JPH1131391A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH1131391A
JPH1131391A JP18519097A JP18519097A JPH1131391A JP H1131391 A JPH1131391 A JP H1131391A JP 18519097 A JP18519097 A JP 18519097A JP 18519097 A JP18519097 A JP 18519097A JP H1131391 A JPH1131391 A JP H1131391A
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voltage
write
circuit
level
semiconductor memory
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JP18519097A
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English (en)
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Tadahachi Naiki
唯八 内貴
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SIPP等の高速プログラミング法で、目標と
するしきい値電圧の許容幅が狭い場合に高速性を維持し
ながら高精度なしきい値電圧変更ができない。 【解決手段】 当該不揮発性半導体記憶装置は、複数の
電圧レベルV1 〜V5を有する書き込み信号Vpgm (又
は消去信号)の制御電極への印加に応じて、制御電極下
方の電荷蓄積層に対して電荷の授受が行われ、当該電荷
蓄積層の蓄積電荷量に応じて情報を記憶する記憶素子
(例えば、メモリトランジスタ)を有する。書き込み信
号Vpgm (又は消去信号)を、その電圧レベルV1 〜V
5 が所定の時間おきに漸増し、かつ当該電圧レベルの増
加幅ΔV2 〜ΔV5 が次第に小さくなるように制御をし
ながら出力するレベル調整回路を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御電極への電圧
印加によって電荷蓄積層に対し電荷を電気的に注入し又
は引き抜くことを基本動作とする不揮発性半導体記憶装
置に関する。特定的には、本発明は、より高速で高精度
なしきい値電圧調整(電荷の注入又は引き抜き)を行う
ことを目的とした、ISPP(Incremental Step Pulse
Programming)法等の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、浮遊ゲートに対し絶縁膜を介して
電荷の注入/引き抜きを行う不揮発性半導体メモリのう
ち、代表的なものとして、一括消去型の不揮発性半導体
メモリ(フラッシュメモリ)がある。
【0003】フラッシュメモリでは、書き込み又は消去
時にメモリトランジスタのゲート閾値電圧(以下、しき
い値)の分布を制御するために、通常、1回の書き込み
又は消去動作において、電荷注入(書き込み動作)と検
証(読み出し動作)とを複数回繰り返しながらしきい値
を所望値に追い込んでいく。このとき書き込み信号が一
定電圧のパルス列からなるときは、しきい値の変化量は
電圧印加時間の対数に対して直線的に変化するので、書
き込みが進むにつれてしきい値変化量は小さくなり、書
き込み時間が長くなる。
【0004】これを解決し高速プログラミングを達成す
る方策として、制御ゲートに印加するプログラム電圧を
漸増する技術が、例えば、“A 3.3V 32Mb NAND Flash M
emory with Incremental Step.Pulse.Programming.Sche
me”(IEEE SC VOL.30, No.11, P1149 〜) に開示されて
いる。また、このプログラム電圧を漸増させる具体的な
回路例が、特開平8−96951号公報に記載されてい
る。このような回路によってプログラム電圧レベルを漸
増させるプログラム方法を、ここでは“ステップアップ
プログラミング(Step-up Programming) 法”と呼ぶ。ま
た、このステップアッププログラミングを、電圧レベル
が漸増する複数のパルスにより実現した方法は、ISP
P法として知られている。
【0005】図11は、従来のISPP法においてプロ
グラム信号を構成するパルス列の電圧変化をグラフ化し
たものである。図12は、パルス列の印加にともなうし
