JPH11318861A - 毛髪表面プロフィールの判定方法およびこれに用いる装置 - Google Patents

毛髪表面プロフィールの判定方法およびこれに用いる装置

Info

Publication number
JPH11318861A
JPH11318861A JP10133448A JP13344898A JPH11318861A JP H11318861 A JPH11318861 A JP H11318861A JP 10133448 A JP10133448 A JP 10133448A JP 13344898 A JP13344898 A JP 13344898A JP H11318861 A JPH11318861 A JP H11318861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
reaction force
motion
comb
surface profile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10133448A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Iida
一郎 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP10133448A priority Critical patent/JPH11318861A/ja
Publication of JPH11318861A publication Critical patent/JPH11318861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より正確に毛髪の状態、特になめらかさや柔
軟性に大きな影響を与える毛髪表面のプロフィールを、
より自由度が高く、反復可能な動的条件下で正確かつ客
観的に測定することができる方法を提供すること。 【解決手段】 多関節型ロボットに取り付けられたくし
型またはブラシ型の触子を用い、予め定められた動作を
毛髪に対して与え、この動作に対する毛髪の反力を上記
触子に結合されたセンサーを介して検出することを特徴
とする毛髪表面プロフィールの判定方法およびこれに用
いる装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪表面プロフィ
ールの判定方法に関し、更に詳細には、実際の毛髪での
くしすき動作またはブラッシング動作のシュミレーショ
ンが可能であり、また、多面的な毛髪の力学的特性を測
定することにより、正確に毛髪表面状態を把握すること
が可能な毛髪表面プロフィールの判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】なめらかさや、柔軟性は、多くの人々、
特に女性が強く求める毛髪の性質であり、このような性
質を毛髪に付与することのできる化粧料の提供は化粧料
分野の大きな課題の一つである。 そして、上記のよう
な化粧料を提供するためには、毛髪のなめらかさや柔軟
性を正確に測定、分析することが必要であり、このため
の手段は化粧品技術者によって常に要望されるところで
ある。
【0003】ところで、毛髪のなめらかさやくしどおり
の評価は、通常、評価者による官能検査が行なわれてい
るが、評価者の固有技術による方法であるため、評価者
によって評価基準が異なり、客観性において劣るもので
あった。このため、器具等を用い、評価を標準化しよう
とする試みが種々なされている。
【0004】このような器具等を用いた毛髪なめらかさ
の測定方法としては、例えば、毛髪に対するくしどおり
動作を、くし形プローブの単一な直線運動で表現し、そ
の際の反力を測定するくし通り法、繰り返し運動のでき
ないところを2本のくしの同時運動によって補うダブル
コーム法、毛髪を平面板に等間隔に貼り付け、単一な直
線運動中の摩擦力を測定する摩擦感測定法等が挙げられ
る。
【0005】しかしながら、従来のくし通り法は、人間
の実際の動作を再現するものとは言い難く、その上、ス
ピード、くし通り距離のコントロールが困難であること
や、繰り返し数が一回であるため得られる情報量が少な
い、予備のくしすき動作が手動である等の問題があっ
た。 また、ダブルコーム法は、実際のくしすき動作か
ら大きくかけ離れており、また従来のくし通り法と同
様、毛髪の量や状態に応じた変位速度、変位量、運動方
向の設定が著しく制約されるという問題があった。更
