した樹脂を取り除
くときに製品にかかるストレスを極力小さくできる。
【0057】また、上側導入経路35に樹脂を導く流路
を形成する貫通孔の代わりに、図6に示すように、リー
ドフレーム58のフレーム部分に切込み62を入れるよ
うにすることもできる。この場合、リードフレーム58
の加工が容易である。なお、その他の構成は上記第2の
実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0058】(第4の実施形態)図7及び図8を参照し
て第4の実施形態を説明する。本第4の実施形態のトラ
ンスファ成形装置は、図7および図8に示すように、プ
ランジャ50aにより第1トランスファポット32aか
ら押し出された樹脂が導入される上カル42aと、リー
ドフレーム58のフレームから離れた上方位置で上キャ
ビティ46に開口する上ゲート44と、上カル42aと
上ゲート44とを繋ぐ上ランナー34aとから構成され
る上側導入経路33と、プランジャ(図示せず)により
第2トランスファポット32bから押し出された樹脂が
導入される下カル42bと、リードフレーム58のフレ
ームから離れた下方位置で下キャビティ38に開口する
下ゲート36と、下カル42bと下ゲート36とを繋ぐ
下ランナー34bとから構成される下側導入経路35と
を備えている。
【0059】また、上キャビティ46は、2つの金型2
2a、22bにより形成されている。上キャビティ46
の上側を形成する金型22aには、上ゲート44の上部
と上ランナー34aの上部と上カル42aの上部とが形
成されると共に、2つのヒータ52c、52dと、上キ
ャビティ46で硬化した樹脂を押圧して上キャビティ4
6から剥離させる押圧ピン54cと、上側導入経路33
内で硬化した樹脂を押圧して上側導入経路33から剥離
させる押圧ピン54dとが設けられている。
【0060】上キャビティ46の下側を形成する金型2
2bには、上面側に上ゲート44の下部と上ランナー3
4aの下部と上カル42aの下部とが形成され、下面側
にリードフレーム58のフレーム上面側を保持する凹部
が形成されている。さらに型締めしたときに上カル42
に開口する上部貫通穴23を備え、この上部貫通穴23
は第1トランスファポット32aの上部分となる。
【0061】また、下キャビティ38も上キャビティ4
6と同様に、2つの金型37a、37bにより形成され
ている。下キャビティ38の上側を形成する金型37b
には、上面側にリードフレーム58のフレーム部の下面
側を保持する凹部が形成され、下面側に下ゲート36の
上部と下ランナー34bの上部と下カル42bの上部と
が形成されている。さらに型締めしたときに上記上部貫
通穴23と連通する中部貫通穴39を備え、この中部貫
通穴39は第1トランスファポット32aの中部分とな
る。
【0062】また、下キャビティ38の下側を形成する
金型37aには、下ゲート36の下部と下ランナー34
bの下部と下カル42bの下部とが形成されると共に、
内部にプランジャ50aが収容され上記第1トランスフ
ァポットの下部分となる下部貫通穴41と、型締めした
ときに下カル42bに開口し内部にプランジャ(図示せ
ず)を収容する第2トランスファポット32b(図8参
照)となる貫通穴(図示せず)とが形成されている。さ
らに、2つのヒータ52a、52bと、下キャビティ3
8で硬化した樹脂を押圧して下キャビティ38から剥離
させる押圧ピン54bと、下側導入経路35内で硬化し
た樹脂を押圧して下側導入経路35から剥離させる押圧
ピン54aとが設けられている。
【0063】このような構成のトランスファ成形装置を
用いて、リードフレーム58のダイパッド58a上に搭
載された半導体素子56を樹脂封止するには、まず、上
キャビティ46を形成する2つの金型22a、22bを
開け、下キャビティ38を形成する2つの金型37a、
37bから離反させた状態で、予め定められた一定量の
エポキシ系の固形樹脂を第1トランスファポット32a
と第2トランスファポット32bに投入する。
【0064】つぎに、下キャビティ38のほぼ中央位置
に半導体素子56が配置されるようにリードフレーム5
8を下キャビティ38の上側を形成する金型37aにセ
ットして上キャビティ46を形成する2つの金型22
a、22bと下キャビティ38を形成する2つの金型3
7a、37bとを合わせ、型締めする。
【0065】その後、ヒータ52a〜52dにより全て
の金型22a、22b、37a、37bを170℃程度
まで加熱し、第1トランスファポット32a内と第2ト
ランスファポット32b内の樹脂を溶融する。樹脂が溶
融したら第1トランスファポット32a内と第2トラン
スファポット32b内にそれぞれ収容されているプラン
ジャを駆動させ、プランジャの押圧力によってそれぞれ
