JPH11318814A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JPH11318814A
JPH11318814A JP10130488A JP13048898A JPH11318814A JP H11318814 A JPH11318814 A JP H11318814A JP 10130488 A JP10130488 A JP 10130488A JP 13048898 A JP13048898 A JP 13048898A JP H11318814 A JPH11318814 A JP H11318814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
hydrogen peroxide
sheath
distal end
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10130488A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Sasaki
琢男 佐々木
Itaru Osaki
至 大嵜
Kazutaka Matsumoto
和孝 松本
Hideki Tsujitani
英樹 辻谷
Tsuruo Hatori
鶴夫 羽鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP10130488A priority Critical patent/JPH11318814A/ja
Publication of JPH11318814A publication Critical patent/JPH11318814A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】過酸化水素低温プラズマ滅菌に対して優れた耐
久性を有する内視鏡を提供する。 【解決手段】挿入部を構成する構成部材の少なくとも一
部を過酸化水素又は過酸化水素の低温プラズマに対して
触媒作用のある触媒粉末20で構成したものである。内
視鏡に過酸化水素低温プラズマ滅菌を施した際、挿入部
内に透過した過酸化水素が挿入部の構成部材の例えば
銀、銅、ニッケル、パラジウム、白金等のように過酸化
水素又は過酸化水素の低温プラズマに対して触媒作用の
ある物質の触媒作用により高い反応速度で無害である
水、酸素に分解する。その為、挿入部内の減摩材に含ま
れる硫黄成分と過酸化水素との反応量を減少させ、亜硫
酸、硫酸の発生量を減少させることにより、亜硫酸、硫
酸の発生による内視鏡の劣化を抑制するようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓性を有する細長
い可撓管部を備えた軟性の内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、可撓性を有する挿入部を備えた
軟性の内視鏡では、挿入部が屈曲した際に挿入部内の各
内蔵部材がその曲げに対応して動きを生じる為、各内蔵
部材どうしが擦れ合ったりして損傷することがある。こ
の損傷を防ぐ為に、挿入部内には各内蔵部材どうしの摩
擦を軽減する為に減摩材が封入されている。その減摩材
として、例えば二硫化モリブデン等がある。
【0003】また、特開昭64−29806号公報のよ
うに内視鏡に内蔵される像光伝達を目的とするイメージ
ガイドファイバーは、従来一般にシリコンゴム製の可撓
性チューブによって外装されている。そして、その外装
チューブ内には、各光学繊維どうしの滑りを良くし、光
学繊維折れを防止する為に二硫化モリブデンが封入され
ている。また、湾曲管や、可撓管と各内蔵部材との間に
も、同様に二硫化モリブデンが封入されている。
【0004】一方、内視鏡の滅菌手段として近年、過酸
化水素低温プラズマ滅菌が開発され、広く普及しつつあ
る。この過酸化水素低温プラズマ滅菌は、気化した過酸
化水素に高周波エネルギーを与えることにより、過酸化
水素の低温プラズマ状態を作り、内視鏡の外表面に付着
した微生物を死滅させる滅菌手段である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】二硫化モリブデン等の
硫黄成分が含まれる減摩材が使用されている従来の内視
鏡に対して過酸化水素低温プラズマ滅菌を施した場合に
は、滅菌処理中に内視鏡の挿入部の内部に透過した過酸
化水素が内視鏡内の硫黄成分と化学反応を起こし、亜硫
酸及び硫酸が発生する。そのため、この亜硫酸及び硫酸
がポリウレタンや、ポリアミド等で成形された可撓管の
外装樹脂や、イメージガイドファイバー、ライトガイド
ファイバーなどを外装するシリコンゴム製の樹脂等を劣
化させ、内視鏡を破壊してしまうおそれがある。本発明
は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、過
酸化水素低温プラズマ滅菌に対して優れた耐久性を有す
る内視鏡を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は管腔内に挿入さ
れる挿入部を構成する構成部材の少なくとも一部を過酸
化水素又は過酸化水素の低温プラズマに対して触媒作用
のある物質で構成したことを特徴とする内視鏡である。
