JPH11319946A - ローラレベラ - Google Patents
ローラレベラInfo
- Publication number
- JPH11319946A JPH11319946A JP13861998A JP13861998A JPH11319946A JP H11319946 A JPH11319946 A JP H11319946A JP 13861998 A JP13861998 A JP 13861998A JP 13861998 A JP13861998 A JP 13861998A JP H11319946 A JPH11319946 A JP H11319946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work rolls
- rolls
- work roll
- driven
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
あるローラレベラを提供すること。 【解決手段】 本発明に係るローラレベラは、帯板(2
1)が順次に通される互いに独立した2組の上下ワーク
ロール群(12,14)を含み、一方の組の各ワークロ
ール(16,18)が選択的に駆動回転または従動回転
され、また、他方の組の各ワークロール(17,19)
が駆動回転される。
Description
がりや歪みを矯正(整直)するために用いられるローラ
レベラに関する。
通される上下のワークロール群を備え、上下の各ワーク
ロールは回転動力を受けて駆動回転される。帯板は、こ
れを上下のワークロール間に通し、これに繰り返しの曲
げを与えて表面ひずみを生じさせることにより整直され
る。
さは帯板の厚さ寸法により異なり、厚さ寸法の小さい帯
板の整直には、厚さ寸法の大きい帯板に比べ、大きい表
面ひずみを必要とする。他方、表面ひずみは、前記ワー
クロールの直径の大きさに依存し、前記ワークロールの
直径が小さいほど帯板の曲げ半径が小さく、生じる大表
面ひずみは大きい。
め、需要の多い板厚範囲(例えば1.2〜6.0mm)
に最も適合する直径のワークロールを採用した汎用のロ
ーラレベラが用いられている。このため、この板厚範囲
から逸脱する板厚(例えば0.8mm)を有する帯板の
整直については、より直径の小さいワークロールを採用
する他のローラレベラを用いて行っていた。
ーラレベラを準備することなく、一台のローラレベラを
以てまかなうことができれば便利である。
な板厚範囲において帯板の整直が可能であるローラレベ
ラを提供することにある。
ラは、帯板が順次に通される互いに独立した2組の上下
ワークロール群を含み、一方の組の各ワークロールが選
択的に駆動回転または従動回転され、また、他方の組の
各ワークロールが駆動回転される。
るアンコイラに巻かれ、また、前記一方の組の各ワーク
ロールは、クラッチを介して、駆動源に接続される。
帯板は、一方の組の上下ワークロール群間と、他方の上
下ワークロール群間とに順次に通される。
ールについてこれが選択的に駆動回転または従動回転さ
れ、また、他方の組の各ワークロールは常に駆動回転さ
れる。このことから、一方の組の各ワークロールの回転
方式について、駆動回転を選択するときは全てのワーク
ロールが駆動回転され、また、従動回転を選択するとき
は他方の組の各ワークロールのみが駆動回転される。
の場合にあっては、従来のローラレベラと同様、前記帯
板が両組の上下のワークロール群を通過する間、各ワー
クロールに接する前記帯板は比較的大きい曲率半径をも
って繰り返し曲げられることから、所定の厚さ寸法の範
囲内の帯板の整直を行うことができる。
みが駆動回転され、一方の組の各ワークロールは従動回
転される後者の場合にあっては、前記帯板を両組のワー
クロール群に通したとき、前記帯板のうち、一方の組の
上下ワークロール群間を通る部分が、他方の組の上下ワ
ークロール群に先に通された部分からの引張力を受け
る。引張力を受ける部分は、一方の組の各ワークロール
に巻き付くように接し、各ワークロールに回転力を与え
ながら進行するため、駆動回転による場合と比べて小さ
い曲率半径をもって繰り返し曲げられる。その結果、前
記帯板に大きい表面ひずみが生じる。このため、全ワー
クロールが駆動回転される前者の場合における整直可能
の板厚範囲をはずれる小さい厚さ寸法の帯板の整直を行
うことができる。
ルの回転方式を選択的に駆動回転または従動回転とする
ことにより、1台のローラレベラで、広範な厚さ寸法の
範囲にわたる帯板の整直が可能である。
制動機構を有するアンコイラから行えば、一方の組の上
下ワークロール間に通された帯板に対し、追加の引張力
を付与することができ、これにより、前記帯板の整直に
寄与するより一層大きい表面ひずみを与えることができ
る。帯板の厚さに応じて行う一方の組の各ワークロール
の駆動回転または従動回転の選択は、各ワークロール
と、これに回転動力を付与するための駆動源との間にク
ラッチを介在させ、該クラッチを切り替え操作すること
により行うことができる。
発明に係るローラレベラ10の一部をなす2組の上下の
ワークロール群12,14が示されている。
それぞれ、複数の上ワークロール(上ワークロール群)
16,17と、複数の下ワークロール(下ワークロール
群)18,19とからなる。一方の組の上ワークロール
群16と下ワークロール群18とは互いに千鳥状をなし
て上下に相対し、また、他方の組の上ワークロール群1
7と下ワークロール群19とは互いに千鳥状をなして上
下に相対している。
クロール群18,19は、それぞれ、一対のフレーム
(図2に一方のフレーム20の一部を示す。)に回転可
能に支持され、整直される帯板21が通されるパスライ
