JPH11317551A - 圧電素子の充放電のための方法及び装置 - Google Patents

圧電素子の充放電のための方法及び装置

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JPH11317551A
JPH11317551A JP11032752A JP3275299A JPH11317551A JP H11317551 A JPH11317551 A JP H11317551A JP 11032752 A JP11032752 A JP 11032752A JP 3275299 A JP3275299 A JP 3275299A JP H11317551 A JPH11317551 A JP H11317551A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電素子の充放電が求めに応じていつでも迅
速かつ十分に実行できるように改善を行うこと。 【解決手段】 圧電素子を充電する充電電流ないし圧電
素子を放電する放電電流を、圧電素子のキャパシタンス
の考慮下で設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電素子の充放電
のための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる圧電素子は、例えばアク
チュエータや調整部材などに利用される圧電素子であ
る。この種の圧電素子は、印加される電圧に依存して既
知の量だけ圧縮したり伸張したりする特性を有している
のでそのような目的に用いられている。
【0003】圧電素子を用いた調整部材の具体的な実現
は、特に該当する調整部材が迅速に及び/又は頻繁に稼
働させられるべき場合には有利であることがわかってい
る。
【0004】とりわけこの圧電素子をアクチュエータと
して内燃機関の燃料噴射ノズルのもとで使用することは
特に有利であることが判明している。この圧電素子の燃
料噴射ノズルへの適用性については例えば欧州特許出願
EP 0 371 469 B1 明細書又は欧州特許出願 EP 0 379 1
82 B1 明細書が参照される。
【0005】圧電素子は既に前述したように、そのつど
の充電状態ないしはそこに設定されるか又は印加された
電圧に応じて圧縮や伸張を生じる容量性の負荷である。
【0006】この圧電素子の充放電は、例えばコイルな
どのような誘導特性を有する構成要素を介して行われ
る。この場合このコイルはまず、充電の際に発生する充
電電流と放電の際に発生する放電電流を制限するために
用いられる。そのような装置は図7に示されている。
【0007】この充電ないし放電すべき圧電素子は図7
中に符号101で表されている。これは、充電スイッチ
102を介して閉成可能な充電電流回路と放電スイッチ
106を介して閉成可能な放電電流回路の構成要素であ
る。この場合充電電流回路は、充電スイッチ102とダ
イオード103と充電コイル104からなる直列回路
と、圧電素子101と、電源105とで構成されてお
り、また放電電流回路は、放電スイッチ106とダイオ
ード107と放電コイル108からなる直列回路と、圧
電素子101とで構成されている。
【0008】前記充電電流回路のダイオード103は、
圧電素子が放電した電流がこの充電電流回路に流れない
ようにするためのものである。このダイオード103と
充電スイッチ102は、共に半導体スイッチで実現可能
である。
【0009】前記放電電流回路のダイオード107は、
圧電素子を充電する電流がこの放電電流回路に流れない
ようにするためのものである。このダイオード107と
放電スイッチ106も共に、前記ダイオード103と充
電スイッチ102のように半導体スイッチで実現可能で
ある。
【0010】通常は開かれている充電スイッチ102が
閉じられた場合には、充電電流回路に充電電流が流れ、
この充電電流によって圧電素子101が充電される。圧
電素子101に蓄えられる電荷、ないしはそれによって
圧電素子に生じる電圧、及び圧電素子101の目下の外
部寸法は、圧電素子の充電の後も実質的に不変に維持さ
れる。
【0011】同じように通常は開かれている放電スイッ
チ106が閉じられた場合には、放電電流回路に放電電
流が流れ、この放電電流によって圧電素子101が放電
される。圧電素子101の充電状態ないしはそれによっ
て圧電素子に生じた電圧、及び圧電素子101の目下の
