JPH11315113A - ポリ(ビニルアルコ―ル)を製造するためのポリ(ビニルアセテ―ト)の連続的製造方法 - Google Patents

ポリ(ビニルアルコ―ル)を製造するためのポリ(ビニルアセテ―ト)の連続的製造方法

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JPH11315113A
JPH11315113A JP11062793A JP6279399A JPH11315113A JP H11315113 A JPH11315113 A JP H11315113A JP 11062793 A JP11062793 A JP 11062793A JP 6279399 A JP6279399 A JP 6279399A JP H11315113 A JPH11315113 A JP H11315113A
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poly
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melt
vinyl
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JP11062793A
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Stephen Charles Webb
スティーヴン・チャールズ・ウェッブ
James F Nangeroni
ジェイムズ・フランシス・ナンジェローニ
Brian Thomas Carvill
ブライアン・トーマス・カーヴィル
Beth Ann Frey
ベス・アン・フレイ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/12Hydrolysis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ポリビニルアルコールを連続的に製造する改
良方法。 【解決手段】 ポリビニルアセテート、ビニルアセテー
トおよび溶媒を含有するポリビニルアセテートペースト
を、Tgよりは高いが、ポリビニルアセテートを劣化す
る温度よりは低い温度に加熱し、そして押出脱蔵装置の
フラッシング領域に供給する。ビニルアセテートおよび
溶媒は脱蔵装置のフラッシング領域にある排気口を通じ
てフラッシュする。所望によりこれらは重合反応器に循
環することができる。フラッシング領域から流出する実
質的に純粋なポリビニルアセテート融解物は脱蔵装置の
混合領域に移送し、そこで加水分解性アルコールを含有
する溶媒と混合して、けん化装置内で引き続いて処理す
るための溶液を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】ポリ(ビニルアセテート)の製造に際し
てポリ(ビニルアセテート)から溶媒と未反応のビニル
アセテートモノマーを完全に除去しかつ循環するのは複
雑でそしてエネルギー高消費のプロセスである。しかし
ながらビニルアセテートの完全な除去は、ポリ(ビニル
アルコール)を製造するためのポリ(ビニルアセテー
ト)の引続いての処理において特に重要である。例え
ば、ポリ(ビニルアルコール)を製造するためにポリ
(ビニルアセテート)のけん化で残留するビニルアセテ
ートはポリ(ビニルアルコール)の変色を惹起する。ポ
リ(ビニルアセテート)からビニルアセテートを除去す
る際の問題を一層よく理解するために、ポリ(ビニルア
ルコール)の製造に使用するポリ(ビニルアセテート)
を製造するための方法に関する簡単な説明を以下に示
す。
【0002】ポリ(ビニルアルコール)を製造するため
のポリ(ビニルアセテート)は典型的には複数の重合帯
の諸段階でメタノール中でビニルアセテートを反応させ
ることにより製造される。しかしながら第三−ブタノー
ルのような重合反応のための他の溶媒は文献中にすでに
報告されている。重合帯での反応の程度およびポリ(ビ
ニルアセテート)の分子量は、溶媒とビニルアセテート
との比に決定的に依存する。反応器流出物は溶媒と未反
応のビニルアセテートとを含有するポリ(ビニルアセテ
ート)からなり、またポリ(ビニルアセテート)ペース
トと称される。慣用的には、溶媒と未反応のモノマーは
ポリ(ビニルアセテート)ペーストをストリッピング塔
の塔頂に供給することによりこのペーストから除去され
てきた。高温の溶媒蒸気流は塔底に供給され、未反応の
