JPH1132022A - 統合化伝送装置 - Google Patents

統合化伝送装置

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JPH1132022A
JPH1132022A JP18635397A JP18635397A JPH1132022A JP H1132022 A JPH1132022 A JP H1132022A JP 18635397 A JP18635397 A JP 18635397A JP 18635397 A JP18635397 A JP 18635397A JP H1132022 A JPH1132022 A JP H1132022A
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JP
Japan
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unit
service type
service
transmission
signal processing
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Application number
JP18635397A
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English (en)
Inventor
Akira Yamamoto
山本  明
Hirotomo Miyawaki
浩智 宮脇
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種別の伝送サービスを提供する統合化伝
送装置に関し、同一構成の基盤部により構成して経済化
を図る。 【解決手段】 入力側インタフェース部を介して入力さ
れた信号を処理して出力側インタフェース部を介して送
出する主信号処理部を含む基盤部2を複数実装して構成
した統合化伝送装置1であって、基盤部2は、伝送サー
ビス種別(64kbps,1.5Mbps,6Mbps
等)対応の主信号処理部3と、サービス切替部と、伝送
サービス種別に従ってサービス切替部を制御し、伝送サ
ービス種別に対応する主信号処理部3を選択する制御を
行うサービス種別制御部4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種別の伝送サ
ービスを提供する統合化伝送装置に関する。ユーザの伝
送情報量の大小に対応した伝送速度の専用線が提供され
ている。そして、伝送装置は、それぞれの伝送速度に対
応した種類を設けるものであった。従って、伝送装置は
多種類を必要とすることになり、コストアップとなる問
題があった。
【0002】
【従来の技術】図12は従来例の説明図であり、伝送サ
ービスとして低速サービス,中速サービス,高速サービ
スの場合について示し、LSDT1〜LSDT96は低
速の端末、MSDT1〜MSDT4は中速の端末、HS
DT1は高速の端末、MUXA,MUXBは多重化装
置、TA,TB,TCは伝送装置、LIF,MIF,H
IFはインタフェース部を示す。
【0003】例えば、低速サービスの場合、64kbp
sの低速の専用線を介して端末LSDT1〜LSDT9
6が多重化装置MUXAに接続され、この多重化装置M
UXAにより96多重されて6Mbpsの伝送速度で、
伝送装置TAのインタフェース部LIFに入力される。
又中速サービスの場合、1.5Mbpsの中速の専用線
を介して端末MSDT1〜MSDT4が多重化装置MU
XBに接続され、この多重化装置MUXBにより4多重
化されて6Mbpsの伝送速度で、伝送装置TBのイン
タフェース部MIFに入力される。又高速サービスの場
合、6Mbpsの高速の専用線を介して伝送装置TCの
インタフェース部HIFに接続される。
【0004】インタフェース部LIF,MIF,HIF
は、それぞれ6Mbpsの伝送速度のデータを受信する
ものであるが、伝送サービス種別に対応して伝送フォー
マットが異なることになり、従って、伝送装置TA,T
B,TCもそれぞれの伝送サービス種別に対応した構成
を備えているものである。又伝送装置TA,TB,TC
から送出されるデータを更に多重化して、高速伝送路に
より伝送する場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】各種の伝送サービス種
別対応の伝送装置TA,TB,TCは、それぞれプリン
ト基板上に各種の大規模集積回路等を搭載した構成の基
盤部として、ユニット等の複数のスロットに実装する場
合が一般的である。従って、基盤部は伝送サービス種別
対応の構成となり、伝送サービスが多種類の場合には多
品種少量生産の為にコストアップとなる問題があった。