外部寸法は、圧電素子の放電の後も実質的に不変に維持
される。
【0012】この図7に示されている装置によれば、比
較的少ないコストで圧電素子101の充放電が可能であ
る。
【0013】いずれにせよこの装置やその他の圧電素子
充放電のための装置のもとでは、充放電の後の圧電素子
の充電状態、及び/又は所定の充電状態を達成するため
の所要の圧電素子充放電期間が、いつでもどこでも正確
に所望の値になるように充放電を実行することが未だに
達成できないままである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べたような圧電素子の充放電のための方法及び装置
において、圧電素子の充放電が求めに応じていつでも迅
速かつ十分に実行できるように改善を行うことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によ
り、圧電素子を充電する充電電流ないし圧電素子を放電
する放電電流を、圧電素子のキャパシタンスの考慮下で
設定するようにして解決される。
【0016】また前記課題は本発明により、圧電素子を
充電する充電電流ないし圧電素子を放電する放電電流
を、圧電素子のキャパシタンスの考慮下で設定できるよ
うに構成された開ループ制御装置又は閉ループ制御装置
が設けられている構成によって解決される。
【0017】それにより、圧電素子の充放電の範囲や速
度に対する圧電素子キャパシタンスの変化、変動、許容
偏差の影響が解消される。このことは非常に意味があ
る。なぜなら、圧電素子のキャパシタンスとそれに伴う
圧電素子充放電の際に生じる電圧、ないしは所定の充電
に達するための所要の圧電素子充放電期間、及び充放電
によって作用する圧電素子の長さ変化が種々の要因(例
えば温度、圧電素子からもたらされる応力、圧電素子の
経年劣化など)に大きく依存しているからである。この
ような依存性の解消によって、充放電の後の圧電素子の
充電状態、及び/又は所定の充電状態に達するための所
要の圧電素子充放電期間が、いつでもどこでも正確に所
望の値になることが達成される。
【0018】このことは2つの観点から有利であること
がわかっている。すなわち一方では、圧電素子によって
該圧電素子を含んだシステムが常に正確に同じように励
振されるためであり、他方ではそれによって圧電素子を
含んだシステムが圧電素子の望ましい動きの経過からの
偏差(過度に迅速か過度に緩慢な及び/又は過度に大き
いか過度に少ない伸張ないし圧縮)に基づいて振動に置
き換えられることが回避されるからである。
【0019】本発明の別の有利な構成例は従属請求項に
記載されている。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づき以下の
明細書で詳細に説明する。
【0021】以下の明細書でその充放電を詳細に説明す
る圧電素子は、例えば内燃機関の燃料噴射ノズル(特に
いわゆるコモンレールインジェクションシステム)にお
けるアクチュエータとして使用可能である。しかしなが
らこれはこの種の圧電素子の使用領域の限定を意味する
ものではない。基本的にこの圧電素子は任意の装置に任
意の目的で使用することのできるものである。
【0022】本発明の実施例では圧電素子は、充電に対
する応動の中では伸張し、放電に対する応動の中では圧
縮することを前提としている。しかしながら本発明はこ
れとは反対の場合でももちろん適用可能である。
【0023】本発明の方法及び装置では、特に、圧電素
子を充電する充電電流と圧電素子を放電する放電電流が
圧電素子のキャパシタンスの考慮のもとで設定されるこ
とで際だっている。
【0024】設定可能な充放電電流を備えた、圧電素子
充放電のための装置は図1に示されており、以下で詳細
に説明する。
【0025】充電に対する圧電素子は図1において符号
1が付されている。
【0026】図1のaに示されているように、圧電素子
1の1つの端子は永続的にアースに接続されており(電
源の第1の極にも接続されている)、圧電素子の別の端
子は(充電コイルとしても放電コイルとしても作用す
る)コイル2と、充電スイッチ3及びダイオード4から
なる並列回路とを介して電源の第2の極に接続されてい
る。さらに圧電素子は、コイル2と、放電スイッチ5及
びダイオード6からなる並列回路を介して電源の第1の
極と接続されている。
【0027】電源はバッテリ7(例えば自動車用バッテ
リ)と、これに後置接続されている直流電圧変換器8
