JPH11317495A - 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュールおよび駆動回路付絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュール - Google Patents
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュールおよび駆動回路付絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュールInfo
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- JPH11317495A JPH11317495A JP12343198A JP12343198A JPH11317495A JP H11317495 A JPH11317495 A JP H11317495A JP 12343198 A JP12343198 A JP 12343198A JP 12343198 A JP12343198 A JP 12343198A JP H11317495 A JPH11317495 A JP H11317495A
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Abstract
される絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュール
(IGBTモジュール)の構成を、駆動回路との接続部
分からノイズが侵入しない構成を得る。 【解決手段】 IGBTモジュールのエミッタ端子の側
部に駆動回路モジュールの装着スペースを設けた構成と
し、この装着スペースに回路接続端子を設けて駆動回路
モジュールを直付けして駆動回路への配線をなくし、配
線からのノイズの侵入が回避できる構成とした。
Description
置、直流チョッパ装置等に使用される絶縁ゲート型バイ
ポーラトランジスタモジュールおよび駆動回路付絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタモジュールに関するもの
である。
使用される半導体として、絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:以下
IGBTという。)を集合した絶縁ゲート型バイポーラ
トランジスタモジュール(Insulated Gate Bipolar Tra
nsistor Modules:以下IGBTモジュールという)
は、例えば、図19、図21、図22に示すものが市販
されている。図19は三菱半導体データブック1997
(大電力用半導体/スタック偏)10−9に示された
3.3kV、1.2kAのIGBTモジュールの外形
図、図20は図19の構成の接続図である。図21はE
upec社製の3.3kV、1.2kAのIGBTモジ
ュールの外形図、図22はABB社製の3.3kV、
1.2kAのIGBTモジュールの外形図である。図1
9、図21、図22の(a)は平面図、(b)は側面
図、(c)は正面図である。図において、1はコレクタ
端子、2はエミッタ端子、3は駆動回路接続用エミッタ
端子、4は駆動回路接続用ゲート端子、5は駆動回路接
続用コレクタ端子、9はモジュールの取付穴である。図
19、図21、図22のIGBTモジュールは、複数の
IGBTが図20のように接続されている。
モジュールの取付穴9の位置およびモジュールの取付穴
9に対するコレクタ端子1、エミッタ端子2および駆動
回路接続用エミッタ端子3、駆動回路接続用ゲート端子
4、および駆動回路接続用コレクタ端子5はそれぞれ同
じ位置になっており、各メーカの寸法は互換性があるよ
うに製作されている。
する場合は、駆動回路をIGBTモジュールの周囲に配
置し、IGBTモジュールの各駆動回路接続用端子へ配
線して接続する構成となる。
作させる駆動回路を一体化したものとして、例えば、図
23に示す等価回路の三菱半導体データブック1998
(パワーモジュールMOS偏)3−97に示されたIP
M(インテリジェントパワーモジュール)がある。IP
MはIGBTモジュールの機能にIGBTの駆動回路を
内蔵し、過電流、短絡、加熱および電源電圧の低下の検
知、保護、エラー信号出力機能を加えてコンパクトに構
成し、信号印加でIGBTをON、OFF動作させるこ
とができる使い勝手のよい構成となっている。
ールは上記の図19、図21、図22に示す外形寸法で
あり、このIGBTモジュールの駆動回路は離れた位置
に配置してIGBTモジュールの端子へ配線する構成と
なって配線が長くなり、長くなった配線から周囲のノイ
ズが入って誤動作することがあり、ノイズに対する配慮
を必要とすることおよび駆動回路の設置スペースが必要
であり、装置構成として大きくなる等の問題点があっ
た。また、パッケージ内にIGBTの機能と、これを駆
動する駆動回路の機能を有したIPMでは、ノイズに対
しては問題ないが、駆動条件が一定条件に設定されてい
るので、ユーザサイドでのスイッチング速度、OCレベ
ルの調整等の微調整ができない問題点があった。
されたものであり、従来のIGBTモジュールとの互換
性を確保し、駆動回路が一体に装着できるIGBTモジ
ュールを提供し、また、駆動回路をモジュール化した駆
動回路モジュールをIGBTモジュールに配線をしない
で装着でき、動作条件の調整が可能でIPMと同等の機
能を有する駆動回路付IGBTモジュールを提供するこ
とを目的とする。
るIGBTモジュールは、複数のIGBTを集合し、コ
