JPH11314778A - 通帳等の繰出し装置 - Google Patents
通帳等の繰出し装置Info
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- JPH11314778A JPH11314778A JP10123279A JP12327998A JPH11314778A JP H11314778 A JPH11314778 A JP H11314778A JP 10123279 A JP10123279 A JP 10123279A JP 12327998 A JP12327998 A JP 12327998A JP H11314778 A JPH11314778 A JP H11314778A
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- electromagnetic clutch
- hopper
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Abstract
図ることができる通帳等の繰出し装置を提供する。 【解決手段】 1個の回転駆動源Eを設け、回転駆動源
と繰出し機構Cとの間に第1伝動系F1を、回転駆動源
と搬送機構Dとの間に回転駆動源の動力を常に搬送機構
に与える第2伝動系F2をそれぞれ備え、第1伝動系
は、各ホッパBの下方に延設された駆動軸と、その駆動
軸上に各ホッパに対応する位置で設けられた電磁クラッ
チCLbと、回転駆動源の回転力を駆動軸に伝達する伝
動手段とからなり、電磁クラッチの従動側部分に繰出し
機構が結合され、通帳等の種類を指定する信号に基いて
回転駆動源Eが駆動され、通帳等の種類に対応する繰出
し機構の電磁クラッチCLbがONされる。
Description
又は繰越発行を行う装置において用いられる通帳等の繰
出し装置、とくに複数種類の通帳等の中から所定の1種
類の通帳等を繰り出す装置に関する。通帳等とは、通
帳、証書、有価証券又はその類似物をいう。
項や中紙の印字形式が異なる複数種類の通帳の中から所
定の通帳を、又は厚みやサイズが同じでも、書式の異な
る複数種類の証書あるいは有価証券の中から所定の証書
や有価証券を、新規発行又は繰越発行することを、所定
の係員の手作業に頼る場合は、人により熟練度が異な
り、処理能率が低いことが多いばかりでなく、発行すべ
き種類の間違いや記載ミス等の重要なミスを引き起こし
易いという欠点があることから、予め複数種類の通帳等
を所定位置のホッパに装填しておき、種類の指定に基づ
き、指定された種類の通帳等を所定のホッパから繰出
し、搬送装置により搬送して印字装置の搬送通路に繰入
れる装置が、例えば、特開昭61−178338号公報
に開示されている。
報に開示された従来の通帳等の繰出し装置は、XY座標
に沿って移動する搬送装置を設け、通帳等の種類の指定
に基づいて、搬送装置をその指定種類に対応するホッパ
まで移動して位置決めさせ、通帳等を繰出した後、その
搬送装置を所定の搬送通路の入り口まで移動して繰入れ
る動作を行うものであるため、繰出し機構及び搬送装置
の構成が複雑で、かつ、搬送装置の所定ホッパ設置位置
及び搬送通路への正確な位置決め及び搬送のための制御
が困難複雑であり、製造コストもかかるという問題点が
あった。本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであ
り、その課題は、構成及び制御が簡単で、製造コストの
削減を図ることができる通帳等の繰出し装置を提供する
ことにある。
め、本発明は、それぞれ種類の異なる通帳等を積載収容
する複数個のホッパのそれぞれに備えられ、最下位の通
帳等を繰出す繰出し機構と、繰出された通帳等を後段の
処理装置に向けて送り出す搬送機構とを備え、前記通帳
等の種類を指定する信号に基づいて前記繰出し機構を選
択的に駆動して、所定の1種類の通帳等を繰出して送り
出す通帳等の繰出し装置において、1個の回転駆動源が
設けられ、その回転駆動源と繰出し機構との間には第1
伝動系が、前記回転駆動源と搬送機構との間には回転駆
動源の動力を常に搬送機構に与える第2伝動系がそれぞ
れ備えられ、第1伝動系は、各ホッパの下方を延びるよ
うに配設された駆動軸と、その駆動軸上に各ホッパの底
