JP2002217930A - 回線監視装置 - Google Patents

回線監視装置

Info

Publication number
JP2002217930A
JP2002217930A JP2001010581A JP2001010581A JP2002217930A JP 2002217930 A JP2002217930 A JP 2002217930A JP 2001010581 A JP2001010581 A JP 2001010581A JP 2001010581 A JP2001010581 A JP 2001010581A JP 2002217930 A JP2002217930 A JP 2002217930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching instruction
instruction signal
data
signal
station device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001010581A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Sato
信也 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2001010581A priority Critical patent/JP2002217930A/ja
Publication of JP2002217930A publication Critical patent/JP2002217930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主局装置の通信相手の通信データを通信相手
対応に回線監視装置に格納する。 【解決手段】 切替指示信号生成部32は、主局装置1
0と複数の従局装置との間のシリアル通信データの内の
いずれかを選択してシリアル送受信データR0とするた
めの切替指示信号K1,K2を生成して主局装置10に
送出する。切替指示信号記憶部33は切替指示信号生成
部32からの切替指示信号K1,K2を記憶する。シリ
パラ変換部31は、切替指示信号K1,K2によって選
択的に切り替えられ主局装置10から送信されてくるシ
リアル送受信データR0をパラレルデータに変換する。
CPU35は、切替指示信号記憶部33から読み出した
切替指示信号K1,K2により指定されるデータ格納エ
リア341〜343にパラレルデータを格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線監視装置、特
にデータ通信システムにおいてシリアル通信データを監
視し採取するに回線監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術の一例が特開平8−2
88892号公報に記載されている。この回線監視装置
100は、図14に示すように、端末111と端末12
1,端末112と端末122・・・端末11Nと端末1
2Nを接続する通信回線131,132・・・13Nに
各々分岐点を設置して監視用信号を取得する分岐部10
1を備えている。各分岐点から分岐される監視用信号
は、選択部102の入力ポートに導かれる。選択部10
2の入力ポートには、上記複数の監視用信号のほか、制
御部104からの指令信号が導かれ、この指令信号によ
っていずれか一つの監視用信号がその出力ポートに導か
れるようになっている。選択部102の出力ポートに
は、表示装置やプリンタ、およびそれらの制御装置(図
示省略)から成る回線モニタ部103が接続されてい
る。
【0003】制御部104は本回線監視装置100全体
の制御を統括するものであり、選択部102のほか、回
線モニタ部103、操作部105および記憶部106が
接続されている。操作部105は、操作者が入力した回
線特定情報を制御部104に通知する。記憶部106に
は、通信回線131〜13Nに対応する通信制御手順情
報、例えば当該通信回線固有のプロトコル情報その他の
設定パラメータが予め格納され、該当通信回線に対応す
る情報が制御部104に随時抽出されるように構成され
ている。
【0004】回線モニタ部103は、制御部104から
の通信制御手順情報と選択部102からの監視用信号と
に基づいて当該通信回線の回線の稼働状態を擬似的に形
成し、この状態を実時間表示するとともに、必要に応じ
て稼働データをプリントアウトする。
【0005】次に、この回線監視装置100の動作につ
いて、制御部104による処理手順を示す図15を参照
して説明する。
【0006】先ず、制御部104は、操作部105から
回線特定情報が入力されたか否かを判定し(図15のス
テップB1)、回線特定情報が入力されたときはそれに
よって特定された回線が登録回線か否かを判定する(B
2)。ここで、登録回線とは、監視対象回線としてその
