JPH11317803A - 音声認識ダイヤル方法 - Google Patents

音声認識ダイヤル方法

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JPH11317803A
JPH11317803A JP10373949A JP37394998A JPH11317803A JP H11317803 A JPH11317803 A JP H11317803A JP 10373949 A JP10373949 A JP 10373949A JP 37394998 A JP37394998 A JP 37394998A JP H11317803 A JPH11317803 A JP H11317803A
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  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤルするため発呼者側のオプションに口
述される数字ダイヤルオプションが付加される、混合型
コールフロー方法が提供される。 【解決手段】 かかるオプション中に、発呼者からの明
示コマンドを要求することなく暗黙モードから明示モー
ドへ自動的に切換えることによって、より詳述なコール
フローを可能にし、かつ発呼者がダイヤルする前に番号
の正確さを確かめることができるようにする。この方法
はまた、受話器オフフック(ROH)タイマ時間切れ間
近に口述された入力が受信された場合に各モード間での
切換えを行なうこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話ダイヤルで使
用するための音声認識方法及びシステムに関する。より
特定的に言うと、本発明は、異なるダイヤルモード間で
自動的に移行を行なうコールフローダイアログに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電話網スイッチは、タイムアウト
時間すなわち電話受話器がオフフック状態に置かれその
回線上で全く機能していない時を表示するべく受話器オ
フフック(「ROHタイマ」)を有する。このスイッチ
は、ダイヤルを唯一検出可能な「動作」(activi
ty)とみなしていることから、発呼者と音声認識シス
テムとの間の音声ダイアログは通常ROHタイマを解除
しない。従って、接続前のコールフローダイアログは標
準的には、ROHタイムアウトが発生する前、すなわち
送受話器がオフフックされてから10〜20秒以内に、
完了しているように構築されなくてはならない。このこ
とは、インタラクション(interaction)オ
プションを著しく制約する。
【0003】従来の音声活性化型ダイヤル(VAD)サ
ービス、例えば Bell Atlanticの Easy Voice TMは、ネ
ットワークファシリティアクセス(NFA)プロトコロ
ル又は Proxyプロトコルといったようなインバンド(i
n−band)スイッチプロトコルを使用している。こ
れらのプロトコルは両方共、増強された音声イネーブル
型サービスのための音声認識を実行するインテリジェン
トペリフェラル(IP)と接続する能力を提供する。こ
れらのインバンドプロトコルは、呼設定及び制御情報を
伝送するのに、起動信号(seize signa
l)、ウィンク信号及びデュアルトーン多重周波数(D
TMF)トーンを使用する。このシステムは、オンフッ
ク及びオフフックという2つのビットパターンを解釈す
るスイッチインタフェースを有する。これらのパターン
は、オフフック状態については「00」,オンフック状
態については「11」に対応する。VADスイッチイン
タフェースは、スイッチからの「起動」信号を、オンフ
ック状態からオフフック状態への移行として区別する。
「ウィンク」は、まずはオフフック状態からオンフック
状態へ、そして次にオフフック状態に戻る移行である。
【0004】以下の記述では、特に上述のVADアプリ
ケーションがもつNFA/Proxyプロトコルに関連する問
題点について論述するが、この問題点及び解決法は、R
OHタイマを使用するあらゆるスイッチプロトコルにあ
てはまるはずである。上述のVADシステムのためのV
ADコールフローは、「暗黙」(implicit)モ
ードで開始可能である。発呼者は一般に、明示的ディレ
クトリ管理モードに入るのに、(1)DTMFトーンを
用いて番号を手動ダイアルする、(2)VADディレク
トリ内に含まれた名前(例えば「ジョン・スミス」)を
口述し、VADディレクトリ内に記憶されている対応す
る番号をVADにダイアルさせる、又は(3)ディレク
トリ管理コマンド(例えば「ディレクトリ」)を口述す