レクタ端子またはエミッタ端子の側部に段差面を設けて
部材装着スペースとし、部材装着スペースに回路接続端
子を配置し、複数のIGBTを絶縁部材で封止して集合
体に形成したものである。
BTモジュールは、請求項1のIGBTモジュールと、
周囲からの誘導を遮蔽するシールドを設けた箱体内にI
GBTモジュールを駆動する駆動回路を収容し、IGB
Tモジュールの部材装着スペースに装着した駆動回路モ
ジュールとで構成したものである。
ールは、複数のIGBTを集合し、コレクタ端子または
エミッタ端子の側部に角形断面の空洞を設けて部材装着
部とし、部材装着部に回路接続端子を配置し、複数のI
GBTを絶縁部材で封止して集合体に形成したものであ
る。
BTモジュールは、請求項3のIGBTモジュールと、
モジュールの角形断面の空洞に形成された部材装着部の
内壁にシールドを設け、部材装着部に装着され、IGB
Tモジュールを駆動する駆動回路を組み込んだ回路基板
で構成された駆動回路モジュールとで構成したものであ
る。
ールは、複数のIGBTを集合し、エミッタ端子の側
部、コレクタ端子の側部およびコレクタ端子、エミッタ
端子の一端側にコの字形の段差面を設けて部材装着スペ
ースとし、部材装着スペースに回路接続端子を配置し、
複数のIGBTを絶縁部材で封止して集合体に形成した
ものである。
BTモジュールは、請求項5のIGBTモジュールと、
周囲からの誘導を遮蔽するシールドを設けたコの字形に
形成された箱体内にIGBTモジュールを駆動する駆動
回路を収容し、IGBTモジュールのコの字形に形成さ
れた部材装着スペースに装着した駆動回路モジュールと
で構成したものである。
ールは、複数のIGBTを集合し、コレクタ端子または
エミッタ端子の引出部を周回する電流検出コイルを装着
し、コレクタ端子またはエミッタ端子の側部に段差面を
設けて部材装着スペースとし、部材装着スペースに回路
接続端子を配置し、複数のIGBTおよび電流検出コイ
ルを絶縁部材で封止して集合体に形成したものである。
ールは、複数のIGBTを集合し、コレクタ端子または
エミッタ端子を周回する両端部および両側部に段差面を
設けて部材装着スペースとし、部材装着スペースに回路
接続端子を配置し、部材装着スペースの形状に合わせ、
所定の位置に導電層を配置した複数の基板を積層して電
流検出コイルを形成して部材装着スペースに装着したも
のである。
ールは、請求項7または請求項8の構成の電流検出コイ
ルが検出した電流に比例した電圧波形を電流波形に変換
して回路接続端子に出力する電流波形変換手段を電流検
出コイルと回路接続端子の間に付加したものである。
GBTモジュールは、請求項7または請求項8のIGB
Tモジュールと、周囲からの誘導を遮蔽するシールドを
設けた箱体内にIGBTモジュールを駆動する駆動回路
と、電流に比例した電圧波形を電流波形に変換して回路
接続端子に出力する電流波形変換手段を収容し、IGB
Tモジュールの部材装着スペースに装着した駆動回路モ
ジュールとで構成したものである。
ュールは、複数のIGBTの1つがコレクタ電流に比例
した微小電流を検出する電流センス素子を備えたIGB
Tを含む複数のIGBTを集合し、エミッタ端子の側部
に部材装着スペースを設け、部材装着スペースに回路接
続端子を配置し、複数のIGBTを絶縁部材で包囲して
集合体を形成したものである。
GBTモジュールは、請求項11の構成のIGBTモジ
ュールと、周囲からの誘導を遮蔽するシールドを設けた
箱体内にIGBTモジュールを駆動する駆動回路と電流
信号出力回路を収容し、IGBTモジュールの部材装着
スペースに装着した駆動回路モジュールとで構成したも
のである。
GBTモジュールは、請求項2、請求項4、請求項6、
請求項10および請求項12のいずれかの構成のIGB
Tモジュールの部材装着スペースの適正位置に温度検出
手段を装着したものである。
従来のIGBTモジュールにおいて、駆動回路への配線
からノイズが侵入して誤動作することがある問題点を解
消する実施の形態である。その構成を図1に示す。図に
おいて、11はコレクタ端子、12はエミッタ端子、1
3は駆動回路接続用エミッタ端子、14は駆動回路接続
用ゲート端子、15は駆動回路接続用コレクタ端子、1
6はIGBTを駆動する駆動回路モジュールを接続する
着脱自在の回路接続端子、17はエミッタ端子の側部に
設けられた駆動回路モジュールを装着する部材装着スペ
ース、17aは駆動回路モジュールを固定する固定用ね
じ穴である。18は集合したIGBTを封止し、所定の
形状に形成した絶縁部材、19は取付用穴である。20
は11〜19で構成されたIGBTモジュールである。
集合し、各IGBTの11〜15の各端子、取付用穴1
9の位置は従来の図19、図21、図22の構成と同一
として従来品との互換性を確保し、エミッタ端子12の
側部に座面と平行な平面を形成した部材装着スペース1
7を確保し、各IGBTのコレクタ端子11、エミッタ
端子12を個別に設け、駆動回路接続用エミッタ端子1
3、駆動回路接続用ゲート端子14、駆動回路接続用コ
レクタ端子15はまとめて回路接続端子16に接続し、
集合した各IGBTの周囲を絶縁部材19で封止し、外
形を図示のように形成してIGBTモジュールを形成し
たものである。
成すると、部材装着スペース17に使用される条件に合
わせた駆動回路モジュールが直接着脱自在に装着するこ
とができ、従来のように駆動回路を離れた位置に配置し
て接続する必要がなくなり、配線部分より侵入するノイ
ズの心配がないIGBTモジュールが構成できる。図1
の構成は部材装着スペース17をエミッタ端子12の側
部に設けた構成としたが、部材装着スペースは17はコ
