JPH09116451A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH09116451A
JPH09116451A JP29611595A JP29611595A JPH09116451A JP H09116451 A JPH09116451 A JP H09116451A JP 29611595 A JP29611595 A JP 29611595A JP 29611595 A JP29611595 A JP 29611595A JP H09116451 A JPH09116451 A JP H09116451A
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JP29611595A
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Masanao Owaki
正直 大脇
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字多重放送受信機において、文字番組のペ
ージ数などの情報を表示する。 【解決手段】 受信回路10により受信された文字放送
番組のデータを記憶するメモリ24と、表示素子50と
を設ける。表示素子50には、文字データによる本文を
表示する主領域54と、ページ領域52とを設ける。本
文のデータにしたがって、文字情報などの番組を、主領
域54に表示する。付随するデータにしたがって、主領
域54に表示されている番組に関連する情報を、ページ
領域52に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字多重放送を
受信する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FM放送において、「FM文字多重放
送」と呼ばれ、本来の音声放送の番組に、文字情報など
のデータを多重化して送信することが実現されている。
【0003】このFM文字多重放送は、DARC方式と
呼ばれているが、文字情報などのデジタルデータの多重
化の規格は、 副搬送周波数:76kHz 伝送レイト :16kビット/秒 変調方式 :LMSK 誤り訂正方式:(272,190)短縮化差集合巡回符号によ
る積符号 とされている。
【0004】そして、文字情報などの番組サービスとし
ては、レベル1、2、3の区別がある。これらは、いず
れも、ドット表示により文字情報などを表示(提示)す
るものであるが、レベル1は、ヘッダ部を含んで15.5文
字×2.5行の表示が可能な受信機に向けたサービスで、
情報は文字である。また、レベル2は、ヘッダ部を含ん
で15.5文字×8.5行の表示が可能な受信機に向けたサー
ビスで、情報は文字および図形である。さらに、レベル
3は、CD−ROMなどにより詳細な地図を表示できる
受信機、すなわち、ナビゲーションシステムに向けた交
通情報のサービスである。
【0005】そして、レベル1の番組サービスとして
は、ニュース、天気予報、交通情報、エンターテインメ
ントおよび主な補完番組などが考えられている。この場
合、エンターテインメントは、占い、リスナー伝言板、
クイズ、タウン情報などを提供するものである。
【0006】また、主な補完番組は、例えば本来の音声
放送が音楽番組であるときに、その曲名、演奏者名、リ
クエストのときの電話番号・FAX番号などのような番
組の補完情報を提供するものである。なお、以下におい
ては、主な補完番組を「番組情報」または「番組連動」
と称する。
【0007】さらに、上記以外の番組サービスとして、
緊急の必要性があるときに随時提供される「緊急情報」
も考えられている。
【0008】[データの構成]図7は、上記のFM文字
多重放送において多重化されるデータ信号のフレーム構
成を示す。このデータ信号の1フレームは272ブロック
で構成され、それぞれのブロックは288ビットとされて
いる。
【0009】また、1フレームの272ブロックは、190個
のデータパケットのブロックと、82個の縦方向のパリテ
ィパケットのブロックとに分けられ、縦方向のパリティ
パケットのブロックは、フレーム内で分散されて送出さ
れる。
【0010】そして、各ブロックの先頭には、16ビット
のBIC(ブロック識別符号)が付加される。このBI
Cとしては4種類のものが用いられ、これにより各パリ
ティパケットが区別されるとともに、フレームの先頭が
識別される。
【0011】また、データパケットのブロックは、BI
Cに続いて176ビットのデータパケットを有し、そのあ
とに14ビットのCRC符号が付加され、これに続いて82
ビットの横方向のパリティチェック符号を有する。
【0012】この場合、CRC符号は、積符号による誤
り訂正後の残留誤りを検出するために付加される。ま
た、縦方向のパリティパケットのブロックは、BICに
続いて272ビットの縦方向のパリティパケットを有する
ものとされている。
【0013】そして、各データパケットは、図8に示す
ように、32ビットのプリフィックスと、これに続く144
ビットのデータブロックとから構成されている。
【0014】[プリフィックス]プリフィックスは、図
8に示すように、サービス識別符号、復号識別フラグ、
情報終了フラグ、更新フラグ、番組番号、ページ番号、
データリンク符号、およびデータパケット番号から構成
されている。
【0015】そして、サービス識別符号は、4ビット
で、番組内容などを識別するものであり、レベル1に関
しては、 1 :逐次受信処理 2、3:記録受信処理 とされている。
【0016】この場合、逐次受信処理とは、受信機にお
いて番組データまたはページデータの最初のデータパケ
ットが着信し次第、表示の復号処理を開始するモードで
ある。そして、送信側が、受信側における提示のタイミ
ングをとる必要がある番組や、データグループの最終パ
ケットが得られてから復号処理を始めたのでは表示が間
に合わないような番組のとき、この逐次受信処理とされ
る。
【0017】また、記録受信処理とは、番組データまた
はページデータの全データを受信記録してデータグルー