るか又は対応する星印コードコマンド(例えば「*4
4」)をダイヤルする、という3つのオプションをも
つ。
【0005】NFA及び Proxyスイッチプロトコルは類
似したものである。これらのプロトコルは共に、2つの
動作モードを提供する。1つのモードは、提供された発
呼者回線がオフフックされた時点で自動的に発生する暗
黙モードである。暗黙モード中、DTMF受話器は、D
TMF信号を聞きとるためにのみイネーブルとされる。
さらに、ROHタイマも又イネーブルされる。もう1つ
のモードは、例えば「*XX」(「X」はDTMF数値
信号を示す)といったような星印コードが、DTMF信
号を介して入力された時点で通常発生する明示(exp
licit)モードである。ひとたび星印コードが入力
され、明示モードへの移行(遷移)が完了した時点で、
DTMF受話器及びROHタイマはディスエーブルされ
る。かくして、スイッチは、ROHタイマが時間切れし
た時点で、DTMF信号を聞きとりもせず又回線を切断
することもない。その代り、回線の制御はIPに転送さ
れる。このようなIPは音声認識検出器及びDTMF信
号の受話器を有することができる。
【0006】NFA及び Proxyプロトコルは両方共、I
Pに対する呼設定接続中に、2桁のコードを伝送する。
慣用的には、「00」というサービスコードはNFAの
暗黙モードを表わし、「01」は Proxyの暗黙モードを
表わし、「44」はいずれのプロトコルについても明示
モードを表わす。IPは、発呼者に提供されることにな
るプロンプト及びコールフローオプションを決定するた
めサービスコードを解釈する。例えば、発呼者回線がオ
フフックになった時点で、IPは、暗黙サービスコード
(すなわち「00」又は「01」)と共に呼設定を受信
し、IPは発呼者に対して「ビープ」プロンプトを提供
する。発呼者が明示ディレクトリ管理コールへと切換え
るべく「*44」とダイヤルした場合、暗黙コールが切
断され、IPは「*44」サービスコードと共にスイッ
チからの新しい呼設定を受信し、IPはディレクトリ管
理オプションのプロンプトを提供する。IPは、この明
示ディレクトリ管理セッションを、開始用暗黙セッショ
ンとは別のコールとして処理する。
【0007】明示モードと暗黙モードの間の大きい差異
の1つは、暗黙モードが、呼が切断される前に短かい時
間(ROHタイマとして構成される10〜20秒)しか
ないという点にある。かくして、暗黙モードでは切断の
前にダイヤルするためのセットされた時間制限が存在す
る。しかしながら、明示モードは、自動切断のためのタ
イムアウトが全く無い状態で無期限に作動する。
【0008】Engelbeck et al.に対する米国特許第5,
452,340号(「Engelbeck 」)は、音声活性化型
ダイヤルシステムとユーザの間のインタフェース方法に
ついて記述している。Engelbeck の特許は、インタフェ
ースに、電話呼出しを開始するプロセス中に名前及びそ
れに対応する電話番号を電話帳に付加、除去又は変更す
るオプションを提供している。しかしながら Engelbeck
特許は、ROHタイマといったような時間的制約の結果
もたらされるあらゆる問題に対処するものではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】音声認識文法及びコー
ルフローを開発する時、暗黙モードに対するROH時間
制限は、発呼者とのダイアログのためのコールフローオ
プションを著しく制約する。例えば、暗黙モードにおい
ては、標準的に口述された名前をダイヤルすること(例
えば「ジョン・スミス」)に比べて長い時間がかかるこ
とから、発呼者が口述された番号をダイヤルすること
(例えば「512−555−1212をダイヤルせ
よ」)を実行するのに必ずしも充分な時間がない。口述
された番号のダイヤルによると、発呼者は、「512−
555−1212をダイヤルせよ」と言うオプションを
得ることができ、音声認識システムは「5−1−2−5
−5−5−1−2−1−2を呼出し中」と告知すること
によって認識を確認し、次にこの番号をダイヤルする。
発呼者の話す速度に応じて、ROHタイマがその呼を切
断するまでにダイヤルを完了するのに充分な時間がない
場合があるかもしれない。もう1つの例としては、いず
れかの口述ダイヤルセッション中に、最初の試行が適切
に認識されない可能性もある。このような場合には、発
呼者に多数回の試行を許すことが望ましい。しかしなが
ら、ROH時間制限があるため、発呼者とのコールフロ
ーダイアログ及び再試行の回数は制限されなくてはなら
ない。従って、コールダイアログの人的要因は最適でな
