JPH1131982A - Fm文字表示装置 - Google Patents

Fm文字表示装置

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JPH1131982A
JPH1131982A JP9182434A JP18243497A JPH1131982A JP H1131982 A JPH1131982 A JP H1131982A JP 9182434 A JP9182434 A JP 9182434A JP 18243497 A JP18243497 A JP 18243497A JP H1131982 A JPH1131982 A JP H1131982A
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program
character
control circuit
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Application number
JP9182434A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nakano
聡 中野
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FM電波では送信することができないデータ
容量が大きい絵柄等のタイトルを番組に付け、番組の表
示能力を高める。 【解決手段】 文字コードによる文字情報を音声信号に
重畳したFM多重信号から前記文字情報を抽出する多重
信号検出回路46と、表示部61と、多重信号検出回路
46より抽出された文字情報を表示部61に表示させる
制御回路48とを有するFM文字表示装置に於いて、前
記文字情報に対応しドットデータからなるタイトル情報
を記憶するカード5を備え、制御回路48は多重信号検
出回路46より抽出された文字情報と共にカード5から
読み出したタイトル情報を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM音声信号に重
畳された表示情報を表示するFM文字表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】郵政省告示第461号に基づいて実施さ
れるFM文字多重放送は、文字や図形情報や付加情報等
をFM音声放送の電波の隙間に多重して新しいサービス
を提供する放送システムである(特開平3−6926号
公報参照)。これにはニュース,天気予報,補完番組,
音楽番組,交通情報や緊急放送などの表示情報があり、
希望する情報を選択して表示させることができる。
【0003】そこで、LED等の点灯により文字を表示
することができる表示装置に、前述のFM文字多重放送
の文字データを表示させ、街頭でニュースや天気予報の
情報を提供したり、道路で交通情報を報知したりするこ
とが考えられた(特願平8−11863号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FM電
波からの表示情報は送信できるデータ量に限界があり、
絵柄等の容量が大きい情報を送信することができないと
いう問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のFM文字表示装
置はかかる点に鑑みてなされたもので、文字コードによ
る文字情報を音声信号に重畳したFM多重信号から前記
文字情報を抽出する多重信号検出回路と、表示部と、前
記多重信号検出回路より抽出された文字情報を前記表示
部に表示させる制御回路とを有するFM文字表示装置に
於いて、前記文字情報に対応しドットデータからなるタ
イトル情報を記憶する記憶手段を備え、前記制御回路は
前記多重信号検出回路より抽出された文字情報と共に前
記記憶手段から読み出した前記タイトル情報を表示させ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の形態を図に基づ
き説明する。図1は本発明のFM文字表示装置(1)が
含まれるFM文字表示システムの概要を示す図である。
図2はFM文字表示装置が表示する表示情報の分類を示
す図である。図3は図2の共通FM文字の内容を示す図
であり、図4は図2のオリジナルメッセージの内容を示
す図である。
【0007】図1には会社Aグループの支社の2つのF
M文字表示装置(1)と、会社Bグル−プの支社の2つ
のFM文字表示装置(1)がある。これら4つのFM文
字表示装置(1)は受信を設定された周波数のFM放送
局(2)より音声信号に重畳されたFM電波の表示情報
を受信する。受信した表示情報は夫々1以上の表示機に