ビニルアセテートがペーストからストリッピングされ
る。ペーストは塔に供給する前に追加の溶媒で稀釈して
もよい。ビニルアセテートを含有する溶媒流はストリッ
ピング塔の塔頂から流出し、一方、ポリ(ビニルアセテ
ート)と溶媒を含有しそしてビニルアセテートを実質的
に含まない塔底物はけん化装置に供給される。高分子量
の製品のためにポリ(ビニルアセテート)の分子量を制
御するために重合帯で溶媒を慎重に制御する必要がある
ので、ビニルアセテートを循環する前にビニルアセテー
トから溶媒を分離しなければならない。これには複雑な
蒸溜工程が含まれる。従ってポリ(ビニルアセテート)
から溶媒および未反応のモノマーを除去しそして循環す
る別な方法が産業界で継続的関心を集めている。
【0003】この工程スキームでの他の問題はストリッ
ピング塔からの溶媒中のポリ(ビニルアセテート)の溶
液をけん化工程に使用することに関係する。本明細書で
用いる場合、けん化とはアルコール、典型的にはメタノ
ールによりポリ(ビニルアセテート)のアルカリで接触
されるトランスエステル化をさす。ストリッピング塔か
ら流出するポリ(ビニルアセテート)/メタノール流中
に残留する量の未反応のビニルアセテートが存在すると
けん化生成物に変色が起きる。さらにストリッピング工
程のためポリマーの高い濃度は得られない。しかしなが
らけん化工程にはより高いポリマー濃度が時に好まし
い。
【0004】ビニルアセテートを重合した後に残留する
ビニルアセテートを完全に除去する方法と、ポリ(ビニ
ルアセテート)とアルコールとの比を一層よく制御し次
いでアルコールをけん化工程で反応する方法に対する要
望があいかわらず存在する。ポリマーから揮発性物質を
除去するのに押出機を使用することが知られている。例
えばJoseph A. Biesenberger編のDevolatilization of
Polymers, (Hanser,1983年)、65〜85頁には、ポリ
マーの脱蔵への単軸スクリュー押出機きおよび二軸スク
リュー押出機の使用についての記載がある。加えて、U.
S. 4,198,265(Jonson. 1980年)のようないくつかの特
許にはポリマーから揮発性物質を除去するための押出機
の使用が開示されている。しかしながら、溶媒をさらに
添加することなく溶媒と未反応のモノマーとを循環し、
続いて加水分解性の溶媒中にポリ(ビニルアセテート)
を分散しそして溶解するためにビニルアセテートの重合
プロセスに押出技術を導入することは報告されていな
い。
【0005】
【発明の概要】本発明はメタノールのような溶媒中のビ
ニルアセテートの重合から得られるポリ(ビニルアセテ
ート)ペーストからビニルアセテートモノマーと溶媒と
がほとんどすべて除去され、そして精製されたポリ(ビ
ニルアセテート)がけん化に先立ってアルコール溶媒中
に溶解される、ポリ(ビニルアセテート)からポリ(ビ
ニルアルコール)を製造する改良された方法に関する。
本明細書中で用いる場合、けん化とはアルコール好まし
くはメタノールによるポリ(ビニルアセテート)のアル
カリで接触されるトランスエステル化をさす。
【0006】ビニルアセテートの重合工程から流出しま
たポリ(ビニルアセテート)、ビニルアセテートおよび
溶媒を含有する、加熱されたポリ(ビニルアセテート)
ペーストは、押出機のような押出脱蔵装置のフラッシン
グ領域に供給される。ビニルアセテートと溶媒とを蒸発
しそしてポリ(ビニルアセテート)融解物を保留するた
めに、ペーストの温度はガラス転移温度(28℃)より
は高く、しかしポリ(ビニルアセテート)が分解または
劣化する温度よりは低く保たれる。蒸発されるビニルア
セテートおよび溶媒はフラッシング領域の一つまたはそ
れ以上の排気口を通じてフラッシュされる。実質的に純
粋なポリ(ビニルアセテート)融解物は押出脱蔵装置の
フラッシング領域から混合領域に送られ、またフラッシ
ング領域と混合領域との間のシールを形成する。次いで
ポリ(ビニルアセテート)融解物に加水分解性アルコー
ルを含有する溶媒を混合して、けん化工程で使用するた
めの均一な溶液がつくられる。ポリ(ビニルアセテー
ト)を処理し、次いでこれをポリ(ビニルアルコール)
に変換するについていくつかの利点が本発明の改良方法
によって得られる。
【0007】・ 追加の溶媒の添加もなく、また別個の
ストリッパー塔を使用することなく、重合工程で生成さ
れるポリ(ビニルアセテート)から溶媒と未反応のモノ
マーとを除去できる; ・ 未反応のモノマーと溶媒が重合装置に直ちに循環さ
せることができ、従って費用の嵩む分離装置が不用とな
