JPS5823452Y2 - メカニカルデイスケ−ラ装置 - Google Patents

メカニカルデイスケ−ラ装置

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Publication number
JPS5823452Y2
JPS5823452Y2 JP1979089318U JP8931879U JPS5823452Y2 JP S5823452 Y2 JPS5823452 Y2 JP S5823452Y2 JP 1979089318 U JP1979089318 U JP 1979089318U JP 8931879 U JP8931879 U JP 8931879U JP S5823452 Y2 JPS5823452 Y2 JP S5823452Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
roller
rollers
mechanical descaler
rotating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979089318U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS566508U (ja
Inventor
井岡博一
西村強
石黒章夫
田中康弘
Original Assignee
神鋼鋼線工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼鋼線工業株式会社 filed Critical 神鋼鋼線工業株式会社
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Publication of JPS566508U publication Critical patent/JPS566508U/ja
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Publication of JPS5823452Y2 publication Critical patent/JPS5823452Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、線材にディスケーラ部分でねじれを生じさ
せないようにしたメカニカルディスケーラに関するもの
である。
フリッパ型ペイオフスタンドから供給される線材を直線
型ローラベンダ装置にpいて機械的にディスケーリング
するばあい、線材が各ローラを通過する際につぎの問題
が生じる。
(1)供給線材からのねじれが開放される際、線がロー
ラ上で回転し、ローラ表面上ですべりが生じるために、
本来曲げ変形が与えられる部分に応力が作用せず、均一
にディスケールされない部分が生じる。
(2) ローラでの線のすべりによりローラの摩耗が
激しい。
(3)線のすべりにより線材自体に傷がつき、次工程で
の伸縮性に悪影響を及ぼす。
(4) スケールの剥離効果を上げるためにローラの
巻付角を大きくして圧下量を増すと、線のローラ上での
すべりが少なくなるが、ねじりが開放されなくなるため
にペイオフスタンドとローラベンダとの間でねじれが次
第に蓄積され、ねじれキンクを生じるに至る。
これは線材の直径が大きくなる程顕著に々す、大きい巻
増角度が得られなくなる。
この考案はこのような従来の欠点の解決を目的とするも
のであり、ローラ装置を線材の軸心周りに回転可能にし
て線材に曲げ変形を与えるようにし、これによってディ
スケーリング装置内で処理中の線材にねじれが生じない
ようにした装置を提供するものである。
以下、この考案の実施例を図面によって説明する。
1はフリッパ型ペイオフスタンド、2は線材、3はメカ
ニカルディスケーラ装置、4ネ゛よび7はそれぞれガイ
ドローラまたはガイドダイス、11は巻取機、44は装
置3のスケール粉塵飛散防止カバーである。
メカニカルディスケーラ装置3は支持フレーム8とその
内部に回転可能に配置されたローラ装置とからなり、固
定フレームは円環部8aとこの円環部8aを互いに連結
する連結部8bとこれらを支持する脚部8cとから構成
されている。
ローラ装置はベンディングローラ5とこれに直交して配
置されたベンディングローラ6とを有し、これらはそれ
ぞれ互いに直交する平板状の回転フレーム13pよび1
5に回転可能に取付けられ、回転フレーム13と15と
はシャフト14によって連結されている。
このシャフト14は円環部8a内で中心位置から偏心し
て配置され、回転フレーム13.15の端部にはベアリ
ング16が設けられて、このベアリング16によって回
転フレーム13.15が固定フレーム中を回転できるよ
うにしている。
捷た線材2は円環部8aの中心を通るようにしている。
なト、図面ではローラ装置を2組、互いに直交させて配
置させた例を示したが、ローラ装置の数についてはとく
に限定はなく、例えば3組配置して線材に3方向曲げを
付与するようにしてもよい。
つぎにこの装置の作用を説明する。
フリッパ型ペイオフスタンド1から供給された線材2/
I″i、ガイドローラ4を通ってベンディングローラ5
,6間に送り込1れ、ここで互いげ直交する方向に所定
の曲げ変形が与えられてディスケールが行なわれ、つい
でガイドローラ7を通って巻取機11に巻取られる。
ローラ5,6に供給される線材2にねじり力が生じたば
あいにはそのねじり力はローラ5,6VC伝えられる。
ローラ5,6が従来装置にネ・けるように固定した部材
によって支持されているばあいには、このねじり力が一
定の大きさに達すると線材2が回転してローラ5,6の