い。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、発呼者
の明示的コマンド無しに、暗黙VADコールセッション
のコールフローダイアログの中のどこででも暗黙モード
から明示モードへの自動的移行(遷移)が開始される混
合型コールフロー方法が記述されている。本発明による
と、ダイヤルするための発呼者オプションに対し、口述
された数字ダイヤルのオプションが付加され、ここでこ
れは、モード詳述型コールフローを可能にし、かつ、自
動切断なく、ダイヤルする前に番号の正確さを発呼者が
確認できるようにする。
【0011】本発明はまた、自動切断なく、多数の認識
再試行及び拡張された告知命令を可能にするよう、口述
された名前をダイヤルするコールフローを拡張すること
をも提供している。また、音声入力がROHタイマの時
間切れ間近に受信されていることをシステムが見極めた
場合に、音声認識システムが明示モードへと切換わるよ
うなオプションも存在する。
【0012】本発明はさらに、初期暗黙セッションから
の音声認識結果及びコールコンテキスト情報を保持し、
その後の明示セッション中で発呼者とのコールフローダ
イアログを継ぎ目無く続行させるためにこの情報を使用
することを提供している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、異なる呼出しモードの
間で自動的に切換えするための方法を提供している。図
1に示されているように、本発明の基本的アーキテクチ
ャには、音声認識システム(VR)3を用いて電話網ス
イッチ2により処理される呼を完了する発呼者/ユーザ
1が含まれる。VR3は、既知のいかなるタイプのもの
であってもよく、例えば Bell Atlantic Easy Voice サ
ービスを提供するDSC Communication Corporationに
よる Infusion TMIP4000が考えられる。
【0014】図2及び3は、VR3の中で当該方法を実
行するのに使用されるソフトウェアのためのフローチャ
ートを示す。ステップ100では、発呼者1は電話送受
話器をオフフックし、スイッチ2が発呼者回線に接続
し、スイッチ2がROHタイマを作動させる。ステップ
110では、スイッチ2は、VR3での呼設定16を開
始する。呼設定16には、図4に示されているような以
下のステップの各々が含まれる。まず第1に、スイッチ
2は、起動信号14、及びそれにつづく2桁のサービス
コード4用DTMFトーン及び10桁のネットワークフ
ァシリティアクセスコード(NFA)5をVRシステム
3に送る。NFAコード5は、発呼者の回線のための電
話番号である。VRシステム3は、オンフック状態から
オフフック状態への移行を表示する応答/監視信号12
で、スイッチ2に応答する。最後に、スイッチ2は、該
スイッチ2とVR3との間の呼設定を完成するべくVR
システム3に対しウインク6を送る。
【0015】ステップ120において、VR3は、発呼
者1のための「ビープ」プロンプトを発する。このと
き、発呼者1は、例えば4つのオプションを有する。オ
プションA(ステップ400)は、DTMF又はパルス
を用いて例えば「5125551212」といった番号
をダイヤルすることである。オプションB(ステップ3
00)は、例えば「ディレクトリ」と言うことにより利
用可能な番号のディレクトリを要求するコマンドを発呼
者1が口述できるようにする。このステップはまた、D
TMF入力、例えば*44を用いて実施することもでき
る。このオプションにおいては、当該技術分野で知られ
ているように、該システムは、明示モード(expli
cit mode)へと進み、システムディレクトリ内
に入り、例えば発呼者がディレクトリ内の新しい名前を
入力することができるようにする。オプションC(ステ
ップ200)は、例えば「ジョンスミス」といった名前
を口述することにある。このオプションでは、当該技術
分野で知られている通り、該システムはディレクトリ内
で口述された名前を探索し、対応する番号をダイヤルす
る。本発明の利点は、発呼者1が、例えば「5−1−2
−5−5−5−1−2−1−2」といった数字列として
所望の番号を口述(ステップ130)できるようにす
る、付加的なオプションD(ステップ130−180)
を有するということにある。発呼者1は、このオプショ
ンを開始するために、例えば「5−1−2−5−5−5
−1−2−1−2とダイヤルせよ」と言わなくてはなら
ない。
【0016】VRシステムは、オプションDを受信した
時点で、すなわち口述された数字列を認識した時点で
(ステップ145)、スイッチが現在ある暗黙モード
(implicit mode)から明示モード11へ
の移行を開始する。開始は、信号15をスイッチ2まで