に、平面上で摩擦感を検出する方法は、毛髪の貼付など
測定に手間がかかり、また毛髪本数の上限が著しく限定
されるため外れ値の影響を受けやすく、解析が困難であ
るという問題があった。
【0006】このように、器具等を用いる従来法におい
ても、実際の測定においては種々の変動因子が存在する
ため、毛髪の状態を正確に示す情報を与えるものとは言
い難く、標準法とはなしがたいものであった。 また、
それらの方法で用いる運動も、実際のくしすき動作やブ
ラッシング動作を反映するものとは言えなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、より
正確に毛髪の状態、特になめらかさや柔軟性に大きな影
響を与える毛髪表面のプロフィールを、より自由度が高
く、反復可能な動的条件下で正確かつ客観的に測定する
ことができ、人間による「くしすき動作」、「ブラッシン
グ動作」のシミュレートも可能な毛髪表面プロフィール
を判定する方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を行なった結
果、予めプログラムされた所定の動作をくし型ないしは
ブラシ型の触子を介して毛髪に与えた場合の反力は、毛
髪の状態に応じて変化し、これを検出することにより毛
髪表面のプロフィールが客観的に評価できることを見出
し、本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は多関節型ロボットに取
り付けられたくし型またはブラシ型の触子を用い、予め
定められた動作を毛髪に対して与え、この動作に対する
毛髪の反力を上記触子に結合されたセンサーを介して検
出する毛髪表面プロフィールの判定方法を提供するもの
である。
【0010】また本発明は、この方法に用いる多関節型
ロボット、この多関節型ロボットに取り付けられ、被検
毛髪に予め定められた動作を与えるくし型またはブラシ
型触子、このくし型またはブラシ型触子に結合し、動作
を与えたときの被検毛髪の反力を測定するためのセンサ
ーおよび予め定められた動作を行うための信号を記録
し、これを多関節ロボットに出力するとともにセンサー
からの応力情報を記憶し、比較、解析するためのコンピ
ュータを含む毛髪表面プロフィールの判定装置を提供す
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明方法を実施するには、ま
ず、くし型またはブラシ型触子により被検毛髪に与える
べき動作を予め定めることが必要である。 この予め定
められた動作とは、直線運動、円運動、楕円運動等、あ
るいはこれらを組み合わせた運動であり、これらの運動
は運動速度の変化を伴なっていても良い。 運動速度の
変化の例としては、線形または非線形の減速運動、線形
または非線形の加速運動、段階的減速運動、段階的加速
運動、間欠運動等が挙げられる。 また、予め定められ
た動作として、実際の人間のくしすき動作ないしはブラ
ッシング動作を解析し、これをシミュレートするような
運動および運動速度変化の組合せを採用しても良い。
予め定められた運動としてどのような運動あるいは運動
速度を採用するかは、例えば、くし通り、なめらかさ、
静電気の起きやすさ、セット力等のいずれを評価するか
に応じて設定することができる。
【0012】この予め定められた動作は、一度だけ行な
って反力を測定することもできるが、同じ動作を複数回
繰り返し行う方が実際のくしすきあるいはブラッシング
動作に近いので好ましい。 また、予め定められた動作
として、1の動作を採用し、その動作に対する反力のみ
で毛髪表面のプロフィールを評価しても良いが、異なる
運動の組合せを採用し、それぞれの運動に対して検出さ
れた反力を総合して毛髪表面プロフィールの判定を行な
うことがより好ましい。
【0013】また、毛髪表面プロフィールの判定方法と
しては、一定の動きに対する反力の平均値を取り、これ
を公知の様々な表面プロフィールを有する標準毛髪の値
と比較しても良いし、あるいは、反力と測定時間(また
は毛髪移動距離)の関係を示すグラフを作成し、これを
様々な表面プロフィールを有する標準毛髪のグラフと対
比することによって判定しても良い。
【0014】次に、本発明に用いる装置の一例を示す図
面を挙げ、更に説明する。
【0015】図1は、本発明で用いる装置の構成を示す
図面である。 図中、Aは信号検出部、Bは可動部、C
は制御部を示し、信号検出部Aの、1は触子、2はセン
サー2、3は信号処理部、可動部Bの、4は多関節ロボ
ット、5はコントローラであり、制御部Cの6はA/D