と、これに後置接続されているバッファコンデンサとし
て用いられるコンデンサ9からなる。この配置構成によ
ってバッテリ電圧(例えば12V)は、実質的に任意の
別の直流電圧に変換され供給電圧として出力される。
【0028】別の有利な実施形態は図1のbに示されて
いる。既に図1のaに示されている構成要素に相応する
要素には同じ符号が付されている。この実施形態ではス
イッチ3,5と圧電素子の間に、フィルタ手段10とダ
イオード20が配設されている。このダイオード20の
アノードは、圧電素子1の一方の端子に接続されてい
る。ダイオード20のカソードは、コイル2に接続され
ている。フィルタ手段10は一方ではダイオード20の
2つの端子に接続され、他方ではダイオード6の2つの
端子に接続されている。
【0029】出力段の出力側に接続されたフィルタ手段
は、電流経過と電圧経過の平滑化のために用いられる。
これによって電流と電圧の経過は、振動回路制御に相応
して生じる。それにより電磁障害は最小にされる。充電
スイッチ3及び/又は放電スイッチ5の差段の際に生じ
る電流経過のピークは、これによって平滑化される。
【0030】ダイオード20は、保護機能を有してい
る。このダイオード20は、圧電素子に損傷を与える負
の電圧を回避させる。
【0031】図示の実施形態では、フィルタ手段20
は、コイル2と直列に接続されたインダクタンスであ
る。さらに1つのキャパシタンス11がダイオード20
ないし6に並列に接続されている。
【0032】簡単な実施形態では、インダクタンス12
を省くことも可能である。これはダイオード20に対し
ても当てはまる。
【0033】構成素子の数は、コイル2とインダクタン
ス12を1つの構成ユニットで形成すること、つまり中
央タップを備えた1つのコイルのみを設けることによっ
て節約することも可能である。
【0034】圧電素子1の充放電は、図示の実施例では
クロック制御されて行われる。つまり充電スイッチ3と
放電スイッチ5は、充放電過程の間繰返しオンオフされ
る。
【0035】その際に設定される関係は、以下の明細書
で図2〜図5に基づいて説明する。この場合図2と図3
は圧電素子1の充電に関し、図4と図5は圧電素子1の
放電に関する。
【0036】充電スイッチ3と放電スイッチ5は、圧電
素子1の充放電が行われていない限り開かれている。こ
の状態では図1に示されている回路は定常的な状態にあ
る。すなわち圧電素子1は、その充電状態を実質的に不
変に維持し、電流は流れていない。
【0037】圧電素子1の充電の開始と共に、充電スイ
ッチ3はオンオフを繰り返し、放電スイッチ5は開かれ
たままである。
【0038】充電スイッチ3の閉成のもとでは図2に示
されているような関係が生じる。すなわち圧電素子1と
コンデンサ9とコイル2の直列回路からなる閉ループ電
流回路が形成される。この場合図2に矢印で示されてい
るような電流iLE(t)が流れる。この電流通流は、コイ
ル2にエネルギーを蓄えるように作用する。その際コイ
ル2へのエネルギーの流れは、コンデンサ9と圧電素子
1の間の正の電位差によって生じる。
【0039】充電スイッチ3の閉成後に起きる短時間
(例えば数μs)の該スイッチの開放のもとでは図3に
示されたような関係が生じる。すなわち圧電素子1とダ
イオード6とコイル2の直列回路からなる閉ループ電流
回路が形成される。この場合図3に矢印で示されている
ような電流iLA(t)が流れる。この電流通流はコイル2
に蓄えられたエネルギーが完全に圧電素子1に流れるよ
うに作用する。
【0040】この圧電素子へのエネルギー供給に相応し
て、これに生じる電圧とその外寸法は高められる。コイ
ル2から圧電素子1へのエネルギー伝送の行われた後で
は、再び既に図1で説明したような回路の定常状態に達
する。
【0041】(充電過程の所望の時間的経過に応じて)
その直後で又は既に事前にあるいはしばらく後で充電ス
イッチ3は新たに閉成され再び開放される。この場合前
述したような過程が再び繰り返される。充電スイッチ3
の新たなオンオフは、圧電素子1に蓄えられるエネルギ
ーを増加させ(この場合圧電素子に既に蓄えられている
エネルギーと新たに供給されたエネルギーは加算され
る)、それに応じて圧電素子1に生じる電圧とその外寸
法も増加する。
【0042】前述したような充電スイッチ3のオンオフ
の多数回の繰返しによって、圧電素子に生じる電圧と圧
電素子の伸張は段階的に上昇する(これに対しては以下