溝上ですべりが生じ、前述のような種々の支障が生じる
しかしながらこの装置ではローラ5,6を支持する回転
フレーム13.15が固定フレームの円環部8a内で回
転可能であるために、ねじり力が一定の大きさに達する
とシャフト14が線材2周りに第4図の軌跡20に沿っ
て回転し、線材2がローラ5,6上ですべるのを防止す
る。
回転フレーム13が回転すると、これにシャフト14で
連結された回転フレーム15も同様に回転し、ローラ6
がローラ5と直交関係を保つ。
!d、−、線材2の直径に対して回転フレーム13゜1
50回転抵抗が大きく、線材2のねじり力によって回転
フレームがスムースに回転しないばあいにば、線材2の
巻きを解く方向に回転フレーム13.15を回転させる
手段を設ければよい。
例えば、第4図に示すように、駆動モータ10の駆動軸
19をリンク22、連結ピン23、リンク24を介して
シャフト14に連結させ、図示しない適宜の手段によっ
て線材2のねじり力を検出シて駆動モータ10を駆動さ
せるようにすればよい。
また固定フレームを設けずにシャフト14を中心に回転
させることも可能であるが、上記実施例のように線材2
を中心にローラを回転させるのが線材のねじりを解くの
には効率がよい。
以上のように、この考案は線材に曲げ力を付与するベン
ディングローラを、線材のねじり力に応じて回転させる
ことによりディスケーラ装置内での線材のねじり力を解
除するようにしたものであり、ローラ上で線材がすべる
ことがないためにローラに激しい摩耗が生じたり線材表
面に傷がついたりすることが防止される。
またこの装置によれば、巻付は角が大きくなるようにロ
ーラの圧下量を増やせるので、脱スケールしにくい線材
に対しても効果的な脱スケール処理ができ、また従来不
可能であった大径高強度線材のディスケール処理も可能
である。
さらにこの考案によると、フリッパ型ペイオフスタンド
が使用できるので、線材の端末を連続的に溶接接合して
連続、高速供給をすることが可能である。
なト、ペイオフスタンドと巻取機との間ではねじり力は
解除されないので、巻取機にはねじれが生じたま1巻取
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す装置の概略側面図、第
2図はその■−■線断面図、第3図は■−m線断面図、
第4図は線材取出側から見た回転駆動手段の立面図であ
る。 1・・・フリッパ型ペイオフスタンド、2・・・線材、
3・・・メカニカルディスケーラ装置、5,6・・・ベ
ンディングローラ、8・・・固定フレーム、13,15
・・・回転フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線材の移送後経路に沿って複数個のローラ装置を装備し
    、各ローラ装置はそれぞれ回転自在な複数個のローラを
    線材に連続的に曲げ変形を与えるように配置してなり、
    各ローラ装置は上記線材と平行に配置された単一のシャ
    フトで結合され、かつ円環の支持体内に回転可能に配置
    されていることを特徴とするメカニカルディスケーラ装
    置。
JP1979089318U 1979-06-28 1979-06-28 メカニカルデイスケ−ラ装置 Expired JPS5823452Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979089318U JPS5823452Y2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 メカニカルデイスケ−ラ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979089318U JPS5823452Y2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 メカニカルデイスケ−ラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS566508U JPS566508U (ja) 1981-01-21
JPS5823452Y2 true JPS5823452Y2 (ja) 1983-05-19

Family

ID=29322477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979089318U Expired JPS5823452Y2 (ja) 1979-06-28 1979-06-28 メカニカルデイスケ−ラ装置

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JP (1) JPS5823452Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120031A (en) * 1974-08-12 1976-02-17 Yokoe Kikai Seisakusho Kk Senzaino sabitorisochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120031A (en) * 1974-08-12 1976-02-17 Yokoe Kikai Seisakusho Kk Senzaino sabitorisochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS566508U (ja) 1981-01-21

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