JP3729213B2 - 受信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、FM文字多重放送などの文字多重放送を受信する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
FM放送において、本来の音声放送番組と一緒に、文字情報などをデジタルデータとして、多重化して送信することが、FM文字多重放送として実現化され、その放送を受信して、液晶表示素子などの表示素子に文字情報などを表示できるFM受信機も、市販されるに至っている。
【0003】
このFM文字多重放送は、移動受信が可能なDARC方式とされ、文字情報などのデジタルデータの多重化の規格は、副搬送波周波数が76kHz、伝送レートが16キロビット/秒、変調方式がLMSK、誤り訂正方式が(272,190)短縮化差集合巡回符号による積符号とされる。
【0004】
文字情報などの番組サービスとしては、レベル1,2,3の区別がある。いずれも、ドット表示により文字情報などを提示(表示)するものであるが、レベル1は、ヘッダ部を含んで15.5字×2.5行の表示が可能な受信機に向けたサービスで、情報は文字である。レベル2は、ヘッダ部を含んで15.5字×8.5行の表示が可能な受信機に向けたサービスで、情報は文字および図形である。レベル3は、CD−ROMなどにより詳細な地図を表示できる受信機、すなわちナビゲーションシステムに向けた交通情報のサービスである。
【0005】
レベル1の番組サービスとしては、ニュース、天気予報、交通情報、エンターテインメントおよび主な補完番組などが考えられている。エンターテインメントは、占い、リスナー伝言板、クイズ、タウン情報などを提供するものであり、主な補完番組は、例えば本来の音声放送番組が音楽番組であるときに、その曲名、演奏者名、リクエストの際の電話番号・FAX番号などの番組補完情報を提供するものである。主な補完番組は、番組情報または番組連動とも称される。
【0006】
なお、上記以外の番組サービスとして、緊急の必要性があるときに随時提供される「緊急情報」が考えられている。
【0007】
図4に、上記のFM文字多重放送において多重化されるLMSK信号のフレーム構成を示す。LMSK信号の1フレームは、272ブロックで構成され、それぞれのブロックは、288ビットとされる。
【0008】
1フレームを構成する272個のブロックは、190個のデータパケットのブロックと、82個の縦方向のパリティパケットのブロックとに分けられ、かつ縦方向のパリティパケットのブロックは分散されて送出される。
【0009】
各ブロックの先頭には、16ビットのBIC(ブロック識別符号)が付加される。ただし、BICとしては4種類のものが用いられ、これにより各パリティパケットが区別されるとともに、フレームの先頭が識別される。
【0010】
データパケットのブロックは、BICに続いて176ビットのデータパケットを有し、そのあとに14ビットのCRC符号が付加され、それに続いて82ビットの横方向のパリティチェック符号を有するものとされる。CRC符号は、積符号による誤り訂正後の残留誤りを検出するために付加される。縦方向のパリティパケットのブロックは、BICに続いて272ビットの縦方向のパリティパケットを有するものとされる。
【0011】
各データパケットは、図5に示すように、32ビットのプリフィックスと、それに続く144ビットのデータブロックとからなるものとされる。
【0012】
そのプリフィックスは、図6に示すように、サービス識別符号、復号識別フラグ、情報終了フラグ、更新フラグ、番組番号、ページ番号、データリンク符号、およびデータパケット番号からなるものとされる。
【0013】
サービス識別符号は、4ビットで、番組内容などを識別するものである。レベル1に関しては、「1」が逐次受信処理用の一般情報、「2」が記録受信処理用の一般情報、「4」が交通情報、とされている。
【0014】
逐次受信処理とは、受信機において番組データまたはページデータの最初のデータパケットが着信し次第、提示の復号処理を開始するモードであり、記録受信処理とは、番組データまたはページデータの全データを受信記録してデータグループごとのCRC符号による誤り訂正処理を行ったのちに初めて提示の復号処理を開始するモードである。
【0015】
送信側において受信側における提示のタイミングをとる必要がある番組や、データグループの最終パケットが得られてから復号処理を始めたのでは提示が間に合わないような番組のときには、逐次受信処理とされる。
