JPH1131794A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH1131794A
JPH1131794A JP9188138A JP18813897A JPH1131794A JP H1131794 A JPH1131794 A JP H1131794A JP 9188138 A JP9188138 A JP 9188138A JP 18813897 A JP18813897 A JP 18813897A JP H1131794 A JPH1131794 A JP H1131794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
bit lines
line
reference potential
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9188138A
Other languages
English (en)
Inventor
Waichiro Fujieda
和一郎 藤枝
Shinya Fujioka
伸也 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9188138A priority Critical patent/JPH1131794A/ja
Publication of JPH1131794A publication Critical patent/JPH1131794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビット線を基準レベルにプリチャージした状
態で、メモリセルを選択することによりデータを読み出
す半導体記憶装置に関し、ビット線のプリチャージを低
消費電流で迅速に行える半導体記憶装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 セルアレイ2のセンスアンプ部8と接続
される側とは反対側の端部にトランジスタQ100 をセル
トランジスタQ0X,Q0Zと同一工程で形成し、ま
た、信号線SL0 をワード線WL1,WL2 と平行に、
かつ、ワード線WL1,WL2 と同一工程で形成された
短絡回路200を構成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に係
り、特に、ビット線を基準レベルにプリチャージした状
態で、メモリセルを選択することによりデータを読み出
す半導体記憶装置に関する。近年、DRAMはCPUの
高速化とともに、高速化が要求されている。特に、3D
グラフィックス市場においてはランダムアクセスの高速
化の要求されている。DRAMにおいて、ランダムアク
セスを高速に行う場合の1つの要件として、DRAMコ
ア部に配置されたセンスアンプの高速動作が要求されて
いる。
【0002】
【従来の技術】まず、DRAMの全体構成を図面ととも
に説明する。図8にDRAMの概略構成図を示す。DR
AM1は、データを保持するセルアレイ2、アドレスの
うち行アドレスをラッチする行アドレスバッファ3、ア
ドレスのうち列アドレスをラッチする列アドレスバッフ
ァ4、行アドレスバッファ3にラッチされた行アドレス
をデコードし、セルアレイ2のワード線WLを選択する
行デコーダ5、列アドレスバッファ4にラッチされた列
アドレスをデコードし、ビット線BLを選択する列デコ
ーダ6、セルアレイ2の隣接する1対のビット線BLの
電位差を差動増幅するセンスアンプ部7、データの入出
力を制御する入出力回路8から構成される。
【0003】DRAM1には、アドレスAが行(Row )
及び列(Column)の選択信号(/RAS〔Row Address
Strobe〕,/CAS〔Column Address Strobe 〕)に同
期して入力される。入力された行及び列アドレスは、そ
れぞれ、行アドレスバッファ3及び列アドレスバッファ
4にラッチされる。行アドレスバッファ3にラッチされ
た行アドレスは、行アドレスデコーダ5に供給される。
【0004】行アドレスデコーダ5は、行アドレスに応
じてセルアレイ2のワード線を選択する。セルアレイ2
はワード線が選択されることにより、メモリセル2a,
2bにアクセス可能となる。セルアレイ2では、ワード
線WLが選択されると、メモリセル2a,2bの情報が
ビット線BLに転送される。ビット線BLは、センスア
ンプ部7に接続されており、センスアンプ部7により隣
接する対のビット線BLとの差電位により増幅され、ビ
ット線BLの電位が増幅される。増幅された電位が出力
として出力される。このとき、列デコーダ6でセンスア
ンプ部7の出力を選択する。列デコーダにより選択され
たデータは入出力回路8を介して出力される。
【0005】センスアンプ部7は、セルが選択されたビ
ット線BLの電位と、セルが選択されたビット線BLに
隣接し、基準電位(1/2)Vccにプリチャージされた
ビット線BLの電位との電位差により差動増幅を行い、
情報を読み取りを行う。このとき、ワード線WLにより
セルを選択する前にビット線BLを基準電位(1/2)
Vccにプリチャージする必要があった。
【0006】図9に従来のDRAMの一例の要部の回路
構成図を示す。図9はDRAMのセルアレイ及びセンス
アンプ部の一部の回路構成図を示している。セルアレイ
2は、複数のメモリセルから構成され、1つのメモリセ
ルは、トランジスタQ0及び容量C0から構成される。
図9では、ビット線BLX、ビット線BLZに接続され
るメモリセルのそれぞれ1つが記載されている。
【0007】ここで、ビット線BLXに接続されるメモ
リセルを構成するトランジスタをQ0X、容量をC0
X、ビット線BLZに接続されるメモリセルを構成する
トランジスタをQ0Z、容量をC0Zとする。ビット線
BLXに接続されるメモリセルの1つを構成するトラン
ジスタQ0Xは、ドレイン−ソースがビット線BLXと
容量C0Xとの間に接続され、ゲートは、ワード線WL
2に接続される。トランジスタQ0Xは、ワード線WL
2のハイレベルになるとオンし、容量C0Xをビット線
BLXに接続する。なお、容量C0Xは一端がトランジ
スタQ0Xに接続され、他端には基準電位(1/2)V
ccが供給される。
【0008】ビット線BLZに接続されるメモリセルの
1つを構成するトランジスタQ0Zは、ドレイン−ソー
スがビット線BLZと容量C0Zとの間に接続され、ゲ
ートは、ワード線WL1に接続される。トランジスタQ
0Zは、ワード線WL1のハイレベルになるとオンし、
容量C0Zをビット線BLZに接続する。なお、容量C
0Zは一端がトランジスタQ0Zに接続され、他端には
基準電位(1/2)Vccが供給される。
【0009】図10に従来のDRAMの一例の要部のレ
イアウト図、図11に従来のDRAMの一例の要部の断
面図を示す。ビット線BLXは、ビット線コンタクトB
Cを介してトランジスタQ0に接続される。トランジス
タQ0は、基板20上に拡散層21を形成することによ
り形成される。トランジスタQ0のチャネル上にはワー
ド線WLが配置され、ワード線WLの電位によりスイッ
チングされ、ビット線BLと容量C0との接続が制御さ
れる。
【0010】容量C0は、セルプレートCP及びストレ
ージノードSNを絶縁層22を介して積層することによ
り、形成され、セルプレートCPに基準電位(1/2)
