JP3766081B2 - 通信システムの制御方法、同システム、同システムの移動局および端末装置 - Google Patents

通信システムの制御方法、同システム、同システムの移動局および端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムの基地局と、同システムの移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムに関するもので、特に、データ通信と音声通信の切り換えを行う通信システムに関する。
移動通信システムの移動機と、この移動機とワイヤードに接続されたハンズフリーを行う外部装置とを有する通信システムにおいて、データ通信から音声通信に切り換えるシステムがある(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1のシステムにあっては、移動機を経由して移動網と外部装置との間でパケット通信が行われている。このパケット通信の最中に、移動網から移動機に音声着信信号が送信された場合には、移動機はワイヤードに接続されたラインを経由して外部装置へパケット通信の解除指令を送信し、それに続けて、ハンズフリー確認を外部装置へ送信する。その後、移動機を経由して移動網と外部装置間でハンズフリーによる音声通信を行う。
これにより、パケット通信中に音声着信があった場合でも、外部装置を用いてハンズフリーによる音声通信を行うことができる。
また、移動通信システムの携帯電話と、この携帯電話とブルートゥース通信(TM)で無線接続された腕時計型端末とを有する通信システムにおいて、データ通信および音声通信を個別に行うシステムがある(例えば、特許文献2参照。)。
この特許文献2の通信システムにあっては、携帯電話を経由して基地局と腕時計型端末との間でデータ通信が行われている。この場合、携帯電話と腕時計型端末間では、非通話サービスに関するブルートゥース通信のサービスが実行されている。
また、携帯電話を経由して基地局と腕時計型端末との間で、音声着信および着信応答が行われている。この場合、基地局から携帯電話に音声着信呼出しが送信された場合には、携帯電話と腕時計型端末間では、音声着信呼出しに関するブルートゥース通信のサービスが実行されている。
更に、携帯電話を経由して基地局と腕時計型端末との間で、ハンズフリー音声通信が行われている。この場合、携帯電話と腕時計型端末間では、ハンズフリー音声通信に関するブルートゥース通信のサービスが実行されている。
特開2001−230831号公報(第6−8頁、図7、図9) 特開2002−125039号公報(第9−10頁、図11、図13)
従来の特許文献1に開示されたシステムでは、移動機と外部装置との間がワイヤード接続であるため、その接続線が邪魔となる問題があった。これに対し、特許文献2に開示されたシステムでは、移動機と外部装置との間がブルートゥース通信接続であるため、その問題がない。
しかしながら、このブルートゥース通信は、移動局や端末装置に限らず、家電製品等の様々なブルートゥース搭載機器においても使用できるように、各種サービス用のプロファイルが標準規格化されている。例えば、データ通信サービス用のDUN(Dial Up Network)プロファイルや、ハンズフリー音声通信サービス用のHFP(Hands Free Profile)プロファイルや、その他、多数のプロファイルがある。
そして、各プロファイル毎に、ブルートゥース通信の接続手順から開放手順まで詳細に標準規格化されている。データ通信サービス用のDUNプロファイルの場合、データ通信の開始、正規終了、リンクロスによる異常終了等の手順が標準規格として用意されている。しかし、データ通信の一時中断に関する手順は用意されていない。
その結果、特許文献2のシステムにあっては、データ通信中に音声着信応答に切り換えるという機能がない。したがって、ブルートゥース規格の標準プロファイルでは、データ通信中に音声信号を受信した時に、音声着信応答に切り換えることが出来ないという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、ブルートゥースの標準プロファイルを使用して、移動局と端末装置間のデータ通信中に、端末装置による音声着信応答およびハンズフリー音声通信を実行することができる通信システムの制御方法、同システム、同システムの移動局および端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信システムの制御方法の一形態は以下の特徴を有する。
移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムの制御方法であって、
前記移動局は次の(a)〜(c)を実行し、(a)前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、(b)前記端末装置との間のデータ通信中に前記基地局から送信される音声着信呼出し信号の有無をチェックし、(c)前記音声着信呼出し信号を受信した場合、前記データ通信サービスのセッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に音声着信呼出しがあったことを通知し、
前記端末装置は次の(d)〜(f)を実行する。(d)前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、(e)前記移動局との間のデータ通信中に前記移動局から送信される前記セッション開放要求の有無をチェックし、(f)前記セッション開放要求を受信した場合、前記データ通信中に音声着信呼出しがあったと判断する。
また、本発明の通信システムの一形態は、移動通信システムの基地局と無線通信で接続された移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムであって、前記移動局は、前記基地局との間でデータ通信信号及び音声着信呼出し信号の無線処理を行う移動体通信手段と、前記端末装置との間で前記データ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求の無線処理を行う第1の近距離通信手段と、
前記移動体通信手段と前記第1の近距離通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間でデータ通信中に前記基地局から送信される音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記音声着信呼出し信号を受信した場合、前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に前記音声着信呼出しがあったことを通知する第1の制御手段とを具備し、前記端末装置は、前記移動局との間で前記データ通信信号、前記セッション確立信号、及び前記セッション開放要求の無線処理を行う第2の近距離通信手段と、前記第2の近距離通信手段を制御して、前記移動局との間で前記近距離無線通信による前記データ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記移動局との間でデータ通信中に前記移動局から送信される前記セッション開放要求の有無をチェックし、前記セッション開放要求を受信した場合、前記データ通信中に前記音声着信呼出しがあったと判断する第2の制御手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明の通信システムの移動局の一形態は、移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムの前記移動局であって、前記基地局との間でデータ通信信号及び音声着信呼出し信号の無線処理を行う移動体通信手段と、前記端末装置との間で前記データ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求の無線処理を行う近距離通信手段と、前記移動体通信手段と前記ブルートゥース通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間でデータ通信中に前記基地局から送信される前記音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記音声着信呼出し信号を受信した場合、前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に前記音声着信呼出しがあったことを前記端末装置に通知する制御手段とを
具備することを特徴とする。
また、本発明の通信システムの端末装置の一形態は、移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムの前記端末装置であって、前記移動局との間でデータ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求、通話開始応答信号の無線処理を行う近距離通信手段と、前記近距離通信手段を制御して、前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記移動局との間のデータ通信中に前記移動局から送信される前記セッション開放要求の有無をチェックし、前記セッション開放要求を受信した場合、前記データ通信中の音声着信呼出し信号があったと判断して前記移動局との間で前記近距離無線による音声通信サービスのセッション確立し、前記移動局から送信された呼出し音信号を受信すると前記通話開始応答信号を前記移動局へ送信して音声通信を行なう制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、近距離無線通信であるブルートゥースの標準プロファイルを使用したままで、移動局と端末装置間のデータ通信中に音声着信があった場合に、ユーザーは、移動局を操作することなく、端末装置を操作するのみで、端末装置による音声着信応答およびハンズフリー音声通信を実行することが可能となる。
