JPH11314604A - 製袋包装機 - Google Patents

製袋包装機

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JPH11314604A
JPH11314604A JP12233698A JP12233698A JPH11314604A JP H11314604 A JPH11314604 A JP H11314604A JP 12233698 A JP12233698 A JP 12233698A JP 12233698 A JP12233698 A JP 12233698A JP H11314604 A JPH11314604 A JP H11314604A
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JP
Japan
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roll
packaging material
bag
film
moving
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JP12233698A
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English (en)
Inventor
Masao Fukuda
雅夫 福田
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムロールの装填に伴う作業を容易化
し、かつ、装置の大型化を抑制できる製袋包装機を提供
する。 【解決手段】 長尺の包材Fを巻き付けてなるフィルム
ロールRを軸支するロール保持部20と、前記フィルム
ロールRから引出された包材Fを袋状に成形する製袋部
Sと、袋状の包材Fに商品が充填されたのちシールする
包装部Hと、前記ロール保持部20をロール軸方向Xに
移動させるロール移動装置23と、前記ロール移動装置
を制御して前記ロール保持部の位置を調整するロール位
置制御手段36とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋を作成しながら
袋に商品を充填して包装する製袋包装機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】袋を作成しながらこの袋に食品のような
商品を充填して包装する製袋包装機、例えばピロー包装
機は、図1に示すように、包材である長尺のフィルムF
を巻き付けたフィルムロールRから、フィルムFが引出
され、斜交するターンバー15を経てこれと直角方向の
搬送方向Tに向きを変えられる。ターンバー15の位置
をフィルム幅Wの変化に応じて搬送方向T(X方向)に
移動することにより、フィルムFの幅(軸方向長さ)W
が変化しても、フィルム幅W方向のセンター位置が各ガ
イドローラのほぼセンター位置になるようにしている。
【0003】フィルムFは各ガイドローラを経て製袋部
Sに導入される。フィルムFは前記製袋部Sのフォーマ
ローラ8を介してフォーマ9において筒状に整形され、
その重ね合わされた両側縁部Fa,Fbが、包装部Hの
縦シール機構10によって縦方向にシールされて袋状に
曲成され、袋状のフィルムFに商品が充填されたのち、
横シール機構11によって横シールおよび横シール部で
の切断がなされて、商品が充填された袋Bが製造され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記フィルムロールR
は図示しない支持軸に固定されて回転するが、フィルム
ロールRを支持軸上の任意の位置で位置決めしなければ
ならないケースでは、従来、フィルムロールRを支持軸
に嵌め込んで、支持軸上でスライドさせていたので、ロ
ールの径や重量が大きくなると、人手による調整作業で
は、微妙な調整に時間がかかり、生産性が悪くなるとい
う問題があった。
【0005】この問題を解決を図った技術として、特開
平7−205934号公報に開示されたフィルム原反装
填装置がある。この装置では、フィルムロールを装填装
置に載せ、この装填装置上で前後一対の移動板を移動さ
せて、前記移動板に装着されたローラをフィルムロール
の前後両端面に押し当てることにより、フィルムロール
の位置決めを行っている。しかし、この技術は、一対の
移動板の移動機構が複雑で大きなものとなる。
【0006】他方、充填される商品に応じて袋Bの大き
さ、つまりフィルム幅Wを変える必要があり、必要に応
じて所定のフィルム幅Wを有するフィルムロールRに交
換され、所定の大きさのフォーマ9に交換される。
【0007】この場合、つぎのような問題があった。図
9は、ロール保持部20Aに保持されるフィルムロール
Ra〜Rcをフィルム幅Wa(小)〜Wc(大)に応じ
て交換する状態を示す。ここで、フィルムロールRa,
Rb,RcのX方向の中心Oa,Ob,Ocと、ターン
バー15A,15Bの中心O1a,O1b,O1cの位
置はそれぞれ合致している。同図において、フィルム幅
がWa(小)のフィルムロールRa(実線)と、フィル