レクタ端子11の側部に設けても同様の機能を有する構
成となる。
回路を組み込んだ駆動回路モジュールの構成例を図2、
図2の駆動回路モジュールを図1に装着した状態を図3
に示す。図において、21は駆動回路を組み込むケー
ス、22はケース21の内面に設けたシールド、23は
駆動回路を組み込んだ駆動回路基板、24はON/OF
F指令を光信号で制御するON/OFF指令用O/E素
子、25はエラー信号用O/E素子、26は回路接続端
子、27は電源ケーブル、28は取付用ねじである。3
0は21〜27で構成された駆動回路モジュールであ
る。
うに構成した駆動回路モジュール30を回路接続端子1
6と回路接続端子26を結合して装着すると、従来のI
GBTモジュールの寸法で、動作条件が任意に設定でき
る駆動回路を有し、IGBTモジュールと駆動回路モジ
ュールとの間の配線がなく、配線からのノイズの侵入の
ない駆動回路付IGBTモジュールが得られる。
端子の側部に角形断面の空洞を形成して駆動回路等を装
着する部材装着部とした構成である。その構成を図4に
示す。コレクタ端子11、エミッタ端子12、駆動回路
接続用エミッタ端子13、駆動回路接続用ゲート端子1
4、駆動回路接続用コレクタ端子15、および取付用穴
19は従来の図19に示す構成と同じ位置に配置してい
る。31はコレクタ端子11の側部に設けられた角形断
面の空洞に形成した部材装着部であり、内側面に基板装
着溝31aが設けられている。32は部材装着部31の
内面に板状の導電体を貼着したシールド、36は回路接
続端子、38はIGBTを封止し、所定の形状に形成す
る絶縁部材、39は取付用穴である。40は11〜1
5、31、32、36、38、39で構成されたIGB
Tモジュールである。
ると、IGBTの動作条件に合わせた駆動回路を駆動回
路基板に組み込んだ駆動回路モジュールを部材装着部3
1に挿入し、回路接続端子46を回路接続端子36に結
合して接続することにより簡単に装着でき、駆動回路モ
ジュールが基板に組み込んだ簡単な構成の駆動回路モジ
ュールとなり、実施の形態1と同様に、配線部分がなく
なり配線部分から侵入するノイズの心配がないIGBT
モジュールが構成できる。図4の構成は部材装着部31
をコレクタ端子の側部に配置した構成としたが、部材装
着部は31エミッタ端子の側部であっても同様の機能を
有する構成となる。
る駆動回路モジュールの構成例を図5に示す。図6に図
4のIGBTモジュールに、図5の駆動回路モジュール
を装着した駆動回路付IGBTモジュールの構成を示
す。図において、41は駆動回路を組み込んだ駆動回路
基板、43は電源ケーブル、44はON/OFF指令用
O/E素子、45はエラー信号用O/E素子、46は駆
動回路基板41に取り付けられた回路接続端子、47は
駆動回路モジュール41が装着された駆動回路基板41
を固定する固定金具、48は固定金具47を係止するボ
ルトである。50は41、43〜46で構成された駆動
回路モジュールである。
の内面にはシールド32を貼着して周囲からのノイズを
遮蔽し、駆動回路基板41に駆動回路を組み込み付属品
が取り付けられた駆動回路モジュール50を部材装着部
31の基板装着溝31aに挿入してIGBTモジュール
40の回路接続端子36と駆動回路モジュールの回路接
続端子46を結合し、固定金具47、固定ボルト48に
より固定して駆動回路付IGBTモジュール40が組み
立てられる。
ールを構成すると、駆動回路モジュール50は駆動回路
および付属品を装着した駆動回路基板41のみの構成と
なり、簡単に組立ができる駆動回路付IGBTモジュー
ルが得られ、実施の形態1と同様に、従来のIGBTモ
ジュールの寸法で、動作条件を任意に設定できる駆動回
路を有し、IGBTモジュール40と駆動回路モジュー
ル50の間の配線がなく、配線からノイズの侵入のない
駆動回路付IGBTモジュールが得られる。
モジュールの駆動回路の装着スペースを大きく必要とす
る場合にも適用可能なIGBTの構成である。その構成
を図7に示す。コレクタ端子11、エミッタ端子12、
駆動回路接続用エミッタ端子13、駆動回路接続用ゲー
ト端子14、駆動回路接続用コレクタ端子15、および
取付穴59は従来の図19に示す構成と同じ位置に配置
している。56は回路接続端子、57はコレクタ端子1
1の側部およびエミッタ端子12の側部と一端部のコの
字状の段差を設けた部材装着スペースであり、複数の取
付用穴57aが設けられている。58は複数のIGBT
を封止し、所定の形状に形成された絶縁部材、59は取
付用穴である。60は11〜15、56〜59で構成さ
れたIGBTモジュールである。
0部材装着スペース57をコの字状に形成したことによ
り、IGBTモジュールを駆動する駆動回路モジュール
の装着スペースを大きく必要とする場合にも対応でき
る。
る駆動回路モジュールの構成例を図8、図9に示す。図
8は駆動回路を組み込んだ駆動回路モジュールの構成を
示し、図9は図7のIGBTモジュールに、図8の駆動
回路モジュールを組み込んだ駆動回路を装着した状態を
示す。図において、61は駆動回路を収納するケース、
62はケース内面に設けられたシールド、63は駆動回
路を組み込む駆動回路基板、64はON/OFF指令用
O/E素子、65はエラー信号用O/E素子、66は回
路接続端子、67は電源ケーブル、68は駆動回路モジ
ュールを固定する固定金具である。70は61〜68で
構成された駆動回路モジュールである。
ス57に駆動回路モジュール70を装着し、IGBTモ
ジュール60の回路接続端子56に駆動回路モジュール
70の回路接続端子66と結合し、固定金具68を固定