のトランスファポット32a、32bから樹脂を押し出
す。
【0066】第1トランスファポット32aから押し出
された樹脂は、上側導入経路33を構成する上カル42
aから上ランナー34aを通り上ゲート44から上キャ
ビティ46に充填される。また、第2トランスファポッ
ト32bから押し出された樹脂は、下側導入経路35を
構成する下カル42bから下ランナー34bを通り下ゲ
ート36から下キャビティ38に充填される。
【0067】第1トランスファポット32a内のプラン
ジャ50a押圧力と第2トランスファポット32b内の
プランジャ(図示せず)押圧力は、それぞれ上キャビテ
ィ46に導入される樹脂の充填割合と下キャビティ38
に導入される樹脂の充填割合とが同じとなるように調節
されている。そのため、上キャビティ46と下キャビテ
ィ38とに対する充填割合が同程度となるので、キャビ
ティ38、46内の樹脂の充填バランスを良好に維持し
た状態で半導体素子56を樹脂封止できる。
【0068】キャビティ38、46に樹脂が充填された
ら、30秒から60秒程度放置してキャビティ38、4
6内の樹脂を硬化させる。キャビティ38、46内の樹
脂が完全に硬化したら、まず、上キャビティ46の上側
を形成する金型22aを開くと共に、押出ピン54c、
54dにより硬化した樹脂を押圧して剥離させる。つぎ
に下キャビティ38の下側を形成する金型37aを開く
と共に、押出ピン54a、54bにより硬化した樹脂を
押圧して剥離させる。
【0069】その後、上側導入経路35部分で硬化した
樹脂と下側導入経路33部分で硬化した樹脂とを取り除
いてから、上キャビティ46の下側を形成する金型22
bと下キャビティ38の上側を形成する金型37bを開
いて取り出し半製品を得る。さらに、得られた半製品の
リードフレーム58のリードをフレームから切り離し、
アウターリードを折り曲げて半導体装置を得る。
【0070】このように上記構成のトランスファ成形装
置は、上キャビティ46には上キャビティ46用の導入
経路から樹脂を導入し、下キャビティ38には下キャビ
ティ38用の導入経路から樹脂を導入する構成であるた
め、上キャビティ46と下キャビティ38とに確実に樹
脂を導入できる。
【0071】また、上側導入経路33内の樹脂の流圧と
下側導入経路35内の樹脂の流圧とをそれぞれ個別に調
整できるので、未充填ボイドを起こすことなく樹脂封止
できると共に、上キャビティ側または下キャビティ側に
偏って樹脂が入り込むために圧力バランスが崩れてダイ
パッドシフトを起こす等の問題を防ぐことができる。そ
のため、ダイパッドシフトに起因する耐リフロー性の低
下の恐れがなく、また、未充填ボイドによるパッケージ
の反りや変形の恐れも回避できる。
【0072】なお、第4の実施形態では上キャビティに
対し1つの導入経路を設けると共に下キャビティに対し
1つの導入経路を設ける構成としているが上キャビティ
や下キャビティに対して複数の導入経路を設けるように
構成することもできる。
【0073】また、第4の実施形態では上側導入経路3
3と下側導入経路35とでそれぞれ個別にトランスファ
ポットを備える構成としたが、1つのトランスファポッ
トから押し出された樹脂を上側導入経路33と下側導入
経路35とに分けてそれぞれ上キャビティ46と下キャ
ビティ38に導く構成とすることもできる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4の発
明によれば、未充填ボイドやダイパッドシフトの発生を
抑えることのできるトランスファ成形装置が得られる、
という効果を達成する。
【0075】また、請求項5の発明によれば、半導体素
子の上側と下側のキャビティにおける樹脂の充填割合を
同等程度に制御できるリードフレームが得られる、とい
う効果を達成する。
【0076】さらに、請求項6の発明によれば、パッケ
ージに反りや変形が生じず、リフロー耐性も良好な半導
体装置の製造方法を提供できる、という効果を達成す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のトランスファ成形装
置の概略説明図である。
【図2】図1に示したトランスファ成形装置の作用を示
す部分説明図である。
【図3】本発明の第2の実施形態のトランスファ成形装
置の概略説明図である。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す部分説明図であ
る。
【図5】第3の実施形態で用いたリードフレームの上面
図である。
【図6】リードフレームの別の形状の一例を示す上面図
である。
【図7】本発明の第4の実施形態のトランスファ成形装
置の概略説明図である。
【図8】図7に示したトランスファ成形装置の一部分を