送ることによって行なわれる(ステップ150)。VR
3からの信号15は、例えば、スイッチ2により明示モ
ード11の開始要求として認識される「*XX」を含む
ことができる。口述された数字列の認識が同じ認識ソフ
トウェア、例えばCアセンブリ言語によって又は、VA
Dサービスにおいて口述された名前又はコマンドを認識
するのに用いられるその他のあらゆるプログラミング言
語によって達成される、ということを理解すべきであ
る。
【0017】さらに、VRシステム3は、ROHタイマ
が時間切れになりそうであり(例えばROHタイマには
2〜3秒しか残っていない)しかも発呼者がまだ口述さ
れるコマンド又は口述される名前を実行し終っていない
ということを認識した時点で、明示モード11の開始要
求を送ることができる。VRシステム3から開始信号1
5を受信した時点で、スイッチ2は、暗黙モード10を
切断し、次に明示モード20を樹立する(ステップ16
0)。その後、スイッチ2は、2桁のサービスコード1
4及び10桁のNFAコード15と共にVRシステム3
に対し(暗黙モードと同じ要領で)起動信号14を送
る。VRシステム3は、応答/ 監視12で応答する。次
に、スイッチ2はVRシステム3に対し(また暗黙モー
ドと同様の要領で)ウインク6を送る。
【0018】VRシステム3は、例えばそれが「512
5551212呼出し中」であることの告知18を送る
ことによって応答する(ステップ170)。告知された
番号が正しくない場合、発呼者1には例えば2つのオプ
ション19、すなわち「キャンセル」と口述すること又
は「1」(又はその他の任意の番号)を押すといったオ
プションが与えられる。VRシステム3は、発呼者がこ
れらの選択肢のうちの1つを入力するか否かを知るの
に、例えば3秒といった休止17を有する(ステップ1
80)。発呼者1が例えば3秒以内に応答しない場合、
VRシステム3は、例えば「5125551212」と
いった番号をダイヤルする(21)(ステップ19
0)。このダイヤルは、ステップ200の口述名と同じ
要領で行なわれる。番号がひとたびダイヤルされ呼が設
定されたならば、スイッチ2はVRシステム3を切断し
(22)、スイッチ2は呼を設定する(23)。
【0019】図5及び6は、本発明の付加的な特徴を実
行するためのソフトウエアのフローチャートを示す。初
期「ビープ」プロンプトの後、発呼者1は、いくつかの
オプションコマンドのうちの1つを口述することができ
る。図5及び6は、オプションC(名前をダイヤルす
る)及びオプションD(番号をダイヤルする)を示す。
ステップ201では、発呼者が口述している間、VRシ
ステム3は、ROHタイマが時間切れになりそうである
(すなわちROHのタイムアウトから例えば3秒といっ
た予め定められた時間しきい値以内にある)か否かを判
定するべく経過済みの時間の量を監視する。VRシステ
ム3が、ROHタイマがまもなく時間切れになりそうで
ありしかも発呼者がなおも口述していることを見極めた
ならば、該VRシステム3は自動的に明示モードへと移
行し(ステップ206)、ROHのタイムアウトを回避
し、発呼者1に対し、音声入力のため再プロンプトを行
ない(ステップ207),発呼者1がその語句を再度口
述するのを聞きとり(ステップ208)、口述された名
前又は番号を認識し(ステップ209)、残りの音声ダ
イヤルコールフロー全体を続行することになる。
【0020】ROH時間がまもなく時間切れになろうと
していない場合、VRシステム3は、口述された名前又
は番号を認識するまで続行する(ステップ202)。番
号が認識された場合、図2及び3で記述されたコールフ
ローは以下の通りである。口述された名前が認識された
場合、VRシステム3は暗黙モードで続行する。VRシ
ステム3はディレクトリ内で対応する名前を探す(ステ
ップ3)。なおも暗黙モードにある間、ROHタイマの
予め定められたしきい値は、いずれかの時点でVRシス
テム3を明示モードに移行する必要があるか否かを見極
めるため(ステップ205)監視されている(ステップ
204)。首尾よく認識した後にひとたび明示モードへ
の移行が実行されたならば(ステップ205),その認
識結果はVRシステム3により維持され、発呼者1に対
するその後の確認プロンプトにおいて用いられる(ステ
ップ230又は170)。
【0021】表1は、混合型コールフローのためのタイ
ミング例を示す。
【0022】
【表1】
【0023】本発明の利点は、ROHタイマの時間切れ
間近に口述された数字列又は口述されたコマンドを認識
した時点で、暗黙モードから明示モードへ自動的に移行
できるようにし、この移行モードにはインバンド(in
−band)シグナリングの交換、すなわちスイッチへ