そして、内視鏡に過酸化水素低温プラズマ滅菌を施した
際、挿入部内に透過した過酸化水素が挿入部の構成部材
の例えば銀、銅、ニッケル、パラジウム、白金等のよう
に過酸化水素又は過酸化水素の低温プラズマに対して触
媒作用のある物質の触媒作用により高い反応速度で無害
である水、酸素に分解する。その為、挿入部内の減摩材
に含まれる硫黄成分と過酸化水素との反応量を減少さ
せ、亜硫酸、硫酸の発生量を減少させることにより、亜
硫酸、硫酸の発生による内視鏡の劣化を抑制するように
したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図3を参照して説明する。図1は本実施の形
態の内視鏡1の全体の概略構成を示すものである。本実
施の形態の内視鏡1には細長い挿入部2の基端部に操作
部3が連結されている。
【0008】また、操作部3の端末部には接眼部4が配
設されている。さらに、操作部3の外周面にはユニバー
サルコード5の基端部が連結されている。このユニバー
サルコード5の先端部には図示しない光源装置に接続さ
れるコネクタ6が設けられている。
【0009】また、挿入部2には細長い長尺の可撓管7
の先端に湾曲部8を介して先端硬性部9が連結されてい
る。ここで、操作部3には湾曲部8を湾曲操作するため
のアングル操作レバー10が配設されている。そして、
湾曲部8は操作部3のアングル操作レバー10を回動操
作することにより湾曲できるように構成されている。
【0010】また、一般に可撓管7は図2に示すよう
に、ステンレスからなる金属板を螺旋管状に巻回したフ
レックス11と、このフレックス11の外側に配置され
たステンレスからなる網管状のブレード12と、このブ
レード12の外周面に被覆されたポリウレタンや、ポリ
アミド等の熱可塑性樹脂又は合成ゴム等の弾性材料から
なる外皮チューブ13とから構成されている。
【0011】また、可撓管7内には、図3に示すように
内視鏡1の観察像を伝送するイメージガイドファイバー
14や、照明光を伝送するライトガイドファイバー15
や、処置具挿通用チャンネル16や、湾曲操作用のワイ
ヤ17等の各内臓部材が挿通されている。これらの各内
臓部材は湾曲部8内を経て、その先端部が先端硬性部9
に固定されている。
【0012】また、イメージガイドファイバー14およ
びライトガイドファイバー15は、それぞれシリコンゴ
ム等の可撓性チューブ18に被覆され、かつ硫黄成分を
含む二硫化モリブデン等の微細粉末19が全長にわたり
塗布されている。
【0013】さらに、可撓管7及び湾曲部8を構成する
図示しない湾曲管と上記各内臓部材との間の隙間には、
各内臓部材の滑りをよくするための減摩材として、硫黄
成分を含む二硫化モリブデン等の微細粉末19と、過酸
化水素に対して触媒となる触媒粉末20とが混合されて
封入されている。ここで、触媒粉末20は、過酸化水素
又は過酸化水素の低温プラズマに対して触媒作用のある
物質、例えば銀、銅、ニッケル、パラジウム、白金等で
成形されており、その粒径は0.1μm〜50μm程度
が望ましい。
【0014】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態では内視鏡1に過酸化水素低温プラズマ滅
菌を施した場合には、滅菌処理中に気化した過酸化水素
が湾曲部8の被覆チューブや、可撓管7の外皮チューブ
13を透過して挿入部2内に侵入する。このとき、過酸
化水素は挿入部2内の触媒粉末20の触媒作用により高
い反応速度で無害である水、酸素に分解する。そのた
め、挿入部2内の硫黄成分を含む微細粉末19と過酸化
水素との反応量は従来に比べて低下するので、亜硫酸、
硫酸の発生を抑制することができる。
【0015】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では可撓管7及び
湾曲部8を構成する図示しない湾曲管と各内臓部材との
間の隙間に過酸化水素に対して触媒となる銀、銅、ニッ
ケル、パラジウム、白金等の触媒粉末20を混合させて
封入したので、内視鏡1に過酸化水素低温プラズマ滅菌
処理を施す際に内視鏡1の挿入部2内に透過した過酸化
水素を、挿入部2内に混合させて封入された銀、銅、N
i、パラジウム、白金等の触媒粉末20の触媒作用によ
り、高い反応速度で無害である水、酸素に分解させるこ
とができる。そのため、挿入部2内の硫黄成分を含む二
硫化モリブデン等の微細粉末19と、過酸化水素との反
応量が従来よりも低下し、内視鏡1の挿入部2内での亜
硫酸、硫酸の発生を抑制することができるので、内視鏡
1の劣化を防ぐことができる。
【0016】また、イメージガイドファイバー14や、
ライトガイドファイバー15を被覆する可撓性チューブ
18の樹脂内に過酸化水素に対して触媒となる触媒粉末
20を混入させてもよい。
【0017】さらに、図2中で、可撓管7を構成する螺
旋管状のフレックス11と、このフレックス11の外側
に配置された網管状のブレード12の少なくとも1方を
銀、銅、ニッケル、パラジウム、白金等の触媒材質で形
成してもよい。もしくは、フレックス11、ブレード1
2の少なくとも一方に銀、銅、ニッケル、パラジウム、
白金等の触媒材質でメッキを施してもよい。なお、この
技術は挿入部2内の先端硬質部9や、湾曲部8を構成す