きい値の推移を示すグラフである。本例では1メモリセ
ルに対し、最大5回までの書き込み(プログラムパルス
印加)を、当該印加後にしきい値を確認(検証)しなが
ら行う。このとき、図11に示したように、プログラム
電圧を構成するパルスの増加幅(ステップアップ幅)が
常に一定である。また、このように一定幅でプログラム
電圧を漸増させると、図12に示すように、プログラム
されるメモリセルのしきい値の変化は、このプログラム
電圧の漸増値、即ちプログラムパルスのステップアップ
幅にほぼ一致する。たとえば、0.5Vステップで各回
のパルス電圧を漸増させると、しきい値も0.5Vずつ
上昇することとなる。
【0006】ところで、“0”と“1”の2値情報(1
bit )を記憶する従来のフラッシュメモリでは、そのメ
モリセルアレイ内におけるしきい値分布幅は1V程度で
あった。ところが、近年、多値メモリ、即ち各メモリセ
ルを構成する記憶素子を多値化し、単一素子内に複数ビ
ットを記憶させることによって同じ集積度で実質的に記
憶容量を上げた半導体メモリについての検討が活発化し
てきたことにより、しきい値分布幅の縮小に対する要求
が強まっている。たとえば、4値情報(2bit/セ
ル)を記憶する場合には、そのしきい値分布幅としては
0.5V以下が要求される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ISPP法あるいはス
テップアッププログラミング法において、上述したよう
に、しきい値分布幅はプログラム電圧印加用のパルスの
ステップアップ幅にほぼ一致することから、狭いVth分
布を得るためには、プログラム電圧の増加分(各パルス
のステップアップ幅)を小さくすればよい。しかし、単
純にステップアップ幅を小さくすると、図13に示すよ
うに、所定のしきい値電圧Vthを得るまでに必要な印加
パルス数が増大し、プログラム時間が長くなるといった
不利益が生じる。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、目標とするしきい値電圧の許容範囲が狭い場合で
も、高速に且つ高精度にしきい値電圧の変更(電荷蓄積
層の電荷量調整)を行うことができる不揮発性半導体記
憶装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の不揮
発性半導体記憶装置では、データ書き込み等の動作にお
いて、その初期には印加電圧が大きなステップアップ幅
で増加し、終了間際には印加電圧のステップアップ幅を
小さすることによって、高速性と高精度化を両立させる
こととした。すなわち、本発明の不揮発性半導体記憶装
置は、複数の電圧レベルを有する書き込み又は消去信号
の制御電極への印加に応じて、制御電極下方の電荷蓄積
層に対して電荷の授受が行われ、当該電荷蓄積層の蓄積
電荷量に応じて情報を記憶する記憶素子を有する不揮発
性半導体記憶装置であって、前記書き込み又は消去信号
を、その電圧レベルが所定の時間おきに漸増し、かつ当
該電圧レベルの増加幅が次第に小さくなるように電圧レ
ベルを制御をしながら出力するレベル調整回路を有す
る。
【0010】この不揮発性半導体記憶装置は、好適に
は、前記電圧レベルが変化するごとに、前記蓄積電荷量
に応じて変化する前記記憶素子のしきい値電圧を検出
し、当該しきい値電圧が所定レベルに達しているか否か
を検証する検証回路を更に有する。この検出および検証
は、所定の単位時間ごと、パルスの印加ごと、或いは前
記記憶素子ごと行うとよい。また、好適には、前記検証
回路が前記記憶素子のしきい値電圧が前記所定レベルに
達したと判断したときに、これ以降の前記しきい値電圧
の調整を禁止する書き込み禁止回路を更に有する。
【0011】このような構成の不揮発性半導体記憶装置
では、複数のパルスからなる、或いは複数の電圧レベル
を有する書き込み又は消去信号を、例えば不揮発性メモ
リセルを構成するトランジスタのゲート電極に印加する
ことにより、書き込み又は消去が行われる。1回目のパ
ルス(又は、初期電圧レベル)が印加された後、2回目
以降のパルスの所定印加回数ごとに(又は、所定の時間
おきに)、書き込み又は消去信号の電圧レベルが漸増す
る。このパルス数と電圧の増加幅(又は、電圧レベルの
変化回数と変化幅)は、例えばメモリアレイ内で書き込
み速度が速いメモリセルと遅いメモリセルとでそれぞれ
最適化され、これにより双方のしきい値電圧が、目標と
するしきい値電圧の許容値内に速やかに到達する。しか
も、本発明では、このパルス電圧の増加幅(又は、電圧
レベルの変化幅)が、信号印加の初期段階と最終段階で