することにより駆動回路付IGBTモジュールが構成さ
れる。
ールを構成すると、駆動回路および付属品を組み込んだ
駆動回路モジュール70の寸法が大きくなる場合におい
ても対応可能であり、実施の形態1と同様に、従来のI
GBTモジュールの寸法で、動作条件を任意に設定でき
る駆動回路を有し、IGBTモジュール60と駆動回路
モジュール70との間の配線がなく、配線からのノイズ
侵入がない駆動回路付IGBTモジュールが得られる。
態1〜3の構成のIGBTモジュールのエミッタ端子に
流れる電流が検出できるように構成したものである。図
10にその構成を示す。図10は実施の形態1〜3の構
成のエミッタ端子12の周囲の部分構成図である。図に
おいて、75は複数のエミッタ端子12を周回するよう
に配置した電流検出コイルである。76は回路接続端
子、77は部材装着スペース、78は絶縁部材である。
80は複数のIGBTを集合して付属品を設けたIGB
Tモジュールである。
に電線をコイル状に巻回し、リターン回路をコイル状に
巻回した内径部をリターンする構成のロゴスキーコイル
であり、これをエミッタ端子11を周回するように配置
し、コイル端部を回路接続端子76に接続し、電流検出
コイル75を埋設した状態に絶縁部材78で全体を封止
して形成した構成である。80は電流検出コイル75を
埋設したIGBTモジュールである。図11(a)はコ
イルの断面を示す。
線をコイル状に巻回し、リターン回路をコイルの内径部
に挿通して端子76bにリターンする回路を形成し、巻
回したコイルの全長でエミッタ端子を周回するように配
置することにより、エミッタ端子に流れる電流が作る磁
界のコイルに鎖交する磁束によりエミッタ電流に比例し
た電圧が検出できるものである。
を検出することができる。導体に流れる電流Iによって
生じた磁界の電流検出コイル75に鎖交する総磁束φの
変化量に比例した電圧が電流検出コイル75の端子76
a、76bの間に発生する。今、磁束密度をB、コイル
断面積をS、巻数をN、磁界の強さをH、透磁率をμ、
リングの直径をD、リングの全長をLとすると、μ=μ
0 =4π×10-7、L=πDであり、検出される電圧V
P は、(式1)のようになる。 VP =−(dφ/dt) φ=BSN B=μH H=I/(πD)=I/Lであり、 φ=(4SNI/D)×10-7 VP =−(4SN/D)・(dI/dt)×10-7・・・(式1) 電流検出コイル75の端子76a、76bの間の電圧V
P は、dI/dtに比例した電圧であり、これを積分し
て増幅回路で増幅してゲイン調整すれば電流Iが得られ
る。
ミッタ端子12を周回するように電流検出コイル75を
埋設した構成にすると、エミッタ端子12に流れる電流
検出機能を備えたIGBTモジュールが得られる。電流
検出コイル75はエミッタ端子12の1つに巻回してV
P を検出し、全体電流を推定しても同様に電流検出機能
が得られる。図10の構成は電流検出コイル75をエミ
ッタ端子12を周回するように配置したが、電流検出コ
イルをコレクタ端子11を周回するように配置しても同
様に電流検出機能が得られる。
モジュールとすると、電流の検出以外に、di/dtが
検出できることから、di/dtを制御する駆動回路を
構成する場合に駆動回路モジュールを容易に構成するこ
ともできる。
タ電流の検出を電流検出コイルを埋設した構成とした
が、この実施の形態5では、電流検出コイルを平板状に
形成し、必要とするときに装着するように構成したもの
である。その構成のIGBTモジュールに電流検出コイ
ルを装着した状態を図12、電流検出コイルの構成を図
13に示す。図において、85は平板状に形成された電
流検出コイル、86は回路接続端子、87はエミッタ端
子12の両側および両端部のエミッタ端子12を周回す
る部分に段差を設けた部材装着スペース、88はIGB
Tの周囲を封止し、所定の形状に成型された絶縁部材、
89は取付用穴である。
板83を4枚積層し、図中(a)に示すように4層に積
層した構成とし、最下層に第1層基板83a、最上層に
第4層基板83dを配置して絶縁層を形成し、第2層基
板83b、第3層基板83cは図示のように複数の挿通
穴83hを設け、第2層基板83bの下面に周回方向の
横の挿通穴83hの相互間に導電層84aを形成し、第
3層基板83cの上面には図示のように斜め方向の挿通
穴83hの相互間に導電層84bを形成し、第3層基板
83cの下面にはリターン回路の導電層84cを形成
し、初端部の回路接続端子86aから各挿通穴83hに
接続導体84dをそれぞれ挿通して導電層84aと導電
層84bとの間をそれそれ接続し、終端部の導電層84
bからはリターン回路の導電層84cに接続して初端部
にリターンさせて回路接続端子86bに接続して電流検
出コイルを形成したものである。
2を周回する部分の部材装着スペース87に平板状に形
成された電流検出コイル85を配置することにより、エ
ミッタ端子12の電流が検出できるIGBTモジュール
となる。図12は電流検出コイルはエミッタ端子12を
周回するように配置したが、コレクタ端子11を周回す
るように配置しても同様に電流検出機能が得られる。
Tを構成するときに、電流検出機能を必要とするときの
みに平板状に形成された電流検出コイル85をIGBT
の部材装着スペース87に装着し、その上面に駆動回路
モジュールを装着すれば、電流検出機能を備えた駆動回
路付IGBTモジュールが得られる。したがってこの構
成では電流検出機能の必要性に応じて選択できる利点が
ある。
5では電流検出コイルを備えた構成としたが、電流検出
コイルのみでは電流値として検出できない。この実施の