プごとのCRC符号による誤り訂正処理を行ったのちに
初めて表示の復号処理を開始するモードである。したが
って、この記録受信処理の番組は、受信機側で表示のタ
イミングを制御することができる。なお、この記録受信
処理を行う番組としては、ニュース、天気予報、交通情
報などがある。
【0018】さらに、プリフィックスにおいて、復号識
別フラグは、1ビットで、受信機の誤り訂正回路が横方
向のみの復号によりデータを出力する場合には“1”と
され、横方向および縦方向の復合後にデータを出力する
場合には“0”とされる。
【0019】そして、逐次受信処理で、復号識別フラグ
が“0”の場合には、受信機は、それぞれのデータパケ
ットの先頭のBICを受信してから302パケット後のデ
ータパケットの先頭のBICの時点で、それぞれのデー
タパケットについての提示のための復号処理を行うよう
に、規定されている。
【0020】また、情報終了フラグは、1ビットで、あ
るデータグループ番号で送出するデータグループが終了
する場合には“1”とされ、そうでない場合には“0”
とされる。さらに、更新フラグは、2ビットで、データ
グループが更新されるごとに1ずつインクリメントされ
る。また、番組番号は8ビット、ページ番号は6ビット
で、両者によりデータグループ番号が構成される。
【0021】さらに、番組番号は0から255までとさ
れ、 0 :総目次(メインメニュー) 1〜253:任意の番組(ニュース、天気予報など) 254 :主な補完番組(番組情報ないし番組連動) 255 :緊急情報 のように、割り付けられている。
【0022】また、ページ番号は1から62までとされ、
すなわち、1番組は最大62ページとされている。そし
て、1ページは、1〜4つのデータグループにより構成
され、1データグループは、1つまたは複数のデータブ
ロックにより構成される。
【0023】さらに、データリンク符号は、2ビット
で、1つのデータグループに属すべきデータを、パケッ
ト数がデータパケット番号の最大値を超えるような大容
量のデータであるなどのために、最大で4つのデータグ
ループに分割して、データリンク符号が異なる、同一の
データグループ番号により送信する場合に、各データグ
ループの間で0→1→2→3の順にリンクさせる符号で
ある。
【0024】また、データパケット番号は、8ビット
で、「0」から順に割り当てられ、1つの番組における
データパケットの順序を示している。すなわち、そのデ
ータパケットが、1つの番組のうちの何番目のデータパ
ケットであるかを示している。
【0025】そして、レベル1においては、1ページ
は、一般には15.5文字×2.5行の表示書式とされるが、1
5.5文字×8.5行の表示書式とすることもできる。また、
この場合の文字データは、JISコードなどによって表
示する文字を指定するものとされている。
【0026】[データパケット]データパケットのデー
タブロックは、図9Aに示すように、その1つまたは複
数が、1つのデータグループを構成するものである。そ
して、この場合、サービス識別符号、データグループ番
号および更新フラグが等しいデータブロックを、データ
パケット番号の順に、データパケット番号が0番のデー
タブロックからプリフィックスの情報終了フラグのセッ
トされているデータブロックまで並べたものが、1つの
データグループとなる。
【0027】したがって、データグループは、データブ
ロックの長さである144ビットの整数倍の長さである。
また、1つのデータグループは、1表示単位、すなわ
ち、1ページの表示データに対応している。
【0028】そして、図9Bに示すように、データグル
ープの先頭の8ビットは、そのデータグループの開始を
示すヘッディング開始符号とされ、次の16ビットが、デ
ータグループの連結の有無を示すフラグと、後ろに続く
データグループデータのバイト数とを示すデータグルー
プヘッダとされている。さらに、データグループデータ
の後ろには、データグループの長さを18バイトの整数倍
に調整するヌルコードが続き、その次にデータグループ
の終了を示すデータグループ終了符号が続き、最後に、
データグループの誤り検出用のCRC符号が続く。
【0029】また、1つの番組は1つの番組データによ
り構成されるが、図10Aに示すように、その番組デー
タは、複数のデータグループから構成されるとともに、
先頭のデータグループは番組管理データとされ、残りの
データグループはすべてページデータとされる。
【0030】そして、番組管理データは、図10Bの左
に示すように、6バイトの番組データヘッダと、データ
ユニット群とから構成される。そして、番組データヘッ
ダは、図10Cの左に示すようなデータを有するもので
あるが、例えば、 第3バイト :番組番号 第4バイトの下位6ビット:その番組のページ総数 第5バイト :提示機能 第6バイトの上位4ビット:情報種別 を示している。
【0031】なお、第5バイトの提示機能は、番組に含
まれる符号の種類および表示の機能を示すもので、図1
1に示すように、各ビットが割り当てられている。すな
わち、文字データのときには、第1ビットb1(LSB)が
“1”となり、図形データのときには、第2ビットb2
が“1”となる。
【0032】また、記録受信処理の番組には、 一括番組 :番組の全データを受信し、第1ページから
順に表示する。 非一括番組:番組の全データを受信できなくても、表示
できるページから順に表示する。 とがあり、これを第7ビットb7が示している。また、
第8ビットb8が補完番組(番組情報)であるかどうか
を示している。
【0033】さらに、番組データヘッダの第6バイトの
上位4ビットの情報種別は、情報が無料であるか有料で
あるかなどを示す。
【0034】また、データユニット群は、図12に示す
ように、表示用の文字データや図形データを有するデー
タユニットの複数個から構成されている。なお、このデ
ータユニットの1つが、選択制御データユニットとさ
れ、 キーイン番号 行き先ページ番号 行き先番組番号 行き先サービス識別符号 などを有する。
【0035】さらに、ページデータは、図10Bの右に
示すように、7バイトのページデータヘッダと、データ