る; ・ ポリ(ビニルアセテート)の製造に際して溶媒の制
御が一層良好であり従って分子量の制御が一層良好であ
る; ・ 精製されたポリ(ビニルアセテート)の溶媒への溶
解が容易となる; ・ ポリ(ビニルアセテート)を溶解するために所望に
より、メタノール以外またはポリ(ビニルアセテート)
の重合で使用される他の溶媒以外の加水分解性のアルコ
ールまたは加水分解性アルコールを含有する溶媒が使用
できる; ・ ポリ(ビニルアセテート)ペーストの精製および精
製されたポリ(ビニルアセテート)融解物の可溶化を同
じ装置で行なうことができ;そして ・ けん化工程に移送されるポリ(ビニルアセテート)
のアルコール溶液中の固形物の水準を慣用の方法と比べ
てより高い水準に制御することができる。
【0008】
【発明の詳述】ポリ(ビニルアルコール)の製造におい
ては、重合工程から排出され、そして未反応のビニルア
セテートモノマーとメタノールまたは第三−ブタノール
のような溶媒を含有するポリ(ビニルアセテート)ペー
ストは、これに含まれる溶媒と未反応のモノマーを蒸発
する温度であって、ガラス転移温度より高いが、ポリ
(ビニルアセテート)が分解する温度より低い温度であ
る、押出機または他の適当な装置のような脱蔵装置のフ
ラッシュ領域にペーストを送入し、そして溶媒と未反応
のモノマーの蒸気をフラッシュすることにより精製され
る。フラッシュされたモノマーおよび溶媒の蒸気は重合
反応器に循環することができまた実質的に純粋なポリ
(ビニルアセテート)融解物は混合領域に送られ、その
結果、ポリ(ビニルアセテート)は混合領域とフラッシ
ング領域との間にシールが形成され、従って脱蔵工程に
影響を及ぼすことなくポリ(ビニルアセテート)融解物
を適当な溶媒に溶解することが可能になる。精製された
ポリ(ビニルアセテート)は加水分解性アルコールを含
有する溶媒と混合されて均一な溶液がつくられ、次いで
けん化工程に移送される。本方法は連続工程として実施
することができる。重合反応器から排出されるポリ(ビ
ニルアセテート)ペースト中のビニルアセテートおよび
アルコール溶媒(典型的にはメタノール)の量はビニル
アセテートは1〜70重量%の範囲、そしてアルコール
溶媒は2〜50重量%の範囲である。
【0009】本明細書で用いる場合、押出脱蔵装置とは
ペーストを一定に混練りしそして混合する一つまたはそ
れ以上の装置をいう。粘稠なポリマーを混練りしそして
混合するのに適当な装置の例には単軸スクリュー押出機
および二軸スクリュー押出機がある。同方向回転または
異方向回転二軸スクリュー押出機が好ましい。しかしな
がら、粘稠なポリマーを混練りしそして混合し、同時に
このポリマーを内部を通って移動させる任意の装置が適
当であろう。ポリマーの脱蔵に押出機を使用することに
ついての論評はEncyclopedia of Polymer Science and
Engineering(Wiley-Interscience, 1985)第2版、第
4巻、745〜751頁のJoseph A. Biesenbergerによ
る「Devolatilization」に見出すことができる。
【0010】押出脱蔵装置と組み合わせて他の装置を使
用することができる。例えば薄膜蒸発器また膜払拭式蒸
発器のような蒸発器は、ポリ(ビニルアセテート)をさ
らに精製するためにペーストを押出装置の排気帯に送入
する前に、溶媒および未反応のモノマーの最初の部分を
除去するために、脱蔵装置の流入口で使用することがで
きる。あるいはまた、ポリ(ビニルアセテート)ペース
トを押出装置内で精製する前にこれを濃縮するのに、フ
ラッシュドラムのような他の装置を使用することができ
る。
【0011】ペーストを流動体状に保ちそして溶媒とビ
ニルアセテートを蒸発させるために、押出脱蔵装置に入
れる前にポリ(ビニルアセテート)ペーストは、ガラス
転移温度より高いが、ポリ(ビニルアセテート)が分解
する温度より低い温度まで加熱される。ポリ(ビニルア
セテート)の脱蔵を最大にするために、ポリ(ビニルア
セテート)を分解する温度にできるだけ近いが分解は起
こさない温度で操作するのが好ましい。加熱は熱交換の
ような外部的手段によって、脱蔵装置の壁を通じて熱伝
達することにより、あるいは粘稠なペーストが押出脱蔵
装置を通過する際のこのペーストの剪断加熱によって行
なわれる。ペーストは脱蔵装置に流入し、そこで約80
〜190℃、好ましくは約140〜160℃に保たれ
る。この温度はポリ(ビニルアセテート)の脱蔵および