表示される。
【0008】このFM電波の表示情報には、Aグルー
プ,Bグループいずれの会社も共通に受信する共通FM
文字と、Aグループ,Bグループのグル−プ単位で表示
内容が異なり且つ課金の対象となるオリジナルメッセー
ジがある。共通FM文字にはいずれの放送局も共通な基
本番組と、放送局により表示内容が異なる情報番組と、
他の番組に優先して表示される緊急番組がある。基本番
組は平成7年4月1日からFM東京系の33局で放送さ
れた「見えるラジオ」に相当し、流れている曲に関する
情報(曲名,歌手名等),ニュース,スポーツ情報,天
気予報や交通情報等がある。情報番組は地域的な情報で
あり、市役所や公民館や自治会からのお知らせがある。
緊急情報は災害時の通報であり、地震の発生等を通報す
る。
【0009】FM文字表示装置(1)は表示装置管理セ
ンター(3)が供給するカードの情報も表示する。この
カードの情報には各FM文字表示装置(1)毎に(支社
毎に)表示内容が異なるオリジナルメッセージと、FM
電波で受信した番組に付加表示するタイトルがあり、い
ずれも課金の対象となる。
【0010】図5は、FM文字表示装置(1)の要部の
構成を示すブロック図である。FM文字表示装置(1)
は受信機(4)と、受信機(4)に挿入されるカード
(5)と、受信機(4)に接続されるn台の表示機
(6)とを備えている。但し、カードに記憶された情報
が受信機(4)あるいは表示機(6)に記憶されれば、
カードが挿入されなくてもFM文字表示装置(1)は表
示動作を行うことができる。
【0011】まず、受信機(4)の構成を説明する。
(41)はFM受信回路であり、FMフロントエンド
(411),FM−IF検波器(412)とFMステレ
オ復調回路(413)とからなる。FMフロントエンド
(411)はアンテナ(42)から受信した信号を増幅
して高周波信号とし、この高周波信号とPLL回路(4
3)からの発振信号を混合して中間周波数信号を出力す
る。FM−IF検波器(412)はFMフロントエンド
(411)から出力される中間周波数信号に対してFM
検波を行う。FMステレオ復調回路(413)はFM−
IF検波器(412)より入力されたステレオ複合信号
を用いてLチャンネル及びRチャンネル信号を再生し、
各チャンネル信号を出力する。FMステレオ復調回路
(413)から出力された信号は増幅回路(44)で増
幅され、スピーカ(45)より音声となって出力され
る。
【0012】(46)は多重信号検出回路であり、多重
用フィルタ(461)とデータ復調回路(462)とか
らなる。多重用フィルタ(461)はFMフロントエン
ド(411)の出力信号から音声信号と雑音成分を取り
除き、76kHzに多重されているLMSK(Level co
ntrolled Minimum Shift Keying)信号を抽出する。L
MSKとはステレオ音声信号の大きさに応じて多重信号
の大きさをコントロールする変調方式である。データ復
調回路(462)はLMSK信号を表示可能なデータ信
号に復調するものである。多重用フィルタ(461)か
らの信号をブロック単位及びフレーム単位の処理により
同期再生や誤り訂正を行う。ブロック単位の同期再生処
理と誤り訂正処理が終了すると、これを通知する信号を
後述の制御回路(48)に送出する。フレーム単位の同
期再生処理と誤り訂正処理が終了すると、これを通知す
る信号を後述の制御回路(48)に送出する。また、デ
ータ復調回路(462)は表示情報の内容を区別する番
組番号を検出し、この信号を制御回路(48)に送出す
る。
【0013】(47)は操作部であり、受信可能な番組
の中から表示する番組の設定操作を行う。制御回路(4
8)はROM(49)に記憶されるプログラムにより各
部を制御する。(50)はRAMであり、制御回路(4
8)の動作に必要な情報を記憶する。(51)はカード
接続部であり、カード(5)を制御回路(48)に接続
する。
【0014】第1〜第nの表示機(6)は夫々、表示部
(61)と、番号設定部(62)と、ROM(63)に
記憶されたプログラムにより表示部(61)を制御する
制御回路(64)と、制御回路の動作に必要な情報を記
憶するRAM(65)を備えている。
【0015】番号設定部(62)はディップスイッチか
らなり、このディップスイッチで設定された番号が制御
回路(64)や受信機(4)の制御回路(48)がアク
セスするアドレスとなる。
【0016】第1〜第nの表示機(6)は夫々の制御回
路(64)を介して直列に受信機(4)の制御回路(4
8)に接続されている。これにより、受信機(4)の制
御回路(48)は各表示機(6)の番号設定部(62)
やRAM(65)とアクセスすることができ、逆に、各
表示機(6)の制御回路(64)は受信機(4)のRA