ンを規定する。
パスライン上を一方の組の上下ワークロール群12から
他方の組の上下ワークロール群14に通され、これらを
順次に通過する。帯板21は、この間、上下の各ワーク
ロール16〜19に接して繰り返し曲げられ、その曲が
りや歪みが矯正(整直)される。
ロール16〜19の撓みを防止するため、複数の上下バ
ックアップロール23,24,25,26が設けられて
いる。上下の各バックアップロール23〜26は、上下
の各ワークロール16〜19の上方および下方にこれら
の軸線方向へ互いに間隔をおいて配置されかつ前記フレ
ームに回転可能に支持され、上下の各ワークロール16
〜19に接している。
ール16,18のためのバックアップロール23,24
が他方の組の各ワークロール17,19に接しておら
ず、また、他方の組の各ワークロール17,19のため
のバックアップロール25,26も一方の組の各ワーク
ロール16,18に接していない。このことから、一方
の組のワークロール16,18と他方の組のワークロー
ル17,19とは、互いに他の一方の回転の影響を受け
ず、したがって、両組のワークロール群12,14は互
いに他の一方から独立している。
独立した関係は、図示の例のように、従来の既存のロー
ラレベラから上下一対のワークロールを取り外すことに
よっても、また、ローラレベラを新規に製造することに
よっても実現することができる。
ークロール16,18が選択的に駆動回転または従動回
転され、また、他方の組の各ワークロール17,19が
駆動回転される。
めにモータ、減速機構等からなる駆動源(図示せず)が
ローラレベラ10に隣接して設置されている。各ワーク
ロール16〜19は、ユニバーサルジョイント27を有
する動力伝達軸28を介して、前記駆動源に接続されて
いる(図2)。
ける各ワークロール16,18の従動回転のため、各ワ
ークロール16,18と動力伝達軸28との間にクラッ
チ装置30が配置されている(図2)。
32,34を含む。両筒状部材32,34は互いに相対
しかつ噛み合い可能である歯36,38を有する。一方
の筒状部材32はユニバーサルジョイント27の一部を
なし、また、他方の筒状部材34は、一方の上下ワーク
ロール群12における各ワークロール16,18の端部
にこれと同軸にかつ該ワークロールの軸線方向へ滑動可
能に取り付けられている。
て他方の筒状部材34を滑動させることにより、両歯3
6,38を互いに噛み合わせることができる。両歯3
6,38が噛み合うと、各動力伝達軸28から各ワーク
ロール16,18に回転力が伝達され、各ワークロール
16,18が駆動回転される。
動させて、両歯36,38を互いに引き離すことによ
り、各動力伝達軸28から各ワークロール16,18へ
の回転力の伝達が解除され、各ワークロール16,18
は従動回転可能の状態となる。
滑動を行うための動力源として、エアシリンダ40が用
いられている。
と平行に伸びるように、そのシリンダ部において支持板
42に支持され、支持板42は、筒状部材34と平行に
伸びるロッド44を介してフレーム20に固定されてい
る。
部が可動部材46に固定されている。可動部材46は、
これを貫通するロッド44に沿ってその案内のもとに移
動可能である。また、可動部材46は筒状部材34に設
けられた周溝48に受け入れられた一部(図示の例では
ピンからなる突出部)を有する。
ロッド部の伸縮動作に伴う可動部材46の移動により、
筒状部材34をその軸線方向へ滑動させ、その歯38と
筒状部材32の歯36との相互噛み合いおよびその解除
を行うことができる。
数量については任意に定めることができるが、好ましく
は、図1に示すように、「4」とし、あるいは、図3に
示すように「5」とする。また、常に駆動回転されるワ
ークロール17,19の数量については、好ましくは、
図示の例のように、従動されるワークロール16,18
の数量より多い。
ール16,18および他方の組の各ワークロール17,
19の双方を駆動回転させる間、または、一方の組の各
ワークロール16,18を従動回転可能状態としかつ他
方の組の各ワークロール17,19を駆動回転させる間
に行うことができる。
させる前者の場合には、従来のローラレベラによる整直
と同様の整直効果を得ることができる。すなわち、所定
の板厚範囲(例えば1.2〜6.0mm)にわたる帯板
21の整直が可能である。
り返しの曲げを受ける帯板21の曲率半径は、通常、前
記ワークロールの直径の数倍である。
6,18が従動回転状態におかれる後者の場合には、一
方の組の上下ワークロール16,18間を通る帯板21
の一部分が、他方の組の上下ワークロール17,19間
に先に通された帯板21の他の部分からの引張力を受け
る。引張力を受ける帯板21の前記一部分は各ワークロ
ール16,18に巻き付くように接しかつこれに回転力
を与えながら進行する。このため、帯板21は各ワーク
ロール16,18の直径にほぼ等しい曲率関係をもって
繰り返しの曲げを受け、帯板21には大きい表面ひずみ
が生じる。
小さい板厚、特に前記所定の板厚範囲(1.2〜6.0
mm)外の厚さ寸法(例えば、0.8mm)の帯板21
について、整直を行うことができる。
6,18の回転方式(駆動回転または従動回転)を選択
することにより、1台のローラレベラで、従来のローラ
レベラを上回る板厚範囲(例えば、0.8〜6.0m
m)における帯板の整直が可能である。
コイラ(図示せず)に巻いておき、制動下において、前
記アンコイラから前記帯板をローラレベラ10の一方の
組の上下ワークロール16,18の間に繰り出せば、一
方の組の上下ワークロール16,18間に通された前記
帯板の一部分に対し、他方の上下のワークロール17,