変換部、7はコンピュータ7を示す。
【0016】このうち、信号検出部Aは、可動部Bの予
め定められた動作をくし型またはブラシ型触子1を通し
て毛髪に与え、更にこの動作により生じた反力(変位に
対する応力)をセンサーにより検出し、この反力を入力
信号に変換する役割を有する。ここで用いるセンサー2
としては、ストレン・ゲージ等を用いることができ、触
子1にかかる直線方向あるいは回転方向の反力を測定す
る役割を有する。 また、信号処理部3は、通常オペア
ンプ及びローパスフィルターから構成され、人力信号の
増幅とノイズの除去を行なうものである。
【0017】また、可動部Bは、触子1を動かすことに
より毛髪に所定の動作を与える役割を有する役割を有す
る。 ここで使用される多関節ロボット4としては、適
切な関節の自由度を有するロボットが利用でき、その好
ましい一例としては、直交制御多関節型(5軸自由度)
ムーブマスターRV−M1(三菱電機社製)が挙げられ
る。 この多関節ロボット4は、コントローラー5を介
して制御部Cと結合され、予めコンピュータ7に入力さ
れた動作条件に従って作動する。 この多関節型ロボッ
トの採用によって、コンピュータ7で制御される所望の
運動および運動速度並びにそれらの組合せよりなる動作
を触子1を介して被検毛髪に付与することができ、被験
者の姿勢または毛束の状態、多様な使用動作や評価動作
に対応した毛髪表面プロフィールの判定が可能となる。
【0018】図2は、当該装置のうち、触子、センサー
および多関節ロボットの部分を模式的に示した図面であ
る。 この図面は、センサー2にくし型の触子1がマウ
ントされており、ロボットアームによって直線運動がな
されるので、基本的なくしすき運動の場合の反力を検出
するものであるが、触子1としてブラシ型のものを利用
し、ロボットアームにより回転運動を与えればブラッシ
ング運動の場合の反力を検出できることはいうまでもな
い。
【0019】図1中、Cの制御部は、可動部Bの制御お
よび信号検出部Aで検出された反力データの解析及び記
録を行なう役割を有する。 すなわち、信号検出部Aで
検出された入力信号は、まずA/D変換器6によって数
値変換され、コンピュータ7で変換後の信号を取り込
み、解析、表示、記録を行なうのである。
【0020】以上説明した本発明方法において、例えば
一定速度(1〜100mm/秒程度)で、特定方向に対
する直線運動(0.3〜500mm程度)の動作を毛髪
に与えた場合、それぞれの反力が表現する毛髪表面プロ
フィールは次の通りである。
【0021】(1)等速運動時の反力値 毛髪のなめらかさ (2)毛髪解放時の反力値 毛先のダメージの状態 (3)くしすき動作繰り返し毎の反力 くしすき動作に対する毛髪表面の変化
【0022】その他、本発明方法によれば、くしすき動
作の繰り返しを過剰に実施したときの毛髪のダメージの
程度(静電気、枝毛、切れ毛)、円弧運動をさせたとき
のセット力(ウェーブのでき方)、毛髪に屈曲運動を与
えた時の曲げ応力等、種々の毛髪に関連する力学的特性
の測定を行なうことができ、毛髪表面プロフィールの把
握、判定が可能となる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を挙げて更に詳細に説明する
が、本発明はこれらになんら制約されるものではない。
【0024】実 施 例 1 リンス処理による毛髪表面プロフィール変化の測定: ( 試験方法 )日本人女性1名よりサンプリングした毛
髪を用い、A、B2種の毛束(重さ1g、長さ10c
m)を作成した。 この毛束のうちAをリンス処理(サ
ロンスタイルヘヤリンスα((株)コーセー製)の10
%水溶液に1時間浸漬)した。AおよびBの毛束を、図
1で示す構成の測定装置(多関節ロボットは、三菱電機
製 RV−M1、検出部はストレンゲージ、触子はくし
型触子、信号処理部はカノープス製 ADX−98H)
により毛髪のくし通りを測定した。
【0025】まず、測定環境を温度25±2℃、湿度5
5±2%に設定し、毛束を初期位置に固定する。くし型
触子の初期位置、運動条件(速度30mm/秒、移動距
離10cm)を設定し、コンピュータに入力する。触子
はロボット制御によって毛髪測定のための初期位置に設
定される。触子は初期位置に設定された直後のぬれた状
態の毛髪に対して設定された等速のくしすき運動を10
回実施し、毛束を一定の状態にコンディショニングす
る。一定時間乾燥後、くしすき運動を再度行い、反力を
検出する。以上のデータよりくしすき時一定時間におけ
る反力平均値を算出し、解析した。