M(50)とアクセスすることができる。
【0017】カード(5)には契約情報,タイトル,オ
リジナルメッセージと設定情報が記憶される。契約情報
の内容を図6に示す。契約期間(K1)はFM放送の受
信許容期間を示すものであり、開始年月日と終了年月日
が記憶されている。受信周波数(K2)は複数のFM放
送局の中で最初に受信するFM放送局の周波数が記憶さ
れる。フランチャイズコード(K3)とエリアコード
(K4)はFM電波の中に入っている比較条件の指定で
あり、特定の受信機が特定の地域内で受信できるように
するものである。
【0018】電波メッセージの受信コード(K5)は5
桁のスクランブル解除キーである。スクランブル解除キ
ーは、FM放送局(2)から受信したオリジナルメッセ
ージ(全社メッセージ)の信号を復号化できるようにす
るためのキーであり、定期的に変更される。この受信コ
ードが適合するオリジナルメッセージのみ表示すること
ができる。表示機の構成(K6)は表示機(6)の文字
数や段数(行数)を示し、これが一致しないと表示する
ことができない。表示機の接続台数(K7)は1台の受
信機(4)に接続を許可される最大の台数が記憶されて
いる。
【0019】受信番組の記憶期間(K8)は、受信でき
ない状態に過去の受信番組を表示させるための記憶時間
を限定させるものである。記憶時間を限定させない場合
は0時間に設定される。代替周波数切替(K9)は、弱
電界になったとき代替周波数のFM放送局に自動的に切
り替えるか否かを設定するものである。各FM放送局か
らは、切り替えるべきFM放送局の周波数(代替周波
数)が送信される。登録番組番号(K10)は受信が許
可される番組番号が記憶されている。
【0020】上記契約情報は使用者に解読されるのを防
止するために暗号化されている。表示機(4)の制御回
路(48)はカード(5)がカード接続部(51)に挿
入されると、カードに記憶された契約情報,タイトル,
オリジナルメッセージとを読み込み、契約情報を受信機
(4)のRAM(50)に、タイトルと設定情報とオリ
ジナルメッセージを各表示機(6)のRAM(65)に
記憶させる。これらの記憶が終了すると、表示機(4)
の制御回路(48)はカード(5)の契約情報とタイト
ルを消去させる。これにより、カードが他の受信機に使
用されることを防止することができる。
【0021】タイトルはFM電波で受信した番組に付加
表示されるものである。このタイトルは絵柄であり、情
報の量が大きくてFM電波で送信するのは困難なために
カードに記憶させて使用者に供給される。
【0022】オリジナルメッセージは夫々のFM文字表
示装置用の独自のメッセージ(コマーシャル)である。
このメッセージはカードからの情報であるため、FM電
波を受信していない初期状態にはこのメッセージが表示
される。
【0023】設定情報には、各タイトルが使用され番組
を指定するデータ(図7参照)や、カードのオリジナル
メッセージの表示期間(図4参照)や、オリジナルメッ
セージを表示した後に番組を切り替えるか否かの切替表
示指定がある。
【0024】次に、表示機(6)の接続台数(K7)の
確認方法について説明する。この表示機の接続台数(K
7)が多いほど課金の額が多くなる為に、実際に接続さ
れている表示機(6)の確認が必要となる。図8は受信
機(4)の制御回路(48)のこの動作を示すフローチ
ャートである。図8のNは表示機(6)の総台数を示す
変数であり、受信機(4)の制御回路(48)内のレジ
スタに記憶される。
【0025】カード(5)が受信機(4)のカード接続
部(51)に挿入されると、制御回路(48)はカード
(5)よりカードの登録台数を読み取り、変数Nとして
記憶する(S1)。そして、制御回路(48)は第nの
表示機(6)の番号設定部(62)に対してアドレスN
の呼び出しを行い(S2)、応答があるか否かを調べる
(S3)。
【0026】応答があれば、即ち、番号設定部(62)
の設定がNの表示機(6)があれば(S3のY)、変数
Nを1つ加算して(S4)アドレスNの呼び出しを行う
(S5)。そして、応答があるか否かを調べる(S
6)。正規な状態では、カードの登録台数は末端に接続
されている番号設定部(62)のアドレスnに等しい。
従って、ステップS4〜S6は正規な状態でないことを
確認するための動作である。よって、ステップS6で応
答があればFM文字多重の受信は行わずにエラー処理を
行い(S7)、応答がなければFM多重の受信処理を行
う(S8)。
【0027】ステップS3で応答がなければ接続されて
いる表示機(6)がカード(5)の登録台数より少ない
ものとして、Nを一つずつ減算しながら表示機(6)の
アドレスを確認する(S9〜S12)。そして、一つで