通信制御手順情報が記憶部106に格納されている回線
である。ここで通信回線131が選択されたものとする
と、制御部104は、選択部102に対して通信回線1
31から分岐入力した監視用信号をその出力ポートに導
くように指示する。この指示は指令信号により行う(B
3)。同時に記憶部106から通信回線131に対応す
る通信制御手順情報を索出し(B4)、これを回線モニ
タ部103に転送する(B5)。回線モニタ部103で
は、転送された通信制御手順情報と選択部102から出
力された監視用信号とに基づいて通信回線131の稼働
状態を擬似的に形成し、実時間表示ないしプリントアウ
トを行う。
【0007】通信回線131に対する監視終了後は、操
作部105の入力情報に基づいて他の通信回線を監視す
るか否かを判定し(B6)、監視しないと判定した場合
は監視のための処理を終える。一方、監視すると判定し
た場合は当該他の通信回線について上記S102以降の
処理を繰り返す。
【0008】このようにして、通信回線131〜13N
が異なるプロトコルを含む複数の通信回線であっても、
これまでのように回線接続切換作業を伴うことなく、各
通信回線を任意に切り換えてその稼働状態を実時間で監
視することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の回線監視装置では、複数の通信回線のいずれか
を選択的に切り替えて、その監視したシリアルデータを
実時間表示なしはプリントアウトする機能しか持ち合わ
せていないため、監視したシルアルデータを記憶できな
い。したがって、採取したシリアルデータを必要とする
時に自由に再度抜き出すことができないので、例えばデ
ータを解析しようとする場合等に不便であるという問題
点がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、シリアル通信デ
ータを必要に応じて引き抜くことができる回線監視装置
を提供することにある。これによって、例えば障害が検
出されたシリアル通信データについての解析を容易に行
うことができるようになる。
【0011】また、本発明の他の目的は、従局装置対応
のシリアル通信データを引き抜くことができる回線監視
装置を提供することにある。これによって、障害時等に
迅速な対応を採ることができる。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の回線監視
装置は、主局装置(図1の10)と複数の従局装置(図
1の21〜23)との間のシリアル通信データの内のい
ずれかを選択してシリアル送受信データとするための切
替指示信号を生成して主局装置に送出する切替指示信号
生成部(図2の32)と、切替指示信号生成部からの切
替指示信号を記憶する切替指示信号記憶部(図2の3
3)と、主局装置から送信されてくるシリアル送受信デ
ータをパラレルデータに変換するシリパラ変換部(図2
の31)と、パラレルデータを切替指示信号記憶部から
読み出した切替指示信号により指定されるデータ格納エ
リア(図2の341〜343)に記憶するCPU(図2
の35)とを備えたことを特徴とする。
【0013】第2の本発明の回線監視装置は、主局装置
(図1の10)と複数の従局装置(図1の21〜23)と
の間のシリアル通信データの内のいずれかを選択してシ
リアル送受信データとするための切替指示信号を生成し
て主局装置に送出する切替指示信号生成部(図9の4
2)と、主局装置から送信されてくるシリアル送受信デ
ータをパラレルデータに変換するシリパラ変換部(図9
の41)と、パラレルデータを記憶するための従局装置
対応のデータ格納部(図4の44〜46)と、切替指示
信号生成部からの切替指示信号によりデータ格納部のい
ずれかを選択するデータ格納選択部(図9の43)とを
備えたことを特徴とする。
【0014】本発明では、このように、主局装置と複数
の従局装置との間で授受されるシリアル通信データを選
択する切替指示信号を回線監視装置側から主局装置へ配
信し、この切替指示信号で定まるデータ格納部にシリア
ル通信データ対応のデータを格納するようにしたため、
従局装置対応のシリアル通信データの解析に便宜を与え
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の回線監視装置は、主局装
置と複数の従局装置との間で授受されるシリアル通信デ
ータを選択的に切り替えて入力し、該切替指示信号に対
応する記憶領域に記憶するようにしたものである。すな
わち、回線監視端末は、切替指示信号を記憶しておき、
従局装置のシリアル通信データに対応する通信データを
格納する場合に切替指示信号を読み出して、その切替指
示信号に対応するデータ格納部にソフトウェア的に格納
する。あるいは、回線監視端末は、切替指示信号を記憶
せず、切替指示信号をデータライト信号で有効化するこ
とによって、通信データを切替指示信号に対応するデー