【0026】( 測定結果 )両毛束についての、測定時
の反力の変化を示す図面を、図3として示す。 なお、
これら毛束のうち、Aは従来の官能評価において、仕上
がりが「非常になめらかである」「非常にくし通りがよい」
と評価され、Bは「なめらかさがややある」「くし通りが
ややよい」と評価されたものである。また、図4は触子
保持時のくしすき時の反力値の平均値を示すもので、リ
ンスで処理した毛束Aは、くしすき時、平均反力値が小
さく、リンスによる効果が表れている。
【0027】実 施 例 2 被験者での毛髪表面プロフィールの判定(1): ( 試験方法 )女子被験者3名について、実施例1で用
いた測定装置により各人の毛髪のくし通りを調べた。
まず、毛髪を一定量(100本)サンプリングし、長さ
10cmの毛束を作成する。 測定装置に毛束をセット
後、くし型触子の初期位置、運動条件(速度30mm/
秒、移動距離10cm、くり返し7回)を設定し、コン
ピュターに入力する。 触子はロボット制御によって毛
髪測定のための初期位置に設定される。触子は初期位置
より毛髪に対して設定された等速のくしすき運動を実施
し、触子は毛先から解放された後また毛束の初期位置に
戻され、再度運動を行う。 これら一連の動作を設定さ
れた回数繰り返し、くしすき時(運動が等速となった
時)から解放時(触子が毛束から離れる寸前)の反力を
それぞれ検出する。 このデータよりくしすき時及びく
し解放時における一定時間の反力平均値を算出する。
【0028】( 測定結果 )被験者A、B、Cについて
の、くり返し1回目のくしすき時と解放時の反力の平均
値を図5に示す。 被験者Aは、くしすき時、くし解放
時とも平均反力値が小さかったが、同人の毛髪は別途実
施された官能評価において、「なめらかである」「毛先の
ダメージがない」と評価された。 また、被験者Bの毛髪
は同じ官能試験において「なめらかさがない」「毛先のダ
メージがある」と評価されており、また被験者Cの毛髪
は、「なめらかさがない」「毛先のダメージがない」と評価
された。
【0029】そして、図5の結果と官能評価の結果は明
らかに相関を有するものであり、従って、本発明方法に
より、「なめらかさ」や「毛髪のダメージ」を数値で表
現することが可能となることが明らかとなった。
【0030】また、図6は、被験者AとBの繰り返し5
回における反力値の変化を示すものであるが、毛髪の
「ダメージが小さい」被験者Aの反力値は低い値で安定
しているのに対し、「ダメージが大きい」被験者Bの反
力値は高く、しかもばらつきが大きいことがわかる。
【0031】実 施 例 3 被験者での毛髪表面プロフィールの判定(2):予め毛
髪がなめらかであると評価された被験者(被験者D)の
毛髪と、毛髪にダメージがあると評価された被験者(被
験者E)の毛髪を用い、設定された動作を等速直線運動
から、速度変化がある直線運動に変える以外は実施例2
と同様にして反力を測定した。 運動の変化は、加速運
動0.5秒、減速運動0.6秒と(条件1)、加速運動
0.3秒、減速運動0.4秒(条件2)の2条件を設定し
た。この結果を図7に示す。
【0032】図7中、Aは、被験者Dについて条件1で
くしすきした場合の反力/時間の関係を示すグラフであ
り、Bは被験者Dについて条件2でくしすきした場合の
反力/時間の関係を示すグラフである。 また、Cは被
験者Eについて条件1でくしすきした場合の反力/時間
の関係を示すグラフであり、Dは被験者Eについて条件
2でくしすきした場合の反力/時間の関係を示すグラフ
である。
【0033】この図から明らかなように、触子をゆっく
り加速した場合(A、C)は、キューティクルの剥がれ
等に起因する反力のピーク(図中L)がダメージ毛には
認められる。 これに対し、加速時間を早めた場合
(B、D)はダメージ毛と健康毛の判別がつきにくくな
る。 減速時においても同様の傾向が認められる。
【0034】
【発明の効果】本発明方法によれば、動作の自由度の高
く、かつ動作速度を正確に制御できる多関節型のロボッ
トを用いているので、毛髪に与える動作を一定とするこ
とができ、常に同じ条件での測定が可能であるため毛髪
表面のプロフィールを再現性よく測定できる。 そし
て、このように再現性が良好であるため評価の標準化も
できるため、主観性の入りやすい官能評価試験に代わる
方法として利用可能である。
【0035】また、動作の自由度の高い装置を用いる方
法であるため、試験用の毛束の他、実際の被験者の毛髪
についても客観的に毛髪表面プロフィールの判定するこ
とができる。 すなわち、従来の方法では、事実上試料