【0016】
復号識別フラグは、1ビットで、受信機の誤り訂正回路が横方向のみの復号によりデータを出力する場合には「1」とされ、横方向および縦方向の復号後にデータを出力する場合には「0」とされる。
【0017】
逐次受信処理で、復号識別フラグが「0」の場合には、受信機は、それぞれのデータパケットの先頭のBICを受信してから302パケット後のデータパケットの先頭のBICの時点で、それぞれのデータパケットについての提示のための復号処理を行うように、規定されている。
【0018】
情報終了フラグは、1ビットで、あるデータグループ番号で送出するデータグループが終了する場合には「1]とされ、そうでない場合には「0」とされる。
【0019】
更新フラグは、2ビットで、データグループが更新されるごとに1ずつインクリメントされる。
【0020】
番組番号は8ビット、ページ番号は6ビットで、両者によりデータグループ番号が形成される。
【0021】
データリンク符号は、2ビットで、1つのデータグループに属すべきデータを、パケット数がデータパケット番号の最大値を超えるような大容量のデータであるなどのために、最大で4つのデータグループに分割して、データリンク符号が異なる、同一のデータグループ番号により送信する場合に、各データグループの間で0→1→2→3の順にリンクさせる符号である。
【0022】
データリンク符号を除くデータパケット番号は、8ビットで、「0」から順に割り当てられる。
【0023】
番組番号は0から255までで、その「0」には「総目次」が割り付けられ、主な補完番組(番組情報ないし番組連動)には「254」が、緊急情報には「255」が、それぞれ割り付けられている。
【0024】
また、ページ番号は1から62までで、すなわち1番組は最大62ページとされている。1ページは、1データグループに相当し、1データグループは、1つまたは複数のデータブロックで構成される。
【0025】
そして、レベル1においては、1ページは、一般には15.5字×2.5行の表示書式とされるが、15.5字×8.5行の表示書式とすることもできる。また、この場合の文字データは、JISコードによって表示する文字を指定するものとされている。
【0026】
レベル1に対応する受信機は、上述したように、かつ図7に示すように、例えばLCD(液晶表示素子)1として、15.5字×2.5行の表示が可能な表示画面1aを有するものが用いられる。ただし、その表示画面1aのうちの左下側の15字×2行の部分1bが本文表示領域とされ、斜線を付した上側の0.5行および右側の0.5字の部分1cはヘッダ文表示領域とされる。
【0027】
そして、受信機は、ステレオコンポジット信号とともにLMSK信号を受信し、そのLMSK信号から上記の文字データをデコードして、バッファメモリに書き込むようにされる。
【0028】
受信機またはこれを遠隔制御するリモコン送信機には、「総目次」キーが設けられ、これを操作することによって、受信機は、図8(A)に示すように、表示画面1a上に、総目次(メインメニュー)を提示するようにされる。ただし、図8(A)は、総目次が複数ページにわたり、または8.5行の表示書式とされ、そのうちの最初の1ページ、または8.5行の表示書式とされたページの本文の最初の2行が表示された状態である。
【0029】
受信機またはリモコン送信機には、さらに「ページ(画面)送り」キーが設けられ、これを操作することによって、図8(B)に示すように、表示画面1a上には、次の1ページ、または8.5行の表示書式とされたページの本文の次の2行が表示されるようにされる。
【0030】
そして、ユーザーが総目次の中から見ようとする項目の番号を選択決定すると、項目ないし場合により、さらにその選択決定された項目についての目次が提示されるようにされる。例えば、ユーザーが総目次の中から「3.天気予報」を選択した場合、図9に示すように、「1.今日の天気 2.明日の天気」というような目次が提示される。
【0031】
さらに、ユーザーがその目次の中から見ようとする項目の番号を選択決定すると、その選択決定された項目についての最初のページが提示されるようにされる。例えば、ユーザーが上記の目次の中から「1.今日の天気」を選択した場合、図10に示すように、「今日の天気」についての具体的な文字情報が提示される。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