る図示しない湾曲管など、一般に金属材料で形成される
他の部品に適応しても良く、いずれの場合も第1の実施
の形態と同様の効果が得られる。
【0018】また、図4は本発明の第2の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1乃至図3参照)の内視鏡1の可撓管7を構成する螺旋
管状のフレックス11と網管状のブレード12との間、
又は上記ブレード12と外皮チューブ13との間の少な
くとも一部に銀、銅、ニッケル、パラジウム、白金等の
触媒材質で形成された円管状の箔21を介設させたもの
である。
【0019】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では可撓管7のフ
レックス11とブレード12との間、又は上記ブレード
12と外皮チューブ13との間の少なくとも一部に銀、
銅、ニッケル、パラジウム、白金等の触媒材質で形成さ
れた円管状の箔21を介設させたので、内視鏡1に過酸
化水素低温プラズマ滅菌処理を施す際に内視鏡1の挿入
部2内に透過した過酸化水素を、円管状の箔21の触媒
作用により、高い反応速度で無害である水、酸素に分解
させることができる。そのため、本実施の形態でも第1
の実施の形態と同様に挿入部2内の硫黄成分を含む二硫
化モリブデン等の微細粉末19と、過酸化水素との反応
量が従来よりも低下し、内視鏡1の挿入部2内での亜硫
酸、硫酸の発生を抑制することができるので、内視鏡1
の劣化を防ぐことができる。
【0020】さらに、本実施の形態では特に、可撓管7
のフレックス11とブレード12との間、又は上記ブレ
ード12と外皮チューブ13との間に介設された円管状
の箔21によって可撓管7の剛性を高めることができる
効果がある。
【0021】また、図5は本発明の第3の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第2の実施の形態(図
4参照)における銀、銅、ニッケル、パラジウム、白金
等の触媒材質で形成された円管状の箔21を螺旋管状に
形成したものである。
【0022】そこで、上記構成のものにあっても第2の
実施の形態と同様の効果が得られるうえ、本実施の形態
では特に、可撓管7の可撓性に大きな影響を及ぼさない
効果がある。
【0023】また、図6(A),(B)および図7
(A)〜(D)は生検用の内視鏡システムを示すもので
ある。図6(A)は生検用の内視鏡システム全体の概略
構成を示すものである。この生検用の内視鏡システムに
は、内視鏡31と、この内視鏡31が挿入可能なシース
32と、光源装置33とが設けられている。
【0024】ここで、内視鏡31には硬性な挿入部34
が設けられている。この挿入部34の基端部には手元側
の端部35が設けられている。この手元側端部35には
接眼部36が配設されている。
【0025】さらに、手元側端部35の外周面にはライ
トガイドケーブル口金37が突設されている。このライ
トガイドケーブル口金37には照明光を伝達するライト
ガイドケーブル38の一端部が着脱可能に連結されてい
る。このライトガイドケーブル38の他端部は光源装置
33に連結されている。
【0026】また、挿入部34の内部には照明光を伝達
するライトガイドファイバー束39と、イメージを伝送
する棒状ガラス製のロッドレンズ40とが内装されてい
る。ここで、ライトガイドファイバー束39の基端部
は、内視鏡31の手元側のライトガイドケーブル口金3
7に連結されている。さらに、ロッドレンズ40の基端
部は、内視鏡31の接眼部36に連結されている。
【0027】また、ライトガイドファイバー束39の先
端部およびロッドレンズ40の先端部はそれぞれ内視鏡
31の挿入部34の先端面34aまで延設されている。
さらに、内視鏡31の挿入部34の先端部外周面には、
硬質で透明な樹脂、例えばアクリル樹脂製の薄肉の円筒
部材より成る外径寸法がD1のフード41が接着されて
いる。このフード41の先端部41aの位置は内視鏡3
1の挿入部34の先端面34aの位置より先端側に突出
されている。
【0028】また、内視鏡31の手元側端部35には挿
入部34と接眼部35との間に外径寸法がD2の中継ぎ
部42が介設されている。この中継ぎ部42にはピン4
3が突設されている。ここで、ピン43の根元部は内視
鏡31の挿入部34の中心軸に対して垂直にねじ込み接
着等の手段で固定されている。
【0029】また、シース32は弾性を有する、例えば
ステンレス等の円筒部材によって形成されている。この
シース32の内径寸法はD1に設定され、内視鏡31の
フード41(外径寸法がD1)が内挿可能になってい
る。
【0030】また、シース32の先端部には図7(A)
に示すように軸心方向に伸びるスリット44が周方向に
複数本並設されている。さらに、各々のスリット44の
間には板バネ部45がスリット44と同数形成されてい
る。それぞれの板バネ部45は、図7(B)に示すよう
に根元部45aから先端部45bにかけてシース32の
中心軸Oに向かうように内方に向けて略円弧形状に湾曲
成形されている。
【0031】また、それぞれの板バネ部45の先端部4
5bには内周方向手元側に折り返されて爪46が形成さ
れている。ここで、板バネ部45の先端部45bには尖
るように鋭利に加工された先端鋭利部47が形成されて