Vccが印加され、ストレージノードSNが拡散層21に
接続される。トランジスタQ0のスイッチングによりス
トレージノードSNの電位が変動し、容量C0に電荷が
保持される。
【0011】図9に戻ってセンスアンプ部8について説
明を行う。センスアンプ部8は、ビット線BLXとビッ
ト線BLZとの間に接続されたセンスアンプ11、ビッ
ト線BLX及びビット線BLZとを基準電位(1/2)
Vccにリセットするリセット回路12、ビット線BLの
情報の入出力を制御するI/Oゲート13、センスアン
プ11とセルアレイ2との接続を制御するビット線トラ
ンスファゲート14から構成される。
【0012】センスアンプ11は、トランジスタQ1 〜
Q6から構成される。センスアンプ11は、ビット線B
LXとビット線BLZとの間に接続され、電源電位Vcc
及び接地電位Vssが印加され、ラッチイネーブル信号L
EX及びLEZに応じてビット線BLXとビット線BL
Zとの電位差に応じてトランジスタQ2〜Q5がスイッ
チングされ、ビット線BLX及びビット線BLZの電位
を電源電位Vccまたは接地電位Vssに増幅する。
【0013】リセット回路12は、トランジスタQ7〜
Q9から構成される。トランジスタQ7,Q8は、ドレ
イン−ソースが直列に接続され、その接続点に電源電位
Vccの半分の基準電位(1/2)Vccが印加され、ビッ
ト線BLXとビット線BLZとの間に接続される。ま
た、トランジスタQ7,Q8のゲートにはビット線リセ
ット信号BRSが供給される。トランジスタQ7,Q8
は、ビット線リセット信号BRSがハイレベルのときに
オンして、ビット線BLX,BLZを基準電位(1/
2)Vccにする。
【0014】また、トランジスタQ9は、ドレイン−ソ
ースがビット線BLX,BLZに接続され、ゲートには
ビット線リセット信号BRSが供給される。トランジス
タQ9は、ビット線リセット信号BRSがハイレベルの
ときにオンして、ビット線BLXとビット線BLZとを
短絡させ、ビット線BLXとビット線BLZとの差電位
によりビット線BLX,BLZを基準電位(1/2)V
ccとすることを補助する。
【0015】I/Oゲート13は、トランジスタQ1
0,Q11から構成され、ビット線BLX,BLZとデ
ータ線DBX,DBZとの接続を制御する。トランジス
タQ10は、ドレイン−ソースがビット線BLZに直列
に接続され、ゲートにはセンスアンプ選択信号CLが供
給される。トランジスタQ10は、センスアンプ選択信
号CLがハイレベルのときに、オンして、ビット線BL
Zをデータ線DBZに接続する。
【0016】トランジスタQ11は、ドレイン−ソース
がビット線BLXに直列に接続され、ゲートにはセンス
アンプ選択信号CLが供給される。トランジスタQ11
は、センスアンプ選択信号CLがハイレベルのときに、
オンして、ビット線BLXをデータ線DBXに接続す
る。ビット線トランスファゲート14は、トランジスタ
Q12,Q13から構成され、セルアレイ2とセンスア
ンプ11との間に配置され、セルアレイ2とセンスアン
プ11との接続を制御する。トランジスタQ12は、ド
レイン−ソースがセルアレイ2とセンスアンプ11との
間のビット線BLZに直列に接続され、ゲートにはビッ
ト線トランスファ信号BTLが供給される。トランジス
タQ12は、ビット線トランスファ信号BTLがハイレ
ベルのときにオンして、セルアレイ2側のビット線BL
Zをセンスアンプ11側のビット線BLZに接続する。
【0017】トランジスタQ13は、ドレイン−ソース
がセルアレイ2とセンスアンプ11との間のビット線B
LXに直列に接続され、ゲートにはビット線トランスフ
ァ信号BTLが供給される。トランジスタQ12は、ビ
ット線トランスファ信号BTLがハイレベルのときにオ
ンして、セルアレイ2側のビット線BLXをセンスアン
プ11側のビット線BLXに接続する。
【0018】次に、従来のDRAMの動作を図面ととも
に説明する。図12に従来のDRAMの一例の要部の動
作波形図を示す。まず、時刻t1で、ビット線リセット
信号BRSが立ち下がりプリチャージが解除され、ビッ
ト線トランスファ信号BLTが立ち上がる。次に、時刻
t2で、ワード線WL1 が選択され、セルトランジスタ
Q0Zがオンすると、セルデータがビット線BLZに転
送される。なお、ここでは、セルデータはハイレベルと
する。
【0019】次に、時刻t3で、ラッチイネーブル信号
LEX,LEZによりトランジスタQ1,Q6がオンさ
れ、ビット線BLX上のデータがセンスアンプ11によ
り増幅、ラッチされる。ここで、セルアンプ選択信号C
Lが立ち上がると、選択トランジスタQ10,Q11が
オンし、ビット線BLX,BLZ上のデータがデータバ
スDBX,DBZに送出される。
【0020】その後、時刻t4で、ワード線WL1 の電
位が立ち下がり、ワード線WL1が非選択状態となる
と、セルトランジスタQ0Zがオフする。セルトランジ
スタQ0Zがオフし、次に、時刻t5で、ビット線リセ
ット信号BRSによりリセット回路12のトランジスタ
Q7〜Q9がオンすると、ビット線BLX,BLZを基
準電位(1/2)Vccにするプリチャージが開始され
る。ここでは、基準電位は、電源電圧Vccの半分の値の
(1/2)Vccとされている。
【0021】時刻t5から時間T1経過した時刻t6
で、ビット線BLX,BLZが基準電位(1/2)Vcc
にプリチャージが完了する。プリチャージ完了後、再び
メモリセルへのアクセスが行われる。図9に示すように
従来のリセット回路12をセンスアンプ部8内に配置
し、ビット線BLX,BLZの先端は開放状態としてい
た。これはビット線BLX,BLZとのピッチを保ちつ
つ、センスアンプ部8を余裕も持って形成できるように
するもので、いわゆる、リラックスピッチ方式と呼ばれ
る。
【0022】図13にリラックスピッチ方式の配置を示
す図を示す。図13でSAがセンスアンプ部、BLがビ
ット線を示す。リラックスピッチ方式では、ビット線B
Lは隣接する2本が1対とされて、1対ビット線BL
1,BL2の一端に配置されたセンスアンプSA1に接
続され、1対ビット線BL1,BL2に隣合う1対のビ
ット線BL3,BL4は、他端に配置されたセンスアン
プSA2に接続される。このため、センスアンプSA1
を1対のビット線BL3,BL4の一端に拡張して配置
でき、センスアンプSA2を1対のビット線BL1,B
L2の他端に拡張して配置できる。
【0023】このため、ビット線BLのピッチはそのま
まで、センスアンプSAを余裕もってレイアウトできる
ようになる。しかし、このような構成の半導体記憶装置
では、ビット線BLの先端にリセット回路を設けること
ができないので、センスアンプ部8側にリセット回路1
2が設けら、ビット線BLX,BLZの先端は、開放さ
れる。
【0024】しかしながら、ビット線BLX,BLZの
先端が開放されおり、ビット線は負荷が重いので、リセ
ット回路12によりビット線BLX,BLZを基準電位
(1/2)Vccにプリチャージしようとすると、プリチ
ャージに時間がかかってしまう。一方、リラックスピッ
チ方式に対して、シングルピッチ方式がある。
【0025】図14にシングルピッチ方式の配置を示す
図を示す。シングルピッチ方式では、図14に示すよう
にセンスアンプ部SAがビット線BLの一端にだけ配置
される。このため、センスアンプ部SAが高集積化され
る。このため、センスアンプ部SAの高集積化を防止す
