JPH11314860A - エレベータの起動補償調整装置 - Google Patents
エレベータの起動補償調整装置Info
- Publication number
- JPH11314860A JPH11314860A JP10122207A JP12220798A JPH11314860A JP H11314860 A JPH11314860 A JP H11314860A JP 10122207 A JP10122207 A JP 10122207A JP 12220798 A JP12220798 A JP 12220798A JP H11314860 A JPH11314860 A JP H11314860A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- starting
- operated
- starting compensation
- floor registration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータの起動時の振動を減少させるため
の調整を、容易に且つ正確に行うためのエレベータの起
動補償調整装置を提供することにある。 【解決手段】 エレベータの起動補償調整の機能を有効
にするスイッチ12をエレベータ乗りかご内に設け、起
動時のエレベータ乗りかご内の振動を体感しながら調整
することを可能にした。
の調整を、容易に且つ正確に行うためのエレベータの起
動補償調整装置を提供することにある。 【解決手段】 エレベータの起動補償調整の機能を有効
にするスイッチ12をエレベータ乗りかご内に設け、起
動時のエレベータ乗りかご内の振動を体感しながら調整
することを可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの起動
時の振動を減少させるためのエレベータの起動補償調整
装置に関する。
時の振動を減少させるためのエレベータの起動補償調整
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの乗客の重量を検出する荷重
検出装置を備え、エレベータの起動補償の調整を容易、
且つ正確にできるようにした従来技術は、特開昭63−
101288号公報や特開昭63−315477号公報
等に開示されている。
検出装置を備え、エレベータの起動補償の調整を容易、
且つ正確にできるようにした従来技術は、特開昭63−
101288号公報や特開昭63−315477号公報
等に開示されている。
【0003】図3は、これらの従来技術の基本的な構成
を示す説明図で、符号1は乗りかご、2は乗りかご1と
つるべ式に連結されている釣り合いおもり、3は乗りか
ご1と釣り合いおもり2を連結しているロープ、4は乗
りかご1及び釣り合いおもり2を昇降させる巻き上げ
機、5は巻き上げ機4を回転させるためのモータ、6は
モータ5を制御するために機械室に設置されている制御
盤、7は乗りかご1に取り付けられ乗客の重量を検出す
る荷重検出装置、8は荷重検出装置の荷重検出量を制御
盤6に伝えるテールコード、9は荷重検出装置7からテ
ールコード8を経由して得られた荷重検出量を判定し、
起動時の適切な指令をモータ5に出力する制御盤6内の
マイクロコンピュータである。
を示す説明図で、符号1は乗りかご、2は乗りかご1と
つるべ式に連結されている釣り合いおもり、3は乗りか
ご1と釣り合いおもり2を連結しているロープ、4は乗
りかご1及び釣り合いおもり2を昇降させる巻き上げ
機、5は巻き上げ機4を回転させるためのモータ、6は
モータ5を制御するために機械室に設置されている制御
盤、7は乗りかご1に取り付けられ乗客の重量を検出す
る荷重検出装置、8は荷重検出装置の荷重検出量を制御
盤6に伝えるテールコード、9は荷重検出装置7からテ
ールコード8を経由して得られた荷重検出量を判定し、
起動時の適切な指令をモータ5に出力する制御盤6内の
マイクロコンピュータである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術は、エレベータの起動時の振動を減少させ、乗り
かご内の乗客に快適な乗り心地を提供するために提案さ
れたものであるが、エレベータの試運転調整時に、乗り
かご内を無負荷の状態から定格負荷の状態まで負荷を変
化させて、マイクロコンピュータに適切な指令値を記憶
させているのが実状である。
来技術は、エレベータの起動時の振動を減少させ、乗り
かご内の乗客に快適な乗り心地を提供するために提案さ
れたものであるが、エレベータの試運転調整時に、乗り
かご内を無負荷の状態から定格負荷の状態まで負荷を変
化させて、マイクロコンピュータに適切な指令値を記憶
させているのが実状である。
【0005】この調整は、マイクロコンピュータを内蔵
した制御盤が設置されている機械室内で、エレベータの
起動時に巻き上げ機の飛び出し又は反転の動作状況を確
認しながら実施するため、調整完了後に実際に乗りかご
内に搭乗すると、適切に調整できていないことがあると
いう問題があった。これは、起動時のエレベータ乗りか
ご内の振動は、ロープの伸び、乗りかご構造等も影響す
るため、巻き上げ機の動作状況だけでは判定することが
困難であるためである。
した制御盤が設置されている機械室内で、エレベータの
起動時に巻き上げ機の飛び出し又は反転の動作状況を確
認しながら実施するため、調整完了後に実際に乗りかご
内に搭乗すると、適切に調整できていないことがあると
いう問題があった。これは、起動時のエレベータ乗りか
ご内の振動は、ロープの伸び、乗りかご構造等も影響す
るため、巻き上げ機の動作状況だけでは判定することが
困難であるためである。
【0006】本発明はかかる従来技術の不備に鑑みてな
されたもので、その目的は、エレベータの起動補償量を
調整する装置をエレベータ乗りかご内に設け、起動時の
エレベータ乗りかご内の振動を体感しながら調整可能に
したエレベータの起動補償調整装置を提供することにあ
る。
されたもので、その目的は、エレベータの起動補償量を
調整する装置をエレベータ乗りかご内に設け、起動時の
エレベータ乗りかご内の振動を体感しながら調整可能に
したエレベータの起動補償調整装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上述した目的
は、エレベータの乗客の重量を検出する荷重検出装置を
備え、前記荷重検出装置の荷重検出量により、エレベー
タの起動補償を行うエレベータにおいて、前記エレベー
タの起動補償量を調整する装置をエレベータ乗りかご内
に設けたことにより達成できる。
は、エレベータの乗客の重量を検出する荷重検出装置を
備え、前記荷重検出装置の荷重検出量により、エレベー
タの起動補償を行うエレベータにおいて、前記エレベー