ム幅がWb(中)のフィルムロールRb(一点鎖線)と
を交換する場合には、ターンバー15AのX方向の移動
距離がL5と小さくて済む。しかし、さらにフィルム幅
がWc(大)のフィルムロールRc(二点鎖線)とも交
換する場合には、フィルム幅Wcに合わせてターンバー
15Aを15Bへ長くするとともに、そのX方向の移動
距離もL6と大きくする必要がある。したがって、フィ
ルム幅Wの変化が大きくなるとターンバー15を移動す
る機構が大型化し、装置全体が大型化するという問題が
あった。
【0008】また、図10のように、フィルム幅Wに応
じてフォーマ9を大きさの異なるものに交換する場合、
フォーマローラ8の搬送方向Tの移動距離も、交換する
フォーマ9の長さに応じてフォーマ9a(実線)と9b
(一点鎖線)間の移動距離L7から、フォーマ9c(二
点鎖線)の移動距離L8へと大きくする必要がある。し
たがって、この場合もフィルム幅Wの変化が大きくなる
と、作業性が低下し、かつ、フォーマローラ8を移動す
る機構が大型化し、装置が大型化する。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決して、フィ
ルムロールの装填に伴う作業を容易化し、かつ、装置の
大型化を抑制できる製袋包装機を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一構成に係る製袋包装機は、長尺の包材を
巻き付けてなるフィルムロールを軸支するロール保持部
と、前記フィルムロールから引出された包材を袋状に成
形する製袋部と、袋状の包材に商品が充填されたのちシ
ールする包装部と、前記ロール保持部をロール軸方向に
移動させるロール移動装置と、前記ロール移動装置を制
御して前記ロール保持部の位置を調整するロール位置制
御手段とを備えている。
【0011】上記構成によれば、フィルムロールを軸支
するロール保持部そのものを、ロール移動装置によって
自動的にロール軸方向に移動させるので、ロールの微妙
な位置決め作業が自動化でき、生産性を向上させること
ができる。しかも、一対の移動板を移動させる移動機構
のような複雑で大きな機構が不要であるから、装置全体
の大型化が抑制される。
【0012】本発明の他の構成に係る製袋包装機は、長
尺の包材を異なる複数種類の幅ごとに巻き付けてなるフ
ィルムロール軸支するロール保持部と、前記フィルムロ
ールから引出された包材の一面に接触しながら包材の搬
送方向をこれと直交する方向に変えるターンバーと、包
材を袋状に曲成する製袋部と、袋状の包材に商品が充填
されたのちシールする包装部と、前記ロール保持部のロ
ール軸方向の位置を、包材の幅に応じて、前記フィルム
ロールの軸方向の中心位置の変化量を抑制するように移
動させるロール移動装置とを備えている。
【0013】上記構成によれば、包材の幅に応じて、ロ
ール保持部の軸方向の位置が、フィルムロールの軸方向
の中心位置の変化量を抑制するように調整される。した
がって、包材の幅の変化が大きくなっても、ロール保持
部をフィルムロールの前記中心位置に合わせて移動させ
るから、ターンバーの移動距離を小さくできるので、タ
ーンバーを移動する機構を小型化できる。さらに、ロー
ル移動装置により、ロール保持部を移動させるから、こ
の移動が容易である。しかも、一対の移動板を移動させ
る移動機構のような複雑で大きな機構が不要であるか
ら、装置全体の大型化が抑制される。
【0014】好適な実施形態では、前記ロール保持部
が、前記フィルムロールの中心孔に挿入されてフィルム
ロールを支持する支持軸と、この支持軸に設けられてフ
ィルムロールの軸方向後端面が当接されるロールストッ
パとを有している。この構成によれば、フィルムロール
の軸方向後端面をロールストッパに当接させることで、
フィルムロールの位置決めを容易に行うことができる。
【0015】好適な実施形態では、前記ロールストッパ
は、前記支持軸に取り付けられる取付部と、この取付部
に連結されて取付部よりも前方へ偏位した位置で前記フ
ィルムロールの芯材を除いた軸方向後端面に当接するス
トッパ部とを有している。ここで、フィルムロールの軸
方向の端面とは、芯材を除いたロール状のフィルムの端
面をいう。この構成によれば、芯材とその外周に巻回さ
れたロール状のフィルムとの軸方向位置がずれて、芯材
がロール状のフィルムの端面から軸方向に飛び出してい
る場合でも、フィルムの端面をストッパ部に当接させる
ことにより、フィルムを所望の位置に正確に位置決めで
きる。
【0016】本発明のさらに他の構成によれば、長尺の
包材を異なる複数種類の幅ごとに巻き付けてなるフィル
ムロールを軸支するロール保持部と、前記フィルムロー
ルから引出された包材を袋状に曲成する製袋部と、袋状
の包材に商品が充填されたのちシールする包装部とを備
え、前記製袋部は、包材を筒状に整形するフォーマと、
包材を前記フォーマに導くフォーマローラと、前記フォ
ーマローラの包材搬送経路に沿った位置を、包材の幅に
応じて変わる前記フォーマの長さに対応して移動させる
フォーマローラ移動装置とを有し、このフォーマローラ
移動装置は、前記フォーマローラを保持して、包材搬送
経路に沿った異なる複数の位置に移動させる第1の移動
