JPH0918369A - オーディオ装置 - Google Patents

オーディオ装置

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JPH0918369A
JPH0918369A JP18865395A JP18865395A JPH0918369A JP H0918369 A JPH0918369 A JP H0918369A JP 18865395 A JP18865395 A JP 18865395A JP 18865395 A JP18865395 A JP 18865395A JP H0918369 A JPH0918369 A JP H0918369A
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JP18865395A
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English (en)
Inventor
Satoru Shinada
哲 品田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字放送を受信できなくなったときには、他
の情報の表示に切り換える。 【構成】 文字多重放送の文字情報を正常に受信でき、
かつ、再生装置20がメディアの再生を行っているとき
には、文字多重放送による文字情報と、メディアの再生
に関する情報とを、表示素子54に選択的に表示する。
文字多重放送の文字情報を正常に受信できないととも
に、文字多重放送を行っている放送自身も正常に受信で
きず、かつ、再生装置20がメディアの再生を行ってい
るときには、メディアの再生に関する情報を、表示素子
54に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オーディオ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】FM放送において、「FM文字多重放
送」と呼ばれ、本来の音声放送の番組と一緒に、文字情
報などのデータを多重化して送信することが実現されて
いる。そして、そのFM文字多重放送を受信して、LC
D(液晶表示素子)などの表示素子に文字情報などを表
示できるFM受信機も市販されるに至っている。
【0003】このFM文字多重放送は、自動車などによ
る移動受信が可能で、DARC方式と呼ばれ、文字情報
などのデジタルデータの多重化の規格は、副搬送周波数
が76kHz、伝送レイトが16kビット/秒、変調方式がL
MSK、誤り訂正方式が(272,190)短縮化差集
合巡回符号による積符号とされている。
【0004】そして、文字情報などの番組サービスとし
ては、レベル1、2、3の区別がある。これらは、いず
れも、ドット表示により文字情報などを提示(表示)す
るものであるが、レベル1は、ヘッダ部を含んで15.5文
字×2.5行の表示が可能な受信機に向けたサービスで、
情報は文字である。また、レベル2は、ヘッダ部を含ん
で15.5文字×8.5行の表示が可能な受信機に向けたサー
ビスで、情報は文字および図形である。さらに、レベル
3は、CD−ROMなどにより詳細な地図を表示できる
受信機、すなわち、ナビゲーションシステムに向けた交
通情報のサービスである。
【0005】そして、レベル1の番組サービスとして
は、ニュース、天気予報、交通情報、エンターテインメ
ントおよび主な補完番組などが考えられている。この場
合、エンターテインメントは、占い、リスナー伝言板、
クイズ、タウン情報などを提供するものである。
【0006】また、主な補完番組は、例えば本来の音声
放送番組が音楽番組であるときに、その曲名、演奏者
名、リクエストのときの電話番号・FAX番号などのよ
うな番組の補完情報を提供するものである。なお、以下
においては、主な補完番組を「番組情報」または「番組
連動」と称する。
【0007】さらに、上記以外の番組サービスとして、
緊急の必要性があるときに随時提供される「緊急情報」
も考えられている。
【0008】図5は、上記のFM文字多重放送において
多重化されるLMSK信号のフレーム構成を示す。この
LMSK信号の1フレームは272ブロックで構成され、
それぞれのブロックは288ビットとされている。
【0009】また、1フレームは、190個のデータパケ
ットのブロックと、82個の縦方向のパリティパケットの
ブロックとに分けられ、縦方向のパリティパケットのブ
ロックは分散されて送出される。
【0010】そして、各ブロックの先頭には、16ビット
のBIC(ブロック識別符号)が付加される。このBI
Cとしては4種類のものが用いられ、これにより各パリ
ティパケットが区別されるとともに、フレームの先頭が
