JPH11316806A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH11316806A
JPH11316806A JP10124606A JP12460698A JPH11316806A JP H11316806 A JPH11316806 A JP H11316806A JP 10124606 A JP10124606 A JP 10124606A JP 12460698 A JP12460698 A JP 12460698A JP H11316806 A JPH11316806 A JP H11316806A
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JP
Japan
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coil
data communication
transmission
tag
coils
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Application number
JP10124606A
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English (en)
Inventor
Yukio Ogawa
幸男 小川
Mika Matsui
美香 松井
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP10124606A priority Critical patent/JPH11316806A/ja
Publication of JPH11316806A publication Critical patent/JPH11316806A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁誘導による非接触データ通信装置におい
て、タグの方向にかかわらずデータ通信を行えるように
すること。 【解決手段】 物品を搬送する搬送経路11上にL字状
のアンテナフレーム16を設ける。L字状のアンテナフ
レーム16内にL字状の送信コイルL1とL字状の受信
コイルL20とを収納しておく。こうすればタグ13の
取付方向に関わらずいずれかの面の磁束と鎖交するた
め、通信領域14内でタグ13とデータ通信を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物流システム,電子
回数券システム等の非接触識別システムに用いられるデ
ータ通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来組立搬送ラインや物流システムで用
いられる物品識別システムや電子回数券システム等にお
いては、物品を識別して管理するシステムが必要とな
る。そこで特開平1−163991号のように識別対象物にメ
モリを有するタグ(データキャリア又はIDカードとも
いう)を設け、電磁誘導によって非接触データ伝送を行
い、タグに必要な情報を書込んだり、必要に応じてその
情報を読出すようにした識別システムが提案されてい
る。このようなタグは荷物やパレット等に取付けられ、
又は使用者が所持しており、荷物等の搬送経路や入退室
ゲートの側方に配置されたデータ通信装置からタグに必
要なデータを書込み又は読出すように構成される。
【0003】このような従来の識別システムにおいて
は、データ通信装置は送信用アンテナコイル,受信用ア
ンテナコイルと制御部から成り立っており、送受信アン
テナコイルは一体に形成されたコイルユニットや2つの
コイルを兼用させたものもある。そして従来の識別シス
テムでは、送受信アンテナコイルとタグとを対向させて
データ通信を行っている。このような場合に通信距離を
大きくするには送受信アンテナコイルの形状を大きくす
るか、送信時のパワーを大きくする必要がある。しかし
タグ側での受信エネルギーは送受信アンテナコイルから
タグまでの距離の3乗に反比例するため、通信距離を大
きくするためには送信電力を大幅に大きくしなければな
らなくなり、実用上十分な距離が得られないという欠点
があった。
【0004】そこで例えば特開平6−282809号は、送信
アンテナコイルと受信アンテナコイルを1組としてこれ
を2組使用し、互いに同軸上で対向させるようにしてア
ンテナコイルを配置し、通信領域を拡大するようにした
構成が示されている。これは図26に示すように、リー