るため、リセット回路をビット線BLの他端に配置する
場合がある。
【0026】シングルピッチ方式半導体記憶装置では、
プリチャージの時間を短縮する方法として、例えば、特
開平8−321172号公報に示されるように、メモリ
セルのストレージノードとセルプレートとを接続し、ス
トレージノードとセルプレートとが接続された位置のワ
ード線を活性化することにより、ビット線がセルプレー
トの電位に設定し、プリチャージを可能として、プリチ
ャージの時間を短縮する半導体記憶装置が提案されてい
る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種の半導体記憶装置では、センスアンプの前段に設けら
れたリセット回路により対となるビット線を所定の電位
にリセットしていたため、リセット回路から遠い位置で
のプリチャージが遅延し、センスアンプのプリチャージ
時間が長くなり、プリチャージが終了するまで次のアク
セスを待機する必要があり、ランダムアクセスが遅くな
る等の問題点があった。
【0028】また、特開平8−321172号公報の半
導体記憶装置では、メモリセルのストレージノードとセ
ルプレートとを容量を持たせずに直接接続し、ストレー
ジノードをセルプレートの電位に設定するようにしてお
り、プリチャージを行う場合には、2本のワード線を同
時に活性化させる必要があり、消費電流が大きくなる等
の問題点があった。
【0029】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、ビット線のプリチャージを低消費電流で迅速に行え
る半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、情
報を記憶するキャパシタと、該キャパシタに接続され、
該キャパシタのの接続を制御するセルトランジスタと、
該セルトランジスタを介して該容量と接続され、該容量
にアクセスする1対のビット線と、該セルトランジスタ
に接続され、該セルトランジスタのスイッチングを制御
し、該キャパシタを選択するワード線と、該1対のビッ
ト線の一端に接続され、該1対のビット線の電位差を検
出するセンスアンプと、該センスアンプの他端に接続さ
れ、該1対のビット線を基準電位にリセットするリセッ
ト回路とを有する半導体記憶装置において、前記ビット
線の他端に前記ワード線と平行に形成され、前記1対の
ビット線を前記基準電位にリセットする制御を行う制御
信号が供給される制御線と、前記1対のビット線の前記
センスアンプが接続された側とは反対側の端部に、前記
セルトランジスタと同一構造のトランジスタから構成さ
れ、前記制御線に供給される前記制御信号に応じて前記
1対のビット線を短絡させる短絡回路とを有することを
特徴とする。
【0031】請求項1によれば、1対のビット線を基準
電位にリセットする際、1対のビット線の一端でリセッ
ト回路によりリセットが行われ、短絡回路により1対の
ビット線の他端で短絡により1対のビット線間の電位が
均一にされるので、リセット回路及び短絡回路の相乗効
果により、リセットを迅速に行え、リセット時間を短縮
できるため、ランダムアクセスの高速化が可能となる。
【0032】また、このとき、短縮リセット回路は、1
対のビット線のセンスアンプが接続された側とは反対側
の端部に、セルトランジスタと同一構造のトランジスタ
から構成されるので、セルアレイの配列を崩さずにセル
アレイと同一の工程で形成できるので、設計、製造が容
易に行える。請求項2は、前記短絡回路が、前記制御線
にゲートが接続され、前記1対のビット線の一方にドレ
インが接続され、他方にソースが接続された前記セルト
ランジスタと同一構造のトランジスタから構成されたこ
とを特徴とする。
【0033】請求項2によれば、制御線にゲートが接続
され、1対のビット線の一方にドレインが接続され、他
方にソースが接続された単一のトランジスタにより構成
できるので、回路構成が簡単となる。請求項3は、情報
を記憶するキャパシタと、該キャパシタとの接続をスイ
ッチングするセルトランジスタと、該セルトランジスタ
を介して該容量と接続され、該容量にアクセスする1対
のビット線と、該セルトランジスタのスイッチングを制
御し、該キャパシタを選択するワード線と、該1対のビ
ット線の一端に接続され、該1対のビット線の電位差を
検出するセンスアンプと、該センスアンプの他端に接続
され、該1対のビット線を基準電位にリセットするリセ
ット回路とを有する半導体記憶装置において、前記1対
のビット線の他端に前記ワード線と平行に形成され、前
記基準電位が供給される基準電位線と、前記ビット線の
他端に前記ワード線と平行に形成され、前記1対のビッ
ト線を前記基準電位にリセットする制御を行う制御信号
が供給される制御線と、前記1対のビット線の前記セン
スアンプが接続された側とは反対側の端部に、前記セル
トランジスタと同一構造のトランジスタから構成され、
前記制御線に供給される前記制御信号に応じて前記基準
電位線と前記1対のビット線との接続とを制御し、前記
1対のビット線を前記基準電位とする基準電位チャージ
回路とを有することを特徴とする。
【0034】請求項3によれば、1対のビット線を基準
電位にリセットする際、1対のビット線の一端でリセッ
ト回路によりリセットが行われ、基準電位チャージ回路
により1対のビット線の他端で基準電位とされ、1対の
ビット線間の電位が均一にされるので、リセット回路及
び基準電位チャージ回路の相乗効果により、リセットを
迅速に行え、リセット時間を短縮できるため、ランダム
アクセスの高速化が可能となる。
【0035】また、このとき、基準電位チャージ回路
は、1対のビット線のセンスアンプが接続された側とは
反対側の端部に、セルトランジスタと同一構造のトラン
ジスタから構成されるので、セルアレイの配列を崩さず
にセルアレイと同一の工程で形成できるので、設計、製
造が容易に行える。請求項4は、前記基準電位チャージ
回路が、前記制御線にゲートが接続され、ドレイン又は
ソースが前記基準電位線に接続され、ソース又はドレイ
ンが前記1対のビット線のうち一方に接続された第1の
トランジスタと、前記制御線にゲートが接続され、ドレ
イン又はソースが前記基準電位線に接続され、ソース又
はドレインが前記1対のビット線のうち他方に接続され
た第2のトランジスタとを有することを特徴とする。
【0036】請求項4によれば、制御線に供給される制
御信号によりスイッチングされる第1及び第2のトラン
ジスタを介して1対のビット線の他端に基準電位が印加
され、1対のビット線に基準電位が供給され、1対のビ
ット線のリセットを迅速に行え、リセット時間を短縮で
きるため、ランダムアクセスの高速化が可能となる。請
求項5は、情報を記憶するキャパシタと、該キャパシタ
との接続をスイッチングするセルトランジスタと、該セ
ルトランジスタを介して該容量と接続され、該容量にア
クセスする1対のビット線と、該セルトランジスタのス
イッチングを制御し、該キャパシタを選択するワード線
と、該1対のビット線の一端に接続され、該1対のビッ
ト線の電位差を検出するセンスアンプと、該センスアン
プの他端に接続され、該1対のビット線を基準電位にリ
セットするリセット回路とを有する半導体記憶装置にお
いて、前記1対のビット線の他端に前記ワード線と平行
に形成され、前記基準電位が供給される基準電位線と、
前記ビット線の他端に前記ワード線と平行に形成され、