識別される。
【0011】また、データパケットのブロックは、BI
Cに続いて176ビットのデータパケットを有し、そのあ
とに14ビットのCRC符号が付加され、これに続いて82
ビットの横方向のパリティチェック符号を有する。
【0012】この場合、CRC符号は、積符号による誤
り訂正後の残留誤りを検出するために付加される。ま
た、縦方向のパリティパケットのブロックは、BICに
続いて272ビットの縦方向のパリティパケットを有する
ものとされている。
【0013】さらに、各データパケットは、図6の上に
示すように、32ビットのプリフィックスと、これに続く
144ビットのデータブロックとから構成されている。
【0014】このプリフィックスは、図6の下に示すよ
うに、サービス識別符号、復号識別フラグ、情報終了フ
ラグ、更新フラグ、番組番号、ページ番号、データリン
ク符号、およびデータパケット番号から構成されてい
る。
【0015】そして、サービス識別符号は、4ビット
で、番組内容などを識別するものであり、レベル1に関
しては、「1」が逐次受信処理用の一般情報、「2」が
記録受信処理用の一般情報、「4」が交通情報、とされ
ている。
【0016】この場合、逐次受信処理とは、受信機にお
いて番組データまたはページデータの最初のデータパケ
ットが着信し次第、提示の復号処理を開始するモードで
あり、記録受信処理とは、番組データまたはページデー
タの全データを受信記録してデータグループごとのCR
C符号による誤り訂正処理を行ったのちに初めて提示の
復号処理を開始するモードである。
【0017】そして、送信側において受信側における提
示のタイミングをとる必要がある番組や、データグルー
プの最終パケットが得られてから復号処理を始めたので
は提示が間に合わないような番組のときには、逐次受信
処理とされる。
【0018】また、復号識別フラグは、1ビットで、受
信機の誤り訂正回路が横方向のみの復号によりデータを
出力する場合には“1”とされ、横方向および縦方向の
復合後にデータを出力する場合には“0”とされる。
【0019】そして、逐次受信処理で、復号識別フラグ
が“0”の場合には、受信機は、それぞれのデータパケ
ットの先頭のBICを受信してから302パケット後のデ
ータパケットの先頭のBICの時点で、それぞれのデー
タパケットについての提示のための復号処理を行うよう
に、規定されている。
【0020】また、情報終了フラグは、1ビットで、あ
るデータグループ番号で送出するデータグループが終了
する場合には“1”とされ、そうでない場合には“0”
とされる。さらに、更新フラグは、2ビットで、データ
グループが更新されるごとに1ずつインクリメントされ
る。また、番組番号は8ビット、ページ番号は6ビット
で、両者によりデータグループ番号が形成される。
【0021】さらに、番組番号は0から255までとさ
れ、その「0」には「総目次」が割り付けられ、主な補
完番組(番組情報ないし番組連動)には「254」が、緊
急情報には「255」が、それぞれ割り付けられている。
【0022】また、ページ番号は1から62までとされ、
すなわち、1番組は最大62ページとされている。そし
て、1ページは、1データグループに相当し、1データ
グループは、1つまたは複数のデータブロックで構成さ
れる。
【0023】さらに、データリンク符号は、2ビット
で、1つのデータグループに属すべきデータを、パケッ
ト数がデータパケット番号の最大値を超えるような大容
量のデータであるなどのために、最大で4つのデータグ
ループに分割して、データリンク符号が異なる、同一の
データグループ番号により送信する場合に、各データグ
ループの間で0→1→2→3の順にリンクさせる符号で
ある。
【0024】また、データパケット番号は、8ビット
で、「0」から順に割り当てられ、1つの番組における
データパケットの順序を示している。すなわち、そのデ
ータパケットが、1つの番組のうちの何番目のデータパ
ケットであるかを示している。
【0025】したがって、同一の番組においては、サー
ビス識別符号、番組番号およびページ番号が等しくな
る。あるいは、複数のデータパケットにおいて、サービ
ス識別符号、番組番号およびページ番号が等しければ、
そのデータパケットは、同一の番組を構成するパケット
でる。
【0026】そして、レベル1においては、1ページ
は、一般には15.5文字×2.5行の表示書式とされるが、1
5.5文字×8.5行の表示書式とすることもできる。また、
この場合の文字データは、JISコードによって表示す
る文字を指定するものとされている。
【0027】このレベル1に対応する受信機は、上述し
たように、かつ、図7に示すように、例えばLCD1と