以下、本発明の各実施例を、図面を参照して説明する。
図1〜図10は、本発明を通信システムに適用した実施例を示し、図1〜図3は通信システムの構成図、図4は移動局の詳細な構成を示すブロック図、図5は端末装置の詳細な構成を示すブロック図である。図6、図7は実施例1における移動局および端末装置のデータ通信中の音声着信応答のシーケンスを示す図、図8は実施例1における移動局および端末装置の動作を示すフローチャートである。図9は実施例2における移動局および端末装置のデータ通信中の音声着信応答のシーケンスを示す図、図10は実施例2における移動局および端末装置の動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明を移動体通信システムに適用した場合の第1の構成図を示している。図1において、移動体通信システムは、基地局1と、この基地局1と移動体通信により無線接続される移動局2と、この移動局2と近距離通信により無線接続される端末装置3などによって構成される。なお、基地局1、移動局2、端末装置3は多数存在するが、煩雑を避けるために図では1つの装置しか図示していない。
この端末装置3は、ハンズフリー音声通話およびデータ通信ができる端末装置であり、例えば、ハンズフリー機能付きのパソコンや、ハンズフリー機能付きのカーナビゲーション装置である。そして、端末装置3は移動局2を経由して、基地局1とデータ通信や音声通信を行う。
この基地局1と移動局2との間の移動体通信は、同時並行処理できる通信の数が1個であることを意味するシングルコールの場合を示す。従って、基地局1から移動局2へ「通信1」のデータ通信1aの通信中に、音声着信1bが基地局1から送信されると、移動局2ではデータ通信1aを一時中断して音声通信1cに切り換え、次に、音声通信1cが終わるとデータ通信1dに戻す処理が行われる。
また、移動局2は、端末装置3との間で近距離通信であるブルートゥース(TM)通信を行うために、データ通信サービス用のDUNプロファイルとハンズフリー音声通信サービス用のHFPプロファイルを備えている。但し、同時並行処理できるプロファイルの数が1個であることを意味するシングルプロファイルであり、「プロファイル1」として、DUNプロファイルとHFPプロファイルを切り換える必要がある。
移動局2が受信したデータ通信1aは、ブルートゥース通信機能のDUNプロファイルにより、移動局2から端末装置3に伝達される。また、移動局2が受信した音声通信1cは、ブルートゥース通信機能のHFPプロファイルにより、移動局2から端末装置3に伝達される。従って、データ通信1aから音声通信1cに切り換わる時に、移動局2の「プロファイル1」もシングルプロファイルであるために、DUNプロファイルからHFPプロファイルに切り換えられる。
ところで、基地局1と移動局2間の移動体通信において、移動局2は、データ通信1aを受信中に音声着信1bが到来して、データ通信1aを一時中断するというアプリケーションが発生した場合、移動局2と端末装置3間のブルートゥース通信においても、データ通信1aは正常終了ではなく、一時中断という処理が必要になる。
図2は、本発明を移動体通信システムに適用した場合の第2の構成図を示す。この移動体通信システムでは、基地局1と移動局2との間の移動体通信はシングルコールであるが、移動局2と端末装置3との間のブルートゥース通信はマルチプロファイルである。
即ち、移動局2は、端末装置3との間でのブルートゥース通信機能として、同時並行処理できる「プロファイル1」と「プロファイル2」とを備え、このマルチプロファイルで同時に並行してブルートゥース通信することができる構成とする。そして、この「プロファイル1」にデータ通信サービス用のDUNプロファイルを連続して割り当て、「プロファイル2」にハンズフリー音声通信サービス用のHFPプロファイルを連続して割り当てるようにする。
従って、移動局2から端末装置3へのブルートゥース通信では、データ通信1aから音声通信1cに切り換わったとしても、マルチプロファイルであるために通信切り換えを行う必要がなく、データ通信1aは「プロファイル1」のDUNプロファイルで端末装置3に送信され、音声通信1cは「プロファイル2」のHFPプロファイルで端末装置3に送信される。
但し、移動局2がデータ通信1aの受信中に音声着信1bが到来して、データ通信1aを一時中断するというアプリケーションが発生した場合、移動局2と端末装置3間のブルートゥース通信のDUNプロファイル上でデータ通信1aは、やはり正常終了ではなく、一時中断という処理が必要になる。
図3は、本発明を移動体通信システムに適用した第3の構成図を示す。この移動体通信システムでは、基地局1と移動局2との間の移動体通信もマルチコールであり、移動局2と端末装置3との間のブルートゥース通信もマルチプロファイルである。ただし、このシステムでは移動局2に複数の端末装置3a、3bが接続される構成とする。
即ち、基地局1と移動局2間の移動体通信は、「通信1」と「通信2」が同時に並行して通信できるマルチコールの通信チャネルで接続されている。例えば、「通信1」にはデータ通信1aが割り当てられ、「通信2」にはデータ通信2が割り当てられるようにする。そして、移動局2は、「通信1」のデータ通信1aの受信中に音声着信1bが発生した場合には、「通信1」の中でデータ通信1aから音声通信1cに切り換えられる。一方、「通信2」は、そのままデータ通信2の通信用として継続使用される。
移動局2と端末装置3a、3b間のブルートゥース通信機能として、同時並行処理できる「プロファイル1」と「プロファイル2」とを備え、このマルチプロファイルで同時に並行してブルートゥース通信することができる構成とする。そして、プロァイル1は端末装置3a用であり、例えばDUNプロファイルを割り当てている。また、プロァイル2は端末装置3b用であり、同じくDUNプロファイルを割り当てている。
なお、端末装置3aは、シングルプロファイルでもマルチプロファイルでもよい。端末装置3bも、シングルプロファイルでもマルチプロファイルでもよい。
図4は、各移動体通信システムの移動局2の詳細な構成を示すブロック図である。移動局2の主要部は、マイク11、スピーカ12、キー入力部13、LCD14、マイク11とスピーカ12が接続される音声コーデック15、アンテナ16、このアンテナ16と接続される通信部17、ブルートゥース通信部18、キー入力部13とLCD14と音声コーデック15と通信部17とブルートゥース通信部18とが接続される制御部19などにより構成されている。
次に、移動局2の各部の機能について説明する。マイク11およびスピーカ12は、ユーザー(利用者)の通話のための入出力手段である。また、スピーカ12は、基地局1からのデータ着信呼出しや音声着信呼出しの呼出し音をユーザーに報知するための出力手段でもある。音声コーデック15は、マイク11およびスピーカ12との間の音声信号の符号化および復号化を行う。
キー入力部13は、ユーザーの手動操作用の入力手段である。LCD14は、操作用の表示、データ通信のデータ表示等の表示手段である。
アンテナ16は、基地局1との間で移動体通信の電波の送信受信を行う。通信部17は、アンテナ16によって送信受信される上記信号の変調および復調処理等を行う。
ブルートゥース通信部18は、端末装置3との間で短距離無線通信であるブルートゥース通信の電波の送信受信、変調および復調処理等を行う。
制御部19は、CPU、I/O、メモリ等から構成され、音声コーデック15との間の音声入出力、キー入力部13との間のキー入力、LCD14との間の表示出力等のマンマシンインターフェース制御を行う。
また、制御部19は、通信部17を制御して、基地局1との間の移動体通信制御を行う。基地局1からの受信の場合は、基地局1から送信された無線信号はアンテナ16により受信され、通信部17に送出される。通信部17は、受信した無線信号に対して復調処理等を行い、その変換した信号を制御部19に送出する。基地局2への送信の場合は、制御部19は、各種信号を通信部17へ送出する。通信部17は、この各種信号に対して符号化処理等を行い、その変換した無線信号をアンテナ16から基地局1へ送信する。
移動局2が基地局1から受信する無線信号として、データ着信呼出し信号、データ通信でのデータ、音声着信呼出し信号、音声通信での音声信号などがある。移動局2が基地局1へ送信する無線信号として、データ着信呼出し信号に対する応答信号、データ通信での送信データ、データ通信一時切断信号、音声着信呼出し信号に対する応答信号、音声通信切断信号、データ通信再開信号、データ通信切断信号などがある。
また、制御部19は、ブルートゥース通信部18を制御して、端末装置3との間のブルートゥース通信制御を行う。端末装置3からの受信の場合は、端末装置3から送信された無線信号はブルートゥース通信部18により受信される。ブルートゥース通信部18は、復調処理等を行い、その変換した信号を制御部19に送出する。端末装置への送信の場合は、制御部19は、各種信号をブルートゥース通信部18へ送出する。ブルートゥース通信部18は、この各種信号に対して変調処理等を行い、その変換した無線信号を端末装置3へ送信する。