前記1対のビット線を前記基準電位にリセットする制御
を行う制御信号が供給される制御線と、前記1対のビッ
ト線の前記センスアンプが接続された側とは反対側の端
部に、前記セルトランジスタと同一構造のトランジスタ
から構成され、前記制御線に供給される前記制御信号に
応じて前記1対のビット線を短絡させる短絡回路と、前
記1対のビット線の前記センスアンプが接続された側と
は反対側の端部に、前記セルトランジスタと同一構造の
トランジスタから構成され、前記制御線に供給される前
記制御信号に応じて前記基準電位線と前記1対のビット
線との接続とを制御し、前記1対のビット線を前記基準
電位とする基準電位チャージ回路とを有することを特徴
とする。
【0037】請求項5によれば、1対のビット線を基準
電位にリセットする際、1対のビット線の一端でリセッ
ト回路によりリセットが行われ、短絡回路及び基準電位
チャージ回路により1対のビット線の他端で短絡及び基
準電位の印加により1対のビット線間の電位が均一にさ
れるので、リセット回路、短絡回路、基準電位チャージ
回路の相乗効果により、リセットを迅速に行え、リセッ
ト時間を短縮できるため、ランダムアクセスの高速化が
可能となる。
【0038】また、このとき、短縮リセット回路及び基
準電位チャージ回路は、1対のビット線のセンスアンプ
が接続された側とは反対側の端部に、セルトランジスタ
と同一構造のトランジスタから構成されるので、セルア
レイの配列を崩さずにセルアレイと同一の工程で形成で
きるので、設計、製造が容易に行える。請求項6は、前
記短絡回路が、前記制御線にゲートが接続され、前記1
対のビット線の一方にドレインが接続され、他方にソー
スが接続された前記セルトランジスタと同一構造のトラ
ンジスタから構成されたことを特徴とする。
【0039】請求項6によれば、制御線にゲートが接続
され、1対のビット線の一方にドレインが接続され、他
方にソースが接続された単一のトランジスタにより構成
できるので、回路構成が簡単となる。請求項7は、前記
基準電位チャージ回路が、前記制御線にゲートが接続さ
れ、ドレイン又はソースが前記基準電位線に接続され、
ソース又はドレインが前記1対のビット線のうち一方に
接続された第1のトランジスタと、前記制御線にゲート
が接続され、ドレイン又はソースが前記基準電位線に接
続され、ソース又はドレインが前記1対のビット線のう
ち他方に接続された第2のトランジスタとを有すること
を特徴とする。
【0040】請求項7によれば、制御線に供給される制
御信号によりスイッチングされる第1及び第2のトラン
ジスタを介して1対のビット線の他端に基準電位が印加
され、1対のビット線に基準電位が供給され、1対のビ
ット線のリセットを迅速に行え、リセット時間を短縮で
きるため、ランダムアクセスの高速化が可能となる。
【0041】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例の要部の
回路構成図を示す。同図中、図9と同一構成部分には同
一符号を付し、その説明は省略する。本実施例の半導体
記憶装置100は、セルアレイ2の先端にセルアレイ2
と同一工程で形成される短絡回路200を設けてなる。
【0042】短絡回路200は、セルアレイ2のセンス
アンプ部8と接続される側とは反対側の端部にセルアレ
イ2と同一の製造工程で形成される。短絡回路200
は、1つのトランジスタQ100 で構成され、ソース−ド
レインがビット線BLX−BLZに接続され、ゲートが
ワード線WL2,WL1に平行に接続された信号線SL
0 に接続される。
【0043】短絡回路200を構成するトランジスタQ
100 は、セルアレイ2のセルトランジスタQ0X,Q0
Zと同一の構成とされ、セルアレイ形成時にセルトラン
ジスタQ0X,Q0Zと同一工程で形成される。また、
信号線SL0 は、ワード線WL1,WL2 と平行に、か
つ、ワード線WL1,WL2 と同一工程で形成される。
【0044】なお、信号線SL0 には、リセット回路1
2のトランジスタをスイッチングするためにゲートに供
給されるビット線リセット信号BRSが供給される。図
2に本発明の第1実施例の短絡回路のレイアウト図を示
す。短絡回路200は、図2に示すように、例えば、ビ
ット線BLZの延長上にビット線コンタクトBC100 を
形成し、さらに、ビット線BLXの最先端に形成される
セルトランジスタQ0XのビットコンタクトBC0Xの
先端にワード線WL2と平行に信号線SL0を形成する
とともに、拡散層210を形成することによりトランジ
スタQ100 を形成してなる。
【0045】また、トランジスタQ100 を形成する拡散
層210をビット線BLZ方向に折曲させ、ビット線コ
ンタクトBC100 に接続することによりトランジスタQ
100をビット線BLZに接続させる。このとき、拡散層
210は、セルトランジスタQ0X,Q0Zを形成する
拡散層21と同一工程で形成し、信号線SL0はワード
線WL1,WL2等と同一工程で形成する。
【0046】トランジスタQ100 は、信号線SL0 に供
給されるビット線リセット信号BRSがハイレベルにな
ると、オンして、ビット線BLXが接続されたビット線
コンタクトBC0Xと拡散層210を接続する。このと
き、拡散層210はビット線BLZが接続されたビット
線コンタクトBC100 に接続されているので、トランジ
スタQ100 がオンすることによりビット線BLXとビッ
ト線BLZとが短絡状態となり、ビット線BLXとビッ
ト線BLZとの電位差によりビット線BLX及びビット
線BLZの電位が基準電位(1/2)Vccに引き寄せら
れる。
【0047】よって、リセット回路12とともに、ビッ
ト線BLX及びビット線BLZを基準電位(1/2)V
ccにプリチャージでき、ビット線BLX及びビット線B
LZのプリチャージ時間を短縮できる。図3に本発明の
第1実施例の動作説明図を示す。時刻t11でビット線リ
セット信号BRSが立ち上がり、時刻t12でトランジス
タQ7〜Q9のオンレベルに達すると、トランジスタQ
7〜9がオンし、ビット線BLXとビット線BLZとが
短絡されるとともに、同時にトランジスタQ100がオン
し、ビット線BLX,BLZが基準電位(1/2)Vcc
とされる。このように、本実施例では、ビット線BL
X、及び、ビット線BLZの一端はリセット回路12の
トランジスタQ7〜Q9により基準電位(1/2)Vcc
とされるとともに、短絡され、ビット線BLX、及び、
ビット線BLZの他端は短絡回路200のトランジスタ
Q100 により短絡される。
【0048】このため、ビット線BLX,BLZの両端
が短絡されるので、ビット線BLXとビット線BLZと
が基準レベル(1/2)Vccに達する時間T0 が速ま
る。このため、次にアクセスを早く行えるようになり、
データアクセスのサイクルタイムを短縮できる。このと
き、本実施例によれば、短絡回路は、セルアレイの端部
にセルアレイと同一の工程で形成できるので、セルアレ
イのレチクルは従来のままで、セルアレイのレチクルの
端部に短絡回路のパターンを付与するだけでよく、容易
に実現できる。また、本実施例の構成では、信号線SL
0の一本だけで駆動できるので、消費電流が少なくて済
む。
【0049】本実施例の短絡回路200は、単にビット
線BLX,BLZの他端を短絡する構成であったが、ビ
ット線BLXとビット線BLZとに基準電圧(1/2)