は異なり、目標値に近い最終段階ではより小さく設定さ
れることから、しきい値電圧が目標とするしきい値電圧
の許容範囲を超えてしまうといったことが有効に防止さ
れ、狭い許容範囲内へのしきい値電圧の収束が速やかで
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る不揮発性半導
体記憶装置を、NAND型フラッシュメモリを例とし
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】第1実施形態 図1は、当該NAND型フラッシュメモリのメモリアレ
イの構成単位を示す回路図である。実際のメモリアレイ
は、このトランジスタ列(ストリング)を行列状に繰り
返し配置することにより全体が構成されている。
【0014】図1に示すストリングでは、ビット線BL
とソース線SLの間に、ドレイン選択トランジスタS1
、所定数(例えば8個)のメモリトランジスタM1,M
2,…,M8 およびソース選択トランジスタS2 が直列に
接続されている。各メモリトランジスタM1,M2,…,M
8 は、フローティングゲートを有するスタックゲート構
造を有する。選択トランジスタS1,S2 は、そのゲート
がそれぞれ選択信号線SG1,SG2に接続され、これら
選択信号線に印加されている選択信号の論理レベルに応
じてオン/オフの状態が制御される。メモリトランジス
タM1,M2,…, M8 の制御電極(コントロールゲート)
がそれぞれワード線WL1,WL2,…,WL8 に接続され
ている。なお、ワード線WL1,WL2,…,WL8 には、
図1に示したメモリトランジスタM1,M2,…,M8 以外
に、他のストリングのメモリトランジスタも接続されて
いる。
【0015】図2は、各メモリトランジスタの構造を示
す断面図である。各メモリトランジスタM1,M2,…, M
8 は、例えばp型シリコンウェーハ等の半導体基板1内
の表面側に形成されているソース不純物領域2およびド
レイン不純物領域4、両不純物領域2,4間に挟まれた
半導体基板領域(チャネル形成領域1a)、チャネル形
成領域1a上にそれぞれ絶縁膜を介して順に積層された
フローティングゲート6およびコントロールゲート8に
より構成されている。フローティングゲート6は、通
常、不純物が導入されて導電化されたポリシリコン(dop
ed poly-Si) により構成され、コントロールゲート8は
doped poly-Siと金属シリサイドとを積層させたポリサ
イドからなる。チャネル形成領域1aとフローティング
ゲート6との間の絶縁膜(ゲート絶縁膜10)は、例え
ば酸化シリコン(SiO2 )から構成され、10nm前
後の膜厚を有する。また、フローティングゲート6とコ
ントロールゲート8との間の絶縁膜(インターポリ絶縁
膜12)は、例えば、SiO2 膜、SiO2 膜と窒化シ
リコン(SiN)膜の積層膜、又はSiO2 膜,SiN
化膜,SiO2 膜の3層膜(ONO膜)の何れかにより
構成されている。インターポリ絶縁膜12の膜厚は、例
えば10数nm〜数10nm程度である。
【0016】特に図示していないが、フローティングゲ
ート6およびコントロールゲート8の両側壁にサイドウ
ォールが形成され、これによりフローティングゲート8
は絶縁膜で囲まれ周囲と電気的に絶縁されている。この
ため、フローティングゲート6に注入された電荷(電
子)が半永久的に保持される。なお、ソース不純物領域
2およびドレイン不純物領域4それぞれは、通常、この
サイドウォールの形成前後で自己整合的に形成された2
つの不純物領域、即ち低濃度なLDD(Lightly Doped D
rain) 領域と高濃度不純物領域とから構成されている。
【0017】つぎに、メモリトランジスタの書き込み/
消去動作について述べる。
【0018】一般的に、フローティングゲート6に対す
る電子の注入または放出は、コントロールゲート8、ソ
ース不純物領域2、ドレイン不純物領域4および半導体
基板1に所定のバイアス電圧を印加することにより達成
される。たとえば、基板1を基準電位(例えば、接地電
位GND)に保持し、コントロールゲート8に高電圧を
印加すると、ゲート絶縁膜10に対しフローティングゲ
ート6から基板1に向かって強い電界が生じ、ゲート絶
縁膜10内をFN(Fowler-Nordheim) トンネル電流と呼
ばれる電流が流れる。このFNトンネル電流を利用して
フローティングゲート6に電子を注入する、或いはフロ
ーティングゲート6から電子を放出させる。一般に、こ
の導電機構をFNトンネリングと称することから、この
導電機構に携わるゲート絶縁膜10は、トンネル絶縁
