JPH11318004A - 電気自動車の充電リッド自動操作装置 - Google Patents

電気自動車の充電リッド自動操作装置

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JPH11318004A
JPH11318004A JP10125091A JP12509198A JPH11318004A JP H11318004 A JPH11318004 A JP H11318004A JP 10125091 A JP10125091 A JP 10125091A JP 12509198 A JP12509198 A JP 12509198A JP H11318004 A JPH11318004 A JP H11318004A
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JP
Japan
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charging
paddle
electric vehicle
charging lid
lid
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JP10125091A
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English (en)
Inventor
Masayuki Fukuda
雅之 福田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電リッドの開き動作又は閉じ動作のすくな
くとも一方を自動的に行うことができる電気自動車の充
電リッド自動操作装置を提供する。 【解決手段】 充電ポート２のパドル挿入部３を塞ぐ充
電リッド８を、アクチュエータ９により自動的に開閉さ
せる電気自動車の充電リッド自動操作装置であり、車内
に設置したコントローラ１３により、パドル６が充電ポ
ート２に近接し、トランスミッションがパーキング位置
で、イグニッションスイッチがオフの場合に、充電リッ
ド８が開成されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気自動車の充
電リッド自動操作装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気自動車は、例えば、車体のフ
ロントバンパのパンバフェイシア内に充電ポートを格納
設置し、この充電ポートのパドル挿入部内に、充電器の
パドルを挿入して、車載されたバッテリに充電するよう
になっている。充電ポートのパドル挿入口は、充電リッ
ドにより塞がれており、充電する場合のみ、この充電リ
ッドを手動により開くようになっている。そして、充電
後には、この充電リッドを再度手動により閉じるように
なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、充電のたびに、充電リッド
を手動により開閉する必要があるため、パドルによる充
電作業の煩雑化を招いている。
【０００４】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、充電リッドの開成操作又は閉
成操作の少なくとも一方を自動的に行うことができる電
気自動車の充電リッド自動操作装置を提供するものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、充電ポートのパドル挿入部を塞ぐ充電リッドを、ア
クチュエータにより自動的に操作する電気自動車の充電
リッド自動操作装置であって、車内に設置したコントロ
ーラにより、電池の充電が可能である状態であり且つパ
ドルが充電ポートに近接した場合に、充電リッドが開成
操作されることを特徴とする。
【０００６】請求項１に記載の発明によれば、電池の充
電が可能である状態であり且つパドルを充電ポートに近
接させることにより、充電リッドが開成するため、パド
ルによる充電作業の簡素化を図ることができる。
【０００７】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の電気自動車の充電リッド自動操作装置であって、前記
電池の充電が可能である状態は、トランスミッションが
パーキング位置で、イグニッションスイッチがオフであ
ることを特徴とする。
【０００８】請求項２に記載の発明によれば、充電リッ