もアドレスの応答があればFM文字多重の受信処理を行
う。通常は、カードの登録台数は第nの表示機(6)の
アドレスに一致するためにステップS9〜S12の処理
は行われない。
【0028】従来は、アドレス1からN以上まで応答が
なくなるまで順次確認をしており、FM文字多重の表示
までに時間がかかるという問題があった。本発明は、カ
ードに登録された台数を一つ越える架空の表示機の有無
を確認するために、短時間で接続されている表示機の台
数を確認することができる。尚、図9の如く、最初に登
録された台数を一つ越える架空の表示機の有無を確認し
た後、接続台数の確認の為にアドレスの減算をしてもよ
い。
【0029】次に、受信番組の記憶期間(K8)につい
て説明する。移動体に搭載されてFM電波の電界が弱く
なったり、装置の電源が切られたりして、FM電波の表
示情報を受信することができない場合がある。この場合
は、表示機(6)のRAM(65)に記憶されている過
去の表示情報を表示するようにする。しかしながら、余
りにも古い情報を表示させることは好ましくない。この
ため、受信機(4)の制御回路(48)は、図10に示
す如く動作する。まず、カード(5)に記憶された受信
番組の記憶期間(K8)をRAM(50)に記憶させる
(S31)。次にFM放送局(2)から番組を受信する
度(S32)に、受信した番組の受信時刻を最新の受信
時刻として上書きでRAM(50)に記憶させる(S3
3)。そして、この最新の受信時刻と記憶期間(K8)
より記憶期限を計算して上書きでRAM(50)に記憶
させる(S34)。
【0030】受信機(4)の制御回路(48)は、期限
切れの番組の有無を調べ、期限切れの番組があれば、表
示機(6)のRAM(65)に記憶される該当の番組を
消去させる(S36)。
【0031】このように、受信機(4)の制御回路(4
8)は、カード(5)に記憶された受信番組の記憶期間
(K8)を越える番組は表示させないようにする。
【0032】次に表示を許可する表示情報の取り込みに
ついて説明する。図11は受信機(4)の制御回路(4
8)のこの動作を示すフローチャートである。まず、受
信機(4)の制御回路(48)はカード(5)より受信
周波数(K2),代替周波数切替の設定(K9),電波
メッセージの受信コード(K5),登録番組番号(K1
0)を読み込んでRAM(48)に記憶させる(S4
1)。また、カード(5)よりタイトルデータとオリジ
ナルメッセージ(支社メッセージ)のデータを読み込ん
で各表示機(6)のRAM(65)に記憶させる(S4
2)。
【0033】次にFM放送局(2)からのデータについ
て、まず、代替周波数切替の設定(K9)が「あり」に
設定されているか否かを調べ、「あり」に設定されてい
れば受信の電界強度が所定以下であるか否かを調べる
(S43)。電界強度が所定以下であれば、制御回路
(48)はPLL回路(43)を制御して、放送局
(2)から受信した代替周波数の放送局(2)に切替さ
せる(S44)。
【0034】FM文字表示装置(1)が車両等の移動体
に搭載される場合は、通常は代替周波数切替の設定(K
9)を「あり」に設定する。しかしながら、FM文字表
示装置(1)を固定させる場合も、代替周波数切替の設
定(K9)を「あり」に設定すると、所望する有料のオ
リジナルメッセージを発信するFM放送局でなく、電界
強度が強い他のFM放送局を受信してしまうことがあ
る。これを防止するには代替周波数切替の設定(K9)
を「なし」にすればよい。
【0035】このようにして決定された放送局(2)か
ら表示情報を受信すると(S45のY)、まず、表示情
報が受信コード(K5)に無関係な共通FM文字か否か
を調べる(S46)。共通FM文字であれば、緊急番組
でないか否かを調べ(S47)、緊急番組であれば各表
示機(6)に割り込みで緊急番組を3回表示するように
指示する(S48)。
【0036】ステップS47で緊急番組でないと、受信
した番組がカードに設定された登録番組(K10)と一
致し、且つ、受信機で表示を設定された番組と一致する
もののみ表示を許可して各受信機(6)に転送する(S
49〜S51)。
【0037】ステップS46で受信した表示情報が共通
FM文字でない場合は、オリジナルメッセージ(全社メ
ッセージ)でないか否かを調べる(S52)。オリジナ
ルメッセージであれば、受信コード(K5)が一致する
もののみ表示を許可してデータを各受信機(6)に転送
する(S53,S54)。
【0038】次に、図12は各表示機(6)の制御回路
(64)の動作を示すフローチャートである。ここで
は、図11に示す受信機(4)の制御回路(48)の動
作により、予め各表示機(6)のRAM(65)は表示
データとして、図3,4,7の如き共通FM文字とオリ