して、15.5文字×2.5行の表示が可能な表示画面1aを
有するものが用いられる。ただし、その表示画面1aの
うちの左下側の15文字×2行の部分1bが本文表示領域
とされ、斜線を付した上側の0.5行および右側の0.5文字
の部分1cはヘッダ文表示領域とされる。
【0028】そして、受信機は、ステレオコンポジット
信号とともにLMSK信号を受信し、そのLMSK信号
から上記の文字データをデコードして、バッファメモリ
に書き込むようにされる。
【0029】さらに、受信機またはこれを遠隔制御する
リモコン送信機には、「総目次」キーが設けられ、これ
を操作することによって、受信機は、図8(A)に示す
ように、表示画面1aに、総目次(メインメニュー)を
提示するようにされる。ただし、図8(A)は、総目次
が複数ページにわたり、または8.5行の表示書式とさ
れ、そのうちの最初の1ページ、または最初の2.5行が
表示された状態である。
【0030】また、受信機またはリモコン送信機には、
さらに「ページ(画面)送り」キーが設けられ、これを
操作することによって、図8(B)に示すように、表示
画面1aには、次のページ、または8.5行の表示書式と
されたページの次の2行が表示されるようにされる。
【0031】そして、ユーザーが総目次の中から見よう
とする項目の番号を選択決定すると、さらに、その選択
決定された項目についての目次が提示されるようにされ
る。例えば、ユーザーが総目次の中から「3.天気予
報」を選択した場合、図9に示すように、「1.今日の
天気」、「2.明日の天気」というような目次が提示さ
れる。
【0032】さらに、ユーザーがその目次の中から見よ
うとする項目の番号を選択して決定すると、その決定さ
れた項目の最初のページが提示される。例えば、ユーザ
ーが上記の目次の中から「1.今日の天気」を選択した
場合には、図10に示すように、「今日の天気」につい
ての具体的な文字情報が提示される。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カーオーデ
ィオなどにおいて、FM受信機と一緒に、例えばCDプ
レーヤが組み込まれていれば、CDを再生しているとき
に、FM文字多重放送による文字情報を知ることができ
る。
【0034】ところが、FM局によっては、メインの音
声の放送は継続していても、文字多重放送を休止するこ
とがある。また、放送設備の保守や点検などのために、
FM放送そのものを休止することもある。さらに、カー
オーディオの場合には、車の走行につれて、放送の受信
状態が変化し、文字多重放送が行われていても、その文
字データを正常に受信することができないこともある。
【0035】すると、上記のように、CDを再生しなが
ら文字多重放送による文字情報を表示させている場合、
文字多重放送が休止状態になると、ディスプレイには、
何も表示されないか、表示が無意味なものとなってしま
う。
【0036】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0037】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、文字多重放送を受信する受信回路と、他のメデ
ィアの再生装置と、表示素子と、上記文字多重放送の文
字情報を正常に受信できるかどうかを検出する第1の検
出手段と、上記再生装置が上記メディアの再生を行って
いるかどうかを検出する第2の検出手段とを有し、上記
第1の検出手段の検出結果が、上記文字多重放送の文字
情報を正常に受信できることを示し、かつ、上記第2の
検出手段の検出結果が、上記再生装置が上記メディアの
再生を行っていることを示しているときには、上記文字
多重放送による文字情報と、上記メディアの再生に関す
る情報とを、上記表示素子に選択的に表示し、上記第1
の検出手段の検出結果が、上記文字多重放送の文字情報
を正常に受信できないことを示し、かつ、上記第2の検
出手段の検出結果が、上記再生装置が上記メディアの再
生を行っていることを示しているときには、上記メディ
アの再生に関する情報を、上記表示素子に表示するよう
にしたオーディオ装置とするものである。
【0038】
【作用】文字多重放送による情報を表示しているとき、
その文字多重放送を受信できなくなると、自動的に他の
情報の表示に切り換えられる。
【0039】
【実施例】図1は、この発明を、車載用のオーディオ装
置に適用した場合の一例を示し、参照符号10はFM受
信機を示し、参照符号20は他のメディアの再生装置、
この例においては、CDプレーヤを示す。
【0040】そして、FM受信機10において、アンテ
ナ11により受信されたFM信号が、シンセサイザ方式
のチューナ回路12に供給されて目的とする周波数の放