ドが開成操作されるのは、パドルを充電ポートに近接さ
せる条件に加えて、トランスミッションがパーキング位
置で、且つイグニッションスイッチがオフである条件も
加えているため、充電リッドを開成する場合には、電気
自動車は必ず走行不能な状態になっている。従って、充
電中に自動車が動きだすような不具合は確実に防止され
ている。
【０００９】請求項３に記載の発明は、請求項１又は請
求項２に記載の電気自動車の充電リッド自動操作装置で
あって、前記パドルに電波発信器が設けられ、充電ポー
トに電波受信器が設けられ、該電波受信器で受信した電
波強度により、パドルの充電ポートに対する近接状態を
検出することを特徴とする。
【００１０】請求項３に記載の発明によれば、パドルか
ら発信した電波の強度により、パドルの充電ポートに対
する近接状態を検出するため、充電ポートに対してどの
ような方向からパドルを近接させても、その近接状態を
確実に検出することができる。
【００１１】請求項４に記載の発明は、請求項１乃至請
求項３に記載の電気自動車の充電リッド自動操作装置で
あって、充電リッドを開成操作した後、所定時間内にパ
ドルが充電ポートのパドル挿入部内に挿入されない場合
には、充電リッドを閉成操作することを特徴とする。
【００１２】請求項４に記載の発明によれば、充電リッ
ドが開成した後、所定時間内にパドルが充電ポートのパ
ドル挿入部内に挿入されないと、充電リッドが閉成され
るため、充電ポートに対するいたずらを防止することが
できる。
【００１３】請求項５に記載の発明は、充電ポートのパ
ドル挿入部を塞ぐ充電リッドを、アクチュエータにより
自動的に操作する電気自動車の充電リッド自動操作装置
であって、車内に設置したコントローラにより、パドル
が充電ポートのパドル挿入部から抜かれ、トランスミッ
ションがパーキング位置で、イグニッションスイッチが
オフの場合に、充電リッドが閉成操作されることを特徴
とする。
【００１４】請求項５に記載の発明によれば、パドルが
充電ポートのパドル挿入部から抜かれることにより、充
電リッドが閉成するため、パドルによる充電作業の簡素
化を図ることができる。トランスミッションがパーキン
グ位置であり、且つイグニッションスイッチがオフであ
る条件を加えることにより、電気自動車を確実に走行不
能な状態にすることは、前記開成操作の場合と同様であ
る。
【００１５】請求項６に記載の発明は、請求項５に記載
の電気自動車の充電リッド自動操作装置であって、充電
ポートのパドル挿入部の底部に完全挿入検知スイッチを
設け、且つパドル挿入部の入口に半挿入検知スイッチを
設け、完全挿入検知スイッチ及び半挿入検知スイッチの
両方がオフになったことにより、パドルが充電ポートか
ら抜かれたことを検出することを特徴とする。
【００１６】請求項６に記載の発明によれば、完全挿入
検知スイッチがオフになることにより、パドルが充電ポ
ートから電気的に遮断された状態になり、半挿入検知ス
イッチがオフになることにより、パドルが充電ポートか
ら物理的に抜き去られた状態となるため、両方の検出に
より、パドルは完全に抜かれた状態になり、充電リッド
はパドルと干渉するおそれがなく、確実に閉成される。
【００１７】
【発明の効果】請求項１に記載の発明によれば、電池の
充電が可能である状態であり且つパドルを充電ポートに
近接させることにより、充電リッドが開成するため、パ
ドルによる充電作業の簡素化を図ることができる。
【００１８】請求項２に記載の発明によれば、充電リッ
ドが開成操作されるのは、パドルを充電ポートに近接さ
せる条件に加えて、トランスミッションがパーキング位
置で、且つイグニッションスイッチがオフである条件も
加えているため、充電リッドを開成する場合には、電気
自動車は必ず走行不能な状態になっている。従って、充
電中に自動車が動きだすような不具合は確実に防止され
ている。
【００１９】請求項３に記載の発明によれば、パドルか
ら発信した電波の強度により、パドルの充電ポートに対
する近接状態を検出するため、充電ポートに対してどの
ような方向からパドルを近接させても、その近接状態を
確実に検出することができる。
【００２０】請求項４に記載の発明によれば、充電リッ
ドが開成した後、所定時間内にパドルが充電ポートのパ
ドル挿入部内に挿入されないと、充電リッドが閉成され
るため、充電ポートに対するいたずらを防止することが
できる。
【００２１】請求項５に記載の発明によれば、パドルが
充電ポートのパドル挿入部から抜かれることにより、充
電リッドが閉成するため、パドルによる充電作業の簡素