ユニット群とから構成されている。この場合、ページデ
ータヘッダは、図10Cの右に示すようなデータを有す
るものであるが、 第3バイト :番組番号 第4バイトの下位6ビット:その番組におけるページ番号 第5バイト :提示機能 第6バイトの上位4ビット:情報種別 を示している。なお、データユニット群は、番組管理デ
ータのそれと同一の構成である。
【0036】以上が、DARC方式による文字多重放送
におけるフォーマットである。
【0037】[番組の表示例]レベル1に対応する受信
機には、図13に示すように、LCDのような表示素子
DSPが設けられるとともに、その表示領域SCRNは、15.5
文字×2.5行(横248ドット×縦40ドット)の大きさとさ
れる。ただし、その表示領域SCRNのうち、上側の0.5行
の領域はヘッダ文の表示領域とされ、下側の2行の領域
が本文の表示領域とされる。
【0038】そして、受信機が文字多重放送を受信する
と、図14Aに示すように、表示素子DSPの表示領域SCR
Nに、総目次が表示される。ただし、図14Aは、総目
次が複数ページにわたり、そのうちの最初の1ページが
表示された状態である。
【0039】そして、このような状態のとき、所定のキ
ーを操作すると、図14Bに示すように、表示領域SCRN
には、次のページが表示される。
【0040】そして、ユーザーが総目次の中から見よう
とする項目の番号を選択して決定すると、その選択決定
された項目についての目次が表示される。例えば、ユー
ザーが総目次の中から「3.天気予報」を選択した場
合、図14Cに示すように、「1.今日の天気」、
「2.明日の天気」というような目次が表示される。
【0041】さらに、ユーザーがその目次の中から見よ
うとする項目の番号を選択して決定すると、その選択決
定された項目の最初のページが表示される。例えば、ユ
ーザーが上記の目次の中から「1.今日の天気」を選択
した場合には、図14Dに示すように、「今日の天気」
についての具体的な文字情報が表示される。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】FM文字多重放送にお
いては、上述からも明らかなように、表示に必要なデー
タは、すべてシリアルに送信されてくる。したがって、
例えばニュースを見ようとしても、すべてのデータが受
信されていないことがあり、すぐには見ることができな
いで、少しの間、待たなければならないことがある。
【0043】この発明は、そのような場合の使い勝手を
改善しようとするものである。
【0044】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、文字情報などによる本文のデータと、この本文
のデータに付随するデータとを有する文字放送番組の信
号を、本来の音声放送の番組の信号に多重化して放送す
る文字多重放送の受信機において、上記文字多重放送を
受信する受信回路と、この受信回路により受信された文
字放送番組のデータを記憶するメモリと、表示素子とを
有し、上記表示素子は、上記文字データによる本文を表
示する主領域と、ページ領域とを有し、上記本文のデー
タにしたがって、上記文字情報などの番組を、上記主領
域に表示するとともに、上記付随するデータにしたがっ
て、上記主領域に表示されている番組に関連する情報
を、上記ページ領域に表示するようにした受信機とする
ものである。
【0045】
【発明の実施の形態】図1は、この発明を、レベル1の
受信能力を有するFM受信機に適用した場合である。
【0046】すなわち、符号10はそのFM受信回路を
示し、アンテナ11により受信されたFM信号が、シン
セサイザ方式のチューナ回路12に供給されて目的とす
る周波数の放送局が選局されるとともに、そのFM信号
が中間周波信号に変換され、この中間周波信号が中間周
波フィルタおよび広帯域アンプを有する中間周波回路1
3を通じてFM復調回路14に供給される。
【0047】こうして、復調回路14からは、ステレオ
の左および右チャンネルのオーディオ信号L、Rの加算
信号(L+R)と、その差信号(L−R)により平衡変
調されたDSB信号と、パイロット信号と、上述したF
M文字多重放送におけるLMSK信号との周波数多重化
信号が取り出される。
【0048】そして、この周波数多重化信号がステレオ
復調回路15に供給され、加算信号(L+R)およびD
SB信号からオーディオ信号L、Rが復調され、これら
信号L、Rがアンプ16L、16Rを通じて左および右
チャンネルのスピーカ17L、17Rに供給される。
【0049】さらに、このFM受信機には、チューナ回
路12における選局およびFM文字多重放送による文字
の表示を実行するため、マイクロコンピュータ20が設
けられている。
【0050】すなわち、このマイクロコンピュータ20
は、プログラムを実行するためのCPU21と、そのプ
ログラム用のROM22と、ワークエリア用のRAM2
3と、FM文字多重放送のデータの受信バッファ用のR
AM24とを有する。そして、メモリ22〜24はシス
テムバス29を通じてCPU21に接続されている。
【0051】この場合、ROM22には、各種のルーチ
ンが用意されているとともに、例えば図2および図3に
示す表示ルーチン100が用意される。この表示ルーチ
ン100の詳細については、後述するが、キー操作に対
応してそれぞれの表示を行うものである。なお、表示ル
ーチン100は、簡単のため、キー入力および表示に関
係する部分だけを示している。
【0052】さらに、バス29には、ポート25、26
およびインターフェイス回路27が接続され、ポート2
5からチューナ回路12に選局用のデータが供給され、
その選局が実行される。また、復調回路14からの復調
信号が、デコーダ回路41に供給されてLMSK信号か
らFM文字多重放送におけるデータがデコードおよびエ
ラー訂正されて取り出され、このデータがポート26を
通じてマイクロコンピュータ20に取り込まれる。
【0053】また、インターフェイス回路27には、ノ
ンロックタイプのプッシュスイッチにより構成された各
種の操作キーK+、Kー、KS、KM、K1〜KNが接続さ
れ、そのキー出力がマイクロコンピュータ20に取り込