で詳細に説明する図6の特性曲線Aが参照される)。
【0043】充電スイッチ3が所定の期間及び/又は所
定の回数オンオフされるか、及び/又は圧電素子1が所
望の充電状態に達した場合には、圧電素子の充電は充電
スイッチ3の開放によって終了される。
【0044】圧電素子1が再び放電されるべき場合に
は、放電スイッチ5のオンオフの繰返しによってこれが
行われる。その際充電スイッチ3は開かれたまま維持さ
れる。
【0045】放電スイッチ5の閉成のもとでは図4に示
されているような関係が生じる。すなわち圧電素子1と
コイル2の直列回路からなる閉ループ電流回路が形成さ
れる。この場合図中矢印で示されているような電流iEE
(t)が流れる。この電流通流は、圧電素子に蓄えられて
いるエネルギー(の一部)がコイル2に伝送されるよう
に作用する。この圧電素子1からコイル2へのエネルギ
ー伝送に相応して圧電素子に生じる電圧とその外寸法は
低減する。
【0046】放電スイッチ5の閉成後に起きる短時間
(例えば数μs)の該スイッチの開放のもとでは図5に
示されたような関係が生じる。すなわち圧電素子1とコ
ンデンサ9とダイオード4とコイル2の直列回路からな
る閉ループ電流回路が形成される。この場合図中に矢印
で示されているような電流iEA(t)が流れる。この電流
通流はコイル2に蓄えられたエネルギーが完全にコンデ
ンサ9にフィードバックされるように作用する。コイル
2からコンデンサ9へのエネルギー伝送の行われた後で
は、再び既に図1で説明したような回路の定常状態に達
する。
【0047】(放電過程の所望の時間的経過に応じて)
その直後で又は既に事前にあるいはしばらく後で放電ス
イッチ5は新たに閉成され再び開放される。この場合前
述したような過程が再び繰り返される。この放電スイッ
チ5の新たなオンオフは、圧電素子1に蓄えられるエネ
ルギーをさらに低減させ、それに応じて圧電素子1に生
じる電圧とその外寸法も同様に低減する。
【0048】前述したような放電スイッチ5のオンオフ
の多数回の繰返しによって、圧電素子に生じる電圧と圧
電素子の伸張は段階的に低減する(これに対しては図6
の特性曲線Aが参照される)。
【0049】放電スイッチ5が所定の期間及び/又は所
定の回数オンオフされるか、及び/又は圧電素子1が所
望の放電状態に達した場合には、圧電素子の放電は放電
スイッチ5の開放によって終了される。
【0050】充電と放電の経過の規模は、充電スイッチ
3と放電スイッチ5のオンオフの頻度と持続時間によっ
て定められる。このことは図1に示されている装置にの
み当てはまるのではなく、圧電素子の同じ様な充放電が
実施可能な全ての装置に当てはまる。この場合の装置と
は、実質的には1つ又は複数の圧電素子のクロック制御
された充放電に適したものでもある。
【0051】次に図7による、圧電素子のクロック制御
された充放電に対して構成されていない装置に着目する
ものとする。この装置では充放電コイルは、詳細には圧
電素子と共働するように形成されたLC直列振動回路の
誘導素子として作用する。この場合この誘導素子のイン
ダクタンスと、圧電素子のキャパシタンスは単独で経過
を定め、充放電の範囲を定める(この場合そのつどの第
1の振動回路振動の第1の電流半波によってのみ充放電
され得る、というのも振動回路のさらなる振動は充電電
流回路と放電電流回路に含まれるダイオードによって阻
止されるからである)。
【0052】これとは異なってクロック制御された充放
電に対して構成された装置では(例えば図1による形式
の装置)、コイル(又はその他の誘導特性を有する素
子)がエネルギーの中間蓄積器として用いられる。これ
は電流源(充電の場合)ないしは圧電素子(放電の場
合)から交互に供給される電気エネルギーを(磁気エネ
ルギーの形態で)蓄え、相応のスイッチ操作によって蓄
えられたエネルギーが電気エネルギーの形で圧電素子
(充電の場合)ないしは他のエネルギー蓄積器又は電気
的負荷(放電の場合)に、送出される。その際エネルギ
ーの蓄積とエネルギーの送出の時点及び持続時間(並び
にそれに伴う範囲)はスイッチ操作によって定められ
る。
【0053】それにより、圧電素子は、任意の数、任意
の大きさ、任意の時間間隔の順次連続する段階にて所望
のように充放電される。
【0054】圧電素子が所定の平均充電電流ないし放電
電流によって所定の電圧にもたらされるようにスイッチ
を繰り返しオンオフさせることによって、圧電素子の充