膜、或いはトンネル酸化膜とも呼ばれる。
【0019】上記バイアス電圧を印加した状態では、F
Nトンネリングにより基板内に存在する電子の一部がゲ
ート絶縁膜10を通過して、フローティングゲート6に
注入されると、注入された電子がバイアス電圧の解除後
もフローティングゲート6内に蓄積されたままとなる。
フローティングゲート6内に蓄積された電荷によって電
界が生じ、またコントロールゲート8のチャネル形成領
域1aへの電気的支配力変化により、メモリトランジス
タのしきい値Vthが電荷蓄積前から変化する。このしき
い値Vthの変化量は、フローティングゲート6に蓄積し
た電荷の量に応じて制御でき、蓄積電荷が電子の場合、
メモリトランジスタのしきい値電圧Vthがプラス方向に
変化する。
【0020】また、メモリトランジスタに逆のバイアス
電圧を印加することにより、フローティングゲート6か
ら基板1へ電子を放出させることができる。たとえば、
コントロールゲート8を低い電位(例えば、接地電位G
ND)に保持し、基板1に高電圧を印加することによ
り、フローティングゲート6に蓄積した電子が基板側に
引き抜かれ消失する。これによって、フローティングゲ
ート6の蓄積電荷量が減少し、メモリトランジスタのし
きい値電圧Vthが低下する。
【0021】このようなメモリトランジスタにおける電
子の注入又は放出は、一般に、コントロールゲート8ま
たは基板1に対し、書き込みパルス又は消去パルスを印
加する等、書き込み電圧を所定時間印加することにより
達成される。本発明は、この書き込み電圧のレベル制御
に特徴があり、ISPP法或いはステップアッププログ
ラミング法の改良に関与する。両プログラミング法は原
理的には同じであることから、つぎに、その代表として
ISPP法について簡単に触れておく。
【0022】通常、NAND型フラッシュメモリの書き
込みは、ワード線単位で行う。すなわち、1本のワード
線に連なる複数のメモリセルに対して同時に行われる。
ISPP法が考案される以前のデータ書き込みでは、例
えば時間幅20μs程度で同じ電圧レベルの書き込みパ
ルスを用い、ワード線単位でしきい値Vthを確認しなが
ら行っていた。より詳細には、同一パルスをしきい値電
圧Vthの検証(Verify)を行いながら繰り返し印加し続
け、所定の書き込みレベルまでしきい値電圧Vthが上昇
したメモリセルから書き込み禁止状態を設定し、同一ワ
ード線に連なる全てのメモリセルが上記書き込みレベル
に達したとき、当該ワード線単位の書き込みを終了させ
る。そして、この動作を他のワード線単位に対して順次
行うことにより、全てのメモリセルに対する書き込みを
実現していた。
【0023】この方法では、必然的に、書き込みスピー
ドはワード線に連なる最も書き込みスピードの遅いメモ
リセルにより決定される。最も遅いメモリセルに対して
速く書き込みを行うには、書き込みパルス電圧を高くす
るか、書き込みパルス幅を長くして、書き込みから検証
までのサイクル数を少なくするといった方法が考えられ
る。しかし、このようにすると、書き込みの速いメモリ
セルが一発の書き込みパルスでしきい値電圧Vthが最大
許容値より高く設定されてしまう可能性が生じてくるの
で、書き込みパルスの電圧値および幅の設定に自ずと制
約がある。また、先に指摘したように、しきい値の変化
量は電圧印加時間の対数に対して直線的に変化するの
で、書き込みが進むにつれてしきい値変化量は小さくな
り、書き込み時間が長くなる。
【0024】ISPP法は、このような課題を克服し、
書き込みの速いメモリセルと遅いメモリセルの両方に対
して好適な書き込みパルスを印加し、過剰書き込みを防
止しながら書き込みスピードの向上を図る一手法として
提案されたものである。図11に示し先に記述したよう
に、ISPP法は、パルスの電圧レベルを次第に同じ幅
(ステップアップ幅)だけ上げていく方法である。この
方法によれば、書き込みの速いメモリセルは、初期の書
き込みパルス電圧の低い間に書き込まれるので、過剰に
書き込まれることが防止できる。また、遅いメモリセル
に対しては、同じステップ幅で漸増する書き込みパルス
を印加し続けることにより、しきい値の飽和を有効に防
止し、より速く書き込みを完了させることが可能とな
る。しかし、先に指摘したように、ISPP法では、書
き込み又は消去の高速性と高精度化(狭いの許容範囲内
にしきい値を精度よく収束させる)との両立が困難であ
った。
【0025】つぎに、本実施形態における電圧レベル制
御及びそのための回路ついて説明する。図3は、本実施
形態において書き込みパルスによる書き込み特性を例示