タの起動補償量を調整する装置をエレベータ乗りかご内
に設けたことにより達成できる。
【0008】上述したように、エレベータ乗りかご内の
振動を体感しながら調整可能にしたことにより、容易に
且つ正確に起動補償を調整することができる。
振動を体感しながら調整可能にしたことにより、容易に
且つ正確に起動補償を調整することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図2は本発明のエレベータの起動補償調整
装置の一実施形態を示す説明図である。図において符号
10は乗りかご、11は乗りかご内のエレベータ運転操
作盤、12は起動補償調整の機能を有効にするスイッチ
であり運転操作盤内に配置されている。又、13、14
は運転操作盤に配置された行き先階登録釦である。図1
は本発明の一実施形態を示す回路図であり、図2と同一
符号は同一又は相当部分を示す。図1において符号15
は行き先階登録釦13、14により動作する呼び登録回
路、16、17はスイッチ12が動作した時に有効とな
る起動補償量調整回路である。
て説明する。図2は本発明のエレベータの起動補償調整
装置の一実施形態を示す説明図である。図において符号
10は乗りかご、11は乗りかご内のエレベータ運転操
作盤、12は起動補償調整の機能を有効にするスイッチ
であり運転操作盤内に配置されている。又、13、14
は運転操作盤に配置された行き先階登録釦である。図1
は本発明の一実施形態を示す回路図であり、図2と同一
符号は同一又は相当部分を示す。図1において符号15
は行き先階登録釦13、14により動作する呼び登録回
路、16、17はスイッチ12が動作した時に有効とな
る起動補償量調整回路である。
【0010】次に、本実施形態の動作を説明する。エレ
ベータの起動補償調整時に、調整者は先ず行き先階登録
釦13を登録して上昇方向にエレベータを動かして起動
時の振動を確認にする。もし、乗りかごが上昇方向に飛
び出し気味ならば、起動補償調整の機能を有効にするス
イッチ12を動作させ、また行き先階登録釦13を操作
することにより、起動補償量調整回路16に飛び出しを
減少させる指令を出す。逆に乗りかごが下降方向に反転
気味ならば、行き先階登録釦14を操作することによ
り、起動補償量調整回路17に反転を減少させる指令を
出す。前記調整が完了後に、スイッチ12を復帰させ
て、行き先階登録釦14を登録して下降方向にエレベー
タを動かし、起動時の振動を確認し同様に調整する。
ベータの起動補償調整時に、調整者は先ず行き先階登録
釦13を登録して上昇方向にエレベータを動かして起動
時の振動を確認にする。もし、乗りかごが上昇方向に飛
び出し気味ならば、起動補償調整の機能を有効にするス
イッチ12を動作させ、また行き先階登録釦13を操作
することにより、起動補償量調整回路16に飛び出しを
減少させる指令を出す。逆に乗りかごが下降方向に反転
気味ならば、行き先階登録釦14を操作することによ
り、起動補償量調整回路17に反転を減少させる指令を
出す。前記調整が完了後に、スイッチ12を復帰させ
て、行き先階登録釦14を登録して下降方向にエレベー
タを動かし、起動時の振動を確認し同様に調整する。
【0011】上述の構成にすることにより、起動時のエ
レベータ乗りかご内の振動を体感しながら調整可能にし
たことにより、容易に且つ正確に起動補償を調整するこ
とができる。
レベータ乗りかご内の振動を体感しながら調整可能にし
たことにより、容易に且つ正確に起動補償を調整するこ
とができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるエレ
ベータの起動補償調整装置は、エレベータ乗りかご内の
振動を体感しながら調整可能にしたことにより、容易に
且つ正確に起動補償を調整することができる優れた効果
を奏する。
ベータの起動補償調整装置は、エレベータ乗りかご内の
振動を体感しながら調整可能にしたことにより、容易に
且つ正確に起動補償を調整することができる優れた効果
を奏する。
【図1】本発明による起動補償調整装置の一実施形態を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図2】本発明による起動補償調整装置の一実施形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】従来技術の基本的な構成を示す説明図である。
【符号の説明】 12 起動補償調整の機能を有効にするスイッチ 13 行き先階登録釦(上昇用) 14 行き先階登録釦(下降用) 15 呼び登録回路 16 起動補償調整回路 17 起動補償調整回路
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータの乗客の重量を検出する荷重
検出装置を備え、前記荷重検出装置の荷重検出量によ
り、エレベータの起動補償を行うエレベータにおいて、
前記エレベータの起動補償量を調整する装置をエレベー
タ乗りかご内に設けたことを特徴とするエレベータの起
動補償調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10122207A JPH11314860A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | エレベータの起動補償調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10122207A JPH11314860A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | エレベータの起動補償調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11314860A true JPH11314860A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14830210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10122207A Pending JPH11314860A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | エレベータの起動補償調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11314860A (ja) |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP10122207A patent/JPH11314860A/ja active Pending
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