機構と、この第1の移動機構を包材搬送経路に沿った異
なる複数の位置に移動させる第2の移動機構とを有して
いる。
【0017】上記構成によれば、第1の移動機構でフォ
ーマローラを保持して包材搬送経路に沿った異なる複数
の位置に設定するとともに、第2の移動機構でこの第1
の移動機構を包材搬送経路に沿って移動させる。したが
って、包材の幅の変化が大きくなっても、第1の移動機
構の移動分だけ、第2の移動機構の移動距離を抑制でき
るので、装置の大型化を抑制できる。
【0018】好ましくは、前記フォーマローラ移動装置
の第1の移動機構は前記フォーマローラを保持して回動
する回動アームを有し、第2の移動機構は前記回動アー
ムを包材搬送経路に沿って直線移動させる送りねじ機構
からなる。したがって、比較的簡略な構造でフォーマロ
ーラ移動装置を実現できる。
【0019】好ましくは、装置各部を制御するコントロ
ーラを有し、このコントローラは、前記包材の幅のデー
タ入力に基づいて各部の移動制御を行うものであって、
前記ターンバーの位置の移動制御を行うターンバー位置
制御手段と、前記ロール保持部の位置の移動制御を行う
ロール位置制御手段と、前記フォーマローラの位置の移
動制御を行うフォーマローラ位置制御手段とを有してい
る。したがって、包材の幅に応じて、各部の作動の切替
えを自動的に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に、本発明の一実施形態に係る
製袋包装機の概略斜視図を示す。この包装機は、袋を作
成しながらこの袋に食品のような商品を充填して包装す
るものであり、縦型ピロー包装機と呼ばれるものであ
る。
【0021】図1において、フィルムロールRは長尺の
フィルムFを異なる複数種類の幅W(例えば、Wa
(小),Wb(中),Wc(大)の3種類)ごとに巻き
付けてなるものであり、フィルムFはこのフィルムロー
ルRから引出され、第1および第2ガイドロール1,2
を経て、これらに斜交するターンバー15に導かれる。
このターンバー15は、フィルムFの一面に接触しなが
ら、その搬送方向Tをこれと直交する方向に変えるもの
で、ターンバー移動機構16により、フィルム幅Wに応
じて、フィルムロールRの軸方向Xに合致した搬送方向
Tに移動される。このターンバー移動機構16は、ター
ンバー15の両端を支持して前記搬送方向T(X方向)
に平行移動させる。
【0022】フィルムFは前記ターンバー15から水平
に給送され、第3および第4ガイドロール3,4によっ
て上向きに変えられたのち、第5ガイドロール5を経て
再び水平に給送され、第6および第7ガイドロール6,
7によってジグザグ状の経路をとったのち、製袋部Sに
導入される。製袋部Sにおいて、フィルムFは、フォー
マローラ8を介して導入されたフォーマ9において筒状
に整形されるとともに、フォーマ9の下方に対向配設し
た一対のプルダウンベルト12によって筒状を維持させ
るようにその外面を吸着保持されつつ包装部Hに送られ
る。包装部Hにおいて、筒状のフィルムFは、その重ね
合わされた両側縁部Fa,Fbが、縦シール機構10に
よって縦方向にシールされて袋状に曲成され、袋状のフ
ィルムFに商品が充填されたのち、横シール機構11に
よって横シールおよび横シール部での切断がなされて、
商品が充填された袋Bが製造される。このような製袋部
Sおよび包装部Hの動作はコントローラ30によって制
御される。
【0023】図2(a)に示すように、フィルムロール
Rはロール保持部20で保持されて回転駆動される。ロ
ール保持部20は、製袋包装機全体を支持する基台Kに
固定された台座D上に、後述するように、フィルムロー
ルRの軸方向Xへ移動可能に支持されており、水平に延
びた支持軸21と、この支持軸21の軸方向(X方向)
のほぼ中間部に設けられたロールストッパ22とを有し
ている。フィルムロールRの芯材J1の中心孔J1aに
支持軸21の前部21aを挿通して、フィルムロールR
の軸方向(X方向)後端面Eをロールストッパ22に当
接させた状態で、支持軸21の前部21aに内蔵された
エアーチャック(図示せず)を拡張させて芯材J1の内
面に圧着させることにより、支持軸21でフィルムロー
ルRを軸支している。
【0024】ロールストッパ22は、図2(c)に示す
ように、中央に位置するリング状の取付部22aに、複
数のステー22bを介して、リング状のストッパ部22
cが連結されたものである。前記取付部22aは、その
中心の取付孔70を支持軸21に嵌合させて、図示しな
い径方向の取付ボルトにより、この支持軸21に取り付
けられている。前記ストッパ部22cは、取付部22a
から軸方向Xの前方、つまり支持軸21の先端方向へ偏
位しており、この偏位した位置でフィルムロールRの後
端面Eに当接している。ストッパ部22cの中心には、
芯材J1の外径よりも大きい内径の逃がし孔71が形成
されている。したがって、図2(d)に示すように、芯
材J1が、これに巻回されたロール状のフィルムFから
軸方向後方にずれているときでも、芯材J1が逃がし孔
71に進入し、ストッパ部22cには当たらないので、
フィルムロールRの後端面E、すなわち、芯材J1を除
いたロール状のフィルムFの後端面がストッパ部22c