いる。
【0032】さらに、各々の板バネ部45の先端部45
b間を結ぶ円の直径はD3に設定されている。また、シ
ース32の手元側端部には、内視鏡31の中継ぎ部42
が内挿可能な内径寸法がD2の円筒形の保持部48が接
続されている。ここで、シース32の内径寸法D1と、
円筒形の保持部48の内径寸法D2と、各々の板バネ部
45の先端部45b間を結ぶ円の直径D3との間の関係
は、 D2>D1>D3 に設定されている。
【0033】さらに、シース32の手元側端部の保持部
48には図6(B)に示すようなクランク溝49が成形
されている。このクランク溝49は、保持部48の中心
軸と平行な挿入溝部49a及び調整溝部49bと、挿入
溝部49aの先端部49a1と調整溝部49bの後端部
49b1との間を結ぶ回転溝部49cの3本の溝から構
成されている。
【0034】ここで、挿入溝部49aと調整溝部49b
とは互いに周方向にずれている。そして、挿入溝部49
aは保持部48の手元側に配置され、長さL1に設定さ
れている。さらに、調整溝部49bは、保持部48の先
端側に配置され、長さL2に設定されている。また、回
転溝部49cは保持部48の中心軸と直交する方向に延
設されている。なお、クランク溝49のすべての溝部4
9a,49b,49cの溝巾は、前述のピン43が通過
できる寸法に設定されている。
【0035】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の内視鏡システムの使用時には予め内視鏡
31にシース32が次の通り装着される。このシース3
2の装着作業時には内視鏡31の挿入部34がシース3
2の保持部48側からシース32内に挿入される。そし
て、クランク溝49の挿入溝部49aと、ピン43との
周方向の位置を合わせる。
【0036】続いて、ピン43を挿入溝部49aに沿わ
せてガイドさせながら内視鏡31をシース32に対して
先端側へ移動させる。このとき、内視鏡31は長さL1
だけ移動した時点で図6(A)に示すように挿入溝部4
9aの先端部49a1にピン43が突き当たる。この状
態ではシース32の板バネ部45は閉状態であり、各々
の板バネ部45の先端部45b間を結ぶ円の直径はD3
で保持されている。
【0037】この状態で、内視鏡31とシース32との
組付けユニットがこれとほぼ同径の生体管腔に挿入され
る。このとき、シース32のすべての板バネ部45は先
細状の円弧形状をしているため、生体管腔がシース32
の外径寸法と同寸法まで押し広げられる。
【0038】なお、このときの挿入操作は、内視鏡31
によって生体管腔内を観察しながら行うが、スリット4
4から生体管腔内が見えて、しかもフード41は透明で
あるため、視野角が狭められることはない。
【0039】そして、そのままシース32ごと内視鏡3
1の挿入を続け、板バネ部45の先端部45bが患部H
に達した時点で、内視鏡31をシース32に対して反時
計回りに回転させる。このとき、ピン43がクランク溝
49の回転溝部49cに沿って移動する。そして、ピン
43が回転溝部49cの終端部に突き当たった時点で、
内視鏡31の回転が止まる。
【0040】その後、内視鏡31をシース32に対して
前方に押し出し操作する。このとき、ピン43は調整溝
部49bに沿って先端側へ移動する。この内視鏡31の
押し出し操作時にはフード41の先端部41aがすべて
の板バネ部45の内周面に接しながら前方へ移動する。
ここで、各々の板バネ部45は弾性を有しているので、
フード41の先端部41aに押されて、シース32の外
方向へ向けて弾性変形する。
【0041】そして、この内視鏡31の押し出し操作
中、内視鏡31がシース32に対してL2だけ移動した
時点でピン43が調整溝部49bの終端部に突き当たる
ことにより、ピン43がストッパーとなり内視鏡31の
移動が止まる。このときの内視鏡31とシース32との
位置関係は図7(C)に示す通りである。
【0042】その後、内視鏡31の視野の中心に患部H
が配置されるように内視鏡31の位置を調整する。この
状態で、板バネ部45の先端部45bを患部Hの周辺に
押し付ける。この時、患部Hが板バネ部45の先端部4
5bよりも手元側に入り込んできたとしても、フード4
1の先端部41aが内視鏡31の挿入部34の先端面3
4aより前方に配置されているため、患部Hが内視鏡3
1の挿入部34の先端面34aに接触することはない。
【0043】また、この状態で、内視鏡31をシース3
2に対しL2だけ手元側に引くと、弾性変形していた板
バネ部45が復元し、図7(D)に示すように鋭利な爪
46のすべてが患部Hの生体組織に食い込む。このと
き、シース32の爪46は手元側に向いているために、
患部Hの生体組織が爪46に引っかかる。そのため、そ
のままの状態でシース32を体外に抜去することによ
り、爪46に引っかかっている患部Hの生体組織が採取
される。
【0044】そこで、上記構成のものにあってはシース
32の先端部にシース32の中心軸Oに向かうように内
方に向けて略円弧形状に湾曲成形されている板バネ部4
5を設けたので、生体の管腔開口部がシース32の外径
寸法より小さくても、シース32の先端部で生体の管腔
開口部を拡張できるため、シース32とともに内視鏡3
1の挿入部34を生体の管腔開口部に容易に挿入できる