ドライトヘッド100に平面状の平行なアンテナコイル
101,102を接続する。各アンテナ内には送信コイ
ル103と受信コイル104とが夫々同軸に封入されて
いる。このようにすればこれらのアンテナコイル10
1,102の間では比較的広い範囲でタグ105との間
の通信が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の識別システムによれば、図27(a)に示すよ
うに2つのアンテナコイル101,102の面とタグ1
05のコイルが設けられる面とがほぼ平行であれば、比
較的広い範囲で通信ができるが、図27(b)に示すよ
うにタグの面がこれと垂直方向であれば通信領域が狭く
なり、タグとの通信がほとんどできなくなるという欠点
があった。従って例えば物流システム等において物品に
タグを取付けてベルトコンベア上等を搬送する場合に
は、タグが取付けられる向きが一定していなければ通信
を行うことができず、応用範囲が限られてしまうという
欠点があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであって、通信領域内ではタグの向きに
かかわらず通信できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、タグとの間で電磁誘導により非接触データ通信を行
うデータ通信装置であって、六面体で構成される領域を
通信領域とすると、前記六面体の通信領域の隣接する二
面をコイルの面とするL字状の送信コイルと、前記送信
コイルの少なくとも一方の面に設けられた平面状の受信
コイルと、前記受信コイルからの出力によって前記通信
領域にあるタグからの信号を受信する受信部と、前記送
信コイルを駆動する送信部と、を有することを特徴とす
るものである。
【0008】本願の請求項2の発明は、タグとの間で電
磁誘導により非接触データ通信を行うデータ通信装置で
あって、六面体で構成される領域を通信領域とすると、
前記六面体の通信領域の隣接する二面をコイルの面とす
るL字状の送信コイルと、前記送信コイルと同一の面に
沿って形成されたL字形の受信コイルと、前記受信コイ
ルからの出力によって前記通信領域にあるタグからの信
号を受信する受信部と、前記送信コイルを駆動する送信
部と、を有することを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項3の発明は、タグとの間で電
磁誘導により非接触データ通信を行うデータ通信装置で
あって、六面体で構成される領域を通信領域とすると、
前記六面体の通信領域の隣接する二面をコイルの面とす
るL字状の送信コイルと、通信領域を被うソレノイド型
の受信コイルと、前記受信コイルからの出力によって前
記通信領域にあるタグからの信号を受信する受信部と、
前記送信コイルを駆動する送信部と、を有することを特
徴とするものである。
【0010】本願の請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項のデータ通信装置において、前記データ通
信装置は、前記L字状送信コイルのいずれかの面と平行
な通信領域の一面を形成する平面状の送信コイルを更に
有することを特徴とするものである。
【0011】本願の請求項5の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項のデータ通信装置において、前記送信コイ
ルは互いに異なった面に設けられた3つのL字状の送信
コイルから成り、前記通信領域の六面体を被うように構
成したことを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項6の発明は、請求項4又は6
のデータ通信装置において、前記送信部は、前記送信コ
イルのうち1つを時分割で順次駆動することを特徴とす
るものである。
【0013】本願の請求項7の発明は、請求項5のデー
タ通信装置において、前記送信コイルは、通信領域を構
成する六面体の夫々異なる面に沿って配置された3つの
L字形送信コイルから成り、前記送信部は、前記送信コ
イルのうちの2つを順次周期的に選択し、該2つの送信
コイルを駆動する位相を異ならせて駆動することを特徴
とするものである。
【0014】本願の請求項8の発明は、タグとの間で電
磁誘導により非接触データ通信を行うデータ通信装置で
あって、平面で構成される立体を通信領域とし、前記立
体の複数の面に配置された平面状の送信コイルと、前記
通信領域の複数の面に設けられた平面状の受信コイル
と、前記受信コイルからの出力によって前記通信領域に