精製されたポリ(ビニルアセテート)の溶媒への溶解の
間中維持される。ポリ(ビニルアセテート)の分解温度
は150℃であると報じられているが、約190℃まで
の温度でもポリ(ビニルアセテート)は劣化しないこと
が見出されている。フラッシングを避けるためには、脱
蔵に続いて均一な溶液が得られた後、そして押出装置か
ら流出する前に温度を低下させるのが好ましい。
【0012】押出脱蔵装置にはフラッシング領域と混合
領域とを有す単一の機器が包含されるのが好ましい。フ
ラッシング領域では溶媒と未反応のモノマーとがポリ
(ビニルアセテート)ペーストから除去される。混合領
域では最後のフラッシング領域から流出する実質的に純
粋なポリ(ビニルアセテート)融解物が混合されそして
加水分解性アルコールを含有する溶媒中に溶解される。
フラッシング領域には一つまたはそれ以上の排気帯があ
り、そこで溶媒と未反応のモノマーとが蒸発しそして排
気口を通ってフラッシュされる。フラッシングは大気圧
下または真空下で実施される。押出量を最大にするため
にフラッシング領域内の滞留時間を短縮することが望ま
しい。現用の押出装置のフラッシング領域内の滞留時間
は典型的には約0.3〜10分、好ましくは0.3〜5分
である。あるいはまた、脱蔵装置には直列に連結されて
いるいくつかの脱蔵機器が包含されていてよく、これら
の各々にはフラッシング領域があり、そこでポリ(ビニ
ルアセテート)ペースト中に含まれる溶媒と未反応のポ
リマーの一部が除去される。実質的に純粋なポリ(ビニ
ルアセテート)融解物は一連の最後の機器の混合領域に
移送される。
【0013】押出脱蔵装置に適当な配置の例は、一つの
フラッシング領域と一つの混合領域とを包含し、そして
フラッシング領域に三つまたはそれ以上の排気帯がある
単一の装置である。最初の一つまたはそれ以上の排気帯
は大気圧で操作され、また最後の排気帯は約0.01〜
1バールの絶対圧で操作される。この好ましい配置では
脱蔵装置に外部から供給されるエネルギーを使用して最
初の排気帯での溶媒とビニルアセテートの除去が最大と
なる。これにより、ポリマーペーストの粘度が増大し、
従って粘稠加熱(viscous heating)が効果的な発熱モ
ードとなる。残りの排気帯については、溶媒とモノマー
とを除去するための熱エネルギーは粘稠加熱と装置壁を
通じての伝熱とを組み合わせによって供給される。実質
的に純粋なポリ(ビニルアセテート)融解物はこの装置
のフラッシング領域から流出すると、装置の混合領域に
流入する。
【0014】未反応のモノマーと溶媒を除去するこの方
法は、ビニルアセテートモノマーと溶媒を重合反応器に
循環するのに特に有用である。またこの方法を用いるこ
とによって、重合反応器に再び流入するビニルアセテー
トと溶媒の量がわかる。すでに述べたように、このこと
はポリ(ビニルアセテート)の分子量を制御するのに重
要である。フラッシング領域から流出して混合領域に流
入する実質的に純粋なポリ(ビニルアセテート)融解物
はポリ(ビニルアセテート)の重量に基づき約1重量%
より少ない、好ましくは0.5重量%より少ない、もっ
とも好ましくは0.1重量%より少ないビニルアセテー
トを含有する。融解物はフラッシング領域から流出する
と、脱蔵装置の排気部と混合領域との間にシールを形成
する。精製されたポリ(ビニルアセテート)は次いで、
フラッシング領域内での脱蔵工程に影響を及ぼすことな
く同一の装置を用いることによって、溶媒中に溶解され
る。ポリ(ビニルアセテート)を溶解するのに使用する
溶媒はメタノール、エタノール、メチルアセテートまた
はこれらの混合物のようなポリ(ビニルアセテート)の
ための既知の任意の溶媒であってよい。しかしながら溶
媒はけん化反応に必要な最少量の加水分解性のアルコー
ルを含有しなければならない。加水分解性アルコールの
例はメタノール、エタノールおよびブタノールのように
炭素原子を1〜4個有する脂肪族アルコールである。け
ん化工程のために溶液中に含まれるアルコールの量はポ
リ(ビニルアセテート)中の反応した反復単位あたり少
なくとも1モル当量であり、またポリ(ビニルアセテー
ト)中の反応した反復単位あたりアルコール1〜7モル
当量であるのが好ましい。本発明ではポリ(ビニルアセ
テート)溶液中のアルコールの量の制御を一層よくする
ことができ、従ってけん化工程で生成される生成物の種
類を制御するための方法が提供される。
【0015】図1は本発明の態様を示す略図である。ポ
リ(ビニルアセテート)は一連の重合反応器(10およ
び20)で生成される。ポリ(ビニルアセテート)、溶