タ格納部に自動的(ハードウェア的)格納する。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例ついて図面を参照して
詳細に説明する。
【0017】先ず、本発明が適用されるデータ通信シス
テムの構成例を示す図1を参照すると、このデータ通信
システムは、主局装置10と、3つの従局装置21,2
2,23と、回線監視端末30とで構成されている。回
線監視端末30は主局装置10と従局装置21,22,
23との間のシリアル通信データR1,R2,R3を監
視し記憶する。
【0018】図1には主局装置10の詳細も示されてい
る。主局装置10は、主局装置10の動作をコントロー
ルするためのCPU(中央処理装置)15と、CPU1
5からのパラレルデータをシリアルデータに、また従局
装置21,22,23からのシリアルデータをパラレル
データに変換するシリパラ変換部11,12,13と、
回線監視端末30から受け取った切替指示信号K1,K
2により、シリアル通信データR1,R2,R3の内の
いずれかを選択してシリアル送受信データR0として回
線監視端末30に出力するシリアル通信データ選択部1
4とを備えている。
【0019】図2には、回線監視端末30の詳細が示さ
れている。この回線監視端末30は、シリアル送受信デ
ータR0をパラレルデータに変換するシリパラ変換部3
1と、シリアル通信データR1,R2,R3の内のいず
れかを選択してシリアル送受信データR0とするための
切替指示信号K1,K2を生成して主局装置10に送出
する切替指示信号生成部32と、切替指示信号生成部3
2からの切替指示信号を記憶する切替指示信号記憶部3
3と、シリアル送受信データR0から変換されたパラレ
ルデータ(以下、単に「パラレルデータ」と記す)を切
替指示信号記憶部33から読み出した切替指示信号によ
り指定されるデータ格納エリア341,342,343
に記憶するデータ記憶部34と、本回線監視端末30の
動作をコントロールするCPU(中央制御装置)35と
を備えている。これらの各構成要素は、回線監視端末3
0内ではデータバス36によって接続されている。
【0020】図3には、主局装置10内のシリアル通信
データ選択部14の詳細が示されている。図3におい
て、シリアル通信データ選択部14はシリアル通信デー
タR1,R2,R3を回線監視端末30からの切替指示
信号K1,K2により選択し、シリアル送受信データR
0として回線監視端末30へ送信する。
【0021】4には、図2に示した回線監視端末30内
の切替指示信号生成部32および切替指示信号記憶部3
3の詳細図が示されている。図4において、切替指示信
号生成部32は、主局装置10へ切替指示信号K1,K
2を配信するために必要なラッチタイミングを生成する
ラッチタイミング生成回路321と、ラッチタイミング
生成部321からのラッチタイミングにより、データバ
ス36上の切替指示信号S1,S2をラッチし切替指示
信号K1,K2として主局装置10へ配信を可能とする
切替指示信号ラッチ回路322,323とから成る。ま
た、切替指示信号記憶部33は、切替指示信号K1,K
2の状態を記憶し読み出すために必要な読出しタイミン
グを生成する読出しタイミング生成回路331と、切替
指示信号K1,K2をラッチし記憶しておき読出しタイ
ミング生成回路331からの読出しタイミング信号によ
り、切替指示信号S3,S4としてデータバス36上へ
の読出しを可能とする切替指示信号読出し回路332,
333とから成る。
【0022】なお、ラッチタイミング生成回路321
は、CPU35からのチップセレクト信号CS1とデー
タライト信号WRとによりラッチタイミングS5を生成
して、切替指示信号ラッチ回路322,323へ出力す
る。また、ラッチ信号生成回路331は、CPU35か
らのチップセレクト信号CS2とデータリード信号RD
とにより、読出しタイミングを生成して切替指示信号ラ
ッチ回路322,323へ出力する。
【0023】図2において、CPU35は、パラレルデ
ータを切替指示信号読出し回路332,333から読み
出された切替指示信号S3,S4により指定されるデー
タ記憶部34のデータ格納エリア341〜343に記憶
する。
【0024】図5には、図3に示したシリアル通信デー
タ選択部14の真理値表を示す。シリアル通信データ選
択部14は主局装置10から回線監視端末30へ送信さ
れるシリアル送受信データR0の内容をこの真理値表に
基づき選択する。
【0025】回線監視端末30から配信される切替指示
信号K1,K2は、図3に示すように、シリアル通信デ
ータ選択部14内部ではそれぞれ選択信号SEL1とS
EL2となり、選択信号SEL1とSEL2のレベルに
応じて、シリアル通信データR1,R2,R3のいずれ
かを選択してシリアル送受信データR0とする。図5の
真理値表により、、選択信号SEL1とSEL2がとも
に“Low”のケースでは、回線監視端末30へ送出す
るシリアル送受信データR0は主局装置10と従局装置