あるタグからの信号を受信する受信部と、前記送信コイ
ルを駆動する送信部と、を有することを特徴とするもの
である。
【0015】本願の請求項9の発明は、請求項8のデー
タ通信装置において、前記通信領域は平行六面体であ
り、前記送信コイルは夫々90°異なる3つの面に設け
られた少なくとも3つの平面状送信コイルであることを
特徴とするものである。
【0016】本願の請求項10の発明は、請求項8又は
9項のデータ通信装置において、前記送信部は、前記送
信コイルのうち1つを時分割で順次駆動することを特徴
とするものである。
【0017】本願の請求項11の発明は、請求項8項の
データ通信装置において、前記通信領域は平行六面体で
あり、前記送信コイルは前記平行六面体の各面に送信コ
イルを配置したものであり、前記送信部は前記送信コイ
ルのうち相対向する面の送信コイルを同一の電流方向と
なるように同時に駆動することを特徴とするものであ
る。
【0018】本願の請求項12の発明は、請求項8又は
11のデータ通信装置において、前記送信コイルは、相
対向する面の送信コイルを直列接続したことを特徴とす
るものである。
【0019】本願の請求項13の発明は、請求項8のデ
ータ通信装置において、前記データ通信装置は、前記相
対向する各軸からのデータ信号が正常かどうかによって
前記タグの面を検出する判別手段を有することを特徴と
するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
によるデータ通信装置とこれに接続される送信アンテナ
及び受信アンテナを示す図である。本実施の形態による
識別システムのデータ通信装置は、搬送経路11上を搬
送される物品12にタグ13を張り付け、電磁誘導によ
ってこのタグ13のデータを読取り、又はタグ13にデ
ータを書込むものである。図1において搬送方向をy軸
とし、六面体、例えば破線で示す直方体状の部分はタグ
13とデータ通信を行う搬送経路11上の通信領域14
とする。そして図1に示すようにこの直方体状の通信領
域14の側面及び上面に沿ってL字形のアンテナフレー
ム16を設け、この内部にL字形の送信コイルL1、及
び受信コイルL20を収納する。
【0021】次にリードライトヘッド15Aの構成につ
いて図2を用いて説明する。リードライトヘッド15A
の送信部は図2に示すようにIDコントローラ21を有
している。IDコントローラ21は送信データTxDを
符号化回路22に出力するものであり、送信データTx
Dは符号化回路22により符号化され、変調回路23で
変調信号に変換される。送信ドライバ回路24は変調信
号によって送信コイルL1を駆動するものである。
【0022】又リードライトヘッド15Aの受信部は図
2に示すように受信コイルL20が受信アンプ31に接
続される。受信アンプ31はフィルタと増幅器を有して
おり、増幅出力は検波回路32に与えられる。検波回路
32は受信コイルL20で受信した信号を検波するもの
であり、検波出力は復号化回路33に与えられる。復号
化回路33は検波出力を復号化し、受信信号RxDとし
てIDコントローラ21に出力するものである。
【0023】さて搬送経路11上に搬送される物品12
にタグ13を張り付けた場合には、物品が立方体や直方
体であればタグ13はアンテナフレーム16の水平面1
6a及び垂直面16bのいずれかと平行となる。このた
め図3(a)又は(b)に示すようにいずれの方向でも
一方のアンテナコイルの磁束が鎖交するため、通信領域
14内で通信することができる。搬送経路11上を種々
の物品12を搬送し、仕分けする場合等では、タグ13
を貼付する方向をあらかじめ規定しておくことは難し
い。このような場合にも本実施の形態のように送受信コ
イル6をL字形に配置しておくことによって、広い範囲
で通信を行うことができる。
【0024】次に本発明の第2の実施の形態について図
4を用いて説明する。図4は第2の実施の形態によるア
ンテナコイルとリードライトヘッドを示す図である。本
図に示すように、この実施の形態によるアンテナフレー
ムはL字形のアンテナフレーム16と、その垂直面16
bと対向する平面状のアンテナフレーム17から成り立
っている。アンテナフレーム17は受信側のループコイ
ルL21のみが含まれたアンテナフレームである。図5
はこの2つのアンテナフレームに接続されるリードライ
トヘッド15Bの構成を示すブロック図であり、前述し
た実施の形態と同一部分は同一符号を付して詳細な説明
を省略する。この実施の形態では受信コイルL21の出
力側に受信アンプ34,検波回路35を縦列に接続す