移動局2が端末装置3から受信する無線信号として、データ接続要求に対する応答信号、セッション確立信号、データ通信でのデータ、データサービス切断要求に対する応答信号、ハンズフリー接続要求信号、音声呼出しに対する着信応答信号、音声通信での音声信号、ハンズフリーOFF信号、データサービス切断要求信号などがある。
移動局2が端末装置3へ送信する無線信号として、データ接続要求信号、セッション確立信号、データ通信でのデータ、データサービス切断要求信号、ハンズフリー接続要求に対する応答信号、音声呼出し信号、ハンズフリーOFF信号に対する応答信号、データサービス切断要求に対する応答信号などがある。
図5は、各移動体通信システムの端末装置3の詳細な構成を示すブロック図である。端末装置3の主要部は、マイク31、スピーカ32、キー入力部33、LCD34、マイク31とスピーカ32とが接続される音声コーデック35、ブルートゥース通信部36、キー入力部33とLCD34と音声コーデック35とブルートゥース通信部36とが接続される制御部37などにより構成されている。
次に、端末装置3の各部の機能について説明する。マイク31およびスピーカ32は、ユーザーのハンズフリー通話のための入出力手段である。また、スピーカ32は、移動局2からの音声着信呼出しの呼出し音をユーザーに報知するための出力手段でもある。音声コーデック35は、マイク31およびスピーカ32との間の音声信号の符号化および復号化を行う。
キー入力部33は、ユーザーの手動操作用の入力手段である。LCD34は、操作用の表示、データ通信のデータ表示等の表示手段である。
ブルートゥース通信部36は、移動局2との間で短距離無線通信であるブルートゥース通信の電波の送信受信、変調および復調処理等を行う。
制御部37は、CPU、I/O、メモリ等から構成され、音声コーデック35との間の音声入出力、キー入力部33との間のキー入力、LCD34との間の表示出力等のマンマシンインターフェース制御を行う。
また、制御部37は、ブルートゥース通信部36を制御して、移動局2との間のブルートゥース通信制御を行う。受信に関しては、移動局2から送信された無線信号はブルートゥース通信部36により受信される。ブルートゥース通信部36は、復調処理等を行い、その変換した信号を制御部37に送出する。送信に関しては、制御部37は、各種信号をブルートゥース通信部36へ送出する。ブルートゥース通信部36は、この各種信号に対して変調処理等を行い、その変換した無線信号を移動局2へ送信する。
端末装置3が移動局2から受信する無線信号として、データ接続要求信号、セッション確立信号、データ通信でのデータ、データサービス切断要求信号、ハンズフリー接続要求に対する応答信号、音声呼出し信号、ハンズフリーOFF信号に対する応答信号、データサービス切断要求に対する応答信号などがある。
端末装置3が移動局2へ送信する無線信号として、データ接続要求に対する応答信号、セッション確立信号、データ通信でのデータ、データサービス切断要求に対する応答信号、ハンズフリー接続要求信号、音声呼出しに対する着信応答信号、音声通信での音声信号、ハンズフリーOFF信号、データサービス切断要求信号などがある。
実施例1は、移動局2がデータ通信の受信中に音声着信があった時に、セッション開放を端末装置3へ通知して音声通信に切り換える処理である。
図1の第1の移動体通信システムの詳細動作について、図6〜図8を用いて説明する。
図6および図7は、図1の移動体通信システムにおけるデータ通信から音声通信への切り換えシーケンスを示す。図8は、図6および図7のシーケンスの一部について、移動局2および端末装置3の動作を表わしたフローチャートを示す。
基地局1と移動局2との間は、移動体通信が行われる。移動局2と端末装置3との間は、ブルートゥース通信が行われ、その通信制御では、ブルートゥース標準規格で定められている制御信号が使用される。
これから説明する通信制御は、移動局2では制御部19が行い、端末装置3では制御部37が行う。移動局2の内部動作および端末装置3の内部の動作は、図4および図5を用いて既に説明したので、その説明は省略する。
まず、図6を用いて、移動局2を介した基地局1と端末装置3間のデータ通信の動作を説明する。基地局1は、データ通信に際しデータ着信呼出しS1を移動局2へ送信する。移動局2は、このデータ着信呼出しS1を受信するとデータ通信サービスS2の状態になる。移動局2は、端末装置3とのブルートゥース通信をデータ通信サービスに設定するための処理に入る。
まず、移動局2は、ブルートゥース通信機能としてDUNプロファイル起動S3を行う。以後、別のプロファイルに切り換えるまで、このDUNプロファイルの状態が継続する。そして、移動局2は、ブルートゥース通信でのサーバーとして動作し、ブルートゥース手順によりデータサービス接続要求S4を端末装置3へ送信する。
端末装置3は、このデータサービス接続要求S4を受信すると、ブルートゥース通信でのクライアントとして動作し、応答信号S5を移動局2へ送信する。そして、データ通信サービスS6の状態になり、移動局2とのブルートゥース通信をデータ通信サービスに設定するための処理に入る。
まず、端末装置3は、ブルートゥース通信機能としてDUNプロファイル起動S7を行う。以後、別のプロファイルに切り換えるまで、このDUNプロファイルの状態が継続する。
なお、移動局2と端末装置3のデータ通信のセッション確立S8までの手順は、図6に限定されない。例えば、初期の段階で、端末装置3が、データサービス接続要求S4を逆方向に移動局2へ送信し、移動局2がこれを受信して、応答信号S5を端末装置3へ送信する手順であってもよい。
次に、移動局2と端末装置3は、互いにセッション確立S8を行い、ブルートゥース通信でのデータ通信を行う準備が確立する。この準備が確立すると、移動局2は基地局1へ、データ通信呼出しS1に対する応答信号S9を送信する。これにより、移動局2を介して基地局1と端末装置3との間でデータ通信S10が行なわれる。
次に、図8を用いて、図6のデータ通信中S10〜ハンズフリー通話S28までの移動局2および端末装置3の動作を説明する。
図6のフローチャートは、データ通信中S10〜ハンズフリー通話S28の間に音声着信割り込みがあった場合の動作を示し、データ通信の正規完了動作については図示されてない。図8のフローチャートは、データ通信中に音声着信割り込みの判断、およびデータ通信の正規完了の判断の動作が示されている。
図8のフローチャートのステップ番号で、図6のシーケンスと同じものについては、同じ番号に移動局側では文字aのサフィックスを付け、端末装置側では文字bのサフィックスを付して表わしている。
まず、基地局1と端末装置3との間でデータ通信中S10となると、移動局2は、基地局1から受信したデータS10dを端末装置3へ送信する(S10a)。端末装置3は、移動局2からのデータS10dを受信する(S10b)。
移動局2は、このデータ通信処理中、端末装置3から送信されるブルートゥース通信正規終了手順であるデータサービス切断要求(図6には図示せず)のチェック(S101a)及び、基地局1から送信される音声着信呼出しS11のチェック(S11a)を行う。
端末装置3は、このデータ通信処理中、データS10dの内容を確認してデータ通信完了のチェック(S101b)及び、移動局2から送信されるデータサービス切断要求S12のチェック(S12b)を行う。
(データ通信の正規完了)
データ通信の正規完了の場合について、以下に説明する。端末装置3は、データS10dの内容を確認してデータ通信完了を検出したら(S101bのYES)、データサービス切断要求S102cを移動局2に送信する(S102b)。これは、ブルートゥース標準規格で定められている標準手順であり、データ通信がすべて終了した時に、クライアント(端末装置3)からサーバー(移動局2)方向へ送信するシーケンスとして定義されている。そして、端末装置3は、移動局2からの応答信号(図8に図示せず)を受信して、データ通信を完了する(S103b)。
一方、移動局2は、端末装置3からのデータサービス切断要求S102cを受信と(S101aのYES)、上記応答信号を端末装置3に送信してデータ通信を完了する(図8のS102a)。これは、上記したように、ブルートゥース標準規格で定められている標準手順であり、データ通信がすべて終了したことを意味する。
(データ通信中の音声着信)
次に、データ通信中S10に音声着信があった場合について、以下に説明する。図6のデータ通信S10中に、移動通信網から移動局2への音声呼出しが発生すると、基地局1は、音声着信呼出しS11を移動局2へ送信する。
移動局2は、端末装置3からのデータサービス切断要求S102cを受信しない状態(S101aのNO)で、基地局1からの音声着信呼出しS11を受信すると(S11aでYES)、端末装置3との間のデータ通信S10を一時中断するために、端末装置3へセッション開放のためのデータサービス切断要求S12を送信する(S12a)。
端末装置3は、データ通信完了ではない状態(S101bのNO)で、移動局2からのデータサービス切断要求S12を受信すると(S12bでYES)、応答信号S13を移動局2へ送信する(S13b)。ところで、このデータサービス切断要求S12は、ブルートゥース標準規格で定められている標準手順では、サーバー(移動局2)からクライアント(端末装置3)方向へ送信するシーケンスは定義されていない。標準手順では、データサービス切断要求は、データ通信がすべて終了した時に、クライアント(端末装置3)からサーバー(移動局2)方向へ送信するシーケンスとして定義されている。
従って、端末装置3は、本来のブルートゥース標準規格で定義されていないことを認識して、音声着信割り込みがあったと判断する(S14b)。そして、端末装置3は、音声通信サービスS17となる。