形態6では、電流検出コイルが検出した電流に比例した
電圧波形を電流波形に変換する電流波形変換手段を付加
したものである。実施の形態4の図10の構成に電流波
形変換手段を付加した構成を図14に示す。電流検出コ
イルを埋設したIGBTモジュールの構成は実施の形態
4の図10に示すものである。図において、91は電流
波形変換手段であり、96は回路接続端子である。電流
波形変換手段91の内部構成は図15のように構成され
ており、91aの部分が積分回路であり、91bの部分
が増幅回路である。電流波形変換手段91の入力端子9
1iには電流検出コイル75の出力回路を接続し、出力
端子91uは回路接続端子96に接続されている。電流
波形変換手段91は電流検出コイル75が検出した電流
に比例した電圧波形、すなわち、実施の形態4に説明し
た(式1)のVP を電流波形変換手段91に入力する
と、積分回路91a、増幅回路91bで電流波形に比例
した電圧波形に変換されて回路接続端子91uに出力さ
れる。
換手段91を備えた構成にすると、電流検出機能が全て
IGBTモジュール内に装備され、IGBTモジュール
の過電流保護、短絡保護の回路が簡単になり駆動回路に
容易に組み込むことができ、電流波形変換手段91に接
続する部分が短く、周囲からのノイズの侵入がなくなり
信頼性の高い駆動回路付IGBTモジュールが得られ
る。
プの面積に対して数千分の1の面積を有し、コレクタ電
流に対して、この比率で電流が流れるようになった電流
センス用素子を備えるものが市販されている。実施の形
態7は、複数のIGBTの1つを電流センス用素子付I
GBTを使用して電流検出機能を持たせたものである。
その構成の接続図を図16に示す。図において、101
は電流センス用素子101mを備えた電流センス用素子
付IGBT、102は通常の電流センス用素子がないI
GBTである。103は回路の異常電圧からIGBTを
保護するツェナーダイオードである。3つのIGBTは
並列に接続され、例えば、IGBTのチップとセンス用
半導体のチップの比率が1/6000に製作されている
とすると、IGBTモジュールのコレクタ電流に対して
1/(6000×3)の電流がセンス用素子に流れ、電
流センス用素子のエミッタ端子を取り出しておくことに
より、コレクタ電流を知ることができる。
流センス用素子のエミッタ端子間の靜電容量が非常に小
さく異常電圧の吸収能力が小さく、モジュールの外部に
取り出されることとなるので設けたものであり、保護対
策として必要不可欠のものである。
センス用素子付のIGBTにすることにより、別に電流
検出手段を設けることなく電流検出機能を有するIGB
Tモジュールとなり構成が簡単になる。
モジュールに温度検出手段を設けた構成である。IGB
Tモジュールに温度検出手段を設けた部分の部分構成を
図17に示す。図において、111はIGBTモジュー
ルの駆動回路モジュールの回路基板の銅ベース部分、1
12は絶縁基板、113はゲート中継基板である。11
5は温度検出手段である。116は回路接続端子であ
る。図17の構成はIGBTモジュールの駆動回路モジ
ュールの回路基板には直接温度検出手段を付加すること
はできないので、駆動回路モジュールの銅基板111の
上面のゲート中継基板112上の銅基板113に温度検
出手段115を装着したものである。図17は温度検出
手段115として、サーミスタを装着した例を示したも
のである。
化を利用して通常の抵抗との組み合わせで、電圧レベル
の変化を検出し、ある電圧になったときに駆動回路に信
号として出力して温度を検出するものである。例えば電
源電圧が5Vの場合、抵抗値Rの抵抗体とサーミスタを
直列に接続して電源電圧の5Vを印加しておき、サーミ
スタの温度が25℃のときに抵抗値がRであるとすると
サーミスタの分圧電圧は2.5Vであり、100℃のと
きにはサーミスタの抵抗値がR/2になるものとすると
サーミスタの分圧電圧は1.67Vとなる。このように
温度が変化することにより抵抗値Rが変化したことによ
り変わるサーミスタの分圧電圧を検出して温度を推定す
ることができる。
抵抗の変化であっても、電圧の変化であってもよく、図
17では抵抗値の変化で温度を検出するサーミスタを使
用したが、電圧の変化で温度を検出する例として温度セ
ンサ用ICを使用した例を図18に示す。図において、
111、112、113、116は図17の場合と同一
のものであり、125が温度センサ用ICであり、図1
7と同様に駆動回路モジュール基板部分に装着したもの
である。温度センサ用ICには、温度変化に比例した電
圧を出力するものである。限界となる温度に設定してお
き、その温度に達すると出力信号が反転するものなどが
あり、使用目的に応じて適宜選択することができる。
温度を検出するように構成すると、運転時の運度上昇に
対する保護が確実に行えるようになりIGBTモジュー
ルの信頼性が高くなる。
ュールは、複数のIGBTを集合し、コレクタ端子また
はエミッタ端子の側部に段差面を設けて部材装着スペー
スとし、部材装着スペースに回路接続端子を配置し、複
数のIGBTを絶縁部材で包囲して集合体に形成したの
で、IGBTモジュールの動作条件に合わせた駆動回路
が直接着脱自在に装着でき、駆動回路との間の配線がな
くなり、配線部分からのノイズの心配がないIGBTモ
ジュールが構成できる。
BTモジュールは、請求項1のIGBTモジュールと、
周囲からの誘導を遮蔽するシールドを設けた箱体内にI
GBTモジュールを駆動する駆動回路を収容し、IGB
Tモジュールの部材装着スペースに装着した駆動回路モ
ジュールとで構成したので、従来のIGBTモジュール
の寸法で、動作条件を任意に設定できる駆動回路を有