21との間のシリアル通信データR1となり、選択信号
SEL1が“High”で選択信号SEL2が“Lo
w”のケースでは、回線監視端末30へ送出するシリア
ル送受信データR0は主局装置10と従局装置22との
間のシリアル通信データR2となり、選択信号SEL1
が“Low”で選択信号SEL2が“High”のケー
スでは、回線監視端末30へ送出するシリアル送受信デ
ータR0は主局装置10と従局装置23との間のシリア
ル通信データR3となる。
【0026】次に、本実施例の動作について説明する。
【0027】主局装置10と従局装置21〜23との間
で送受信されるシリアル通信データR1〜R3は、その
監視のために回線監視端末30にシリアル送受信データ
R0として取り込まれる。
【0028】シリアル送受信データR0は、シリアル通
信データ選択部14がシリアル通信データR1〜R3の
内から図5の真理値表に基づいて選択する。このことは
図3を参照することによって、いっそう明確化されよ
う。
【0029】主局装置10と従局装置21〜23間のシ
リアル通信データR1〜R3のいずれかを選択するため
に必要な切替指示信号K1,K2の生成方法について、
図6に示す切替指示信号生成タイミング図を参照して説
明する。
【0030】図4において、データバス36から2ビッ
トの切替指示信号S1,S2を切替指示信号ラッチ回路
322,323のD部に入力し、CP部へはラッチタイ
ミング生成部321の出力であるラッチタイミングS5
を入力している。切替指示信号S1,S2はCPU35
から入力し、ラッチタイミングS5は、チップセレクト
信号CS1とデータライト信号WRとの論理オアにより
生成される。チップセレクト信号CS1は切替指示信号
生成部32を活性化する機能を有する。
【0031】図6において、データバス36からの2ビ
ットの切替指示信号S1を“Low”、切替指示信号S
2を“High”とする。このとき、切替指示信号ラッ
チ回路322,323をセレクトするチップセレクト信
号CS1と、データライト信号WRが図6に示すように
入力すると、ラッチタイミング生成回路321は両信号
の論理オアをとることによりラッチタイミングS5を生
成する。切替指示信号ラッチ回路322,323はラッ
チタイミングS5の立上りエッジで切替指示信号S1,
S2をラッチし、切替指示信号としてK1,K2として
主局装置10へ配信するとともに、切替指示信号記憶部
33のDへ入力する。しかし、この時点では読出しタイ
ミングS6が“Low”から“High”に遷移するこ
とがないため、切替指示信号K1,K2が切替指示信号
ラッチ回路322,323から出力されない。
【0032】次に、回線監視端末30におけるパラレル
のデータ記憶部34へのデータ格納方法について、図7
に示す切替指示信号読出しタイミング図と、図8に示す
通信データ格納フローチャートを参照して説明する。回
線監視端末30は主局装置10からシリアル送受信デー
タR0を受信すると、切替指示信号記憶部33の切替指
示信号読出し回路322,323のラッチ動作を実施す
る。
【0033】そのために、CPU35は切替指示信号読
出し回路322,323をセレクトするチップセレクト
信号CS2と、データリード信号RDを図7に示すよう
に出力する。チップセレクト信号CS2は切替指示信号
記憶部33を活性化する機能を有する。読出しタイミン
グ生成部回路331は両信号の論理オアをとることによ
り読出しタイミングS6を生成する。すると、切替指示
信号読出し回路332,333は読出しタイミングS6
の立上りエッジで切替指示信号K1,K2をラッチし、
切替指示信号S3,S4としてデータバス36に読み出
す。
【0034】図8は通信データ格納フロチャートである
が、データ受信(図8のステップA1)と切替指示信号
記憶部33の内容のリード(図8のステップA2)につ
いては上述したとおりである。CPU35は、データバ
ス36に読み出されてきた切替指示信号S3,S4の内
容をチェックし(ステップA3)、それがデータAかデ
ータBかデータCのいずれに対する切替指示であるかに
応じて、対応するデータ格納エリア341,342,3
43に格納し(ステップA4〜A6)、次いで、そのデ
ータ格納エリアの格納アドレスをインクリメントする
(ステップA7〜A9)。なお、A,B,Cは図5に示
したようにシリアル通信データR1,R2,R3に対応
する。
【0035】本実施例は、以上のように、主局装置10
と従局装置21〜23との間のシリアル通信データR
1,R2,R3を従局装置21〜23毎に記憶しておく
ようにしたため、必要に応じてシリアル通信データR
1,R2,R3対応のパラレルデータを読み出し、解析
することができるので、障害が発生した場合等において
便利である。
【0036】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。この実施例でも、従局装置が3台存在するものとす
る。また、第1の実施例の構成を示す図1および図3は