化を図ることができる。トランスミッションがパーキン
グ位置であり、且つイグニッションスイッチがオフであ
る条件を加えることにより、電気自動車を確実に走行不
能な状態にすることは、前記開成操作の場合と同様であ
る。
【００２２】請求項６に記載の発明によれば、完全挿入
検知スイッチがオフになることにより、パドルが充電ポ
ートから電気的に遮断された状態になり、半挿入検知ス
イッチがオフになることにより、パドルが充電ポートか
ら物理的に抜き去られた状態となるため、両方の検出に
より、パドルは完全に抜かれた状態になり、充電リッド
はパドルと干渉するおそれがなく、確実に閉成される。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施形
態を図１に基づいて説明する。自動車１のフロントバン
パー付近には、充電ポート２が設置されている。この充
電ポート２には、パドル挿入部３が開口形成されてい
る。符号４は、充電器で、ケーブル５により接続された
パドル６を有し、このパドル６を前記パドル挿入部３に
挿入することにより、該充電ポート２を介して、図示せ
ぬバッテリに充電できるようになっている。尚、このパ
ドル６には、電波発信部７が設けられており、パドル６
を充電器４から外すことにより、電波が発信されるよう
になっている。
【００２４】充電ポート２のパドル挿入部３は、開閉自
在な充電リッド８により塞がれている。この充電リッド
８はアクチュエータ９により、機械的に開閉できるよう
になっている。
【００２５】パドル挿入部３の底部には、完全挿入検知
スイッチ１０が設けられており、挿入されたパドル６と
電気的に接触することにより、オンとなり、非接触にな
ることにより、オフとなる。パドル挿入部３の入口に
は、半挿入検知スイッチ１１が設けられており、この半
挿入検知スイッチ１１もパドル６に接触することにより
オンとなり、非接触になることによりオフとなる。ま
た、充電ポート２の側部には、前記パドル６から発信さ
れた電波を受信する電波受信部１２が設けられている。
【００２６】そして、前記アクチュエータ９、完全挿入
検知スイッチ１０、半挿入検知スイッチ１１は、車内に
設置されたコントローラ１３に接続されている。また、
このコントローラ１３には、トランスミッションのパー
キング位置と、イグニッションスイッチのオフ状態を検
出するセンサ部１４も接続されている。
【００２７】この実施形態のコントローラ１３は、パド
ル６が充電ポート２に近接し、トランスミッションがパ
ーキング位置で、イグニッションスイッチがオフの場合
に、充電リッド８を開成する信号をアクチュエータ９に
送るようになっている。パドル６の充電ポート２に対す
る近接状態は、充電ポート２の電波受信部１２で受信さ
れたパドル６からの電波の強度により検出する。
【００２８】また、コントローラ１３は、パドル６がパ
ドル挿入部３から抜かれ、トランスミッションがパーキ
ング位置で、イグニッションスイッチがオフの場合に、
充電リッド８を閉成する信号をアクチュエータ９に送る
ようになっている。パドル６が充電ポート２から抜かれ
たことは、完全挿入検知スイッチ１０及び半挿入検知ス
イッチ１１の両方がオフになったことにより検出でき
る。すなわち、完全挿入検知スイッチ１０がオフになる
ことにより、パドル６が充電ポート２から電気的に遮断
された状態になり、半挿入検知スイッチ１１がオフにな
ることにより、パドル６が充電ポートから物理的に抜き
去られた状態となるため、両方の検出により、パドル６
は完全に抜かれた状態になり、充電リッド８はパドル６
と干渉することなく、確実に閉成される。
【００２９】更に、このコントローラ１３は、充電リッ
ド８が開成した後、所定時間内にパドル６が充電ポート
２のパドル挿入部３内に挿入されない場合には、充電リ
ッド８が自動的に閉成するようになっている。
【００３０】次に、実際の充電する場合の動作を説明す
る。パドル６を充電器４から外す。すると、パドル６か
ら電波が発生し始める。そのパドル６を充電ポート２に
近づける。電波受信部１２で受信したパドル６からの電
波の強度により、コントローラ１３で、このパドル６の
近接状態を検出する。電波により近接状態を検出するた
め、充電ポート２に対してどのような方向からパドル６
を近接させても、その近接状態を確実に検出することが
できる。そして、センサ部１４で、トランスミッション
がパーキング位置と、イグニッションスイッチがオフ状
態が検出されれば、充電リッド８が自動的に開成する。