が毛束に限られていたが、本発明方法では、触子位置も
広範囲に設定でき、また運動方向を任意に変更できるた
め、被験者のどのような体勢においても毛髪の反力の測
定が可能であり、例えば、毛髪処理前後による毛髪表面
プロフィールの変化を正確に判定することが可能とな
る。
【0036】このように、本発明方法は動作条件を種々
変更しながら試験可能であり、かつ、客観性の高い結果
を再現性良く得ることが可能な方法であるため、毛髪自
体の力学的特性等他の他、毛髪処理手段による毛髪表面
プロフィール変化や、毛髪化粧料を客観的に評価するた
めに極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法に用いられる装置の構成を示した
図面
【図2】 本発明方法に用いられる装置のうち、触子、
センサーおよびロボットの部分を示す図面
【図3】 直線的なくしすき動作を行った場合の反力の
経時的変化を示す図面
【図4】 2種類の毛束について、直線的なくしすき動
作を行った場合の反力の平均値を示す図面
【図5】 3名の被験者について、それぞれ直線的なく
しすき動作を行った場合のくし通り時およびくし解放時
の反力平均値を示す図面
【図6】 2名の被験者について、直線的なくしすき動
作を繰り返した時の反力変化を示した図面
【図7】 2名の被験者について、速度変化のある直線
的なくしすき動作を繰り返した時の反力変化を示した図
面 以 上

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多関節型ロボットに取り付けられたくし
    型またはブラシ型の触子を用い、予め定められた動作を
    毛髪に対して与え、この動作に対する毛髪の反力を上記
    触子に結合されたセンサーを介して検出することを特徴
    とする毛髪表面プロフィールの判定方法。
  2. 【請求項2】 予め定められた動作が、直線運動、円運
    動、楕円運動またはこれら運動の組合せから選ばれたも
    のである請求項第1項記載の毛髪表面プロフィールの判
    定方法。
  3. 【請求項3】 予め定められた動作が、運動速度の変化
    を伴うものである請求項第1項または第2項記載の毛髪
    表面プロフィールの判定方法。
  4. 【請求項4】 予め定められた動作を複数回繰り返す請
    求項第1項ないし第3項の何れかの項記載の毛髪表面プ
    ロフィールの判定方法。
  5. 【請求項5】 予め定められた動作が、異なる運動の組
    合せであり、毛髪表面プロフィールの判定をそれぞれの
    運動に対して検出された反力を総合して行う請求項第1
    項ないし第4項の何れかの項記載の毛髪表面プロフィー
    ルの判定方法。
  6. 【請求項6】 多関節型ロボット、この多関節型ロボッ
    トに取り付けられ、被検毛髪に予め定められた動作を与
    えるくし型またはブラシ型触子、このくし型またはブラ
    シ型触子に結合し、動作を与えたときの被検毛髪の反力
    を測定するためのセンサーおよび予め定められた動作を
    行うための信号を記録し、これを多関節ロボットに出力
    するとともにセンサーからの応力情報を記憶し、比較、
    解析するためのコンピュータを含む毛髪表面プロフィー
    ルの判定装置。
JP10133448A 1998-05-15 1998-05-15 毛髪表面プロフィールの判定方法およびこれに用いる装置 Pending JPH11318861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10133448A JPH11318861A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 毛髪表面プロフィールの判定方法およびこれに用いる装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10133448A JPH11318861A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 毛髪表面プロフィールの判定方法およびこれに用いる装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11318861A true JPH11318861A (ja) 1999-11-24

Family