送局が選局されるとともに、そのFM信号が中間周波信
号に変換され、この中間周波信号が中間周波回路13を
通じてFM復調回路14に供給される。
【0041】こうして、復調回路14からは、ステレオ
の左および右チャンネルのオーディオ信号L、Rの加算
信号(L+R)と、その差信号(L−R)により平衡変
調されたDSB信号と、パイロット信号と、上述したF
M文字多重放送におけるLMSK信号との周波数多重化
信号が取り出される。
【0042】そして、この周波数多重化信号がステレオ
復調回路15に供給され、加算信号(L+R)およびD
SB信号からオーディオ信号L、Rが復調され、これら
信号L、Rがスイッチ回路31に供給される。
【0043】また、CDプレーヤ20からは、これが再
生モードにされているとき、CDから再生された左およ
び右チャンネルのオーディオ信号L、Rが取り出され、
これら信号L、Rがスイッチ回路31に供給される。
【0044】そして、スイッチ回路31からは、ステレ
オ復調回路15あるいはCDプレーヤ20からの信号
L、Rが選択されて取り出され、この取り出された信号
L、Rが、アンプ32L、32Rを通じて左および右チ
ャンネルのスピーカ33L、33Rに供給される。した
がって、あるいはCDを聴くことができる。
【0045】さらに、このオーディオ装置には、FM文
字多重放送による文字の表示の実行用として、およびシ
ステム制御用として、マイクロコンピュータ40が設け
られている。
【0046】すなわち、このマイクロコンピュータ40
は、プログラムを実行するためのCPU41と、ROM
42と、ワークエリア用およびFM文字多重放送のデー
タの受信バッファ用のRAM43とを有する。この場
合、ROM42には、FM局の周波数や局名などのデー
タが設けられているとともに、各種のルーチンが書き込
まれている。また、そのルーチンの一部として、例えば
図2および図3に示す表示ルーチン100が設けられて
いる。ただし、このルーチン100は、表示に関する処
理部分だけを抜粋して示す。
【0047】そして、メモリ42、43はシステムバス
59CPU41に接続されるとともに、バス59には、
インターフェイス回路(ポート)44〜49および時計
回路55が接続される。
【0048】そして、インターフェイス回路44からチ
ューナ回路12に選局用のデータが供給され、その選局
が実行される。さらに、中間周波回路13からの中間周
波信号が検出回路57に供給され、放送波信号を受信し
ているかどうかを示す検出信号が取り出され、この検出
信号がインターフェイス回路45に供給される。
【0049】また、復調回路14からの復調信号が、デ
コーダ回路56に供給されてLMSK信号からFM文字
多重放送におけるデータがデコードされて取り出され、
このデータがインターフェイス回路46を通じてRAM
43の受信バッファに書き込まれ、受信バッファのデー
タは、常に最新のデータにより更新される。
【0050】さらに、インターフェイス回路47にはC
Dプレーヤ20が接続され、このインターフェイス回路
47を通じてCDプレーヤ20の動作モードが制御され
るとともに、CDプレーヤ20の状態、例えば再生モー
ドのときであれば、再生中のトラックのトラック番号な
どを示す情報がインターフェイス回路47を通じてマイ
クロコンピュータ40に取り込まれる。
【0051】また、インターフェイス回路48の出力信
号によりスイッチ回路31が制御され、ステレオ復調回
路15の出力信号L、Rと、CDプレーヤ20の出力信
号L、Rとが、上述のように選択されてアンプ32L、
32Rに供給される。
【0052】さらに、インターフェイス回路49には、
ノンロックタイプのプッシュスイッチにより構成された
各種の操作キー58が接続され、そのキー出力がマイク
ロコンピュータ40に取り込まれる。こうして、キー5
8のうちの任意のキーを押すと、その押されたキーがC
PU41により判別され、その押されたキーに対応する
処理が実行される。
【0053】さらに、バス59には、FM文字多重放送
により送られてきた文字コードを表示データに変換する
ためのフォントデータを有するフォントROM(キャラ
クタジェネレータ)51が接続されるとともに、表示用
のメモリ52と、ディスプレイコントローラ53とが接
続され、このコントローラ53に、表示素子として、例
えばLCD54が接続されている。
【0054】この場合、この例においては、LCD54
は、ドット表示方式により15.5文字×3行の表示能力を
有するものとされている。そして、メモリ52は、LC
D54のドット表示方式に対応してビットマップ方式と
され、1画面分の容量を有する。
【0055】そして、RAM43に保持されている文字
コードがCPU41により読み出され、この読み出され
