JPH11318022A - 電子機器のメツセンジヤワイヤ取付具 - Google Patents
電子機器のメツセンジヤワイヤ取付具Info
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- JPH11318022A JPH11318022A JP10137622A JP13762298A JPH11318022A JP H11318022 A JPH11318022 A JP H11318022A JP 10137622 A JP10137622 A JP 10137622A JP 13762298 A JP13762298 A JP 13762298A JP H11318022 A JPH11318022 A JP H11318022A
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- Cable Accessories (AREA)
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Abstract
メツセンジヤワイヤに容易に且つ速やかに懸架できる。 【解決手段】 本体4に固着された止め金具11で、本
体4の凹部7内の押え金具14と螺合する締付ボルト1
2を直立・傾斜可能に支持し、締付ボルト12を直立状
態から傾けることによつて、押え金具14のワイヤ受け
部15が、止め金具11の線溝9で懸け留めたメツセン
ジヤワイヤ1に一気に当接し、ついで押え金具14の基
端部28を止め金具11の係止突起41に当接して締付
ボルト12を締付けることによつて、テレビ信号用増幅
器2をメツセンジヤワイヤ1に固定する。
Description
ツセンジヤワイヤに懸架して使用する電子機器のメツセ
ンジヤワイヤ取付具に関する。
例えば、図9に示すように、電子機器51の筐体52上
面に突設されたワイヤ受け溝53を有する取付部54
と、この取付部に植設されたボルト55と、このボルト
に挿通され、且つワイヤ受け溝53と対向する押え溝5
6を有する押え金具57と、ボルト55に螺合するナツ
ト58からなり、メツセンジヤワイヤ59への取付け
は、電子機器51を押え溝56でメツセンジヤワイヤ5
9に懸け留めてから、ナツト58を締結していた。
て、電子機器51のメツセンジヤワイヤ取入れ口を斜め
上方から挿入する際、片手で電子機器51を支持しもう
一方の手で押え金具57を開き、電子機器51の左右方
向からワイヤ取入れ口を確認しながらその押え溝56で
メツセンジヤワイヤ59に懸け留めるという面倒な作業
となり、次なるナツト締付け作業では、ナツト58に電
子機器51の重量がかかるため、ナツト58を軽快に且
つ能率よく締付けることができない。従つて、とりわけ
重くて大型の電子機器の取付けが困難であり、特に高所
での作業に危険を伴う不具合があつた。
器用メツセンジヤワイヤ取付装置は、メツセンジヤワイ
ヤ61に係止溝62で懸け留める係止体63が共聴機器
64に固定されているため、係止体63と共働してメツ
センジヤワイヤ61を挟着する挟持体65の締付けに用
いるボルト66には、共聴機器64の重量がかからず、
従つてボルト66の締付けが容易に行える。
は、挟持体65昇降量がボルト66のピツチに回転数を
乗じた値と等しいから、メツセンジヤワイヤ61への共
聴機器取付けに時間がかかる難点がある。また、共聴機
器取付け過程でメツセンジヤワイヤ61が抜け出るおそ
れがあるため、挟持体65の前方にはばね68付きのス
トツパ69を設けるのでコスト高となる。しかも、係止
体63の先端突起70とストッパ69の先端との間のワ
イヤ取入れ口71がメツセンジヤワイヤ61の直径より
小さいので、メツセンジヤワイヤ61へのストツパ69
押付けによつてばね68の損傷なしにワイヤ取入れ口7
1からメツセンジヤワイヤ61を取込むことは、容易で
はない。また、取込みを容易にするため、ばね68の撓
み量を大きくすると、メツセンジヤワイヤ抜け止め機構
が大型化する。
きる電子機器のメツセンジヤワイヤ取付具を提供するこ
とを目的とする。
電子機器の筐体にメツセンジヤワイヤ出入り可能な凹部
を形成し、この凹部に挿入したメツセンジヤワイヤを線
溝で懸け留めるための止め金具を筐体に固定すると共
に、前記線溝と対向するワイヤ受け部を有する押え金具