Vccを印加する構成としてもよい。図4に本発明の第2
実施例の回路構成図を示す。同図中、図9と同一構成部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0050】本実施例の半導体記憶装置300は、セル
アレイ2の先端にセルアレイ2と同一工程で形成される
プリチャージ回路400を設けてなる。プリチャージ回
路400は、セルアレイ2のセンスアンプ部8と接続さ
れる側とは反対側の端部にセルアレイ2と同一の製造工
程で形成される。プリチャージ回路400は、2つのト
ランジスタQ200 ,Q201 、信号線SL10、基準電位を
供給する基準電位線SL11から構成され、ビット線リセ
ット信号BRSがハイレベルになったとき、2つのトラ
ンジスタQ200 ,Q201 がオンし、基準電位線SL11か
らビット線BLXとビット線BLZとの両方に基準電位
(1/2)Vccを印加する。
【0051】図5に本発明の第2実施例の要部のレイア
ウト図を示す。本実施例では、ビット線BLX,BLZ
の先端にワード線WL1,WL2に平行に信号線SL1
0、及び、基準電位線SL11が形成される。トランジス
タQ200は、セルトランジスタQ0Xを形成するビット
線コンタクトBC0Xにより接続される拡散層21とビ
ット線BLXの延長上に新たに形成され、基準電位線S
L11が接続されるビット線コンタクトBC200 に接続さ
れる拡散層410との間に信号線SL10が配線されるこ
とにより形成される。
【0052】また、トランジスタQ201 は、ビット線B
LZの延長上に形成されたビット線コンタクトBC201
に接続される拡散層411とビット線コンタクトBC20
0 に接続される拡散層410との間に信号線SL10が突
出して配線されることにより形成される。信号線SL10
は、ワード線WL1,WL2と同一工程で形成され、基
準電位線SL11はビット線BLX,BLZと同一工程で
形成され、拡散層410,411は拡散層21と同一工
程で形成される。
【0053】本実施例によれば、ビット線リセット信号
BRSが立ち上がると、トランジスタQ7〜Q9のオン
レベルに達すると、トランジスタQ7〜9がオンし、ビ
ット線BLXとビット線BLZとが短絡されるととも
に、同時にプリチャージ回路200のトランジスタQ20
0 及びQ201 がオンし、ビット線BLX,BLZが基準
電位(1/2)Vccとされる。
【0054】このように、本実施例では、ビット線BL
X、及び、ビット線BLZの一端はリセット回路12の
トランジスタQ7〜Q9により基準電位(1/2)Vcc
とされるとともに、短絡され、ビット線BLX、及び、
ビット線BLZの他端はプリチャージ回路300により
基準電位(1/2)Vccとされるので、ビット線BLX
とビット線BLZとが基準レベル(1/2)Vccに達す
る時間T0 が速まる。このため、次にアクセスを早く行
えるようになり、データアクセスのサイクルタイムを短
縮できる。
【0055】このとき、本実施例によれば、プリチャー
ジ回路300は、セルアレイの端部にセルアレイと同一
の工程で形成できるので、セルアレイのレチクルは従来
のままで、セルアレイのレチクルの端部に短絡回路のパ
ターンを付与するだけでよく、容易に実現できる。ま
た、本実施例によれば、プリチャージ回路200は信号
線SL10だけで駆動できるので、消費電流は少なくて済
む。
【0056】なお、本実施例のプリチャージ回路400
は、ビット線リセット時にビット線BLX,BLZの他
端で両方に基準電位線SL11を接続し、基準電位(1/
2)Vccとすることにより、プリチャージ時間を短縮し
ているが、第1実施例と第2実施例とを組み合わせるこ
とによりさらに効果的にプリチャージを行うことができ
る。
【0057】図6に本発明の第3実施例の要部の回路図
を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。本実施例の半導体記憶装置5
00は、セルアレイ2の先端にセルアレイ2と同一工程
で形成されるリセット回路600を設けてなる。リセッ
ト回路600は、セルアレイ2のセンスアンプ部8と接
続される側とは反対側の端部にセルアレイ2と同一の製
造工程で形成される。リセット回路600は、3つのト
ランジスタQ300 ,Q301 ,Q302 、信号線SL20,S
L21、基準電位を供給する基準電位線SL22から構成さ
れ、ビット線リセット信号BRSがハイレベルになった
とき、3つのトランジスタQ300 ,Q301 ,Q302 が全
てオンし、基準電位線SL22からビット線BLXとビッ
ト線BLZとの両方に基準電位(1/2)Vccを印加す
るとともに、ビット線BLXとビット線BLZとを短絡
する。
【0058】図5に本発明の第2実施例の要部のレイア
ウト図を示す。本実施例では、ビット線BLX,BLZ
の先端にワード線WL1,WL2に平行に信号線SL2
0,SL21、及び、基準電位線SL22が形成される。ト
ランジスタQ300 は、ビット線BLZの延長上にビット
線コンタクトBC300 を形成し、さらに、ビット線BL
Xの最先端に形成されるセルトランジスタQ0Xのビッ
トコンタクトBC0Xの先端にワード線WL2と平行に
信号線SL20を形成するとともに、拡散層610を配置
することにより形成される。
【0059】また、トランジスタQ300 を形成する拡散
層610をビット線BLZ方向に折曲させ、ビット線コ
ンタクトBC300 に接続することによりトランジスタQ
300をビット線BLZに接続させる。このとき、拡散層
610は、セルトランジスタQ0X,Q0Zを形成する
拡散層21と同一工程で形成し、信号線SL20はワード
線WL1,WL2等と同一工程で形成する。
【0060】トランジスタQ300 は、信号線SL20に供
給されるビット線リセット信号BRSがハイレベルにな
ると、オンして、ビット線BLXが接続されたビット線
コンタクトBC0Xと拡散層610を接続する。このと
き、拡散層610はビット線BLZが接続されたビット
線コンタクトBC300 に接続されているので、トランジ
スタQ300 がオンすることによりビット線BLXとビッ
ト線BLZとが短絡状態となり、ビット線BLXとビッ
ト線BLZとの電位差によりビット線BLX及びビット
線BLZの電位が基準電位(1/2)Vccに引き寄せら
れる。
【0061】また、トランジスタQ301 は、ビット線B
LZの延長上最先端に形成されたビット線コンタクトB
C301 に接続される拡散層611とビット線コンタクト
BC302 に接続される拡散層612との間に信号線SL
21が突出して配線されることにより形成される。また、
トランジスタQ302 は、ビット線BLXの延長上に新た
に形成されるビット線コンタクトBC303 に接続される
拡散層613とビット線BLXのビット線コンタクトB
C303 の更に延長上に形成され、基準電位線SL22が接
続されるビット線コンタクトBC302 に接続される拡散
層612との間に信号線SL21が配線されることにより
形成される。
【0062】信号線SL20,SL21は、ワード線WL
1,WL2と同一工程で形成され、基準電位線SL22は
ビット線BLX,BLZと同一工程で形成され、拡散層
611〜613は拡散層21と同一工程で形成される。
本実施例によれば、ビット線リセット信号BRSが立ち
上がり、トランジスタQ7〜Q9のオンレベルに達する