そのまま第2の実施例にも使用できる。
【0037】図9は第2の実施例としての回線監視端末
40のブロック図である。図9において、回線監視端末
40はシリアル送受信データR0をパラレルデータに変
換するシリパラ変換部41と、主局装置10と従局装置
21〜23間のシリアル通信データR1,R2,R3の
内のいずれかを選択してシリアル送受信データR0とし
て送信するために、主局装置10へ切替指示信号K1,
K2を配信する切替指示信号生成部42と、シリパラ変
換部41で変換されたパラレルデータを従局装置21,
22,23対応に記憶するためのデータ格納部44,4
5,46と、データ格納部44,45,46のいずれか
を選択するデータ格納選択部43と、本回線監視端末4
0の動作をコントロールするCPU47とを備えてい
る。
【0038】図10を参照すると、この図は第1の実施
例における図4に相当し、回線監視端末40内の切替指
示信号生成部42およびデータ格納選択部43の詳細が
データ格納部44,45,46と共に示されている。図
10において、データ格納選択部43は、パラレルデー
タを通信相手毎にデータ格納部44,45,46に記憶
する。データ格納選択部43は、データ格納部44,4
5,46に対応して、データ格納選択回路431,43
2,433から構成される。また、切替指示信号生成部
42は、データ格納選択回路431,432,433へ
の切替指示信号S7,S8,S9を選択するための切替
指示信号選択回路421と、主局装置10に切替指示信
号K1,K2を配信する切替指示信号送出回路422,
423とを備えている。
【0039】図11に切替指示信号生成部42内の切替
指示信号選択回路421の真理値表が示されている。デ
ータバス36からのデータd1,d2を変化させると、
切替指示信号選択回路421はこの真理値表によりデコ
ードして出力Y1,Y2,Y3を生成し、これを切替指
示信号S7,S8,S9とすることにより、パラレルデ
ータをデータ格納部44,45,46の内のいずれに記
憶するかを選択する。なお、図11における上向きの矢
印は、CPが“Low”から“High”に立ち上がる
立上りエッジで出力が活性化されることを表す。
【0040】次に、本実施例における切替指示信号生成
時の動作について、図12に示す切替指示信号生成タイ
ミング図を参照して説明する。図10のデータバス36
内のデータバス(狭義)から、2ビットのデータd1,
d2を切替指示信号選択回路421のD1,D2と、切
替指示信号送出回路422,423のDに入力する。な
お、データバス(狭義)は、アドレスバス,データライ
ト信号WRおよびチップセレクト信号CS1,CS2と
共にデータバス36に含まれるものである。
【0041】CPU47はチップセレクト信号CS1を
活性化して、切替指示信号選択回路421と切替指示信
号送出回路422,423の入力信号ラッチ動作を実施
する。図12に示すように、データd1が“Low”、
データd2が“High”とすると、切替指示信号選択
回路421の出力信号である切替指示信号S7,S8は
図11の真理値表により“High”、切替指示信号S
9は“Low”となり、それぞれチップセレクト信号C
S1の立上がりエッジでラッチされる。そして、切替指
示信号S7,S8,S9は、データ格納選択回路43
1,432,433に供給される。また、切替指示信号
送出回路422,423からはデータd1,d2と同値
の切替指示信号K1,K2がチップセレクト信号CS1
の立上がりエッジで主局装置10に送出される。
【0042】次に、パラレルデータをデータ格納部4
4,45,46のいずれかに格納するときの動作につい
て、図14に示すデータ格納部書込みタイミング図を参
照して説明する。切替指示信号S7,S8,S9は前述
したとおり、切替指示信号選択回路421でラッチさ
れ、それぞれデータ格納選択回路431,432,43
3に配信される。ここで、回線監視端末40は、主局装
置10からシリアル送受信データR0を受信すると、パ
ラレルデータとしてデータ格納部44,45,46のい
ずれかに格納するため、データ格納部44,45,46
に対してデータライト動作を開始する。データライト動
作では、CPU35はデータ格納部チップセレクト信号
CS2とデータライト信号WRを図13に示すように変
化させる。
【0043】ここで、図10を参照すると、チップセレ
クト信号CS2とデータライト信号WRは、データ格納
選択回路431,432,433の全てへ入力されてい
るが、切替指示信号選択回路421からの出力信号であ
る切替指示信号S7,S8,S9とデータライト信号W
Rとの論理オアにより、データ格納選択回路433から
だけデータライト信号WRと同波形のライトパルスW3
が出力される。この結果、データバス(狭義)上のパラ
レルデータがデータ格納部46に書き込まれることにな
る。
【0044】このように、第2の実施例では、パラレル
データはデータ格納選択回路431,432,433に