を前記止め金具に対して接近離間可能に配置し、この押
え金具の中間に設けた雌ねじ部に前記止め金具に挿通し
た締付ボルトを螺合するようにした電子機器のメツセン
ジヤワイヤ取付具において、前記止め金具にはその線溝
と直交する方向に締付ボルト用長孔を形成すると共に、
止め金具の締付ボルト支持面は、締付ボルト用長孔の線
溝側の端部では前記線溝の中心線を含む水平面とほぼ平
行な平面で、前記端部から離れると前記平面に対して斜
め下方へ傾く斜面であり、前記凹部の底部は,押え金具
に螺合した締付ボルトの頭部が前記線溝側の端部から上
方へ離れた状態では押え金具の基端部およびワイヤ受け
部を支持可能とし、前記止め金具の裏面には押え金具が
基端部の上面で当接し、且つ回動可能となる係止突起を
突設したことを特徴とするものである。
付ボルトをメツセンジヤワイヤとは反対側へ傾けること
によつて、止め金具の線溝に懸け留めたメツセンジヤワ
イヤに対し、押え金具のワイヤ受け部を一気に当接させ
ることができ、さらに押え金具の基端部の上面を止め金
具の係止突起に当接し、この当接点を支点として締付ボ
ルトを締付けることによつて、メツセンジヤワイヤを速
やかに、且つ強固にクランプすることができる。従つ
て、メツセンジヤワイヤ抜け止め機構が不要であり、ま
た、止め金具の線溝と押え金具のワイヤ受け部との間隔
を広くとることができるので、メツセンジヤワイヤの取
入れが容易となるほか、径の異なるメツセンジヤワイヤ
への取付けも可能となる。
明において、止め金具の先端部を線溝より突き出すと共
に、この突き出し部の下面を先端へ向け斜め上向きの斜
面となし、さらに凹部のメツセンジヤワイヤ出入り側の
開口端縁を押え金具のワイヤ受け部の先端にほぼ揃える
ようにした。
の開口端縁との開口間隔が広くなるので、メツセンジヤ
ワイヤに対するメツセンジヤワイヤ取付具の挿脱が容易
となる。また、メツセンジヤワイヤに止め金具の突出し
部の下面を沿わせるようにして線溝を嵌めるようにすれ
ば、重くて大型の電子機器でもメツセンジヤワイヤに簡
単に取付けることができる。
して説明する。図1はメツセンジヤワイヤ1にメツセン
ジヤワイヤ取付具3,3で懸架されたテレビ信号用増幅
器2の正面図、図2はメツセンジヤワイヤ取付具3の拡
大平面図、図3はメツセンジヤワイヤ取付具3の構成部
品の斜視図である。
で筐体13を構成する本体4の上面5に蓋体6に沿つて
突設され、且つメツセンジヤワイヤ取入れ側と上方とに
開口する凹部7を形成したほぼコ字状の座部8と、メツ
センジヤワイヤ懸け留め用線溝9と締付ボルト用長孔1
0を有する止め金具11と、締付ボルト用長孔10に嵌
める締付ボルト12と、締付ボルト12に螺合する押え
金具14と、押え金具14のワイヤ受け部15と止め金
具11の線溝9とをメツセンジヤワイヤ取入れ側へ向け
て押え金具14を凹部7に挿入した後、止め金具11を
座部8に固定する手段とからなる。
基部両側に突起部16,16を突設したT状の板体17
の先端部にワイヤ受け部15を形成すると共に、板体1
7の中央から基部寄りに締付ボルト12用の雌ねじ部
(バ−リングタツプ)18をワイヤ受け部15の突出方
向とは反対側に突設している。尚、本実施例では、雌ね
じ部18中心から基端21に至る長さは板体17の全長
の約1/3である。
図6に示すように締付ボルト用長孔10の先端部(線溝
9側の端部)にあつて、頭部23が座金24から若干離
れた状態(つまり押え金具14が止め金具11で吊り下
げられていない状態)において、押え金具14のワイヤ
受け部15の先端部と当接する底面部分27と、押え金
具14の基端部28の下面と当接する段部29を有す
る。尚、底面部分27は、凹部7のメツセンジヤワイヤ
取入れ側の開口端縁30に連接し、この開口端縁30
は、底面部分27と当接するワイヤ受け部15の先端よ
りわずかに突き出ている。
に、方形の取付板部31に後述の一対のガイド32,3
2を突設している。方形の取付板部31は、中間両側寄
りに、本体4の座部8に形成されたねじ孔33,33と
対向するボルト孔47,47を形成すると共に、ボルト
孔47,47の対称軸線上には、取付板部31の蓋体6
に沿わせる側面(以下、後端側面という)34に開口す
る所定長の締付ボルト用長孔10を形成する。この長孔
10の長さは、図示のものでは、後述の線溝9の後端側