【0006】又ユニット等のスロットに対して、伝送サ
ービス種別対応の基盤部を実装する位置を予め設定する
必要があり、又伝送サービス種別の変更時は、新たな伝
送サービス種別対応の基盤部と入れ換える必要がある。
従って、保守,運用に於いて誤りなく、基盤部を挿抜す
る作業が煩雑となる問題があった。本発明は、基盤部を
統一化した統合化伝送装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の統合化伝送装置
は、(1)入力側インタフェース部を介して入力された
信号を処理して出力側インタフェース部を介して送出す
る主信号処理部を含む基盤部を複数設けた伝送装置に於
いて、基盤部2は、伝送サービス種別対応の主信号処理
部3と、この主信号処理部3を選択するサービス切替部
と、伝送サービス種別に従ってサービス切替部を制御す
るサービス種別制御部4とを備えている。この基盤部2
は、複数の伝送サービス種別に対して同一の構成とする
ものであり、そして、サービス種別制御部4によって伝
送サービス種別対応の処理機能に切替える。
【0008】又(2)基盤部2のサービス種別制御部4
は、入力側インタフェース部を介して入力された信号を
基に伝送サービス種別を識別するサービス識別部により
構成することができる。多重化されたデータは、伝送サ
ービス種別対応のフォーマットを含むことになり、従っ
て、サービス識別部に於いては、そのフォーマットを基
に伝送サービス種別を識別することができ、その伝送サ
ービス種別に対応した主信号処理部3を選択することが
できる。
【0009】又(3)基盤部2のサービス種別制御部4
は、保守端末からの伝送サービス種別対応の制御情報を
設定して、サービス切替部を制御するレジスタにより構
成することができる。
【0010】又(4)基盤部2のサービス種別制御部4
は、伝送サービス種別対応の制御情報を設定して、サー
ビス切替部を制御するマニュアル設定部により構成する
ことができる。
【0011】又(5)入力側インタフェース部を介して
入力された信号を処理して出力側インタフェース部を介
して送出する主信号処理部を含む基盤部を複数設けた伝
送装置に於いて、基盤部2は、データの書換えにより伝
送サービス種別対応の主信号処理を実行できる主信号処
理部3と、伝送サービス種別対応の設定データを格納し
たメモリと、伝送サービス種別に従って前記メモリに格
納した設定データを前記主信号処理部に書込むサービス
種別制御部とを備えている。この主信号処理部3は、F
PGA(Field Programmable Gate Array)等によ
り構成し、メモリからの設定データを書込むことによ
り、伝送サービス種別に対応した論理処理機能を実現す
ることができる。
【0012】又(6)基盤部のサービス種別制御部は、
入力側インタフェース部を介して入力された信号を基に
伝送サービス種別を識別するサービス識別部により構成
することができる。
【0013】又(7)基盤部のサービス種別制御部は、
保守端末からの伝送サービス種別対応の制御情報を設定
して、メモリに格納した設定データを主信号処理部に書
込む為のレジスタにより構成することができる。
【0014】又(8)基盤部のサービス種別制御部は、
伝送サービス種別対応の制御情報を設定して、メモリに
格納した設定データを主信号処理部に書込む為のマニュ
アル設定部により構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の原理説明図であ
り、伝送サービス種別として、低速サービスと中速サー
ビスと高速サービスとの場合を示し、LSDT1〜LS
DT96は低速の端末、MSDT1〜MSDT4は中速
の端末、HSDT1は高速の端末、MUXA,MUXB
は多重化装置、1は統合化伝送装置、2は従来例の伝送
装置に対応する基盤部、3は主信号処理部、4はサービ
ス種別制御部である。
【0016】従来例と同様に、低速サービスの端末LS
DT1〜LSDT96の64kbpsのデータを多重化
部MUXAにより多重化して6Mbpsとし、又中速サ
ービスの端末MSDT1〜MSDT4の1.5Mbps
のデータを多重化部MUXBにより多重化して6Mbp
sとして、それぞれ統合化伝送装置1の基盤部2に入力
し、又高速サービスの端末HSDT1の6Mbpsのデ
ータを基盤部2に入力する。
【0017】この場合、基盤部2は、伝送サービス種別
に関係なく、同一の構成とするものである。そして、主
信号処理部3は、サービス種別制御部4により、伝送サ
ービス種別に対応した論理処理機能となるように切替制
御される。従って、基盤部2をユニット等のスロットに
実装した後、収容される回線の伝送サービス種別に従っ
た論理処理機能となるように設定することができる。
【0018】図2は本発明の第1の実施の形態の要部説