また、移動局2も、端末装置3からの応答信号S13を受信して(S13a)、基地局1とのデータ通信S10を一時切断させるために、データ通信一時切断S15を基地局1へ送信する(S15a)。そして、移動局2は、音声通信サービスS16となる。
そして、移動局2は、端末装置3とのブルートゥース通信を音声通信サービスに設定するための処理に入る。まず、移動局2は、シングルプロファイルであるため、先に起動しているDUNプロファイル起動S3から、HPFプロファイル起動に切り換える(S18a)。以後、別のプロファイルに切り換わるまで、このHPFプロファイルによる動作状態が継続する。
端末装置3も、音声通信サービスS17になると、移動局2とのブルートゥース通信を音声通信サービスに設定するための処理に入る。まず、端末装置3は、シングルプロファイルであるため、先に起動しているDUNプロファイル起動S7から、HPFプロファイル起動に切り換える(S19b)。以後、別のプロファイルに切り換わるまで、このHPFプロファイルによる動作状態が継続する。
そして、移動局2と端末装置3は、ブルートゥース手順によりハンズフリー接続要求S20の送信受信(S20a、S20b)、応答信号S21の送信受信(S21a、S21b)、セッション確立S22の処理(S22a、S22b)を行い、ブルートゥース通信での音声通信を確立する。
この音声通信が確立すると、移動局2は、呼出し音S23を端末装置3へ送信する(S23a)。端末装置3は、この呼出し音S23を受信すると、呼出し音として発生させ、ユーザーが通話開始キーなどを操作して通話開始操作S24を行う。端末装置3は、これを通話開始応答信号S25として、移動局2へ送信する(S25b)。なお、端末装置3は、ユーザーによる通話開始キーなどの通話開始操作S24なしでも、自動で通話開始応答信号S25を移動局2へ送信してもよい(S25b)。
移動局2は、着信応答信号S25を受信する(S25a)と、着信応答信号S26を基地局1へ送信する(S26a)。これにより、基地局1、移動局2、端末装置3をスルーした音声通信S27が行なわれ(S27a、S27b)、ユーザーは、端末装置3を使用してハンズフリー通話S28を行う。
次に、図6および図7を用いて、音声通信サービスの終了動作を説明する。音声通話が終了すると、ユーザーは、端末装置3のキーを操作して終了操作S29を行う。端末装置3は、これをハンズフリーOFF(S30)として移動局2へ送信する。移動局2は、ハンズフリーOFF(S30)を受信すると端末装置3へ応答信号S31を送信し、また、基地局1へ音声通信の切断信号S32を送信する。これにより、移動局2と端末装置3は、音声通信サービスを終了する。
この後、移動局2および端末装置3は、一時中断していたデータ通信を再開するために、図7のデータ通信サービスS33およびデータ通信サービスS34の状態になる。
移動局2は、データ通信サービスS33の状態になると、シングルプロファイルであるため、HPFプロファイルS18からDUNプロファイルに切り換える(S35)。
端末装置3も、データ通信サービスS34の状態になると、シングルプロファイルであるため、HPFプロファイルS19からDUNプロファイルに切り換える(S36)。
そして、移動局2(サーバー)と端末装置3(クライアント)は、ブルートゥース手順により、データサービス接続要求S37の送受信、応答信号S38の送受信、セッション確立S39の処理を行い、ブルートゥース通信でのデータ通信を確立する。
このデータ通信が確立すると、移動局2は、データ通信再開信号S40を基地局1へ送信する。これにより、基地局1と端末装置3との間で移動局2を介したデータ通信S41が再開される。
端末装置3(クライアント)は、データ通信がすべて終了すると、データサービス切断要求S42を移動局2(サーバー)へ送信する。この要求S42を受信した移動局2は、応答信号S43を端末装置3へ送信する。移動局2は、このデータサービス切断要求S42を受信すると、ブルートゥース通信でのデータ通信が正常終了と判断する(S44)。そして、移動局2は、切断信号S45を基地局1へ送信し、すべて通信を終了する。
なお、データ通信を一時中断して音声通信を行い、その音声通信を終了した時点でデータ通信の再開を行わない場合は、移動局2と端末装置3は、データ通信サービスS33およびデータ通信サービスS34の状態になる前の時点で終了処理を行えばよい。
このように実施例1によれば、ブルートゥース通信の標準プロファイルを使用して、移動局からデータサービス切断要求S12が行なわれると、端末装置はデータ通信中の音声着信割り込みと判断する。これにより、データ通信中S10に音声着信S11があった場合に、ユーザーは、移動局2を操作することなく、端末装置3を操作するのみで、データ通信を一時中断し、端末装置3による音声着信応答およびハンズフリー音声通信を実行することができる。
なお、図2に示したシングルコール、マルチプロファイルの第2の移動体通信システムの場合、移動局2および端末装置3は、ブルートゥース通信のDUNプロファイルとHPFプロファイルは、同時並行処理ができるので、切り換えを行う必要がない。従って、図6、図7のシーケンス図において、移動局2および端末装置3は、DUNプロファイル起動(S3)、DUNプロファイル起動(S7)、HPFプロファイル切り換え(S18)、HPFプロファイル切り換え(S19)、DUNプロファイル切り換え(S35)、DUNプロファイル切り換え(S36)を、行う必要はない。
移動局2および端末装置3は、初期段階、例えば、データ通信サービスS2およびデータ通信サービスS6の前のタイミングで、DUNプロファイルとHPFプロファイルの両方を起動しておけばよい。但し、DUNプロファイルでのデータサービス切断要求S12は、やはりブルートゥース標準手順ではないため、端末装置3はデータサービス切断要求S12を音声着信割り込みと判断する。
次に、図3に示したマルチコール、マルチプロファイルの第3の移動体通信システムの場合の、マルチコールの「通信1」、マルチプロファイルの「プロファイル1」の処理動作について説明する。
移動局2は、マルチプロファイルであることから、図2の場合と同様に、図6、図7の例えば、データ通信サービスS2およびデータ通信サービスS6の前のタイミングで、DUNプロファイルおよびHPFプロファイルの両方を起動しておけばよい。
この場合、端末装置3がマルチプロファイルまたはシングルプロファイルであるかにより、動作が異なってくる。
端末装置3がマルチプロファイルの場合、図2のマルチプロファイルの場合と同様に、図6、図7の例えば、データ通信サービスS6の前のタイミングで、DUNプロファイルおよびHPFプロファイルの両方を起動しておけばよい。一方、端末装置3がシングルプロファイルの場合、図6、図7のシーケンスのとおりに、DUNプロファイルおよびHPFプロファイルの起動、切り換えを行えばよい。
但し、DUNプロファイルでのデータサービス切断要求S12は、やはりブルートゥース標準手順ではないため、端末装置3はデータサービス切断要求S12を音声着信割り込みと判断する。
このようにマルチプロファイルの場合においても、ブルートゥースの標準プロファイルを使用して、移動局は、端末装置に対して、データ通信中の音声着信割り込みを通知することができる。
実施例2は、データ通信中に音声着信があった時に、端末装置3がセッション開放を移動局2へ通知する例である。
以下、図1に示したシングルコール、シングルプロファイルの第1の移動体通信システムの場合の詳細動作について、図9、図10を用いて説明する。
図9は、第1の移動体通信システムにおけるデータ通信中の音声着信応答などのシーケンスを示す。図10は、図9のシーケンスの一部について、移動局2および端末装置3の動作を表わしたフローチャートを示す。
以下、図9、図10を用いて、実施例1と異なるところを中心に説明する。なお、実施例1と同じ部分は同一符号を付与して説明する。
図9のシーケンスのデータ通信中S10〜ハンズフリー通話S28までは、データ通信中に音声着信割り込みがあった場合を示し、データ通信の正規完了動作については図示しない。図10のフローチャートは、データ通信中に音声着信割り込みの判断、およびデータ通信の正規完了の判断の動作を示している。
図10のフローチャートのステップ番号は、図9のシーケンスと同じものについては、同じ番号にサフィックスを付けて表わしている。
図9のデータ着信呼出しS1〜応答信号S9までの動作は、実施例1と同じであり、説明を省略する。次に、図10に示すように、データ通信中S10に基地局1からのデータS10dを受信した移動局2は、このデータS10dを端末装置3へ送信する(S10a)。端末装置3は、移動局2からのデータS10を受信する(S10b)。
移動局2は、このデータ通信処理中に、基地局1から送信される音声着信呼出しS11のチェック(S11a)及び、端末装置3から送信されるデータサービス切断要求S102cのチェック(S141a)を行う。
また、端末装置3は、このデータ通信処理中に、データS10dの内容を確認してデータ通信完了であるかのチェック(S101b)及び、端末装置3の音声着信応答キー入力のチェック(S122b)を行う。
(データ通信の正規完了)
データ通信の正規完了の場合について以下に説明する。端末装置3は、データS10dの内容を確認してデータ通信完了を検出したら(S101bのYES)、データサービス切断要求S102cを移動局2に送信する(S102b)。これは、ブルートゥース標準規格で定められている標準手順であり、データ通信がすべて終了した時に、クライアント(端末装置3)からサーバー(移動局2)へ送信するシーケンスとして定義されている。そして、端末装置3は、移動局2からの応答信号(図10に図示せず)を受信するとデータ通信を完了する(S103b)。