る。そして検波回路32,35の出力を加算回路36で
加算し、加算出力を復号化回路33によって復号化す
る。こうすればx軸方向のタグからの受信信号レベルが
上昇するため、図4(b)に示すように通信領域14を
確実に搬送ライン上で確保することができる。又このア
ンテナフレーム16,17を一体に構成し、送信コイル
L1、受信コイルL20,L21を収納してもよく、1
つのコ字状の受信コイルを用いて構成してもよい。
【0025】次に本発明の第3の実施の形態について図
6を用いて説明する。本実施の形態ではアンテナフレー
ム16,17の垂直面に夫々平面状の受信コイルL2
2,L21を設けるようにしたものである。この場合に
は2つの受信コイルL22,L21の出力をリードライ
トヘッド15Bに入力し、夫々独立して増幅及び検波
し、これらを加算して復号化する。又受信アンプ,検波
回路を複数設けることなく、2つの受信コイルL22,
L21の巻く方向を合わせて直列接続するようにしても
よい。こうすれば1つの受信アンプや検波回路で構成す
ることができ、回路構成を簡略化することができる。
【0026】次に本発明の第4の実施の形態について図
7,図8を用いて説明する。この実施の形態ではL字形
のアンテナフレーム16に加えて垂直のアンテナフレー
ム17を用い、このアンテナフレーム17内に送信コイ
ルL2,受信コイルL21を配置している。図8は第4
の実施の形態によるリードライトヘッド15Cを示すブ
ロック図である。この実施の形態では2つの送信コイル
L1,L2を用いているため、図8に示すように変調回
路23の出力をアンテナ選択回路25に与え、夫々送信
ドライバ回路26a,26bを介して2つの送信コイル
L1,L2を交互に駆動する。こうすれば各送信コイル
間の干渉をなくし、タグとの通信を行うことができる。
受信部については第2の実施の形態と同様とする。
【0027】この実施の形態は通信領域14を広くする
ために好適である。即ち通信エリアを広げる場合にL字
形の送信コイルL1のみでは難しいが、これに加えて送
信コイルL2を設けることによって広い範囲への電力の
供給が可能となる。又受信コイルもL字形及び平面型の
2つの受信コイルL20,L21を用いているため、広
い通信領域でタグ13との通信を確保することができ
る。
【0028】図9は本発明の第5の実施の形態による送
信コイルの構成を示す図である。この実施の形態では図
9(a)〜(c)に示すように通信領域14をほぼ立方
体とし、立方体の各面にコイル面を合わせた3つのL字
形の送信コイルL3〜L5を用いる。そしてこれらを図
9(d)に示すように組合せて立方体とし、立方体状の
アンテナフレーム18にこれらのコイルを収納する。ア
ンテナフレーム18には受信コイルも同時に封入してお
く。受信コイルは前述した各実施の形態のようにL字形
の受信コイルL20を封入してもよく、又L字形受信コ
イルL20と平面型の受信コイルL21を用いてもよ
い。対向する2つの受信コイルL21,L22を用いて
もよく、又各フレームに夫々L字形の受信コイルを挿入
することもできる。アンテナフレーム18の中央部は空
隙とすることができるため、y軸方向の対向する2面に
略正方形状の開口を設けて図10に示すように搬送経路
11上に配置する。
【0029】このような多軸構成とした場合には、各コ
イル間で干渉が起こり、干渉により発生した磁束が低減
してしまう恐れがある。従ってコイル間の干渉を防止す
るために各アンテナコイルを時系列で駆動する。図11
は本実施の形態によるデータ通信装置のリードライトヘ
ッド15Dを示すブロック図である。この実施の形態で
は受信部は前述した第2の実施の形態と同様であり、送
信部はアンテナ選択回路27に3つの送信ドライバ回路
28a〜28cが接続される。送信ドライバ回路28a
〜28cはアンテナ選択回路27からの選択信号によっ
て送信コイルL3〜L5を択一的に駆動するものであ
る。
【0030】図12はこの実施の形態における送信コイ
ルL3〜L5の駆動と通信状況を示している。このよう
に送信コイルL3〜L5をのうち1つのコイルを順次駆
動し、タグからの信号を受信することによって、いずれ
かのタイミングでデータ通信を行える。又他の送信コイ
ル駆動時にはデータ通信ができず通信エラーとなる。こ
のように本実施の形態によるデータ通信装置では、送信
コイルL1〜L3を時分割で交互に駆動することによっ
て各送信コイル間の干渉をなくし、タグとの通信を行う
ことができる。
【0031】次に本発明の第6の実施の形態について説
明する。この実施の形態における送信コイル及び受信コ