面側の端縁35から後端側面34に至る長さの約1/2
にとつている。取付板部31の裏面36は、中央から若
干前端側面37寄りに前端側面37と平行の線溝9を形
成すると共に、前記線溝9の前端側面側の端縁38から
前端側面37へ向け、先細の斜面、即ち、斜め上向きの
斜面39を形成する。また、中間には、前端が線溝9の
後端側面側の端縁35と連接して線溝9の延長面40を
形成すると共に、押え金具14の中間両側を案内して押
え金具14の上下・前後方向の移動のみ許容する一対の
ガイド32,32を突設し、さらに座部8にボルト4
6,46で止め金具11を固定した状態において、凹部
7の段部29と所定間隔をとつて対向する係止突起41
を突設している。この係止突起41と段部29との間隔
は、締付ボルト12の締付けによつて押え金具14の基
端部28が係止突起41と当接した当接点を支点として
所定角度回転できるように、即ち、所定メツセンジヤワ
イヤ押付力が確保できるように選定されている。取付板
部31の表面42は、押え金具14のワイヤ受け部15
の先端部が凹部7の底面部分27と当接し、締付ボルト
12が締付ボルト用長孔10の先端部に位置する図6に
示す状態において、締付ボルト12のほぼ前半から先端
側面37に至る前半部43が線溝9の中心線を含む水平
面とほぼ平行な平面で、この前半部43とは反対側の後
半部44は、前半部43の平面に対して下向きの斜面で
あり、前半部43と後半部44との境目は比較的小さな
R面となつている。尚、締付ボルト用長孔10に沿つて
締付ボルト支持面45が形成されている。
る一対のガイド32,32を止め金具11に突設した
が、これに代えて本体4の凹部7に設けてもよい。
すように押え金具14が締付ボルト用長孔10の線溝9
側の端部にある締付ボルト12を介して止め金具11に
支持されていない状態では、押え金具14のワイヤ受け
部15の先端部は凹部7の底面部分27と、基端部28
は凹部7の段部29と当接してワイヤ取入れ口48が最
大となるので、メツセンジヤワイヤ1に止め金具11の
線溝9を容易に懸け留めることができる。さらに、図8
に示すような状態で筐体13を傾けてメツセンジヤワイ
ヤを挿入取付ける作業では、ワイヤ取入れ口48が斜め
下方に傾くが、締付ボルト12は長孔10の前端部に、
押え金具14の基端部28は凹部7の段部29に当接す
るので、ワイヤ取入れ口48をほぼ最大の状態で保持で
き、また、線溝9およびワイヤ受け部15から大きく突
き出た止め金具11の先端部の斜面39をメツセンジヤ
ワイヤ1に添わせることによつて、筐体13の左右方向
からのワイヤ取入れ口48の確認が不要となり、線溝9
による懸け留めが一層容易となる。
ルト支持面45は、線溝9側の端部では止め金具11表
面の前半部43と平行の平面で、これから外れると後半
部44と平行の下向きの斜面であるから、止め金具11
の線溝9で懸け留めたメツセンジヤワイヤ1に対して、
図6に示すようにほぼ直立状態にある締付ボルト12を
後方へ傾けると、押え金具14の基端部28と段部29
との当接点を支点として押え金具14のワイヤ受け部1
5が一気にメツセンジヤワイヤ1に当接する。ついで、
図7に示すように押え金具14の基端部28を止め金具
11の係止突起41に当接し、この当接点を支点として
締付ボルト12を締め付ければ、メツセンジヤワイヤ1
を強固に挟着することができる。この締付けでは、締付
ボルト12にテレビ信号増幅器2の重量がかからないの
で、容易に締付けることができ、しかも支点からワイヤ
受け部15の中央までの距離が、支点から締付ボルト1
2の軸線までの距離の約3倍と大きいから、速やかに締
付けが完了する。従つて、締付ボルト12締付け時、線
溝9からメツセンジヤワイヤ1が抜け出ることがない。
また、メツセンジヤワイヤ取入れ口48を広くとること
ができるので、メツセンジヤワイヤ1に対するテレビ信
号用増幅器2の取付け、取外しも容易となるほか、太さ
がある程度異なるメツセンジヤワイヤへの取付けも可能
となる。
付ボルトの傾動で止め金具に懸け留めたメツセンジヤワ
イヤに押え金具のワイヤ受け部を一気に当接でき、さら
に締付ボルトで電子機器を速やかに且つ強固にメツセン
ジヤワイヤに固定することができる。従つて、メツセン
ジヤワイヤ抜け出し阻止機構が不要であり、また、メツ
センジヤワイヤ取入れ口の間隔を広くとることができる