面に対応する位置において設けられた電磁クラッチと、
回転駆動源の回転力を前記駆動軸に伝達する伝動手段と
からなり、前記電磁クラッチの従動側部分に前記繰出し
機構が結合され、通帳等の種類を指定する信号に基いて
回転駆動源が駆動されるとともに、前記通帳等の種類に
対応する繰出し機構の電磁クラッチがONされることを
特徴としている。上記構成により、通帳等の種類を指定
する信号が与えられると、回転駆動源が駆動され、第1
伝動系の所定の種類の通帳等を収容するホッパに対応す
る電磁クラッチがONされて、そのホッパの繰出し機構
により指定された種類の通帳等が繰出され、搬送機構に
より後段の処理装置に向けて送り込まれる。
に共通の1本の駆動軸が設けられ、第1伝動系の伝動手
段は、回転駆動源から回転力を与えられる第1電磁クラ
ッチと、その第1電磁クラッチの従動側に結合された摩
擦クラッチと、前記各駆動軸の一端部に固着されたプー
リ等と、前記摩擦クラッチの従動側に固着されたプーリ
等と前記各駆動軸のプーリ等との間に巻回された共通の
ベルト等の無端伝動部材とから構成され、繰出し機構
は、ホッパの下方において駆動軸上に設けられた第2電
磁クラッチの従動側回転部分に結合されたピニオンと、
前記ホッパの繰出し面に沿って繰出し方向に移動自在に
備えられたピッカナイフと、そのピッカナイフに結合さ
れ、前記ピニオンと噛合されたラックと、前記ピッカナ
イフを原位置に復帰させる付勢手段とからなることが好
ましい。上記の構成により、通帳等の種類を指定する信
号が与えられると、回転駆動源が駆動され、第1電磁ク
ラッチ、摩擦クラッチ及び伝動手段を介して、各駆動軸
が回転されるが、駆動軸の電磁クラッチは、指定された
種類の通帳等を収容するホッパに対応するもののみがO
Nされるので、そのホッパの繰出し機構のピニオンが回
転され、ラックを介してピッカナイフが移動され、その
ホッパの最下位の通帳等が繰出される。ラックが行程終
端に停止されると、摩擦クラッチが駆動力伝達を遮断す
る。また、繰出し終了が検知されると、第2電磁クラッ
チがOFFされ、ピッカナイフは復帰手段により原位置
に復帰される。第1電磁クラッチは、いずれの第2電磁
クラッチもONされていない時にOFFされる。
た通帳等を検知するための検知器を設けるとともに、い
ずれかの種類の通帳等を指定する信号の入力に基づき第
1電磁クラッチ及び通帳等の種類を指定されたホッパの
繰出し機構の第2電磁クラッチをONし、前記検知器が
出力する検知信号に基づき前記第1電磁クラッチ及び前
記第2電磁クラッチをOFFする制御部を備えることが
望ましい。上記構成により、両電磁クラッチによる動力
の伝達及び遮断を、通帳等の繰出し動作の実態に応じて
適切に行うことができるから、繰出しミスを防止するこ
とができる。
いて、図面を参照しながら説明する。図1は実施例装置
の平面図、図2は同じく側面図、図3は駆動力伝達経路
を示す模式図である。図4は、一つのホッパに取付けら
れた繰出し機構の側面図、図5は同じく平面図、図6は
図4の矢視方向の背面図、図7はピッカナイフの作用説
明図、図8は要部のみの斜視図、図9は繰出し機構の作
用説明図である。
る。本体Aには、複数個のホッパBと、各ホッパに設け
られた繰出し機構Cと、繰出された通帳等を後段の図外
の印字処理などを行う処理装置に送り込む搬送機構D
と、繰出し機構Cと搬送機構Dに動力を与える1個の回
転駆動源Eとが設けられている。1個の回転駆動源Eが
繰出し機構Cと搬送機構Dとに共通に用いられる点、及
び回転駆動源Eと繰出し機構Cの間に第1伝動系F1
が、また、回転駆動源Eと搬送機構Dとの間に第2伝動
系F2が備えられている点に一つの特徴がある。以下
に、各要素B〜F1,F2について詳細に説明する。
列、すなわち、計4個のホッパB1 〜B4 が所定間隔を
もって整列して配置されている。しかし、1列のホッパ
数及び列数は任意である。通帳等を積載状態で収容する
ホッパB1 〜B4 は、いずれもほぼ有底角筒状に形成さ
れており、複数の通帳等を重ねた状態で握持したままホ
ッパB(特定のホッパを指称しない場合は、符号Bを用
いる)に収容することができるように、その背面壁1に
U字形に切除された切欠2が形成してあり、また、収容
した通帳等を載置するための繰出し方向に斜めに下り傾