まれる。
【0054】さらに、バス29には、FM文字多重放送
により送られてきた文字データを表示データに変換する
ためのフォントデータを有するフォントROM(キャラ
クタジェネレータ)31が接続されるとともに、ディス
プレイコントローラ32が接続されている。そして、コ
ントローラ32には、表示用のメモリ33が接続される
とともに、表示素子として、例えばLCD50が接続さ
れている。
【0055】この場合、LCD50は、ドットの組み合
わせにより文字などを表示するもので、例えば図4に示
すように、その表示領域51が15.5文字×3行(横248
ドット×縦48ドット)の大きさとされている。そして、
この表示領域51のうち、最上部の0.5行(横248ドット
×縦8ドット)の領域52はページの情報などを表示す
るページ領域とされる。
【0056】また、領域52に続く0.5行(横248ドット
×縦8ドット)の領域53はヘッダ文を表示するヘッダ
領域とされ、残る15.5文字×2行(横248ドット×縦32
ドット)の領域54が本文の表示する主領域とされる。
なお、領域53、54を合わせたものが、図13におけ
る表示素子DSPの表示領域SCRNに対応する。
【0057】さらに、メモリ33は、LCD50のドッ
ト表示方式に対応してビットマップ方式とされ、1画面
分の容量を有する。そして、受信バッファ用のRAM2
4に保持されているデータがCPU21により読み出さ
れ、この読み出されたデータが、ROM31のフォント
データを使用して表示データに変換され、この表示デー
タがコントローラ32を通じてメモリ33に書き込まれ
る。
【0058】また、このとき、コントローラ32によ
り、メモリ33の表示データが繰り返し読み出されると
ともに、表示信号に変換されてLCD50に供給され
る。したがって、LCD50には、CPU21がRAM
24から読み出したデータによる文字などが表示され
る。
【0059】このような構成によれば、受信された文字
データおよび表示の要求にしたがって、その処理が以下
のように実行される。
【0060】[総目次の表示]文字多重放送が受信され
て、その文字データがRAM24に書き込まれ、総目次
(番組番号=0)を表示できるようになると、CPU2
1の処理が、ルーチン100のステップ101からスタ
ートし、次にステップ102において、モードフラグMO
DFが“0”とされる。
【0061】この場合、モードフラグMODFは、 MODF=0のとき、総目次を表示 MODF=1のとき、逐次受信処理の番組を表示 MODF=2のとき、記録受信処理の番組(総目次を除く)
を表示 のように作用するものである。
【0062】そして、処理はステップ103に進み、こ
のステップ103において、項目番号が「1」とされ
る。この項目番号は、総目次における番組名ごとにつけ
た通し番号であり、番組を選択するときの対象となる番
組名を指示する。ここでは、項目番号と番組名(番組)
との関係は、例えば、 1:番組情報 2:ニュース・スポーツ 3:天気予報 ・・・・ とする。
【0063】続いて、処理はステップ111に進み、こ
のステップ111において、モードフラグMODFが「0」
(総目次の表示)であるかどうかがチェックされる。そ
して、今の場合は、MODF=0なので、処理はステップ1
11からステップ112に進み、このステップ112に
おいて、現在の項目番号が対応する番組番号に変換され
る。例えば、今の場合、現在の項目番号は「1」であ
り、これは番組情報を示しているが、その番組番号は
「254」であるから、項目番号「1」は番組番号「254」
に変換される。
【0064】次に、処理はステップ113に進み、この
ステップ113において、総目次のうち、現在の項目番
号に関連する2つの番組の名前がLCD50の主領域5
4に表示される。すなわち、今の場合、項目番号が
「1」なので、例えば図6Aに示すように、LCD50
の主領域54には、総目次のうちの第1番目の番組名
「番組情報」と、これに続く第2番目の番組名「ニュー
ス・スポーツ」とが表示される。
【0065】また、このとき、現在の項目番号に対応す
る第1番目の番組名は反転表示とされ(作図の都合で、
反転表示は斜線により示す。以下同様)、この第1番目
の番組が選択の対象であることが表示される。
【0066】さらに、その後、処理は、ステップ11
4、115を通じてステップ141に進む。なお、ステ
ップ114、115については、その詳細を後述する。
【0067】そして、ステップ141において、キーK
+〜KNのどれかが押されているかどうかがチェックされ
る。そして、押されていないときには、処理はステップ
141からステップ111に戻る。
【0068】したがって、今の場合、キー入力がないと
きには、総目次の表示状態が続くことになる。また、こ
のとき、LCD50の表示は、図6Aに示すようになっ
ている。すなわち、図6Aの表示状態で、キー入力待ち
となっている。
【0069】そして、キーK+〜KNのどれかが押された
ときには、処理はステップ141からステップ151に
進み、このステップ151において、モードフラグMODF
が「0」(総目次の表示)であるかどうかがチェックさ
れる。そして、今の場合は、MODF=0なので、処理はス
テップ151からステップ152に進み、このステップ
152において、押されているキーがページ送りキーK
+であるかどうかがチェックされる。
【0070】そして、ページ送りキーK+のときには、
処理はステップ152からステップ157に進み、この
ステップ157において、項目番号が「1」だけインク
リメントされ、その後、処理はステップ111に戻る。
【0071】したがって、今の場合、項目番号が「2」
になっているので、ステップ113により、例えば図6
Bに示すように、LCD50の主領域54には、総目次
のうちの第1番目の番組名と、これに続く第2番目の番
組名とが表示されるとともに、第2番目の番組名が反転
表示とされる。
【0072】こうして、ページ送りキーK+が押される
と、その押されるごとに、項目番号が「1」ずつインク
リメントされ、選択の対象となる番組の番組名が正順に