効果がある。
【0045】また、図8(A),(B)および図9
(A),(B)は前述した生検用の内視鏡システム(図
6(A),(B)および図7(A)〜(D)参照)で使
用されるシース32の変形例を示すものである。
【0046】図8(A),(B)に示すように本変形例
のシース51には体内に挿入される円筒状の挿入部52
の先端部に先端部材53が配設されている。ここで、先
端部材53の基端部は挿入部52の先端部に半田等の手
段によって接続されている。なお、挿入部52の内径寸
法はD1である。
【0047】さらに、先端部材53には、周方向に複数
本の板バネ部54が並設されている。その板バネ部54
の長手方向中央部内周面には、挿入部52の内周面より
も内側に突出している凸部55が設けられている。この
凸部55はその頂点55aと挿入部52の内周面とが、
滑らかなテーパ面55bでつながる形状に形成されてい
る。
【0048】また、それぞれの板バネ部54の先端部は
内方向手元側に折り返されて、爪56が形成されてい
る。ここで、板バネ部54の先端には尖るように鋭利な
先端鋭利部57が形成されている。なお、本変形例に
は、内視鏡31の挿入部34の先端部外周面にフード4
1がなく、内視鏡31の挿入部34の外径寸法がD1に
設定されている。その他の構成は前述した生検用の内視
鏡システム(図6(A),(B)および図7(A)〜
(D)参照)と同じである。
【0049】次に、上記構成の作用について説明する。
本変形例では前述した生検用の内視鏡システムと同様に
予め内視鏡31にシース51を装着し、ピン43を挿入
溝部49aに沿わせてガイドさせながら内視鏡31をシ
ース51に対して先端側へ長さL1だけ移動させる。こ
の時、内視鏡31とシース51との位置関係は図8に示
す通りであり、この状態で生体の管腔に挿入していく。
【0050】また、生体管腔への挿入後、図9(A)に
示すように、患部Hが内視鏡31の視野の中心に位置さ
せる。続いて、前述した生検用の内視鏡システムと同様
にして内視鏡31のピン43を回転溝部49cに沿わせ
て回転移動させたのち、調整溝部49bに沿わせて先端
側へ移動させることにより、内視鏡31を先端側へL2
移動させる。
【0051】この内視鏡31の移動中、内視鏡31の挿
入部34の先端面34aは板バネ部54の凸部55に設
けられたテーパ面55bに接しながら前方へ移動する。
ここで、凸部55はシース51の内周面より内側に突出
しているため、内視鏡31の挿入部34が前方へ移動す
る動きに伴って、図9(A)に示すように凸部55の頂
点55aが内視鏡31の挿入部34の外周面の位置まで
押し上げられる。このとき、板バネ部54は弾性変形す
るため、板バネ部54の先端鋭利部57は周方向外側に
広がる。そして、内視鏡31の挿入部34は板バネ部5
4を広げながらシース51ごと管腔内前方へ移動して、
患部Hの周辺に板バネ部54の先端鋭利部57を押し付
ける。
【0052】この状態で、調整溝部49bに沿わせて内
視鏡31をシース51に対しL2だけ手元側に引くと、
弾性変形していた板バネ部54が図9(B)に示すよう
に復元し、鋭利な爪56のすべてが患部Hの生体組織に
食い込む。このとき、爪56が手元側に向いているため
に、患部Hの生体組織が爪56に引っかかる。そのた
め、そのままの状態でシース51を体外に抜去すること
により、爪56に引っかかっている患部Hの生体組織が
採取される。
【0053】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本変形例ではシース51の先端
が広く開くために、生検量をアップさせられる。また、
板バネ部54に設けた凸部55がシース51の先端部材
53の先端より手元側に奥まった位置に設けてあるた
め、内視鏡31の挿入部34の先端をシース51の最先
端まで挿入しなくても板バネ部54の開閉操作が可能と
なる。そのため、内視鏡31の挿入部34の先端面34
aの汚れ防止のためのフード41(図6(A)参照)を
取付ける必要が無い。
【0054】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 過酸化水素低温プラズマ滅菌が施される
内視鏡において、上記内視鏡の挿入部を構成する構成部
材の少なくとも一部を過酸化水素又は過酸化水素の低温
プラズマに対して触媒作用のある物質で構成したことを
特徴とする内視鏡。
【0055】(付記項2) 挿入部を構成する構成部材
の少なくとも一部が硫黄成分を含む物質で構成されてい
る内視鏡において、上記内視鏡の挿入部を構成する構成
部材の少なくとも一部を過酸化水素又は過酸化水素の低
温プラズマに対して接触作用のある物質で構成したこと
を特徴とする内視鏡。
【0056】(付記項3) 挿入部を構成する構成部材
の少なくとも一部に二硫化モリブデンが使用されている
内視鏡において、上記内視鏡の挿入部を構成する構成部
材の少なくとも一部を過酸化水素又は過酸化水素の低温
プラズマに対して触媒作用のある物質で構成したことを
特徴とする内視鏡。
【0057】(付記項4) 挿入部を構成する可撓管内
に過酸化水素又は過酸化水素の低温プラズマに対して触
媒作用のある物質の粉末を充填したことを特徴とする付
記項1、2、3記載の内視鏡。
【0058】(付記項5) 挿入部内に挿通されている