放電をこれらを考慮しながら、容易に個々の交番関係に
適合できるように実施可能である。
【0055】充電スイッチ3と放電スイッチ5の操作は
図1には示されていない開ループ又は閉ループ制御装置
によって行われる。この開ループ又は閉ループ制御装置
は、この種の充電スイッチ3と放電スイッチ5のオンオ
フを実施し、それによって充電すべきないし放電すべき
圧電素子が、所定の平均(充放電)電流の維持のもとで
所定の電圧にもたらされる。
【0056】それに対して充電スイッチ3ないし放電ス
イッチ5は所定の時点でオンオフされる。この場合、各
スイッチが閉成されている時間と、開かれている時間
は、同じが又は種々異なる長さであってもよい。そして
そのつどの充放電過程内では任意の変更可能である。
【0057】その際設定されるべき充放電電流は、本発
明の実施例では充放電すべき圧電素子のキャパシタンス
の考慮のもとで定められる。但しこの場合充電電流と放
電電流は、そのつどの充放電過程の間実質的に一定に維
持される。しかしながら場合によっては所要の充放電電
流の変更が、必要に応じて充放電過程の間に実施されて
もよい。
【0058】充放電電流の変更を左右する圧電素子のキ
ャパシタンスは、当該実施例では直接測定されるのでは
なく、圧電素子を充放電のもとで伸張ないし圧縮させる
ための規模に関して定められる。その際、圧電素子の充
放電によって引き起こされるその長さ変化が圧電素子の
充放電によってそこに生じる電圧に比例していること
と、この所定の電流による所定の期間の充放電の際に圧
電素子に生じる電圧は、実質的に圧電素子のキャパシタ
ンスに専ら依存するという事実が用いられる。
【0059】圧電素子の長さ変化と、圧電素子に生じる
電圧と、圧電素子のキャパシタンスの関係は、数学的に
以下の式によって表される。
【0060】Δl=d33*u=d33*(1/Cp)*in*tn この場合前記Δlは圧電素子における長さ変化、前記d
33はピエゾ充電定数、前記uは圧電素子に生じる電圧、
前記Cpは圧電素子のキャパシタンス、前記inは目下の
(放電)充電過程のもとでの(放電)充電電流、前記t
nは目下の(放電)充電過程のもとでの(放電)充電時
間を表している。
【0061】圧電素子の充放電の際に所定の充放電電流
によって所定の時間経過後に圧電素子が達成する長さ変
化が、目標値に相応していない場合には、目標値と実際
値の偏差から補正係数が算出され、この補正係数と利用
されている充放電電流が乗算されなければならない。こ
れは目標長さ変化を達成するために圧電素子に所定時間
充放電される電流を求めるためである。使用すべき充電
電流又は放電電流はもちろん相応のテーブルを参照する
か、その他の手法で求めてもよい。充放電電流における
過度に大きな跳躍的現象を回避するために、減衰係数及
び/又は閾値を補正係数及び/又は充放電電流に対して用
いてもよい。
【0062】さらにもっと簡単には、充放電電流の圧電
素子キャパシタンスへの適合化を圧電素子の長さ変化に
基づかせるのではなく、所定の電圧を生じさせるのに圧
電素子が充放電されなければならない時間に基づかせて
行ってもよい。所定の電圧をもたらすために、次の
(n)回目の充放電過程の際に圧電素子に所定の時間充
放電させるべき電流inを求める上で、(n−1)回目
の充放電過程の際に利用される電流in-1に乗算させる
べき補正係数は、以下の式から得られる。
【0063】(tn-1)/(tsoll) この場合前記tn-1は、所定の電圧をもたらすために、
圧電素子が電流in-1で充放電されるべき期間を表し、
前記tsollはこの期間の経過後に圧電素子が充放電のも
とで所定の電圧にもたらされるべき時間を表している。
すなわちn回目の充放電過程のもとで利用すべき充放電
電流inは以下の式によって算出される。
【0064】in=in-1*[(tn-1)/(tsoll)] ここでももちろん減衰係数や閾値が補正係数及び/又は
充放電電流に対して設けられてもよい。
【0065】所定の電圧達成に必要とされる期間に基づ
いた充放電電流の、充電すべき又は放電すべき圧電素子
のキャパシタンスへの適合化は、圧電素子の長さ変化に
基づいた適合化よりも容易である。なぜなら電圧と時間
の測定は、圧電素子の電圧と時間の測定よりも簡単だか
らである。
【0066】何に対して適合化が基づかれているかに依
存することなく、圧電素子に所定期間の間の充放電によ
って所定の長さ変化を生じさせることを達成することは