斜している底板3には、後述される繰出し機構Cからの
繰出し力を最下位の通帳等に与えるために、U字形に切
除され、後端部が前記切欠2の下端部に連なる切欠4が
形成されている。そして、ホッパBの前面壁5の下端部
には、底板3の上面から通帳等の繰出し方向に貫通する
繰出し口6が形成されている。
の下方には、ホッパに積載収容されている通帳等Nの最
下位に存在するものを繰出し口6から繰出すための繰出
し機構Cが設けられている。繰出し機構Cは、図4、図
7に良く示されているように、ピッカナイフ7、ピッカ
ナイフアーム8、スライダ9、ラック10、後述される
電磁クラッチCLbのピニオン11、復旧スプリング1
2等からなる。ピッカナイフ7は軸13を回転支点とし
てピッカナイフアーム8の上流側に取付けられており、
ねじりコイルバネ14で付勢され、ストッパ部7aがピ
ッカナイフアーム8のストッパ部8aに当った状態で止
まっている。また、ピッカナイフアーム8は軸15を回
転支点としてスライダ9に取付けられており、ねじりコ
イルバネ16で起立方向に付勢されている。ピッカナイ
フアーム8はねじりコイルバネ16で起立方向に付勢さ
れているため、ホッパに入れられた通帳等が、例えば横
から見て、多少凹形状に湾曲していても、その通帳等の
下面にピッカナイフアーム8の上面8bが沿うことがで
きるので、ピッカナイフ7の突起部7bが空振りするこ
となく通帳等の後端部を引っ掛けることができる。ラッ
ク10はスライダ9の下面に取付けられており、スライ
ダ9は、スライダ9の左右に取付けられたガイドローラ
17、左右のレール18、及び左右のレールに取付けら
れたガイドローラ19によって平行移動自在に保持され
ている。電磁クラッチCLbがONし、ピニオン11が
回転すると、これに噛合しているラック10を介してス
ライダ9が繰出し方向へ移動する。これにより、スライ
ダ9上面のピッカナイフアーム8に取付けられたピッカ
ナイフ7の突起部7bが通帳等の後端部を引っ掛けて繰
出し方向へ繰出す。繰出しが終了すると、電磁クラッチ
CLbがOFFして繰出し力が遮断されるため、自由状
態となったスライダ9は復旧スプリング12によって逆
方向へ戻り、ストッパ20に当って止まる。このスライ
ダ9の戻り移動の際、ピッカナイフ7の突起部7bがホ
ッパ内の次の通帳等の下面を引っ掻くため、これによっ
て通帳等を傷付けないよう、ピッカナイフ7は通帳等と
の摩擦により、図7の一点鎖線のように突起部7bが時
計方向に回動してピッカナイフアーム8の上面8bより
も引っ込んだ状態で戻り移動をする。
れる搬送機構Dにより搬送するための繰出し搬送通路2
1の先端に開口されている。繰出し搬送通路21は、上
下の案内板22,23により形成されており、その下流
側端部は、水平な搬送通路24に合流されている。搬送
通路24も、上下の案内板25,26により形成されて
いる。搬送通路24は、図示の例では、下流側が上方に
湾曲されて、繰り出される通帳等を後段の処理装置の例
えば印字部などの処理位置方向に送り込むようになって
いるが、処理位置により水平方向に延長されても良い。
短い間隔をもってホッパBの下方をホッパの列方向に連
続して延長するように配置された回転軸27上に、複数
個の送りローラ28を固着し、各送りローラ28に押え
ローラ29を対設し、各押えローラ29をコイルバネ等
の付勢部材30により付勢させて構成されている。各対
の送りローラ28と押えローラ29は、そのニップ部が
前記繰出し通路21又は搬送通路24に存在するように
配置されている。
と、それぞれを駆動するための回転駆動源Eとの間に
は、図3に示すように、第1伝動系F1及び第2伝動系
F2が設けられている。第1伝動系F1は、一端部にプ
ーリ31を、他端部にギヤ32を備えた第1伝動軸33
を有し、プーリ31と回転駆動源であるモータEの回転
軸に固着されたプーリ34の間にベルト35が巻回され
ている。第1伝動系F1は、2個のプーリ36,37を
備えた、第1伝動軸33と平行な第2伝動軸38を有
し、両軸33,38の間に、伝動方向に沿って第1電磁
クラッチCLaと、商標トルクリミッタの名称で知られ
る摩擦クラッチTLとが設けられている。第1電磁クラ
ッチCLaは、全ホッパBの繰出し機構Cに共通の動力
の伝達と遮断を行う機能を有する。そして、第1電磁ク