明図であり、図1に於ける基盤部2の構成の要部を示
し、11,12,13は伝送サービス種別対応の主信号
処理部、14は入力側のインタフェース部(IF)、1
5は出力側のインタフェース部(IF)、16はサービ
ス切替部、17はサービス識別部、18,19,20は
バッファ部、ENはそのイネーブル端子を示す。又サー
ビス切替部16とサービス識別部17とにより、図1に
於けるサービス種別制御部4を構成している。
【0019】入力側インタフェース部14及び出力側イ
ンタフェース部15は、例えば、伝送路にバイポーラ信
号として伝送する場合、バイポーラ・ユニポーラ変換モ
ジュール構成を有することになる。又サービス識別部1
7は、入力側インタフェース部14を介して入力された
信号のフォーマットにより、伝送サービス種別を識別し
て、サービス切替部16のバッファ部18〜20の何れ
かのイネーブル端子ENにイネーブル信号を入力するも
のである。例えば、主信号処理部11〜13を、伝送サ
ービス種別の低速サービス用,中速サービス用,高速サ
ービス用とすると、サービス識別部17により低速サー
ビスであると識別すると、バッファ部18にイネーブル
信号を加えるから、低速サービス用の主信号処理部11
が選択切替えされることになる。
【0020】図3は伝送フレームの説明図であり、例え
ば、(a)に示すように、1フレームの時間長を125
μsとし、フレーム同期Fと98タイムスロットとによ
り構成し、1タイムスロットを8ビット構成として、6
4kbpsの低速サービスに於いては、端末LSDT1
〜LSDT96(図1参照)に対してタイムスロットT
S1〜TS96を割当てて多重化する。なお、CTは制
御情報用のタイムスロットを示す。
【0021】又1.5Mbpsの中速サービスに於いて
は、端末MSDT1〜MSDT4(図1参照)に対して
タイムスロットTS1〜TS24の#1,タイムスロッ
トTS25〜TS48の#2,タイムスロットTS49
〜TS72の#3,タイムスロットTS73〜TS96
の#4を割当てて多重化する。又6Mbpsの高速サー
ビスに於いては、端末HSDT1(図1参照)に対して
は、タイムスロットTS1〜TS96を割当てることに
なる。
【0022】又マルチフレーム同期Fのパターンは、
“0”,“1”の交番パターンを有するもので、低速サ
ービスに於いて、(b)に示すマルチフレーム同期Fの
パターンは、97フレーム単位で“1”,“0”の繰り
返しとなり、又制御情報用タイムスロットCTによるA
1〜A4は、タイムスロットTS1〜TS96対応のア
ラーム信号を示す。又中速サービスに於いて、(c)に
示すマルチフレーム同期Fのパターンは、5フレーム単
位で“1”,“0”の繰り返しとなり、又A1〜A4
は、(a)の#1〜#4(1.5Mbps)対応のアラ
ーム信号を示す。又高速サービスに於いては、(d)に
示すように、マルチフレーム同期Fのパターンは、2フ
レーム単位で“1”,“0”の繰り返しとなり、又A1
〜A4は、タイムスロットTS1〜TS96(6Mbp
s)としてのアラーム信号を示す。
【0023】そこで、サービス識別部17に於いては、
マルチフレーム同期Fのパターンを検出して、伝送サー
ビス種別を識別するものである。即ち、図4の(A)に
示すように、フレームタイミングFTに対して、フレー
ム同期検出を行うと、低速サービスLSでは、97フレ
ーム毎に、“1”,“0”となり、又中速サービスMS
では、5フレーム毎に、“1”,“0”となる。又高速
サービスHSでは、2フレーム毎に、“1”,“0”と
なる。
【0024】そして、図4の(B)に示すように、マル
チフレーム同期Fのパターンを検出する同期検出処理う
行う。即ち、0/1パターン検出を行い、2フレーム周
期であるか否かを判定し、2フレーム周期で同期がとれ
た時の同期信号HS SYNCにより高速サービスであ
ると判定する。又2フレーム周期では同期がとれない場
合、5フレーム周期であるか否かを判定し、5フレーム
周期で同期がとれた時の同期信号MS SYNCにより
中速サービスであると判定する。又5フレーム周期では
同期がとれない場合、97フレーム周期であるか否かを
判定し、97フレーム周期で同期がとれた時の同期信号
LS SYNCにより低速サービスであると判定する。
又97フレーム周期で同期がとれない場合、及び0/1
パターン検出ができない時は、該当サービスなしと判定
する。
【0025】前述のように、サービス識別部17は、既
に知られている通常のフレーム同期検出部と同様な構成
によって容易に実現することができる。又フレーム同期
に於ける前方保護や後方保護等の手段を適用することも
可能である。
【0026】図5はサービス切替部の動作説明図であ
り、前述のように、主信号処理部11〜13を、伝送サ