FM文字多重放送を受信する受信機では、送信データの、図4に示したように272パケットで構成されるフレームを受信し、蓄積する際には、誤り訂正として、(1)受信したパケットの横方向誤り訂正、(2)その受信し、蓄積したパケットの272パケット単位での縦方向誤り訂正、および(3)その受信し、蓄積したフレーム内の272パケットの横方向誤り訂正、の各処理を行う。
【0033】
この場合、(2)の縦方向誤り訂正処理および(3)の横方向誤り訂正処理、すなわち積符号誤り訂正処理を行うには、当然のことながら、1フレーム分である272パケットの受信が完了していなければならない。
【0034】
しかしながら、FM文字多重放送では、フレームデータが連続して送信されるので、受信済みフレームにつき(2)の縦方向誤り訂正処理および(3)の横方向誤り訂正処理、すなわち積符号誤り訂正処理を行っている間にも、次フレームを受信して(1)の横方向誤り訂正処理を行わないと、フレームデータの受信抜けないし取りこぼしを生じることとなる。
【0035】
そこで、この発明は、FM文字多重放送などの文字多重放送を受信する受信機において、連続して送信されるフレームデータを取りこぼすことなく復号処理することができるようにしたものである。
【0036】
【課題を解決するための手段】
この発明の受信機は、
文字多重放送を受信する受信回路と、
この受信回路により受信されたデータを保持する、それぞれ1フレーム分のメモリ容量を有する第1および第2の受信バッファと、
これら第1および第2の受信バッファに保持されたデータによる情報を表示する表示素子と、
上記データの連続して送信されるフレームごとに交互に、上記第1および第2の受信バッファの一方に新たなフレームを蓄積し、その新たなフレームのパケットの横方向誤り訂正処理を行うとともに、上記第1および第2の受信バッファの他方に蓄積済みのフレームの積符号誤り訂正処理を行う、CPUを有する処理手段と、
を備えることを特徴とする
【0037】
【作用】
上記のように構成した、この発明の受信機においては、フレーム1の送信時には、そのフレーム1が一方の受信バッファに蓄積され、そのフレーム1のパケットの横方向誤り訂正処理がなされる。次に、フレーム1に連続するフレーム2の送信時には、そのフレーム2が他方の受信バッファに蓄積され、そのフレーム2のパケットの横方向誤り訂正処理がなされるとともに、フレーム1の送信時に一方の受信バッファに蓄積済みのフレーム1の積符号誤り訂正処理がなされる。
【0038】
次に、フレーム2に連続するフレーム3の送信時には、そのフレーム3が一方の受信バッファに蓄積され、そのフレーム3のパケットの横方向誤り訂正処理がなされるとともに、フレーム2の送信時に他方の受信バッファに蓄積済みのフレーム2の積符号誤り訂正処理がなされる。以下、同様である。
【0039】
【実施例】
図1は、この発明の受信機の一例で、FM文字多重放送を受信する、レベル1対応の、車載用のFM受信機の場合である。
【0040】
この例のFM受信機では、アンテナ11により受信されたFM信号が、シンセサイザ方式のチューナ回路12に供給されて目的とする周波数の放送局が選局されるとともに、そのFM信号が中間周波信号に変換され、この中間周波信号が中間周波増幅回路13を通じてFM復調回路14に供給される。
【0041】
FM復調回路14からは、ステレオの左右チャンネルの音声信号L,Rの和信号(L+R)と、差信号(L−R)により平衡変調されたDSB信号と、パイロット信号と、FM文字多重放送における上記のLMSK信号との周波数多重化信号が取り出される。
【0042】
この周波数多重化信号がステレオ復調回路15に供給されて、和信号(L+R)およびDSB信号から左右チャンネルの音声信号L,Rが復調され、これら音声信号L,Rが増幅回路16L,16Rを通じて左右チャンネルのスピーカ17L,17Rに供給される。
【0043】
さらに、このFM受信機には、チューナ回路12における選局およびFM文字多重放送による文字表示を実行するため、マイクロコンピュータ20が設けられる。
【0044】
マイクロコンピュータ20は、プログラムを実行するためのCPU21、ROM22、ワークエリア用のRAM23、およびFM文字多重放送のデータの受信バッファ用のRAM24を有する。ROM22には、各種のルーチンが書き込まれる。RAM24は、後述するように、2段の受信バッファで構成される。
【0045】
ROM22およびRAM23,24は、システムバス29を通じてCPU21に接続され、システムバス29には、インタフェース回路(ポート)25〜28が接続される。
【0046】