イルは前述した第5の実施の形態と同様であり、その送
信コイルの駆動方法を異ならせたものである。即ち図1
3(a)に示すように送信コイルL3を駆動し矢印方向
に電流が通電している場合には、図13(d)に示すよ
うな磁界ベクトルが生じる。図13(d)において破線
は負方向、即ち矢印と反対方向に通電したときの磁界ベ
クトルである。又送信コイルL4を図13(b)に示す
矢印方向に通電して駆動すると、そのときの磁界ベクト
ルは図13(e)に示すものとなる。送信コイルL5を
図13(c)に示す矢印方向に通電して駆動すると、そ
のときの磁界ベクトルは図13(f)に示すものとな
る。これらの図ではいずれも破線は逆方向に通電したと
きの磁界ベクトルである。
【0032】さて送信コイルL3,L4を用いて夫々図
14(a),(b)で示すように位相差90°をもって
駆動すると、送信コイルL3によるx−z軸及びy−z
軸の磁界ベクトルは夫々図16(a),(b)となり、
送信コイルL4によるx−z軸及びy−z軸の磁界ベク
トルは夫々図16(c),(d)に示すものとなる。従
ってこれらを合成したときの磁界ベクトルの変化は図1
6(e),(f)に示すように、楕円及び円形の磁界ベ
クトルとなる。更に図15(c),(d)に示すように
送信コイルL4,送信コイルL5を夫々位相差90°異
ならせて駆動した場合には、送信コイルL5によるx−
z軸及びy−z軸の磁界ベクトルは図17(a),
(b)となる。従って図16(c),(d)、図17
(a),(b)を同様にして合成すると、x−z軸及び
y−z軸の磁界ベクトルは図17(c),(d)に示す
ものとなる。従って送信コイルL3とL4及びL4とL
5の組合せによって、磁界ベクトルを回転させることが
できる。更に同様にして送信コイルL13,L5を組合
せて位相差を90°とすることによって、円偏波を発生
させることができる。
【0033】図18はこれらの送信コイルL3〜L5の
駆動タイミングを示す図である。このように3つの送信
コイルを夫々2つづつ位相差を90°異ならせて駆動す
ることによって、相異なる円偏波面を発生させ、全方向
への磁界を発生させることができる。こうすればタグが
どの方向を向いている場合にも通信領域内で通信を行う
ことができる。尚位相差は90°に限らず、0°又は1
80°以外の任意の位相差とすることができる。
【0034】次に図19は本発明の第7の実施の形態に
よる受信コイルの構成を示す概略図である。この実施の
形態では受信コイルL23をソレノイド状に巻いたもの
であり、送信コイルには他のいずれかの実施の形態のも
のを用いる。ソレノイド状の受信コイルL23は、正方
形のある辺のみで対角線を通るようにしてソレノイド状
としてもよく、又全ての辺で徐々にy軸上を移動するよ
うにしてもよい。又送信コイルについてもソレノイド状
に構成してもよい。この場合リードライトヘッドは図2
に示すものと同一とする。こうすれば細長い搬送経路1
1上の通信領域14をy軸上に沿って広げることがで
き、広い範囲で通信範囲を確保することができる。
【0035】次に本発明の第8の実施の形態について図
20を用いて説明する。この実施の形態では通信領域1
4を平行六面体、ここでは直方体又は立方体とし、xy
平面,yz平面,zx平面に夫々平面状の送信コイルL
11,L12,L13を配置し、多軸方向に磁界が発生
するようにしたものである。こうすれば図20(b)に
示すようにタグ13のコイル面の法線方向がz軸方向で
ある場合には、yz平面の送信コイルL12やxz平面
の送信コイルL13のみではタグと鎖交する磁束がない
ため従来では通信できなかったが、送信コイルL11と
は鎖交する。このように3つの平面状送信コイルを設け
ることによりいずれかの送信コイルの磁束と鎖交するた
め通信が可能となる。
【0036】さて多軸に送信コイルを配置した場合に
は、各コイル間に干渉が起こり、干渉により磁束が低減
してしまう恐れがある。従って前述した図12のように
各送信コイルを交互に駆動する。そして送信コイルより
コマンドを送信し、タグからのレスポンスを受信する期
間連続して駆動し、この処理が終わると隣接する送信コ
イルを駆動し、タグからのレスポンスを受信する。この
ような処理を各送信コイル毎に交互に行うことによっ
て、タグ13の向きがいずれの方向であってもいずれか
の送信コイルと鎖交する磁束があるため、送信コイル間
の干渉なく通信することができる。
【0037】次に本発明の第9の実施の形態について説
明する。本実施の形態では図21に示すように通信領域
を構成する直方体状の各面に夫々平面状の送信コイルを