ID=15105020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10133448A Pending JPH11318861A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 毛髪表面プロフィールの判定方法およびこれに用いる装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11318861A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223853A (ja) * 2005-01-24 2006-08-31 Kao Corp 毛髪センサー
WO2007108318A1 (ja) * 2006-03-23 2007-09-27 Shiseido Company, Ltd. 毛髪性状計測装置
JP2013511311A (ja) * 2009-11-24 2013-04-04 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ デバイス
JP2016508605A (ja) * 2013-02-01 2016-03-22 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223853A (ja) * 2005-01-24 2006-08-31 Kao Corp 毛髪センサー
JP4716017B2 (ja) * 2005-01-24 2011-07-06 花王株式会社 毛髪センサー
WO2007108318A1 (ja) * 2006-03-23 2007-09-27 Shiseido Company, Ltd. 毛髪性状計測装置
JP2013511311A (ja) * 2009-11-24 2013-04-04 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ デバイス
JP2016508605A (ja) * 2013-02-01 2016-03-22 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4722909B2 (ja) 摩擦音響センサ
JP7359756B2 (ja) 毛髪特性を測定するためのデバイス
JPH11318861A (ja) 毛髪表面プロフィールの判定方法およびこれに用いる装置
JP3964323B2 (ja) 毛髪のつや測定器具
EP3419794B1 (en) Method and system for quality evaluation of a handheld analytical device
KR100729161B1 (ko) 탄성체의 물성 측정 장치
JP2012526970A (ja) 表面の手触り感を特性評価する方法
JP2000116622A (ja) 毛髪のつや測定器具
JP3815918B2 (ja) 繊維状物の力学的特性の測定方法およびそれに用いる装置
JP2007024606A (ja) 粘弾性特性の測定方法及び装置
JP2018151258A (ja) 化粧料の塗布感触を評価する方法、化粧料の塗布感触を評価する装置、及び化粧料を選択する方法
US20110282246A1 (en) Acoustic systems and methods for evaluating skin texture
JP2003024282A (ja) 皮膚の状態の評価方法
JP2019032239A (ja) 指先接触状態測定装置
JP4690021B2 (ja) 毛髪試料の力学的特性の測定方法
WO2020080137A1 (ja) 肌評価方法、及び肌評価装置
JP2020190528A (ja) 感触特性評価装置及び記憶装置
JP2020180934A (ja) 感触評価装置
JP7477354B2 (ja) 感触評価方法
JP2003536060A (ja) 材料の表面状態の評価装置およびその装置を実施する方法
JP2002071652A (ja) 化粧品又は化粧品原料の官能評価代替評価方法及び評価装置並びに解析方法及び解析システム
JP2791699B2 (ja) 皮膚の力学的特性の測定方法
JP2022081856A (ja) 感触評価方法
JP2021139633A (ja) 感触特性評価方法及び感触特性評価装置
JP2013013628A (ja) 皮膚状態の測定装置及び測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050317