そして、インタフェース回路25からチューナ回路12に選局用のデータが供給されて、その選局が実行される。また、FM復調回路14からの復調信号がデコーダ回路41に供給されて、LMSK信号からFM文字多重放送におけるデータがデコードされて取り出され、このデータがインタフェース回路26を通じてRAM24に書き込まれる。RAM24のデータは、後述するように常に最新のデータで更新される。
【0047】
また、インタフェース回路27には、ノンロックタイプのプッシュスイッチにより構成された各種の操作キー42が接続され、そのキー出力がマイクロコンピュータ20に取り込まれる。これにより、操作キー42のうちの任意のキーを押すと、その押されたキーがCPU21により判別され、その押されたキーに対応する処理が実行される。
【0048】
ただし、FM受信機が車載用の場合には、その操作パネルは狭くて多数の操作キーを配置することができないので、この例においては、操作キー42は、操作頻度の高いキーおよび重要性の高いキーのみとされ、その他の操作はリモコン(遠隔操作)により行うようにされる。
【0049】
このため、インタフェース回路27には、リモコンの受信回路43も接続される。この例においては、そのリモコンは赤外線式とされ、受信回路43は、リモコン送信機60からの赤外線を受光する受光素子と、この受光素子からのリモコン信号をデコードするデコーダ回路とを有する。
【0050】
また、リモコン送信機60にも、ノンロックタイプのプッシュスイッチにより構成された各種の操作キー62(62A〜62N)が設けられる。この操作キー62の一部は操作キー42と機能が重複するが、操作キー62のうちの任意のキーを押すと、その押されたキーに対応するデータが形成され、これが赤外線に変換されてFM受信機に送信される。
【0051】
そして、FM受信機においては、リモコン送信機60から送信された赤外線が受信回路43により受信されて、もとのデータが取り出され、このデータがインタフェース回路27に供給される。こうして、操作キー42を押した場合と同様に、操作キー62を押した場合も、その押されたキーに対応する処理がマイクロコンピュータ20により実行される。
【0052】
インタフェース回路28には、ビープ音信号形成回路44が接続され、これからのビープ音信号が増幅回路16L,16Rに供給される。
【0053】
さらに、システムバス29には、FM文字多重放送により送られた文字コードを表示データに変換するためのフォントデータを有するフォントROM(キャラクタジェネレータ)31が接続されるとともに、表示用のメモリ32と、ディスプレイコントローラ33とが接続され、このディスプレイコントローラ33に、表示素子として例えばLCD50が接続される。
【0054】
LCD50は、図7に示して上述したLCD1と同様に、15.5字×2.5行の表示が可能な表示画面を有し、そのうちの左下側の15字×2行の部分が本文表示領域とされ、上側の0.5行および右側の0.5字の部分がヘッダ文表示領域とされる。
【0055】
表示用のメモリ32は、このLCD50のドット表示方式に対応してビットマップ方式とされ、1画面分の容量を有するものとされる。
【0056】
そして、RAM24に保持されている文字コードがCPU21により読み出され、その読み出された文字コードがROM31のフォントデータにより表示データに変換され、その表示データがメモリ32に書き込まれる。また、このとき、ディスプレイコントローラ33により、メモリ32の表示データが繰り返し読み出されるとともに、表示信号に変換されてLCD50に供給される。したがって、LCD50の表示画面には、CPU21がRAM24から読み出した文字コードの文字が表示される。
【0057】
RAM24としては、上述したように、かつ図2に示すように、2段の受信バッファ24Aおよび24Bが設けられる。受信バッファ24Aおよび24Bのメモリ容量は、それぞれ文字データの1フレーム分とされる。具体的に、図4に示したように、データの1フレームは、272×288ビット=9792バイトであるので、受信バッファ24Aおよび24Bのメモリ容量は、それぞれ約10キロバイトとされる。
【0058】
そして、CPU21は、データの連続して送信されるフレームごとに交互に、受信バッファ24Aおよび24Bの一方に新たなフレームを蓄積し、その新たなフレームのパケットの横方向誤り訂正処理を行うとともに、受信バッファ24Aおよび24Bの他方に蓄積済みのフレームの積符号誤り訂正処理を行う。すなわち、受信済みフレームの積符号誤り訂正処理と、これに連続する次フレームの受信および横方向誤り訂正処理とが、並行して交互になされる。