光学繊維を被覆する外装チューブの樹脂に過酸化水素又
は過酸化水素の低温プラズマに対して触媒作用のある物
質の粉末を混入したことを特徴とする付記項1、2、3
記載の内視鏡。
【0059】(付記項6) 螺旋管とその外側に配置さ
れた網管とその外側に配置された外皮とからなる可撓管
を有する内視鏡において、上記螺旋管又は上記網管の少
なくとも一方を過酸化水素又は過酸化水素の低温プラズ
マに対して触媒作用のある物質で構成したことを特徴と
する内視鏡。
【0060】(付記項7) 螺旋管と網管の間又は網管
と外皮の間の少なくとも一方に過酸化水素又は過酸化水
素低温プラズマ状態に対して触媒作用のある物質からな
る箔を設けたことを特徴とする付記項6記載の内視鏡。
【0061】(付記項8) 上記触媒は、銀、銅、ニッ
ケル、パラジウム、白金の少なくとも1つからなる金属
で形成されていることを特徴とする付記項1〜7記載の
内視鏡。
【0062】(付記項1〜8の従来技術) 挿入部に可
撓性を有する内視鏡では、挿入部が屈曲した際に挿入部
内の各内蔵部材がその曲げに対応して動きを生じる為、
各内蔵部材どうしが擦れ合ったりして損傷することがあ
る。この損傷を防ぐ為に、挿入部内には各内蔵部材どう
しの摩擦を軽減する為に減摩材が封入されている。その
減摩材として、例えば二硫化モリブデン等がある。
【0063】特開昭64−29806のように内視鏡に
内蔵される像光伝達を目的とするイメージガイドファイ
バーは、従来一般にシリコンゴム製の可撓性チューブに
よって外装されているが、その外装チューブ内には、各
光学繊維どうしの滑りを良くし、光学繊維折れを防止す
る為に二硫化モリブデンが封入されている。また、湾曲
管や、可撓管と各内蔵部材間にも、同様に二硫化モリブ
デンが封入されている。
【0064】一方、内視鏡の滅菌手段として近年過酸化
水素低温プラズマ滅菌が開発され、広く普及しつつあ
る。過酸化水素低温プラズマ滅菌は、気化した過酸化水
素に高周波エネルギーを与えることにより、過酸化水素
の低温プラズマ状態を作り、内視鏡外表面に付着した微
生物を死滅させる滅菌手段である。
【0065】(付記項1〜8が解決しようとする課題)
二硫化モリブデン等の硫黄成分が含まれる減摩材が使
用されている内視鏡に対して過酸化水素低温プラズマ滅
菌を施すと、内視鏡の挿入部内部に透過した過酸化水素
が硫黄成分と化学反応を起こし、亜硫酸及び硫酸が発生
する。この亜硫酸及び硫酸がポリウレタンやポリアミド
等で成形された可撓管の外装樹脂や、イメージガイドフ
ァイバー、ライトガイドファイバーを外装するシリコン
ゴム製の樹脂等を劣化させ、内視鏡を破壊してしまうと
いう問題があった。
【0066】(付記項1〜8の目的) この発明は、過
酸化水素低温プラズマ滅菌に対して優れた耐久性を有す
る内視鏡を提供することを目的とする。 (付記項1〜8の作用) 内視鏡に過酸化水素低温プラ
ズマ滅菌を施した際、挿入部内に透過した過酸化水素が
銀、銅、ニッケル、パラジウム、白金等の触媒作用によ
り高い反応速度で無害である水、酸素に分解する。その
為、減摩材に含まれる硫黄成分と過酸化水素の反応量が
減少し、亜硫酸、硫酸の発生量が減少する。亜硫酸、硫
酸の発生量が少ない為、内視鏡の劣化が抑制される。
【0067】(付記項1〜8の効果) 付記項1〜8の
構成によると、内視鏡の挿入部内に透過した過酸化水素
が、挿入部内に設けられた銀、銅、Ni、パラジウム、
白金等の触媒作用により、高い反応速度で無害である
水、酸素に分解する。その為、過酸化水素と硫黄成分を
含む二硫化モリブデン等の微細粉末との反応量が低下
し、亜硫酸、硫酸の発生を抑制することができる。その
結果、内視鏡の劣化を防ぐことができる。
【0068】(付記項9) 内視鏡と、該内視鏡が内挿
可能で先端に切刃を有するシースから構成される内視鏡
直視下生検具において、該シースと該内視鏡との長手軸
方向の相対移動に伴い該切刃を開閉する手段と、該シー
スと該内視鏡との相対位置を規制する手段と、を有する
ことを特徴とする内視鏡直視下生検具。
【0069】(付記項10) 付記項9において、該切
刃の内側が該シースの内径よりも内側に突出しており、
該内視鏡で押し広げることによって該切刃が開くことを
特徴とする内視鏡直視下生検具。
【0070】(付記項11) 付記項9において、該内
視鏡先端部に先端部よりも突出するように配設された略
円筒形状のフードによる視野確保手段を有することを特
徴とする内視鏡直視下生検具。
【0071】(付記項12) 付記項9において、鋭利
な先端部が手元側を向いている切刃で生体組織を切除
し、生検を行う生検手段を有することを特徴とする内視
鏡直視下生検具。
【0072】(付記項9〜12の従来技術) この発明
は、医療用内視鏡直視下において生体組織標本を切除し
て採取する生検具に関する。内視鏡直視下において組織
を採取する方法としては、特願平9−291084に示
されるように、外シース・内シース・内視鏡・吸引機構
から構成され、内視鏡で観察しながら外シースの中に組
織を吸引し、内シースを外シースに対し相対移動させる
ことで組織を切除する方式が知られている。
【0073】(付記項9〜12が解決しようとする課
題) 通常、術中は術者が内視鏡挿入部あるいはシース
に片手を添え、もう一方の手で操作部を保持する。しか