可能である。このことは非常に有利である。なぜなら 1)圧電素子はこれを含むシステムを常時正確に同じだ
け励振し、 2)それによって、圧電素子を含むシステムが圧電素子
の所望の動き経過からの偏差(過度に迅速な又は過度に
緩慢な伸張/圧縮、及び/又は過度に大きい又は過度に少
ない伸張/圧縮)に基づいて振動に置き換えられるから
である。
【0067】そのように決定された充放電電流を実際に
流すことは、開ループ制御装置又は閉ループ制御装置に
よって達成される。この場合の電流通流は、開ループ制
御でも閉ループ制御でも相応の頻度と長さの充/放電ス
イッチのオンオフによって設定される。
【0068】結果においては開ループ制御でも閉ループ
制御でも図6に示されている例のような圧電素子の充放
電に至る。すなわちこの図6においては、 −符号Aで示されている特性曲線は圧電素子に生じた電
圧の経過を表しており、 −符号Bで示されている特性曲線は圧電素子に充放電さ
れた充電電流ないし放電電流の経過を表しており、 −符号Cで示されている特性曲線は充電スイッチのスイ
ッチング状態を表したものであり、 −符号Dで示されている特性曲線は放電スイッチのスイ
ッチング状態を表したものである。
【0069】図示のように繰り返し実施された充電スイ
ッチのオンオフ(特性曲線C)からは、振動はしている
が平均して一定している大きさの充電電流(特性曲線
B)が生じる。この電流によって図示のように圧電素子
に平均して均一な所定の終値まで上昇する電圧が生じる
(特性曲線A)。また図示のように繰り返し実施された
放電スイッチのオンオフ(特性曲線D)からは、振動は
しているが平均して一定している大きさの放電電流(特
性曲線B)が生じる。この電流によって図示のように圧
電素子に平均して均一な所定の終値まで下降する電圧が
生じる(特性曲線A)。
【0070】平均の充放電電流も、圧電素子の充放電に
よって生じる電圧も図示の実施例では可変であり、圧電
素子のキャパシタンスに依存するだけでなく、付加的
に、燃料噴射過程毎に噴射される燃料量やエンジン回転
数、コモンレールの圧力又はエンジン温度にも依存して
定められる。
【0071】さらなる実施形態のもとでは圧電素子1の
充放電が他段階の制御によって行われる。すなわち充電
スイッチ3ないし放電スイッチ5は、充電ないし放電過
程期間中に数度に亘ってオンオフされる。図示の実施形
態では二段階の制御が行われている。すなわち充電スイ
ッチ3ないし放電スイッチ5はそれぞれ2回制御されて
いる。すなわち図8においては、 −符号Aで示されている特性曲線は圧電素子に生じた電
圧の経過を表しており、 −符号Bで示されている特性曲線は圧電素子に充放電さ
れた充電電流ないし放電電流の経過を表しており、 −符号Cで示されている特性曲線は充電スイッチのスイ
ッチング状態を表したものであり、 −符号Dで示されている特性曲線は放電スイッチのスイ
ッチング状態を表したものである。
【0072】図示のように充電スイッチの2回のオンオ
フ(特性曲線C)からは、2回上昇し下降する充電電流
(特性曲線B)が生じる。この電流によって図示のよう
に圧電素子に二段階で所定の終値まで上昇する電圧が生
じる(特性曲線A)。また図示のように放電スイッチの
2回のオンオフ(特性曲線D)からは、2回下降し上昇
する放電電流(特性曲線B)が生じる。この電流によっ
て図示のように圧電素子に二段階で所定の終値まで下降
する電圧が生じる(特性曲線A)。
【0073】前記充放電電流も、個々の制御の持続時間
も、圧電素子の充放電によって生じる電圧も図示の実施
例では可変であり、圧電素子のキャパシタンスに依存す
るだけでなく、付加的に、燃料噴射過程毎に噴射される
燃料量やエンジン回転数、コモンレールの圧力又はエン
ジン温度にも依存して定められる。
【0074】これらの構成素子は次のように設計仕様さ
れる。すなわち所望の電圧レベルがそのつどのスイッチ
ング過程によって達成されるように設計仕様される。そ
れによりスイッチング過程の数も低減できる。これによ
り定常的な電圧経過の他にも電磁障害とスイッチングロ
スが僅かになる。
【0075】さらに出力スイッチの制御も著しく簡単に
なり、スイッチング時間の複雑な計算も省くことができ
る。
【0076】前述した本発明による方法及び装置によれ
ば、それらの実際の実現に要する個々の単位に依存する
ことなく、圧電素子の充放電があらゆる状況のもとでも