のDTMF信号の送信に例えば最高2秒までが必要であ
るという点にある。この時間的遅れは、コールフローの
中で、発呼者にとって押しつけがましいものではない自
然の休止点に位置づけられなくてはならない。口述され
た数字とこれらの数字の告知の間の位置がこのような点
である。DTMFインバンドシグナリング信号が、口述
された入力中に発生した場合、これらのDTMF信号
は、音声信号を遮断し、適切な音声認識を阻害する。
【0024】本発明のもう1つの特徴は、明示モードへ
の移行中に、スイッチ2が暗黙モードを終結させ、VR
システム3から切断し、次に新しい明示呼出しセッショ
ンを開始するという点にある。新しいセッションは、明
示サービスコード(例えば「*44」又は移行のための
特殊サービスコード)を含むことになる。暗黙モードセ
ッション中、VRシステム3は、認識を首尾よく完了
し、コールフローの一部分を完了している可能性があ
る。明示セッションが中断無くコールフローダイアログ
を再開できるようにするためには、VRシステム3が、
暗黙セッションからの認識結果及びコールフロー情報を
保持し、このコンテキスト情報を新しい明示セッション
に供給しなければならない。この情報は、VRシステム
3内の任意の既知のメモリ又はバッファ内に記憶するこ
とができる。暗黙及び明示モードの両方のセッションに
ついての呼設定が同じ発呼者アクセス番号を含むことか
ら、VRシステム3は同じ発呼者からの2つの逐次セッ
ションを結びつけコンテキスト情報を転送することがで
きる。
【0025】本発明は、任意の従来のプログラミング言
語で書くことが可能である。また、本発明は、当業者に
とっては明白なわずかな変更を加えることにより、Nort
el,AT&T又は Bell Atlantic又はその他のあらゆる
スイッチメーカーが使用するスイッチ及びスイッチプロ
トコルと共に作動するべく採用することが可能である。
【0026】本明細書で使用する「ダイヤル」(dia
ling)という語は、電話網スイッチングシステムを
通して電話を単数又は複数のその他の電話に接続するあ
らゆる方法を含む。当業者であれば、本特許請求の範囲
から逸脱することなく上述の発明の構成にさまざまな変
更を加えることができるということが認識できるだろ
う。かくして、上述の発明の範囲は、特許請求の範囲の
各請求項によってのみ制限されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好ましい実施形態のシステムアー
キテクチャの概略を示す図である。
【図2】本発明による混合型コールフローダイアログを
実行するためのソフトウェアのフローチャート(その
1)である。
【図3】本発明による混合型コールフローダイアログを
実行するためのソフトウェアのフローチャート(その
2)である。
【図4】本発明において明示呼出しモードと暗黙呼出し
モードとの間での切換え方法の詳細図である。
【図5】本発明による暗黙モードから明示モードへの移
行が発生する時の付加的な状況の詳細図(その1)であ
る。
【図6】本発明による暗黙モードから明示モードへの移
行が発生する時の付加的な状況の詳細図(その2)であ
る。
【符号の説明】
1…発呼者 2…スイッチ 3…VRシステム

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声認識ダイヤル方法であって、 電話オフフックを設定する段階、 回線を介してスイッチに対しオフフック信号を送る段
    階、 音声認識システムに電話を接続する段階、及び電話を所
    望の番号に接続する段階、 をそなえ、前記接続する段階は、 音声認識システム内に数字列を口述する段階、 口述された数字列を認識する段階であって、タイマが時
    限を有するもの、 口述された数字列の認識時点で第1のモードと第2のモ
    ードとの間で切換えを移行させる段階、 タイマをディスエーブルする段階、及び音声認識システ
    ムを用いて数字列をダイヤルする段階、 をそなえている方法。
  2. 【請求項2】 音声認識システムを用いて数字列をダイ
    ヤルする前に、前記認識する段階の間に認識された数字
    列の告知を提供する段階、及び数字列をダイヤルする前
    に休止する段階、 を更にそなえて成る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 オフフック信号を送る段階の後に、受話
    器オフフックタイマを開始させる段階を更にそなえて成
    る、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記スイッチが、タイマの予め定められ