し、病変部を視野内に捉え、生検の操作に移行しようと
した時に、特願平9−291084に示されるような2
重シースを相対的に動かす方式では、術者は保持してい
る内視鏡から片手を離し、離した手を使って吸引や生検
の操作を行うことになる。内視鏡から片手を離せば、内
視鏡先端がぶれて病変部を見失うことになり処置に要す
る時間が長引く等の問題が生じる。
【0074】(付記項9〜12の目的) 本発明は、上
述の従来技術の問題点に鑑みて、術者一人でも内視鏡直
視下で容易に組織標本を回収できる生検具を提供するこ
とを目的とする。
【0075】(付記項9〜12の作用) 内視鏡とシー
スとの相対位置規制手段により、切刃が閉状態になるよ
う内視鏡とシースの相対位置を合わせる。内視鏡先端部
が切刃内面に当接した状態で内視鏡を先端側へ挿入する
と、切刃の一部がシース内周面より内側に突出している
ために、内視鏡挿入に伴い切刃がシース外周方向へ押さ
れ、切刃が開状態となる。切刃開状態においても、内視
鏡とシースとの相対位置規制手段により、内視鏡がシー
ス先端より突出することはない。切刃開状態においてシ
ースごと前方へ進めて組織をシース内に収め、相対位置
規制手段により再び切刃が閉状態になるよう内視鏡とシ
ースの相対位置を合わせるだけで、内視鏡視野内で切刃
が組織に食い込み、そのままシースごと抜去すれば、術
者は内視鏡を保持している手を離さずに容易に生検が行
える。
【0076】(付記項9〜12の効果) 以上説明した
ように、この発明によれば、術者一人でも簡単な操作
で、内視鏡観察下での生検が行える。しかも、部品数が
少なく安価である。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば管腔内に挿入される挿入
部を構成する構成部材の少なくとも一部を過酸化水素又
は過酸化水素の低温プラズマに対して触媒作用のある物
質で構成したので、過酸化水素低温プラズマ滅菌処理時
には内視鏡の挿入部内に透過した過酸化水素が、挿入部
内の銀、銅、Ni、パラジウム、白金等の触媒作用によ
り、高い反応速度で無害である水、酸素に分解される。
そのため、挿入部内の硫黄成分を含む二硫化モリブデン
等の微細粉末と過酸化水素との反応量を低下させ、亜硫
酸、硫酸の発生を抑制することができるので、過酸化水
素低温プラズマ滅菌に対して耐久性を高めることがで
き、内視鏡の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の内視鏡全体の概
略構成を示す斜視図。
【図2】 第1の実施の形態の内視鏡の可撓管を示す斜
視図。
【図3】 第1の実施の形態の内視鏡の可撓管の内部構
成を示す横断面図。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示す内視鏡の可
撓管の斜視図。
【図5】 本発明の第3の実施の形態を示す内視鏡の可
撓管の斜視図。
【図6】 (A)は生検用の内視鏡システム全体の概略
構成図、(B)は内視鏡とシースの手元側の要部構成を
示す斜視図。
【図7】 (A)はシースの先端部の外観を示す斜視
図、(B)はシースの先端部の縦断面図、(C)はシー
スに対して前方に移動した内視鏡が移動限位置で停止し
た状態を示す要部の縦断面図、(D)は鋭利な爪が生体
組織に食い込んだ状態を示す要部の縦断面図。
【図8】 (A)は生検用の内視鏡システムで使用され
るシースの変形例を示す要部の縦断面図、(B)は同斜
視図。
【図9】 (A)は図8の変形例のシースの内周面の凸
部が内視鏡の挿入によって外側に押されて広がる状態を
示す要部の縦断面図、(B)は鋭利な爪が生体組織に食
い込んだ状態を示す要部の縦断面図。
【符号の説明】 2 挿入部 7 可撓管 20 触媒粉末(過酸化水素又は過酸化水素の低温プ
ラズマに対して触媒作用のある物質) 21 円管状の箔(過酸化水素又は過酸化水素の低温
プラズマに対して触媒作用のある物質)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻谷 英樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 羽鳥 鶴夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管腔内に挿入される挿入部を構成する構
    成部材の少なくとも一部を過酸化水素又は過酸化水素の
    低温プラズマに対して触媒作用のある物質で構成したこ
    とを特徴とする内視鏡。
JP10130488A 1998-05-13 1998-05-13 内視鏡 Withdrawn JPH11318814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10130488A JPH11318814A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10130488A JPH11318814A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11318814A true JPH11318814A (ja) 1999-11-24

Family