た文字コードが、ROM51のフォントデータを使用し
て表示データに変換され、この表示データが、メモリ5
2に書き込まれる。また、このとき、コントローラ53
により、メモリ52の表示データが繰り返し読み出され
るとともに、表示信号に変換されてLCD54に供給さ
れる。したがって、LCD54には、CPU41がRA
M43から読み出した文字コードの文字が表示される。
【0056】このような構成において、キー58を操作
すると、そのキー操作に対応してチューナ回路12にお
ける選局、CDプレーヤ20の動作モード、およびスイ
ッチ回路31の切り換えが制御され、目的とする放送の
受信あるいは目的とするCDの曲の再生が実行される。
【0057】そして、この場合、CPU41により表示
ルーチン100が実行されることにより、LCD54の
表示が例えば図4に示すように制御される。
【0058】すなわち、ルーチン100のステップ10
1において、デコーダ回路56の出力信号をチェックす
ることにより、文字多重放送の文字情報が正常に受信さ
れているかどうかが判断され、受信されているときに
は、処理はステップ101からステップ102に進み、
このステップ102において、フラグDFLGが“1”にセ
ットされる。なお、このフラグDFLGは、文字多重放送を
受信できるときには“1”とされ、受信できないときに
は“0”とされるものである。
【0059】次にステップ103において、CDプレー
ヤ20からの情報をチェックすることにより、CDの再
生が行われているかどうかが判断され、再生が行われて
いるときには、処理はステップ103からステップ10
4に進み、このステップ104において、キー58のう
ちの表示切り換えキー58Aが押されているかどうかが
チェックされ、押されていないときには、処理はステッ
プ104からステップ101に戻る。
【0060】したがって、文字多重放送を受信している
とともに、CDの再生が行われているときには、ステッ
プ101〜104が繰り返されていることになり、この
とき、文字多重放送が行われているかどうか、CDが再
生されているかどうか、およびキー58Aが押されたか
どうかが、モニタされていることになる。なお、このと
き、FM放送を聴くか、CDを聴くかは、スイッチ回路
31の切り換え状態で決まる。
【0061】そして、このような状態にあるとき、キー
58Aが押されると、これがステップ104により検出
され、処理はステップ104からステップ111に進
み、このステップ111において、LCD54における
表示が切り換えられ、例えば図4Aに示すように、LC
D54に、それまでCDの曲名などの情報が表示されて
いたときには、図4Bに示すように、文字多重放送によ
る文字情報の表示状態とされる。また、逆に、それまで
文字多重放送による文字情報が表示されていたときに
は、CDの曲名などの情報の表示状態とされる。
【0062】そして、その後、処理はステップ101に
戻る。なお、図4Aにおいて、右上のアンテナの記号
は、受信回路10がFM文字多重放送を受信中のとき、
表示されるものである。
【0063】したがって、文字多重放送を受信している
とともに、CDの再生が行われているときには、キー5
8Aを押すごとに、CDの情報の表示状態と、文字多重
放送による文字情報の表示状態とを交互に切り換えて表
示することができる。なお、このとき、FM放送を聴く
か、CDを聴くかは、スイッチ回路31の状態で決ま
り、これはLCD54における表示とは独立している。
【0064】また、ステップ101〜104が繰り返さ
れている状態にあるとき(文字多重放送を受信している
とともに、CDの再生が行われているとき)、CDの再
生を止めると、これがステップ103において検出さ
れ、処理はステップ103からステップ121に進み、
このステップ121において、LCD54のそれまでの
表示状態にかかわらず、例えば図4Bに示すように、文
字多重放送による文字情報の表示状態とされる。そし
て、その後、処理はステップ101に戻る。
【0065】さらに、ステップ101〜104が繰り返
されている状態にあるとき(文字多重放送を受信してい
るとともに、CDの再生が行われているとき)、文字多
重放送が終了したり、車の走行によりFM文字多重放送
の受信状態が悪化したなどの理由により、文字情報を正
常に受信できなくなったときには、これがステップ10
1により検出され、処理はステップ101からステップ
131に進む。
【0066】そして、このステップ131において、フ
ラグDFLGがチェックされ、文字多重放送が受信されたと
きには、ステップ102によりDFLG=“1”なので、処
理はステップ131からステップ132に進み、このス
テップ132において、メモリ52に所定の文字データ