示す上面透視図である。
【図9】従来のトランスファ成形装置の概略説明図であ
る。
【図10】従来のトランスファ成形装置により得られた
半製品の概略構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 開口 12 プレート 12a 貫通孔 14 駆動機構 16 略L字状バー部材 20 上金型 30 下金型 32 トランスファポット 34 導入経路 36 下ゲート 38 下キャビティ 44 上ゲート 46 上キャビティ 50 プランジャ 52a〜52d ヒータ 54a〜54c 押出ピン 34 ランナー 42 カル 58 リードフレーム 58a ダイパッド 56 半導体素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイパッド上に搭載された半導体素子の
    上側に充填される樹脂の外形形状を成型する上金型と、 前記半導体素子の下側に充填される樹脂の外形形状を成
    型する下金型と、 前記上金型と前記下金型とを型締めしたときに前記上金
    型と前記下金型との接合位置に開口するゲートを備え、
    前記上金型と前記下金型とにより内部に形成されるキャ
    ビティに前記ゲートから溶融状態の樹脂を導入する導入
    経路と、 前記ゲート側から前記キャビティの内部に突出可能に構
    成されると共に、前記キャビティに突出した状態のとき
    にゲートに対応する位置に配置されて樹脂の流路を前記
    半導体素子よりも上側のキャビティ用と前記半導体素子
    よりも下側のキャビティ用とに分割する貫通孔を有する
    平板状部材と、 を備えたトランスファ成形装置。
  2. 【請求項2】 前記平板状部材の突出状態を制御する制
    御手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記
    載のトランスファ成形装置。
  3. 【請求項3】 ダイパッド上に搭載された半導体素子の
    上側に充填される樹脂の外形形状を成型する上金型と、 前記半導体素子の下側に充填される樹脂の外形形状を成
    型する下金型と、 前記上金型により形成される上側のキャビティに開口す
    る上ゲートを備え、該上ゲートから前記上側のキャビテ
    ィに溶融状態の樹脂を導く上側導入経路と、前記下金型
    により形成される下側のキャビティに開口する下ゲート
    を備え、該下ゲートから前記下側のキャビティに溶融状
    態の樹脂を導く下側導入経路と、 を備えたトランスファ成形装置。
  4. 【請求項4】 前記上側導入経路と前記下側導入経路と
    のそれぞれに、 固形樹脂を溶融するトランスファポットと、 該トランスファポットの容積を縮小させる方向に移動し
    て前記トランスファポット内の溶融状態の樹脂を押し出
    すプランジャと、 を備えたことを特徴とする請求項3に記載のトランスフ
    ァ成形装置。
  5. 【請求項5】 ダイバッド上に搭載された半導体素子の
    上側に充填される樹脂の外形形状を成型する上金型と前
    記半導体素子の下側に充填される樹脂の外形形状を成型
    する下金型とにより挟まれるフレーム部分のうち、前記
    上金型と前記下金型とで構成されるキャビティよりも導
    入経路側に樹脂を通過させる流路を備えたリードフレー
    ム。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のトランスファ成形装置または請求項5に記載のリー
    ドフレームの少なくとも一方を用いてリードフレーム上
    に搭載された半導体素子をモールド封止することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
JP13243898A 1998-05-14 1998-05-14 トランスファ成形装置、リードフレーム及び半導体装置の製造方法 Pending JPH11320600A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005150670A (ja) * 2003-03-12 2005-06-09 Samsung Electronics Co Ltd 半導体モジュールの製造方法及びそれに用いられる印刷回路基板
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JP2021012992A (ja) * 2019-07-09 2021-02-04 アサヒ・エンジニアリング株式会社 樹脂封止装置

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