よって格納される。すなわち、回線監視端末40から主
局装置10へ配信した切替指示信号K1,K2対応の切
替指示信号S7,S8,S9と、データライト信号WR
とを組み合わせることにより、自動的に異なるデータ格
納部にパラレルデータを格納することができるのであ
る。この点、第1の実施例では、切替指示信号K1,K
2を回線監視端末30に記憶しておいて、データ格納時
に読み出し、また図8のフローチャートに示したCPU
動作によってパラレルデータの格納が行われたのと対照
的である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、主局装置と従局装置間
の通信データを通信相手毎に、回線監視端末の異なるデ
ータ格納エリアに格納できるという効果を得ることがで
きる。その理由は、通信データを選択的に切り替える切
替指示信号を回線監視端末から主局装置へ配信し、監視
監視は主局装置から通信データを受信した場合に、切替
指示信号対応のデータ格納部に通信データを格納するよ
うにしたためである。この結果、障害発生時等に格納し
た通信データを読み出すことにより、従局装置対応に迅
速な障害解析ができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるデータ通信システムの構成
例を示す図
【図2】本発明の一実施例を示す回線監視端末のブロッ
ク図
【図3】図1におけるシリアル通信データ選択部の詳細
【図4】図2における切替指示信号生成部および切替指
示信号記憶部の詳細図
【図5】図3におけるシリアル通信データ選択部の真理
値表
【図6】図2に示した実施例における切替指示信号生成
タイミング図
【図7】図2に示した実施例における切替指示信号読出
しタイミング図
【図8】図2に示した実施例におけるシリアル通信デー
タ格納フローチャート
【図9】本発明の他の実施例を示す回線監視端末のブロ
ック図
【図10】図9に示した実施例における切替指示信号生
成部およびデータ格納選択部の詳細図
【図11】図10に示した切替指示信号選択回路の真理
値表
【図12】図9に示した実施例における切替指示信号生
成タイミング図
【図13】図9に示した実施例におけるデータ格納タイ
ミング図
【図14】従来例を示すブロック図
【図15】図14に示した従来例のフローチャート
【符号の説明】
10 主局装置 11〜13 シリパラ変換部 14 シリアル通信データ選択部 15 CPU 21〜23 従局装置 30,40 回線監視装置 31,41 シリパラ変換部 32,42 切替指示信号生成部 33 切替指示信号記憶部 34 データ記憶部 43 データ格納選択部 321 ラッチタイミング生成回路 322,323 切替指示信号ラッチ回路 331 読出しタイミング生成部 332,333 切替指示信号読出し回路 44〜46 データ格納部 421 切替指示信号選択回路 422,423 切替指示信号送出回路 431〜433 データ格納選択回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主局装置と複数の従局装置との間で授受
    されるシリアル通信データを切り替えて入力し、該切替
    指示信号に対応する記憶領域に記憶するようにしたこと
    を特徴とする回線監視装置。
  2. 【請求項2】 主局装置と複数の従局装置との間のシリ
    アル通信データの内のいずれかを選択してシリアル送受
    信データとするための切替指示信号を生成して前記主局
    装置に送出する切替指示信号生成部と、 前記切替指示信号生成部からの切替指示信号を記憶する
    切替指示信号記憶部と、 前記主局装置から送信されてくる前記シリアル送受信デ
    ータをパラレルデータに変換するシリパラ変換部と、 前記パラレルデータを前記切替指示信号記憶部から読み
    出した切替指示信号により指定されるデータ格納エリア
    に記憶するCPUとを備えたことを特徴とする回線監視
    装置。
  3. 【請求項3】 前記切替指示信号生成部は、該回線監視
    装置のCPUから出力される第1のチップセレクト信号
    とデータライト信号とによりラッチタイミングを生成す
    るラッチタイミング生成回路と、前記CPUから出力さ
    れる切替指示信号を前記ラッチタイミングによりラッチ
    した切替指示信号を主局装置へ配信する切替指示信号ラ
    ッチ回路とから成り、 前記切替指示信号記憶部は、前記CPUから出力される
    第2のチップセレクト信号とデータリード信号とにより
    読出しタイミングを生成する読出しタイミング生成回路
    と、前記主局装置へ配信される切替指示信号をラッチし
    記憶しておき前記読出しタイミング信号により前記CP
    Uへ読み出す切替指示信号読出し回路とから成り、 前記CPUは、前記主局装置から送信されてくる前記シ
    リアル送受信データを、前記切替指示信号記憶部から読