媒、および未反応のビニルアセテート残留物を含有す
る、ポリ(ビニルアセテート)ペースト(21)として
知られる重合工程からのポリ(ビニルアセテート)流出
物は加熱され、そして加熱されたポリ(ビニルアセテー
ト)ペースト(22)は押出脱蔵装置(30)のフラッ
シング領域(34)の第一の排気帯(31)に移送され
る。ポリ(ビニルアセテート)ペーストは後続する各排
気帯(31、32および33)を通過し、このペースト
からビニルアセテートと溶媒がフラッシュされそして重
合反応器(10)に循環される(40)。精製されたポ
リ(ビニルアセテート)融解物は押出脱蔵装置の混合領
域(35)に移送され、そこで融解物は加水分解性アル
コールを含有する溶媒中に混合されて溶解される。次い
で融解物はけん化工程(50)に移送される。
【0016】
【実施例】本発明は、以下の実施例により一層明白とな
るであろう。実施例1〜4は、メタノールを除去するポ
リ(ビニルアセテート)を脱蔵するための押出装置の使
用を示す。実施例5はポリ(ビニルアセテート)を脱蔵
してメタノールとビニルアセテートとを除去し、そして
精製されたポリ(ビニルアセテート)をメタノールと再
び混合する、押出装置の使用を示す。
【0017】実施例1 本方法を示すためにWerner & Pfleiderer ZSK-30の同方
向回転二軸スクリュー押出機を使用した。この押出機の
スクリューの設計については表1に示しまた実験室用押
出機の略図は図2に示す。この押出機には四つの円形の
ベントがあり、これらはそれぞれ直径60mmを有し、押
出機のバレル1、4、5および7に位置する。押出機内
のスクリューはバレルの間に融解物のシールを形成する
ように設計されていないので、バレル4および5のベン
トは実質的に一つの排気帯として機能した。押出機のバ
レルはそのジャケットを通過する熱油または熱水を使用
して加熱した。外部加熱器の温度設定を表2に示す。3
8重量%のポリ(ビニルアセテート)(Dpは1000
〜1500)と62重量%のメタノールとを含有するポ
リマー溶液を熱交換器を通じて押出機に40ポンド(1
8.144kg)/時間で供給した。押出機への流入温度
は104℃であり、そして押出機内の融解物温度は96
〜189℃であった。処理を容易にするために試料中に
はビニルアセテートモノマーが存在しないことに留意す
べきである。メタノールは三つの排気帯内でフラッシュ
除去しそしてポリ(ビニルアセテート)融解物を押出機
中に送入した。脱蔵の程度を評価するために本例ではポ
リマー融解物に追加のメタノールを添加しなかった。排
出する組成物(押出物)は99.0%のポリ(ビニルア
セテート)であり、そして供給物流から揮発性物質(こ
の場合、メタノール)を除去する能力を有することを示
す。この実験操作では、最初の二つのベントでは大気圧
が維持されまた第三のベントの圧力は外部真空ポンプに
より0.74バールに制御した。押出機のスクリュー速
度は150RPMに設定した。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】実施例2 実施例1に記載したものと同じ実験用装置を使用して、
80ポンド(18.144kg)/時間のポリマー溶液
(38重量%のポリ(ビニルアセテート)と62重量%
のメタノール)を熱交換器を通じて押出機に供給した。
押出機への流入温度は144℃であった。外部加熱器の
温度設定を表2に示す。押出機内の融解物の温度は99
〜178℃の範囲にあった。より高い供給速度に対して
操作を安定化するために押出機のスクリュー速度を25
0RPMに増大した。最初の二つの排気帯はやはり大気圧
で操作し、一方、第三の排気帯は0.66バールで操作
した。脱蔵後のメタノールの添加は行わなかった。押出
物の組成はポリ(ビニルアセテート)99.2%であっ
た。
【0021】実施例3 実施例2と同じ条件を用いて80ポンド(18.144k
g)/時間のポリマー溶液(38重量%のポリ(ビニル
アセテート)、62重量%のメタノール)を押出機に供
給した。溶液の流入温度は143℃でありまた押出機は
400RPMで操作した。押出機内の融解物の温度は98
〜179℃であった。外部加熱器の温度設定はより高く
した(表2参照)。従って温度範囲は前記諸例と見合っ
ているが、中間の排気帯の温度はかなり高かった。例え
ば第2の排気帯における融解物温度は実施例2の108
℃に対して158℃であり、また第三の排気帯では、そ
の温度は実施例2の137℃に対して159℃であっ