するグラフである。本例は、最大5回でプログラムを完
了させる場合である。
【0026】図3に示すように、書き込み初期には大き
なステップアップ幅でパルス電圧を増加させ、書き込み
が進むにつれてステップアップ幅を漸減させてゆく。よ
り具体的には、1回目のパルス電圧V1 ,2回目のパル
ス電圧V2 ,…,5回目のパルス電圧V5 と電圧値を漸
増させてゆく際、そのステップアップ幅をΔV2,ΔV3,
…, ΔV5 とすると、ΔV2 >ΔV3 >ΔV4 >ΔV5
の関係を満たすように、パルスの電圧レベルが制御され
ている。図4には、このプログラムパルスのステップア
ップ幅推移を、従来のISPP法(ステップアップ幅が
一定)と比較して示している。
【0027】ワード線単位でメモリセルのしきい値を変
化させる場合、このように電圧レベルが制御された複数
のパルス印加としきい値の検証(Verify)を交互に繰り返
すことよって、書き込みが速いセルは比較的に初期段階
で所望のしきい値レベルに達して書き込みが禁止され、
最も書き込みが遅いセルは、最大5回のパルス印加で所
望のしきい値レベルに達することになる。
【0028】図5(a)は、同一ワード線に連なるメモ
リセルのうち、4回目のパルス印加で所望のしきい値に
達したメモリセルのしきい値推移をグラフ化したもので
ある。また、図5(b)はしきい値の目標値への到達点
付近の拡大図である。しきい値の変化は、先に図3に示
すプログラム電圧に連動している。すなわち、1回目の
パルス電圧V1 に順次ステップアップ幅ΔV2,ΔV3,
…, ΔV5 を累積加算していった電圧レベルによるしき
い値の変化幅を、それぞれΔVth2,ΔVth3,…, ΔVth
5 とすると、これらしきい値の変化幅は、プログラムパ
ルス電圧のステップアップ幅と同様に、ΔVth2 >ΔV
th3 >ΔVth4 >ΔVth5 の関係を満たす。このしきい
値の変化幅は、図5(b)に拡大して示すように、目標
Vthの到達点付近では従来に比べ小さなものとなる。す
なわち、本発明による目標Vthからの超過量ΔVthは、
従来のISPP法による超過量ΔVth’よりかなり小さ
なものとなる。このため、本実施形態のプログラム電圧
のレベル制御によって、所定の許容範囲内にしきい値を
精度よく収束させることが可能となる。
【0029】図6は、本実施形態におけるメモリアレイ
に併設された書き込み回路の一構成例を示すブロック図
である。図6に示すように、本例の書き込み回路は、昇
圧回路20、パルス発生回路30、パルス電圧調整回路
40およびデコーダ50により構成されている。昇圧回
路20は、電源電圧VCCを動作電源電圧として、電源電
圧VCCから高電圧VBST を生成し、パルス電圧調整回路
40に供給する回路である。パルス発生回路30は、入
力するクロック信号CLKから所定周期ずつ遅れた5パ
ルスを1書き込みサイクルごとに繰り返すパルス信号S
p を生成し、これをパルス電圧調整回路40に供給する
回路である。パルス電圧調整回路40は、本発明のレベ
ル調整回路に該当し、パルス発生回路30からのパルス
信号Sp に対し、電圧レベルの調整を行う回路である。
すなわち、パルス電圧調整回路40は、一定電圧レベル
のパルス信号Sp から、図3に示すように複数の漸増パ
ルスからなり、且つ、そのステップアップ幅が漸減する
書き込み信号(書き込みパルスSpgmk(k=1,2, …, 5))
を生成し、デコーダ50に出力する回路である。デコー
ダ50は、外部から入力されたアドレス信号ADRに応
じて、メモリアレイに接続された前記複数のワード線W
L1,WL2,…, WLn の内一つを選択し、選択したワー
ド線にパルス電圧調整回路40からの書き込みパルスS
pgmkを印加する回路である。
【0030】このように構成された書き込み回路によ
り、所定の電圧レベルを有する書き込みパルスSpgmkが
生成され、アドレス信号ADRにより選択したワード線
に当該パルスSpgmkが印加されるので、当該ワード線に
接続されているメモリセルに対して書き込みが行われ
る。
【0031】書き込み開始後、まず、図6に示す書き込
み回路によって最初に電圧レベルV1 の書き込みパルス
Spgm1が所定のワード線に印加される。1回目の書き込
み後、図示せぬ検証回路が、所定の検証時間内に、1回
目のパルス印加により上昇したメモリセルのしきい値V
thを検出し、所定の書き込みレベルに達したか否かを判
定する。しきい値Vthが所定の書き込みレベルに達した
と判定されたメモリセルに対しては、図示せぬ書き込み
禁止回路が、これ以後、当該メモリセルへの書き込みを
禁止する。しきい値Vthが所定の書き込みレベルに達し