ービス種別の低速サービス用,中速サービス用,高速サ
ービス用とすると、サービス識別部17によるフレーム
同期検出に於いて、同期信号がHS SYNCの場合、
サービス切替部16のバッファ部20のイネーブル端子
ENにイネーブル信号が加えられ、高速サービス用の主
信号処理部13が選択されて、この基盤部は、高速サー
ビス用としての論理処理を行うことになる。
【0027】同様に、サービス識別部17による同期信
号がMS SYNCの場合、サービス切替部16のバッ
ファ部19のイネーブル端子ENにイネーブル信号が加
えられ、中速サービス用の主信号処理部12が選択され
て、この基盤部は、中速サービス用としての論理処理を
行うことになる。又サービス識別部17による同期信号
がLS SYNCの場合、サービス切替部16のバッフ
ァ部18のイネーブル端子ENにイネーブル信号が加え
られ、低速サービス用の主信号処理部11が選択され
て、この基盤部は、低速サービス用として論理処理を行
うことになる。
【0028】なお、実際には、システム立上時や伝送サ
ービス種別変更時に於いて、サービス識別部17に於け
る同期信号HS SYNC,MS SYNC,LS S
YNCの何れかがハイレベル(“H”)となり、伝送サ
ービス種別に対応したサービス切替部16のバッファ部
18〜20に継続してイネーブル信号が加えられること
になる。
【0029】又同時に複数の同期信号(“H”)が得ら
れた場合は、誤同期が発生した場合であるから、サービ
ス識別部17は、サービス切替部16の何れのバッファ
部18〜20にもイネーブル信号を加えないように制御
する。前述のように、サービス識別部17は、入力側の
インタフェース部14を介して入力された信号のフレー
ム同期Fを検出した同期信号HS SYNC,MS S
YNC,LS SYNCに対応して、サービス切替部1
6のバッファ部18〜20にイネーブル信号を加えるこ
とにより、伝送サービス種別に対応した主信号処理部を
自動的に選択することができる。
【0030】従って、同一構成の基盤部2(図1参照)
をユニット等の任意のスロットに実装し、その基盤部2
に収容される回線の伝送サービス種別に対応した論理処
理を実行することが可能となり、且つ伝送サービス種別
の変更時にも自動的に変更された伝送サービス種別に対
応した論理処理を実行することができる。
【0031】図6は本発明の第2の実施の形態の要部説
明図であり、図2と同一符号は同一部分を示し、10は
基盤部(図1の基盤部2に対応)、21はレジスタ、2
2は保守端末を示し、レジスタ21により図1のサービ
ス種別制御部4を構成している。この実施の形態は、ソ
フトストラップにより伝送サービス種別を設定する場合
を示す。
【0032】システム立上時,伝送サービス種別変更
時,基盤部10の実装時等に於いて、保守端末22から
その基盤部10に収容される伝送路の伝送サービス種別
に対応した制御情報をレジスタ21に設定する。例え
ば、前述のように、主信号処理部11〜13を、伝送サ
ービス種別の低速サービス用,中速サービス用,高速サ
ービス用とすると、レジスタ21に、低速サービス用制
御情報が設定されると、サービス切替部16のバッファ
部18のイネーブル端子ENにイネーブル信号が加えら
れ、低速サービス用の主信号処理部11が選択される。
即ち、この基盤部10は低速サービス用としての論理処
理を行うことになる。
【0033】又保守端末22からレジスタ21に、中速
サービス用制御情報が設定されると、サービス切替部1
6のバッファ部19のイネーブル端子ENにイネーブル
信号が加えられ、中速サービス用の主信号処理部12が
選択されて、この基盤部10は中速サービス用としての
論理処理を行うことになる。又レジスタ21に高速サー
ビス用制御情報が設定されると、サービス切替部16の
バッファ部20のイネーブル端子ENにイネーブル信号
が加えられ、高速サービス用の主信号処理部13が選択
されて、この基盤部10は高速サービス用としての論理
処理を行うことになる。
【0034】又レジスタ21に同時に複数の伝送サービ
ス種別を示す制御情報が設定された場合は、誤りである
から、このような設定内容の場合に、サービス切替部1
6が動作しないような論理回路を、レジスタ21の出力
側或いはサービス切替部16に設けることができる。又
保守端末22を遠隔地に設置し、保守者が常駐しない統
合化伝送装置を構成して、遠隔制御を行う構成とするこ
とができる。
【0035】図7は本発明の第3の実施の形態の要部説
明図であり、図2及び図6と同一符号は同一部分を示
し、25はマニュアル設定部である。マニュアル設定部
25により図1のサービス種別制御部4を構成するもの
で、マニュアル設定部25は、スイッチ,ストラップ等
のマニュアルで各種の設定を行う構成を適用できるもの
である。
【0036】前述のように、主信号処理部11〜13