移動局2は、端末装置3から送信されたデータサービス切断要求S102cを受信する(S141aのYES)。このデータサービス切断要求S102cはブルートゥース標準規格で定められている標準手順であり、データ通信がすべて終了したことを本来は意味する。
しかし、この実施例2にあっては、移動局2は、このまま、データサービス切断要求S102cを正規完了として受信するのではなくて、データサービス切断要求S102cを受信する前段において、基地局1から音声着信呼出しS11があったかどうかをチェックしておき(図10のS11a)、それを後段でチェックする(S111a)方法で動作する。そして、音声着信呼出しS11がなかった(S111aのNO)場合、移動局2は、データ通信の正規完了であると判断して、上記応答信号を端末装置3に送信してデータ通信を完了する(S102a)。
(データ通信中の音声着信)
次に、データ通信中S10dに音声着信があった場合について、以下に説明する。このデータ通信S10中に、移動通信網から移動局2への音声呼出しが発生すると、基地局1は、音声着信呼出しS11を移動局2へ送信する。
移動局2は、このデータ通信中S10aに、基地局1から送信される音声着信呼出しS11のチェックを行い(S11a)、音声着信呼出しS11を受信すると(S11aのYES)、それを記憶して移動局2のスピーカ等から着信音S121を鳴動する(S121a)。そして、端末装置3からのデータサービス切断要求S102cの待ち状態となる。
移動局2と端末装置3は近い距離に位置しており、ユーザー(使用者)は、この移動局2から発せられる着信音S121を聞いて、端末装置3に設けられる音声着信応答キーを操作して着信応答キー入力S122を行う。
そして、端末装置3は、データS10dの内容を確認して、データ通信完了ではなければ(S101bのNO)、更に、音声着信応答キー入力S122のチェック(S122b)を行う。そして、音声着信応答キー入力S122の入力を検出したならば(S122bのYES)、音声着信割り込みと判断する(S131b)。そして、端末装置3(クライアント)は、データサービス切断要求S141を移動局2(サーバー)へ送信する(S141b)。このデータサービス切断要求S141は、ブルートゥース標準規格で定められている標準手順では、データ通信がすべて終了したことを本来意味する。しかし、実施例2では、端末装置3がデータ通信中S10に音声着信割り込みと判断したことを移動局2に通知する信号として使用する。
移動局2は、このデータサービス切断要求S141を受信すると(S141aのYES)、更に、データサービス切断要求S141を受信する前段で音声着信呼出しS11があったかどうかをチェックする(S111a)。そして、音声着信呼出しS11を受信したことが記憶されている場合(S111aのYES)、移動局2は、端末装置3へ、応答信号S142を送信する(S142a)。
そして、移動局2は、音声着信呼出しS11を受信したことが記憶されている場合(S111aのYES)、端末装置3でデータ通信中の音声着信割り込みの判断が行なわれたと認識する(S143a)。
そして、移動局2は、基地局1へデータ通信一時切断信号S15を送信し(S15a)、音声通信サービスS16に入る(S16a)。
また、端末装置3は、移動局2からの応答信号S142を受信し(S142b)、音声通信サービスS17に入る(S17b)。
次に、移動局2と端末装置3は、それぞれ、ブルートゥース通信を音声通信サービスに設定するために、HPFプロファイルを起動して切り換える(S18a、S19a)。そして、移動局2と端末装置3は、ブルートゥース手順により、ハンズフリー接続要求S20の送信受信(S20a、S20b)、応答信号S21の送信受信(S21a、S21b)、セッション確立S22の処理(S22a、S22b)を行い、ブルートゥース通信での音声通信を確立する。
この音声通信が確立すると、移動局2は、直ちに着信応答S26を基地局1へ送信する(S26a)。これにより、基地局1と端末装置3との間で移動局2を介した音声通信S27が行なわれ(S27a、S27b)、ユーザーは、端末装置3を使用してハンズフリー通話S28を行う。
ハンズフリー通話S28〜データ通信再開(図7のS40)までの動作は、実施例1と同じであり、図示および説明を省略する。
このように実施例2によれば、ブルートゥースの標準プロファイルを使用して、端末装置から移動局へデータ通信中に音声着信割り込みの判断を行なったことが通知される。これにより、データ通信中に音声着信があった場合に、ユーザーは、移動局を操作することなく、端末装置を操作するのみで、データ通信を一時中断し、端末装置による音声着信応答およびハンズフリー音声通信を実行することができる。
なお、図2に示したシングルコール、マルチプロファイルの第2の移動体通信システムの場合、移動局2および端末装置3は、ブルートゥース通信のDUNプロファイルとHPFプロファイルを同時並行処理ができるので、切り換えを行う必要がない。従って、図9のシーケンスにおいて、移動局2および端末装置3は、DUNプロファイル起動(S3)、DUNプロファイル起動(S7)、HPFプロファイル切り換え(S18)、HPFプロファイル切り換え(S19)を行う必要はない。
移動局2および端末装置3は、初期段階、例えば、データ通信サービスS2およびデータ通信サービスS6の前段のタイミングで、DUNプロファイルとHPFプロファイルの両方を起動しておけばよい。但し、DUNプロファイルでのデータサービス切断要求S141は、やはりブルートゥース標準手順ではないため、図9、図10で説明した方法により、音声割り込みを通知することを行う。
また、図3のマルチコール、マルチプロファイルの通信システムにおいて、マルチコールの通信1、マルチプロファイルのプロファイル1の通信システムについて説明する。移動局2は、マルチプロファイルであり、図2の場合と同様に、図9のシーケンス図の初期段階、例えば、データ通信サービスS2の前のタイミングで、DUNプロファイルとHPFプロファイルの両方を起動しておけばよい。
端末装置3は、マルチプロファイルまたはシングルプロファイルのどちらかが考えられる。端末装置3は、マルチプロファイルの場合、図2のマルチプロファイルの場合と同様に、図9のシーケンス図の初期段階、例えば、データ通信サービスS6の前のタイミングで、DUNプロファイルとHPFプロファイルの両方を起動しておけばよい。端末装置3は、シングルプロファイルの場合、図1のシングルプロファイルの場合と同様に、図9のシーケンス図のとおりに、DUNプロファイルとHPFプロファイルの起動、切り換えを行えばよい。
但し、DUNプロファイルでのデータサービス切断要求S141は、やはりブルートゥース標準手順ではないため、図9、図10で説明した方法により、音声割り込みを通知することを行う。
このようにマルチプロファイルの場合においても、ブルートゥースの標準プロファイルを使用して、移動局は、端末装置に対して、データ通信中の音声着信割り込みを通知することができる。
本発明の各実施例に係る通信システムの構成図。 本発明の各実施例に係る通信システムの構成図。 本発明の各実施例に係る通信システムの構成図。 本発明の各実施例に係る通信システムの移動局のブロック図。 本発明の各実施例に係る通信システムの端末装置のブロック図。 本発明の実施例1における移動局および端末装置のデータ通信中の音声着信応答のシーケンスを示す図。 同上(続き)。 本発明の実施例1における移動局および端末装置のデータ通信中の音声着信応答の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例2における移動局および端末装置のデータ通信中の音声着信応答のシーケンスを示す図。 本発明の実施例2における移動局および端末装置のデータ通信中の音声着信応答の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 基地局
2 移動局
3、3a、3b 端末装置
11 マイク
12 スピーカ
13 キー入力部
14 LCD
15 音声コーデック
16 アンテナ
17 通信部
18 ブルートゥース通信部
19 制御部
31 マイク
32 スピーカ
33 キー入力部
34 LCD
35 音声コーデック
36 ブルートゥース通信部
37 制御部

Claims (20)

  1. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムの制御方法であって、
    前記移動局は次の(a)〜(c)を実行し、
    (a)前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、
    (b)前記端末装置との間のデータ通信中に前記基地局から送信される音声着信呼出し信号の有無をチェックし、
    (c)前記音声着信呼出し信号を受信した場合、前記データ通信サービスのセッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に音声着信呼出しがあったことを通知し、
    前記端末装置は次の(d)〜(f)を実行する。
    (d)前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、
    (e)前記移動局との間のデータ通信中に前記移動局から送信される前記セッション開放要求の有無をチェックし、