ID=15035466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10130488A Withdrawn JPH11318814A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11318814A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245012A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Masakatsu Nakamura 内視鏡用フード装着補助具
JP2014068817A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp 内視鏡用状態視認装置
WO2019082481A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 オリンパス株式会社 ガス低温滅菌を受ける医療機器用の潤滑材、ガス低温滅菌を受ける医療機器、およびガス低温滅菌を受ける医療機器の製造方法
JP2020059793A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 オリンパス株式会社 医療機器用潤滑剤および医療機器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245012A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Masakatsu Nakamura 内視鏡用フード装着補助具
JP2014068817A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp 内視鏡用状態視認装置
WO2019082481A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 オリンパス株式会社 ガス低温滅菌を受ける医療機器用の潤滑材、ガス低温滅菌を受ける医療機器、およびガス低温滅菌を受ける医療機器の製造方法
JP2019076621A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 オリンパス株式会社 ガス低温滅菌を受ける医療機器用の潤滑材、ガス低温滅菌を受ける医療機器、およびガス低温滅菌を受ける医療機器の製造方法
CN111225594A (zh) * 2017-10-26 2020-06-02 奥林巴斯株式会社 接受气体低温灭菌的医疗设备用的润滑材料、接受气体低温灭菌的医疗设备和接受气体低温灭菌的医疗设备的制造方法
JP2020059793A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 オリンパス株式会社 医療機器用潤滑剤および医療機器
WO2020075384A1 (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 オリンパス株式会社 医療機器用潤滑剤および医療機器
CN112135894A (zh) * 2018-10-09 2020-12-25 奥林巴斯株式会社 医疗设备用润滑剂和医疗设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4121615B2 (ja) 内視鏡
EP1601294B1 (en) Re-shapeable medical device
WO2013190910A1 (ja) 湾曲管、医療機器
JP2003204966A (ja) 医療用結紮装置
JP4198005B2 (ja) 内視鏡視野確保装置
JP2000342595A (ja) 内視鏡用処置具
US11771455B2 (en) Endoscopic resection assembly
JPH11318814A (ja) 内視鏡
JP2005058431A (ja) 穿刺針
JP5031929B2 (ja) 内視鏡処置具
JP3649730B2 (ja) 持ち運び型の検体管式の多数生検用検体採取装置
JP4245949B2 (ja) 医療用処置装置
JP2020195853A (ja) 内視鏡用鉗子の製造方法
JPH10137248A (ja) 吸引生検具
US20210236100A1 (en) Biopsy forceps with tissue piercing member
WO2020234919A1 (ja) 内視鏡用穿刺針
JPH09192135A (ja) 内視鏡用処置具
JP2000201939A (ja) 医療用処置具
JPH06189965A (ja) 医療具
JP4786807B2 (ja) 内視鏡用チューブ状処置具
JP4874934B2 (ja) 生体組織採取具
WO2015190187A1 (ja) 内視鏡用処置具及び生検システム
JP2005021346A (ja) 内視鏡用鉗子
KR101868442B1 (ko) 엔도클립장치
JP2017012532A (ja) 結紮装置用クリップユニット及びクリップユニット用カートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802