19からの前記引張力のほか、さらに追加の引張力を付
与することができる。これにより、前記帯板により一層
大きい表面ひずみを与えることができる。
略的な側面図である。
部分断面図である。
ロール群の概略的な側面図である。
ル群 16,18 一方の組における上下の各ワークロール 17,19 他方の組における上下の各ワークロール 21 帯板 30 クラッチ
Claims (3)
- 【請求項1】帯板を整直するためのローラレベラであっ
て、前記帯板が順次に通される互いに独立した2組の上
下のワークロール群を含み、一方の組の各ワークロール
が選択的に駆動回転または従動回転され、また、他方の
組の各ワークロールが駆動回転される、ローラレベラ。 - 【請求項2】前記帯板が、制動機構を有するアンコイラ
に巻かれている、請求項1に記載のローラレベラ。 - 【請求項3】前記一方の組の各ワークロールが、クラッ
チを介して、駆動源に接続されている、請求項1に記載
のローラレベラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13861998A JPH11319946A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ローラレベラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13861998A JPH11319946A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ローラレベラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11319946A true JPH11319946A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15226314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13861998A Pending JPH11319946A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | ローラレベラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11319946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008263016A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Toyota Motor Corp | エネルギービームの照射方法と照射装置 |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP13861998A patent/JPH11319946A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008263016A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Toyota Motor Corp | エネルギービームの照射方法と照射装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101428293B (zh) | 驱动材料修整机的方法和装置 | |
KR101197857B1 (ko) | 스트립 휘감기 방법 및 장치 | |
JPS6048242B2 (ja) | 圧延機 | |
CN108015190B (zh) | 带肋钢筋的矫直装置及其矫直方法 | |
US4218906A (en) | Material tensioning method and apparatus | |
JPH11319946A (ja) | ローラレベラ | |
JP3638482B2 (ja) | 金属リングの周長補正方法 | |
JPS6359769B2 (ja) | ||
JPS5813429A (ja) | 連続スパイラル製造用圧延機 | |
JPH0532135B2 (ja) | ||
JPH01317622A (ja) | 形鋼用ローラ矯正機 | |
JPH0565251B2 (ja) | ||
CN115214115B (zh) | 一种波纹管拉直切断机 | |
JP2003245721A (ja) | ベンディング方法およびベンディングロール | |
JPS5823447Y2 (ja) | 材料引張装置 | |
EP0016267B1 (en) | Material tensioning method and apparatus | |
JPS5823452Y2 (ja) | メカニカルデイスケ−ラ装置 | |
JPS5915831A (ja) | 長尺シ−ト状材料の巻取機におけるトルク検出装置 | |
JP2009034726A5 (ja) | ||
JPS5922466B2 (ja) | 回転電機における固定子継鉄の製作方法 | |
JPH0137202B2 (ja) | ||
JP2513555B2 (ja) | 帯鋼の送り装置 | |
JPH0818076B2 (ja) | ライナープレート用ロールベンダーのワークロール構成 | |
CN118180205A (zh) | 一种焊管生产用校直装置 | |
JPH045510Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20081209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090407 |