ラッチCLaの駆動側回転部分の外周に固着されたギヤ
39が、前記ギヤ32に噛合されている。また、第1電
磁クラッチCLaの従動側回転部分に摩擦クラッチTL
の駆動側部分が結合されており、摩擦クラッチTLの従
動側回転部分に結合されたプーリ40と、第2伝動軸3
8に固着されたプーリ36の間にベルト41が巻回され
ている。
にそれぞれ1本の駆動軸34が配置され、各駆動軸34
上に、各ホッパの底面の切欠4に対応する位置におい
て、第2電磁クラッチCLb(CLb1 〜CLb4 )が
設けられている。各駆動軸34の一端部にはプーリ42
が固着されていて、これらのプーリ42と第2伝動軸3
8に固着されているプーリ37の間にベルト43が巻回
されて、第1電磁クラッチCLa及び摩擦クラッチTL
を経て伝動される回転力が、そのベルト43及び各プー
リ42を介して、各駆動軸34に分与されるように構成
されている。
動軸34に固着され、従動側回転部分の外周に、前記繰
出し機構Cを構成する前出のピニオン11が結合され、
又は形成されている。
7の一端部に固着されたプーリ45と、必要に応じて配
設されたテンションプーリ46と、モータEのプーリ3
4との間にベルト47を巻回して構成されており、モー
タEが起動されると、直ちに搬送機構Dが搬送動作をす
るようになっている。
口6の下流側に設けられている最初の搬送ローラ28,
29の下流側に、当該ホッパから繰出された通帳等を検
知する検知器48が設けられている。この検知器が出力
する検知信号は、図示されていない制御部に与えられ、
回転駆動源E、電磁クラッチCLa,CLbのON/O
FFの制御に用いられる。制御部には、この繰出し装置
が組込まれた通帳等処理装置に設けられた入力部から又
は、通帳等処理装置に備えられた通信部から通帳等の種
類を指定する信号を入力したことに基づき、その指定さ
れた種類に対応するホッパの繰出し機構を選択して、回
転駆動源Eを起動させるとともに、第1伝動系の第1電
磁クラッチCLa及び当該繰出し機構に対応する第2電
磁クラッチCLbのON/OFF制御を行うようになっ
ている。
等を指定する信号を入力したとして、上記構成による作
用を説明する。図8の(a)は待機状態、(b)は繰出
し動作開始当初の状態、(c)は通帳等の先端が繰出さ
れた状態、(d)は繰出された通帳等の先端が搬送ロー
ラに挟持された状態を、それぞれ示している。制御部は
通帳等の種類を指定する信号を入力したことに基づき、
回転駆動源Eを起動し、これとともに搬送機構Dが搬送
動作を開始する。また、同時に、第1電磁クラッチCL
aと通帳等の所定の種類に対応する繰出し機構の第2電
磁クラッチCLbをONする。これにより、その第2電
磁クラッチの従動側回転部分が回転されるため、その従
動側回転部分に設けてあるピニオン11に噛合している
ラック10を介してピッカナイフ7が前進され、当該ホ
ッパの最下位の通帳等の後端に係止してこれを他の通帳
等から分離し、その通帳等をホッパの繰出し口6から送
り出す。ピッカナイフ7は、ソレノイド等の急激に動作
する駆動体でなく、モータにより速度を制御しながら回
転されるピニオン11と噛合されたラック10を介して
移動されるので、通帳等の後端を損傷することがないと
いう利点がある。そして、通帳等を繰出すピッカナイフ
7が行程終端まで移動されると、ストッパ18aに停止
される。このときは、第2電磁クラッチCLbがまだO
Nされているので、停止されたピッカナイフからの反力
が摩擦クラッチTLまで到達するため、摩擦クラッチT
Lが解離し、回転駆動源Eから動力を遮断する。そのた
め、噛合しているピニオン11とラック10のいずれか
が破損されることが防止される。
の最初の搬送ローラ28,29の間に挟持され、繰出し
搬送通路21を進行される。そして、繰出された通帳等
の前端が検知器48により検知されると、第2電磁クラ
ッチCLbがOFFされる。通帳等の後端が検知器48
により検知されると、回転駆動源E及び第1電磁クラッ
チCLaもOFFされて、次の種類指定信号の入力を待
機する。
転駆動源と繰出し機構及び搬送機構との間に第1伝動系
と第2伝動系を設け、第1伝動系には回転力を各繰出し
機構に対応して設けられたそれぞれの駆動軸に分与する
構造を備え、各駆動軸に電磁クラッチを取付けて、その