ジナルメッセ−ジとタイトルのデータを記憶している。
共通メッセージには、基本チャンネルAと基本チャンネ
ルBと情報番組がある。基本チャンネルAはn1頁(1
頁は1画面のデータを示す)のニュースと1頁のCM1
(CMはコマーシャルを示す)があり、基本チャンネル
Bはn2頁の天気と1頁のCM2があり、情報番組には
n3頁の市役所情報がある。この情報番組のオリジナル
メッセージを挿入する頁(市役所情報2)にはCM−T
AGが付いている。オリジナルメッセージには、FM電
波からの全社メッセージ(m1頁)とカードからの支社
メッセージ(m2頁)がある。各表示機(6)のRAM
(65)は表示データ以外に、FM放送局(2)から受
信された差替データも記憶する。この差替データはオリ
ジナルメッセージと差し替える基本番組の頁を指定する
情報である。例えば、差替情報は図3のニュース2の次
のCM1(オリジナルでないコマーシャル)をオリジナ
ルメッセージと差し替えるように指定する。
【0039】このようなRAM(65)の記憶状態にお
ける制御回路(64)の動作を図12に基づいて説明す
る。尚、図13は番組の表示切替指定を「なし」に設定
した場合(図12のステップS76のN)の画面の切り
替わりを示す図であり、図14は番組の表示切替指定を
「あり」に設定した場合(図12のステップS76の
Y)の画面の切り替わりを示す図である。
【0040】まず、図13の如く、番組の表示切替指定
を「なし」に設定した場合を例に説明する。制御回路
(64)は最初に受信した番組の1頁目として基本チャ
ンネルAの「ニュース1」を最初の表示頁に設定する
(S61)。この番組にはタイトルが指定されていない
ので、制御回路(64)はタイトルなしで表示させる
(S62のN,S64,S65)(PA1−1)。「ニ
ュース1」の表示が終了すれば、次頁として「ニュース
2」を設定し(S66のN,S67)、ステップS71
のN,S62のN,S64を経てS65で「ニュース
2」を表示する(PA1−2)。
【0041】次に、設定される頁の「CM1」は、差替
データによりオリジナルメッセージと差し替えられる頁
である。制御回路(64)は、このメッセージとしてカ
ードの「支社メッセージ1」を表示させ(S71のY,
S72)(PA1−3)、基本チャンネルAの次回の表
示頁を「ニュース3」に設定する。そして、オリジナル
メッセージの次回の表示頁を「支社メッセージ2」に設
定する(S73のN,S74)。その後、ステップS7
6のN,S62のN,S64を経てS65で「ニュース
3」を表示する(PA1−4)。
【0042】このようにして、基本チャンネルAの最終
頁である「ニュースn1」を表示すると(S65)(P
A2−1)、所定時間「時計」により、日時や曜日など
を表示する(S66のY,S68)(PA2−2)。そ
して、基本チャンネルAの次回の表示頁を「ニュース
1」に設定する(S69)。また、次に表示する頁とし
て基本チャンネルBの「天気1」を設定する(S7
0)。その後、ステップS76のN,S62のN,S6
4を経てS65で「天気1」を表示する(PA2−
3)。
【0043】次の基本チャンネルBの「CM2」は、オ
リジナルメッセージの次回の表示頁として設定されてい
た「支社メッセージ2」が表示される(PA2−4)。
【0044】順次表示が進行して、基本チャンネルBの
最終頁である「天気n2」を表示すると(S65)(P
A3−1)、所定時間「時計」を表示する(S66の
Y,S68)(PA3−2)。そして、基本チャンネル
Bの次回の表示頁を「天気1」に設定し(S69)、次
に表示する頁として情報番組の「市役所情報1」を設定
する(S70)。「市役所情報1」はタイトル付きであ
るので、ステップS71のN,S62のYを経てS63
とS65で「タイトル」の「市役所情報1」を表示する
(PA3−3)。タイトルの表示方法は、例えば、2行
の表示装置の1行目に絵柄のタイトルを表示し、2行目
にランニング(横スクロール)で「市役所情報1」の文
字を表示させる。
【0045】順次表示が進行して、情報番組の「市役所
情報2」が表示されると(PA3−4)、CM−TAG
により「支社メッセージ3」が挿入表示される(S71
のY,S72)(PA3−5)。
【0046】図示しないが、更に順次表示が進んで、カ
ードのオリジナルメッセージの最終頁である「支社メッ
セージm2」の表示が終了すると(S72)、オリジナ
ルメッセージの次回の表示頁として、FM電波のオリジ
ナルメッセージの「全社メッセージ1」を設定する。
尚、「全社メッセージm1」の次は「支社メッセージ
1」に戻る。
【0047】このようにして、共通FM文字とオリジナ
ルメッセージが1つの表示装置で表示される。