を、伝送サービス種別の低速サービス用,中速サービス
用,高速サービス用とすると、マニュアル設定部25
に、低速サービス用として設定すると、サービス切替部
16のバッファ部18のイネーブル端子ENにイネーブ
ル信号が加えられ、低速サービス用の主信号処理部11
が選択されて、低速サービス用としての論理処理を行う
ことになる。
【0037】又マニュアル設定部25に、中速サービス
用として設定すると、サービス切替部16のバッファ部
19のイネーブル端子ENにイネーブル信号が加えら
れ、中速サービス用の主信号処理部12が選択されて、
中速サービス用としての論理処理を行うことになる。又
マニュアル設定部25に、高速サービス用として設定す
ると、サービス切替部16のバッファ部20のイネーブ
ル端子ENにイネーブル信号が加えられ、高速サービス
用の主信号処理部13が選択されて、高速サービス用と
しての論理処理を行うことになる。
【0038】又同時に複数の伝送サービス種別を示す制
御情報を設定した場合は、誤りであるから、このような
設定内容の場合に、サービス切替部16が動作しないよ
うな論理回路を、マニュアル設定部25の出力側、或い
はサービス切替部16に設けることができる。このマニ
ュアル設定部25は、例えば、比較的小規模の統合化伝
送装置に適用して、操作性及び経済性を改善することが
できる。
【0039】図8は本発明の第4の実施の形態の要部説
明図であり、31は主信号処理部、32はメモリ、33
はサービス識別部、34は入力側インタフェース部(I
F)、35は出力側インタフェース部(IF)である。
サービス識別部33とメモリ32とにより、図1のサー
ビス種別制御部4を構成している。又サービス識別部3
3は、図2に示す実施の形態に於けるサービス識別部1
7と同様な構成であり、入力側のインタフェース部34
を介して入力された信号のフォーマットに対応したフレ
ーム同期の検出により、伝送サービス種別を識別するも
のである。
【0040】又主信号処理部31は、内部の設定データ
の書換えにより、各種の論理処理を実行できるPLA
(Programmable Logic Array)、又はFPGA(F
ieldProgrammable Gate Array)等の既に知られてい
る半導体集積回路によって構成することができる。又主
信号処理部31の設定データを格納するメモリ32は、
リードオンリメモリ(ROM,PROM,EPROM)
等により構成することができる。
【0041】例えば、主信号処理部31からのアドレス
信号をメモリ32のアドレス端子A0〜A7に入力し、
サービス識別部33による伝送サービス種別の識別結果
によるアドレス信号をメモリ32の上位アドレス端子に
入力し、データ端子D0〜D7から読出した設定データ
を、主信号処理部31のデータ設定部に書込むことによ
り、主信号処理部31は、伝送サービス種別に対応した
論理処理機能を実現することができる。
【0042】図9は設定データ書込時の説明図であり、
システム立上時,伝送サービス種別変更時,基盤部の実
装時等に於いて、主信号処理部31の端子PROGにサ
ービス識別部33或いは外部の装置から書込開始信号が
入力されると、データ設定部37のアドレスカウンタが
動作を開始して、メモリ32に対するアドレス信号を順
次歩進して出力し、メモリ32から読出した設定データ
をデータ設定部37に順次書込み、書込終了により端子
DONEからメモリ32の端子OEに書込終了信号を加
え、データ設定部37に書込まれた設定データに従った
論理部36の接続構成とする。
【0043】メモリ32は、アドレス端子A0〜A10
とデータ端子D0〜D7と、終了端子OEとを含み、主
信号処理部31のアドレス端子A0〜A7及びデータ端
子D0〜D7と接続され、メモリ32の上位のアドレス
端子A8〜A10は、サービス識別部33に接続されて
いる。この場合、メモリ32は、低速サービス用,中速
サービス用,高速サービス用のそれぞれの設定データの
格納領域を有し、例えば、サービス識別部33に於ける
フレーム同期検出に対応した伝送サービス種別の識別結
果により、低速サービスの場合はA8〜A10を“10
0”、中速サービスの場合は“010”、高速サービス
の場合は“001”とすることによって、主信号処理部
31のデータ設定部37に、伝送サービス種別に対応し
た設定データを書込むことができる。
【0044】この実施の形態は、複数の伝送サービス種
別に対しても1個の主信号処理部31とメモリ32とを
搭載することになり、基盤部として小型化を図ることが
できる。又サービス識別部33により伝送サービス種別
を識別し、その結果に対応した論理処理機能を主信号処
理部31に自動的に実現させることができる。即ち、メ
ンテナンスフリーの構成を実現できる。