た。三つの排気帯はすべて大気圧条件の近傍(0.95
〜1.0バール)で操作した。排気帯に真空はかけなか
ったが、温度がより高かったので、押出物の組成はポリ
(ビニルアセテート)99.1%であった。
【0022】実施例4 実施例1と同じ条件を用いて、40ポンド(18.14
4kg)/時間のポリ(ビニルアセテート)メタノール溶
液を押出機に供給した。押出機の第1の排気帯でフラッ
シュする前に供給物を152℃に加熱した。最初の二つ
の排気帯は大気圧の近傍で、また第三の排気帯は0.3
6バールで操作した。ポリ(ビニルアセテート)生成物
は固形物99.4%として生成された。この生成物を再
び溶解して(押出機の外部において)15重量%のポリ
(ビニルアセテート)/メタノール溶液を用意した。も
とのポリマー溶液に対して色および粘度を比較した。も
との供給物溶液の白色度(透過比色計により計測)は9
4.84%であり、また再溶解したポリマー溶液の白色
度は93.14%であった。粘度(溶液の濃度の変化に
関して補正したもの)はもとの溶液については123セ
ンチポワズ(cps)であり、また再溶解した溶液につい
ては117cpsであった。これらの値は双方とも技術上
の実験誤差の範囲内であり、そして脱蔵工程に際してポ
リマーの劣化が生じていないことを示す。押出機内の融
解物の温度は110〜187℃の範囲であった。押出機
内の温度がポリ(ビニルアセテート)について公表され
ている分解温度の150℃(Polymer Handbook、第3
版、V/71頁、J. BrandrupおよびE. H. Innergut編、
(1989年)、Wiley)を上まわっているのに劣化は生じ
なかった。
【0023】実施例5 本例では脱蔵および溶媒との再混合を試験した。図2の
押出機配置を図3に示すように変更した。排気帯に加え
て、バレル9、11、および13に三つの注入部を追加
した。以下の流量でメタノールを注入部に注入した;第
1の注入部には3.1ポンド(1.40616kg)/時
間、第2の注入部は7.6ポンド(3.44736kg)/
時間、そして第3の注入部を通じて25.7ポンド(1
1.65752kg)/時間。供給物溶液は40重量%の
ポリ(ビニルアセテート)、40.2重量%のビニルア
セテートおよび19.8重量%のメタノールを含有し
た。この供給物溶液を熱交換器を通じて押出機に40ポ
ンド(18.144kg)/時間供給した。流入温度は15
9〜161℃で変化した。押出機の第1の排気帯は大気
圧で操作しまた第2の排気帯は0.11バールで、そし
て第3の排気帯は0.01バールで操作した。系をこの
モードで、2.5時間操作した。この際、押出物は均一
でありまた透明であった。ポリ(ビニルアセテート)の
組成は39.9〜41.1重量%で変化した。全操作にわ
たってビニルアセテートの組成は<0.4重量%であ
り、残りの押出物はメタノールであった。本例ではモノ
マーの除去と、次の段階に備えた反応体(この場合はメ
タノール)の再添加を例示した。押出物(40重量%の
ポリ(ビニルアセテート)と60重量%のメタノール)
はポリ(ビニルアルコール)プラントのけん化部内での
処理に許容できるものであった。排気帯からの凝縮物
(ビニルアセテート67%およびメタノール33%)
は、(ポリ(ビニルアセテート)を生成するために反応
されるモノマーに見合った補給ビニルアセテートととも
に)ポリ(ビニルアセテート)プラントの重合部内に直
接供給するのに許容しうるものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビニルアセテートの重合に続いて、重合反応器
で生成されるポリ(ビニルアセテート)ペーストから未
反応のビニルアセテートおよび溶媒が実質的にすべて除
去され、そして重合反応器に循環される本発明の一態様
の略図である。実質的に純粋なポリ(ビニルアセテー
ト)融解物はけん化工程への移送に先立って、加水分解
性アルコールを含有する溶媒中に溶解される。
【図2】実施例1〜4に使用する押出装置の略図であ
る。
【図3】実施例5に使用する押出装置の略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・フランシス・ナンジェローニ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18901. ドイルズタウン.チャーターサークル16 (72)発明者 ブライアン・トーマス・カーヴィル アメリカ合衆国テキサス州77059.ヒュー ストン.ハイメイサコート13406 (72)発明者 ベス・アン・フレイ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18011. アルバーティス.コルトサークル3871