    (f)前記セッション開放要求を受信した場合、前記データ通信中に音声着信呼出しがあったと判断する。
  2. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムの制御方法であって、
    前記移動局は以下の(a)〜(h)を実行し、
    (a)前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、
    (b)前記端末装置との間のデータ通信中に、前記基地局から送信される音声着信呼出し信号の有無をチェックし、
    (c)前記音声着信呼出しを受信した場合、前記データ通信サービスのセッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に音声着信呼出しがあったことを通知し、
    (d)前記基地局へ前記データ通信の一時切断信号を送信し、
    (e)前記端末装置との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、
    (f)前記端末装置へ呼出し音信号を送信して、前記呼出し音信号に対して前記端末装置から送信される通話開始応答を受信し、
    (g)前記基地局へ前記音声着信呼出し信号に対する着信応答を送信し、
    (h)前記端末装置との間で音声通信を行い、
    前記端末装置は以下の(i)〜(n)を実行する。
    (i)前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、
    (j)前記移動局との間でデータ通信中に前記移動局から送信される前記セッション開放要求の有無をチェックし、
    (k)前記セッション開放要求を受信した場合、前記データ通信中の音声着信呼出しがあったと判断し、
    (l)前記移動局との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、
    (m)前記移動局から前記呼出し音信号を受信して、前記呼出し音信号に対して前記移動局へ前記通話開始応答を送信し、
    (n)前記移動局との間で音声通信を行う。
  3. 前記請求項2に記載の通信システムの制御方法であって、
    前記移動局は更に以下の(o)〜(r)を実行し、
    (o)前記音声通信が終了すると、前記端末装置との間で音声通信サービスのセッション開放を行うと共に、前記基地局へ音声通信切断信号を送信し、
    (p)前記端末装置との間で前記近距離無線通信による前記データ通信サービスのセッション確立を行い、
    (q)前記基地局へデータ通信再開信号を送信し、
    (r)前記端末装置との間で前記一時切断していたデータ通信を再開し、
    前記端末装置は更に以下の(s)〜(u)を実行する。
    (s)前記音声通信が終了すると、前記移動局との間で音声通信サービスのセッション開放を行い、
    (t)前記移動局との間で前記近距離無線通信による前記データ通信サービスのセッション確立を行い、
    (u)前記移動局との間で前記一時切断していたデータ通信を再開する。
  4. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続された移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記基地局との間でデータ通信信号及び音声着信呼出し信号の無線処理を行う移動体通信手段と、
    前記端末装置との間で前記データ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求の無線処理を行う第1の近距離通信手段と、
    前記移動体通信手段と前記第1の近距離通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間でデータ通信中に前記基地局から送信される音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記音声着信呼出し信号を受信した場合、前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に前記音声着信呼出しがあったことを通知する第1の制御手段とを具備し、
    前記端末装置は、
    前記移動局との間で前記データ通信信号、前記セッション確立信号、及び前記セッション開放要求の無線処理を行う第2の近距離通信手段と、
    前記第2の近距離通信手段を制御して、前記移動局との間で前記近距離無線通信による前記データ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記移動局との間でデータ通信中に前記移動局から送信される前記セッション開放要求の有無をチェックし、前記セッション開放要求を受信した場合、前記データ通信中に前記音声着信呼出しがあったと判断する第2の制御手段とを
    具備する
    ことを特徴とする通信システム。
  5. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記基地局との間でデータ通信信号、音声通信信号、音声着信呼出し信号、データ通信一時切断信号、及び前記音声着信呼出し信号に対する着信応答信号の無線処理を行う移動体通信手段と、
    前記端末装置との間で前記データ通信信号、前記音声通信信号、セッション確立信号、セッション開放要求、呼出し音信号、及び前記呼出し音信号に対する通話開始応答信号の無線処理を行う第1の近距離通信手段と、
    前記移動体通信手段と前記第1の近距離通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間でデータ通信中に前記基地局から送信される前記音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記音声着信呼出し信号を受信した場合、前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に音声着信呼出しがあったことを通知し、前記基地局へ前記データ通信の一時切断信号を送信し、前記端末装置との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、前記端末装置へ前記呼出し音信号を送信して、前記呼出し音信号に対して前記端末装置から送信される前記通話開始応答信号を受信し、前記基地局へ前記音声着信呼出し信号に対する着信応答信号を送信し、前記端末装置との間で音声通信を行う第1の制御手段とを具備し、
    前記端末装置は、
    前記移動局との間で前記データ通信信号、前記音声通信信号、前記セッション確立信号、前記セッション開放要求、前記呼出し音信号、及び前記呼出し音信号に対する前記通話開始応答信号の無線処理を行う第2の近距離通信手段と、
    前記第2の近距離通信手段を制御して、前記移動局との間で前記近距離無線通信による前記データ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記移動局との間で前記データ通信中に、前記移動局から送信される前記セッション開放要求の有無をチェックし、前記セッション開放要求を受信した場合、前記データ通信中の音声着信呼出しがあったと判断し、前記移動局との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、前記移動局から前記呼出し音信号を受信して、前記呼出し音信号に対して前記移動局へ前記通話開始応答信号を送信し、前記移動局との間で音声通信を行う第2の制御手段とを
    具備することを特徴とする通信システム。
  6. 前記移動局の前記第1の制御手段は更に、
    前記音声通信が終了すると、前記端末装置との間で音声通信サービスのセッション開放を行うと共に、前記基地局へ音声通信切断信号を送信し、前記端末装置との間で前記近距離無線通信による前記データ通信サービスのセッション確立を行い、前記基地局へデータ通信再開信号を送信し、前記端末装置との間で前記一時切断していた前記データ通信を再開し、
    前記端末装置の前記第2の制御手段は、
    前記音声通信が終了すると、前記移動局との間で音声通信サービスのセッション開放を行い、前記移動局との間で前記近距離無線通信による前記データ通信サービスのセッション確立を行い、前記移動局との間で前記一時切断していた前記データ通信を再開することを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムの前記移動局であって、
    前記基地局との間でデータ通信信号及び音声着信呼出し信号の無線処理を行う移動体通信手段と、
    前記端末装置との間で前記データ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求の無線処理を行う近距離通信手段と、
    前記移動体通信手段と前記ブルートゥース通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間でデータ通信中に前記基地局から送信される前記音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記音声着信呼出し信号を受信した場合、前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に前記音声着信呼出しがあったことを前記端末装置に通知する制御手段とを
    具備することを特徴とする通信システムの移動局。