ので、メツセンジヤワイヤへの電子機器の取付けが容易
となるほか、径の異なるメツセンジヤワイヤへの取付け
も可能となる。請求項2の発明では、さらに止め金具の
先端と凹部の開口端縁との開口間隔が広くなるので、メ
ツセンジヤワイヤに対する電子機器の挿脱が容易とな
る。また、電子機器の正面側を斜め上向きにとり、止め
金具の突き出し部の下面をメツセンジヤワイヤに沿わせ
ることによつて、重くて大型の電子機器でも容易にメツ
センジヤワイヤに懸け留めできる利点がある。
増幅器の正面図である。
ヤ取付具の拡大平面図である。
である。
面した平面図である。
具の底面図である。
ヤ取付具の着脱説明図である。
ツセンジヤワイヤ取付具の一部断面した側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電子機器の筐体にメツセンジヤワイヤ出
入り可能な凹部を形成し、この凹部に挿入したメツセン
ジヤワイヤを線溝で懸け留めるための止め金具を筐体に
固定すると共に、前記線溝と対向するワイヤ受け部を有
する押え金具を前記止め金具に対して接近離間可能に配
置し、この押え金具の中間に設けた雌ねじ部に前記止め
金具に挿通した締付ボルトを螺合するようにした電子機
器のメツセンジヤワイヤ取付具において、前記止め金具
にはその線溝と直交する方向に締付ボルト用長孔を形成
すると共に、止め金具の締付ボルト支持面は、締付ボル
ト用長孔の線溝側の端部では前記線溝の中心線を含む水
平面とほぼ平行な平面で、前記端部から離れると前記平
面に対して斜め下方へ傾く斜面であり、前記凹部の底部
は,押え金具に螺合した締付ボルトの頭部が前記線溝側
の端部から上方へ離れた状態では押え金具の基端部およ
びワイヤ受け部を支持可能とし、前記止め金具の裏面に
は押え金具が基端部の上面で当接し、且つ回動可能とな
る係止突起を突設したことを特徴とする電子機器のメツ
センジヤワイヤ取付具。 - 【請求項2】 止め金具の先端部を線溝より突き出すと
共に、この突き出し部の下面を先端側へ向け斜め上向き
の斜面となし、さらに凹部のメツセンジヤワイヤ出入り
側の開口端縁を押え金具のワイヤ受け部の先端にほぼ揃
えるようにした請求項1記載の電子機器のメツセンジヤ
ワイヤ取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13762298A JP3250011B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 電子機器のメツセンジヤワイヤ取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13762298A JP3250011B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 電子機器のメツセンジヤワイヤ取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11318022A true JPH11318022A (ja) | 1999-11-16 |
JP3250011B2 JP3250011B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=15202980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13762298A Expired - Fee Related JP3250011B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 電子機器のメツセンジヤワイヤ取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3250011B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP13762298A patent/JP3250011B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3250011B2 (ja) | 2002-01-28 |
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