従動側回転部分に各繰出し機構を結合したので、一つの
回転駆動源を搬送系と繰出し系とに共通に用いることが
でき、繰出し機構の選択的駆動は、所定の電磁クラッチ
をONすることにより実現することができる。従って、
搬送機構及び繰出し機構の構成を簡素化することができ
るとともに、所定の1種類の通帳等の繰出しのための制
御が簡単である。また、各ホッパの繰出し機構は、同じ
列に配置されたホッパごとに共通の1本の駆動軸を用
い、電磁クラッチの制御により、回転駆動力の伝達及び
遮断を行う場合は、伝動系の構造をさらに簡素にするこ
とができ、装置の小型化を図ることができる。
3、ギヤ32,39、第1電磁クラッチCLa、摩擦ク
ラッチTL、プーリ36,40、ベルト41、プーリ3
7,42、ベルト43が上記伝動手段に相当する。
動源と繰出し機構との間には第1伝動系が、前記回転駆
動源と搬送機構との間には回転駆動源の動力を常に搬送
機構に与える第2伝動系がそれぞれ備えられ、第1伝動
系は、各ホッパの下方を延びるように配設された駆動軸
と、その駆動軸上に各ホッパの底面の切欠に対応する位
置において設けられた電磁クラッチと、回転駆動源の回
転力を前記駆動軸に伝達する伝動手段とからなり、前記
電磁クラッチの従動側部分に前記繰出し機構が結合さ
れ、通帳等の種類を指定する信号に基いて回転駆動源が
駆動されるとともに、前記通帳等の種類に対応する繰出
し機構の電磁クラッチがONされるようにしたので、1
個の駆動源で搬送系と繰出し系とを駆動することがで
き、また、通帳等の種類に対応する繰出し機構の選択的
駆動も簡単な構成により実現することができ、駆動源及
び繰出し機構の制御も簡単である。
に共通の1本の駆動軸とし、第1伝動系の伝動手段を、
回転駆動源から回転力を与えられる第1電磁クラッチ
と、その第1電磁クラッチの従動側に結合された摩擦ク
ラッチと、前記各駆動軸の一端部に固着されたプーリ等
と、前記摩擦クラッチの従動側に固着されたプーリ等と
前記各駆動軸のプーリ等との間に巻回された共通のベル
ト等の無端伝動部材とで構成し、繰出し機構を、ホッパ
の下方において駆動軸上に設けられた第2電磁クラッチ
の従動側回転部分に結合されたピニオンと、前記ホッパ
の繰出し面に沿って繰出し方向に移動自在に備えられた
ピッカナイフと、そのピッカナイフに結合され、前記ピ
ニオンと噛合されたラックと、前記ピッカナイフを原位
置に復帰させる付勢手段とで構成した場合は、繰出し機
構全体の構成が簡素になり、繰出し時に通帳等に損傷を
与えることが防止される。
た通帳等を検知するための検知器を設けるとともに、い
ずれかの種類の通帳等を指定する信号の入力に基づき第
1電磁クラッチ及び通帳等の種類を指定されたホッパの
繰出し機構の第2電磁クラッチをONし、前記検知器が
出力する検知信号に基づき前記第1電磁クラッチ及び前
記第2電磁クラッチをOFFする制御部を備えた場合
は、両電磁クラッチによる動力の伝達及び遮断を、通帳
等の繰出し動作の実態に応じて適切に行うことができる
から、繰出しミスを防止することができる。
図。
ダに対する取付状態を示す斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ種類の異なる通帳等を積載収容
する複数個のホッパと、各ホッパに備えられ、最下位の
通帳等を繰出す繰出し機構と、繰出された通帳等を後段
の処理装置に向けて送り出す搬送機構とを備え、前記通
帳等の種類を指定する信号に基づいて前記繰出し機構を
選択的に駆動して、所定の1種類の通帳等を繰出して送
り出す通帳等の繰出し装置において、 1個の回転駆動源が設けられ、 前記回転駆動源と前記繰出し機構との間には第1伝動系
が、前記回転駆動源と前記搬送機構との間には前記回転
駆動源を動力的に常に前記搬送機構に結合する第2伝動
系が、それぞれ備えられ、 前記第1伝動系は、前記各ホッパの下方を延びるように
配設された駆動軸と、前記駆動軸上に前記各ホッパの底
面に対応する位置において設けられた電磁クラッチと、
前記回転駆動源の回転力を前記駆動軸に伝達する伝動手
段とからなり、 前記電磁クラッチの従動側部分に前記繰出し機構が結合
され、 前記通帳等の種類を指定する信号に基づき、前記回転駆
動源が駆動されるとともに、前記通帳等の種類に対応す