配置する。即ち送信コイルL11〜L13と夫々対向す
る面に送信コイルL14〜L16を配置する。図22は
このデータ通信装置の送信コイルに接続されるリードラ
イトヘッド15Eの送信部の構成を示すブロック図であ
る。本図においてアンテナ選択回路27には3つの送信
ドライバ回路28a〜28cを接続する。送信ドライバ
回路28aは同時に2つの送信コイルL11とL14を
駆動するものである。又送信ドライバ28b,28cも
夫々送信コイルL12とL15、L13とL16とを駆
動するものである。同時に駆動する2つの送信コイルL
11とL14、L12とL15、L13とL16を夫々
直列に接続しておき、同時に送信ドライバ回路によって
駆動するようにすれば、独立して送信ドライバ回路を設
ける場合に比べ回路構成を簡略化することができる。
【0038】さてこの実施の形態では前述した相互干渉
を防止するために、対向する面のコイルを同時に同一の
電流方向となるように駆動する。即ち図21(b)に示
すようにyz平面のコイルL12を対向するコイルL1
5を同時に同一の電流方向となるように駆動する。こう
すればコイルL12,L15で形成される磁束は図示の
ようになり、これと垂直なコイルL11の部分では磁束
の方向が夫々逆方向となるため、送信コイルL11と鎖
交する磁界強度は相殺されて0となり、yz平面にはコ
イルL12,L15によって電流が流れない。従って相
対向する面の送信コイルを同時に駆動することによって
隣接する軸のアンテナへの干渉を避けることができる。
尚この実施の形態では送信コイルL11とL14、L1
2とL15、L13とL16とを直列接続しているが、
送信コイルL16を独立の送信ドライバ回路で駆動する
ようにしてよい。尚この実施の形態においては受信コイ
ル及び受信回路部については前述した他の実施の形態と
同様とする。
【0039】次に本発明の第10の実施の形態について
説明する。この実施の形態では送信コイルと同様に通信
領域の各面に受信コイルを設けてその出力を加算し復号
化すると共に、復号化した出力が通信エラーとなるタイ
ミングを検出することによってタグの向きを検出するよ
うにしたものである。図23はこの実施の形態のリード
ライトヘッド15Fを示している。この実施の形態では
アンテナコイルL11〜L13,送信部は前述した第8
の実施の形態と同様とする。送信部と送信コイルを第9
の実施の形態と同様としてもよい。又この実施の形態で
は図23に示すように、送信コイルL11〜L13と同
軸に設けた受信コイルL24〜L26を夫々受信アンプ
31,34及び37を接続して増幅し、検波回路32,
35及び38に与えて夫々検波する。そして加算回路3
6によってこれらの出力を加算し、復号化回路33で復
号化する。復号化された受信データRxDはIDコント
ローラ21及び判別回路39に与えられる。又アンテナ
選択回路27からの選択信号も判別回路39に与えられ
る。判別回路39は復号化回路33からの出力のうち特
定の方向の送信コイルが駆動されたタイミングで正常に
受信されるかどうかによってタグの方向を検出し、タグ
の方向検出信号をIDコントローラ21に出力するもの
である。
【0040】こうすれば搬送経路11上を搬送される物
品に取付けられているタグの通信状態と送信タイミング
とによって、タグの向きを判別することができる。従っ
て図24に示すように特定の向き、例えば物品の上面に
タグ13を張り付けておいて物品12を搬送するような
用途では、転倒している物品12Aを識別することが可
能となる。
【0041】又前述した第8〜10の実施の形態では、
送信コイルは直方体状の通信領域の各面に1つの平面状
の送信コイルを配置するようにしているが、図25に示
すように各面に複数の送信コイルを配置するようにして
もよい。又直方体に限らず多角柱状などの通信領域を種
々の立体とし、その少なくとも三面に平面状の送信コイ
ルを配置して構成することもできる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1〜13の発明によれば、タグが通信領域に達したとき
にはタグの方向にかかわらず電磁誘導によってデータ通
信を行うことができる。従って非接触識別システムの用
途を拡大することができる。又請求項3の発明によれ
ば、通信領域を長い直方体状に形成することができる。
更に請求項13の発明では、タグの方向によっては通信
ができないため、通信不可の状態を検出することによっ
てタグが正常な姿勢となっているかどうかを判別するこ
とも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるデータ通信装