反転表示されていく。なお、例えば、項目番号が「2」
から「3」になったときには、図6B、Cに示すよう
に、総目次のうちの第3番目および第4番目の番組名が
表示されるとともに、その第3番目の番組名が反転表示
される。すなわち、ステップ113においては、ページ
送りキーK+により項目番号が偶数から奇数になったと
きには、番組名が2つまとめて更新される。
【0073】こうして、ページ送りキーK+を押すと、
例えば図6A〜Eに示すように、総目次の表示が順方向
に変化していくとともに、選択の対象となる番組を示す
反転表示も順方向に変化していく。
【0074】また、ステップ152において、押された
キーがページ送りキーK+ではないときには、処理はス
テップ152からステップ153に進み、このステップ
153において、押されているキーがページ戻りキーK
ーであるかどうかがチェックされる。
【0075】そして、ページ戻りキーKーのときには、
処理はステップ153からステップ158に進み、この
ステップ158において、項目番号が「1」だけディク
リメントされ、その後、処理はステップ111に戻る。
したがって、今、項目番号が「3」であるとすれば、例
えば図6Cに示すように、LCD50の主領域54に
は、総目次のうちの第3番目の番組名と、これに続く第
4番目の番組名とが表示されるとともに、第3番目の番
組名が反転表示とされている。
【0076】こうして、ページ戻りキーKーが押される
と、その押されるごとに、項目番号が「1」ずつディク
リメントされ、選択の対象となる番組の番組名が逆順に
反転表示されていく。なお、例えば、項目番号が「3」
から「2」になったときには、図6C、Bに示すよう
に、総目次のうちの第1番目および第2番目の番組名が
表示されるとともに、その第2番目の番組名が反転表示
される。すなわち、ステップ113においては、ページ
戻りキーKーにより項目番号が奇数から偶数になったと
きには、番組名が2つまとめて更新される。
【0077】こうして、ページ戻りキーKーを押すと、
例えば図6E〜Aに示すように、総目次の表示が逆方向
に変化していくとともに、選択の対象となる番組を示す
反転表示も逆方向に変化していく。
【0078】したがって、LCD50の主領域54に総
目次が表示されているとき、ページ送りキーK+あるい
はページ戻りキーKーを押すと、その総目次に含まれて
いる任意の番組名を指定(反転表示)することができ
る。
【0079】ただし、この場合、ステップ114、11
5が実行されることにより、LCD50の主領域54に
番組の表示が行われるとき、ページ領域52には、その
番組のページなどに関する情報が表示される。
【0080】すなわち、ステップ114においては、ス
テップ112により変換された番組番号の番組の文字デ
ータが、RAM24に取得されているかどうかがチェッ
クされる。また、図10および図11において説明した
番組管理データを使用することにより、取得されている
とすれば、逐次受信処理の番組であるか、記録受信処理
の番組であるかどうかがチェックされ、さらに、記録受
信処理の番組であれば、一括番組であるか、非一括番組
であるかがチェックされる。そして、そのチェックの結
果にしたがって、データフラグDFLGが、次のように設定
される。
【0081】 DFLG=0:非一括番組で、総ページ数がまだ不明のとき DFLG=1:一括番組で、すべてのデータがまだ取得でき
ていないとき DFLG=2:非一括番組で、総ページ数がわかっていると
き DFLG=3:一括番組および非一括番組で、すべてのデー
タを取得できているとき DFLG=4:逐次受信処理の番組のとき さらに、ステップ114においては、現在の項目番号の
番組が記録受信処理の番組のとき、番組管理データをチ
ェックすることにより、ページ総数およびページ番号も
チェックあるいは取得される。
【0082】例えば、図6Aに示すように、項目番号が
「1」の場合、すなわち、番組番号が「254」の場合、
これは番組情報である。そして、番組情報は提示逐次受
信処理により送信されている。したがって、提示機能の
提示内容(図11)はb8=“1”なので、DFLG=4に
設定される。
【0083】また、図6Bに示すように、項目番号が
「2」であり、「ニュース・スポーツ」の場合、これが
非一括番組であってページ総数はわかっているが、その
すべてのデータが取得できていないとすれば、DFLG=2
となる。しかし、すべてのデータを取得できれば、DFLG
=3となる。
【0084】そして、ステップ115においては、ステ
ップ114のチェック結果が、LCD50のページ領域
52に表示される。
【0085】すなわち、図6Aの場合であれば、第1番
目の番組「番組情報」が選択の対象であるとともに、ス
テップ114におけるチェックによれば、DFLG=4なの
で、図6Aに示すように、LCD50のページ領域52
には、「LIVE」の文字が表示される。
【0086】こうして、図6Aに示すように、選択の対
象が番組情報のときには、この「番組情報」の文字が反
転表示されて選択の対象であることが示されるととも
に、その番組情報に対して「LIVE」の文字が表示され
る。
【0087】つまり、一般的に言えば、選択の対象が番
組情報のように逐次受信処理の番組の場合には、例えば
図6Aに示すように、その番組名が反転表示されて選択
の対象であることが示されるとともに、「LIVE」の文字
が表示される。
【0088】さらに、図6Bの場合であれば、第2番目
の番組「ニュース・スポーツ」が選択の対象であるとと
もに、ステップ114におけるチェックによれば、ペー
ジ総数はわかっているが、そのすべてのデータが取得で
きていないときには、DFLG=2となっている。そこで、
図6Bに示すように、LCD50のページ領域52に
は、そのページ総数が、例えば「29 PAGES」のように表
示される。
【0089】そして、このような表示状態で、上記のよ
うにキー入力待ちとなっているが、時間が経過するにつ
れ、第2番目の番組「ニュース・スポーツ」のデータが
RAM24に取得されていき、すべてのデータがそろう
と、DFLG=3となる。すると、図6Gに示すように、L