る繰出し機構の電磁クラッチがONされることを特徴と
する通帳等の繰出し装置。 - 【請求項2】 第1伝動系の駆動軸は、ホッパの各列ご
とに共通の1本の駆動軸が設けられ、 第1伝動系の伝動手段は、回転駆動源から回転力を与え
られる第1電磁クラッチと、その第1電磁クラッチの従
動側に結合された摩擦クラッチと、前記各駆動軸の一端
部に固着されたプーリ等と、前記摩擦クラッチの従動側
に固着されたプーリ等と前記各駆動軸のプーリ等との間
に巻回された共通のベルト等の無端伝動部材とから構成
され、 繰出し機構は、ホッパの下方において駆動軸上に設けら
れた第2電磁クラッチの従動側回転部分に結合されたピ
ニオンと、前記ホッパの繰出し面に沿って繰出し方向に
移動自在に備えられたピッカナイフと、そのピッカナイ
フに結合され、前記ピニオンと噛合されたラックと、前
記ピッカナイフを原位置に復帰させる付勢手段とからな
ること、を特徴とする請求項1に記載された通帳等の繰
出し装置。 - 【請求項3】 各ホッパの繰出し口の下流側に、繰出さ
れた通帳等を検知するための検知器を設けるとともに、
いずれかの種類の通帳等を指定する信号の入力に基づき
第1電磁クラッチ及び通帳等の種類を指定されたホッパ
の繰出し機構の第2電磁クラッチをONし、前記検知器
が出力する検知信号に基づき前記第1電磁クラッチ及び
前記第2電磁クラッチをOFFする制御部を備えたこと
を特徴とする請求項2に記載された通帳等の繰出し装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12327998A JP3615051B2 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 通帳等の繰出し装置 |
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JP12327998A JP3615051B2 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 通帳等の繰出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11314778A true JPH11314778A (ja) | 1999-11-16 |
JP3615051B2 JP3615051B2 (ja) | 2005-01-26 |
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ID=14856644
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12327998A Expired - Fee Related JP3615051B2 (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 通帳等の繰出し装置 |
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JP (1) | JP3615051B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8529182B2 (en) | 2009-03-19 | 2013-09-10 | Fujitsu Limited | Transport apparatus and library apparatus |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP12327998A patent/JP3615051B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
US8529182B2 (en) | 2009-03-19 | 2013-09-10 | Fujitsu Limited | Transport apparatus and library apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3615051B2 (ja) | 2005-01-26 |
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