ていないメモリセルについては、引き続き2回目の書き
込みが行われる。
【0032】2回目の書き込みでは、図3に示すよう
に、電圧レベルV1 よりステップアップ幅ΔV2 だけ大
きい電圧に設定されている書き込みパルスSpgm2が用い
られる。そして、2回目の書き込み後、1回目と同様に
所定の検証時間内に、メモリセルのしきい値Vthを検出
し、所定の書き込みレベルに達したか否かを判定する。
ここでも、しきい値Vthが所定の書き込みレベルに達し
たメモリセルに対し以後の書き込みが禁止され、他のメ
モリセルについては、引き続き書き込みが行われる。
【0033】この後も同様にして、3回目〜5回目の書
き込みが繰り返されるが、当該ワード線に連なる全ての
メモリセルのしきい値Vthが所定の書き込みレベルに達
した場合は、その時点で書き込み動作が終了する。この
書き込み動作が、他のワード線単位(ワード線に連なる
メモリセル群)についても同様に繰り返されることによ
って、メモリアレイの書き込みが全て終了することとな
る。
【0034】本実施形態のNAND型フラッシュメモリ
では、書き込み信号を構成する複数のパルスに対し、電
圧レベルが漸増し、且つ、そのステップアップ幅が次第
に小さくなるように電圧レベルを調整するパルス電圧調
整回路40を有する。このパルス電圧調整回路40の働
きで、パルスによる書き込みの電圧レベルが漸増するこ
とによって、従来のISPP法と同様にしきい値の飽和
を有効に防止できる。しかも、この漸増パルスのステッ
プアップ幅が徐々に小さくなることから、例えば多値化
されてしきい値の許容範囲が小さい場合であっても、こ
の許容範囲内へしきい値を確実に収束させることができ
るといった利点がある。
【0035】第2実施形態 本実施形態は、先に記述したステップアッププログラミ
ング法の改良に関する。
【0036】先の第1実施形態では、書き込み信号がパ
ルス列からなり、そのパルス電圧を調整して書き込みの
高速性と高精度化の両立を図るものであった。これに対
し、本実施形態では、書き込み信号のプログラム電圧を
段階的に変えていく点が異なるに過ぎない。このため、
本実施形態においても、図1および図2に一部例示し、
先に説明したメモリアレイの構造はそのまま適用され
る。また、ワード線ごとの書き込み動作の手順も、第1
実施形態と基本的に変わらない。
【0037】図7は、本実施形態における書き込み回路
の要部構成を示すブロック図である。この書き込み回路
は、第1実施形態と同様に、昇圧回路20およびデコー
ダ50を有する。この書き込み回路は、第1実施形態の
パルス電圧調整回路40がレベル調整回路60に置き替
えられ、また前記したパルス発生回路30が省略され
て、新たに比較回路70が追加されている。レベル調整
回路60は、昇圧回路20で昇圧された高電圧VBST
レベルを段階的に変化させる回路である。比較回路70
は、このレベル調整後のプログラム電圧が所望の値にな
っているか否かを検出する回路である。この検出方法に
限定はないが、本例では、プログラム電圧に比例した電
圧値Vdiv が比較回路70の一方入力に接続され、これ
が比較回路の他方入力からの基準電圧Vref と比較さ
れ、その比較結果に応じて昇圧回路20の昇圧量を制御
する構成をとっている。
【0038】図8は、レベル調整回路の具体的構成を示
す回路図である。この回路では、昇圧回路20からの高
電圧VBST をそのままプログラム電圧Vpgm として出力
するが、このプログラム電圧Vpgm の調整を、プログラ
ム電圧Vpgm と接地電位との間に接続された抵抗の分圧
Vdiv を変えて、これを比較回路70でモニタし、その
結果から昇圧回路20に帰還をかけ、高電圧VBST を変
化させることにより達成するものである。具体的には、
高電圧VBST (プログラム電圧Vpgmk(k=1,2, …,9) )
と接地電位との間に、抵抗Rm,Rn,R9 〜R1 およびト
ランジスタSTが直列接続されている。この抵抗Rm と
抵抗Rn の接続ノードからは、可変分圧Vdiv が取り出
されている。また、他の抵抗同士の接続ノードには、接
地電位との短絡をスイッチする短絡用トランジスT9,T
8,…, T1 が個々に接続されている。すわわち、短絡用
トランジスT9,T8,…, T1 のドレインが対応する抵抗
同士の接続ノードに接続され、ソースが共通化されて抵
抗R1 と選択トランジスタSTの接続ノードに接続され
ている。短絡用トランジスT9,T8,…, T1 のゲート
は、それぞれ分圧比を決定する選択信号SE9,SE8,
…, SE1 が入力可能に結線されている。また、トラン