が供給され、例えば図4Cに示すように、LCD54に
は、「文字放送はありません」のメッセージが、例えば
4秒間表示される。したがって、文字多重放送が正常に
受信できなくなると、まず、このことがLCD54に表
示されることになる。
【0067】そして、その後、CPU41の処理はステ
ップ133に進み、このステップ133において、DFLG
=“0”とされてからステップ134に進み、このステ
ップ134において、検出回路57の検出信号をチェッ
クすることにより、FM放送が受信されているかどうか
が判断され、受信されているときには、処理はステップ
134からステップ135に進み、このステップ135
において、例えば図4Dに示すように、受信中のFM放
送局に関する情報がLCD54に表示され、その後、処
理はステップ101に戻る。
【0068】そして、処理がステップ101に戻ると、
今の場合、文字多重放送が受信できないので、処理は、
再びステップ101からステップ131に進むが、前
回、ステップ131が実行されたときに、ステップ13
3が実行されてDFLG=“0”とされているので、処理は
ステップ131からステップ141に進む。
【0069】すると、このステップ141において、F
M放送が受信されているかどうかが判断され、受信され
ているときには、処理はステップ141からステップ1
42に進み、このステップ142において、CDの再生
が行われているかどうかが判断され、再生が行われてい
るときには、処理はステップ142からステップ143
に進み、このステップ143において、キー58のうち
の表示切り換えキー58Aが押されているかどうかがチ
ェックされ、押されていないときには、処理はステップ
143からステップ101に戻る。
【0070】こうして、FM文字多重放送が受信できな
くなると、図4Cに示すように、「文字放送はありませ
ん」のメッセージが表示されるとともに、その後、ステ
ップ101、131、141〜143が繰り返される。
【0071】そして、このような状態にあるとき、キー
58Aが押されると、これがステップ143により検出
され、処理はステップ143からステップ144に進
み、このステップ144において、LCD54における
表示が切り換えられ、LCD54に、それまで文字多重
放送による文字情報が表示されていたときには、CDの
曲名などの情報の表示状態とされる。また、逆に、それ
までCDの曲名などの情報が表示されていたときには、
文字多重放送による文字情報の表示状態とされる。そし
て、その後、処理はステップ101に戻る。
【0072】したがって、文字多重放送を行っていない
FM放送を受信しているとともに、CDの再生が行われ
ているときには、キー58Aを押すごとに、CDの再生
情報の表示状態と、そのFM放送の情報の表示状態とを
交互に切り換えて表示することができる。なお、このと
き、FM放送を聴くか、CDを聴くかは、スイッチ回路
31の状態で決まり、これはLCD54における表示と
は独立している。
【0073】また、ステップ101、131、141〜
143が繰り返されている状態にあるとき(文字多重放
送を行っていないFM放送を受信しているとともに、C
Dの再生が行われているとき)、CDの再生を止める
と、これがステップ142において検出され、処理はス
テップ142からステップ135に進み、受信中のFM
放送の情報の表示状態とされ、その後、処理はステップ
101に戻る。
【0074】さらに、ステップ101、131、141
〜143が繰り返されている状態にあるとき(文字多重
放送を行っていないFM放送を受信しているとともに、
CDの再生が行われているとき)、FM放送が終了した
り、車の走行により受信状態が悪化したなどの理由によ
り、FM放送を受信できなくなったときには、これがス
テップ141により検出され、処理はステップ141か
らステップ151に進む。
【0075】そして、このステップ151において、C
Dの再生が行われているかどうかが判断され、再生が行
われているときには、処理はステップ151からステッ
プ152に進み、このステップ152において、例えば
図4Eに示すように、再生中のCDの情報がLCD54
に表示される状態となり、その後、処理はステップ10
1に戻る。
【0076】さらに、ステップ151において、CDの
再生が行われていないときには、処理ステップ151か
らステップ153に進み、このステップ153におい
て、例えば図4Fに示すように、時計回路55の時刻デ
ータにより、現在の時刻が、LCD54にデジタル表示
される状態となり、その後、処理はステップ101に戻
る。
【0077】また、ステップ134において、すなわ
ち、文字多重放送が受信できなくなって処理がステップ