と、トランジスタQ7〜9がオンし、ビット線BLXと
ビット線BLZとが短絡されるとともに、同時にリセッ
ト回路600のトランジスタQ300 〜Q303 がオンし、
ビット線BLX,BLZが基準電位(1/2)Vccとさ
れるとともに、短絡される。
【0063】このように、本実施例では、ビット線BL
X、及び、ビット線BLZの一端はリセット回路12の
トランジスタQ7〜Q9により基準電位(1/2)Vcc
とされるとともに、短絡され、ビット線BLX、及び、
ビット線BLZの他端はリセット回路600により基準
電位(1/2)Vccとされるとともに短絡されるので、
ビット線BLXとビット線BLZとが基準レベル(1/
2)Vccに達する時間T0 が速まる。このため、次にア
クセスを早く行えるようになり、データアクセスのサイ
クルタイムを短縮できる。
【0064】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、1対のビット線を基準電位にリセットする際、1対
のビット線の一端でリセット回路によりリセットが行わ
れ、短絡回路により1対のビット線の他端で短絡により
1対のビット線間の電位が均一にされるので、リセット
回路及び短絡回路の相乗効果により、リセットを迅速に
行え、リセット時間を短縮できるため、ランダムアクセ
スの高速化が可能となり、また、このとき、短縮リセッ
ト回路は、1対のビット線のセンスアンプが接続された
側とは反対側の端部に、セルトランジスタと同一構造の
トランジスタから構成されるので、セルアレイの配列を
崩さずにセルアレイと同一の工程で形成できるので、設
計、製造が容易に行える等の特長を有する。
【0065】請求項2によれば、制御線にゲートが接続
され、1対のビット線の一方にドレインが接続され、他
方にソースが接続された単一のトランジスタにより構成
できるので、回路構成が簡単となる等の特長を有する。
請求項3によれば、1対のビット線を基準電位にリセッ
トする際、1対のビット線の一端でリセット回路により
リセットが行われ、基準電位チャージ回路により1対の
ビット線の他端で基準電位とされ、1対のビット線間の
電位が均一にされるので、リセット回路及び基準電位チ
ャージ回路の相乗効果により、リセットを迅速に行え、
リセット時間を短縮できるため、ランダムアクセスの高
速化が可能となり、また、このとき、基準電位チャージ
回路は、1対のビット線のセンスアンプが接続された側
とは反対側の端部に、セルトランジスタと同一構造のト
ランジスタから構成されるので、セルアレイの配列を崩
さずにセルアレイと同一の工程で形成できるので、設
計、製造が容易に行える等の特長を有する。
【0066】請求項4によれば、制御線に供給される制
御信号によりスイッチングされる第1及び第2のトラン
ジスタを介して1対のビット線の他端に基準電位が印加
され、1対のビット線に基準電位が供給され、1対のビ
ット線のリセットを迅速に行え、リセット時間を短縮で
きるため、ランダムアクセスの高速化が可能となる等の
特長を有する。
【0067】請求項5によれば、1対のビット線を基準
電位にリセットする際、1対のビット線の一端でリセッ
ト回路によりリセットが行われ、短絡回路及び基準電位
チャージ回路により1対のビット線の他端で短絡及び基
準電位の印加により1対のビット線間の電位が均一にさ
れるので、リセット回路、短絡回路、基準電位チャージ
回路の相乗効果により、リセットを迅速に行え、リセッ
ト時間を短縮できるため、ランダムアクセスの高速化が
可能となり、また、このとき、短縮リセット回路及び基
準電位チャージ回路は、1対のビット線のセンスアンプ
が接続された側とは反対側の端部に、セルトランジスタ
と同一構造のトランジスタから構成されるので、セルア
レイの配列を崩さずにセルアレイと同一の工程で形成で
きるので、設計、製造が容易に行える等の特長を有す
る。
【0068】請求項6によれば、制御線にゲートが接続
され、1対のビット線の一方にドレインが接続され、他
方にソースが接続された単一のトランジスタにより構成
できるので、回路構成が簡単となる等の特長を有する。
請求項7によれば、制御線に供給される制御信号により
スイッチングされる第1及び第2のトランジスタを介し
て1対のビット線の他端に基準電位が印加され、1対の
ビット線に基準電位が供給され、1対のビット線のリセ
ットを迅速に行え、リセット時間を短縮できるため、ラ
ンダムアクセスの高速化が可能となる等の特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部の回路構成図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の要部のレイアウト図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の第2実施例の要部の回路構成図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例の要部のレイアウト図であ
る。
【図6】本発明の第3実施例の要部の回路構成図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例の要部のレイアウト図であ
る。
【図8】DRAMの全体構成図である。
【図9】従来のDRAMの要部の一例の回路構成図であ
る。
【図10】従来のDRAMの要部の一例のレイアウト図
である。
【図11】従来のDRAMの要部の一例の断面図であ
る。
【図12】従来のDRAMの一例の動作説明図である。
【図13】DRAMのセンスアンプ部のリラックスピッ
チ方式の構成図である。
【図14】DRAMのセンスアンプ部のシングルピッチ
方式の構成図である。
【符号の説明】
100,300,500 半導体記憶装置 200 短絡回路 210 拡散層 400 プリチャージ回路 410,411 拡散層 600 リセット回路 610,611,612,613 拡散層 BLX,BLZ ビット線 WL1,WL2 ワード線 SL0,SL10,SL20,SL21 信号線 SL11,SL22 基準電位線 Q100 ,Q200 ,Q201 ,Q300 〜Q303 トランジス
タ BC0X,BC0Z,BC100 ,BC200 ,BC201 ,
BC300 〜BC303 ビット線コンタクト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶するキャパシタと、該キャパ
    シタに接続され、該キャパシタのの接続を制御するセル
    トランジスタと、該セルトランジスタを介して該容量と
    接続され、該容量にアクセスする1対のビット線と、該
    セルトランジスタに接続され、該セルトランジスタのス
    イッチングを制御し、該キャパシタを選択するワード線
    と、該1対のビット線の一端に接続され、該1対のビッ
    ト線の電位差を検出するセンスアンプと、該センスアン
    プの他端に接続され、該1対のビット線を基準電位にリ
    セットするリセット回路とを有する半導体記憶装置にお
    いて、 前記ビット線の他端に前記ワード線と平行に形成され、
    前記1対のビット線を前記基準電位にリセットする制御
    を行う制御信号が供給される制御線と、 前記1対のビット線の前記センスアンプが接続された側
    とは反対側の端部に、前記セルトランジスタと同一構造