し、IGBTモジュールと駆動回路モジュールとの間の
配線がなく、配線からノイズの侵入のない構成となる。
ールは、複数の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタを
集合し、コレクタ端子またはエミッタ端子の側部に角形
断面の空洞を設けて部材装着部とし、部材装着部に回路
接続端子を配置し、複数のIGBTを絶縁部材で包囲し
て集合体に形成したので、駆動回路モジュールが回路基
板に組み込んだだけの簡単な構成の駆動回路モジュール
になり、配線部分がなくなり配線部分から侵入するノイ
ズの心配がないIGBTモジュールが構成できる。
BTモジュールは、請求項3のIGBTモジュールと、
モジュールの角形断面の空洞に形成された部材装着部の
内壁にシールドを設け、部材装着部に装着され、IGB
Tモジュールを駆動する駆動回路を組み込んだ回路基板
で構成した駆動回路モジュールとで構成したので、従来
のIGBTモジュールの寸法で、動作条件を任意に設定
できる駆動回路を有し、IGBTモジュールと駆動回路
モジュールとの間の配線がなく、配線からノイズの侵入
のない構成となる。
ールは、複数のIGBTを集合し、エミッタ端子の側
部、コレクタ端子の側部およびコレクタ端子、エミッタ
端子の一端側にコの字形の段差面を設けて部材装着スペ
ースとし、部材装着スペースに回路接続端子を配置し、
複数のIGBTを絶縁部材で包囲して集合体に形成した
ので、IGBTを駆動する駆動回路モジュールの装着ス
ペースが大きく必要とする場合にも対応できる。
BTモジュールは、請求項5のIGBTモジュールと、
周囲からの誘導を遮蔽するシールドを設けたコの字形に
形成された箱体内にIGBTモジュールを駆動する駆動
回路を収容し、IGBTモジュールのコの字形に形成さ
れた部材装着スペースに装着した駆動回路モジュールと
で構成したので、従来のIGBTモジュールの寸法で、
動作条件を任意に設定できる駆動回路を有し、IGBT
モジュールと駆動回路モジュールとの間の配線がなく、
配線からのノイズ侵入のない構成となる。
ールは、複数のIGBTを集合し、コレクタ端子または
エミッタ端子の引出部を周回する電流検出コイルを装着
し、エミッタ端子の側部に段差面を設けて部材装着スペ
ースとし、部材載置スペースに回路接続端子を配置し、
複数のIGBTおよび電流検出コイルを絶縁部材で包囲
して集合体に形成したので、電流検出機能を備えたIG
BTモジュールが得られ、電流の検出以外に、di/d
tが検出できるので、di/dtを制御する駆動回路を
構成する場合に駆動回路モジュールを容易に構成するこ
ともできる。
ールは、複数のIGBTを集合し、コレクタ端子または
エミッタ端子を周回する両端部および両側部に段差面を
設けて部材装着スペースとし、部材装着スペースに回路
接続端子を配置し、部材装着スペースの形状に合わせ、
所定の位置に導電層を配置した複数の基板を積層して電
流検出コイルを形成して部材装着スペースに装着したの
で、駆動回路付IGBTを構成するとき、電流検出機能
を必要とするときに電流検出コイルをIGBTの部材装
着スペースに装着し、その上面に駆動回路モジュールを
装着すれば、電流検出機能を備えた駆動回路付IGBT
モジュールが得られ、電流検出機能の必要性に応じて選
択できる利点がある。
ールは、請求項7または請求項8の構成の電流検出コイ
ルが検出した電流に比例した電圧波形を電流波形に変換
して回路接続端子に出力する電流波形変換手段を電流検
出コイルと回路接続端子の間に付加したので、電流検出
機能が全てIGBTモジュール内に装備され、IGBT
モジュールの過電流保護、短絡保護の回路が簡単になり
駆動回路に容易に組み込むことができ、波形変換手段に
接続する部分が短く、周囲からのノイズの侵入が殆どな
くなり信頼性の高い構成となる。
GBTモジュールは、請求項7または請求項8のIGB
Tモジュールと、周囲からの誘導を遮蔽するシールドを
設けた箱体内にIGBTモジュールを駆動する駆動回路
と、電流に比例した電圧波形を電流波形に変換して回路
接続端子に出力する電流波形変換手段を収容し、IGB
Tモジュールの部材装着スペースに装着した駆動回路モ
ジュールとで構成したので、電流検出機能が全てIGB
Tモジュール内に装備され、IGBTモジュールの過電
流保護、短絡保護の回路が簡単になり駆動回路に容易に
組み込むことができ、波形変換手段に接続する部分が短
く、周囲からのノイズの侵入が殆どなくなり信頼性の高
い構成が得られる。
ュールは、複数のIGBTの1つがコレクタ電流に比例
した微小電流を検出する電流センス素子を備えたIGB
Tを含む複数のIGBTを集合し、コレクタ端子または
エミッタ端子の側部に部材装着スペースを設け、部材装
着スペースに回路接続端子を配置し、複数のIGBTを
絶縁部材で包囲して集合体を形成したので、別に電流検
出手段を設けることなく電流検出機能を有するIGBT
モジュールとなり、装置構成が簡単になる。
GBTモジュールは、請求項11の構成のIGBTモジ
ュールと、周囲からの誘導を遮蔽するシールドを設けた
箱体内にIGBTモジュールを駆動する駆動回路と電流
信号出力回路を収容し、IGBTモジュールの部材装着
スペースに装着した駆動回路モジュールとで構成したの
で、電流検出機能を備えても簡単な構成となる。
GBTモジュールは、請求項2、請求項4、請求項6、
請求項10および請求項12のいずれかの構成のIGB
Tモジュールの部材装着スペースの適正位置に温度検出
手段を装着したので、運転時の運度上昇に対する保護が
確実に行えるようになり、駆動回路付IGBTモジュー