    た時間の満了時点で回線を切断する、請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記接続する段階には更に、数字列をダ
    イヤルする段階が含まれる、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記接続する段階には更に、名前を口述
    する段階が含まれる、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記接続する段階には更に、コマンドを
    口述する段階が含まれる、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のモードが暗黙モードであり、
    前記第2のモードが明示モードである、請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記転送する段階には暗黙モードから明
    示モードへ切換えを移行させる段階が含まれる、請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記転送する段階には、オフフックタ
    イマの満了前の予め定められた時点で、発呼者入力が検
    出された場合に前記第1のモードから前記第2のモード
    へ切換えを移行させる段階が含まれる、請求項3に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 前記移行させる段階には、 発呼者入力がタイマの時間切れ前の予め定められた時点
    で検出された場合に、前記第1のモードから前記第2の
    モードへ切換えを移行させる段階が含まれる、請求項4
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記接続する段階には更に、 発呼者入力がタイマの時間切れ前の予め定められた時点
    で検出された場合に、暗黙モードから明示モードへ切換
    えを移行させる段階が含まれる、請求項7に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記第1のモードと前記第2のモード
    との間で切換えを移行させる段階の間、音声認識結果及
    びコールフローコンテキスト情報を保持し回復する段階
    を更に含んで成る、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 電話オフフックを設定する段階、 数字列を口述する段階、 音声認識システムを用いて数字を認識する段階、及び音
    声認識システムを用いて数字をダイヤルする段階、 をそなえて成る呼出し方法。
  15. 【請求項15】 音声認識ダイヤル方法であって、 電話オフフックを設定する段階、 回線を介してオフフック信号をスイッチまで送る段階、 予め定められた時限を有するタイマを開始させる段階、 電話を音声認識システムに接続する段階、 口述された入力を認識する段階、及び予め定められた時
    限より前の予め定められた時点で口述された入力を認識
    した時点で第1のモードと第2のモードとの間で切換え
    を移行させる段階、 をそなえて成る方法。
  16. 【請求項16】 前記移行させる段階の後、付加的な口
    述入力を要求する告知を提供する段階を更に含んで成
    る、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記タイマが受話器オフフックタイマ
    である請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記タイマの予め定められた時限の満
    了時点で前記スイッチが回線を切断する、請求項15に
    記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記第1のモードが暗黙モードであり
    前記第2のモードが明示モードである、請求項15に記
    載の方法。
  20. 【請求項20】 前記接続する段階には更に、暗黙モー
    ドから明示モードへ切換えを移行させる段階が含まれ
    る、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記第1のモードと前記第2のモード
    との間で切換えを移行させる段階中、音声認識結果及び
    コールフローコンテキスト情報を保持し回復する段階を
    更に含んで成る、請求項15に記載の方法。
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