    み出された切替指示信号により指定される前記データ記
    憶部のデータ格納エリアに記憶する請求項2に記載の回
    線監視装置。
  4. 【請求項4】 主局装置と複数の従局装置との間のシリ
    アル通信データの内のいずれかを選択してシリアル送受
    信データとするための切替指示信号を生成して前記主局
    装置に送出する切替指示信号生成部と、 前記主局装置から送信されてくる前記シリアル送受信デ
    ータをパラレルデータに変換するシリパラ変換部と、 前記パラレルデータを記憶するための前記従局装置対応
    のデータ格納部と、 前記切替指示信号生成部からの切替指示信号により前記
    データ格納部のいずれかを選択するデータ格納選択部と
    を備えたことを特徴とする回線監視装置。
  5. 【請求項5】 前記切替指示信号生成部は、該回線監視
    装置のCPUから出力される第1のチップセレクト信号
    と切替指示信号とから主局装置へ配信する切替指示信号
    を生成する切替指示信号送出回路と、前記CPUから出
    力される第1のチップセレクト信号と切替指示信号とか
    ら前記データ格納選択部に配信する切替指示信号を生成
    する切替指示信号選択回路とから成り、 前記データ格納選択部は、前記CPUからのデータライ
    ト信号と前記切替指示信号選択回路からの切替指示信号
    とでライトパルスを生成する前記データ格納部対応のデ
    ータ格納選択から成り、 前記各データ格納部は前記CPUからの第2のチップセ
    レクト信号と共通アドレスを前記ライトパルスによって
    有効化する請求項4に記載の回線監視装置。
JP2001010581A 2001-01-18 2001-01-18 回線監視装置 Pending JP2002217930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010581A JP2002217930A (ja) 2001-01-18 2001-01-18 回線監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010581A JP2002217930A (ja) 2001-01-18 2001-01-18 回線監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002217930A true JP2002217930A (ja) 2002-08-02

Family

ID=18877866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001010581A Pending JP2002217930A (ja) 2001-01-18 2001-01-18 回線監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002217930A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1196090A (ja) I2cバス回路及びバス制御方法
US4720828A (en) I/o handler
JPH1013446A (ja) 電子機器及びデータ伝送システムのチャンネル制御方法
JPH11259184A (ja) 外部インタフェース回路
JP2002217930A (ja) 回線監視装置
JP2006304011A (ja) インタフェース回路
KR970028966A (ko) 향상된 타이머 성능을 가진 집적 회로 입력/출력 프로세서
JP3366228B2 (ja) Snmpプロトコル変換方式
JPS63164555A (ja) 伝送ラインモニタ装置
JP2733569B2 (ja) シリアル同期式通信方式
JPS62249542A (ja) デ−タ転送方式
JPH0916517A (ja) バスインタフェース
JP3095060B2 (ja) Atmスイッチ装置
SU571924A2 (ru) Устройство дл подключени телеграфного аппарата к линии св зи
JP2001339404A (ja) 通信装置
CN115314568A (zh) Spi数据播发系统和方法
JPH1049109A (ja) 液晶表示装置
JP3193942B2 (ja) データ収集伝送装置
JP2000132506A (ja) 通信装置
JPH09282254A (ja) 通信データ制御システム
JP2677231B2 (ja) ループバス交換方式
KR100261729B1 (ko) 수요밀집형 광 가입자 전송장치를 구성하는 주제어장치에서의제어 메시지 처리방법
JPS6367944A (ja) 通信制御装置
KR100222733B1 (ko) 전전자 교환기의 정합 방법
JPH0423631A (ja) データ分岐装置