ルの信頼性が高くなる。
である。
ールの構成例を示す構成図である。
着した状態を示す構成図である。
である。
ールの構成例を示す構成図である。
着した状態を示す構成図である。
である。
ールの構成例を示す構成図である。
着した状態を示す構成図である。
検出コイルの装着部の部分構成図である。
検出コイルの装着状態を示す構成図である。
図である。
検出コイルの装着部の部分構成図である。
である。
図である。
検出手段の装着部の構成を示す構成図である。
段の装着部の構成図である。
ある。
る。
なるメーカ製の外形寸法図である。
0とは異なるメーカ製の外形寸法図である。
一体化したパワーモジュールの回路図である。
回路接続用エミッタ端子、14 駆動回路接続用ゲート
端子、15 駆動回路接続用コレクタ端子、16 回路
接続端子、17 部材装着スペース、18 絶縁部材、
19 取付用穴、20 IGBTモジュール、21 ケ
ース、22 シールド、23 駆動回路基板、24 O
N/OFF指令用O/E素子、25 エラー信号用O/
E素子、26 回路接続端子、27 電源ケーブル、2
8 取付用ねじ、30 駆動回路モジュール、31 部
材装着部、32 シールド、36 回路接続端子、38
絶縁部材、39 取付用穴、40 IGBTモジュー
ル、41 駆動回路基板、43 電源ケーブル、44
ON/OFF指令用O/E素子、45 エラー信号用O
/E素子、46 回路接続端子、47 固定金具、48
固定ボルト、50 駆動回路モジュール、56 回路
接続端子、57 部材取付スペース、58 絶縁部材、
59 取付用穴、60 IGBTモジュール、61 ケ
ース、62 シールド、63 駆動回路基板、64 O
N/OFF指令用O/E素子、65 エラー信号用0/
E素子、66 回路接続端子、67 電源ケーブル、6
8 固定金具、70 駆動回路モジュール、75 電流
検出コイル、76 回路接続端子、77 部材取付スペ
ース、78 絶縁部材、80 IGBTモジュール、8
2 部材取付スペース、83a,83b,83c,83
d 基板、83h 挿通穴、84a,84b,84c
導電層、84d 接続導体、85 電流検出コイル、8
6 回路接続端子、87 部材装着スペース、88 絶
縁部材、90 IGBTモジュール、91 電流波形変
換手段、91a 積分回路、91b 増幅回路、96
回路接続端子、101 電流センス用素子付IGBTモ
ジュール、102 IGBTモジュール、103 ツェ
ナーダイオード、106 回路接続端子、111 銅ベ
ース部分、112 絶縁基板、113 ゲート中継基
板、115 温度検出手段、125 温度検出手段。
Claims (13)
- 【請求項1】 複数の絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタを集合し、コレクタ端子またはエミッタ端子の側部
に段差面を設けて部材装着スペースとし、該部材装着ス
ペースに回路接続端子を配置し、上記複数の絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタを絶縁部材で封止して集合体
に形成したことを特徴とする絶縁ゲート型バイポーラト
ランジスタモジュール。 - 【請求項2】 請求項1の絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタモジュールと、周囲からの誘導を遮蔽するシー
ルドを設けた箱体内に上記絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタモジュールを駆動する駆動回路が収容され、上
記絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュールの部
材装着スペースに装着された駆動回路モジュールとで構
成された駆動回路付絶縁ゲート型バイポーラトランジス
タモジュール。 - 【請求項3】 複数の絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタを集合し、コレクタ端子またはエミッタ端子の側部
に角形断面の空洞を設けて部材装着部とし、該部材装着
部に回路接続端子を配置し、上記複数の絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタを絶縁部材で封止して集合体に形
成したことを特徴とする絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタモジュール。 - 【請求項4】 請求項3の絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタモジュールと、該モジュールの角形断面の空洞
に形成された部材装着部の内壁にシールドを設け、部材
装着部に装着され、上記絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタモジュールを駆動する駆動回路が組み込まれた回
路基板で構成された駆動回路モジュールとで構成された
駆動回路付絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュ
ール。 - 【請求項5】 複数の絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタを集合し、エミッタ端子の側部、コレクタ端子の側
部およびコレクタ端子、エミッタ端子の一端側にコの字
形の段差面を設けて部材装着スペースとし、該部材装着
スペースに回路接続端子を配置し、上記複数の絶縁ゲー
ト型バイポーラトランジスタを絶縁部材で封止して集合