【0048】次に、番組の表示切替指定を「あり」に設
定した図14について説明する。
【0049】図14のPB1−3までは図13のPA1
−3までと同一である。PB1−3で「支社メッセージ
1」を表示すると(S72)、ステップS73のN,S
74,S76のYを経て、次に表示する番組を基本チャ
ンネルBに設定する(S77)。これにより、ステップ
S62のN,S64を経てステップS65で「天気1」
が表示される(PB1−4)。尚、ステップS77で、
基本チャンネルBの次回の表示頁は、ステップS61の
初期設定あるいはステップS67で指定された頁のまま
であり、ステップS70のように必ず1頁に戻すことは
しない。これにより、図14に示す如く、「ニュース
2」(PB1−2)で途切れた基本チャンネルAが「ニ
ュース3」(PB1−9)で継続表示されることにな
る。
【0050】この番組切替により、所望される番組に早
く切り替えることができる。また、どのような種類の番
組があるのかを短時間で知ることができる。
【0051】尚、図11のステップS48に示す緊急番
組の表示は、図12のフローチャートの動作に優先した
割り込み処理により表示される。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明は、FM電波とは
別な方法で番組に付加するタイトルを記憶させたので、
FM電波では送信することができないデータ容量が大き
い絵柄等のタイトルを番組に付けることができ、番組の
表示能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFM文字表示システムの概要を示す図
である。
【図2】表示される情報の分類を示す図である。
【図3】図2の共通FM文字の内容を示す図である。
【図4】図2のオリジナルメッセージの内容を示す図で
ある。
【図5】実施例の要部の構成を示すブロック図である。
【図6】カードに記憶される契約情報の内容を示す図で
ある。
【図7】カードに記憶されるタイトルの内容を示す図で
ある。
【図8】登録された表示機台数の確認動作を示すフロー
チャートである。
【図9】登録された表示機台数の他の確認動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】受信した番組の記憶期限の管理動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】表示すべき番組を設定する動作を示すフロー
チャートである。
【図12】表示番組を切り替える動作を示すフローチャ
ートである。
【図13】切り替えられる表示順の例を示す図である。
【図14】切り替えられる表示順の他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 FM文字表示装置 2 FM放送局 4 受信機 41 受信機のFM受信回路 43 受信機のPLL回路 46 受信機の多重信号検出回路 47 受信機の操作部 48 受信機の制御回路 49 受信機のROM 50 受信機のRAM 51 受信機のカード接続部 5 カード 6 表示機 61 表示機の表示部 62 表示機の番号設定部 63 表示機のROM 64 表示機の制御回路 65 表示機のRAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字コードによる文字情報を音声信号に
    重畳したFM多重信号から前記文字情報を抽出する多重
    信号検出回路と、表示部と、前記多重信号検出回路より
    抽出された文字情報を前記表示部に表示させる制御回路
    とを有するFM文字表示装置に於いて、 前記文字情報に対応しドットデータからなるタイトル情
    報を記憶する記憶手段を備え、前記制御回路は前記多重
    信号検出回路より抽出された文字情報と共に前記記憶手
    段から読み出した前記タイトル情報を表示させることを
    特徴とするFM文字表示装置。
JP9182434A 1997-07-08 1997-07-08 Fm文字表示装置 Pending JPH1131982A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0951314A (ja) * 1995-08-09 1997-02-18 Hitachi Ltd 情報伝達システム、受信装置及び情報の選択方法
JPH09116451A (ja) * 1995-10-19 1997-05-02 Sony Corp 受信機

Patent Citations (2)

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