置と送受信アンテナを示す斜視図である。
【図2】本実施の形態によるリードライトヘッドの構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態によるデータ通信装置と通信領域
を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による送受信コイル
とリードライトヘッドを示す図である。
【図5】本実施の形態によるリードライトヘッドの構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による送受信コイル
とリードライトヘッドを示す図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態による送受信コイル
とリードライトヘッドを示す図である。
【図8】本実施の形態によるリードライトヘッドの構成
を示すブロック図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態による送信コイルを
示す斜視図である。
【図10】本実施の形態によるデータ通信装置の使用状
態を示す斜視図である。
【図11】本実施の形態によるリードライトヘッドの構
成を示すブロック図である。
【図12】本実施の形態による送信コイルの駆動状態を
示すタイムチャートである。
【図13】本発明の第6の実施の形態による送信コイル
及びその磁束ベクトルを示す斜視図である。
【図14】本実施の形態による送信コイルの駆動波形を
示す図(その1)である。
【図15】本実施の形態による送信コイルの駆動波形を
示す図(その2)である。
【図16】本実施の形態による送信コイルの駆動による
磁界ベクトルを示すグラフ(その1)である。
【図17】本実施の形態による送信コイルの駆動による
磁界ベクトルを示すグラフ(その2)である。
【図18】本実施の形態による送信コイルの駆動状態を
示すタイムチャートである。
【図19】本発明の第7の実施の形態による受信コイル
を示す斜視図である。
【図20】本発明の第8の実施の形態による送信コイル
を示す斜視図及び通信領域を示す図である。
【図21】本発明の第9の実施の形態による送信コイル
とその駆動時の磁束を示す概略図である。
【図22】本実施の形態によるリードライトヘッドの構
成を示すブロック図である。
【図23】本発明の第10の実施の形態によるリードラ
イトヘッドの構成を示すブロック図である。
【図24】本実施の形態の使用例を示す概略図である。
【図25】第8〜第10の実施の形態による送信コイル
の他の構成例を示す斜視図である。
【図26】従来の非接触識別システムにおけるデータ通
信装置のリードライトヘッドとアンテナコイルを示す斜
視図である。
【図27】従来の2つの平面型アンテナコイルを用いた
場合の通信領域を示す図である。
【符号の説明】
11 搬送経路 12 物品 13 タグ 14 通信領域 15A〜15F リードライトヘッド 16,17,18 アンテナフレーム 21 IDコントローラ 22,33 復号化回路 23 変調回路 24,26a,26b,28a,28b,28c 送信
ドライバ回路 25,27 アンテナ選択回路 31,34,37 受信アンプ 32,35,38 検波回路 36 加算回路 39 判別回路 L1〜L5,L11〜L16 送信コイル L20〜L24 受信コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 5/00 H04B 5/00 Z

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タグとの間で電磁誘導により非接触デー
    タ通信を行うデータ通信装置であって、 六面体で構成される領域を通信領域とすると、前記六面
    体の通信領域の隣接する二面をコイルの面とするL字状
    の送信コイルと、 前記送信コイルの少なくとも一方の面に設けられた平面
    状の受信コイルと、 前記受信コイルからの出力によって前記通信領域にある
    タグからの信号を受信する受信部と、 前記送信コイルを駆動する送信部と、を有することを特
    徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 タグとの間で電磁誘導により非接触デー
    タ通信を行うデータ通信装置であって、 六面体で構成される領域を通信領域とすると、前記六面
    体の通信領域の隣接する二面をコイルの面とするL字状