    のトランジスタから構成され、前記制御線に供給される
    前記制御信号に応じて前記1対のビット線を短絡させる
    短絡回路とを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記短絡回路は、前記制御線にゲートが
    接続され、前記1対のビット線の一方にドレインが接続
    され、他方にソースが接続された前記セルトランジスタ
    と同一構造のトランジスタから構成されたことを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 情報を記憶するキャパシタと、該キャパ
    シタとの接続をスイッチングするセルトランジスタと、
    該セルトランジスタを介して該容量と接続され、該容量
    にアクセスする1対のビット線と、該セルトランジスタ
    のスイッチングを制御し、該キャパシタを選択するワー
    ド線と、該1対のビット線の一端に接続され、該1対の
    ビット線の電位差を検出するセンスアンプと、該センス
    アンプの他端に接続され、該1対のビット線を基準電位
    にリセットするリセット回路とを有する半導体記憶装置
    において、 前記1対のビット線の他端に前記ワード線と平行に形成
    され、前記基準電位が供給される基準電位線と、 前記ビット線の他端に前記ワード線と平行に形成され、
    前記1対のビット線を前記基準電位にリセットする制御
    を行う制御信号が供給される制御線と、 前記1対のビット線の前記センスアンプが接続された側
    とは反対側の端部に、前記セルトランジスタと同一構造
    のトランジスタから構成され、前記制御線に供給される
    前記制御信号に応じて前記基準電位線と前記1対のビッ
    ト線との接続とを制御し、前記1対のビット線を前記基
    準電位とする基準電位チャージ回路とを有することを特
    徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記基準電位チャージ回路は、前記制御
    線にゲートが接続され、ドレイン又はソースが前記基準
    電位線に接続され、ソース又はドレインが前記1対のビ
    ット線のうち一方に接続された第1のトランジスタと、 前記制御線にゲートが接続され、ドレイン又はソースが
    前記基準電位線に接続され、ソース又はドレインが前記
    1対のビット線のうち他方に接続された第2のトランジ
    スタとを有することを特徴とする請求項3記載の半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 情報を記憶するキャパシタと、該キャパ
    シタとの接続をスイッチングするセルトランジスタと、
    該セルトランジスタを介して該容量と接続され、該容量
    にアクセスする1対のビット線と、該セルトランジスタ
    のスイッチングを制御し、該キャパシタを選択するワー
    ド線と、該1対のビット線の一端に接続され、該1対の
    ビット線の電位差を検出するセンスアンプと、該センス
    アンプの他端に接続され、該1対のビット線を基準電位
    にリセットするリセット回路とを有する半導体記憶装置
    において、 前記1対のビット線の他端に前記ワード線と平行に形成
    され、前記基準電位が供給される基準電位線と、 前記ビット線の他端に前記ワード線と平行に形成され、
    前記1対のビット線を前記基準電位にリセットする制御
    を行う制御信号が供給される制御線と、 前記1対のビット線の前記センスアンプが接続された側
    とは反対側の端部に、前記セルトランジスタと同一構造
    のトランジスタから構成され、前記制御線に供給される
    前記制御信号に応じて前記1対のビット線を短絡させる
    短絡回路と、 前記1対のビット線の前記センスアンプが接続された側
    とは反対側の端部に、前記セルトランジスタと同一構造
    のトランジスタから構成され、前記制御線に供給される
    前記制御信号に応じて前記基準電位線と前記1対のビッ
    ト線との接続とを制御し、前記1対のビット線を前記基
    準電位とする基準電位チャージ回路とを有することを特
    徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記短絡回路は、前記制御線にゲートが
    接続され、前記1対のビット線の一方にドレインが接続
    され、他方にソースが接続された前記セルトランジスタ
    と同一構造のトランジスタから構成されたことを特徴と
    する請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記基準電位チャージ回路は、前記制御
    線にゲートが接続され、ドレイン又はソースが前記基準
    電位線に接続され、ソース又はドレインが前記1対のビ
    ット線のうち一方に接続された第1のトランジスタと、 前記制御線にゲートが接続され、ドレイン又はソースが
    前記基準電位線に接続され、ソース又はドレインが前記
    1対のビット線のうち他方に接続された第2のトランジ
    スタとを有することを特徴とする請求項5又は6記載の
    半導体記憶装置。
JP9188138A 1997-07-14 1997-07-14 半導体記憶装置 Pending JPH1131794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9188138A JPH1131794A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9188138A JPH1131794A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1131794A true JPH1131794A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16218415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9188138A Pending JPH1131794A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1131794A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043548A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
US6795358B2 (en) 2002-06-24 2004-09-21 Hitachi, Ltd. Semiconductor integrated circuit device
JP2017168622A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 東芝メモリ株式会社 半導体記憶装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02310964A (ja) * 1989-05-26 1990-12-26 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH0329180A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JPH0575061A (ja) * 1991-09-13 1993-03-26 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置の配線構造