CD50のページ領域52に表示されていた総ページ数
を示す文字「29 PAGES」は、反転表示とされる。
【0090】つまり、一般的には、選択の対象が記録受
信処理の番組の場合には、例えば図6Bに示すように、
その番組名が反転表示されて選択の対象であることが示
されるとともに、その総ページ数が表示される。そし
て、すべてのページを受信できると、あるいは受信でき
ていると、その総ページ数は反転表示となる。
【0091】なお、ステップ114におけるチェックの
結果、DFLG=0(非一括番組で、総ページ数がまだ不
明)のときには、ステップ115において、ページ領域
52には、例えば「--」が表示され、DFLG=1(一括番
組で、すべてのデータがまだ取得できていない)ときに
は、例えば「**」が表示される。
【0092】[逐次受信処理の番組の表示]LCD50
の主領域54に総目次が表示されているとともに、目的
とする番組の番組名が反転表示されているとき、選択決
定キーKSを押すと、処理はステップ141→ステップ
151→ステップ152→ステップ153を通じてステ
ップ154に進み、このステップ154において、押さ
れたキーが選択決定キーKSであるかどうかがチェック
される。
【0093】そして、今の場合、押されたキーが選択決
定キーKSなので、処理はステップ154からステップ
155に進み、このステップ155において、ステップ
112で変換された番組番号の番組が表示の対象の番組
に決定されるとともに、モードフラグMODFが変更され
る。この場合、表示の対象に決定された番組が、逐次受
信処理の番組であれば、MODF=1とされ、記録受信処理
の番組であれば、MODF=2とされる。
【0094】次に、処理はステップ156に進み、この
ステップ156において、表示ページ番号が「1」とさ
れる。この表示ページ番号は、LCD50の主領域54
に番組が表示されるときのページ番号を指定するもので
あり、今の場合、「1」に設定されたので、番組が表示
されるとき、第1ページが表示されることになる。
【0095】そして、その後、処理はステップ111に
戻る。しかし、今の場合、MODF=0(総目次の表示)で
はないので、処理はステップ111からステップ121
に進み、このステップ121において、モードフラグMO
DFが「1」であるかどうかがチェックされる。
【0096】そして、逐次受信処理の番組を選択して決
定していたとすれば、すなわち、例えば図6Aの状態の
とき、選択決定キーKSを押し、番組情報に決定してい
たとすれば、MODF=1となるので、処理はステップ12
1からステップ122に進む。そして、このステップ1
22において、ステップ155により選択決定された番
組の文字データ、今の場合、番組情報の文字データが、
RAM24に取得されているかどうかがチェックされ、
取得されていないときには、処理はステップ122から
ステップ141に進む。
【0097】しかし、文字データが取得されているとき
には(取得されていなかったが、その後、取得されたと
きには)、処理はステップ122からステップ123に
進み、このステップ123において、RAM24に取得
されている文字データにしたがった番組、今の場合は番
組情報が、例えば図6Fに示すように、LCD50の主
領域54に表示される。
【0098】そして、その後、処理はステップ124に
進み、このステップ124において、LCD50のペー
ジ領域52に「LIVE」の文字が表示され、その後、処理
はステップ141に進む。
【0099】そして、ステップ141において、キーK
+〜KNのどれかが押されていなければ、上述のように、
処理はステップ141からステップ111に戻る。
【0100】したがって、逐次受信処理の番組を選択し
て決定した場合には、その内容がLCD50の主領域5
4に逐次表示されていくとともに、ページ領域52に
は、「LIVE」の文字が表示され、逐次受信処理であるこ
とが示される。
【0101】しかし、キーK+〜KNのどれかが押された
ときには、処理はステップ141からステップ151に
進む。そして、今の場合、MODF=1(逐次受信処理の番
組の表示)なので、処理はステップ151からステップ
161に進み、このステップ161において、モードフ
ラグMODFが「1」(逐次受信処理の番組の表示)である
かどうかがチェックされる。
【0102】そして、今の場合、MODF=1なので、処理
はステップ161からステップ162に進み、このステ
ップ162において、ステップ141により検出された
キーが、メニューキーKMであるかどうかがチェックさ
れ、メニューキーKMのときには、処理はステップ16
2からステップ163に進み、このステップ163にお
いて、モードフラグMODFが「0」(総目次の表示)とさ
れ、その後、処理はステップ111に戻る。
【0103】すると、以後、ステップ112〜115が
実行されるので、LCD50の主領域54には、総目次
が表示されることになる。
【0104】なお、ステップ162において、ステップ
141により検出されたキーが、メニューキーKMでは
ないときには、CPU21の処理は、ステップ162か
ら、その押されたキーに対応したルーチン(図示せず)
に進み、その処理が実行される。また、ステップ154
において、押されたキーが選択決定キーKSではないと
きには、処理はステップ154からステップ111に戻
り、その押されたキーは無視される。
【0105】[記録受信処理の番組の表示]LCD50
の主領域54に総目次が表示されているとともに、記録
受信処理の番組が反転表示されている場合に、すなわ
ち、例えば図6Gに示すように、「ニュース・スポー
ツ」の文字が選択の対象となっている場合に、選択決定
キーKSを押すと、ステップ155により表示の対象と
なる番組が決定されるとともに、MODF=2(記録受信処
理の番組の表示)とされ、さらに、ステップ156によ
り表示ページ番号が「1」とされ、その後、CPU21
の処理はステップ111に戻る。
【0106】したがって、その後、CPU21の処理
は、ステップ111からステップ121に進み、このス
テップ121において、MODF=1(逐次受信処理の番組
の表示)であるかどうかがチェックされるが、今の場