【0059】
図3に、フレーム1,2,3,4の4フレームが連続して送信される場合を示す。なお、上記のように1フレームは9792バイトであり、データの伝送レートは16キロビット/秒であるので、1フレームは5秒弱で送出される。
【0060】
まず、フレーム1の送信時には、そのフレーム1が受信バッファ24Aで受信され、受信バッファ24Aに蓄積されるとともに、そのフレーム1のパケットの横方向誤り訂正処理がなされる。
【0061】
次に、フレーム1に連続するフレーム2の送信時には、そのフレーム2が受信バッファ24Bで受信され、受信バッファ24Bに蓄積されるとともに、そのフレーム2のパケットの横方向誤り訂正処理がなされる。同時に、フレーム1の送信時に受信バッファ24Aに蓄積済みのフレーム1についての、272パケット単位での縦方向誤り訂正処理、および272パケットの横方向誤り訂正処理、すなわちフレーム1についての積符号誤り訂正処理がなされる。
【0062】
次に、フレーム2に連続するフレーム3の送信時には、そのフレーム3が受信バッファ24Aで受信され、受信バッファ24Aに蓄積されるとともに、そのフレーム3のパケットの横方向誤り訂正処理がなされる。同時に、フレーム2の送信時に受信バッファ24Bに蓄積済みのフレーム2についての積符号誤り訂正処理がなされる。
【0063】
次に、フレーム3に連続するフレーム4の送信時には、そのフレーム4が受信バッファ24Bで受信され、受信バッファ24Bに蓄積されるとともに、そのフレーム4のパケットの横方向誤り訂正処理がなされる。同時に、フレーム3の送信時に受信バッファ24Aに蓄積済みのフレーム3についての積符号誤り訂正処理がなされる。
【0064】
フレーム4で送信データが終了すると、次のフレーム期間に相当する期間では、フレーム4の送信時に受信バッファ24Bに蓄積済みのフレーム4についての積符号誤り訂正処理がなされる。
【0065】
このように、2段の受信バッファ24Aおよび24Bが設けられて、受信済みフレームの積符号誤り訂正処理と、これに連続する次フレームの受信および横方向誤り訂正処理とが、並行して交互になされるので、連続して送信されるフレームデータの受信抜けを生じることなくデータの復号処理をすることができる。
【0066】
【発明の効果】
上述したように、この発明によれば、FM文字多重放送などの文字多重放送を受信する受信機において、連続して送信されるフレームデータを取りこぼすことなく復号処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の受信機の一例を示す図である。
【図2】その要部の構成を示す図である。
【図3】その動作の説明に供する図である。
【図4】FM文字多重放送におけるデータのフレーム構成を示す図である。
【図5】そのデータパケットの構成を示す図である。
【図6】そのプリフィックスの構成を示す図である。
【図7】FM文字多重放送のレベル1対応の受信機に設けられる表示素子を示す図である。
【図8】その表示画面の表示例を示す図である。
【図9】その表示画面の表示例を示す図である。
【図10】その表示画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
12 チューナ回路
14 FM復調回路
15 ステレオ復調回路
20 マイクロコンピュータ
21 CPU
24 RAM(受信バッファ用)
24A 第1の受信バッファ
24B 第2の受信バッファ
31 フォントROM(キャラクタジェネレータ)
32 メモリ(表示用)
33 ディスプレイコントローラ
41 デコーダ回路
42 操作キー
50 LCD
60 リモコン送信機
62 操作キー

Claims (1)

  1. 文字多重放送を受信する受信回路と、
    この受信回路により受信されたデータを保持する、それぞれ1フレーム分のメモリ容量を有する第1および第2の受信バッファと、
    これら第1および第2の受信バッファに保持されたデータによる情報を表示する表示素子と、
    上記データの連続して送信されるフレームごとに交互に、上記第1および第2の受信バッファの一方に新たなフレームを蓄積し、その新たなフレームのパケットの横方向誤り訂正処理を行うとともに、上記第1および第2の受信バッファの他方に蓄積済みのフレームの積符号誤り訂正処理を行う、CPUを有する処理手段と、
    を備えることを特徴とする受信機。
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