134に進んだ場合に、FM放送が受信できないときに
は、処理はステップ134からステップ151に進み、
したがって、CDの再生が行われていれば、ステップ1
52により、そのCDの再生の情報が表示されるように
なり、再生が行われていなければ、ステップ153によ
り時刻が表示されるようになる。
【0078】こうして、この装置によれば、文字多重放
送が終了すると、あるいは文字情報を正常に受信できな
い場合、これを、例えば図4Cに示すように表示すると
ともに、表示すべき他の情報があるときには、その情報
を、例えば図4D〜Fに示すように表示するようにして
いる。
【0079】したがって、よけいなキー操作を行わなく
ても、他の情報を知ることができ、操作性が向上する。
また、キー操作が不要なので、例えば車の走行中であっ
ても安全である。
【0080】なお、上述において、時刻の情報などを表
示している場合に、受信回路10がFM文字多重放送を
受信しているときには、図4Aにも示すように、その受
信中であることを示す記号を、LCD54に表示するこ
とができる。また、ステップ111、121、135、
144、152において、キー58Aの操作により、時
刻を切り換え表示することもできる。
【0081】さらに、表示する情報が切り換わるとき、
これをビープ音でユーザに通知することもできる。ま
た、放送の受信およびCDの再生を止めたときには、電
源を切るようにすることもできる。
【0082】
【発明の効果】この発明によれば、文字多重放送が終了
すると、あるいは受信できない場合、表示すべき他の情
報があるときには、その情報が表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の一例の一部を示すフローチャートで
ある。
【図3】図2の続きの一例を示すフローチャートであ
る。
【図4】表示例を示す図である。
【図5】信号フォーマットを説明するための図である。
【図6】信号フォーマットを説明するための図である。
【図7】表示画面を説明するための図である。
【図8】表示画面を説明するための図である。
【図9】表示画面を説明するための図である。
【図10】表示画面を説明するための図である。
【符号の説明】
10 FM受信回路 12 チューナ回路 13 中間周波アンプ 14 FM復調回路 15 ステレオ復調回路 20 CDプレーヤ 40 マイクロコンピュータ 41 CPU 42 ROM 52 メモリ(表示用) 53 ディスプレイコントローラ 54 表示素子 56 デコーダ回路 57 検出回路 58 操作キー 100 表示ルーチン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字多重放送を受信する受信回路と、 他のメディアの再生装置と、 表示素子と、 上記文字多重放送の文字情報を正常に受信できるかどう
    かを検出する第1の検出手段と、 上記再生装置が上記メディアの再生を行っているかどう
    かを検出する第2の検出手段とを有し、 上記第1の検出手段の検出結果が、上記文字多重放送の
    文字情報を正常に受信できることを示し、かつ、上記第
    2の検出手段の検出結果が、上記再生装置が上記メディ
    アの再生を行っていることを示しているときには、上記
    文字多重放送による文字情報と、上記メディアの再生に
    関する情報とを、上記表示素子に選択的に表示し、 上記第1の検出手段の検出結果が、上記文字多重放送の
    文字情報を正常に受信できないことを示し、かつ、上記
    第2の検出手段の検出結果が、上記再生装置が上記メデ
    ィアの再生を行っていることを示しているときには、上
    記メディアの再生に関する情報を、上記表示素子に表示
    するようにしたオーディオ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のオーディオ装置におい
    て、 上記第1の検出手段の検出結果が、上記文字多重放送の
    文字情報を正常に受信できないことを示しているが、上
    記文字多重放送を行っている放送自身を正常に受信でき
    るときには、その放送に関する情報を表示するようにし
    たオーディオ装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のオーディオ装置におい
    て、 上記文字多重放送による文字情報を、上記表示素子に表
    示している状態から上記文字情報を正常に受信できない
    状態になったとき、これを上記表示素子に表示するよう
    にしたオーディオ装置。
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