【００３１】尚、充電リッド８を開成した後において、
所定時間内にパドル６がパドル挿入部３内に挿入されな
い場合は、充電リッド８が自動的に閉成される。従っ
て、充電ポート２に対するいたずらを防止することがで
きる。
【００３２】通常は、充電リッド８が開成した後に、パ
ドル挿入部３内にパドル６が挿入されて充電が開始され
る。この時、トランスミッションのパーキング位置と、
イグニッションスイッチのオフ状態が確認されているた
め、自動車は必ず走行不能な状態になっており、充電中
に自動車が動きだすことを確実の防止でき、充電器４を
破壊するようなことはない。
【００３３】充電が終了すると、パドル６を充電ポート
２から抜くと共に、コントローラ１３において、トラン
スミッションのパーキング位置と、イグニッションスイ
ッチがオフ状態を確認することにより、充電リッド８が
自動的に閉成する。完全挿入検知スイッチ１０と半挿入
検知スイッチ１１により、パドル６の完全に抜かれた状
態が検出されるため、充電リッド８を閉成する際に充電
リッド８とパドル６とが干渉するようなことはない。
【００３４】この実施形態によれば、充電リッド８の開
閉を自動的に行えるため、パドル６による充電作業の簡
素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態に係る電気自動車の充電
リッド自動操作装置を示す概略図。
【符号の説明】
２ 充電ポート ３ パドル挿入部 ６ パドル ８ 充電リッド ９ アクチュエータ １３ コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 充電ポートのパドル挿入部を塞ぐ充電リ
    ッドを、アクチュエータにより自動的に操作する電気自
    動車の充電リッド自動操作装置であって、 車内に設置したコントローラにより、電池の充電が可能
    である状態であり且つパドルが充電ポートに近接した場
    合に、充電リッドが開成操作されることを特徴とする電
    気自動車の充電リッド自動操作装置。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の電気自動車の充電リッ
    ド自動操作装置であって、 前記電池の充電が可能である状態は、トランスミッショ
    ンがパーキング位置で、イグニッションスイッチがオフ
    であることを特徴とする電気自動車の充電リッド自動操
    作装置。
  3. 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の電気自動
    車の充電リッド自動操作装置であって、 前記パドルに電波発信器が設けられ且つ前記充電ポート
    に電波受信器が設けられ、該電波受信器で受信した電波
    強度により、前記パドルの充電ポートに対する近接状態
    を検出することを特徴とする電気自動車の充電リッド自
    動操作装置。
  4. 【請求項４】 請求項１乃至請求項３に記載の電気自動
    車の充電リッド自動操作装置であって、 前記充電リッドを開成操作した後、所定時間内に前記パ
    ドルが充電ポートのパドル挿入部内に挿入されない場合
    には、該充電リッドを閉成操作することを特徴とする電
    気自動車の充電リッド自動操作装置。
  5. 【請求項５】 充電ポートのパドル挿入部を塞ぐ充電リ
    ッドを、アクチュエータにより自動的に操作する電気自
    動車の充電リッド自動操作装置であって、車内に設置し
    たコントローラにより、パドルが充電ポートのパドル挿
    入部から 抜かれ、トランスミッションがパーキング位置で、イグ
    ニッションスイッチがオフの場合に、充電リッドが閉成
    操作されることを特徴とする電気自動車の充電リッド自
    動操作装置。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載の電気自動車の充電リッ
    ド自動操作装置であって、 前記充電ポートのパドル挿入部の底部に完全挿入検知ス
    イッチを設け且つパドル挿入部の入口に半挿入検知スイ
    ッチを設け、前記完全挿入検知スイッチ及び前記半挿入
    検知スイッチの両方がオフになったことにより、前記パ
    ドルが前記充電ポートから抜かれたことを検出すること
    を特徴とする電気自動車の充電リッド自動操作装置。
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