に接触して、フィルムロールRの軸方向Xの位置が正確
に決まる。
【0025】図2(a)において、支持軸21の後部2
1bはブラケット28で回転自在、かつ軸方向移動不能
に支持されている。このロール保持部20は、ロールス
トッパ22のX方向の位置を、フィルム幅Wに応じて、
フィルムロールRのX方向の中心位置の変化量を抑制す
るように、フィルム幅Wa,Wbとフィルム幅Wcとに
対応して2段階に切替えて移動させるロール移動装置2
3を備えている。この例では2段階に切替えているが、
フィルム幅Wの種類に応じて3つ以上の複数段階に切替
えてもよい。
【0026】前記ロール移動装置23は、図2(a),
(b)に示すように、前記台座Dの上部に取り付けたテ
ーブル32上に固定されてX方向に延びる一対のレール
部材31と、このレール部材31間に配置したシリンダ
33を有している。シリンダ33のロッド34はX方向
に伸縮し、その先端は前記ブラケット28から下方に延
びた連結片28aに連結されている。ブラケット28
は、その下部に取り付けられた複数のリニアベアリング
29を介して、前記レール部材31にX方向へ移動自在
に取り付けられている。したがって、シリンダ33の作
動によるロッド34の伸縮によりブラケット28がX方
向に移動し、支持軸21に保持されたロールストッパ2
2がX方向に移動する。
【0027】また、前記ブラケット28には、駆動モー
タ26が取り付けられ、その回転軸に固定された歯車2
4が前記支持軸21の中央部に固定された歯車25に噛
み合っている。コントローラ30の制御により、フィル
ムロールRからのフィルムFの引出し動作に連動して駆
動モータ26が駆動し、支持軸21およびフィルムロー
ルRが図1のC1方向に回転する。
【0028】製袋部Sは、図3(a)に示すように、前
記フォーマローラ8のフィルムFの搬送経路V(搬送方
向T)に沿った位置を、フィルム幅Wに応じて変わる前
記フォーマ9の長さに対応して3段階に切替えて移動さ
せるフォーマローラ移動装置40を備えている。この装
置40は、前記フォーマローラ8をその先端間で保持し
て回動し、前記フィルムFの搬送経路Vに沿った異なる
2つの位置に設定する左右一対の回動アームのような第
1の移動機構50と、この回動アーム50を搬送経路V
に沿って直線移動させる送りねじ機構のような第2の移
動機構60とを有する。
【0029】送りねじ機構60は、基台Kに固定された
フレーム61に支持された一対のレール部材63を有し
ている。このレール部材63上を搬送経路Vに沿って移
動自在にテーブル64が設けられ、テーブル64上に前
記回動アーム50を支持する支持ブロック42が固定さ
れている。前記フレーム61には、駆動モータ52が取
り付けられ、この駆動モータ52の回転軸に固定された
歯車54がねじ棒66に固定された歯車55に噛み合っ
ている。前記テーブル64の下面に固定された連結片6
5が前記ねじ棒66にねじ連結されている。ねじ棒66
の前端部はフレーム61に回転自在に支持されている。
駆動モータ52の駆動によって、歯車54,55が回転
してねじ棒66が回転し、この回転に伴って連結片65
に連結されたテーブル64がレール部材63上を搬送経
路Vに沿って移動する。この移動により回動アーム50
の基端は位置Q1から位置Q2まで移動する(図5)。
この位置は、駆動モータ52の回転量を例えばロータリ
ーエンコーダのような光学的な検出手段により検出する
ことにより検知される。
【0030】前記一対の回動アーム50を支持する支持
ブロック42は、両回動アーム50の間の中間位置に配
置されており、この支持ブロック42内には駆動モータ
43が設けられ、図示しないその駆動軸が歯車機構を介
して、一対の回動アーム50の角形の貫通孔50aに嵌
合する角形の軸体J2に連結されている。この駆動モー
タ43の駆動により、回動アーム50がその基端を中心
にC2,C3方向に回動する。回動アーム50の回動軌
道の前方所定位置に、回動アーム50の位置を検知して
回動アーム50の回動を停止させる近接スイッチのよう
な位置決めスイッチ41aが設けられている。また、図
3(b)に示すように、支持ブロック42の上面の所定
位置に、回動アーム50の位置を検知して回動アーム5
0の回動を停止させるマイクロスイッチのような位置決
めスイッチ41bと、前記回動アーム50が連結されて
いる軸体J2に支持ブロック42の近傍位置で固定され
た作動体45とが設けられており、回動アーム50がC
3方向に所定の回動をすると、これに伴って作動体45
が回動して、その突出片45aが前記マイクロスイッチ
41bを押し込むように配置されている。
【0031】図3(a)の駆動モータ43の駆動により
回動アーム50がC2方向に回動し、近接スイッチ41
aが所定の位置P1で回動アーム50を検知すると、オ
ン状態となって検知信号S1を出力し、回動アーム50
の回動を停止させる。フィルム幅Waの場合、この位置
P1に回動アーム50が設定される。また、図3(b)
の駆動モータ43の駆動により回動アーム50がC3方
向に回動し、前記作動体45の突出片45aが前記マイ
クロスイッチ41bを押し込んで所定の位置P2で回動