【0045】図10は本発明の第5の実施の形態の要部
説明図であり、図8と同一符号は同一部分を示し、30
は基盤部(図1の基盤部2に対応)、38はレジスタ、
39は保守端末である。この実施の形態は、ソフトスト
ラッブ設定による場合を示し、メモリ32と、レジスタ
38とにより、図1に於けるサービス種別制御部4を構
成している。
【0046】主信号処理部31とメモリ32とについて
は、図8に示す実施の形態と同様であり、この実施の形
態に於いては、保守端末39から伝送サービス種別に従
った制御情報をレジスタ38に設定するものである。例
えば、低速サービス用に設定すると、メモリ32のアド
レス端子A8に“1”、又中速サービス用に設定する
と、メモリ32のアドレス端子A9に“1”、又高速サ
ービス用に設定すると、メモリ32のアドレス端子A1
0に“1”を入力する構成とすることにより、メモリ3
2のデータ端子D0〜D7からそれぞれの伝送サービス
種別対応の設定データを主信号処理部31に書込むこと
ができる。
【0047】従って、主信号処理部31を搭載した基盤
部30を、伝送サービス種別対応の処理機能を実現する
ように構成することができるから、同一構成の基盤部3
0をユニットに実装して大型の伝送装置を構成し、収容
する伝送路の伝送サービス種別に従って、保守端末39
から制御情報をレジスタ38に設定するだけで、所望の
伝送サービス種別対応の論理処理機能を実現させること
ができる。この場合、保守端末39から遠隔制御設定を
行う構成とすることも可能である。
【0048】図11は本発明の第6の実施の形態の要部
説明図であり、図8及び図10と同一符号は同一部分を
示し、40はマニュアル設定部である。このマニュアル
設定部40は、スイッチ,ストラップ等のマニュアルで
各種の設定を行う構成を適用できるものであり、メモリ
32と、マニュアル設定部40とにより、図1に於ける
サービス種別制御部4を構成している。
【0049】主信号処理部31とメモリ32とについて
は、図8に示す実施の形態と同様であり、この実施の形
態に於いては、マニュアル設定部40に、例えば、低速
サービス用,中速サービス用,高速サービス用の制御情
報をマニュアルで設定する。その制御情報に従って、例
えば、低速サービス用の場合、メモリ32のアドレス端
子A8に“1”、中速サービス用の場合、メモリ32の
アドレス端子A9に“1”、高速サービス用の場合、メ
モリ32のアドレス端子A10に“1”を入力する。そ
れによって、メモリ32のデータ端子D0〜D7からそ
れぞれの伝送サービス種別対応の設定データを主信号処
理部31に書込むことができる。
【0050】従って、マニュアル設定部40に設定した
伝送サービス種別対応の制御情報に従った設定データ
を、メモリ32から主信号処理部31に書込み、その伝
送サービス種別に従った論理処理機能を実現することが
できる。
【0051】本発明は、前述の各実施の形態のみに限定
されるものではなく、種々付加変更することができるも
のであり、伝送サービス種別とし、低速,中速,高速の
3種類について説明しているが、更に多種類とすること
も可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、同一種
類の基盤部2を実装した統合化伝送装置1であり、基盤
部2は、主信号処理部3とサービス種別制御部4とを含
み、伝送サービス種別対応の主信号処理部又は設定デー
タにより内部論理接続構成を切替えられる主信号処理部
を、伝送サービス種別の自動識別,ソフト処理による設
定,マニュアルによる設定によって、伝送サービス種別
対応の論理処理機能とするものであり、同一種類の基盤
部2を用いるものであるから、多量生産によりコストダ
ウンを図ることができ、且つ同一種類の基盤部2を挿抜
することになるから、保守,運用が容易となる利点があ
る。又サービス識別部により伝送サービス種別を識別
し、その識別結果に従った論理処理機能となるように主
信号処理部の設定を行う場合、自動化により保守,運用
が著しく簡単となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図3】伝送フレームの説明図である。
【図4】サービス識別部の動作説明図である。
【図5】サービス切替部の動作説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図9】設定データ書込時の説明図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図11】本発明の第6の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図12】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 統合化伝送装置 2 基盤部 3 主信号処理部 4 サービス種別制御部 MUXA,MUXB 多重化装置 LSDT1〜SLDT96 端末 MSDT1〜MSDT4 端末 HSDT1 端末