所望のように迅速かつ十分に実施できることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】a及びbは設定可能な充放電電流を有する圧電
素子の充放電のための2つの装置をそれぞれ示した図で
ある。
【図2】図1による装置中の第1の充電フェーズ(充電
スイッチ3の閉成)の間に生じる特性を説明するための
図である。
【図3】図1による装置中の第2の充電フェーズ(充電
スイッチ3の再開放)の間に生じる特性を説明するため
の図である。
【図4】図1による装置中の第1の放電フェーズ(放電
スイッチ5の閉成)の間に生じる特性を説明するための
図である。
【図5】図1による装置中の第2の放電フェーズ(放電
スイッチ5の再開放)の間に生じる特性を説明するため
の図である。
【図6】図1による装置の作動の際に生じる電圧と電流
の経過を時間的に示した図である。
【図7】従来形の圧電素子の充放電のための装置を示し
た図である。
【図8】図1による装置の作動の際に生じる電圧と電流
の経過を時間的に示した図である。
【符号の説明】
1 圧電素子 2 コイル 3 充電スイッチ 4 ダイオード 5 放電スイッチ 6 ダイオード 7 バッテリ 8 直流電圧変換器 9 コンデンサ 10 フィルタ手段 11 キャパシタンス 12 インダクタンス 20 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレクサンダー ホック ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト ク ニットリンガー シュトラーセ 1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子(1)の充放電のための方法に
    おいて、 圧電素子を充電する充電電流ないし圧電素子を放電する
    放電電流を、圧電素子のキャパシタンスの考慮下で設定
    することを特徴とする、圧電素子の充放電のための方
    法。
  2. 【請求項2】 前記充電電流ないし放電電流を、圧電素
    子(1)の目下のキャパシタンスの考慮下で変更する、
    請求項1記載の圧電素子の充放電のための方法。
  3. 【請求項3】 前記充電電流ないし放電電流を、目標値
    からの圧電素子(1)キャパシタンスの偏差を考慮して
    変更する、請求項1又は2記載の圧電素子の充放電のた
    めの方法。
  4. 【請求項4】 前記圧電素子(1)キャパシタンスの目
    標値からの偏差は、該圧電素子が充放電の際に受ける圧
    電素子の長さ変化に基づいて生じる、請求項3記載の圧
    電素子の充放電のための方法。
  5. 【請求項5】 前記圧電素子(1)キャパシタンスの目
    標値からの偏差は、該圧電素子が所定の電圧を得るため
    に充放電されるべき期間に基づいて生じる、請求項3記
    載の圧電素子の充放電のための方法。
  6. 【請求項6】 次の充電又は放電過程の際に使用すべき
    充電又は放電電流を、先行する充電又は放電過程の際に
    使用された充電又は放電電流と補正係数との乗算によっ
    て算出する、請求項1〜5いずれか1項記載の圧電素子
    の充放電のための方法。
  7. 【請求項7】 前記補正係数は、充電又は放電過程のも
    とで又は後で測定された特性量の実際値と該特性量の目
    標値との関係に基づいて算出される、請求項6記載の圧
    電素子の充放電のための方法。
  8. 【請求項8】 前記補正係数又は充電電流又は放電電流
    を、閾値又は減衰係数の適用下でその大きさ又は大きさ
    の変化において制限する、請求項6記載の圧電素子の充
    放電のための方法。
  9. 【請求項9】 前記充電電流ないし放電電流は、充電過
    程ないし放電過程の間実質的に一定に維持される、請求
    項1〜8いずれか1項記載の圧電素子の充放電のための
    方法。
  10. 【請求項10】 圧電素子(1)の充放電のための装置
    において、 圧電素子を充電する充電電流ないし圧電素子を放電する
    放電電流を、圧電素子のキャパシタンスの考慮下で設定
    できるように構成された開ループ制御装置又は閉ループ
    制御装置が設けられていることを特徴とする、圧電素子
    の充放電のための装置。
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