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a) ポリ(ビニルアセテート)のガラ
    ス転移温度より高くまたこれの劣化または分解を起こす
    温度より低い温度にある、フラッシング領域と混合領域
    とを有する押出脱蔵装置にポリ(ビニルアセテート)、
    ビニルアセテートモノマーおよび溶媒を含むポリ(ビニ
    ルアセテート)ペーストを移送し、 b) ポリ(ビニルアセテート)ペーストをフラッシン
    グ領域に移送し、 c) フラッシング領域からビニルアセテートおよび溶
    媒をフラッシングして実質的に純粋なポリ(ビニルアセ
    テート)融解物を生成し、 d) 実質的に純粋なポリ(ビニルアセテート)融解物
    が、フラッシング領域と混合領域との間にシールを形成
    するように、押出脱蔵装置の混合領域にこのポリ(ビニ
    ルアセテート)融解物を移送し、 e) 実質的に純粋なポリ(ビニルアセテート)融解物
    を加水分解性アルコールを含有する溶媒と混合して均質
    なポリ(ビニルアセテート)溶液を生成し、そして f) この均質なポリ(ビニルアセテート)溶液をけん
    化プロセスに移送する各工程からなる、前記ポリ(ビニ
    ルアセテート)ペーストからポリ(ビニルアルコール)
    を連続的に製造する方法。
  2. 【請求項2】 押出脱蔵装置が一つまたはそれ以上の押
    出機を有し、また溶媒がメタノールまたは第三−ブタノ
    ールである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 押出脱蔵装置が同方向回転または異方向
    回転の二軸スクリュー押出機またはこれらの組み合わせ
    を有する請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 実質的に純粋なポリ(ビニルアセテー
    ト)融解物がポリ(ビニルアセテート)の重量に基づき
    1重量%より少ない溶媒またはビニルアセテートモノマ
    ーを含有する請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 実質的に純粋なポリ(ビニルアセテー
    ト)融解物がポリ(ビニルアセテート)の重量に基づき
    0.5重量%より少ない溶媒またはビニルアセテートモ
    ノマーを含有する請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 実質的に純粋なポリ(ビニルアセテー
    ト)融解物がポリ(ビニルアセテート)の重量に基づき
    0.1重量%より少ない溶媒またはビニルアセテートモ
    ノマーを含有する請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 温度が約80°〜190℃の範囲である
    請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 温度が約140°〜160℃の範囲であ
    る請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 フラッシュされたビニルアセテートと溶
    媒とを重合反応器に循環させる請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 実質的に純粋なポリ(ビニルアセテー
    ト)融解物を、ポリ(ビニルアセテート)の反復単位1
    個につき1〜7モル当量の加水分解性のアルコールを含
    む加水分解性アルコール含有溶媒中に溶解させる請求項
    1の方法。
JP11062793A 1998-03-11 1999-03-10 ポリ(ビニルアルコ―ル)を製造するためのポリ(ビニルアセテ―ト)の連続的製造方法 Pending JPH11315113A (ja)

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SG71200A1 (en) 2000-03-21
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