アーム50を検知すると、オン状態となって検知信号S
2を出力し、回動アーム50の回動を停止させる。フィ
ルム幅Wbの場合、この位置P2に回動アーム50が設
定される。
【0032】なお、この実施形態では第1の移動機構5
0を回動アームで構成しているが、搬送経路Vに沿って
移動させる機構、例えば前記の送りねじ機構60と同様
な送りねじ機構で構成してもよい。
【0033】本包装機の各部を制御するコントローラ3
0の構成を図4に示す。コントローラ30は、フィルム
幅Wのデータ入力および検知信号S1,S2の入力に基
づいて各部の制御を自動的に行うものであり、前記ター
ンバー15の位置の移動制御を行うターンバー位置制御
手段35と、前記ロールストッパ22の位置の移動制御
を行うロール位置制御手段36と、前記フォーマローラ
8の位置の移動制御を行うフォーマローラ位置制御手段
37と、前記製袋部Sの作動の制御を行う製袋部制御手
段38と、前記包装部Hの作動の制御を行う包装部制御
手段39とを有している。
【0034】製袋部制御手段38は、フィルム幅Wに応
じて交換したフォーマ9に合わせて、プルダウンベルト
12の位置決めおよびフィルムFの送り速度等の切替え
制御を行い、包装部制御手段39は、フィルム幅Wに応
じて交換したフォーマ9に合わせて、縦シール機構10
や横シール機構11の位置決め、温度設定およびシール
圧設定等の切替え制御を行う。さらに、コントローラ3
0は、フィルム幅Wのデータが誤入力された場合にその
データに基づく作動禁止の警報を発する制御をも行う。
【0035】つぎに、この製袋包装機について、フィル
ムFの幅WがWa(小)〜Wc(大)に変化した場合に
おける各部の切替え動作について説明する。例えば、フ
ィルム幅Wが5インチサイズの袋に対応したWa
(小),9インチサイズの袋に対応したWb(中),1
3インチサイズの袋に対応したWc(大)の3種類に切
替えられるものとする。
【0036】〔1〕フィルム幅Wa(小)とWb(中)
の場合 まず、このフィルム幅WaまたはWbに応じて、所定の
大きさのフォーマ9aまたは9bとフィルムロールRa
またはRbに交換される。次いで、フィルム幅Waまた
はWbのデータ入力に基づいて、前記コントローラ30
によって、それぞれ各部の切替えおよび移動制御が行わ
れる。
【0037】交換されたフォーマ9について、図4のフ
ォーマローラ位置制御手段37によってフォーマローラ
移動装置40が制御され、フォーマローラ8の位置の移
動制御が行われる。この状態を図5に示す。フィルム幅
Waのデータ入力がされると、図3の駆動モータ43の
駆動により回動アーム50がC2方向に回動し、近接ス
イッチ41aが位置P1で回動アーム50を検知する
と、オン状態となって検知信号S1を出力し、回動アー
ム50の回動を停止させる。これにより、フィルム幅W
aに対応するフォーマローラ8の位置P1が設定され
る。
【0038】フィルム幅Wbのデータ入力がされると、
図3の駆動モータ43の駆動により回動アーム50がC
3方向に回動し、マイクロスイッチ41bが位置P2で
回動アーム50を検知すると、オン状態となって検知信
号S2を出力し、回動アーム50の回動を停止させる。
これにより、フィルム幅Wbに対応するフォーマローラ
8の位置P2が設定される。
【0039】なお、フィルム幅がWaとWbの中間Wm
1(Wa<Wm1<Wb)の場合には、回動アーム50
を位置P1に設定したままで、送りねじ機構60で移動
させる。すなわち、フィルム幅Wm1のデータ入力がさ
れると、前記検知信号S1がコントローラ30に入力さ
れて(図4)回動アーム50が位置P1にあることが確
認されると、フィルム幅Wm1に応じて変わるフォーマ
9の長さに対応して、送りねじ機構60は回動アーム5
0の基端を搬送経路Vに沿った搬送方向Tと逆方向のT
1方向に位置Q1から所定位置まで直線移動させる。こ
の移動距離は、位置Q1から位置Q2までの距離L3よ
り小さい。
【0040】つぎに、図4のロール位置制御手段36に
よってロール移動装置23が制御され、ロールストッパ
22の位置の移動制御が行われる。この状態を図6
(a)に示す。同図において、ロールストッパ22はフ
ィルム幅Wc(大)のものを想定してその位置が決めら
れている。この状態から、フィルム幅WaまたはWbの
データ入力に応じて、図2のロール移動装置23のシリ
ンダ33が作動し、ロールストッパ22の位置はX1方
向に(Wc−Wb)だけ移動される。これにより、フィ
ルム幅Wa,WbのX方向の中心位置Oa,Obをフィ
ルム幅WcのX方向の中心位置Ocに近づけるようにし
て、その中心位置の変化量を抑制している。フィルムロ
ールRa,RbのX方向の中心Oa,Obと、ターンバ
ー15の中心O1a,O1bの位置はそれぞれ合致して
いるので、フィルムロールRcの中心Oa,Ob間とタ
ーンバー15の中心O1a,O1b間の変位量L1は等
しい。したがって、ロールストッパ22の位置を移動さ
せることにより、ターンバー移動機構16によるターン
バー15のX方向の移動距離はL1になる。なお、フィ
ルム幅Wm1(Wa<Wm1<Wb)の場合には、この
移動距離はL1より小さい。