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側インタフェース部を介して入力さ
    れた信号を処理して出力側インタフェース部を介して送
    出する主信号処理部を含む基盤部を複数設けた伝送装置
    に於いて、 前記基盤部は、伝送サービス種別対応の主信号処理部
    と、該主信号処理部を選択するサービス切替部と、前記
    伝送サービス種別に従って前記サービス切替部を制御す
    るサービス種別制御部とを備えたことを特徴とする統合
    化伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記基盤部の前記サービス種別制御部
    は、前記入力側インタフェース部を介して入力された信
    号を基に伝送サービス種別を識別するサービス識別部に
    より構成したことを特徴とする請求項1記載の統合化伝
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記基盤部の前記サービス種別制御部
    は、保守端末からの伝送サービス種別対応の制御情報を
    設定して前記サービス切替部を制御するレジスタにより
    構成したことを特徴とする請求項1記載の統合化伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記基盤部の前記サービス種別制御部
    は、伝送サービス種別対応の制御情報を設定して前記サ
    ービス切替部を制御するマニュアル設定部により構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の統合化伝送装置。
  5. 【請求項5】 入力側インタフェース部を介して入力さ
    れた信号を処理して出力側インタフェース部を介して送
    出する主信号処理部を含む基盤部を複数設けた伝送装置
    に於いて、 前記基盤部は、設定データの書換えにより伝送サービス
    種別対応の主信号処理を実行できる主信号処理部と、前
    記伝送サービス種別対応の設定データを格納したメモリ
    と、前記伝送サービス種別に従って前記メモリに格納し
    た設定データを前記主信号処理部に書込むサービス種別
    制御部とを備えたことを特徴とする統合化伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記基盤部の前記サービス種別制御部
    は、前記入力側インタフェース部を介して入力された信
    号を基に伝送サービス種別を識別するサービス識別部に
    より構成したことを特徴とする請求項5記載の統合化伝
    送装置。
  7. 【請求項7】 前記基盤部の前記サービス種別制御部
    は、保守端末からの伝送サービス種別対応の制御情報を
    設定して、前記メモリに格納した設定データを前記主信
    号処理部に書込む為のレジスタにより構成したことを特
    徴とする請求項5記載の統合化伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記基盤部の前記サービス種別制御部
    は、伝送サービス種別対応の制御情報を設定して、前記
    メモリに格納した設定データを前記主信号処理部に書込
    む為のマニュアル設定部により構成したことを特徴とす
    る請求項5記載の統合化伝送装置。
JP18635397A 1997-07-11 1997-07-11 統合化伝送装置 Pending JPH1132022A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001251702A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Toshiba Corp 電気車制御装置
JP2008227993A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Hitachi Communication Technologies Ltd 光信号の多重化伝送装置
JP2009225165A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Nec Corp 光伝送装置、光伝送システム、装置制御方法、および装置のプログラム

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