  8. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムの前記移動局であって、
    前記基地局との間でデータ通信信号、音声通信信号、音声着信呼出し信号、データ通信一時切断信号、及び前記音声着信呼出し信号に対する着信応答信号の無線処理を行う移動体通信手段と、
    前記端末装置との間で前記データ通信信号、前記音声通信信号、セッション確立信号、セッション開放要求、呼出し音信号、及び前記呼出し音信号に対する通話開始応答信号の無線処理を行う近距離通信手段と、
    前記移動体通信手段と前記近距離通信手段を制御して、前記端末装置との間の前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間でデータ通信中に前記基地局から送信される前記音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記音声着信呼出し信号を受信した時に、前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を前記端末装置へ送信することにより前記データ通信中に音声着信呼出し信号があったことを前記端末装置に通知し、前記基地局へ前記データ通信の前記一時切断信号を送信し、前記端末装置との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、前記端末装置へ前記呼出し音信号を送信して、前記呼出し音信号に対して前記端末装置から送信される前記通話開始応答信号を受信し、前記基地局へ前記音声着信呼出し信号に対する着信応答信号を送信し、前記端末装置との間で音声通信を行う制御手段とを
    具備することを特徴とする通信システムの移動局。
  9. 前記制御手段は更に、
    前記音声通信が終了すると、前記端末装置との間で音声通信サービスのセッション開放を行うと共に、前記基地局へ音声通信切断信号を送信し、
    前記端末装置との間で前記近距離無線通信による前記データ通信サービスのセッション確立を行い、
    前記基地局へデータ通信再開信号を送信し、
    前記端末装置との間で前記一時切断していたデータ通信を再開することを特徴とする請求項8に記載の通信システムの移動局。
  10. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムの前記端末装置であって、
    前記移動局との間でデータ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求、通話開始応答信号の無線処理を行う近距離通信手段と、
    前記近距離通信手段を制御して、前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記移動局との間のデータ通信中に前記移動局から送信される前記セッション開放要求の有無をチェックし、前記セッション開放要求を受信した場合、前記データ通信中の音声着信呼出し信号があったと判断して前記移動局との間で前記近距離無線による音声通信サービスのセッション確立し、前記移動局から送信された呼出し音信号を受信すると前記通話開始応答信号を前記移動局へ送信して音声通信を行なう制御手段とを
    具備することを特徴とする通信システムの端末装置。
  11. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムの制御方法であって、
    前記移動局は次の(a)〜(d)を実行し、
    (a)前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、
    (b)前記端末装置との間のデータ通信中に前記基地局から送信される音声着信呼出し信号の有無をチェックし、
    (c)前記端末装置との間のデータ通信中に前記端末装置から送信される前記データ通信サービスのセッション開放要求をチェックし、
    (d)前記セッション開放要求を受信し、かつ、前記音声着信呼出し信号がすでにあった場合、前記データ通信中に音声着信呼出しが前記端末装置で認識されたと判断し、
    前記端末装置は次の(e)〜(g)を実行する。
    (e)前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、
    (f)前記移動局との間のデータ通信中に前記データ通信の完了チェック及び音声着信応答キー入力のチェックを行い、
    (g)前記チェックの結果が、前記データ通信が完了していない状態で、かつ、前記音声着信応答キー入力があった場合、前記データ通信中に前記音声着信呼出しがあったと判断して、前記移動局へ前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を送信する。
  12. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムの制御方法であって、
    前記移動局は以下の(a)〜(i)を実行し、
    (a)前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、
    (b)前記端末装置との間のデータ通信中に、前記基地局から送信される音声着信呼出し信号の有無をチェックし、
    (c)前記端末装置との間のデータ通信中に、前記端末装置から送信される前記データ通信サービスのセッション開放要求をチェックし、
    (d)前記セッション開放要求を受信した時に、前記音声着信呼出し信号がすでにあった場合、前記データ通信中に音声着信呼出しが前記端末装置で認識されたと判断し、
    (e)前記基地局へ前記データ通信の一時切断信号を送信し、
    (f)前記端末装置との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、
    (g)前記端末装置へ呼出し音信号を送信して、前記呼出し音信号に対して前記端末装置から送信される通話開始応答を受信し、
    (h)前記基地局へ前記音声着信呼出し信号に対する着信応答を送信し、
    (i)前記端末装置との間で音声通信を行い、
    前記端末装置は以下の(j)〜(o)を実行する。
    (j)前記移動局との間de前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行って、データ通信を行い、
    (k)前記移動局との間のデータ通信中に前記データ通信の完了チェック及び音声着信応答キー入力のチェックを行い、
    (l)前記チェックで前記データ通信が完了していない状態で、かつ、前記音声着信応答キー入力があった場合、前記データ通信中に前記音声着信呼出し信号があったと判断して、前記移動局へ前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を送信し、
    (m)前記移動局との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、
    (n)前記移動局から前記呼出し音信号を受信して、前記呼出し音信号に対して前記移動局へ通話開始応答を送信し、
    (o)前記移動局との間で音声通信を行う。
  13. 前記請求項12に記載の通信システムの制御方法であって、
    前記移動局は更に以下の(p)〜(s)を実行し、
    (p)前記音声通信が終了すると、前記端末装置との間で音声通信サービスのセッション開放を行うと共に、前記基地局へ音声通信切断信号を送信し、
    (q)前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行い、
    (r)前記基地局へデータ通信再開信号を送信し、
    (s)前記端末装置との間で前記一時切断していたデータ通信を再開し、
    前記端末装置は更に以下の(t)〜(v)を実行する。
    (t)前記音声通信が終了すると、前記移動局との間で音声通信サービスのセッション開放を行い、
    (u)前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行い、
    (v)前記移動局との間で前記一時切断していたデータ通信を再開する。
  14. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記基地局との間でデータ通信信号及び音声着信呼出し信号の無線処理を行う移動体通信手段と、
    前記端末装置との間で前記データ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求の無線処理を行う第1の近距離通信手段と、
    前記移動体通信手段と前記第1の近距離通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間のデータ通信中に前記基地局から送信される前記音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記端末装置との間のデータ通信中に前記端末装置から送信される前記データ通信サービスの前記セッション開放要求をチェックし、前記セッション開放要求を受信し、かつ、前記音声着信呼出し信号がすでにあった場合、前記データ通信中に音声着信呼出しが前記端末装置で認識されたと判断する第1の制御手段とを具備し、
    前記端末装置は、
    前記移動局との間で前記データ通信信号、前記セッション確立信号、及び前記セッション開放要求の無線処理を行う第2の近距離通信手段と、