【0041】また、製袋部Sにおいて、製袋部制御手段
38は、フィルム幅Wに応じて交換したフォーマ9に合
わせてプルダウンベルト12の位置決めや、プルダウン
ベルト12およびフィルムローラRの回転速度により決
められるフィルムFの送り速度等の切替え制御を行う。
また、包装部Hにおいて、包装部制御手段39は、フィ
ルム幅Wに応じて交換したフォーマ9に合わせて縦シー
ル機構10や横シール機構11の位置決め、温度設定お
よびシール圧設定等の切替え制御を行う。さらに、コン
トローラ30は、例えば、実際のフィルム幅がWc
(大)であるのに、フィルム幅Wa(小)でデータ入力
して設定したとき、その設定を禁止する警報などを発す
る一部入力禁止制御も行う。
【0042】上記のように、フィルム幅WaまたはWb
に応じて各部が切替え制御された状態で、フィルムロー
ルRからフィルムFが給送され、製袋部Sによってフィ
ルムFが袋状に曲成され、包装部Hによって袋状のフィ
ルムFに商品が充填されたのちシールされて、商品が充
填された袋Bが製造される。
【0043】〔2〕フィルム幅Wc(大)のとき まず、このフィルム幅Wcに応じて所定の大きさのフォ
ーマ9cとフィルムロールRcに交換される。次いで、
フィルム幅Wcのデータ入力に基づいて、前記コントロ
ーラ30によって各部の切替えおよび移動制御が行われ
る。
【0044】交換されたフォーマ9について、図4のフ
ォーマローラ位置制御手段36によってフォーマローラ
移動装置40が制御され、フォーマローラ8の位置の移
動制御が行われる。この状態を図5に示す。フィルム幅
Wcのデータ入力がされると、図3の駆動モータ43の
駆動により回動アーム50がC3方向に回動し、マイク
ロスイッチ41bが位置P2で回動アーム50を検知す
ると、オン状態となって検知信号S2を出力し、回動ア
ーム50の回動を停止させる。この検知信号S2がコン
トローラ30(図4)に入力されて回動アーム50が位
置P2にあることが確認されると、フィルム幅Wcに応
じて変わるフォーマ9の長さに対応して送りねじ機構6
0は回動アーム50の基端を搬送経路Vに沿った搬送方
向Tと逆方向のT1方向に,図5の位置Q1から位置Q
2まで直線移動させる。この移動距離はL3である。こ
れにより、フィルム幅Wcに対応するフォーマローラ8
の位置P3が設定される。位置P1と位置P3の間隔は
従来におけるフォーマローラ8の移動距離L8に等し
い。
【0045】なお、フィルム幅がWbとWcの中間Wm
2(Wb<Wm2<Wc)の場合には、同様に、フィル
ム幅Wm2のデータ入力がされると、前記検知信号S2
がコントローラ30(図4)に入力されて回動アーム5
0が位置P2にあることが確認され、フィルム幅Wm2
に応じて変わるフォーマ9の長さに対応して、送りねじ
機構60は回動アーム50の基端を搬送方向Tと逆方向
のT1方向に位置Q1から所定位置まで移動させる。こ
の移動距離はL3より小さい。
【0046】また、前記フォーマローラ移動装置40
を、予め送りねじ機構60により回動アーム50の支持
ブロック42を位置Q2まで移動させたのちに、回動ア
ーム60を回動させて、回動アーム60をフィルム幅W
bに対応する位置P2とフィルム幅Wcに対応する位置
P3とに設定するように構成してもよい。
【0047】上記のフォーマローラ移動装置40は、フ
ィルム幅Wが変化した場合、回動アーム50によってフ
ォーマローラ8はC3方向の回動分だけ搬送経路Vに沿
って移動するとともに、送りねじ機構60が搬送経路V
に沿って直線移動する。したがって、フィルム幅Wの変
化を大きくしても、送りねじ機構60の移動距離を、従
来における移動距離L8よりも小さい前記移動距離L3
に抑制できるから、送りねじ機構60を小型化でき、装
置の大型化を抑制できる。
【0048】つぎに、図4のロール位置制御手段36に
よってロール移動装置23が制御され、ロールストッパ
22の位置の移動制御が行われる。この状態を図6
(b)に示す。同図において、ロールストッパ22の位
置はX2方向に(Wc−Wb)だけ移動される。フィル
ムロールRcのX方向の中心Ocと、ターンバー15の
中心O1cの位置は合致しているので、フィルムロール
Rcの中心Ocとターンバー15の中心O1cの変位量
L2に等しい。したがって、ターンバー位置制御手段3
5の制御によるターンバー15のX方向の移動距離はL
2になる。なお、フィルム幅WbのフィルムロールRb
を、一点鎖線で示すように、前記ロールストッパ22の
位置をフィルム幅Wcに合わせた状態で用いてもよい。
また、フィルム幅Wm2(Wb<Wm2<Wc)の場合
には、この移動距離はL2より小さい。以下、上記と同
様に、フィルム幅Wcに応じて各部が切替え制御または
移動制御される。
【0049】上記のロール移動装置23は、フィルムロ
ールRを軸支するロール保持部20そのものを、ロール
移動装置23によってロール軸方向Xに移動させてフィ
ルムロールRの位置を調整するので、人手による調整作
業とは異なり、フィルムロールRの微妙な位置決め作業
が自動化でき、生産性を向上させることができる。しか
も、従来の一対の移動板を移動させる移動機構のような
複雑で大きな機構が不要であるから、装置全体の大型化