合、MODF=2なので、処理はステップ121からステッ
プ131に進む。
【0107】そして、このステップ131において、ス
テップ155により決定した番組のうち、表示ページ番
号の示すページの文字データ、今の場合、「ニュース・
スポーツ」の第1ページの文字データが、RAM24に
取得されているかどうかがチェックされる。そして、取
得されていないときには、処理はステップ131からス
テップ141に進むが、取得されているときには、処理
はステップ131からステップ132に進み、このステ
ップ132において、ステップ155により決定した番
組のうち、表示ページ番号の示すページ、今の場合、
「ニュース・スポーツ」の第1ページが、例えば図6H
に示すように、LCD50の主領域54に表示される。
【0108】続いて、処理はステップ133に進み、こ
のステップ133において、番組データのページデータ
のページデータヘッダ(図10)から、現在のページ番
号が取り出され、これにより例えば図6Hに示すよう
に、LCD50のページ領域52に、現在表示されてい
るページのページ番号「PAGE 1」が表示される。
【0109】そして、その後、処理はステップ141に
進み、このステップ141において、キーK+〜KNのど
れかが押されていなければ、上述のように、処理はステ
ップ141からステップ111に戻る。
【0110】したがって、記録受信処理の番組を選択し
て決定した場合には、その第1ページがLCD50の主
領域54に表示されるとともに、ページ領域52には、
「PAGE 1」の文字が表示される。
【0111】そして、以後、キーK+〜KNがどれも押さ
れていない場合には、この第1ページの表示状態が続
く。
【0112】しかし、そのような表示状態にあるとき、
ページ送りキーK+を押すと、処理がステップ141か
らステップ151を通じてステップ161に進むととも
に、今の場合、MODF=2(記録受信処理の番組の表示)
なので、処理はステップ161からステップ171に進
む。
【0113】そして、このステップ171において、押
されたキーがページ送りキーK+であるかどうかがチェ
ックされる。そして、今の場合、ページ送りキーK+な
ので、処理はステップ171からステップ173に進
み、このステップ173において、表示ページ番号が
「1」だけインクリメントされ、その後、処理はステッ
プ111に戻る。
【0114】したがって、今の場合、例えば図6Iに示
すように、ステップ132により、ページ送りキーK+
を押したときの次のページが、LCD50の主領域54
に表示されるとともに、ステップ133により、その表
示されたページのページ番号「PAGE 2」が、ページ領域
52に表示される。
【0115】そして、その後、処理はステップ111に
戻るので、以後、ページ送りキーK+を押すごとに、L
CD50には、次のページおよびそのページ番号が表示
される。すなわち、マニュアル操作によりページ送りが
できるとともに、その表示されているページのページ番
号が表示される。
【0116】また、ステップ141において、押された
キーがページ戻りキーK-のときには、処理はステップ
171からステップ172に進み、このステップ172
において、押されているキーがページ戻りキーKーであ
るかどうかがチェックされる。そして、今の場合、ペー
ジ戻りキーKーなので、処理はステップ172からステ
ップ174に進み、このステップ174において、表示
ページ番号が「1」だけディクリメントされ、その後、
処理はステップ111に戻る。
【0117】したがって、ステップ132により、ペー
ジ戻りキーK-を押したときの前のページが、LCD5
0の主領域54に表示されるとともに、ステップ133
により、その表示されたページのページ番号が、ページ
領域52に表示される。
【0118】そして、その後、処理はステップ111に
戻るので、以後、ページ戻りキーKーを押すごとに、L
CD50には、前のページおよびそのページ番号が表示
される。すなわち、マニュアル操作によりページ戻しが
できるとともに、その表示されているページのページ番
号が表示される。
【0119】さらに、ステップ141において、押され
たキーがメニューキーKMのときには、処理はステップ
171からステップ172を通じてステップ162に進
む。したがって、上述のように、ステップ163によ
り、モードフラグMODFが「0」(総目次の表示)とさ
れ、その後、処理はステップ111に戻る。したがっ
て、以後、ステップ112〜115が実行されるので、
LCD50の主領域54には、総目次が表示されること
になる。
【0120】[まとめ]図1の受信機においては、各種
の番組を選択して表示することができが、この場合、特
に、この受信機によれば、LCD50に、本来の領域5
3、54に加えてページ領域52を設け、ここにページ
などに関する情報を表示するようにしたので、番組の総
ページ数を知ることができる。また、任意の番組につい
て、すべてのページがそろっているときと、いないとき
で、表示を変更しているので、その番組について、ペー
ジがそろっているかどうかを知ることができる。
【0121】さらに、番組を表示中、現在の表示してい
るページのページ番号を知ることができる。また、非一
括番組と一括番組とを区別することができる。さらに、
記録受信処理の番組と、逐次受信処理の番組とを区別す
ることもできる。
【0122】なお、上述においては、対象となる番組の
番組名を反転表示としたが、ブリンク表示としたり、特
定のカーソル記号が移動して指示したり、あるいはLC
D50がカラーLCDであれば、色を変更することもで
きる。同様に、すべてのデータを受信できているときの
総ページ数の数字も、ブリンク表示としたり、特定のマ
ークを表示したり、表示色を変更したりすることができ
る。
【0123】さらに、番組データヘッダおよびページデ
ータヘッダの情報種別を使用して、有料情報であるが、
その受信契約をしていないときには、ページ領域52
に、例えば「\」を表示し、その有料情報の表示ができ
ないことをユーザに知らせることもできる。
【0124】また、LCD50の表示容量に余裕がある