    前記第2の近距離通信手段を制御して、前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記移動局との間のデータ通信中に前記データ通信の完了チェック及び音声着信応答キー入力のチェックを行い、前記データ通信が完了していない状態で、かつ、前記音声着信応答キー入力があった場合、前記データ通信中の音声着信呼出しがあったと判断して、前記移動局へ前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を送信する第2の制御手段とを具備する
    ことを特徴とする通信システム。
  15. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続される端末装置とを有する通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記基地局との間でデータ通信信号、音声通信信号、音声着信呼出し信号、データ通信一時切断信号、及び前記音声着信呼出し信号に対する着信応答信号の無線処理を行う移動体通信手段と、
    前記端末装置との間で前記データ通信信号、前記音声通信信号、セッション確立信号、セッション開放要求、呼出し音信号、及び前記呼出し音信号に対する通話開始応答信号の無線処理を行う第1の近距離通信手段と、
    前記移動体通信手段と前記第1の近距離通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間のデータ通信中に前記基地局から送信される前記音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記端末装置との間のデータ通信中に前記端末装置から送信される前記データ通信サービスの前記セッション開放要求をチェックし、前記セッション開放要求を受信し、かつ、前記音声着信呼出し信号がすでにあった場合、前記データ通信中の音声着信呼出しが前記端末装置で認識されたと判断し、前記基地局へ前記データ通信の前記一時切断信号を送信し、前記端末装置との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、前記端末装置へ前記呼出し音信号を送信して、前記呼出し音信号に対応して前記端末装置から送信される前記通話開始応答信号を受信し、前記基地局へ前記音声着信呼出し信号に対する着信応答を送信し、前記端末装置との間で音声通信を行う第1の制御手段とを具備し、
    前記端末装置は、
    前記移動局との間で前記データ通信信号、前記音声通信信号、前記セッション確立信号、前記セッション開放要求、前記呼出し音信号、及び前記呼出し音信号に対する通話開始応答信号の無線処理を行う第2の近距離通信手段と、
    前記第2の近距離通信手段を制御して、前記移動局との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記移動局との間のデータ通信中に前記データ通信の完了チェック及び音声着信応答キー入力のチェックを行い、前記データ通信が完了していない状態で、かつ、前記音声着信応答キー入力があった場合、前記データ通信中に前記音声着信呼出し信号があったと判断して、前記移動局へ前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を送信し、前記移動局との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、前記移動局から前記呼出し音信号を受信して、前記呼出し音信号に対して前記移動局へ前記通話開始応答信号を送信し、前記移動局との間で音声通信を行う第2の制御手段とを具備する
    ことを特徴とする通信システム。
  16. 前記移動局の前記第1の制御手段は更に、
    前記音声通信が終了すると、前記端末装置との間で音声通信サービスのセッション開放を行うと共に、前記基地局へ音声通信切断信号を送信し、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行い、前記基地局へデータ通信再開信号を送信し、前記端末装置との間で前記一時切断していたデータ通信を再開し、
    前記端末装置の前記第2の制御手段は、
    前記音声通信が終了すると、前記移動局との間で音声通信サービスのセッション開放を行い、前記移動局との間の前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行い、前記移動局との間で前記一時切断していたデータ通信を再開することを特徴とする請求項15に記載の通信システム。
  17. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続された移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムの前記移動局であって、
    前記基地局との間でデータ通信信号及び音声着信呼出し信号の無線処理を行う移動体通信手段と、
    前記端末装置との間で前記データ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求の無線処理を行う近距離通信手段と、
    前記移動体通信手段と前記近距離通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間のデータ通信中に前記基地局から送信される前記音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記端末装置との間のデータ通信中に前記端末装置から送信される前記データ通信サービスの前記セッション開放要求をチェックし、前記セッション開放要求を受信し、前記音声着信呼出し信号がすでにあった場合、前記データ通信中の前記音声着信呼出し信号が前記端末装置で認識されたと判断する制御手段とを
    具備することを特徴とする通信システムの移動局。
  18. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムの前記移動局であって、
    前記基地局との間でデータ通信信号、音声通信信号、音声着信呼出し信号、データ通信一時切断信号、及び前記音声着信呼出しに対する着信応答信号の無線処理を行う移動体通信手段と、
    前記端末装置との間で前記データ通信信号、前記音声通信信号、セッション確立信号、セッション開放要求、呼出し音信号、及び前記呼出し音信号に対する通話開始応答信号の無線処理を行う近距離通信手段と、
    前記移動体通信手段と前記近距離通信手段を制御して、前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記端末装置との間のデータ通信中に前記基地局から送信される前記音声着信呼出し信号の有無をチェックし、前記端末装置との間のデータ通信中に前記端末装置から送信される前記データ通信サービスの前記セッション開放要求をチェックし、前記セッション開放要求を受信し、前記音声着信呼出し信号がすでにあった場合、前記データ通信中の前記音声着信呼出し信号が前記端末装置で認識されたと判断して前記基地局へ前記データ通信の前記一時切断信号を送信し、前記端末装置との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、前記端末装置へ前記呼出し音信号を送信して、前記呼出し音信号に対して前記端末装置から送信される前記通話開始応答信号を受信し、前記基地局へ前記音声着信呼出し信号に対する着信応答信号を送信し、前記端末装置との間で音声通信を行う制御手段とを
    具備することを特徴とする通信システムの移動局。
  19. 前記制御手段は更に
    前記音声通信が終了すると、前記端末装置との間で音声通信サービスのセッション開放を行うと共に、前記基地局へ音声通信切断信号を送信し、
    前記端末装置との間で前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行い、
    前記基地局へデータ通信再開信号を送信し、
    前記端末装置との間で前記一時切断していたデータ通信を再開することを特徴とする請求項18に記載の通信システムの移動局。
  20. 移動通信システムの基地局と無線通信で接続される移動局と、この移動局と近距離無線通信で接続された端末装置とを有する通信システムの前記端末装置であって、
    前記移動局との間でデータ通信信号、セッション確立信号、及びセッション開放要求、通話開始応答信号の無線処理を行う近距離通信手段と、
    前記近距離通信手段を制御して、前記移動局との間の前記近距離無線通信によるデータ通信サービスのセッション確立を行ってデータ通信を行い、前記移動局との間のデータ通信中に前記データ通信の完了チェック及び音声着信応答キー入力のチェックを行い、前記データ通信が完了していない状態で、かつ、前記音声着信応答キー入力があった場合、前記データ通信中の音声着信呼出しがあったと判断して前記移動局へ前記データ通信サービスの前記セッション開放要求を送信し、前記移動局との間で前記近距離無線通信による音声通信サービスのセッション確立を行い、前記移動局から呼出し音信号を受信して、前記呼出し音信号に対して前記移動局へ前記通話開始応答信号を送信し、前記移動局との間で音声通信を行う制御手段とを
    具備することを特徴とする通信システムの端末装置。
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