が抑制される。
【0050】また、上記のロール移動装置23は、ロー
ル保持部20のロールストッパ22の軸方向(X方向)
の位置を、フィルム幅Wa,Wbのときに移動させると
ともに、フィルム幅Wcのときに移動させないことによ
り、フィルムロールRの軸方向(X方向)の中心位置の
変化量を抑制するように2段階に切替えている。したが
って、フィルム幅Wの変化が大きくなっても、ターンバ
ー15の移動距離を、従来における移動距離L6よりも
小さい移動距離L1〜L2に抑制できるから、ターンバ
ー移動機構16を小型化でき、やはり装置の大型化を抑
制できる。
【0051】ところで、図1のフィルムFは、袋状に形
成されたとき、両側縁部Fa,Fbの貼合せ形式によっ
て、フィルムFの中心が、包装部Hの中心であるフォー
マ9cの中心、つまり袋Bの中心と合致しない場合があ
る。例えば、袋Bが図7に示すような合掌貼りの場合、
フィルムFの一方の側縁部Faを折り曲げて他方の側縁
部Fbに重ねて熱シールする。したがって、フィルムF
の中心Foは袋Bの中心Boから若干ずれる。フィルム
Fの中心Foは、図6(a),(b)に示したフィルム
ロールRa〜Rcの中心Oa〜Ocに合致し、袋Bの中
心Boは、フォーマ9の中心と一致するターンバー15
の中心O1a〜O1cに合致しているから、フィルムロ
ールRa〜Rcの中心Oa〜Ocは、ターンバー15の
中心O1a〜O1cからずれることになる。ロール位置
制御手段36は、このずれ量を考慮してロールストッパ
22の位置を制御する。
【0052】なお、この実施形態では、コントローラ3
0によって、各部の位置切替えを自動的に行っている
が、手動で行ってもよい。この場合、フィルム幅Wa
(小)〜Wb(中)のとき、ロール移動装置23により
ロールストッパ22の位置をX1方向に(Wc−Wb)
だけ手動で移動する代わりに、図8(a)に示すよう
に、(Wc−Wb)の長さのスペーサ70を支持軸21
に挿入することにより、ロールストッパ22をX1方向
に(Wc−Wb)だけ移動したと同様の状態にして、フ
ィルムロールRのX方向の中心位置の変化量を抑制する
ようにしてもよい。図8(b)のように、フィルム幅W
b(中)〜Wc(大)のときは、ロールストッパ22の
位置は図8(a)の位置にそのまま維持される。これに
より、ロールストッパ22を移動する機構が不要になる
ので、ロール移動装置23を簡単な機構にすることがで
きる。
【0053】また、前記フォーマローラ移動装置40と
しては、この実施形態におけるような送りねじ機構のほ
かに、歯形プーリに掛け渡したタイミングベルト、また
は流体シリンダを用いてテーブル64を移動させる機構
を採用することもできる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の一構成によれ
ば、フィルムロールを軸支するロール保持部そのもの
を、ロール移動装置によって自動的にロール軸方向に移
動させる。したがって、ロールの微妙な位置決め作業が
自動化でき、生産性を向上させることができるととも
に、一対の移動板を移動させる移動機構のような複雑で
大きな機構が不要であるから、装置全体の大型化が抑制
される。
【0055】また、本発明の他の構成によれば、包材の
幅に応じて、ロール保持部のロールストッパの支持軸方
向の位置を、フィルムロールの軸方向の中心位置の変化
量を抑制するように移動させる。したがって、包材の幅
の変化が大きくなっても、ロールストッパをフィルムロ
ールの前記中心位置に合わせて移動させることからター
ンバーの移動距離を小さくできるので、ターンバーを移
動する機構を小型化できる。しかも、ロール移動装置に
より、ロール保持部を移動させるから、この移動が容易
である。
【0056】また、本発明のさらに他の構成によれば、
第1の移動機構でフォーマローラを保持して、包材搬送
経路に沿った異なる複数の位置に設定するとともに、第
2の移動機構でこの第1の移動機構を包材搬送経路に沿
って移動させる。したがって、包材の幅の変化が大きく
なっても、第1の移動機構の移動分だけ、第2の移動機
構の移動距離を抑制できるので、装置の大型化を抑制で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る製袋包装機を示す斜
視図である。
【図2】(a)は前記包装機におけるロール保持部の側
面図、(b)は同ロール保持部を(a)の右側から見た
背面図、(c)はロールストッパを示す斜視図、(d)
はロールの芯材がずれている場合のロールの保持状態を
示す一部切欠した側面図である。
【図3】(a)は前記包装機におけるフォーマローラ移
動装置の側面図、(b)は(a)の要部を示す側面図で
ある。
【図4】前記包装機における制御手段を示す構成図であ
る。
【図5】前記包装機におけるターンバーの移動状態を示
す平面図である。
【図6】(a)および(b)は前記包装機におけるフォ
ーマローラのそれぞれ異なる移動状態を示す側面図であ
る。
【図7】袋およびフィルムの横断面形状を示す横断面図
である。
【図8】(a)および(b)は他の実施形態に係る製袋
包装機におけるターンバーのそれぞれ異なる移動状態を
示す平面図である。