ジスタSTのゲートは、書き込み許可信号Wが入力可能
に結線されている。
【0039】この抵抗分割形のレベル調整回路40は、
ステップアップ幅の調整が9段階、初期レベルを含める
と10段階の電圧レベル調整が可能である。図9(a)
は、このレベル調整回路においてステップアップ幅を
0.1Vずつ漸減させたときのプログラム電圧と、それ
を実現する回路中の分圧抵抗値とを示す表である。ここ
で、抵抗Rm が2MΩ,分圧値Vdiv が1.5Vの場合
に、プログラム電圧の最大値Vpgm(max)を20Vとする
には、抵抗Rn を162kΩとする。また、最初のプロ
グラム電圧Vpgm1は15.5Vである。なお、参考のた
め、従来のステップアッププログラミング法で、プログ
ラム電圧のステップアップ幅が0.5Vと一定な場合の
プログラム電圧と分圧抵抗値を、図9(b)の表に示
す。
【0040】図10は、図9(a)にしたがって漸増す
るプログラム電圧の推移を示すグラフである。書き込み
開始後、まず、図7に示す書き込み回路において、昇圧
回路20が電源電圧VCCから高電圧VBST を生成し、書
き込み許可信号Wがレベル調整回路60に入力される
と、その各抵抗値, 比較回路70の基準電圧Vref 等に
より高電圧VBST が最初のプログラム電圧Vpgm1の値
(15.5V)に固定される。このVpgm1による1回目
の書き込み後、第1実施形態と同様、図示せぬ検証回路
によって所定の検証時間内にメモリセルのしきい値Vth
の検証が行われ、書き込み禁止回路によって所定の書き
込みレベルに達したメモリセルに対し書き込み禁止が設
定される。
【0041】続いて、選択信号SE1 がレベル調整回路
60に入力されると、短絡用トランジスタT1 がオンし
抵抗R1 が短絡されるため、それだけ分圧抵抗が下が
る。分圧抵抗低下にともなって分圧値Vdiv も低下する
が、その低下が比較回路70により検出され、もとの
1.5Vを維持すべく昇圧回路20に帰還がかかり、昇
圧回路20が再び昇圧を開始する。この結果、プログラ
ム電圧が0.9Vだけ上昇し16.4V (Vpgm2) に推
移し、2回目の書き込みが行われる。2回目の書き込み
後、1回目と同様にしきい値Vthの検証、書き込み禁止
の設定がなされる。
【0042】同様にして、3回目〜10回目の書き込み
が、しきい値Vthの検証と書き込み禁止の設定をともな
いながら実行される。その間、選択信号SE2 〜SE9
がそれぞれレベル調整回路60に順次入力されることに
よって、抵抗R2 〜抵抗R9が順次短絡し、分圧抵抗が
漸減する。しかも、図9(a)に表示されるように、そ
の分圧抵抗の減少幅がプログラム回数が進むにつれて次
第に小さくなる。この結果、図10に示すごとく、電圧
値自体は漸増するが、そのステップアップ幅が漸減する
プログラム電圧が得られ、これが3回目〜10回目の書
き込みに用いられる。なお、本実施形態においても、第
1実施形態と同様に、当該ワード線に連なる全てのメモ
リセルのしきい値Vthが所定の書き込みレベルに達した
場合は、その時点で書き込み動作が終了する。
【0043】本実施形態のNAND型フラッシュメモリ
も、第1実施形態と同様な効果、即ち高速性と高精度化
の両立が容易であるといった利点を有する。
【0044】なお、上述した第1および第2の実施形態
では、NAND型フラッシュメモリを例としたが、これ
に限定されないことは言うまでもない。また、書き込み
電圧(プログラム電圧)のレベル制御を中心に書き込み
動作の説明を行ったが、本発明は、消去電圧のレベル制
御(及び消去動作)についても同様に適用される。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
不揮発性半導体記憶装置によれば、書き込み又は消去信
号の複数の電圧レベルを漸増させるレベル調整回路を有
することから、従来のプログラミング法と同様にしきい
値電圧の飽和を有効に防止でき、この結果、高速に書き
込み又は消去ができる。しかも、このレベル調整回路
は、電圧レベルをステップアップ幅が次第に小さくする
ように調整することから、例えば多値化されてしきい値
電圧の許容範囲が小さい場合であっても、この許容範囲
内へしきい値電圧を確実に収束させることができ、高精
度な書き込み又は消去が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るNAND型フラッシュ
メモリのメモリアレイの構成単位を示す回路図である。
【図2】図1の各メモリトランジスタの構造を示す断面
図である。
【図3】本発明の第1実施形態において、書き込みパル