JPH07142606A (ja) * 1993-11-16 1995-06-02 Sony Corp 半導体記憶装置
JPH1011977A (ja) * 1996-06-26 1998-01-16 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH10178161A (ja) * 1996-12-19 1998-06-30 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体メモリ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02310964A (ja) * 1989-05-26 1990-12-26 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH0329180A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JPH0575061A (ja) * 1991-09-13 1993-03-26 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置の配線構造
JPH07142606A (ja) * 1993-11-16 1995-06-02 Sony Corp 半導体記憶装置
JPH1011977A (ja) * 1996-06-26 1998-01-16 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JPH10178161A (ja) * 1996-12-19 1998-06-30 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体メモリ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043548A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
US6795358B2 (en) 2002-06-24 2004-09-21 Hitachi, Ltd. Semiconductor integrated circuit device
US6977856B2 (en) 2002-06-24 2005-12-20 Hitachi, Ltd. Semiconductor integrated circuit device operating at high speed and low power consumption
US7177215B2 (en) 2002-06-24 2007-02-13 Hitachi, Ltd. Semiconductor memory device operating at high speed and low power consumption
JP2017168622A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 東芝メモリ株式会社 半導体記憶装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6205071B1 (en) Semiconductor memory device including sense amplifier circuit differing in drivability between data write mode and data read mode
JP3723599B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH0527194B2 (ja)
JPH117773A (ja) 半導体記憶装置
JP4413293B2 (ja) リセット動作を高速化したメモリデバイス
US5732033A (en) Method and circuit for rapidly equilibrating paired digit lines of a memory device during testing
TWI640002B (zh) 低電壓互補式金氧半電路和相關記憶體
US6741506B2 (en) Reduced power bit line selection in memory circuits
US5278799A (en) Semiconductor memory circuit
JP4154006B2 (ja) 半導体記憶装置
KR960009948B1 (ko) 랜덤 액세스 메모리
JPH06150646A (ja) 半導体メモリ
JPS61158095A (ja) ダイナミツク型メモリのビツト線プリチヤ−ジ回路
JP2000182374A (ja) ダイナミック型半導体メモリ
US6940743B2 (en) Semiconductor memory devices for outputting bit cell data without separate reference voltage generator and related methods of outputting bit cell data
TW497254B (en) Semiconductor integrated circuit device
US6920074B2 (en) Method for reading a memory cell in a semiconductor memory, and semiconductor memory
JPH1131794A (ja) 半導体記憶装置
JP2006031865A (ja) 強誘電体メモリ装置及びその駆動方法
US6643201B2 (en) Memory device having read charge control, write charge control and floating or precharge circuits
JP2002230966A (ja) 強誘電体メモリ
JP3293219B2 (ja) ダイナミック型ramおよびそのデータ処理システム
KR20080073505A (ko) 반도체 메모리 장치
KR100334530B1 (ko) 분할 비트라인 구동장치
US6704232B1 (en) Performance for ICs with memory cells

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071227

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080124

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080307

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080728