【図9】従来の製袋包装機におけるターンバーの移動状
態を示す平面図である。
【図10】従来の製袋包装機におけるフォーマローラの
移動状態を示す側面図である。
【符号の説明】
8…フォーマローラ、9…フォーマ、15…ターンバ
ー、20…ロール保持部、22…ロールストッパ、22
a…取付部、22c…ストッパ部、23(31,33)
…ロール移動装置、30…コントローラ、35…ターン
バー位置制御手段、36…ロール位置制御手段、37…
フォーマローラ位置制御手段、40…フォーマローラ移
動装置、50…第1の移動機構、60…第2の移動機
構、E…フィルムロールの後端面、F…包材(フィル
ム)、Fa,Fb…側縁部、J1…芯材、J1a…中心
孔、R…フィルムロール、S…製袋部、H…包装部、X
…フィルムロールの軸方向。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の包材を巻き付けてなるフィルムロ
    ールを軸支するロール保持部と、前記フィルムロールか
    ら引出された包材を袋状に成形する製袋部と、袋状の包
    材に商品が充填されたのちシールする包装部と、前記ロ
    ール保持部をロール軸方向に移動させるロール移動装置
    と、前記ロール移動装置を制御して前記ロール保持部の
    位置を調整するロール位置制御手段とを備えた製袋包装
    機。
  2. 【請求項2】 長尺の包材を異なる複数種類の幅ごとに
    巻き付けてなるフィルムロールを軸支するロール保持部
    と、前記フィルムロールから引出された包材の一面に接
    触しながら包材の搬送方向をこれと直交する方向に変え
    るターンバーと、包材を袋状に成形する製袋部と、袋状
    の包材に商品が充填されたのちシールする包装部と、前
    記ロール保持部のロール軸方向の位置を、包材の幅に応
    じて、前記フィルムロールの軸方向の中心位置の変化量
    を抑制するように移動させるロール移動装置とを備えた
    製袋包装機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記ロール
    保持部は、前記フィルムロールの中心孔に挿入されてフ
    ィルムロールを支持する支持軸と、この支持軸に設けら
    れてフィルムロールの軸方向後端面が当接されるロール
    ストッパとを有している製袋包装機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ロールストッパ
    は、前記支持軸に取り付けられる取付部と、この取付部
    に連結されて取付部よりも前方へ偏位した位置で前記フ
    ィルムロールの芯材を除いた軸方向後端面に当接するス
    トッパ部とを有している製袋包装機。
  5. 【請求項5】 長尺の包材を異なる複数種類の幅ごとに
    巻き付けてなるフィルムロールを軸支するロール保持部
    と、前記フィルムロールから引出された包材を袋状に曲
    成する製袋部と、袋状の包材に商品が充填されたのちシ
    ールする包装部とを備え、 前記製袋部は、包材を筒状に整形するフォーマと、包材
    を前記フォーマに導くフォーマローラと、前記フォーマ
    ローラの包材搬送経路に沿った位置を、包材の幅に応じ
    て変わる前記フォーマの長さに対応して移動させるフォ
    ーマローラ移動装置とを有し、 このフォーマローラ移動装置は、前記フォーマローラを
    保持して包材搬送経路に沿った異なる複数の位置に移動
    させる第1の移動機構と、この第1の移動機構を包材搬
    送経路に沿った異なる複数の位置に移動させる第2の移
    動機構とを有している製袋包装機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第1の移動機構は前記フォーマローラを保持して回
    動する回動アームを有している製袋包装機。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記第2の移動機構は前記回動アームを包材搬送経路に
    沿って直線移動させる送りねじ機構からなる製袋包装
    機。
  8. 【請求項8】 請求項2において、さらに、装置各部を
    制御するコントローラを有し、 上記コントローラは、前記包材の幅のデータに基づいて
    各部の移動制御を行うものであって、前記ターンバーの
    位置の移動制御を行うターンバー位置制御手段と、前記
    ロール移動装置を制御して前記ロール保持部の位置の移
    動制御を行うロール位置制御手段とを有している製袋包
    装機。
  9. 【請求項9】 請求項5から7のいずれかにおいて、さ
    らに、装置各部を制御するコントローラを有し、 上記コントローラは、前記包材の幅のデータに基づいて
    各部の移動制御を行うものであって、前記フォーマロー
    ラの位置の移動制御を行うフォーマローラ位置制御手段
    を有している製袋包装機。
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