    の送信コイルと、 前記送信コイルと同一の面に沿って形成されたL字形の
    受信コイルと、 前記受信コイルからの出力によって前記通信領域にある
    タグからの信号を受信する受信部と、 前記送信コイルを駆動する送信部と、を有することを特
    徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 タグとの間で電磁誘導により非接触デー
    タ通信を行うデータ通信装置であって、 六面体で構成される領域を通信領域とすると、前記六面
    体の通信領域の隣接する二面をコイルの面とするL字状
    の送信コイルと、 通信領域を被うソレノイド型の受信コイルと、 前記受信コイルからの出力によって前記通信領域にある
    タグからの信号を受信する受信部と、 前記送信コイルを駆動する送信部と、を有することを特
    徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記データ通信装置は、前記L字状送信
    コイルのいずれかの面と平行な通信領域の一面を形成す
    る平面状の送信コイルを更に有するものであることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のデータ通信
    装置。
  5. 【請求項5】 前記送信コイルは互いに異なった面に設
    けられた3つのL字状の送信コイルから成り、前記通信
    領域の六面体を被うように構成したことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項記載のデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 前記送信部は、前記送信コイルのうち1
    つを時分割で順次駆動するものであることを特徴とする
    請求項4又は6記載のデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信コイルは、通信領域を構成する
    六面体の夫々異なる面に沿って配置された3つのL字形
    送信コイルから成り、 前記送信部は、前記送信コイルのうちの2つを順次周期
    的に選択し、該2つの送信コイルを駆動する位相を異な
    らせて駆動するものであることを特徴とする請求項5記
    載のデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 タグとの間で電磁誘導により非接触デー
    タ通信を行うデータ通信装置であって、 平面で構成される立体を通信領域とし、前記立体の複数
    の面に配置された平面状の送信コイルと、 前記通信領域の複数の面に設けられた平面状の受信コイ
    ルと、 前記受信コイルからの出力によって前記通信領域にある
    タグからの信号を受信する受信部と、 前記送信コイルを駆動する送信部と、を有することを特
    徴とするデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 前記通信領域は平行六面体であり、前記
    送信コイルは夫々90°異なる3つの面に設けられた少
    なくとも3つの平面状送信コイルであることを特徴とす
    る請求項8記載のデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 前記送信部は、前記送信コイルのうち
    1つを時分割で順次駆動するものであることを特徴とす
    る請求項8又は9項記載のデータ通信装置。
  11. 【請求項11】 前記通信領域は平行六面体であり、前
    記送信コイルは前記平行六面体の各面に送信コイルを配
    置したものであり、前記送信部は前記送信コイルのうち
    相対向する面の送信コイルを同一の電流方向となるよう
    に同時に駆動するものであることを特徴とする請求項8
    項記載のデータ通信装置。
  12. 【請求項12】 前記送信コイルは、相対向する面の送
    信コイルを直列接続したことを特徴とする請求項8又は
    11記載のデータ通信装置。
  13. 【請求項13】 前記データ通信装置は、前記相対向す
    る各軸からのデータ信号が正常かどうかによって前記タ
    グの面を検出する判別手段を有することを特徴とする請
    求項8記載のデータ通信装置。
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