ときには、例えば図5に示すように、それぞれの番組に
ついて、総ページ数やすべてのデータを受信できている
かどうかなどの情報を、独立に表示することもできる。
【0125】なお、レベル2は、ヘッダ部を含んで15.5
文字×8.5行の表示が可能な受信機に向けたサービスで
あるが、これを上述のLCD50に表示する場合には、
本文の第1行〜第14行を2行ずつにわけ(第15行目だけ
は1行)、これを1ページとみなして同様にLCD50
に表示すればよい。
【0126】
【発明の効果】この発明によれば、表示素子に、本来の
表示用の領域に加えてページ領域を設け、ここにページ
などに関する情報を表示するようにしたので、番組の総
ページ数を知ることができる。また、任意の番組につい
て、すべてのページがそろっているときと、いないとき
で、表示を変更しているので、その番組について、ペー
ジがそろっているかどうかを知ることができる。
【0127】さらに、番組を表示中、現在の表示してい
るページのページ番号を知ることができる。また、非一
括番組と一括番組とを区別することができる。さらに、
記録受信処理の番組と、逐次受信処理の番組とを区別す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態の一部を示すフローチャート
である。
【図3】図2の続きの一形態を示すフローチャートであ
る。
【図4】表示素子の一形態を示す正面図である
【図5】表示状態を説明するための図である。
【図6】表示状態を説明するための図である。
【図7】信号フォーマットを説明するための図である。
【図8】信号フォーマットを説明するための図である。
【図9】信号フォーマットを説明するための図である。
【図10】信号フォーマットを説明するための図であ
る。
【図11】信号フォーマットを説明するための図であ
る。
【図12】信号フォーマットを説明するための図であ
る。
【図13】表示画面を説明するための図である。
【図14】表示画面を説明するための図である。
【符号の説明】
12 チューナ回路 13 中間周波回路 14 FM復調回路 15 ステレオ復調回路 20 マイクロコンピュータ 21 CPU 22 ROM(プログラム用) 23 RAM(ワークエリア用) 24 RAM(受信バッファ用) 31 フォントROM(キャラクタジェネレータ) 32 ディスプレイコントローラ 33 メモリ(表示用) 41 デコーダ回路 50 表示素子 K+〜KN 操作キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字情報などによる本文のデータと、この
    本文のデータに付随するデータとを有する文字放送番組
    の信号を、本来の音声放送の番組の信号に多重化して放
    送する文字多重放送の受信機において、 上記文字多重放送を受信する受信回路と、 この受信回路により受信された文字放送番組のデータを
    記憶するメモリと、 表示素子とを有し、 上記表示素子は、 上記文字データによる本文を表示する主領域と、 ページ領域とを有し、 上記本文のデータにしたがって、上記文字情報などの番
    組を、上記主領域に表示するとともに、 上記付随するデータにしたがって、上記主領域に表示さ
    れている番組に関連する情報を、上記ページ領域に表示
    するようにした受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の受信機において、 上記主領域に表示されている番組が総目次であって、こ
    の総目次のうちの選択の対象となっている番組が放送局
    側で表示のタイミングを制御する番組のとき、上記付随
    するデータにしたがって、上記ページ領域に、上記放送
    局側で表示のタイミングを制御する番組であることを表
    示するようにした受信機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の受信機において、 上記主領域に表示されている番組が総目次であって、こ
    の総目次のうちの選択の対象となっている番組が受信機
    側で表示のタイミングを制御する番組のとき、上記付随
    するデータにしたがって、上記ページ領域に、この番組
    の総ページ数を表示するようにした受信機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の受信機において、 上記総ページ数を表示するとき、そのすべてのページの
    データを受信できているときと、いないときとで、表示
    の形態を変更するようにした受信機。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の受信機において、 上記主領域に表示されている番組が上記放送局側で表示
    のタイミングを制御する番組であるとき、上記付随する
    データにしたがって、上記ページ領域に、上記放送局側
    で表示のタイミングを制御する番組であることを表示す
    るようにした受信機。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の受信機において、 上記主領域に表示されている番組が上記受信機側で表示
    のタイミングを制御する番組であるとき、上記付随する
    データにしたがって、上記ページ領域に、上記現在受信
    中のページのページ番号を表示するようにした受信機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1131982A (ja) * 1997-07-08 1999-02-02 Sanyo Electric Co Ltd Fm文字表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1131982A (ja) * 1997-07-08 1999-02-02 Sanyo Electric Co Ltd Fm文字表示装置

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