スによる書き込み特性を例示するグラフである。
【図4】プログラムパルスのステップアップ幅推移を、
従来のISPP法(ステップアップ幅が一定)と比較し
て示す図である。
【図5】図5(a)は、同一ワード線に連なるメモリセ
ルのうち、4回目のパルス印加で所望のしきい値に達し
たメモリセルのしきい値推移をグラフ化したものであ
る。図5(b)は、図5(a)のしきい値の目標値への
到達点付近の拡大図である。
【図6】本発明の第1実施形態において、メモリアレイ
に併設された書き込み回路の要部構成例を示すブロック
図である。
【図7】本発明の第2実施形態において、メモリアレイ
に併設された書き込み回路の要部構成例を示すブロック
図である。
【図8】図7におけるレベル調整回路の具体的構成を示
す回路図である。
【図9】図9(a)は、図8のレベル調整回路において
ステップアップ幅を0.1Vずつ漸減させたときのプロ
グラム電圧と、それを実現する回路中の分圧抵抗値とを
示す表である。図9(b)は、従来のステップアッププ
ログラミング法で、プログラム電圧のステップアップ幅
が0.5Vと一定な場合のプログラム電圧と分圧抵抗値
を示す表である。
【図10】図9(a)の表にしたがって漸増するプログ
ラム電圧の推移を示すグラフである。
【図11】従来のISPP法においてプログラム信号を
構成するパルス列の電圧変化をグラフ化したものであ
る。
【図12】図11のパルス列の印加にともなうしきい値
の推移を示すグラフである。
【図13】従来のISPP法において、ステップアップ
電圧幅を変えたときのプログラム回数の相違を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…半導体基板、1a…チャネル形成領域、2…ソース
不純物領域、4…ドレイン不純物領域、6…フローティ
ングゲート、8…コントロールゲート、10…ゲート絶
縁膜、12…インターポリ絶縁膜、20…昇圧回路、3
0…パルス発生回路、40…パルス電圧調整回路(レベ
ル調整回路)、50…デコーダ、60…レベル調整回
路、70…比較回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電圧レベルを有する書き込み又は消
    去信号の制御電極への印加に応じて、制御電極下方の電
    荷蓄積層に対して電荷の授受が行われ、当該電荷蓄積層
    の蓄積電荷量に応じて情報を記憶する記憶素子を有する
    不揮発性半導体記憶装置であって、 前記書き込み又は消去信号を、その電圧レベルが所定の
    時間おきに漸増し、かつ当該電圧レベルの増加幅が次第
    に小さくなるように電圧レベルを制御をしながら出力す
    るレベル調整回路を有する不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記レベル調整回路は、前記電圧レベルの
    制御を所定の単位時間ごとに行う請求項1に記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記書き込み又は消去信号は、所定の単位
    時間ごとの複数のパルスから構成されている請求項1に
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記電圧レベルが変化するごとに、前記蓄
    積電荷量に応じて変化する前記記憶素子のしきい値電圧
    を検出し、当該しきい値電圧が所定レベルに達している
    か否かを検証する検証回路を更に有する請求項1に記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記検証回路は、前記検出および検証を前
    記所定の単位時間ごとに行う請求項4に記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記検証回路は、前記検出および検証を、
    メモリアレイを構成する所定のブロック内で前記記憶素
    子ごとに行う請求項4に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】前記検証回路が前記記憶素子のしきい値電
    圧が前記所定レベルに達したと判断したときに、これ以
    降の前記しきい値電圧の調整を禁止する書き込み禁止回
    路を更に有する請求項4に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
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