体に形成したことを特徴とする絶縁ゲート型バイポーラ
トランジスタモジュール。 - 【請求項6】 請求項5の絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタモジュールと、周囲からの誘導を遮蔽するシー
ルドを設けたコの字形に形成された箱体内に上記絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタモジュールを駆動する駆
動回路が収容され、上記絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタモジュールのコの字形に形成された部材装着スペ
ースに装着された駆動回路モジュールとで構成された駆
動回路付絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュー
ル。 - 【請求項7】 複数の絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタを集合し、コレクタ端子またはエミッタ端子の引出
部を周回する電流検出コイルを装着し、コレクタ端子ま
たはエミッタ端子の側部に段差面を設けて部材装着スペ
ースとし、該部材装着スペースには回路接続端子を配置
し、上記複数の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタお
よび上記電流検出コイルを絶縁部材で封止して集合体に
形成したことを特徴とする絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタモジュール。 - 【請求項8】 複数の絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタを集合し、コレクタ端子またはエミッタ端子の両端
部および両側部の周回する位置に段差面を設けて部材装
着スペースとし、該部材装着スペースには回路接続端子
を配置し、上記部材装着スペースの形状に合わせ、所定
の位置に導電層を配置した複数の基板を積層して平板状
の電流検出コイルを形成し、上記部材装着スペースに装
着したことを特徴とする絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタモジュール。 - 【請求項9】 電流検出コイルが検出した電流に比例し
た電圧波形を電流波形に変換して回路接続端子に出力す
る電流波形変換手段を電流検出コイルと回路接続端子の
間に付加したことを特徴とする請求項7または請求項8
記載の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュー
ル。 - 【請求項10】 請求項7または請求項8の絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタモジュールと、周囲からの誘
導を遮蔽するシールドを設けた箱体内に上記絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタモジュールを駆動する駆動回
路と、電流に比例した電圧波形を電流波形に変換して回
路接続端子に出力する電流変換手段を収容し、上記絶縁
ゲート型バイポーラトランジスタモジュールの部材装着
スペースに装着された駆動回路モジュールとで構成され
た駆動回路付絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジ
ュール。 - 【請求項11】 1つがコレクタ電流に比例した微小電
流を検出する電流センス用素子を備えた絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタを含む複数の絶縁ゲート型バイポ
ーラトランジスタを集合し、エミッタ端子の側部に部材
装着スペースを設け、該部材装着スペースに回路接続端
子を配置し、複数の絶縁ゲート型バイポーラトランジス
タを絶縁部材で封止して集合体を形成したことを特徴と
する絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュール。 - 【請求項12】 請求項11の構成の絶縁ゲート型バイ
ポーラトランジスタモジュールと、周囲からの誘導を遮
蔽するシールドを設けた箱体内に上記絶縁ゲート型バイ
ポーラトランジスタモジュールを駆動する駆動回路と電
流信号出力回路を収容し、上記絶縁ゲート型バイポーラ
トランジスタモジュールの部材装着スペースに装着され
た駆動回路モジュールとで構成された駆動回路付絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタモジュール。 - 【請求項13】 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
モジュールの駆動回路の駆動回路モジュールの基板部分
の適正位置に温度検出手段を装着したことを特徴とする
請求項2、請求項4、請求項6、請求項10および請求
項12のいずれかに記載の駆動回路付絶縁ゲート型バイ
ポーラトランジスタモジュール。
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JP12343198A JP3877428B2 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュールおよび駆動回路付絶縁ゲート型バイポーラトランジスタモジュール |
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